JPH01264917A - 不浸透性炭素材の製造方法 - Google Patents
不浸透性炭素材の製造方法Info
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- JPH01264917A JPH01264917A JP63092532A JP9253288A JPH01264917A JP H01264917 A JPH01264917 A JP H01264917A JP 63092532 A JP63092532 A JP 63092532A JP 9253288 A JP9253288 A JP 9253288A JP H01264917 A JPH01264917 A JP H01264917A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/71—Ceramic products containing macroscopic reinforcing agents
- C04B35/78—Ceramic products containing macroscopic reinforcing agents containing non-metallic materials
- C04B35/80—Fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like
- C04B35/83—Carbon fibres in a carbon matrix
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、熱伝導性、電気伝導性及び耐薬品性に優れ
ると共に、高い機械的強度を備えたガス不浸透性炭素材
の製造方法に関するものである。
ると共に、高い機械的強度を備えたガス不浸透性炭素材
の製造方法に関するものである。
〈従来技術とその課題〉
近年、軽量である上、寸法安定性、耐熱性、電気伝導性
、熱伝導性並びに耐薬品性に優れた素材として炭素成形
材が注目されるようになり、半導体製造の治工具、原子
炉材或いは電極等、多方面の分野においてその利用が推
進されている。
、熱伝導性並びに耐薬品性に優れた素材として炭素成形
材が注目されるようになり、半導体製造の治工具、原子
炉材或いは電極等、多方面の分野においてその利用が推
進されている。
中でも、特に“ガス不浸透性炭素材”は、ガスの透過遮
断物性のほか、低電気抵抗や良好な耐薬品性を示すこと
から、“リン酸型燃料電池の分離板”としての適用が注
目を集めている。なぜなら、リン酸型燃料電池の分離板
は、燃料として供給される水素と燃料用の空気との仕切
りの役目を果たすものであることから両者の混和を防止
する機能が必要であり、また、発生した電気や熱の良導
体であることや、更には約200℃のリン酸に対する優
れた耐触性が要求されていたが、ガス不浸透性炭素材の
有する物性はこれらの要求特性に極めて近いものだった
からである。
断物性のほか、低電気抵抗や良好な耐薬品性を示すこと
から、“リン酸型燃料電池の分離板”としての適用が注
目を集めている。なぜなら、リン酸型燃料電池の分離板
は、燃料として供給される水素と燃料用の空気との仕切
りの役目を果たすものであることから両者の混和を防止
する機能が必要であり、また、発生した電気や熱の良導
体であることや、更には約200℃のリン酸に対する優
れた耐触性が要求されていたが、ガス不浸透性炭素材の
有する物性はこれらの要求特性に極めて近いものだった
からである。
それ故、これまでにも“リン酸型燃料電池の分離板”等
としても十分に満足できる特性を備えたガス不浸透性炭
素材を実現すべく様々な提案がなされてきた。
としても十分に満足できる特性を備えたガス不浸透性炭
素材を実現すべく様々な提案がなされてきた。
例えば、特公昭56−22836号公報には、硬化し得
る樹脂(熱硬化性樹脂)と硬化フェノール樹脂繊維との
混和物を成形・硬化した後、これを800℃以上の温度
で焼成して成る炭素材が示されている。ところが、該公
報に示された炭素材は、無定形炭素質であるので黒鉛質
の炭素材に比べ電気や熱の伝導性や耐リン酸性に劣ると
いう問題点に加えて、機械加工性(例えばリブ付の分離
板に加工する場合の溝の加工性)の点で十分に満足でき
るものではなかった。
る樹脂(熱硬化性樹脂)と硬化フェノール樹脂繊維との
