JPH0128953Y2 - - Google Patents
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- JPH0128953Y2 JPH0128953Y2 JP5162984U JP5162984U JPH0128953Y2 JP H0128953 Y2 JPH0128953 Y2 JP H0128953Y2 JP 5162984 U JP5162984 U JP 5162984U JP 5162984 U JP5162984 U JP 5162984U JP H0128953 Y2 JPH0128953 Y2 JP H0128953Y2
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- Resistance Welding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、孔開き板と中空円筒とを接触溶接さ
せるための溶接装置についての技術分野に属す
る。
せるための溶接装置についての技術分野に属す
る。
開口孔が穿設されている孔開き板に、貫通孔が
穿設されている中空円筒を、開口孔と貫通孔とを
整合させてプロジエクシヨン溶接するとき、従来
は、第1図に示されているような溶接装置が用い
られていた。以下、第1図に示されている溶接装
置を説明する。
穿設されている中空円筒を、開口孔と貫通孔とを
整合させてプロジエクシヨン溶接するとき、従来
は、第1図に示されているような溶接装置が用い
られていた。以下、第1図に示されている溶接装
置を説明する。
第1図において、6は上部電極であり、7は下
部電極である。42は電極棒である。29は、銅
板プレートである。3は、開口孔2が穿設されて
いる孔開き板であり、5は、貫通孔4が穿設され
ている中空円筒である。貫通孔4の内径は開口孔
2の直径よりも僅かに大きくされている。中空円
筒5は、上部電極6に近い方に配置されており、
孔開き板3は、下部電極7に近い方に配置されて
いる。電極棒42は上下方向(軸線P−P方向)
に対して固定されている。これに対し、上部電極
6は電極棒42に対して上下方向(軸線P−P方
向)に相対移動可能とされている。プロジエクシ
ヨン溶接が行われるとき、上部電極6が下降す
る。この結果、中空円筒5と孔開き板3とは、下
部電極7を介して上部電極6と電極棒42とによ
つて挟持される。このため、これらは押圧接触さ
れ、符号21で示される部分にて溶接(プロジエ
クシヨン溶接)される。
部電極である。42は電極棒である。29は、銅
板プレートである。3は、開口孔2が穿設されて
いる孔開き板であり、5は、貫通孔4が穿設され
ている中空円筒である。貫通孔4の内径は開口孔
2の直径よりも僅かに大きくされている。中空円
筒5は、上部電極6に近い方に配置されており、
孔開き板3は、下部電極7に近い方に配置されて
いる。電極棒42は上下方向(軸線P−P方向)
に対して固定されている。これに対し、上部電極
6は電極棒42に対して上下方向(軸線P−P方
向)に相対移動可能とされている。プロジエクシ
ヨン溶接が行われるとき、上部電極6が下降す
る。この結果、中空円筒5と孔開き板3とは、下
部電極7を介して上部電極6と電極棒42とによ
つて挟持される。このため、これらは押圧接触さ
れ、符号21で示される部分にて溶接(プロジエ
クシヨン溶接)される。
第1図において、10は、孔開き板3の開口孔
2と中空円筒5の貫通孔4とを位置決めするため
のピンである。ピン10は、下部電極7にエアフ
ローテイング方式で取り付けられている。そし
て、下部電極7より上方に突出している。従来の
溶接装置1においては、ピン10を下方から開口
孔2と貫通孔4とに嵌入させることにより、開口
孔2と貫通孔4との位置決めが行われていた。
2と中空円筒5の貫通孔4とを位置決めするため
のピンである。ピン10は、下部電極7にエアフ
ローテイング方式で取り付けられている。そし
て、下部電極7より上方に突出している。従来の
溶接装置1においては、ピン10を下方から開口
孔2と貫通孔4とに嵌入させることにより、開口
孔2と貫通孔4との位置決めが行われていた。
第1図に示されているような従来の溶接装置1
においては、次の二つの問題があつた。
においては、次の二つの問題があつた。
(イ) 開口孔2に対する貫通孔4の位置(即ち、孔
開き板3に対する中空円筒5の位置)が正確に
定まらない。
開き板3に対する中空円筒5の位置)が正確に
定まらない。
(ロ) 中空円筒5の上端面41に当接する上部電極
6の当接面46が摩滅する(なお、これは以下
に示す理由によつてどうしても避けられない)。
このため、上部電極6を頻繁に取替えねばなら
ない。上部電極6自体は非常に高価なものであ
る。この結果、多大の費用がかかる。
6の当接面46が摩滅する(なお、これは以下
に示す理由によつてどうしても避けられない)。
このため、上部電極6を頻繁に取替えねばなら
ない。上部電極6自体は非常に高価なものであ
る。この結果、多大の費用がかかる。
上記(イ)に関連して、開口孔2に対する貫通孔4
の位置が正確に定まらないのは、次の理由によ
る。即ち、前記のように、中空円筒5の貫通孔4
の内径は、孔開き板3の開口孔2の直径よりも僅
かに大きくされている。このため、前述したピン
10による位置決め方式では、ピン10に対する
開口孔2の位置は正確に定まつても、ピン10に
対する貫通孔4の位置はピン10によつては正確
に定まらないためである。
の位置が正確に定まらないのは、次の理由によ
る。即ち、前記のように、中空円筒5の貫通孔4
の内径は、孔開き板3の開口孔2の直径よりも僅
かに大きくされている。このため、前述したピン
10による位置決め方式では、ピン10に対する
開口孔2の位置は正確に定まつても、ピン10に
対する貫通孔4の位置はピン10によつては正確
に定まらないためである。
また、前記(ロ)に関連して、中空円筒5の上端面
41に当接する上部電極6の当接面46が摩滅す
るのは、次の理由による。即ち、孔開き板3と下
部電極7とは面で接触(従つて、接触面積は大き
い)しているのに対して、中空円筒5と上部電極
6とは中空円筒5の上端面41だけで接触(従つ
