JPH0126521B2 - - Google Patents
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- JPH0126521B2 JPH0126521B2 JP58186414A JP18641483A JPH0126521B2 JP H0126521 B2 JPH0126521 B2 JP H0126521B2 JP 58186414 A JP58186414 A JP 58186414A JP 18641483 A JP18641483 A JP 18641483A JP H0126521 B2 JPH0126521 B2 JP H0126521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance value
- resistance
- electrode
- resistive layer
- laser beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は膜抵抗器の抵抗値調整方法に係り、
更に詳しく言えば、ガラス又はセラミツクなどの
絶縁基板上に金属蒸着膜等によつて形成された微
小抵抗ネツトワーク素子の抵抗値調整方法に関す
るものである。
更に詳しく言えば、ガラス又はセラミツクなどの
絶縁基板上に金属蒸着膜等によつて形成された微
小抵抗ネツトワーク素子の抵抗値調整方法に関す
るものである。
金属系の膜抵抗器は周囲温度の変化等に対して
抵抗値の安定度が良く、経年変化も小さいので、
電子機器などの重要な回路の抵抗素子として従来
から使用されている。これらの膜抵抗器のうち抵
抗値合わせを必要とするものに対してはレーザ加
工機などによつてトリミングが施される。
抵抗値の安定度が良く、経年変化も小さいので、
電子機器などの重要な回路の抵抗素子として従来
から使用されている。これらの膜抵抗器のうち抵
抗値合わせを必要とするものに対してはレーザ加
工機などによつてトリミングが施される。
第1図にはレーザ加工機によつてトリミングさ
れた膜抵抗器の従来例が示されている。同図を参
照すると、上記膜抵抗器1は、絶縁基板2上に形
成された金属蒸着膜からなる抵抗素子3と、その
両端部に同様に金属蒸着膜で形成された抵抗値の
小さい1対の電極4,4とを有している。上記抵
抗素子3には図示しないレーザ加工機によつてト
リミングされた例えば3個の切り込み5,6,7
等が形成されている。上記電極4,4には図示し
ないリード線がボンデイングされており、上記抵
抗素子3の抵抗値は、上記リード線に接続される
図示しない外部機器等によつて読み取られるよう
になつている。上記各切り込み5ないし7は抵抗
素子3の抵抗値を高めるためのものであり、一般
には、同図に示されているように両電極4,4を
結ぶ電流路に対して直角方向となるように施され
る。この場合、その位置と幅、長さ等はレーザ加
工機で正確に制御され、抵抗素子3の抵抗値を所
定の値に対して精密に合わせることができるよう
になつている。
れた膜抵抗器の従来例が示されている。同図を参
照すると、上記膜抵抗器1は、絶縁基板2上に形
成された金属蒸着膜からなる抵抗素子3と、その
両端部に同様に金属蒸着膜で形成された抵抗値の
小さい1対の電極4,4とを有している。上記抵
抗素子3には図示しないレーザ加工機によつてト
リミングされた例えば3個の切り込み5,6,7
等が形成されている。上記電極4,4には図示し
ないリード線がボンデイングされており、上記抵
抗素子3の抵抗値は、上記リード線に接続される
図示しない外部機器等によつて読み取られるよう
になつている。上記各切り込み5ないし7は抵抗
素子3の抵抗値を高めるためのものであり、一般
には、同図に示されているように両電極4,4を
結ぶ電流路に対して直角方向となるように施され
る。この場合、その位置と幅、長さ等はレーザ加
工機で正確に制御され、抵抗素子3の抵抗値を所
定の値に対して精密に合わせることができるよう
になつている。
このような膜抵抗器1をフオトリト技術等によ
つて形成する際には、例えば抵抗素子3の幅Wを
一定にしておき、その長さ寸法Lは、切り込みを
入れる前の抵抗値すなわち初期抵抗値の大小に応
じて設定することが従来から一般的に行なわれて
いる。この場合、初期抵抗値が比較的高い抵抗素
