JPH0126628B2 - - Google Patents

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JPH0126628B2
JPH0126628B2 JP61027782A JP2778286A JPH0126628B2 JP H0126628 B2 JPH0126628 B2 JP H0126628B2 JP 61027782 A JP61027782 A JP 61027782A JP 2778286 A JP2778286 A JP 2778286A JP H0126628 B2 JPH0126628 B2 JP H0126628B2
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JP
Japan
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monomer
paint
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mvc
tpu
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JP61027782A
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JPS62185765A (ja
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Hideo Hayashi
Yukya Sakamoto
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レザートーン塗膜形成用の塗料に関
するもので、事務機、音響機器などのカバー部分
及び自動車内装部品における塩ビレザー製表面等
の塗装仕上げにおいて、レザートーン性、柔軟
性、摩耗性及び密着性等の各特性に優れた表面仕
上げ用塗料に関するものである。 〔従来の技術〕 塩化ビニル系樹脂成型物及びABS系樹脂成型
物は、事務機、音響機器などのカバー部分、住
宅、自動車の内装材に使用されている。特に最近
は表面を皮革状の外観を呈するように仕上げる、
いわゆるレザートーン仕上げが、カレンダー加工
等によつて行なわれており、しかる後、さらに得
られるレザー表面上にポリウレタン塗料を塗布す
ることが行なわれている。 〔発明が解決しようとする問題〕 従来のポリウレタン塗料では、満足できるザー
トーンを維持しながら表面の塗装仕上げを行なう
ことができないこと及びウレタン塗料は反応型の
塗料であり、塗膜が完全硬化するまでにほぼ1週
間程度要し、乾燥直后には、塗膜の硬化が不十分
であり、強い衝撃を受けた場合には、塗膜の剥離
を生じたりする場合があつた。又硬化后の密着力
を充分に満足できるとは云えなかつた。 又特に最近自動車の内装部品はソフト化が要望
されており、かかる軟質素材、例えば軟質PVC
成型品を、ポリウレタン塗料にて表面仕上げをし
た場合、塗膜の柔軟性及び密着性が不充分なため
に、成型品を折り曲げた場合、塗膜にシワが入る
という問題があつた。 本発明は上記問題を解決する塗料を提供しよう
とするものである。 (ロ) 発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、前記問題点について検討を重ね
た結果本発明を完成した。 即ち本発明は、塩化ビニル単量体(以下MVC
という)又は塩化ビニル単量体及び塩化ビニル単
量体と共重合可能な単量体との単量体混合物(以
下MVC系単量体という)100重量部に対し、前記
単量体又は単量体混合物に可溶で軟化点が20〜
100℃の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(以
下TPUという)3〜100重量部の共存下に、前記
単量体又は単量体混合物を重合して得られる熱可
塑性樹脂からなるレザートーン塗膜形成用塗料で
ある。 〔作用〕 本発明で用いる熱可塑性樹脂は、TPUをMVC
又はMVC系単量体に溶解した状態で、MVC又は
MVC系単量体を重合することにより得られるの
である。この反応の性格は明確ではないが、
TPU及びMVC又はMVC系単量体との間に或種
の化学的結合、即ち所謂グラフト共重合という反
応が生じるものと推定される。かかるウレタン−
塩化ビニル系共重合樹脂を使用することにより、
レザートーン性、密着性が改良され、また硬化を
必要としない軟質樹脂塗料であることから、乾燥
性、柔軟性も改良される。 〔TPU〕 本発明におけるTPUとは、本発明を実施する
重合条件下において、実質的にMVC又はMVC系
単量体に溶解するものであり、軟化点が20〜100
℃、好ましくは30〜60℃の物である。 軟化点100℃を越える物は、MVC又はMVC系
単量体に溶解しづらくなり、又20℃未満のもので
は、得られた生成重合体の引張強度、耐熱性が悪
くなる。 一般にTPUは、分子中にウレタン結合を有す
るエラストマーのことを示し、ソフトセグメント
としてのポリウレタンと、ハードセグメントとし
てのポリウレタンとの直鎖状ブロツク共重合体構
造を有している。通常ソフトセグメントは両末端
に水酸基を有するポリマージオールとジイソシア
ネートとの反応により得られ、ハードセグメント
はグリコール又はジアミンとジイソシアネートと
の反応により得られる。 本発明で使用されるTPUはMVC又はMVC系
単量体に溶解し、軟化点が20〜100℃の範囲のも
のであり、そのような物性を有する為にはソフト
セグメントとハードセグメントの選択が必要とな
る。ハードセグメントが多すぎ、分子量が大きく
なると溶解性が不良となり、TPUの軟化点が100
℃を越えるので、ハードセグメントの使用量を限
定する必要がある。従つて、本発明で使用される
TPUは大部分ソフトセグメントよりなり、必要
により少量のハードセグメントを含むことができ
る。 TPUのソフトセグメントを構成するポリマー
