JPH01281180A - 透湿性を有する複層塗膜の形成方法 - Google Patents

透湿性を有する複層塗膜の形成方法

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JPH01281180A
JPH01281180A JP11069988A JP11069988A JPH01281180A JP H01281180 A JPH01281180 A JP H01281180A JP 11069988 A JP11069988 A JP 11069988A JP 11069988 A JP11069988 A JP 11069988A JP H01281180 A JPH01281180 A JP H01281180A
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修一 後村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、透湿性を有する複層塗膜の形成方法にかかり
、さらに詳しくは、特定の透湿度を有する塗膜を組合せ
ることにより、種々のバラエティに富んだ複層透湿塗膜
を形成する方法に関するものである。なお、本明細書に
示す透湿度とは、JIS  Z  0208  防湿包
装材料の透湿度試験方法によって測定した透湿度を示す
(従来の技術と問題点) 近年、建築様式の変化により、建築物等の室内で発生し
た水蒸気が外壁より排出されず、内部結露による種々の
障害をはじめ、外壁構成材料の破壊(所謂凍害)や外壁
塗装材のふくれ、はがれ等の事例が増大している。これ
に対し種々の透湿性を有する塗材が提案されているが、
透湿性、防水性、−耐候性等々のバランスや冬期の施工
性等において一長一短があり、また、建築様式の多様化
に対応したバラエティに富んだ美装保護機能を、総合的
に満足する塗膜の形成方法は未だ提案されていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点に鑑み、建築様式の多様化に対応す
る、バラエティに冨んだ美装保護機能を総合的に満足す
る塗膜の形成方法を提供せんとするものであり、透湿性
を有する複層塗膜を形成するに際し、 ■透湿度が50=150g/1rr−dayである下塗
材を塗付する第1工程。
■顔料容積濃度(以下pvcという。)が、60〜70
%であり、透湿度が100〜200g/m2’daYで
ある中塗材を塗付する第2工程。
■X3湿度が100〜250g/rrr−dayである
仕上材を塗付する第3工程。
からなり、複層塗膜の透湿度が100g/イ・day以
上である透湿性を有する複層塗膜の形成させることによ
り、美装保護機能を満足させようとするものである。
即ち、塗膜を複層化することにより、下塗材には主とし
て躯体のアルカリシール、および中塗材の吸い込み防止
機能を、中塗材には仕上がり面に種々の模様を形成する
と共に、防水機能の向上、11体の微細クランクへの追
従機能を、仕上材には着色、光沢付与、耐候性向上、防
水等の機能を持たせ、総合的に防水性、耐候性を向上さ
せ、さらに、躯体に近い運送湿度を低く、また、外部に
近い運送湿度を高くし、水蒸気の分子を塗膜内に滞留さ
せることな(外部へ排出させる構成としている。
重要なことは、各々の構成材料が上記の各機能と共に通
切な範囲の透湿度を有していることであり、このバラン
スがくずれると初期の目的は達成できない。
次に各構成要素として、利用できる塗材について述べる
まず第1に、塗材の顔料として、表面が多孔質構造を持
つ顔料を用いた構成塗材が挙げられる。
ここで、表面が多孔質構造を持つ顔料とは、ゼオライト
、焼成りレー、珪藻土、シリカゲル等であり、表面の多
孔質構造により一定の透湿性効果が得られるように適宜
配合すればよく、その他の塗膜構成要素は、一般に用い
られる全ての材料が利用できる。
次ぎに、特に中塗材においてはその目的機能から、比較
的厚膜の塗膜が要求されるため、顔料として、平均粒子
径が5μ以上の炭酸カルシウム、クレー、タルク、珪藻
土、珪砂、硫酸バリウムから選ばれる少なくとも1種以
上を、全顔料の60重量%以上使用することが良好な結
果をもたらすこれは、前述の如く中塗材が60〜70%
というPVCを条件としていることとも関連しており、
平均粒子径が5μ以下の場合や炭酸カルシウム、クレー
、タルク、珪藻土、珪砂、硫酸バリウムから選ばれる少
なくとも1種以上が、全顔料の60重量%以下の場合、
透湿度において良好な結果が得られないことを、本発明
者らは実験により確認している。
さらに、種々のポリオールとポリイソシアネートから構
成される所謂ポリウレタン系の塗膜が・本発明の構成要
素として好適に利用されることを、実験の結果見いだし
た。このポリウレタン系の塗膜は主として下塗、仕上材
に利用されるが、中塗材のバインダー成分として用いる
ことを妨げるものではない。
また、特に中塗材及び仕上材の構成塗材のpvCや使用
バインダーのガラス転移温度を調整し、これら複合塗膜
の20℃における塗膜伸度が、100%以上となる様に
すれば、実用上の躯体クランクに追従する機能を付与す
ることが可能であり、極めて好ましい利用形態となる。
かくして、上記に開示した各構成塗材を、所定の透湿度
を有する様に順次形成させることにより、建築様式の多
様化に対応する、バラエティに富んだ美装保護機能を総
合的に満足する塗膜を形成することが可能となる。
(発明の効果) 実施例及び比較例により本発明の詳細な説明する。
なお、本実施例における透水量、耐候性、塗膜の伸びは
、JIS  A  6910に基づき実施したものであ
る。但し、耐候性は時間を延長し、1000時間後の観
察結果である。
(実施例1) 下塗材として、塩化ゴム系樹脂(固形分20%)を0.