子については特に問題はないが、初期抵抗値が低
くなると長さ寸法Lも小さくなるので切り込みを
入れるにしてもその数が限定される。このため、
低抗値の調整範囲や調整精度に制限を受け、調整
可能な低抵抗の膜抵抗器を製作することが困難で
あつた。また、レーザビーム等によつてトリミン
グすると、切り込み5ないし7の周りには、いわ
ゆるヒートアフエクテドゾーンと称される熱変質
層5′ないし7′が同時に形成されるが、これらの
熱変質層5′ないし7′は電気的に必ずしも安定状
態を保持するものとは限らないので、例えば図示
の点線のような電流路に対して熱変質層の近接部
分がより少ない膜抵抗器が望まれていた。
つて形成する際には、例えば抵抗素子3の幅Wを
一定にしておき、その長さ寸法Lは、切り込みを
入れる前の抵抗値すなわち初期抵抗値の大小に応
じて設定することが従来から一般的に行なわれて
いる。この場合、初期抵抗値が比較的高い抵抗素
子については特に問題はないが、初期抵抗値が低
くなると長さ寸法Lも小さくなるので切り込みを
入れるにしてもその数が限定される。このため、
低抗値の調整範囲や調整精度に制限を受け、調整
可能な低抵抗の膜抵抗器を製作することが困難で
あつた。また、レーザビーム等によつてトリミン
グすると、切り込み5ないし7の周りには、いわ
ゆるヒートアフエクテドゾーンと称される熱変質
層5′ないし7′が同時に形成されるが、これらの
熱変質層5′ないし7′は電気的に必ずしも安定状
態を保持するものとは限らないので、例えば図示
の点線のような電流路に対して熱変質層の近接部
分がより少ない膜抵抗器が望まれていた。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、そ
の目的は、膜抵抗器の有する抵抗値をステツプ状
に変化させる粗調整とわずかずつ変化させる微調
整とを簡単に行なうことができるとともに、熱変
質層の影響が少なくなるようにトリミングし得る
膜抵抗器の抵抗値調整方法を提供することにあ
る。
の目的は、膜抵抗器の有する抵抗値をステツプ状
に変化させる粗調整とわずかずつ変化させる微調
整とを簡単に行なうことができるとともに、熱変
質層の影響が少なくなるようにトリミングし得る
膜抵抗器の抵抗値調整方法を提供することにあ
る。
以下、この発明を添付図面に示された実施例に
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
まず、第2図を参照しながら、この発明による
抵抗値調整方法が適用される膜低抗器の構成につ
いて説明する。同図イおよびロに示されているよ
うに、この膜低抗器10は例えばセラミツク基板
11上にそれぞれフオトリト技術等によつて膜状
に形成された抵抗層12と、その上に同様な方法
で重ねるように形成された膜状の電極層13とを
有している。この実施例においては、セラミツク
基板11上に形成される上記抵抗層12の構成材
料としては例えば窒化タンタル(Ta2N)が用い
られており、そのパターンは同図ハに示されてい
るように例えば2つの切り欠き部14,15と20
個の窓孔16ないし35とを備えている。このう
ちの10個の窓孔16ないし25は切り欠き部14
を通る仮想の直線A上に等間隔で配設され、他の
10個の窓孔26ないし35は、同様に切り欠き部
15を通る仮想の直線B上に等間隔で配設されて
いる。
抵抗値調整方法が適用される膜低抗器の構成につ
いて説明する。同図イおよびロに示されているよ
うに、この膜低抗器10は例えばセラミツク基板
11上にそれぞれフオトリト技術等によつて膜状
に形成された抵抗層12と、その上に同様な方法
で重ねるように形成された膜状の電極層13とを
有している。この実施例においては、セラミツク
基板11上に形成される上記抵抗層12の構成材
料としては例えば窒化タンタル(Ta2N)が用い
られており、そのパターンは同図ハに示されてい
るように例えば2つの切り欠き部14,15と20
個の窓孔16ないし35とを備えている。このう
ちの10個の窓孔16ないし25は切り欠き部14
を通る仮想の直線A上に等間隔で配設され、他の
10個の窓孔26ないし35は、同様に切り欠き部
15を通る仮想の直線B上に等間隔で配設されて
いる。
この抵抗層12に重ね合わせるように形成され
る上記電極層13の構成材料には例えばニクロム