て、接触面積は小さい)している。このため、上
部電極6が下降して、中空円筒5と孔開き板3と
が、下部電極7を介して上部電極6と電極棒42
とによつて挟持されたとき、上部電極6の当接面
46が受ける単位面積当りの力は非常に大きなも
のとなる。一方、孔開き板3と中空円筒5とのプ
ロジエクシヨン溶接は、一日に何万回となく行わ
れる。斯くして、当接面46は直ぐに摩滅するこ
とになる。
41に当接する上部電極6の当接面46が摩滅す
るのは、次の理由による。即ち、孔開き板3と下
部電極7とは面で接触(従つて、接触面積は大き
い)しているのに対して、中空円筒5と上部電極
6とは中空円筒5の上端面41だけで接触(従つ
て、接触面積は小さい)している。このため、上
部電極6が下降して、中空円筒5と孔開き板3と
が、下部電極7を介して上部電極6と電極棒42
とによつて挟持されたとき、上部電極6の当接面
46が受ける単位面積当りの力は非常に大きなも
のとなる。一方、孔開き板3と中空円筒5とのプ
ロジエクシヨン溶接は、一日に何万回となく行わ
れる。斯くして、当接面46は直ぐに摩滅するこ
とになる。
本考案は、このような従来技術の問題点を解決
するためになされたものである。
するためになされたものである。
本考案の目的は、開口孔が穿設されている孔開
き板と貫通孔が穿設されている中空円筒とを接触
溶接させたときに、次の二つの不具合が生じない
ようにすることにある。
き板と貫通孔が穿設されている中空円筒とを接触
溶接させたときに、次の二つの不具合が生じない
ようにすることにある。
(イ) 開口孔に対する貫通孔の位置(即ち、孔開き
板に対する中空円筒の位置)が不正確のまま孔
開き板と中空円筒とが接触溶接されること。
板に対する中空円筒の位置)が不正確のまま孔
開き板と中空円筒とが接触溶接されること。
(ロ) 中空円筒に当接する電極の取替(取替原因
は、前記の通り、中空円筒の端面に当接する電
極の当接面の摩滅である)に基づく出費。
は、前記の通り、中空円筒の端面に当接する電
極の当接面の摩滅である)に基づく出費。
この目的は、本考案によれば、次のような構成
をとる溶接装置によつて達成される。
をとる溶接装置によつて達成される。
即ち、本考案に係る孔開き板と中空円筒とを接
触溶接させるための溶接装置というのは、開口孔
が穿設されている孔開き板と、該開口孔の直径よ
りも僅かに大きい内径を有する貫通孔が長手方向
に穿設されている中空円筒とを接触溶接させるた
めの溶接装置であつて、上部電極と下部電極とを
有し、該上部電極と該下部電極とはそれぞれ上下
方向に相対向して同一軸線上に配置されており、
前記上部電極と前記下部電極とのうち少なくとも
いずれか一方は他方に対して前記軸線上を相対移
動可能とされており、前記上部電極は、円柱状の
本体部材と、該本体部材に取り付けられて該本体
部材の端面から下方に突出している位置決め用の
ピンとから構成されており、前記本体部材は導電
性の材料でできており、前記本体部材の軸線と前
記ピンの軸線とは一致されており、前記下部電極
は、一端が開口している中空円筒状のホルダと、
給電用のスペーサと、長手方向に貫通孔が穿設さ
れている中空円筒状の電気絶縁部材とから構成さ
れており、前記ホルダと前記スペーサとはいずれ
も導電性の材料でできており、前記ホルダの開口
は上方に向けられており、前記スペーサは前記ホ
ルダの底壁に当接して前記ホルダの内部に配置さ
れており、前記電気絶縁部材は前記スペーサの上
に載せられ且つ前記ホルダの内壁に当接して前記
ホルダの内部に配置されており、前記ホルダの軸
線と前記電気絶縁部材の軸線とは一致されてお
り、前記孔開き板は前記上部電極に近い方に配置
されており、前記中空円筒は前記下部電極に近い
方に配置されており、前記本体部材と前記ホルダ
とを互いに接近させ前記孔開き板と前記中空円筒
とを押圧接触させることにより前記孔開き板と前
記中空円筒とは接触溶接され、前記本体部材に対
する前記孔開き板の位置決めは、前記ピンを上方
から前記孔開き板の開口孔に嵌入することによつ
て行われており、前記ホルダに対する前記中空円
筒の位置決めは、前記電気絶縁部材の貫通孔に前
記中空円筒を嵌入することによつて行われている
ことを特徴とする。
触溶接させるための溶接装置というのは、開口孔
が穿設されている孔開き板と、該開口孔の直径よ
りも僅かに大きい内径を有する貫通孔が長手方向
に穿設されている中空円筒とを接触溶接させるた
めの溶接装置であつて、上部電極と下部電極とを
有し、該上部電極と該下部電極とはそれぞれ上下
方向に相対向して同一軸線上に配置されており、
前記上部電極と前記下部電極とのうち少なくとも
いずれか一方は他方に対して前記軸線上を相対移
動可能とされており、前記上部電極は、円柱状の
本体部材と、該本体部材に取り付けられて該本体
部材の端面から下方に突出している位置決め用の
ピンとから構成されており、前記本体部材は導電
性の材料でできており、前記本体部材の軸線と前
記ピンの軸線とは一致されており、前記下部電極
は、一端が開口している中空円筒状のホルダと、
給電用のスペーサと、長手方向に貫通孔が穿設さ
れている中空円筒状の電気絶縁部材とから構成さ
れており、前記ホルダと前記スペーサとはいずれ
も導電性の材料でできており、前記ホルダの開口
は上方に向けられており、前記スペーサは前記ホ
ルダの底壁に当接して前記ホルダの内部に配置さ
れており、前記電気絶縁部材は前記スペーサの上
に載せられ且つ前記ホルダの内壁に当接して前記
ホルダの内部に配置されており、前記ホルダの軸
線と前記電気絶縁部材の軸線とは一致されてお
り、前記孔開き板は前記上部電極に近い方に配置
されており、前記中空円筒は前記下部電極に近い
方に配置されており、前記本体部材と前記ホルダ
とを互いに接近させ前記孔開き板と前記中空円筒
とを押圧接触させることにより前記孔開き板と前
記中空円筒とは接触溶接され、前記本体部材に対
する前記孔開き板の位置決めは、前記ピンを上方
から前記孔開き板の開口孔に嵌入することによつ
て行われており、前記ホルダに対する前記中空円
筒の位置決めは、前記電気絶縁部材の貫通孔に前
記中空円筒を嵌入することによつて行われている
ことを特徴とする。
本考案において、上部電極(の本体部材)に対