2kg/rrr塗付した。この時の塗膜の透湿度は12
0g/rrLdayであった。
次に、中塗材としてアクリルゴム系エマルションをバイ
ンダーとし、顔料として平均粒径10μの炭酸カルシウ
ムのみを用いPVC65%となるように調整した塗材を
、ローラーにてゆず肌模様となるように1.5kg/n
f塗付した、この時中塗材の透湿度は150g/rrr
−dayであった。
さらに仕上材として、軟質アクリルウレタン系樹脂をバ
インダーとし、PVC20%となるように酸化チタンを
配合した有光沢仕上材を0.3kg/d塗付した。この
時の仕上材の透湿度は170g/イ・dayであった。
かくして、ゆず肌模様の有光沢複層塗膜が形成され、こ
の複層塗膜の透湿度は110g/nf−dayであった
。また、透水量は0.1mlであり、耐候性においても
、若干の光沢低下とグレースケール4号程度の変色が見
られたが、塗膜のふくれ、はがれ等の異常は全く見られ
なかった。
また、この塗膜の中塗材及び仕上材の複合塗膜の伸びは
150%であった。
(実施例2) 下塗材として、アクリル系樹脂(固形分20%)を0.
2kg/rrf塗付した。この時の塗膜の透湿度は11
5 g/イ・dayであった。
次に、中塗材としてアクリル系エマルションをバインダ
ーとし、顔料として焼成りレーと炭酸カルシウムおよび
硫酸バリウムを用い、PVC68%となるように調整し
た塗材を、スプレーにて凹凸模様になるように2. 9
kg/n(aJ付した。この時中塗材の透湿度は135
 g/nf・dayであった。
さらに仕上材として、硬質アクリルウレタン系樹脂をバ
インダーとし、PVC22%となるように酸化チタンを
配合した有光沢仕上材を0.3kg/d塗付した。この
時の仕上材の透湿度は150g/イ・dayであった。
かくして、凹凸模様の有光沢複層塗膜が形成され、この
複層塗膜の透湿度は105g/rrr−dayであった
。また、透水量はQ、1mlであり、耐候性においても
、若干の光沢低下とグレースケール4号程度の変色が見
られたが、塗膜のふくれ、はがれ等の異常は全く見られ
なかった。
(実施例3) 下塗材として、アクリル系樹脂エマルション(固形分5
0%)を0.1kg/rrr塗付した。この時の塗膜の
透湿度は135g/rrr−dayであった次に、中塗
材としてアクリル樹脂系エマルションをバインダーとし
、顔料として平均粒径10μの炭酸カルシウムのみを用
い、PVC65%となるように調整した塗材を、ローラ
ーにてスチップル模様となるように1.5kg/rr?
塗付した。この時中塗材の透湿度は160g/rrr−
dayであった。
さらに、仕上材としてアクリルウレタン樹脂系エマルシ
ョンをバインダーとし、PVC40%となるように酸化
チタンを配合した仕上材を0.3kg/ n?塗付した
、この時の仕上材の透湿度は180g/M+dayであ
った・ かくして、スチフブル模様の複層塗膜が形成され、この
複層塗膜の透湿度は125g/rrr−dayであった
。また、透水量は0.2mlであり、耐候性においても
、若干の光沢低下とグレースケール4−5号程度の変色
が見られたが、塗膜のふくれ、はがれ等の異常は全く見
られなかった。
(比較例1) 下塗材として、塩化ゴム系樹脂(固形分20%)を0.
2kg/rrf塗付した。この時の塗膜の透湿度は12
0g/n?−dayであった。
次に、中塗材としてアクリルゴム系エマルションをバイ
ンダーとし、顔料として平均粒径3μの炭酸カルシウム
のみを用い、PVC40%となるように調整した塗材を
、ローラーにてゆず肌模様となるように1.5kg/n
?塗付した。この時中塗材の透湿度は10g/nf−d
ayであった。
さらに、仕上材として、軟質アクリルウレタン系樹脂を
バインダーとし、PVC20%となるように酸化チタン
を配合した有光沢仕上材を0.3kg/ rrr塗付し
た。この時の仕上材の透湿度は170g/d’(ia’
/であった。
かくして、ゆず肌模様の有光沢複層塗膜が形成され、こ
の複層塗膜の透湿度は8 g / rd−d a yで
あった。また、この塗膜の中塗材及び仕上材の総合塗膜
の伸びは300%であり、透水量は0゜1mlであった
。耐候性においても、光沢、変色は実施例1とほぼ同等
で問題なかったが、中塗材塗膜が原因の、直径5〜10
鶴程度のふくれが数箇所見られた。
(比較例2) 下塗材として、塩化ゴム系樹脂(固形分20%)を0.