(NiCr)―金(Au)などが用いられており、そ
のパターンは、同図ニに示されているように、上
記抵抗層12の切り欠き部14,15と各窓孔1
6ないし35の位置にそれぞれ対応して設けられた
例えば2つの切り欠き部36,37と20個のスリ
ツト38ないし57とを備えている。上記抵抗層
12と、この電極層13とがフオトリト技術等に
よつてセラミツク基板11上に一体的に形成され
ると上記図面イおよびロに示されるような膜抵抗
器10が得られる。この場合、例えば同図ホに示
されるようにセラミツク基板11に電極層13を
形成し、この電極層13の各スリツト内に抵抗層
12を形成することもできる。
る上記電極層13の構成材料には例えばニクロム
(NiCr)―金(Au)などが用いられており、そ
のパターンは、同図ニに示されているように、上
記抵抗層12の切り欠き部14,15と各窓孔1
6ないし35の位置にそれぞれ対応して設けられた
例えば2つの切り欠き部36,37と20個のスリ
ツト38ないし57とを備えている。上記抵抗層
12と、この電極層13とがフオトリト技術等に
よつてセラミツク基板11上に一体的に形成され
ると上記図面イおよびロに示されるような膜抵抗
器10が得られる。この場合、例えば同図ホに示
されるようにセラミツク基板11に電極層13を
形成し、この電極層13の各スリツト内に抵抗層
12を形成することもできる。
次に、第3図および第4図を参照しながら、レ
ーザビームによるこの膜抵抗器10の抵抗値調整
方法を説明する。
ーザビームによるこの膜抵抗器10の抵抗値調整
方法を説明する。
まず、図示しないレーザ加工機に膜抵抗器10
を取付け、レーザビーム58のスタート位置を切
り欠き部14,36内にセツトする。この場合、
レーザビームの強度や焦点調整はあらかじめ済ま
せておく。上記第3図および第4図に示された実
施例は、例えばスタート位置Cから実線矢印で示
す方向へ向け位置Dまでレーザビーム58を移動
させて窓孔16に切り込みを入れた後、窓孔17
を経由して点線矢印で示す方向に移動させてスリ
ツト39に切り込みを施す場合のものである。抵
抗層12と電極層13とは上下に一体的に形成さ
れているから、抵抗層12にはスリツト39とと
もに切り込みが施される。この場合、レーザービ
ーム58によるスリツト39上のトリミングパタ
ーンは、オーバーラツプ部分を有する円状にされ
る。これらの各スリツト内における抵抗層12の
抵抗値をそれぞれrとし、スリツトとスリツトの
間を抵抗値がきわめて小さい1つの電極部と見な
して第5図イに示すように参照符号61ないし8
2を与えると、その等価回路は同図ロに示される
ようになる。上記第3図におけるレーザビーム5
8の点Cおよび点Dを第5図に示すと図示のよう
になる。この場合、電極部61と71間の抵抗R
1は、トリミングによつてステツプ状に加わるス
リツト38内の抵抗rと、同じく微調トリミング
によりスリツト39内の抵抗rが変化して形成さ
れた抵抗r′との直列合成抵抗で、 R1=r+r′ なる式で表わされる。また、上記第6図において
例えば仮想直線Aに沿つて電極部61から電極部
68の点Eまで7つの電極部に切り込みを施し、
次にこの点Eからスリツト45に沿つて上記同様
に微調用の切り込みを施し、その抵抗がr″である
とすれば、全体の直列合成抵抗R1′は、 R1′=7×r+r″ となる。更に、上記第1のトリミングの例、すな
わち、R1=r+r′の次に、引き続いて上記点Eま
で仮想直線Aに沿つて切り込みを施し、上記第2
のトリミングの例と同様にスリツト45に沿つて
微調用の切り込みを施し、その抵抗がr″であると
すれば、全体の直列合成抵抗R1″は、 R1″=r+r′+5×r+r″ となることは容易に理解できる。なお、例えば電
極部61と71との間に電位差を与えると、第4
図および第5図に点線で示すような仮想の電流路
に沿つて電流が流れるが、この場合、上記電流路
に面している熱変質層は参照符号12aが付され
た1箇所のみでほかは全く関係がない。したがつ
て、この発明によれば、熱変質層の影響を少なく
することができる。
を取付け、レーザビーム58のスタート位置を切
り欠き部14,36内にセツトする。この場合、
レーザビームの強度や焦点調整はあらかじめ済ま
せておく。上記第3図および第4図に示された実