する孔開き板の位置決めは、ピンを上方から孔開
き板の開口孔に嵌入することによつて行われてい
る。ここで、本体部材の軸線(即ち、上部電極の
軸線)とピンの軸線とは一致されているため、上
記のように孔開き板が位置決めされたとき、孔開
き板の開口孔の中心は、本体部材の軸線(即ち、
上部電極の軸線)と一致することになる。
する孔開き板の位置決めは、ピンを上方から孔開
き板の開口孔に嵌入することによつて行われてい
る。ここで、本体部材の軸線(即ち、上部電極の
軸線)とピンの軸線とは一致されているため、上
記のように孔開き板が位置決めされたとき、孔開
き板の開口孔の中心は、本体部材の軸線(即ち、
上部電極の軸線)と一致することになる。
また、下部電極(のホルダ)に対する中空円筒
の位置決めは、電気絶縁部材の貫通孔に中空円筒
を嵌入することによつて行われている。ここで、
ホルダの軸線(即ち、下部電極の軸線)と電気絶
縁部材の軸線とは一致されているため、上記のよ
うに中空円筒が位置決めされたとき、中空円筒の
貫通孔の軸線は、ホルダの軸線(即ち、下部電極
の軸線)と一致することになる。
の位置決めは、電気絶縁部材の貫通孔に中空円筒
を嵌入することによつて行われている。ここで、
ホルダの軸線(即ち、下部電極の軸線)と電気絶
縁部材の軸線とは一致されているため、上記のよ
うに中空円筒が位置決めされたとき、中空円筒の
貫通孔の軸線は、ホルダの軸線(即ち、下部電極
の軸線)と一致することになる。
本考案においては、上部電極と下部電極とはそ
れぞれ上下に相対向して同一軸線上に配置されて
いるため、上記のように孔開き板と中空円筒とが
位置決めされれば、孔開き板の開口孔の中心と中
空円筒の貫通孔の軸線とは完全に一致することに
なる。
れぞれ上下に相対向して同一軸線上に配置されて
いるため、上記のように孔開き板と中空円筒とが
位置決めされれば、孔開き板の開口孔の中心と中
空円筒の貫通孔の軸線とは完全に一致することに
なる。
このように、本考案では、孔開き板と中空円筒
とをそれぞれ、上部電極及び下部電極に対して位
置決めするようにしている。言い換えれば、第1
図に示されている従来のもののように、一本のピ
ンで孔開き板と中空円筒との両方を位置決めする
ようにしてはいない。このため、孔開き板の開口
孔の直径と中空円筒の貫通孔の内径とが異なつて
いても、両者を位置決めする上で何等問題はな
い。
とをそれぞれ、上部電極及び下部電極に対して位
置決めするようにしている。言い換えれば、第1
図に示されている従来のもののように、一本のピ
ンで孔開き板と中空円筒との両方を位置決めする
ようにしてはいない。このため、孔開き板の開口
孔の直径と中空円筒の貫通孔の内径とが異なつて
いても、両者を位置決めする上で何等問題はな
い。
斯くして、本考案によれば、開口孔に対する貫
通孔の位置(即ち、孔開き板に対する中空円筒の
位置)が不正確のまま孔開き板と中空円筒とが接
触溶接されることはない。
通孔の位置(即ち、孔開き板に対する中空円筒の
位置)が不正確のまま孔開き板と中空円筒とが接
触溶接されることはない。
また、本考案において、中空円筒は中空の電気
絶縁部材の貫通孔に嵌入されており、電気絶縁部
材はスペーサの上に載せられ且つホルダの内壁に
当接してホルダの内部に配置されておりいる。こ
のため、中空円筒の開口端(下端面)は、スペー
サに当接していることになる。従つて、上部電極
と下部電極とによつて孔開き板と中空円筒とが押
圧されるとき(即ち、孔開き板と中空円筒とが溶
接されるとき)、中空円筒はスペーサに力を及ぼ
すことになる。このため、摩滅するのはスペーサ
だけであつて、電極全体ではない。ここで、スペ
ーサは、下部電極の一部を構成しているが、実質
的には金属(但し、導電性の良い銅合金等ででき
ている)の塊であり、従つて、安価なものであ
る。このため、摩滅するごとにスペーサを取り替
えたとしてもそれほど費用がかかるものではな
い。
絶縁部材の貫通孔に嵌入されており、電気絶縁部
材はスペーサの上に載せられ且つホルダの内壁に
当接してホルダの内部に配置されておりいる。こ
のため、中空円筒の開口端(下端面)は、スペー
サに当接していることになる。従つて、上部電極
と下部電極とによつて孔開き板と中空円筒とが押
圧されるとき(即ち、孔開き板と中空円筒とが溶
接されるとき)、中空円筒はスペーサに力を及ぼ
すことになる。このため、摩滅するのはスペーサ
だけであつて、電極全体ではない。ここで、スペ
ーサは、下部電極の一部を構成しているが、実質
的には金属(但し、導電性の良い銅合金等ででき
ている)の塊であり、従つて、安価なものであ
る。このため、摩滅するごとにスペーサを取り替
えたとしてもそれほど費用がかかるものではな
い。
このように、本考案では、摩滅に関しては、ス
ペーサだけを取り替えればよく、高価な電極全体
を取り替える必要はない。斯くして、本考案によ
れば、中空円筒に当接する電極の取替に基づく出
費が少なくなる。
ペーサだけを取り替えればよく、高価な電極全体
を取り替える必要はない。斯くして、本考案によ
れば、中空円筒に当接する電極の取替に基づく出
費が少なくなる。
上記の説明から分る通り、本考案によれば、次
の二つの不具合が生じないようになるという効果
を奏する。
の二つの不具合が生じないようになるという効果
を奏する。
(イ) 開口孔に対する貫通孔の位置(即ち、孔開き
板に対する中空円筒の位置)が不正確のまま孔
開き板と中空円筒とが接触溶接されること。
板に対する中空円筒の位置)が不正確のまま孔
開き板と中空円筒とが接触溶接されること。
(ロ) 中空円筒に当接する電極の取替に基づく出
費。
費。
なお、本考案では、ホルダ内の中空円筒の外側
面に当接しているのは電気絶縁部材であるため、
溶接時、電流が中空円筒の外側面から流入(或い
は、流出)することはない。言い換えれば、電流
は、スペーサを介して、スペーサに当接している
中空円筒の下端面を通つて溶接部位に流れ込む。
従つて、電流は中空円筒内を直線的に流れるた
め、溶接時、溶接部位において電流の流れは極め
て安定している。このため、溶接の仕上がりは、
いずれの孔開き板と中空円筒とについても均一に
なり、バラツキは生じない。
面に当接しているのは電気絶縁部材であるため、
溶接時、電流が中空円筒の外側面から流入(或い
