JPH01272823A - 立体カールフイラメント - Google Patents

立体カールフイラメント

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JPH01272823A
JPH01272823A JP63102186A JP10218688A JPH01272823A JP H01272823 A JPH01272823 A JP H01272823A JP 63102186 A JP63102186 A JP 63102186A JP 10218688 A JP10218688 A JP 10218688A JP H01272823 A JPH01272823 A JP H01272823A
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Sumio Tanaka
田中 澄雄
Sadaaki Nakajima
中嶋 定明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は椅子やマツトレス等の詰物に利用できる嵩高で
弾力性に富んだクッション材およびこのクション材の原
料となる立体カールフィラメントとその製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
クッション材用の立体カールフィラメントの製造方法と
して、多数のローラー群を用いて合成繊維モノフィラメ
ントに一重撚りおよび二重撚りをかけ、熱セット後解撚
し、切断する方法(%公昭62−52056号公報、特
公昭62−5205’7号公報)が知られている。
また、立体カールフィラメント短繊維を圧縮成形し、接
着剤で固めてクッション材を製造する方法(特公昭62
−44057号公報)も公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の立体カールフィラメントの公知の製造方法は多数
の製造工程と複雑な製造装置を必要とするものであり、
工程および装置の簡易化が望まれる。
また、上記のクッション材の公知の製造方法は、接着剤
を使用するため、含漬装置と乾燥装置を必要とし、接着
剤の乾燥のために大量の熱エネルギーを消費する等改善
すべき点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は立体カールフィラメントおよびこれを用い
たクッション材に関する上記諸課題の解決のため鋭意研
究の結果、融点差が20℃以上ある二種のポリオレフィ
ン樹脂を、その低融点のポリオレフィン樹脂を鞘成分と
するように、複合比70/30〜30/70で偏心鞘芯
型に複合紡糸し、得られた未延伸糸を70〜120℃で
4〜9倍に延伸し、次いで無張力下で95〜130’c
で熱処理することにより、フィラメント長の5分の1以
下のコイル長とフィラメント径の10倍以上のコイル径
を有する立体カールフィラメントが得られ、この立体カ
ールフィラメントから成るウェブを上記二種類のポリオ
レフィン樹脂の融点間の温度で融着処理することにより
、フィラメントが互にその接点で接着された、嵩高で弾
力性に富んだクッション材が得られることを知り本発明
を完成するに到った。
本発明で用いるポリオレフィン樹脂は、エチレン、プロ
ピレン、ブテン−1等のα−オレフィンを主体とする重
合体であって、これらのオレフィンの単独重合体、共重
合体あるいはこれら重合体の混合物であり、そのような
重合体として低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン
、線状低密度ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン、ポ
リブテン−1、エチレンープロピレン共重合体、エチレ
ン・酢酸ビニル共重合体およびこれらの重合体の混合物
が例示できる。
本発明においては、上記ポリオレフィン樹脂のものを芯
成分として、複合比7o/30〜30 / 70で偏心
鞘芯型に複合紡糸する。融点の差が20℃未満であると
、後述のクッション材製造のための融着処理の許容温度
範囲が狭くなると共に立体カールの発現が不充分となり
、また複合比が’i’o/30〜30/γ0の範囲を超
したり同心鞘芯型の複合紡糸では立体カールの発現が不
充分とAるので好ましくない。
このようにして得られた複合未延伸糸は、延伸温度フO
〜120℃で4〜9倍に延伸した後無張力下で95〜1
30℃で2〜60秒間熱処理することにより、フィラメ
ント長の3分の1以下のコイル長とフィラメント径の1
0倍以上のコイル径を有する立体カールフィラメントと
なる。延伸と熱処理は連続して行っても良く、延伸糸を
一旦貯蔵した後熱処理しても良い。また延伸糸を適当な
長さに切断した後に熱処理することもできる。熱処理の
熱源としては熱水、熱風あるいは赤外線ランプ等がいず
れも使用できる。
ここで、コイル長とは、ある長さに切り取った立体カー
ルフィラメント試片の長さを無張力状態で測定した長さ
であり、フィラメント長とは上記試片のカールを展開し
て測定した長さである。両者の比は、長さ3〜10αの
試片5個についてそれぞれ測定したコイル長とフィラメ
ント長の比の平均値で表す。また、コイル径とは長さ1
0αの試片の平面投影図を用いて測定した立体カールフ
ィラメントのコイル外径の平均値であり、フィラメント
径とけ立体カールフィラメントを構成するフィラメント
自身の直径である。これらコイル長、コイル径およびフ
ィラメント径の概念を第1図および第2図に例示する。
立体カールフィラメントの太さには特定な限定はないが
、エアフィルター用には30〜2000デニール、椅子
やマツトレスの詰物用には100〜3000デニール、
土木資材用には30〜3000デニールのものが好適に
用いられる。
このようにして得られた立体カールフィラメントをクッ
ション材とするには、その用途に応じた所定の型枠に所
望量だけ充填し、複合両成分の融点間の温度で融着処理
する。融着処理に用いる装置としては、熱風循環式加熱
装置が簡便であり、かつ、均一な加熱が可能であるので
好適である。このようにして得られたクッション材は繊
維の接点が鞘成分の融着により互に強固に接着されてお
り、繊維の大きなカール形状により嵩高であると共に極
めて弾力性に富み、強度の大きなものである。
実施例1 高密度ポリエチレン(メルトインデックスユ5、融点1
30℃)を鞘成分とし、結晶性ポリプロピレン(メルト
フローレート6、融点165℃)を芯成分とし、複合比
50150の偏心鞘芯型複合紡糸を紡糸ノズル径1.5
m、紡糸温度260℃、紡糸速度9.4 Fl 7分の
条件で行って、単糸繊度4,980デニールの未延伸糸
を得た。次いでこの未延伸糸を96℃の熱水槽を用い延
伸比5.0倍、延伸速度47.2tyLZ分で延伸し単
糸繊度1,000デニールヤ伸糸とし、繊維長128鶏
に切断後、95℃の熱水槽に30秒間浸漬して立体カー
ルフィラメントを得た。この立体カールフィラメントは
コイル長が平均39 m (コイル長/フィラメント長
== 0.3 )コイル径が平均11.3m(コイル径
/フィラメント径=24)であり、エアフィルターに好
適に利用できるものであった。
実施例2 実施例1と同様に複合紡糸し、但し紡糸速度は3.7 
yx 7分として、単糸繊度12,656デニールの未
延伸糸を得た。この未延伸糸を96℃の熱水槽を有する
延伸装置を用い、延伸比6.0倍、延伸速度22.OF
ll 7分で延伸し、単糸繊度2.000デニールの延
伸糸とした。得られた延伸糸のトウを130℃の熱風循
環式ドライヤーで3分間熱処理して立体カールフィラメ
ントを得た。この立体カールフィラメントは(コイル長
/フィラメント長==0.25)、コイル径平均13.