混和物を成形・硬化した後、これを800℃以上の温度
で焼成して成る炭素材が示されている。ところが、該公
報に示された炭素材は、無定形炭素質であるので黒鉛質
の炭素材に比べ電気や熱の伝導性や耐リン酸性に劣ると
いう問題点に加えて、機械加工性(例えばリブ付の分離
板に加工する場合の溝の加工性)の点で十分に満足でき
るものではなかった。
そこで、上記の電気伝導性、熱伝導性、耐リン酸性並び
に機械加工性を改善した炭素材として、熱硬化性樹脂に
黒鉛粉を混合した原料を焼成したものが提案された(特
開昭57−72273号、特開昭59−195514号
、特開昭59−232906号等)。
に機械加工性を改善した炭素材として、熱硬化性樹脂に
黒鉛粉を混合した原料を焼成したものが提案された(特
開昭57−72273号、特開昭59−195514号
、特開昭59−232906号等)。
しかしながら、これらの炭素材は、無定形炭素質(所謂
“グラッシーカーボン質”)のマトリックス中に電気や
熱の良導体でかつ耐リン酸性や機械加工性の良好な黒鉛
質粉末が分散したものであることから、確かに無定形炭
素質単独の場合に比べて電気伝導性、熱伝導性、耐リン
酸性及び機械加工性に優れた特性を有してはいたが、一
方で、熱硬化性樹脂を原料とした上記炭素材は、その炭
化焼成過程において「熱硬化性樹脂が著しく収縮するの
に対して黒鉛は全く収縮せず、そのため収縮率の差に起
因して両者の界面に亀裂が発生するのを防止できない」
との問題を抱えるものであり、従ってガス不浸透性に対
する信頼性が乏しいのを否めなかった。
“グラッシーカーボン質”)のマトリックス中に電気や
熱の良導体でかつ耐リン酸性や機械加工性の良好な黒鉛
質粉末が分散したものであることから、確かに無定形炭
素質単独の場合に比べて電気伝導性、熱伝導性、耐リン
酸性及び機械加工性に優れた特性を有してはいたが、一
方で、熱硬化性樹脂を原料とした上記炭素材は、その炭
化焼成過程において「熱硬化性樹脂が著しく収縮するの
に対して黒鉛は全く収縮せず、そのため収縮率の差に起
因して両者の界面に亀裂が発生するのを防止できない」
との問題を抱えるものであり、従ってガス不浸透性に対
する信頼性が乏しいのを否めなかった。
〈課題を解決するための手段〉
本発明者等は、上述のような観点から、ガス遮断性に優
れることは勿論、申し分のない電気伝導性、熱伝導性、
耐リン酸性並びに機械加工性を備え、リン酸型燃料電池
の分離板に適用しても十分に満足できる不浸透性炭素材
を提供すべく研究を行ったところ、[易黒鉛化物質であ
るメソフェーズ小球体やメソフェーズ粉は、その炭化焼
成の過程で収縮する」点に強い関心が向くこととなり、
「炭化焼成の過程で著しい収縮を見せる熱硬化性樹脂に
メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉を混合した場合
には、該メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉が熱硬
化性樹脂と同じく炭化焼成の際に収縮することから、マ
トリックスの熱硬化性樹脂との界面に収縮率差に基づく
亀裂の生成が抑制されるはずである」との推測の下に、
熱硬化性樹脂とメソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉
との混合物を出発物質とする炭素材について更に研究を
重ねた結果、[該混合物を炭化焼成したものは、“メソ
フェーズ小球体又はメソフェーズ粉由来の炭化物”と“
熱硬化性物質由来の炭化物”の両者の界面に亀裂が認め
られず、不浸透性に優れた炭素材となっている上、電気
伝導性、熱伝導性。
れることは勿論、申し分のない電気伝導性、熱伝導性、
耐リン酸性並びに機械加工性を備え、リン酸型燃料電池
の分離板に適用しても十分に満足できる不浸透性炭素材
を提供すべく研究を行ったところ、[易黒鉛化物質であ
るメソフェーズ小球体やメソフェーズ粉は、その炭化焼
成の過程で収縮する」点に強い関心が向くこととなり、
「炭化焼成の過程で著しい収縮を見せる熱硬化性樹脂に
メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉を混合した場合
には、該メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉が熱硬