は、流出)することはない。言い換えれば、電流
は、スペーサを介して、スペーサに当接している
中空円筒の下端面を通つて溶接部位に流れ込む。
従つて、電流は中空円筒内を直線的に流れるた
め、溶接時、溶接部位において電流の流れは極め
て安定している。このため、溶接の仕上がりは、
いずれの孔開き板と中空円筒とについても均一に
なり、バラツキは生じない。
次に、本考案の実施例を図面を基にして詳細に
説明する。
説明する。
第2図は、本考案の一実施例の縦断面図であ
る。第2図において、本実施例に係る孔開き板と
中空円筒とを接触溶接させるための溶接装置(以
下、単に溶接装置と呼ぶ)1は、開口孔2が穿設
されている孔開き板3と、長手方向に貫通孔4が
穿設されている中空円筒5とを接触溶接(本実施
例の場合は、プロジエクシヨン溶接)するための
ものである。なお、貫通孔4の内径は開口孔2の
直径よりも僅かに大きくされている。
る。第2図において、本実施例に係る孔開き板と
中空円筒とを接触溶接させるための溶接装置(以
下、単に溶接装置と呼ぶ)1は、開口孔2が穿設
されている孔開き板3と、長手方向に貫通孔4が
穿設されている中空円筒5とを接触溶接(本実施
例の場合は、プロジエクシヨン溶接)するための
ものである。なお、貫通孔4の内径は開口孔2の
直径よりも僅かに大きくされている。
溶接装置1は、上部電極6と下部電極7とを有
する。孔開き板3は、上部電極6に近い方に配置
されている。中空円筒5は、下部電極7に近い方
に配置されている。42は、電極棒である。後で
詳細に説明するように、電極棒42は上下方向
(軸線P−P方向)に対して固定されている。こ
れに対し、上部電極6は電極棒42に対して上下
方向(軸線P−P方向)に相対移動可能とされて
いる。プロジエクシヨン溶接が行われるとき、下
部電極7はほぼ静止しており上部電極6が下降す
る。この結果、孔開き板3と中空円筒5とは、下
部電極7を介して上部電極6と電極棒42とによ
つて挟持される。このため、孔開き板3と中空円
筒5とは押圧接触され、符号21で示される部分
にて溶接(プロジエクシヨン溶接)される。第2
図に示されているような溶接装置1は、第3図に
示されているような溶接機械22に装着されるも
のである。従つて、ここでは、まず第3図に示さ
れている溶接機械22について説明する。
する。孔開き板3は、上部電極6に近い方に配置
されている。中空円筒5は、下部電極7に近い方
に配置されている。42は、電極棒である。後で
詳細に説明するように、電極棒42は上下方向
(軸線P−P方向)に対して固定されている。こ
れに対し、上部電極6は電極棒42に対して上下
方向(軸線P−P方向)に相対移動可能とされて
いる。プロジエクシヨン溶接が行われるとき、下
部電極7はほぼ静止しており上部電極6が下降す
る。この結果、孔開き板3と中空円筒5とは、下
部電極7を介して上部電極6と電極棒42とによ
つて挟持される。このため、孔開き板3と中空円
筒5とは押圧接触され、符号21で示される部分
にて溶接(プロジエクシヨン溶接)される。第2
図に示されているような溶接装置1は、第3図に
示されているような溶接機械22に装着されるも
のである。従つて、ここでは、まず第3図に示さ
れている溶接機械22について説明する。
第3図において、6は、第2図の上部電極であ
り、7は、第2図の下部電極である。3と5と
は、それぞれプロジエクシヨン溶接される第2図
の孔開き板及び中空円筒である。上部電極6は溶
接機械本体23に対して上下方向(矢印P−P方
向)に移動可能とされている。24は、上部電極
6を上下方向(矢印P−P方向)に移動させるた
めの上部電極駆動装置である。上部電極6は、リ
ード線26を介してトランス27の一方の端子2
8に接続されている。
り、7は、第2図の下部電極である。3と5と
は、それぞれプロジエクシヨン溶接される第2図
の孔開き板及び中空円筒である。上部電極6は溶
接機械本体23に対して上下方向(矢印P−P方
向)に移動可能とされている。24は、上部電極
6を上下方向(矢印P−P方向)に移動させるた
めの上部電極駆動装置である。上部電極6は、リ
ード線26を介してトランス27の一方の端子2
8に接続されている。
下部電極7は、銅板プレート29に螺着されて
いる(第2図参照)。第3図において、銅板プレ
ート29には合計4個の下部電極7が螺着されて
いる(従つて、中空円筒5も4個存在する)。し
かしながら、第3図においては2個の下部電極7
が描かれているだけである。残りの2個の下部電
極7は、図に描かれている2個の下部電極7の後
ろに隠されているため、図には表されていない。
中空円筒5についても同様である。銅板プレート
29は、ワーク載置台30に固定されている。
いる(第2図参照)。第3図において、銅板プレ
ート29には合計4個の下部電極7が螺着されて
いる(従つて、中空円筒5も4個存在する)。し
かしながら、第3図においては2個の下部電極7
が描かれているだけである。残りの2個の下部電
極7は、図に描かれている2個の下部電極7の後
ろに隠されているため、図には表されていない。
中空円筒5についても同様である。銅板プレート
29は、ワーク載置台30に固定されている。
銅板プレート29の裏面41には、第2図の電
極棒42が当接するようにされている。電極棒4
2は、電極棒支持部材43に固定されている。電
極棒支持部材43は、溶接機械本体23に固定さ
れている。電極棒42は、リード線44(一部は
電極棒支持部材43の中を通つている)を介して
トランス27の他方の端子45に接続されてい
る。
極棒42が当接するようにされている。電極棒4
2は、電極棒支持部材43に固定されている。電
極棒支持部材43は、溶接機械本体23に固定さ
れている。電極棒42は、リード線44(一部は
電極棒支持部材43の中を通つている)を介して
トランス27の他方の端子45に接続されてい
る。
前述のワーク載置台30の周囲にはワーク支持
部材31が取り付けられている。孔開き板3は、
ワーク支持部材31の上に載せられている。ワー
ク載置台30は、ばね32を介して第1のテーブ
ル33の上に載せられている。溶接が行われない
ときは、ばね32によつて電極棒42と銅板プレ
ート41とは非接触状態とされている。第1のテ
