JPH0125793Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125793Y2 JPH0125793Y2 JP1982154443U JP15444382U JPH0125793Y2 JP H0125793 Y2 JPH0125793 Y2 JP H0125793Y2 JP 1982154443 U JP1982154443 U JP 1982154443U JP 15444382 U JP15444382 U JP 15444382U JP H0125793 Y2 JPH0125793 Y2 JP H0125793Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake material
- water
- draining
- synthetic
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鉄道車両用合成制輪子に関し、特に
耐雪水型の合成制輪子に関する。
耐雪水型の合成制輪子に関する。
鉄道車両の車輪踏面に合成ブレーキ材を圧接さ
せて車輪を制動する合成制輪子においては、降雪
又は降雨時等車輪踏面に雪、水が付着すると、こ
れら雪、水が水膜となり車輪踏面と合成ブレーキ
材との摩擦係数を低下させ、制輪子の制動能力と
して十分なものではなかつた。
せて車輪を制動する合成制輪子においては、降雪
又は降雨時等車輪踏面に雪、水が付着すると、こ
れら雪、水が水膜となり車輪踏面と合成ブレーキ
材との摩擦係数を低下させ、制輪子の制動能力と
して十分なものではなかつた。
これを解消する目的で従来より種々の工夫がな
されており、この従来例として例えば第1図A,
Bに示すものがある。これは、鉄道車両の車輪1
踏面に対向させた合成制輪子2の合成ブレーキ材
3内に車輪1の回転方向に適宜数水切用ブレーキ
材4を配設してある。この水切用ブレーキ材4は
前記合成ブレーキ材3よりも硬質の金属、非金属
等の粉粒体を熱硬化性樹脂で結合したものであ
る。
されており、この従来例として例えば第1図A,
Bに示すものがある。これは、鉄道車両の車輪1
踏面に対向させた合成制輪子2の合成ブレーキ材
3内に車輪1の回転方向に適宜数水切用ブレーキ
材4を配設してある。この水切用ブレーキ材4は
前記合成ブレーキ材3よりも硬質の金属、非金属
等の粉粒体を熱硬化性樹脂で結合したものであ
る。
そして、制動時に水切用ブレーキ材4により車
輪1踏面に付着した水、雪等を掻落すと共に硬質
の水切用ブレーキ材4表面と車輪1踏面との摩擦
熱により水、雪等を気化させ、降雪、降雨時の制
輪子の制動能力を高めていた。
輪1踏面に付着した水、雪等を掻落すと共に硬質
の水切用ブレーキ材4表面と車輪1踏面との摩擦
熱により水、雪等を気化させ、降雪、降雨時の制
輪子の制動能力を高めていた。
尚、5は合成ブレーキ材3の補強を目的として
平鋼板等で形成された裏金、6は合成制輪子をシ
ユーヘツド等に取付けるための取付部材である。
平鋼板等で形成された裏金、6は合成制輪子をシ
ユーヘツド等に取付けるための取付部材である。
しかしながら、このような従来の耐雪水型合成
制輪子においては、水切用ブレーキ材4が断面矩
形状であり水、雪等の掻落しを制動方向に対して
直角の稜部で行うため、第1図Aに示すようにそ
の掻落された水、雪等が合成ブレーキ材3と水切
用ブレーキ材4との接触面の稜部(図中A)から
逃げ難く、ここに留まりその一部が水切用ブレー
キ材4の表面に移動するので、水切用ブレーキ材
4表面と車輪1踏面との摩擦係数が低下し、制動
能力を低下させていた。しかも、合成ブレーキ材
3内に略垂直に埋設されているため、水切用ブレ
ーキ材4と合成ブレーキ材3との境界面に働く制
動時の力が大きく、その力、制動時の振動、摩擦
熱により、第1図A,Bに示すように、合成ブレ
ーキ材3と水切用ブレーキ材4との境界面に隙間
が生じて水切用ブレーキ材4が脱落したり、或い
はその隙間部分より合成ブレーキ材3の割れが発
生したり、またこの割れの発生により合成ブレー
キ材の一部が欠落するおそれがあつた。
制輪子においては、水切用ブレーキ材4が断面矩
形状であり水、雪等の掻落しを制動方向に対して
直角の稜部で行うため、第1図Aに示すようにそ
の掻落された水、雪等が合成ブレーキ材3と水切
用ブレーキ材4との接触面の稜部(図中A)から
逃げ難く、ここに留まりその一部が水切用ブレー
キ材4の表面に移動するので、水切用ブレーキ材
4表面と車輪1踏面との摩擦係数が低下し、制動
能力を低下させていた。しかも、合成ブレーキ材
3内に略垂直に埋設されているため、水切用ブレ
ーキ材4と合成ブレーキ材3との境界面に働く制
動時の力が大きく、その力、制動時の振動、摩擦
熱により、第1図A,Bに示すように、合成ブレ
ーキ材3と水切用ブレーキ材4との境界面に隙間
が生じて水切用ブレーキ材4が脱落したり、或い
はその隙間部分より合成ブレーキ材3の割れが発
生したり、またこの割れの発生により合成ブレー
キ材の一部が欠落するおそれがあつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目し、
これを解消する目的で為されたもので、水切用ブ
