JPH01280020A - 熱接着性複合繊維 - Google Patents

熱接着性複合繊維

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JPH01280020A
JPH01280020A JP63104220A JP10422088A JPH01280020A JP H01280020 A JPH01280020 A JP H01280020A JP 63104220 A JP63104220 A JP 63104220A JP 10422088 A JP10422088 A JP 10422088A JP H01280020 A JPH01280020 A JP H01280020A
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melting
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敬 村上
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中田 純夫
Tetsuya Motomiya
哲也 本宮
Mikio Tashiro
幹雄 田代
Makoto Yoshida
誠 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は熱接着性複合繊維に関し、更に詳しくは、熱接
着性成分が低融点共重合ポリエステルと変性ポリオレフ
ィン系ポリマーとから成る熱接着性複合繊維に関する。
(従来技術) 従来から、熱接着性成分としてポリオレフィン系ボリン
−を用いた熱接着性繊維は、種々の不織イ]1′、例え
ばフィルター用2食品包装用、画材用等の不織布に使用
されている。
近年、これら不織布においても嵩高性が求められるよう
になったことから、不織布を構成する主体繊維としてポ
リエステル繊維が使用されてきている。
所がポリエステル繊維に対しては前記ポリオレフィン系
成分の接着強度が低いため高強度の不織Th−を1qる
ことができないばかりか、嵩高性の而でも必ずしも満足
できるものではなかった。
このため、ポリエステル繊維を主体繊維とし、その際接
着強度・嵩高性に優れた熱接着性複合繊維を得る試みと
しては、ポリエステルとその化学構造および溶解度パラ
メータが類似している低融点共重合ポリエステルを熱接
着性成分とし、融点200℃以上のポリエステル成分を
非熱接着性成分(主体成分)とする繊維(以下、複合Q
IiMと称する)が提案されている(例えば特開昭57
−101018号公報)。
更に、かかる複合繊維の製糸にあける繊維同志の膠着を
防止すべく、熱接着性成分として低融点共重合ポリエス
テルに゛アイオノマー″をブレンドすることも提案され
ている(特開昭57−128216号公報)。
尚、前記特開昭57−128216 @公報でいう゛ア
イオノマー″とは、α−オレフィンが不飽和カルボン酸
の金属塩によって変性されているものである。
しかしながら、アイオノマーをブレンドした複合繊維を
用いて得られるポリエステル不織布は、従来のポリオレ
フィン系繊維とポリエステル繊維とを混紡して)qられ
る不織布とほぼ同様に十分な強度や高い嵩高性を示さな
いという欠点がめった。
最近、食品包装用等の不織イ(iにおいては、不織布に
ポリオレフィン系フィルムがラミネート加工され、次い
で裁断されて目的のものに加工されている。かかる加工
の際においては、不織布とポリオレフィン系フィルムと
の良好な接着性および裁断性が要求され、更には19ら
れる不織イ1は高強度であることは勿論のこと、柔軟性
も要求されている。
これら供給に対しては、本発明者等の検討によれば、前
述の複合バインダー繊維は不充分であることが判明した
(発明の目的) 本発明の目的は、ポリエステル繊維、並びにポリオレフ
ィン系フィルムに対する接着性が改善され且つ易裁断性
であり、しかも高強度でありながら柔軟な不織イbを与
えることの出来る複合繊維を提供することにある。
(構成) 本発明者等は、前記目的を達成するには、熱接着性成分
として低融点共重合ポリエステルに対して親和性を有し
且つ剛性の低いポリオレフィン系ポリマーを含有させる