ーブル33には脚部材34が取り付けられてい
る。第1のテーブル33は、脚部材34を介して
第2のテーブル35の上に載せられている。第1
のテーブル33の脚部材34には、ロツド36が
紙面に垂直方向に嵌入されている。ロツド36
は、第2のテーブル35に連結されている。第1
のテーブル33の脚部材34は、ロツド36に対
して紙面に垂直方向に摺動可能とされている。従
つて、第1のテーブル33は、ロツド36即ち第
2のテーブル35に対して紙面に垂直方向に摺動
可能とされている。第2のテーブル35には、同
様に脚部材37が取り付けられている。第2のテ
ーブル35の脚部材37には、ロツド38が左右
方向に嵌入されている。ロツド38は、テーブル
載置台39に連結されている。テーブル載置台3
9は、連結部材40によつて溶接機械本体23に
固定されている。第2のテーブル35の脚部材3
7は、ロツド38に対して左右方向に摺動可能と
されている。従つて、第2のテーブル35は、ロ
ツド38即ちテーブル載置台39に対して左右方
向に摺動可能とされている。溶接機械22におい
て、第1のテーブル33及び第2のテーブル35
は、図示しないテーブル駆動装置によつて、それ
ぞれテーブル載置台39に対して紙面に垂直方向
及び左右方向に移動可能とされている。
部材31が取り付けられている。孔開き板3は、
ワーク支持部材31の上に載せられている。ワー
ク載置台30は、ばね32を介して第1のテーブ
ル33の上に載せられている。溶接が行われない
ときは、ばね32によつて電極棒42と銅板プレ
ート41とは非接触状態とされている。第1のテ
ーブル33には脚部材34が取り付けられてい
る。第1のテーブル33は、脚部材34を介して
第2のテーブル35の上に載せられている。第1
のテーブル33の脚部材34には、ロツド36が
紙面に垂直方向に嵌入されている。ロツド36
は、第2のテーブル35に連結されている。第1
のテーブル33の脚部材34は、ロツド36に対
して紙面に垂直方向に摺動可能とされている。従
つて、第1のテーブル33は、ロツド36即ち第
2のテーブル35に対して紙面に垂直方向に摺動
可能とされている。第2のテーブル35には、同
様に脚部材37が取り付けられている。第2のテ
ーブル35の脚部材37には、ロツド38が左右
方向に嵌入されている。ロツド38は、テーブル
載置台39に連結されている。テーブル載置台3
9は、連結部材40によつて溶接機械本体23に
固定されている。第2のテーブル35の脚部材3
7は、ロツド38に対して左右方向に摺動可能と
されている。従つて、第2のテーブル35は、ロ
ツド38即ちテーブル載置台39に対して左右方
向に摺動可能とされている。溶接機械22におい
て、第1のテーブル33及び第2のテーブル35
は、図示しないテーブル駆動装置によつて、それ
ぞれテーブル載置台39に対して紙面に垂直方向
及び左右方向に移動可能とされている。
上部電極6電極棒42とはそれぞれ上下に相対
向して同一軸線(軸線P−P)上に配置されてい
る。上部電極6は、前記の説明から分るとおり、
紙面に垂直方向及び左右方向に関する限り、溶接
機械本体23に対して不動とされている(当然な
がら、電極棒42もそうである)。これに対し、
第1のテーブル33及び第2のテーブル35は、
図示しないテーブル駆動装置によつて、テーブル
載置台39、即ち、溶接機械本体23に対してそ
れぞれ紙面に垂直方向及び左右方向に移動可能と
されている。第1のテーブル33及び第2のテー
ブル35がこのように移動可能であるため、上部
電極6と電極棒42との間に、任意の下部電極7
及び中空円筒5を位置させることが可能である。
従つて、溶接機械22において、プロジエクシヨ
ン溶接をするときは次のように行われる。
向して同一軸線(軸線P−P)上に配置されてい
る。上部電極6は、前記の説明から分るとおり、
紙面に垂直方向及び左右方向に関する限り、溶接
機械本体23に対して不動とされている(当然な
がら、電極棒42もそうである)。これに対し、
第1のテーブル33及び第2のテーブル35は、
図示しないテーブル駆動装置によつて、テーブル
載置台39、即ち、溶接機械本体23に対してそ
れぞれ紙面に垂直方向及び左右方向に移動可能と
されている。第1のテーブル33及び第2のテー
ブル35がこのように移動可能であるため、上部
電極6と電極棒42との間に、任意の下部電極7
及び中空円筒5を位置させることが可能である。
従つて、溶接機械22において、プロジエクシヨ
ン溶接をするときは次のように行われる。
(イ) 図示しないテーブル駆動装置によつて第1の
テーブル33及び第2のテーブル35を動か
し、上部電極6と電極棒42との間に軸線を一
致させて、特定の下部電極7及び中空円筒5を
位置させる。
テーブル33及び第2のテーブル35を動か
し、上部電極6と電極棒42との間に軸線を一
致させて、特定の下部電極7及び中空円筒5を
位置させる。
(ロ) 上部電極駆動装置24によつて上部電極6を
下降させ、上部電極6と電極棒42とによつて
銅板プレート29及び下部電極7を介して孔開
き板3及び中空円筒5を押圧する。
下降させ、上部電極6と電極棒42とによつて
銅板プレート29及び下部電極7を介して孔開
き板3及び中空円筒5を押圧する。
この状態で電気が給電されれば、孔開き板3と
中空円筒5とはプロジエクシヨン溶接される。即
ち、溶接機械22においては、第1のテーブル3
3及び第2のテーブル35を、図示しないテーブ
ル駆動装置によつて、それぞれ紙面に垂直方向及
びず左右方向に動かすことによつて4個の中空円
筒5が全て孔開き板3にプロジエクシヨン溶接さ
れる。
中空円筒5とはプロジエクシヨン溶接される。即
ち、溶接機械22においては、第1のテーブル3
3及び第2のテーブル35を、図示しないテーブ
ル駆動装置によつて、それぞれ紙面に垂直方向及
びず左右方向に動かすことによつて4個の中空円
筒5が全て孔開き板3にプロジエクシヨン溶接さ
れる。
ここで、溶接機械22において、ばね32が用
いられて、溶接が行われないときは電極棒42と
銅板プレート41とは非接触状態とされているの
は、次の理由による。即ち、銅板プレート29
は、電極棒42に対して紙面に垂直方向及び左右
方向にスムーズに移動可能としておかなければな