レーキ材の合成ブレーキ材との接触面のうち車輪
制動時に水切り側となる接触面をその中央部から
両側部に向かつて夫々車輪回転力方向に傾斜させ
て車輪から掻落された水、雪をその傾斜部に沿つ
て両側に流出させると共に、水切用ブレーキ材を
制動方向に対し所定の角度傾斜させて合成ブレー
キ材内に配設し水切用ブレーキ材に作用する力を
弱めるようにしたものである。
これを解消する目的で為されたもので、水切用ブ
レーキ材の合成ブレーキ材との接触面のうち車輪
制動時に水切り側となる接触面をその中央部から
両側部に向かつて夫々車輪回転力方向に傾斜させ
て車輪から掻落された水、雪をその傾斜部に沿つ
て両側に流出させると共に、水切用ブレーキ材を
制動方向に対し所定の角度傾斜させて合成ブレー
キ材内に配設し水切用ブレーキ材に作用する力を
弱めるようにしたものである。
以下、本考案を第2図A,B及び第3図A〜C
に示す一実施例に基づいて説明する。
に示す一実施例に基づいて説明する。
図において、鉄道車両の車輪11踏面に対向さ
せて耐雪水型合成制輪子12が設けられており、
この合成制輪子12は、補強を目的とした裏金1
3に固定された合成ブレーキ材14内に水切用ブ
レーキ材15を例えば対向させて2個埋設し、形
成されている。水切用ブレーキ材15は前記合成
ブレーキ材14よりも硬質の金属、非金属等の粉
粒体を熱硬化性樹脂と共に加熱・加圧成形したも
ので、第3図A〜Cに示すように、板状の素材の
中央部を成形時或いは成形前に弓形状に屈曲形成
すると共に、制動力が作用する合成ブレーキ材1
4との接触面15a及び15bを大端面に対して
θ1傾斜させてある。この傾斜角θ1としては30゜<
θ<80゜が良い。また、凹状の接触面15b側の
縁部端面15cをθ2傾斜させてあり、この傾斜角
としては100゜<θ2<160゜が良い。
せて耐雪水型合成制輪子12が設けられており、
この合成制輪子12は、補強を目的とした裏金1
3に固定された合成ブレーキ材14内に水切用ブ
レーキ材15を例えば対向させて2個埋設し、形
成されている。水切用ブレーキ材15は前記合成
ブレーキ材14よりも硬質の金属、非金属等の粉
粒体を熱硬化性樹脂と共に加熱・加圧成形したも
ので、第3図A〜Cに示すように、板状の素材の
中央部を成形時或いは成形前に弓形状に屈曲形成
すると共に、制動力が作用する合成ブレーキ材1
4との接触面15a及び15bを大端面に対して
θ1傾斜させてある。この傾斜角θ1としては30゜<
θ<80゜が良い。また、凹状の接触面15b側の
縁部端面15cをθ2傾斜させてあり、この傾斜角
としては100゜<θ2<160゜が良い。
かかる水切用ブレーキ材15は、第2図A,B
に示すように、その凸状の接触面15aを車輪1
の回転力方向に対向させると共に車輪11の半径
方向に対して直角にして合成ブレーキ材14内に
配設する。ここで、合成ブレーキ材14内に配設
された2個の水切用ブレーキ材15は凹状の接触
面15bを対向させてあるが、これは車輪11の
回転方向が車両の運転状態によつて逆転するの
で、その運転状態に応じて車輪11の踏面に付着
した水分等を掻落しかつその接触面15a上縁稜
部に沿つて掻落された水分等が水切用ブレーキ材
15の両側に流出し易いようにしたものである。
に示すように、その凸状の接触面15aを車輪1
の回転力方向に対向させると共に車輪11の半径
方向に対して直角にして合成ブレーキ材14内に
配設する。ここで、合成ブレーキ材14内に配設
された2個の水切用ブレーキ材15は凹状の接触
面15bを対向させてあるが、これは車輪11の
回転方向が車両の運転状態によつて逆転するの
で、その運転状態に応じて車輪11の踏面に付着
した水分等を掻落しかつその接触面15a上縁稜
部に沿つて掻落された水分等が水切用ブレーキ材
15の両側に流出し易いようにしたものである。
かかる合成制輪子によれば、車輪11の制動時
に、車輪11に付着した水、雪を、水切用ブレー
キ材15の接触面15a側稜部で掻落しかつその
稜部に沿つて水切用ブレーキ材15の両側に流出
させることができるので、その水、雪等が水切用
ブレーキ材15の表面に流入することなくそれら
の摩擦係数の低下を防止でき、これにより制動能
力の低下を防止できる。
に、車輪11に付着した水、雪を、水切用ブレー
キ材15の接触面15a側稜部で掻落しかつその
稜部に沿つて水切用ブレーキ材15の両側に流出
させることができるので、その水、雪等が水切用
ブレーキ材15の表面に流入することなくそれら
の摩擦係数の低下を防止でき、これにより制動能
力の低下を防止できる。
しかも、水切用ブレーキ材15の接触面15a
を車輪11の半径方向に対して傾斜させてあるの
で、制動時における合成ブレーキ材14と水切用
ブレーキ材15との境界面に作用する力が弱めら
れ、それらの接触面の隙間が発生しにくくなり、
水切用ブレーキ材15の脱落を防止できる。
を車輪11の半径方向に対して傾斜させてあるの
で、制動時における合成ブレーキ材14と水切用
ブレーキ材15との境界面に作用する力が弱めら
れ、それらの接触面の隙間が発生しにくくなり、
水切用ブレーキ材15の脱落を防止できる。
本考案は、以上説明したように、車輪踏面に付
着した水、雪等を、合成ブレーキ材内に配設され