ことが有用ではないかと考えて検討した。
その結果、アクリルlf2および/またはメタクリル酸
の低級アルキルエステル、および脂肪族不飽和ジカルボ
ンまたはその無水物によって変性され且つ金属成分を実
質的に含有しない変性ポリオレフィン系共重合体と低融
点共重合ポリエステルとから成るブレンド体を熱接着性
成分とするとき、高強度で且つ柔軟なポリエステル不織
布を1qることができ、しかも(qられる不織布はポリ
オレフィン系フィルムとの接着性および裁断性が共に良
好であることを見い出し、本発明に到達した。
かくして、本発明によれば (1)融点が200℃以上の高融点ポリエステル成分の
少なくとも一部の外周に、下記の変性Aレフイン系ポリ
マーと、融点が170℃以下の低融点共重合ポリエステ
ルとのブレンド体が接合されていることを特徴とする熱
接着性複合繊維 変性オレフィン系ポリマー・・・以下のa、b及びCの
モノマーからなり、実質的に金 属成分を含有しない共重合体 a、アクリル酸および/またはメタアクリル酸の低級ア
ルキルエステル b、脂肪族不飽和ジカルボン酸またはその無水物 C6オレフイン (2)融点か200 ′C以上の高融点ポリニスデル成
分の少なくとも一部の外周に、オレフィン系ホモポリマ
ー、下記の変性オレフィン系ポリマーおよび融点が17
0℃以下の低融点共重合ポリエステルからなる三元ブレ
ンド体が接合されていることを特徴とする熱接着性複合
111M 変性オレフィン系ポリマー・・・以下のa、bおよびC
のモノマーからなり、実質的に 金属成分を含有しない共重合体 a、アクリル酸および/またはメタアクリル酸の低季及
アルキルエステル b.脂肪族不飽和ジカルボン酸またはその無水物 C.オレフィン が提供される。
尚、本発明においていう「融点」は、非品性ポリエステ
ルの場合には軟化点を指称する。
本発明において、複合繊維の熱接着性成分は前記の如く
変性ポリオレフィン系ポリマーと低融点共重合ポリエス
テルのブレンド体でおる必要がある。
かかる変性ボ1ノオレフィン系ポリマーは、実質的に金
属成分を含有しない前記a成分およびb成分によって変
性されたものである。
ここで、前記a, bの不飽和カルボン酸化合物によっ
て変性されていない非変性ポリオレフィン系ポリマーと
低融点共重合ポリエステルとから成るブレンド体を熱接
着性成分とする場合、オレフィンと低融点ポリエステル
との相溶性が悪いために、紡糸性が極めて悪く安定生産
は困難である。またたとえ製品が(qられたとしても、
その不織布はポリオレフィン系フィルムとの接着につい
ては良好な接着能を示すものの、該不織布を構成する主
体繊維であるポリエステル繊維との熱接着強力か低下す
るため、高強度の不織布を得ることができない。しかも
、不織イ「自体の風合も硬くなる。
更に、前記複合繊維の場合、バインダー繊維を構成する
高融点ポリエステル成分(非熱接着姓成分)と熱接着成
分とが裁断時に剥離され易く、不織布の裁断性も悪化す
る。
他方、変性ポリオレフィン系ポリマーであっても、不飽
和カルボン酸の金属塩によって変性されている、所謂″
アイオノマー゛′であると、得られる不織布とポリオレ
フィン系フィルムとの接着性が不十分であり、不織布の
柔軟性,強度,および裁断性も劣るものとなる。しかも
、熱接着性成分にアイオノマーを含有する複合繊維は不
織布の製造工程において黄変し易いという欠点もある。
ぞの理由は、アイオノマーは極性が高いためにポリエス
テルとの相溶性が悪く且つ剛性も高いこと、更にはアイ
オノマーが吸湿性を有しているために不織イIの製造工
程での熱処理の際にポリエステルを劣化させると共にア
イオノマー自身が黄変することに因るものと推察される
この点、本発明において採用する変性ポリオレフィン系
ポリマーは、アイオノマーの如く金属成分を実質的に含
有していないものでおるため極性が低く、ポリエステル
との相溶性が良好で且つ剛性および吸湿性も低い。
本発明においてa,b成分共に、先ず金属成分を含有し
ていないものを用いる。ここで、a成分における低級ア
ルキルとは炭素数1〜4のアルキル基を指称する。そし
て、このa成分は単独のみならず、オレフィンを予備重
合させたものでおってもよい。
一方、b成分としては、マレイン酸等の不飽和カルボン