化性樹脂と同じく炭化焼成の際に収縮することから、マ
トリックスの熱硬化性樹脂との界面に収縮率差に基づく
亀裂の生成が抑制されるはずである」との推測の下に、
熱硬化性樹脂とメソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉
との混合物を出発物質とする炭素材について更に研究を
重ねた結果、[該混合物を炭化焼成したものは、“メソ
フェーズ小球体又はメソフェーズ粉由来の炭化物”と“
熱硬化性物質由来の炭化物”の両者の界面に亀裂が認め
られず、不浸透性に優れた炭素材となっている上、電気
伝導性、熱伝導性。
耐リン酸性並びに機械加工性の面でも十分に満足できる
ものであり、更に、これに熱硬化性樹脂と同程度の炭化
収縮率を有する不融化繊維を混合すると、上記好ましい
特性がそのまま維持された上で機械的強度が一段と向上
するようになる」との知見を得るに至ったのである。
ものであり、更に、これに熱硬化性樹脂と同程度の炭化
収縮率を有する不融化繊維を混合すると、上記好ましい
特性がそのまま維持された上で機械的強度が一段と向上
するようになる」との知見を得るに至ったのである。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、
「メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉:5〜70M
量%、熱硬化性梼脂:10〜60重量%及び不融化繊維
:3〜60重量%の混合物を成形した後、その成形物を
非酸化性雰囲気下で焼成することにより、優れたガス遮
蔽性、電気伝導性、熱伝導性、耐リン酸性並びに機械加
工性を兼備し、しかも高い強度を示す不浸透性炭素材を
安定製造し得るようにした点」を特徴としている。
「メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉:5〜70M
量%、熱硬化性梼脂:10〜60重量%及び不融化繊維
:3〜60重量%の混合物を成形した後、その成形物を
非酸化性雰囲気下で焼成することにより、優れたガス遮
蔽性、電気伝導性、熱伝導性、耐リン酸性並びに機械加
工性を兼備し、しかも高い強度を示す不浸透性炭素材を
安定製造し得るようにした点」を特徴としている。
本発明において対象とする熱硬化性樹脂は、炭化焼成す
ることによって炭化物を与えることができる樹脂であり
、例えばフェノール樹脂、フラン樹脂、キシレン樹脂、
エポキシ樹脂等を挙げることができるが、炭化収率の高
いフェノール樹脂やフラン樹脂が好ましく、できれば5
0重量%以上の炭化収率のものを選ぶのが良い。このよ
うな樹脂が出発原料であれば、十分に優れた不浸透性の
炭素材が得られる。
ることによって炭化物を与えることができる樹脂であり
、例えばフェノール樹脂、フラン樹脂、キシレン樹脂、
エポキシ樹脂等を挙げることができるが、炭化収率の高
いフェノール樹脂やフラン樹脂が好ましく、できれば5
0重量%以上の炭化収率のものを選ぶのが良い。このよ
うな樹脂が出発原料であれば、十分に優れた不浸透性の
炭素材が得られる。
また、メソフェーズ粉は、石油系或いは石炭系等の何れ
のピッチから製造したものでも良い。ただ、耐リン酸腐
食性や電池反応の安定性の面から不純物の少ない炭素材
が要求されるので、石炭系メソフェーズ粉の場合にはメ
ソフェーズ製造川原料は精製しておいた方が好ましい。
のピッチから製造したものでも良い。ただ、耐リン酸腐
食性や電池反応の安定性の面から不純物の少ない炭素材
が要求されるので、石炭系メソフェーズ粉の場合にはメ
ソフェーズ製造川原料は精製しておいた方が好ましい。
通常、石油系または石炭系の重質油或いはピッチを35
0〜500℃で熱処理すると、熱処理の初期には球晶と
称する光学的に異方性の球体がピンチの母相中に生成し
、更に熱処理を続けて行くと球晶が合体・成長を繰り返
してピッチ全体が光学的に異方性の物質、所謂“バルク
メソフェーズ”となる。上記の球晶やバルクメソフェー
ズは、熱処理条件によっても異なるが、−船釣には軟化
点を示さない。つまり、不融性というコークス的な性質
がある反面、揮発分を数重量%含有するというピッチ的
な性質をも併せ持つ炭素前駆体である。
0〜500℃で熱処理すると、熱処理の初期には球晶と
称する光学的に異方性の球体がピンチの母相中に生成し