ジオールとしては、数平均分子量500〜10000の範
囲のポリエステルジオール、ポリエーテルジオー
ル、ポリオレフインジオールおよびポリラクトン
ジオール等が使用される。 ポリエステルジオールとしては、グルタール
酸、アジピン酸、コハク酸、スベリン酸、セバチ
ン酸、シユウ酸、メチルアジピン酸、ピメリン
酸、アゼライン酸、フタル酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、マレイン酸、フマル酸等の二塩基酸
と、エチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグ
リコール等のジオールとのエステル化反応によつ
て得られるものが使用される。 ポリエーテルジオールとしては、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテ
トラメチレングリコール等が使用される。 ポリオレフインジオールとしては、ポリブタジ
エンジオール等が使用され、ポリラクトンジオー
ルとしてはポリカプロラクトンジオール等が使用
される。 本発明において、熱可塑性樹脂が優れた性能を
備えるためには、ポリエステルジオール特にアジ
ピン酸系ポリエステルジオールを使用したTPU
が好ましい。 TPUのハードセグメントを構成するグリコー
ルおよびジアミンは上記ポリエステルジオール原
料として示されたジオールや、エチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、キシレンジアミン等の
脂肪族及び芳香族ジアミンが使用される。 TPUのソフトセグメント及びハードセグメン
トを構成するジイソシアネートとしては、4,
4′−ジフエニルメタンジイソシアネート、4,
4′−ジフエニルジイソシアネート、2,4−トリ
レンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、テトラメチレン
ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、イソフオロンジイソ
シアネート、等が単独又は2種以上混合して使用
される。 本発明で用いるTPUとして、適切な種類の1
つとしては、大日本インキ化学工業製の商品名パ
ンデツクスT−5265(主としてアジピン酸系ポリ
エステルジオールと脂肪族ジイソシアネートより
なるポリウレタン;軟化点、53℃;重量平均分子
量、120000)、パンデツクスT−525(軟化点、47
℃)等がある。 TPUの使用量は、仕込時MVC又はMVC系単
量体100重量部に対して、3〜100重量部、好まし
くは5〜60重量部である。 MVC又はMVC系単量体100重量部に対して、
TPU3重量部未満では、得られる生成重合体を使
用した塗料は、満足すべき柔軟性が得られず、一
方100重量部を超えると、得られる生成重合体を
使用した塗料は満足すべき塗膜硬度が得られな
い。 本発明では、生成重合体中の、TPU含量が好
ましくは5〜60重量%、さらに好ましくは10〜50
重量%である。これは5重量%未満では、得られ
る塗料は満足すべき柔軟性が得られにくいためで
ある。一方60重量%を超えると、得られる塗料が
満足すべき塗膜硬度を示さないので好ましくな
い。 〔MVCと共重合可能な単量体〕 本発明において、MVCと共重合可能な単量体
としては、エチレン、プロピレンなどのオレフイ
ン類、酢酸ビニルなどのビニルエステル類、n−
ブチルビニルエーテルなどのビニルエーテル類、
アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキ
シルなどのアクリル酸エステル類、メタクリル酸
−2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エステ
ル類などが挙げられる。 又、その使用量は、MVC系単量体中、好まし
くは50重量%以下、さらに好ましくは30重量%以
下である。 これは50重量%を越えると、得られる塗料の密
着性が悪くなるためである。 〔重合方法〕 本発明で用いる熱可塑性樹脂の製造は、有機溶
剤を溶媒とした溶液重合及び水を媒体とした懸濁
重合、乳化重合などの方法が採用される。 溶液重合に於いて使用される溶剤は、公知のも
のであればよい。例えばトルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素、シクロヘキサノン等の脂環式炭
化水素、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン化合物、酢酸ブチル、酢酸エチ
ル等のエステル化合物テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類が使用され、これらは単独又は併用して
もよい。 懸濁重合に於いて使用される懸濁剤は、公知の
懸濁剤であればよい。例えば部分ケン化ポリビニ
ルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリアクリ
ル酸、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
体、ゼラチン、リン酸カルシウム等が使用され、
これらは単独又は併用してもよい。 また、これらの使用量は、水媒体に対し0.01〜
2重量%程度である。 乳化重合に於ける乳化剤は公知のものが使用さ
れる。例えば、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフエノールエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアシルエステル等の
ノニオン系界面活性剤、脂肪酸塩、高級アルコー
ル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル
フオスフエート塩等のアニオン系界面活性剤、ア