2kg/rrr塗付した。この時の塗膜の透湿度は12
0g/m2−dayであった。
次に、中塗材としてアクリルゴム系エマルションをバイ
ンダーとし、顔料として平均粒径10μの炭酸カルシウ
ムのみを用い、PVC65%となるように調整した塗材
を、ローラーにてゆず肌模様となるように1.5kg/
rrf塗付した。この時の中塗材の透湿度は150g/
nf−dayであったさらに、仕上材として、軟質アク
リル系樹脂をバインダーとし、PVC20%となるよう
に酸化チタンを配合した有光沢仕上材をQ、3kg/m
塗付した。この時の仕上材の透湿度は120 g/rr
r・dayであった・ かくしてゆず肌模様の有光沢複層塗膜が形成され、この
複層塗膜の透湿度は80g/m2・dayであった。ま
た、透水量は0.1mlであったが、耐候性においては
、光沢低下が見られ、変色はグレースケール4−5号程
度であったが、直径1mm程度の仕上材塗膜のふくれが
全面に見られた。
(比較例3) 下塗材として、アクリル系樹脂エマルションをバインダ
ーとするPVC50%に調整した塗材を0.2kg/r
rf塗付した。この時の塗膜の透湿度は180g/ff
r−dayであった。
次に、中塗材としてアクリル樹脂系エマルションをバイ
ンダーとし、顔料として平均粒径10μの炭酸カルシウ
ムのみを用い、PVC75%となるように調整した塗材
を、スプレーにて凹凸模様となるように1.5kg/n
f塗付した、この時中塗材の透湿度は220g/rrr
−dayであった。
さらに仕上材として、アクリル酢酸ビニル樹脂系エマル
ションをバインダーとし、PVC55%となるように酸
化チタンおよび炭酸カルシウムを配合した仕上材を0.
3kg/n(塗付した、この時の仕上材の透湿度は20
0g/rrl−dayであった。
かくして凹凸模様の複層塗膜が形成され、この複層塗膜
の透湿度は155g/耐・dayであったが、透水量は
1.21111であり、JIS規格値のQ、5ml以下
を大きく上回るものであった。耐候性においても、塗膜
のふ(れ等の異常は見られなかったが、著しいチョーキ
ングと若干のチェツキングが見られた。
以上の如く本発明の工法は、美装保護機能を総合的に満
足する優れた塗膜の形成方法である。
−以上−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透湿性を有する複層塗膜を形成するに際し、 [1]透湿度が100〜150g/m^2・dayであ
    る下塗材を塗付する第1工程。 [2]顔料容積濃度(以下PVCという。)が、60〜
    70%であり、透湿度が100〜200g/m^2・d
    ayである中塗材を塗付する第2工程。 [3]透湿度が100〜250g/m^2・dayであ
    る仕上材を塗付する第3工程。 からなり、複層塗膜の透湿度が100g/m^2・da
    y以上である透湿性を有する複層塗膜の形成方法。
  2. (2)請求項第1項を構成する少なくとも1種以上の塗
    膜として、塗材の顔料に、表面が多孔質構造を持つ顔料
    を用いることを特徴とする請求項第1項記載の透湿性を
    有する複層塗膜の形成方法。
  3. (3)請求項第1項[2]の中塗材の顔料として、平均
    粒子径が5μ以上の炭酸カルシウム、クレー、タルク、
    珪藻土、珪砂、硫酸バリウムから選ばれる少なくとも1
    種以上を、全顔料の60重量%以上使用することを特徴
    とする請求項第1項記載の透湿性を有する複層塗膜の形
    成方法。
  4. (4)請求項第1項を構成する少なくとも1種以上の塗
    膜として、種々のポリオールとポリイソシアネートから
    構成される、所謂ポリウレタン系の塗膜を用いることを
    特徴とする請求項第1項記載の透湿性を有する複層塗膜
    の形成方法。
  5. (5)複層塗膜の20℃における塗膜伸度が、100%
    以上であることを特徴とする、請求項第1項記載の透湿
    性を有する複層塗膜の形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003035022A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Bekku Kk 被膜積層体
JP2005186063A (ja) * 2003-12-04 2005-07-14 Sk Kaken Co Ltd 建築物内装面の塗装仕上げ方法
JP2006341411A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Sk Kaken Co Ltd 積層体
JP2006341163A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Sk Kaken Co Ltd 塗装仕上げ方法

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