施例は、例えばスタート位置Cから実線矢印で示
す方向へ向け位置Dまでレーザビーム58を移動
させて窓孔16に切り込みを入れた後、窓孔17
を経由して点線矢印で示す方向に移動させてスリ
ツト39に切り込みを施す場合のものである。抵
抗層12と電極層13とは上下に一体的に形成さ
れているから、抵抗層12にはスリツト39とと
もに切り込みが施される。この場合、レーザービ
ーム58によるスリツト39上のトリミングパタ
ーンは、オーバーラツプ部分を有する円状にされ
る。これらの各スリツト内における抵抗層12の
抵抗値をそれぞれrとし、スリツトとスリツトの
間を抵抗値がきわめて小さい1つの電極部と見な
して第5図イに示すように参照符号61ないし8
2を与えると、その等価回路は同図ロに示される
ようになる。上記第3図におけるレーザビーム5
8の点Cおよび点Dを第5図に示すと図示のよう
になる。この場合、電極部61と71間の抵抗R
1は、トリミングによつてステツプ状に加わるス
リツト38内の抵抗rと、同じく微調トリミング
によりスリツト39内の抵抗rが変化して形成さ
れた抵抗r′との直列合成抵抗で、 R1=r+r′ なる式で表わされる。また、上記第6図において
例えば仮想直線Aに沿つて電極部61から電極部
68の点Eまで7つの電極部に切り込みを施し、
次にこの点Eからスリツト45に沿つて上記同様
に微調用の切り込みを施し、その抵抗がr″である
とすれば、全体の直列合成抵抗R1′は、 R1′=7×r+r″ となる。更に、上記第1のトリミングの例、すな
わち、R1=r+r′の次に、引き続いて上記点Eま
で仮想直線Aに沿つて切り込みを施し、上記第2
のトリミングの例と同様にスリツト45に沿つて
微調用の切り込みを施し、その抵抗がr″であると
すれば、全体の直列合成抵抗R1″は、 R1″=r+r′+5×r+r″ となることは容易に理解できる。なお、例えば電
極部61と71との間に電位差を与えると、第4
図および第5図に点線で示すような仮想の電流路
に沿つて電流が流れるが、この場合、上記電流路
に面している熱変質層は参照符号12aが付され
た1箇所のみでほかは全く関係がない。したがつ
て、この発明によれば、熱変質層の影響を少なく
することができる。
上記抵抗値の調整例はこの膜抵抗器10の右側
半分、すなわち10個のスリツト38ないし47内
における10個の各抵抗rと、11個の電極部61な
いし71とを組み合わせた場合であるが、左側の
半分すなわち10個のスリツト48ないし57内に
おける各抵抗rと11個の電極部72ないし82と
を組み合わせた場合も同様に調整ができることは
明らかである。
半分、すなわち10個のスリツト38ないし47内
における10個の各抵抗rと、11個の電極部61な
いし71とを組み合わせた場合であるが、左側の
半分すなわち10個のスリツト48ないし57内に
おける各抵抗rと11個の電極部72ないし82と
を組み合わせた場合も同様に調整ができることは
明らかである。
更に、上記第5図イにおいて、この膜抵抗器1
0の中央橋絡部83に点線で示すような切り込み
84を施して左右を電気的に分離し、右側半分の
直列合成抵抗をR1、左側半分の直列合成抵抗を
R2とすると、第6図の等価回路に示されるよう
な2種類の組合せ回路を構成することができる。
同図イに示された回路は、電極部71と72とを
共通接続とし電極部61と82の両端から見た左
右の合成抵抗R1とR2を直列接続にしたもので
あり、同図ロは電極部61と82、電極部71と
72をそれぞれ共通接続にし、左右の合成抵抗R
1とR2とを並列接続したものである。
0の中央橋絡部83に点線で示すような切り込み
84を施して左右を電気的に分離し、右側半分の
直列合成抵抗をR1、左側半分の直列合成抵抗を
R2とすると、第6図の等価回路に示されるよう
な2種類の組合せ回路を構成することができる。
同図イに示された回路は、電極部71と72とを
共通接続とし電極部61と82の両端から見た左
右の合成抵抗R1とR2を直列接続にしたもので
あり、同図ロは電極部61と82、電極部71と
72をそれぞれ共通接続にし、左右の合成抵抗R
1とR2とを並列接続したものである。
以上詳細に説明したように、こね膜抵抗器10
はセラミツク等の絶縁基板11上の右側半分と左
側半分とにそれぞれ抵抗層12とスリツトを有す
る電極層13とが上下に層をなして、又は上記ス