、更に熱処理を続けて行くと球晶が合体・成長を繰り返
してピッチ全体が光学的に異方性の物質、所謂“バルク
メソフェーズ”となる。上記の球晶やバルクメソフェー
ズは、熱処理条件によっても異なるが、−船釣には軟化
点を示さない。つまり、不融性というコークス的な性質
がある反面、揮発分を数重量%含有するというピッチ的
な性質をも併せ持つ炭素前駆体である。
本発明で対象とするメソフェーズ小球体とは前記“球晶
゛であり、メソフェーズ粉とは前記“バルクメソフェー
ズを粉砕したちの”である。
゛であり、メソフェーズ粉とは前記“バルクメソフェー
ズを粉砕したちの”である。
そして、例えば「炭素含有率が92重量%以上であり、
900℃までの揮発分が7〜20重量%。
900℃までの揮発分が7〜20重量%。
500℃まで加熱した時の線収縮率が1%以上で、その
平均粒子径が40μm以下のメソフェーズ小球体」或い
は「上記メソフェーズ小球体と同一の性状を有するバル
クメソフェーズを平均粒径4゜μm以下に粉砕したメソ
フェーズ粉」が好ましい対象となる。
平均粒子径が40μm以下のメソフェーズ小球体」或い
は「上記メソフェーズ小球体と同一の性状を有するバル
クメソフェーズを平均粒径4゜μm以下に粉砕したメソ
フェーズ粉」が好ましい対象となる。
ここで、炭素含有率が92%未満の場合は、炭素以外の
元素が焼成過程で分解・ガス化して重量減少量が増加す
ると共に、炭素以外の原子が黒鉛化性を阻害し、熱伝導
性、電気伝導性、耐リン酸性が向上しない恐れがある。
元素が焼成過程で分解・ガス化して重量減少量が増加す
ると共に、炭素以外の原子が黒鉛化性を阻害し、熱伝導
性、電気伝導性、耐リン酸性が向上しない恐れがある。
また、900℃までの揮発分が7重量%未満であると焼
成過程でマトリックスの熱硬化性樹脂との濡れ性が悪く
、メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉とマトリック
スとの界面に隙間(クランク)が発生し不浸透性の低下
を招く恐れがあり、一方、13重量%を超えると、メソ
フェーズ小球体又はメソフェーズ粉内部から多量に発生
する揮発分により発泡乃至は多孔体となって不浸透性が
低下する点が懸念されるようになる。
成過程でマトリックスの熱硬化性樹脂との濡れ性が悪く
、メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉とマトリック
スとの界面に隙間(クランク)が発生し不浸透性の低下
を招く恐れがあり、一方、13重量%を超えると、メソ
フェーズ小球体又はメソフェーズ粉内部から多量に発生
する揮発分により発泡乃至は多孔体となって不浸透性が
低下する点が懸念されるようになる。
そして、500“Cまでに加熱した時の線収縮率とは、
メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉単独を2t/c
II1以上の圧力で加圧成形し、得られた成形体から試
片を採取して測定した値である。この線収縮率が1%未
満の場合には、炭化・焼成後のメソフェーズ小球体或い
はメソフェーズ粉由来の炭素粒子と熱硬化性樹脂由来の
マトリックス炭素との界面に隙間が発生し不浸透性が低
下しがちとなるので好ましくない。
メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉単独を2t/c
II1以上の圧力で加圧成形し、得られた成形体から試
片を採取して測定した値である。この線収縮率が1%未
満の場合には、炭化・焼成後のメソフェーズ小球体或い
はメソフェーズ粉由来の炭素粒子と熱硬化性樹脂由来の
マトリックス炭素との界面に隙間が発生し不浸透性が低
下しがちとなるので好ましくない。
本発明が対象とする不融化繊維は、石油系及び石炭系の
ピッチ繊維、ポリアクリロニトリル(PAN)繊維、セ
ルロース繊維、フェノール樹脂繊維等の有機繊維を不融
化処理した繊維である。不融化処理の方法としては、有
機繊維の種類によっても異なるが、通常、200〜40
0℃の温度で空気酸化させる方法が採用される。
ピッチ繊維、ポリアクリロニトリル(PAN)繊維、セ
ルロース繊維、フェノール樹脂繊維等の有機繊維を不融
化処理した繊維である。不融化処理の方法としては、有
機繊維の種類によっても異なるが、通常、200〜40
0℃の温度で空気酸化させる方法が採用される。