らない。これに対し、プロジエクシヨン溶接する
ときは、電極棒42から銅板プレート29に電気
を流すため、電極棒42と銅板プレート29とは
接触するようにしなければならない。従つて、こ
の両者を満足させるためである。
いられて、溶接が行われないときは電極棒42と
銅板プレート41とは非接触状態とされているの
は、次の理由による。即ち、銅板プレート29
は、電極棒42に対して紙面に垂直方向及び左右
方向にスムーズに移動可能としておかなければな
らない。これに対し、プロジエクシヨン溶接する
ときは、電極棒42から銅板プレート29に電気
を流すため、電極棒42と銅板プレート29とは
接触するようにしなければならない。従つて、こ
の両者を満足させるためである。
第2図に戻つて、上部電極6は、円柱状の本体
部材8と、位置決め用のピン(以下、単にピンと
言う)10とから構成されている。本体部材8
は、基部材47と端部材48とから成る。基部材
47と端部材48とは螺着結合されている。端部
材48には貫通孔49が穿設されている。基部材
47の内部には、貫通孔49と連通する空洞50
が形成されている。貫通孔49には、ピン10が
摺動可能に嵌挿されている。ピン10は、空洞5
0内に配置されている圧縮コイルばね52によつ
て、端部材48の端面9から下方に突出するよう
にされている。51は、ピン10が貫通孔49か
ら抜け落ちるのを防止するためのストツパであ
る。端部材48の端面9は、平らとされている。
本体部材8を構成している基部材47と端部材4
8との軸線P−Pは、ピン10の軸線と一致され
ている。基部材47と端部材48とは、導電性の
良い銅合金でできている。ピン10は、鉄ででき
ており、その表面にはセラミツクコーテイングが
施されて非導電性とされている。
部材8と、位置決め用のピン(以下、単にピンと
言う)10とから構成されている。本体部材8
は、基部材47と端部材48とから成る。基部材
47と端部材48とは螺着結合されている。端部
材48には貫通孔49が穿設されている。基部材
47の内部には、貫通孔49と連通する空洞50
が形成されている。貫通孔49には、ピン10が
摺動可能に嵌挿されている。ピン10は、空洞5
0内に配置されている圧縮コイルばね52によつ
て、端部材48の端面9から下方に突出するよう
にされている。51は、ピン10が貫通孔49か
ら抜け落ちるのを防止するためのストツパであ
る。端部材48の端面9は、平らとされている。
本体部材8を構成している基部材47と端部材4
8との軸線P−Pは、ピン10の軸線と一致され
ている。基部材47と端部材48とは、導電性の
良い銅合金でできている。ピン10は、鉄ででき
ており、その表面にはセラミツクコーテイングが
施されて非導電性とされている。
下部電極7は、ホルダ11と、給電用のスペー
サ12(以下、単にスペーサと言う)と、電気絶
縁部材14とから構成されている。ホルダ11
は、同様に、基部材53と端部材54とから成
る。基部材53と端部材54とは螺着結合されて
いる。また、基部材53は銅板プレート29(第
3図参照)に螺着されている。ホルダ11は、基
部材53と端部材54とで一端が開口している中
空円筒を形成している。ホルダ11の開口15
は、上方に向けられている。スペーサ12は、ホ
ルダ11の底壁16に当接してホルダ11の内部
に配置されている。電気絶縁部材14は、長手方
向に貫通孔13が穿設されている中空円筒形状を
なす。電気絶縁部材14は、スペーサ12の上に
載せられて、且つ、端部材54の内壁17に当接
してホルダ11の内部に配置されている。ホルダ
11を構成している基部材53と端部材54との
軸線P−Pは、電気絶縁部材14の軸線に一致さ
れている。基部材47と端部材48とスペーサ1
2とは、導電性の良い銅合金でできている。電気
絶縁部材14は、電気絶縁性の良い材料例えば樹
脂でできている。
サ12(以下、単にスペーサと言う)と、電気絶
縁部材14とから構成されている。ホルダ11
は、同様に、基部材53と端部材54とから成
る。基部材53と端部材54とは螺着結合されて
いる。また、基部材53は銅板プレート29(第
3図参照)に螺着されている。ホルダ11は、基
部材53と端部材54とで一端が開口している中
空円筒を形成している。ホルダ11の開口15
は、上方に向けられている。スペーサ12は、ホ
ルダ11の底壁16に当接してホルダ11の内部
に配置されている。電気絶縁部材14は、長手方
向に貫通孔13が穿設されている中空円筒形状を
なす。電気絶縁部材14は、スペーサ12の上に
載せられて、且つ、端部材54の内壁17に当接
してホルダ11の内部に配置されている。ホルダ
11を構成している基部材53と端部材54との
軸線P−Pは、電気絶縁部材14の軸線に一致さ
れている。基部材47と端部材48とスペーサ1
2とは、導電性の良い銅合金でできている。電気
絶縁部材14は、電気絶縁性の良い材料例えば樹
脂でできている。
溶接装置1においては、第1図に示されるよう
に、本体部材8に対する孔開き板3の位置決め
は、ピン10を上方から孔開き板3の開口孔2に
嵌入することによつて行われている。また、ホル
ダ11に対する中空円筒5の位置決めは、電気絶
縁部材14の貫通孔13に中空円筒5を嵌入する
ことによつて行われている。
に、本体部材8に対する孔開き板3の位置決め
は、ピン10を上方から孔開き板3の開口孔2に
嵌入することによつて行われている。また、ホル
ダ11に対する中空円筒5の位置決めは、電気絶
縁部材14の貫通孔13に中空円筒5を嵌入する
ことによつて行われている。
本実施例の作用及び効果を説明する。
本実施例において、前述の如く、上部電極6の
本体部材8に対する孔開き板3の位置決めは、ピ
ン10を上方から孔開き板3の開口孔2に嵌入す
ることによつて行われている。ここで、本体部材
8の軸線とピン10の軸線とは一致されているた
め、上記のように孔開き板3が位置決めされたと
き、孔開き板3の開口孔2の中心は、本体部材8
の軸線(即ち、上部電極6の軸線P−P)と一致
することになる。
本体部材8に対する孔開き板3の位置決めは、ピ
ン10を上方から孔開き板3の開口孔2に嵌入す
ることによつて行われている。ここで、本体部材
8の軸線とピン10の軸線とは一致されているた