1iut(コイル径/フィラメント径=21.8)であ
り、マツトレスの詰物に好適に利用できるものであった
。
実施例3 デカブロモジフェニルオキサイドと三酸化アンチモンの
2:1混合物(重量比)を11.6%(重量)含有する
結晶性ポリプロピレン(メルトクローレート6、融点1
65℃)を芯成分とし、2.2ビス(4−(2,3ジブ
ロモプロポキシ)−3,5ジブロモフエニル)プロパン
と三酸化アンチモンの2:1混合物(重量比)を11.
6%(重t)含有する高密度ポリエチレン(メルトイン
デックス24、融点130℃)を鞘成分とし、複合比5
0150で実施例1と同様に複合紡糸、延伸、切断及び
熱処理を行って立体カールフィラメントを得た。得られ
た立体カールフィラメントは(コイル長/フィラメント
長=OJ))、(コイル径/フィラメント径=33)で
あつ(た。
この立体カールフィラメントをカード機を用ろ、立体カ
ールフィラメントはその鞘成分の融着により互の接点に
おいて固着した、厚さ150鵡の不織布状のマットとな
った。このマットは反撥弾性が大きく椅子のクッション
材に適したものであった。
実施例4 高密度ポリエチレン(メルトインデックス15、融点1
30℃)を鞘成分としポリエステル(極限粘度0.64
、融点255℃)を芯成分とし紡糸ノズル径1.Ox、
紡糸温度285℃、紡糸速度23m1分の条件で複合比
50150の偏心鞘芯型複合紡糸を行って単糸繊度45
0デニールの未延伸糸を得た。次いでこの未延伸糸を9
8℃の熱水槽を用い延伸比3.0倍、アニール槽80℃
、延伸速度70m/分で延伸し単糸繊度150デニール
の延伸糸を得た。得られた延伸糸(トウ〕を81翼冨に
切断し、100℃の熱風循環式ドライヤーで2分間熱処
理して立体カールフィラメントを得た。この立体カール
フィラメントはコイル長平均15n(コイル長/フィラ
メント長=o、1))、コイル径平均5IIm(コイル
径/フィラメント径= 33.3 )であった。
この立体カールフィラメントを上下両面を60メツシユ
の金網で張った金型(縦横者200n1厚さ50 tm
 ) ifc充填し、150℃の熱風で3分間加熱する
ことKより、立体カールフィラメントの鞘成分の融着に
より形状が安定化された繊維成形体を得た。この繊維成
形体はバッキング材として好適に利用できた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は立体カールフィラメントの斜視図
であり、図中(4)はカール長さを、(B)はカール径
を示す。 以上 特許出願人  チ ッ ソ 株 式 会 社代理人 弁
理士 佐々井 彌太部 同上  野中克彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)融点差が20℃以上ある二種類のポリオレフィン
    樹脂から成り、その低融点のポリオレフィン樹脂を鞘成
    分とする偏心鞘芯型複合モノフィラメントであつて、フ
    ィラメント長の3分の1以下のコイル長とフィラメント
    径の 10倍以上のコイル径を有することを特徴とする立体カ
    ーカフィラメント。
  2. (2)融点差が20℃以上ある二種のポリオレフィン樹
    脂を、その低融点のポリオレフィン樹脂を鞘成分とする
    ように、複合比70/30〜30/70で偏心鞘芯型に
    複合紡糸し、得られた未延伸糸を70〜120℃で4〜
    9倍に延伸し、次いで無張力下で95〜130℃で熱処
    理することを特徴とする立体カールフィラメントの製造
    方法。
  3. (3)融点差が20℃以上ある二種類のポリオレフィン
    樹脂を、その低融点のポリオレフィン樹脂を鞘成分とす
    る偏心鞘芯型モノフィラメントであつて、フィラメント
    長の3分の1以下のコイル長とフィラメント径の10倍
    以上のコイル径を有する立体カールフィラメントから成
    るウェブを、上記二種類のポリオレフィン樹脂の融点間
    の温度で融着処理して得られる、フィラメントが互にそ
    の接点で接着されているクッション材。
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