なお、これらの不融化繊維は、長さ0.5〜10鶴の短
繊維、不織布、マット クロス等の何れの形態であって
も差し支えない。
繊維、不織布、マット クロス等の何れの形態であって
も差し支えない。
次に、かかる性状を有するメソフェーズ小球体又はメソ
フェーズ粉、熱硬化性樹脂、及び不融化繊維を用いた不
浸透性炭素材の製造条件について説明する。
フェーズ粉、熱硬化性樹脂、及び不融化繊維を用いた不
浸透性炭素材の製造条件について説明する。
メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉は、熱硬化性樹
脂及び不融化繊維との混合物に対して5〜70重量%の
範囲の割合になるように配合される。この配合割合が5
重量%未満の場合には、メソフェーズ小球体又はメソフ
ェーズ粉の配合効果が得られず、熱伝導性、電気伝導性
、耐リン酸性並びに機械加工性が低下する。一方、70
重量%を超えて配合すると、メソフェーズ小球体又はメ
ソフェーズ粉の表面積が増えて、熱硬化性樹脂により均
一にメソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉を結着でき
なくなって強度低下を招く。
脂及び不融化繊維との混合物に対して5〜70重量%の
範囲の割合になるように配合される。この配合割合が5
重量%未満の場合には、メソフェーズ小球体又はメソフ
ェーズ粉の配合効果が得られず、熱伝導性、電気伝導性
、耐リン酸性並びに機械加工性が低下する。一方、70
重量%を超えて配合すると、メソフェーズ小球体又はメ
ソフェーズ粉の表面積が増えて、熱硬化性樹脂により均
一にメソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉を結着でき
なくなって強度低下を招く。
また、不融化繊維は、メソフェーズ小球体又はメソフェ
ーズ粉と熱硬化性樹脂との混合物に対して3〜60重量
%の範囲となるように配合される。
ーズ粉と熱硬化性樹脂との混合物に対して3〜60重量
%の範囲となるように配合される。
なぜなら、この配合割合が3重量%未満の場合には不融
化繊維の配合効果が得られないので十分な強度を確保で
きず、一方、60重量%を超えて配合すると、メソフェ
ーズ小球体又はメソフェーズ粉の配合割合にもよるが、
不融化繊維の表面積が増大して熱硬化性樹脂により均一
に不融化繊維を結着できなくなって、やはり強度低下を
招く。
化繊維の配合効果が得られないので十分な強度を確保で
きず、一方、60重量%を超えて配合すると、メソフェ
ーズ小球体又はメソフェーズ粉の配合割合にもよるが、
不融化繊維の表面積が増大して熱硬化性樹脂により均一
に不融化繊維を結着できなくなって、やはり強度低下を
招く。
上記素材原料から不浸透性炭素材を製造するには、まず
、前述の如くに配合した素材原料混合物を金型に仕込み
、通常は130〜200℃の温度下で5〜150 kg
/cm”の圧力を負荷して加圧成形する。次いで、この
成形体を必要に応じて130〜200℃で10〜30時
間加熱することによって“後硬化”させる。後硬化した
成形体は、非酸化性雰囲気(例えばN2ガスや計ガスの
流通下)で昇温速度二0.5〜50℃/hrにて少なく
とも800℃まで炭化焼成し、必要に応じて更に黒鉛化
して不浸透性炭素材とされる。
、前述の如くに配合した素材原料混合物を金型に仕込み
、通常は130〜200℃の温度下で5〜150 kg
/cm”の圧力を負荷して加圧成形する。次いで、この
成形体を必要に応じて130〜200℃で10〜30時
間加熱することによって“後硬化”させる。後硬化した
成形体は、非酸化性雰囲気(例えばN2ガスや計ガスの
流通下)で昇温速度二0.5〜50℃/hrにて少なく
とも800℃まで炭化焼成し、必要に応じて更に黒鉛化
して不浸透性炭素材とされる。
以下、実施例によってこの発明を更に具体的に説明する
。
。
〈実施例〉
実施例 1
炭素含有率: 93.3重量%、900℃までの揮発分
: 10.3重量%、500℃までの線収縮率が3%で
平均粒子径が15μmのメソフェーズ粉、 1000°
Cにおける炭化収率が52重四%のフェノール・ノボラ
ック樹脂粉末、及びPANの不融化短繊維(長さ111
)を第1表に示す配合割合で混合した後(第1表ではメ
ソフェーズ粉と不融化繊維の配合割合のみを示したが、
残部は配合熱硬化性樹脂である)、lmX1mの平面積