酸またはそのエステル、あるいは無水マレイン酸,無水
イタコン酸等の不飽和カルボン酸無水物を挙げることが
できる。このうち特にa成分と組合せるのに好適なり成
分は無水マレイン酸であり、これにより低融点ポリエス
テルとの相溶性の向上,熱安定性向上,風合のソフト化
,接着性向上,裁断性向上が好ましく達成される。
また、C成分としてはエチレン、プ,ロピレンその他の
α−オレフィンまたはそれらの混合物が挙げられる。変
性ポリオレフィン系ポリマーを形成ηるa,b,C成分
の割合は、モル%で示すとa:b : C= (0.3
〜30) : (0.3〜20) : (99.4〜5
0)テiす、より好マL<ハa : b : c= (
0.5〜20) : (0.り〜10) : (99〜
70)の範囲である。
a、b成分が両者共0,3モル%未満では本発明の目的
とする効果が得られず、また、a成分が30モル%、b
成分が20モル%を越えると、融点が低下し変性ポリマ
ーの取扱い性が悪く、溶融紡糸しにくくなる傾向かおる
また、変性ポリオレフィン系ポリマーとしでは、分子量
が1万以上の共重合体が挙げられる。
そして、変性ポリオレフィン系ポリマーとして好ましい
のはaおよびb成分とのランダム共重合体で、そのメル
トインデックスが0.1〜200のもの、特に1〜40
のものが好ましく、最終的に分子量か1万〜5万のオレ
フィンとなるように調整すればよい。更に変性ポリオレ
フィンは接着性の面からは65〜170℃、好ましくは
75〜130℃の融点を有しているものが使用される。
この様な変性ポリオレフィン系ポリマーの熱接着性成分
中での配合量は、熱接着性成分に対して0.5〜90重
量%、特に25〜50重量%であることが好ましい。
変性ポリオレフィン系ポリマーの配合量が90%を越え
る熱接着・[1成分から成る複合繊維では、不織布を構
成する主体繊維であるポリエステル繊維との接着強度が
低下する傾向があり、また裁断性も劣るようになる。逆
に、配合量が0.5重量%未満では、得られる不織布と
ポリオレフィン系フィルムとの接着性が低下する傾向が
ある。
一方、かかる変性ポリオレフィン系ポリマーと共に熱接
着性成分を構成する低融点ポリエステルとしては、融点
が170℃以下(非品性ポリエステルの場合は軟化点)
のものを用いる融点が170℃を越えるポリエステルを
熱接着性成分とする複合バインダー繊維では、不織布製
造の際に通常採用される熱処理温度(130〜180℃
)において、高強度の不織布を得ることができない。
かかる低融点ポリエステルとしては、全酸成分の50モ
ル%以上をテレフタル酸成分、および40モル%以下を
イソフタル酸成分とし、そのジオール成分の80モル%
をヘキサメチレングリコール成分。
テトラメチレングリコール成分、またはエチレングリコ
ール成分とする共重合ポリエステルが好ましい。
特に、仝酸成分の50モル%以上をテレフタル酸成分、
および40モル%以下をイソフタル酸成分とし、そのジ
オール成分の80モル%以上をヘキサメチレングリコー
ル成分またはテトラメチレングリコール成分とする結晶
性共重合ポリエステルであって、融点110〜150℃
のものが好ましい。
この様な低融点ボ1尺[ステルの熱接着性成分中での配
合量は、10〜99.5重量%、特に50〜75重量%
であることが好ましい。
本発明における熱接着性成分は、基本的には前述の変性
ポリオレフィン系ポリマーと低融点ポリエステルとから
成るが、これに非変性ポ’J オレフィン系ポリマーが
含まれていてもよい。非変性ポリオレフィン系ポリマー
としては、ポリエチレン。
ポリプロピレン、それらの共重合体が好ましい。
この様な非変性ポリオレフィン系ポリマーが含有される
と、熱接着性成分の諸機能が低下するものと予想される
が、本発明で用いる変性ポリオレフィン系ポリマーが共
存している限り、驚くべきことに非変性ポリオレフィン
系ポリマーと低融点ポリエステルとの相溶性は極めて良
好に維持される。
この場合の熱接着性成分の組成は、低融点ポリエステル
成分が10〜90%、変性ポリオレフィン系ポリマーが
3〜80%、非変性ポリオレフィン系ポリマーが87〜
7%(何れも重量%)とすることが好ましい。
本発明の複合繊維は、前述の熱接着性成分と融点が20