た水切用ブレーキ材の稜部で掻落してその稜部に
沿つて合成制輪子の両側部に排出するようにした
ので、水切用ブレーキ材の表面に水、雪等が侵入
するのを防止して摩擦係数の低下を防止でき、も
つて制動能力の低下を防止できる。また、水切用
ブレーキ材と合成ブレーキ材との接触面を制動方
向に対し傾斜させたので、制動時における両者の
接触面に作用する力を弱められ、もつてそれらの
接触面における隙間の発生を防止でき、水切用ブ
レーキ材の脱落を防止できる。
着した水、雪等を、合成ブレーキ材内に配設され
た水切用ブレーキ材の稜部で掻落してその稜部に
沿つて合成制輪子の両側部に排出するようにした
ので、水切用ブレーキ材の表面に水、雪等が侵入
するのを防止して摩擦係数の低下を防止でき、も
つて制動能力の低下を防止できる。また、水切用
ブレーキ材と合成ブレーキ材との接触面を制動方
向に対し傾斜させたので、制動時における両者の
接触面に作用する力を弱められ、もつてそれらの
接触面における隙間の発生を防止でき、水切用ブ
レーキ材の脱落を防止できる。
第1図A,Bは従来の合成制輪子を示し、Aは
平面図、BはAの−矢視図、第2図A,Bは
本考案の一実施例を示し、Aは平面図、Bは正面
図、第3図A〜Cは水切用ブレーキ材を示し、A
は平面図、Bは正面図、Cは側面図である。 11……車輪、12……耐雪水型合成制輪子、
14……合成ブレーキ材、15……水切用ブレー
キ材、15a……接触面。
平面図、BはAの−矢視図、第2図A,Bは
本考案の一実施例を示し、Aは平面図、Bは正面
図、第3図A〜Cは水切用ブレーキ材を示し、A
は平面図、Bは正面図、Cは側面図である。 11……車輪、12……耐雪水型合成制輪子、
14……合成ブレーキ材、15……水切用ブレー
キ材、15a……接触面。
Claims (1)
- 補強を目的とした裏金に固定された合成ブレー
キ材と、該合成ブレーキ材内に配設され鉄道車両
の車輪踏面に付着する雪、水を除く水切用ブレー
キ材と、からなり、車輪踏面と接触して車輪の制
動を行う鉄道車両用耐雪水型合成制輪子におい
て、前記水切用ブレーキ材の合成ブレーキ材との
接触面のうち車輪制動時に水切り側となる接触面
をその中央部から両側部に向かつて夫々車輪回転
力方向に傾斜する形状に形成すると共に、前記水
切用ブレーキ材を制動方向に対し所定の角度傾斜
させて合成ブレーキ材内に配設したことを特徴と
する鉄道車両用耐雪水型合成制輪子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444382U JPS5958676U (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 鉄道車両用耐雪水型合成制輪子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444382U JPS5958676U (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 鉄道車両用耐雪水型合成制輪子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5958676U JPS5958676U (ja) | 1984-04-17 |
| JPH0125793Y2 true JPH0125793Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=30341396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15444382U Granted JPS5958676U (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 鉄道車両用耐雪水型合成制輪子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5958676U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6214517B2 (ja) * | 2014-12-19 | 2017-10-18 | 上田ブレーキ株式会社 | 鉄道車両用制輪子 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833402U (ja) * | 1971-08-26 | 1973-04-23 | ||
| JPS554973A (en) * | 1978-06-26 | 1980-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | Lateral injection type transistor |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP15444382U patent/JPS5958676U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5958676U (ja) | 1984-04-17 |
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