を持つ金型に仕込み、温度:180℃、圧カニ 80
kg/cm2で30分間加熱・加圧成形して厚さl m
mの成形体を得、次いでこの成形体を20時間かけて2
00℃まで昇温してから、200℃で20時間保持して
“後硬化”させた。
: 10.3重量%、500℃までの線収縮率が3%で
平均粒子径が15μmのメソフェーズ粉、 1000°
Cにおける炭化収率が52重四%のフェノール・ノボラ
ック樹脂粉末、及びPANの不融化短繊維(長さ111
)を第1表に示す配合割合で混合した後(第1表ではメ
ソフェーズ粉と不融化繊維の配合割合のみを示したが、
残部は配合熱硬化性樹脂である)、lmX1mの平面積
を持つ金型に仕込み、温度:180℃、圧カニ 80
kg/cm2で30分間加熱・加圧成形して厚さl m
mの成形体を得、次いでこの成形体を20時間かけて2
00℃まで昇温してから、200℃で20時間保持して
“後硬化”させた。
次に、後硬化させた成形体を“粉コークスを詰めた容器
”内にて 4℃/hrの速度で1000℃まで昇温しで
炭化した後、アルゴン雰囲気中で4℃/minの速度で
2500°Cまで昇温し、厚さ0.8鶴の黒鉛化物を得
た。
”内にて 4℃/hrの速度で1000℃まで昇温しで
炭化した後、アルゴン雰囲気中で4℃/minの速度で
2500°Cまで昇温し、厚さ0.8鶴の黒鉛化物を得
た。
得られた黒鉛化物の物性を測定したが、この結果を第1
表に示す。
表に示す。
なお、第1表における「通気度」は、差圧1 kg/c
m2のN2ガスの通過量を室温にて測定することによっ
て求めた。
m2のN2ガスの通過量を室温にて測定することによっ
て求めた。
また、「耐リン酸性」は、200℃の100%リン酸液
に1000時間浸漬した後の初期重量に対する重量減量
率である。
に1000時間浸漬した後の初期重量に対する重量減量
率である。
機械加工性は、直径200mm、J!J−さ2鶴のダイ
ヤモンドブレードを243Orpmの速度で回転し、黒
鉛化物を111m1nの送り速度で移動させて切断加工
を行い、このときの黒鉛化物のワレ発生の有無から判定
した。
ヤモンドブレードを243Orpmの速度で回転し、黒
鉛化物を111m1nの送り速度で移動させて切断加工
を行い、このときの黒鉛化物のワレ発生の有無から判定
した。
実施例 2
炭素含有率: 92.8重量%、900℃までの揮発分
712.0重量%、500゛cまでの線収縮率が5%で
、平均粒子径が30μmのメソフェーズ小球体をメソフ
ェーズ粉の代わりに用い、硬化フェノール樹脂繊維の1
011長のチョップをPAN不融化繊維の代わりに用い
た以外は、実施例1と全く同じ方法で黒鉛化物を得た。
712.0重量%、500゛cまでの線収縮率が5%で
、平均粒子径が30μmのメソフェーズ小球体をメソフ
ェーズ粉の代わりに用い、硬化フェノール樹脂繊維の1
011長のチョップをPAN不融化繊維の代わりに用い
た以外は、実施例1と全く同じ方法で黒鉛化物を得た。
得られた黒鉛化物の物性を測定し、その結果を同じく第
1表に示す。
1表に示す。
実施例 3
炭素含有率: 93.3重量%、900℃までの揮発分
:9.8重量%、500’Cまでの線収縮率が2%で平
均粒子径が30μmのメソフェーズ粉:50重量部に、
フェノール・ノゾール樹脂液:25重量部とLoamの
長さのピンチ繊維の不融化繊維:25重量部を混練した
後、80℃で10分間乾燥した。
:9.8重量%、500’Cまでの線収縮率が2%で平
均粒子径が30μmのメソフェーズ粉:50重量部に、
フェノール・ノゾール樹脂液:25重量部とLoamの
長さのピンチ繊維の不融化繊維:25重量部を混練した
後、80℃で10分間乾燥した。
そして、このようにして得られた乾燥粉末を出発混合物
とした以外は、実施例1と同じ方法で黒鉛化物を製造し
た。
とした以外は、実施例1と同じ方法で黒鉛化物を製造し
た。
得られた黒鉛化物の物性を測定し、その結果を同じく第
1表に示す。
1表に示す。
比較例 1
固定炭素: 97.0重量%、灰分:2重量%、揮発分
:1重量%で、平均粒径:10μmの天然黒鉛をメソフ
ェーズ粉の代わりに用いた以外は、実施例1と全く同じ
方法で黒鉛化物を製造した。
:1重量%で、平均粒径:10μmの天然黒鉛をメソフ
ェーズ粉の代わりに用いた以外は、実施例1と全く同じ
方法で黒鉛化物を製造した。