ルキルアミン、第4級アンモニウム塩、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン等のカチオン系界面活
性剤が使用される。 熱可塑性樹脂の製造における有機媒体又は水媒
体/(TPU+MVC又はMVC系単量体)の仕込
比は1/1〜3/1が良い。これは、該比が1/
1未満では重合が不安定になり、又該比が3/1
をこえるのは経済的に有利でない為である。 熱可塑性樹脂の製造に於いて使用する油溶性重
合開始剤は公知の重合開始剤であればよい。 例えば、アゾビスイソブチルバレロニトリルな
どのアゾ化合物、ラウリルパーオキサイド、ジ−
2エチルヘキシルパーオキシカーボネート、t−
ブチルパーオキシピバレートなどの有機過酸化物
がある。その使用量は仕込時のMVC又はMVC系
単量体に対し、0.01〜2重量%程度である。 重合温度は30〜70℃、好ましくは40゜〜60℃が
良い。これは、30℃未満では重合速度が遅くなる
傾向があり、工業的に有利でない。又70℃を超え
ると得られる生成重合体の耐熱性等が悪くなりが
ちで好ましくない。 尚、本発明に於ては、トリクロルエチレン、メ
ルカプトエタノール等の公知の連鎖移動剤を使用
しても差しつかえない。 〔レザートーン塗膜形成用塗料〕 本発明のレザートーン塗膜形成用塗料は、上記
熱可塑性樹脂を通常有機溶剤に溶解したもので、
さらに必要により顔料、消泡剤、レベリング剤、
色別れ防止剤、塗布調整剤等の配合剤が添加され
る。 使用される溶剤は、特に制限されず、例えばト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、シクロヘ
キサノン等の脂環式炭化水素、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン化合物、
酢酸ブチル酢酸エチル等のエステル化合物、テト
ラヒドロフラン等のエーテル類が使用され、これ
らは単独又は併用して使用される。 本発明の塗料には、上記熱可塑性樹脂及び溶剤
以外に、通常、二酸化チタン、弁柄、オーカー、
カーボン黒、フタロシアニンブルーなどの着色顔
料、沈降性硫酸バリウム、タルク、炭酸カルシウ
ム、クレーなどの体質顔料、東芝シリコン(株)製の
シリコーンTSA−720、シリコーンYF−25、シ
リコーンTSC920などの消泡剤、レベリング剤、
色別れ防止剤などの塗料調整剤などが、適宜配合
される。 さらに必要により、架橋剤としてのポリイソシ
アネートが使用される。 本発明の塗料における樹脂分としての熱可塑性
樹脂は、塗料中に樹脂固形分として10〜40重量%
が好ましく、着色顔料および体質顔料などの顔料
分は、1〜35重量%が好ましい。そして、その他
の塗料調整助剤や粘度調整用溶剤の量は、樹脂お
よび顔料に応じて適宜定められる。 〔塗装方法〕 塗装は、上記塗料を通常希釈溶剤で適宜希釈
し、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装、
ロールコーター塗装、フローコーター塗装等によ
り行なわれる。 〔実施例〕 次に実施例及び比較例をあげて本発明をさらに
具体的に説明する。 なお、各例における塗装条件は、次の通りであ
る。 可塑剤70部及び発泡剤を含む軟質塩化ビニルに
より射出発泡成型された、表面に凹凸模様によつ
て形成されたレザートーンを有する自動車アーム
レスト成型体の被塗装面に、エアスプレーを用い
て、乾燥膜厚20μmとなるように塗装し、温度80
℃で15分乾燥した。 実施例 1 下記に示した重合処方で重合を行なつた。即ち
内容積10のステンレス製オートクレーブに塩化
ビニル以外の原料を仕込み、内部の空気をN2
換しその后塩化ビニルを仕込んだ。38℃で20時間
反応させて熱可塑性樹脂溶液を得た。 反応率は50%であつた。 (仕込時組成) 重量部 TPU(パンデツクスT−5265) 100 塩化ビニル 400 メチルエチルケトン 300 トルエン 300 2,2′−アゾビス(4−メトキシ、2,4−ジメ
チルバレロニトリル) 0.5 (共重合体組成) TPU 33wt% 塩化ビニル 67wt% 次に得られた熱可塑性樹脂溶液により、下記塗
料を調整した。 (塗料組成) 重量% 熱可塑性樹脂 25 カーボン黒 10 MEK 35 トルエン 30 この塗料を、更にトルエンで希釈しエアスプレ
ーで被塗装面に塗装、乾燥し、以下の試験を行な
つた。 外観 塗膜の風合いを観察しレザートーン性
をみた。 密着性 ゴバン目試験機にて2mm間隔で100
個のゴバン目を引き、セロテープにて剥離。残
つたゴバン目数を数えた。 柔軟性 塗装した試験片を折り曲げ塗膜のシ
ワをみた。 得られた結果を表−1に示す。 比較例 1 実施例1の本発明塗料の代りに市販の2液硬化
型ポリウレタン塗料(東亜ペイント(株)製、トアウ
レタン#3000)を使用した以外は同様の試験を行
なつた。 その結果を表−1に示した。
【表】 (ハ) 発明の効果 本発明のレザートーン塗膜形成用塗料は、レザ
ートーン性、柔軟性、密着性に優れているので、
住宅、自動車の内装材、事務機器、音響機器のカ
バー材料用塗料として工業的に有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩化ビニル単量体又は塩化ビニル単量体及び
    塩化ビニル単量体と共重合可能な単量体との単量
    体混合物100重量部に対し、前記単量体又は単量
    体混合物に可溶で軟化点が20〜100℃の熱可塑性
    ポリウレタンエラストマー3〜100重量部の共存
    下に、前記単量体又は単量体混合物を重合して得
    られる熱可塑性樹脂からなる、レザートーンを有
    する物品の表面仕上げ用塗料。
JP61027782A 1986-02-13 1986-02-13 表面仕上げ用塗料 Granted JPS62185765A (ja)

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