リツト内に抵抗層12が介在するようにフオトリ
ト技術等によつて形成され、これら左右の電極層
はそれぞれ互いに中央部へ延在して橋絡されてい
る。そして、これら左側の抵抗層と電極層とによ
つて得られる各合成抵抗R1およびR2は、中央
部と各電極部との橋絡を断つように切り込みを施
すことによりステツプ状にその抵抗値を変化させ
ることができ、また、スリツトに沿つて切り込み
を施すことにより抵抗値を微細に変化させること
ができる。これら左右の合成抵抗R1およびR2
はそれぞれ単独に利用することができるが、電極
部を適宜共通接続することにより上記抵抗R1,
R2を直列接続又は並列接続の回路に構成するこ
とも可能である。これにより、同一の膜抵抗器を
用いて比較的高抵抗から低抵抗まで広い範囲に亘
る抵抗値調整が簡単にできる。
はセラミツク等の絶縁基板11上の右側半分と左
側半分とにそれぞれ抵抗層12とスリツトを有す
る電極層13とが上下に層をなして、又は上記ス
リツト内に抵抗層12が介在するようにフオトリ
ト技術等によつて形成され、これら左右の電極層
はそれぞれ互いに中央部へ延在して橋絡されてい
る。そして、これら左側の抵抗層と電極層とによ
つて得られる各合成抵抗R1およびR2は、中央
部と各電極部との橋絡を断つように切り込みを施
すことによりステツプ状にその抵抗値を変化させ
ることができ、また、スリツトに沿つて切り込み
を施すことにより抵抗値を微細に変化させること
ができる。これら左右の合成抵抗R1およびR2
はそれぞれ単独に利用することができるが、電極
部を適宜共通接続することにより上記抵抗R1,
R2を直列接続又は並列接続の回路に構成するこ
とも可能である。これにより、同一の膜抵抗器を
用いて比較的高抵抗から低抵抗まで広い範囲に亘
る抵抗値調整が簡単にできる。
上記実施例においては抵抗層12に窓孔16な
いし35等が形成された場合が示されているが、
これらの窓孔は必ずしも設けなくてもよい。な
お、因みにこの膜抵抗器10の大きさは縦横寸法
が1.5mm程度であつて、数cmの基板にマトリツク
ス状に形成されたものからカツター等によつて切
り取られる。上記膜抵抗器10の寸法は抵抗値や
経済性などによつて任意に設定できることは当然
である。
いし35等が形成された場合が示されているが、
これらの窓孔は必ずしも設けなくてもよい。な
お、因みにこの膜抵抗器10の大きさは縦横寸法
が1.5mm程度であつて、数cmの基板にマトリツク
ス状に形成されたものからカツター等によつて切
り取られる。上記膜抵抗器10の寸法は抵抗値や
経済性などによつて任意に設定できることは当然
である。
第1図は従来の膜抵抗器の例を示す平面図、第
2図ないし第6図はいずれもこの発明に関する実
施例に係り、第2図イは膜抵抗器の平面図、ロは
上記イのX―X断面図、ハは抵抗層のパターンの
平面図、ニは電極層のパターンの平面図、ホは上
記イにおいて抵抗層を電極層のスリツト内に形成
した変形実施例を示すX―X断面図、第3図はレ
ーザビームを用いてこの膜抵抗器に切り込みを施
す場合の一部斜視図、第4図は同じくその一部平
面図、第5図および第6図はこの膜抵抗器に切り
込みを入れる場合の組合せ例を示し、第5図イは
その平面図、同図ロおよび第6図イ,ロはそれら
の等価回路である。 図中、10は膜抵抗器、11は絶縁基板、12
は抵抗層、13は電極層、38ないし57はスリツ
ト、58はレーザビーム、83は橋絡部である。
2図ないし第6図はいずれもこの発明に関する実
施例に係り、第2図イは膜抵抗器の平面図、ロは
上記イのX―X断面図、ハは抵抗層のパターンの
平面図、ニは電極層のパターンの平面図、ホは上
記イにおいて抵抗層を電極層のスリツト内に形成
した変形実施例を示すX―X断面図、第3図はレ
ーザビームを用いてこの膜抵抗器に切り込みを施
す場合の一部斜視図、第4図は同じくその一部平
面図、第5図および第6図はこの膜抵抗器に切り
込みを入れる場合の組合せ例を示し、第5図イは
その平面図、同図ロおよび第6図イ,ロはそれら
の等価回路である。 図中、10は膜抵抗器、11は絶縁基板、12
は抵抗層、13は電極層、38ないし57はスリツ
ト、58はレーザビーム、83は橋絡部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気絶縁基板上に抵抗層を形成するととも