得られた黒鉛化物の物性を測定し、その結果を同じく第
1表に示す。
1表に示す。
比較例 2
実施例1で用いたのと同一の原料を用い、配合割合のみ
を変えて、実施例1と同じ方法で黒鉛化物を製造した。
を変えて、実施例1と同じ方法で黒鉛化物を製造した。
得られた黒鉛化物の物性を測定し、その結果を同じく第
1表に示す。
1表に示す。
比較例 3
フェノール・ノボラック樹脂:50重量部と、硬化フェ
ノール樹脂繊維〔カイノール11010 :群栄化学に
、に、の商品名〕の10mm長のチヨ・7プ:50重量
部とを混合した後、実施例1と同じ方法で成形し、後硬
化し、炭化し、更に黒鉛化した。
ノール樹脂繊維〔カイノール11010 :群栄化学に
、に、の商品名〕の10mm長のチヨ・7プ:50重量
部とを混合した後、実施例1と同じ方法で成形し、後硬
化し、炭化し、更に黒鉛化した。
得られた黒鉛化物の物性を測定し、その結果を同しく第
1表に示す。
1表に示す。
なお、得られた1000°C焼成品、2500℃焼成品
とも機械加工は非常に困難であった。
とも機械加工は非常に困難であった。
〈効果の総括〉
以上に説明した如く、この発明によれば、ガス遮蔽性、
電気伝導性、熱伝導性、耐リン酸性1強度並びに機械加
工性が共に優れ、リン酸型燃料電池の分離板に適用した
としても十分に満足できる不浸透性炭素材を提供できる
など、産業上有用な効果がもたらされる。
電気伝導性、熱伝導性、耐リン酸性1強度並びに機械加
工性が共に優れ、リン酸型燃料電池の分離板に適用した
としても十分に満足できる不浸透性炭素材を提供できる
など、産業上有用な効果がもたらされる。
Claims (1)
- メソフェーズ小球体又はメソフェーズ粉:5〜70重量
%、熱硬化性樹脂:10〜60重量%及び不融化繊維:
3〜60重量%の混合物を成形した後、その成形物を非
酸化性雰囲気下で焼成することを特徴とする、不浸透性
炭素材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63092532A JPH01264917A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 不浸透性炭素材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63092532A JPH01264917A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 不浸透性炭素材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01264917A true JPH01264917A (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=14056970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63092532A Pending JPH01264917A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 不浸透性炭素材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01264917A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010534306A (ja) * | 2007-07-24 | 2010-11-04 | シエツフレル コマンディートゲゼルシャフト | 複数個の転動体を収容する、アンチフリクションベアリングのためのグラファイトから成るケージを製造する方法 |
-
1988
- 1988-04-14 JP JP63092532A patent/JPH01264917A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010534306A (ja) * | 2007-07-24 | 2010-11-04 | シエツフレル コマンディートゲゼルシャフト | 複数個の転動体を収容する、アンチフリクションベアリングのためのグラファイトから成るケージを製造する方法 |
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