め、上記のように孔開き板3が位置決めされたと
き、孔開き板3の開口孔2の中心は、本体部材8
の軸線(即ち、上部電極6の軸線P−P)と一致
することになる。
また、下部電極7のホルダ11に対する中空円
筒5の位置決めは、電気絶縁部材14の貫通孔1
3に中空円筒5を嵌入することによつて行われて
いる。ここで、ホルダ11の軸線と電気絶縁部材
14の軸線とは一致されているため、上記のよう
に中空円筒5が位置決めされたとき、中空円筒5
の貫通孔13の軸線は、ホルダ11の軸線(即
ち、下部電極7の軸線P−P)と一致することに
なる。
筒5の位置決めは、電気絶縁部材14の貫通孔1
3に中空円筒5を嵌入することによつて行われて
いる。ここで、ホルダ11の軸線と電気絶縁部材
14の軸線とは一致されているため、上記のよう
に中空円筒5が位置決めされたとき、中空円筒5
の貫通孔13の軸線は、ホルダ11の軸線(即
ち、下部電極7の軸線P−P)と一致することに
なる。
本実施例においては、プロジエクシヨン溶接を
するとき、図示しないテーブル駆動装置(第3図
の溶接機械22の説明参照)によつて、下部電極
7の軸線が上部電極6の軸線P−Pに完全に一致
するよう、銅板プレート29(即ち、第1のテー
ブル33と第2のテーブル35)が移動される。
従つて、上記のように孔開き板3と中空円筒5と
が位置決めされれば、孔開き板3の開口孔2の中
心と中空円筒5の貫通孔4の軸線とは完全に一致
することになる。
するとき、図示しないテーブル駆動装置(第3図
の溶接機械22の説明参照)によつて、下部電極
7の軸線が上部電極6の軸線P−Pに完全に一致
するよう、銅板プレート29(即ち、第1のテー
ブル33と第2のテーブル35)が移動される。
従つて、上記のように孔開き板3と中空円筒5と
が位置決めされれば、孔開き板3の開口孔2の中
心と中空円筒5の貫通孔4の軸線とは完全に一致
することになる。
斯くして、本実施例によれば、開口孔2に対す
る貫通孔4の位置(即ち、孔開き板3に対する中
空円筒5の位置)が不正確のまま孔開き板3と中
空円筒5とがプロジエクシヨン溶接されることは
ない。
る貫通孔4の位置(即ち、孔開き板3に対する中
空円筒5の位置)が不正確のまま孔開き板3と中
空円筒5とがプロジエクシヨン溶接されることは
ない。
また、本実施例において、中空円筒5は中空の
電気絶縁部材14の貫通孔13に嵌入されてお
り、電気絶縁部材14はスペーサ12の上に載せ
られ、且つ、ホルダ11の端部材54の内壁17
に当接してホルダ11の内部に配置されておりい
る。このため、中空円筒5の開口端(下端面)5
5は、スペーサ12に当接していることになる。
従つて、上部電極6と下部電極7とによつて孔開
き板3と中空円筒5とが押圧されるとき(即ち、
孔開き板3と中空円筒5とが溶接されるとき)、
中空円筒5の開口端(下端面)55はスペーサ1
2に力を及ぼすことになる。言い換えれば、中空
円筒5の開口端55が下部電極7の基部材53に
直接力を及ぼすということはない。このため、摩
滅するのはスペーサ12であつて、基部材53で
はない。ここで、スペーサ12自体は金属の塊で
あり、従つて、安価なものである。このため、摩
滅するごとにスペーサ12を取り替えたとしても
それほど費用がかかるものではない。
電気絶縁部材14の貫通孔13に嵌入されてお
り、電気絶縁部材14はスペーサ12の上に載せ
られ、且つ、ホルダ11の端部材54の内壁17
に当接してホルダ11の内部に配置されておりい
る。このため、中空円筒5の開口端(下端面)5
5は、スペーサ12に当接していることになる。
従つて、上部電極6と下部電極7とによつて孔開
き板3と中空円筒5とが押圧されるとき(即ち、
孔開き板3と中空円筒5とが溶接されるとき)、
中空円筒5の開口端(下端面)55はスペーサ1
2に力を及ぼすことになる。言い換えれば、中空
円筒5の開口端55が下部電極7の基部材53に
直接力を及ぼすということはない。このため、摩
滅するのはスペーサ12であつて、基部材53で
はない。ここで、スペーサ12自体は金属の塊で
あり、従つて、安価なものである。このため、摩
滅するごとにスペーサ12を取り替えたとしても
それほど費用がかかるものではない。
このように、本実施例では、摩滅については、
スペーサ12を取り替えればよく、高価な下部電
極7の一部(基部材53)を取り替える必要はな
い。斯くして、本実施例によれば、中空円筒5に
当接する基部材53の取替に基づく出費が少なく
なる。
スペーサ12を取り替えればよく、高価な下部電
極7の一部(基部材53)を取り替える必要はな
い。斯くして、本実施例によれば、中空円筒5に
当接する基部材53の取替に基づく出費が少なく
なる。
このように、上記の説明から分る通り、本実施
例によれば、孔開き板3と中空円筒5とをプロジ
エクシヨン溶接させたとき、次の二つの不具合が
生じないようになるという効果を奏する。
例によれば、孔開き板3と中空円筒5とをプロジ
エクシヨン溶接させたとき、次の二つの不具合が
生じないようになるという効果を奏する。
(イ) 開口孔2に対する貫通孔4の位置(即ち、孔
開き板3に対する中空円筒5の位置)が不正確
のまま孔開き板3と中空円筒5とがプロジエク
シヨン溶接されること。
開き板3に対する中空円筒5の位置)が不正確
のまま孔開き板3と中空円筒5とがプロジエク
シヨン溶接されること。
(ロ) 中空円筒5に当接する下部電極7の基部材5
3の取替に基づく出費。
3の取替に基づく出費。
なお、本実施例では、ホルダ11内の中空円筒
5の外側面56に当接しているのは電気絶縁部材
14であるため、溶接時、電流が中空円筒5の外
側面56から流入(或いは、流出)することはな
い。言い換えれば、電流は、スペーサ12を介し
て、スペーサ12に当接している中空円筒5の下
端面55を通つて溶接部位21に流れ込む。従つ
て、電流は中空円筒5のなかを直線的に流れるた
め、溶接時、溶接部位21において電流の流れは
極めて安定している。このため、溶接の仕上がり
は、いずれの孔開き板3と中空円筒5とについて
も均一になり、バラツキは生じない。また、ピン
10について、その表面がセラミツクコーテイン
グされて、ピン10が電気絶縁体とされているの
も、同様の理由からである。