に、該抵抗層を所定の分割抵抗値を有する小片に
分割し得る複数の電極部およびこれらの各電極部
間に形成された橋絡部を有する電極層を設けてな
る膜抵抗器の抵抗値をレーザートリミングにより
調整するにあたつて、前記任意の電極部間の橋絡
部にレーザービームによる切込みを入れて前記抵
抗層を所定の分割抵抗値を有する小片に分離する
とともに、前記電極部を介して前記小片間に直列
的な電流路を形成して全体としての抵抗値をステ
ツプ状に変化させる粗調整工程と、前記電極部間
に露出している前記抵抗層にレーザービームを照
射してその抵抗層を削除することにより全体とし
ての抵抗値を微調整する微調整工程とを含む抵抗
値の調整方法において、 前記微調整工程時、前記レーザービームを前記
抵抗層の両側に位置する電極部の一方からこの抵
抗層を介して他方の電極部にかけて照射し、さら
に前記抵抗層を経由して前記電極間を往復するよ
うに前記レーザービームを所定の部位にまで連続
的に照射することを特徴とする膜抵抗体の抵抗値
調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58186414A JPS6077403A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 膜抵抗器の抵抗値調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58186414A JPS6077403A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 膜抵抗器の抵抗値調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6077403A JPS6077403A (ja) | 1985-05-02 |
| JPH0126521B2 true JPH0126521B2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=16187999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58186414A Granted JPS6077403A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | 膜抵抗器の抵抗値調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6077403A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017204653A (ja) * | 2012-01-27 | 2017-11-16 | ローム株式会社 | チップ抵抗器の製造方法 |
| JP2018037693A (ja) * | 2012-02-03 | 2018-03-08 | ローム株式会社 | チップ抵抗器 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49103152A (ja) * | 1973-02-07 | 1974-09-30 | ||
| JPS5375463A (en) * | 1976-12-16 | 1978-07-04 | Yokogawa Electric Works Ltd | Method of manufacturing plate resistor |
| JPS55120108A (en) * | 1979-03-12 | 1980-09-16 | Nippon Electric Co | Semiifixed resistor |
| JPS55169808U (ja) * | 1979-05-24 | 1980-12-05 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP58186414A patent/JPS6077403A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6077403A (ja) | 1985-05-02 |
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