0 ℃以上の高融点ポリエステル成分とから成る。
かかる200℃以上の高融点ポリエステル成分は、不織
布製造時の熱処理の際にバインダー繊維の収縮を防ぎ、
得られる不織布の圧縮回復性1寸法安定性を良好に保持
するものである。
この高融点ポリエステルとしでは、ポリエチレンテレフ
タレートまたはポリブチレンテレフタレートが好ましく
、酸成分および/またはグリコール成分に対して10−
Eル%以下、特に3モル%以下の少量の第3成分が共重
合されていてもよく、あるいはその他のポリマーとのブ
レンド体でおってもよい。
なお、かかる第3成分としては、イソフタル酸。
ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、アジピン酸。
セバシン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の芳
香族または脂肪族ジカルボン酸成分、ジエチレングリコ
ール、ネオペンデルグリコール、シクロヘキサン−1,
4−ジメタツール、1.6−ヘキサンジオール等のジオ
ール成分、あるいはポリアルキレングリコール、グリセ
リン、ペンタエリストリート、ビスフェノールA等を挙
げることができる。
またブレンドポリマーとしては、前述の変性ポリオレフ
ィンや非変性ポリオレフィン、低融点ポリエステル、ポ
リアミド等が挙げられ、高融点ポリエステルに対して5
0重量%以下ブレンドされていると、より接着性、裁断
性の向上、ソフト化の点で好ましい。
かかる高融点ポリエステルは得られる不織布の裁断性を
向上する上で、固有粘度[η]にして0.3〜0,5の
ものか好ましい。
本発明の複合繊維において、前記高融点ポリエステル成
分と熱接着性成分との複合状態は、4ノイド・パイ・サ
イド型、芯・鞘型等の従来から知られている複合状態の
いずれであってもよいが、繊維表面の少なくとも1部、
好ましくは40%以上が熱接着性成分で占められている
ことが必要である。
最も好ましいのは芯・鞘型の複合状態であり、この場合
芯成分(高融点ポリエステル成分)と鞘成分(熱接着性
成分)との繊維横断面における比率は30 : 70〜
90:10であることが好ましい。
また、本発明の複合バインダー繊維の単繊維デニールは
0.1〜20deが好ましく、中空繊維(中空率50%
以下)であってもよい。
この様な本発明の複合繊維は、湿式不織布および乾式不
織布にも供lることができ、湿式不織fliに用いる場
合には、下記■〜■の物性を同時に満足するものが好ま
しい。
■捲縮* : O〜15ケ/25mm (特に好ましくはO〜10ケ/25mm)■繊維長: 
35mm以下 (特に好ましくは2〜20mm) 他方、乾式不織布に用いる複合繊維の場合には、下記(
i)〜(iv)の物性を同時に満足するものが好ましい
(i)捲縮数:5〜25ケ/25mm (特に好ましくは8〜20ケ/25mm)(ii)捲縮
弾性度ニア0%以上 (特に好ましくは75%以上) (iii)繊維長:35〜200mm (iV) (熱接着性成分の融点−15℃)にあける熱
収縮率:10%以下 なお、ここでいう捲縮弾性度とは、JIS L 101
5の方法により測定して(qられるものである。
以上、述べてきた本発明の複合繊維は、低融点ポリエス
テルと変性ポリオレフィン系ポリマー必るいは非変性ポ
リオレフィンを含む混合物、および高融点ポリエステル
を従来から知られている複合紡糸口金を用いて溶融紡糸
することによってjqることができる。
この場合、低融点ポリエステルと変性ポリオレフィン系
ポリマーとは、予め溶融紡糸前に両者をブレンドしてお
いてもよいし、溶融紡糸時に両者をブレンドしてもよい
また溶融紡糸の際の熱接着ポリマー成分の溶融温度は、
ゲル化防止、紡糸調子向上の為には150〜250℃が
好ましく、180〜230℃がより好ましい。一方、高
融点ポリエステル成分の溶融温度は260〜300℃が
紡糸調子向上の為に好ましい。
それぞれポリマーは異なる温度で別々に導管内を輸送さ
れ、パックないで紡糸直前に複合されることが紡糸調子
向上の為には好ましい。紡糸温度は高融点ポリエステル
の紡糸に適する温度が好ましく、通常260〜290℃
の範囲にあればよい。l[出された糸条は口金直下でよ