5の外側面56に当接しているのは電気絶縁部材
14であるため、溶接時、電流が中空円筒5の外
側面56から流入(或いは、流出)することはな
い。言い換えれば、電流は、スペーサ12を介し
て、スペーサ12に当接している中空円筒5の下
端面55を通つて溶接部位21に流れ込む。従つ
て、電流は中空円筒5のなかを直線的に流れるた
め、溶接時、溶接部位21において電流の流れは
極めて安定している。このため、溶接の仕上がり
は、いずれの孔開き板3と中空円筒5とについて
も均一になり、バラツキは生じない。また、ピン
10について、その表面がセラミツクコーテイン
グされて、ピン10が電気絶縁体とされているの
も、同様の理由からである。
第1図は、従来の孔開き板と中空円筒とを接触
溶接させるための溶接装置の縦断面図、第2図
は、本考案の一実施例に係る孔開き板と中空円筒
とを接触溶接させるための溶接装置の縦断面図、
第3図は、第2図の溶接装置が取り付けられてい
る溶接機械の正面図である。 1……孔開き板と中空円筒とを接触溶接させる
ための溶接装置、2……開口孔、3……孔開き
板、4……貫通孔、5……中空円筒、6……上部
電極、7……下部電極、8……本体部材、9……
本体部材の端面、10……位置決め用のピン、1
1……ホルダ、12……給電用のスペーサ、13
……貫通孔、14……電気絶縁部材、15……ホ
ルダの開口、16……ホルダの底壁、17……ホ
ルダの内壁。
溶接させるための溶接装置の縦断面図、第2図
は、本考案の一実施例に係る孔開き板と中空円筒
とを接触溶接させるための溶接装置の縦断面図、
第3図は、第2図の溶接装置が取り付けられてい
る溶接機械の正面図である。 1……孔開き板と中空円筒とを接触溶接させる
ための溶接装置、2……開口孔、3……孔開き
板、4……貫通孔、5……中空円筒、6……上部
電極、7……下部電極、8……本体部材、9……
本体部材の端面、10……位置決め用のピン、1
1……ホルダ、12……給電用のスペーサ、13
……貫通孔、14……電気絶縁部材、15……ホ
ルダの開口、16……ホルダの底壁、17……ホ
ルダの内壁。
Claims (1)
- 開口孔が穿設されている孔開き板と、該開口孔
の直径よりも僅かに大きい内径を有する貫通孔が
長手方向に穿設されている中空円筒とを接触溶接
させるための溶接装置であつて、上部電極と下部
電極とを有し、該上部電極と該下部電極とはそれ
ぞれ上下方向に相対向して同一軸線上に配置され
ており、前記上部電極と前記下部電極とのうち少
なくともいずれか一方は他方に対して前記軸線上
を相対移動可能とされており、前記上部電極は、
円柱状の本体部材と、該本体部材に取り付けられ
て該本体部材の端面から下方に突出している位置
決め用のピンとから構成されており、前記本体部
材は導電性の材料でできており、前記本体部材の
軸線と前記ピンの軸線とは一致されており、前記
下部電極は、一端が開口している中空円筒状のホ
ルダと、給電用のスペーサと、長手方向に貫通孔
が穿設されている中空円筒状の電気絶縁部材とか
ら構成されており、前記ホルダと前記スペーサと
はいずれも導電性の材料でできており、前記ホル
ダの開口は上方に向けられており、前記スペーサ
は前記ホルダの底壁に当接して前記ホルダの内部
に配置されており、前記電気絶縁部材は前記スペ
ーサの上に載せられ且つ前記ホルダの内壁に当接
して前記ホルダの内部に配置されており、前記ホ
ルダの軸線と前記電気絶縁部材の軸線とは一致さ
れており、前記孔開き板は前記上部電極に近い方
に配置されており、前記中空円筒は前記下部電極
に近い方に配置されており、前記本体部材と前記
ホルダとを互いに接近させ前記孔開き板と前記中
空円筒とを押圧接触させることにより前記孔開き
板と前記中空円筒とは接触溶接され、前記本体部
材に対する前記孔開き板の位置決めは、前記ピン
を上方から前記孔開き板の開口孔に嵌入すること
によつて行われており、前記ホルダに対する前記
中空円筒の位置決めは、前記電気絶縁部材の貫通
孔に前記中空円筒を嵌入することによつて行われ
ていることを特徴とする孔開き板と中空円筒とを
接触溶接させるための溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162984U JPS60166480U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 孔開き板と中空円筒とを接触溶接させるための溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162984U JPS60166480U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 孔開き板と中空円筒とを接触溶接させるための溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60166480U JPS60166480U (ja) | 1985-11-05 |
| JPH0128953Y2 true JPH0128953Y2 (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=30570851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162984U Granted JPS60166480U (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | 孔開き板と中空円筒とを接触溶接させるための溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60166480U (ja) |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP5162984U patent/JPS60166480U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60166480U (ja) | 1985-11-05 |
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