り急速冷却することが膠着防止、紡糸調子向上の為には
好ましい。そして、引取速度は350〜3000 m/
分の範囲が紡糸調子の点からは好ましい。
このようにしてjqられた未延伸糸は40〜300万デ
ニールのトウにした後60〜95℃の温度で2.5〜4
.5倍の延伸倍率で延伸され、次いで押込クリンパ−で
捲縮を付与した後必要に応じて熱処理し、切断してステ
ーアルファイバーとされる。
本発明の複合繊維のシルクファクター[4!維の強度(
(]/d)・〜[面l【が切1「年j「て瓦)]は5〜
18の範囲が好ましく、特に7〜15の範囲にするのが
裁断性向上の点で好ましい。
なお、本発明において熱接着性成分および/または高融
点ポリエステル成分中には、酸化チタン等の艶消剤、制
電剤、導電剤、染色改良剤、熱安定剤等がブレンドまた
は共重合されていてもよい。
(作用〉 本発明の変性ポリオレフィン系ポリマーの一大特徴とす
る所は、a、b、C成分共に不飽和結合を有する剛性の
低い、且つカルボキシル基を持たないオレフィン(C成
分)に対して、カルボキシル基を1ケ有するもの(a成
分)、同様に2ケ有するもの(b成分)とカルボキシル
基がO〜2の範囲で段階的に増IJOシたモノマーを組
合せたことにある。この様な組合せにより、且つポリマ
ー中に金属成分も実質的に含有されていないので、ポリ
エステル、オレフィンに対する相溶性が著しく改善され
る。その結果、本発明の複合繊維は、その熱接着性成分
がポリエステル成分に対して相溶性で且つ剛性の低い変
性ポリオレフィン系ポリマー成分と低融点ポリエステル
成分とのブレンド体から成るため、不織V(iを主とし
て構成するポリエステル繊維との接着強度が高く、得ら
れる不織イ1は柔軟で且つポリオレフィン系フィルムと
の接着性も向上する。
しかも、複合繊維を構成する熱接着性成分と高融点ポリ
エステル成分との間も、裁断の際に剥離し難いため、得
られる不織4(iの裁断性も改善される。
(実施例) 次に本発明を実施例により詳述する。
実施例中、共重合組成量を示す数字は、それぞれ仝酸成
分、仝グリコール成分に対するモル%を示す。また部は
全て重量%を示す。
(1)不織布強度の測定 熱接着性複合繊維とポリエチレンテレフタレート(PE
T)から成るステーアルファイバー((3de、 5i
mm)とを重椿比50 : 50で)昆綿し、カーデイ
ング後、熱風循環タイプの熱処理機にて150℃で2分
間熱処理し目付的30(]/mの接着ウェア(不織イ[
)を作成して接着強度を測定した。不織布強度は、Ij
J15mmの不織布サンプルのマシン方向の引張破断力
を目付で除した値とした。
(2)回復嵩 上記接着ウェブ(厚みLo mm)に100 (] /
Cm2の荷重をかけ24時間保持する。その後荷重を取
り除き24時間後に接着ウェアの厚み(11mm)を測
定し、接着ウェアの回復率を下式より計算し、回復嵩を
評価した。
回復嵩(%) −(L+ / Lo ) xio。
(3)嵩高性 得られた不i布を縦10cmx横10cmに切り、5枚
積層したときの高さを測定し、その不1職布の重量を測
定して比容積を算出した。
(4)ポリオレフィン系フィルムとの接着性(ヒートシ
ール性) 上記接着ウェアをマシン方向に5Cm巾、 10cm長
さに切り、2枚をとり、該不織布の間に縦。
横5cmの補助工業(K製ポリエチレン系シート(0,
03mm厚さ)を不織イE端にはさみ160 ℃に加熱
された熱板の上に上から250!II/Cm2の荷重で
2秒間プレスして融着をした。そして不織布の熱@着さ
れていない側の両端をチャックによりはさみ剥離強力を
測定した。
ヒートシール強力はヒートシール部が剥離はじめから1
cm剥離する平均値とした。
(5)不織イIの裁断性 上記接着ウェアをマシン方向に5cmrl]、 10c
m長さに切り、5枚積層してギロチンカッターでカット
した。
裁断性の判定はカット部を観察して下記の判定をした。
◎;不織イ[が完全にカットされている○;不織布のカ
ット部が数本の単lIi維でつなかっている △;不織イIのカット部がほとんどカットされていない ×;不織イ[iのカット部か全くカットされていない (6)風合 (qられた不織イ1iを触感で判定した。
なお、本実施例中の共重合ポリエステルで使用する略号
の意味は下記の通りである。
丁A;テレフタル酸成分 IA:イソフタル酸成分 EG;エチレングリコール成分 子 M G :テトラメチレングリコール成分1−IM
G:ヘギサメチレングリコール成分実施例1 芯成分として、ポリエチレンテレフタレート(極限粘度
0.45.融点260℃)を用い290℃で溶融し、鞘
成分として、lA90モル%、lA10モル%、HMG
90モル%、EGIOモル%より成る低融点ポリエステ
ル(融点115℃)と無水マレイン酸1−Eル%とアク
リル酸エチル4モル%をランダム共重合して得られたメ
ルトインデックスが5.融点が95℃の変性ポリエチレ
ンとの混合物(混合比65/35)を200℃で溶融し
、孔数1500孔を有づる芯鞘型複合紡糸口金を用い、
複合比50150 (中1%)紡糸温度280℃で紡糸
し、紡糸速度1000 m/分で捲取った。
次いで、得られた未延伸糸を200万デニールのトウに
した後、70℃の温水にて3.0倍に延伸し、単繊If
f繊度3デニールの延伸糸とした。この延伸糸をスタッ
フィングボックス型捲縮機で捲縮を付与した後、100
℃で弛緩熱処理を施してから51mmの繊維長に切断し
、熱接着性複合繊維とした。かかる繊維は、tド繊維繊
度3 de、シルクファクター13、捲縮数15ケ/2
5mm、捲11?i度16%、捲縮弾性度77%、80
℃乾熱収縮率1%以下のものであった。
この複合バインダー繊維を用いて19られる不織布の強
度1回復嵩、嵩高性、ポリオレフィン系フィルムとの接
着性、裁断性、PA合を評価し、その結果を第1表に示
す。
比較例1 実施例1において、変性ポリオレフィン系ポリマーを混
合しなかった他は、実施例1と同様に行つ 1こ。
得られた複合バインダー繊維のシルクファクターは21
でこれを用いて得られる不織布の評価結果を第1表に併
せて示す。
比較例2 実施例1において、変性ポリオレフィン系ポリマーに代
えてメルトインデックス5.融点125℃のポリエチレ
ンを低融点ポリエステル:ポリエチレン混合比−951
5で用いる他は、実施例1と同様に行った。〈低融点ポ
リエステル:ポリエチレン)捏合比−65/35では紡
糸不可能でめったのでポリエチレンの混合割合を減らし
た) 得られた複合バインダー繊維のシルクファクターは20
で、これを用いて得られる不織イ[の評価結果を第1表
に併せて示す。
表−1 実施例2 芯成分および鞘成分として第2表に示した種々の素材を
組合せて使用し、実施例1に準じた方法で複合繊維とな
し、不織イ[を得た。この結果を第3表に示す。
水準No、16は紡糸調子が悪く、安定した生産は困難
。無理やり製品化して得たものの物性は第3表の通りで
あるが良好な結果は得られなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)融点が200℃以上の高融点ポリエステル成分の
    少なくとも一部の外周に、下記の変性オレフィン系ポリ
    マーと、融点が170℃以下の低融点共重合ポリエステ
    ルとのブレンド体が接合されていることを特徴とする熱
    接着性複合繊維。 変性オレフイン系ポリマー・・・以下のa,b及びcの
    モノマーからなり、実質的に金属成分を含有しない共重
    合体 a.アクリル酸および/またはメタアクリル酸の低級ア
    ルキルエステル b.脂肪族不飽和ジカルボン酸またはその無水物 c.オレフイン
  2. (2)融点が200℃以上の高融点ポリエステル成分の
    少なくとも一部の外周に、オレフィン系ホモポリマー、
    下記の変性オレフィン系ポリマーおよび融点が110℃
    以下の低融点共重合ポリエステルからなる三元ブレンド
    体が接合されていることを特徴とする熱接着性複合繊維
    。 変性オレフイン系ポリマー・・・以下のa,bおよびc
    のモノマーからなり、実質的に金属成分を含有しない共
    重合体 a.アクリル酸および/またはメタアクリル酸の低級ア
    ルキルエステル b.脂肪族不飽和ジカルボン酸またはその無水物 c.オレフイン
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