JPH0129697B2 - - Google Patents

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JPH0129697B2
JPH0129697B2 JP17482481A JP17482481A JPH0129697B2 JP H0129697 B2 JPH0129697 B2 JP H0129697B2 JP 17482481 A JP17482481 A JP 17482481A JP 17482481 A JP17482481 A JP 17482481A JP H0129697 B2 JPH0129697 B2 JP H0129697B2
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JP
Japan
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flocked
microspheres
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foamed
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JP17482481A
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Shuzo Sugito
Hideharu Yoshioka
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KANEBO ENU ESU SHII KK
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KANEBO ENU ESU SHII KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、通気性があり、かつボリユームに富
み回復弾性に優れた植毛製品に関するものであ
る。 従来の植毛製品においては、短繊維を基材に接
着する接着層は連続的な薄い塗膜層で形成されて
いるため、通気性がないのみならず、ボリユーム
感に乏しく、たとえ、伸縮性の基材を使用したと
してもその伸縮性を充分発揮し得ないものであつ
た。そのため、これらの欠点を解消すべく、例え
ば発泡塩化ビニルレザー(裏面メリヤス)を基材
として使用したり、あるいは基材自身ボリユーム
感のあるネル、又はダブルニツト等を基材として
使用して来た。 しかし、これらの方法によるものに於いては一
長一短があつた。例えば、塩ビレザーの場合、ド
ライクリーニングの際に多くの問題点を抱えてい
る。即ち、塩ビに接着するよい接着剤がないため
パイルが取れたり、又、塩ビレザーに使用されて
いる可塑剤が抽出され風合が硬くなつたりする等
である。 又、ボリユーム感のあるネル又はダブルニツト
等を使用するとしても、風合的に思うような柔軟
な植毛品を得ることは困難である。殊にボリユー
ム感のあるネル又はダブルニツト等は非常に高価
なため、最終的には高価な植毛品となり適切でな
い。 また、通気性を有する植毛製品の製造方法とし
て、実公昭50−221号公報、特公昭53−1770号公
報等に記載されているように接着層を発泡状態に
保つ方法がとられつつある。ところがこの方法に
於いて、使用される接着剤の条件として実公昭50
−221号公報によれば、使用される接着剤(エマ
ルジヨン)は55〜60%以上の固形分を有し、そし
てその発泡倍率は2倍以下が好ましいとされてい
る。たしかに、一般的に市販されているエマルジ
ヨンを発泡し、その状態で接着剤として、又、コ
ーテイング剤として使用した場合、発泡倍率に於
いて、2倍以上に発泡させた場合、強度が著しく
低下する。又、高濃度で、しかも発泡倍率が高い
ため発泡させたエマルジヨンの表面の乾燥性が早
くなつているので植毛性が著しく低下する。さら
に、この方法では発泡倍率が2倍以下のためボリ
ユーム感がやや劣り、又、反撥弾性が不足する等
の致命的欠点を有している。 そこで、本発明者等は、これらの欠点を解消す
るため、比較的低温で発泡する発泡性微小球を使
用することを見出し、更には、接着剤の樹脂濃度
が55%以下でしかも発泡倍率を2倍以上にして
も、作業性及び植毛堅牢性の優れた発泡植毛用接
着剤を使用する方法を開発した。しかし、これら
微小球使用発泡あるいは接着剤使用による機械的
発泡の2つの方法に於いては、なおそれぞれ次の
ような短所があることを見出した。即ち、微小球
を使用する場合は、 (1) 通気性のある植毛品を得ることができない。 (2) 非常にボリユーム感のある、又、クツシヨン
性を高度に要求される場合、微小球の使用量を
かなり多くしなければならない。微小球は非常
に高価であるためコストが高くなり過ぎる傾向
がある。 ことであり、一方、機械的発泡による場合は、 (1) 発泡倍率を非常に高くするため、コーテイン
グ塗布量を一般の場合より多く塗布するように
ドクターのゲージー厚を大きくする必要があ
る。その他コーテイングが困難である。 (2) 発泡倍率を低くすればコーテイングは容易に
なるが、ボリユーム感及び反撥弾性が乏しくな
る。 ことである。 かくて、本発明者等は更に引続き検討を重ね、
より好適な植毛製品の形成について鋭意研究を重
ねた結果、微小球を使用し、更に機械的発泡を併
用使用することによつて上記欠点を解消すること
が出来ることを見出すに至つた。 即ち、使用する接着剤に、比較的低温で発泡す
る発泡性微小球を混合分散せしめ、更に機械的に
例えばオークスミキサー型あるいはホイパー型に
て空気を混入せしめ、接着剤を泡状態にし、その
発泡状態の接着剤を基材にドクターコート、ある
いはロールコート等によつて塗布し、パイルを一
般によく使用される静電植毛方法にて植毛し、70
〜100℃で予備乾燥をし、次いで120〜150℃で熱
処理を施し、接着剤層の中の微小球を膨張せし
め、接着層が膨張した微小球と空気による連続的
発泡空隙が混在しているボリユーム感のある、か
つ通気性、反撥弾性の優れた植毛製品を得たので
ある。 かくして、本発明はボリユーム感及び反撥弾性
のみならず、更に優れた通気性をも有する改善さ
れた植毛製品を提供することを目的とするもので
ある。 しかして、かかる目的に適合する本発明植毛製
品の特徴は、基材表面に発泡接着層を介して短繊
維を植毛してなる製品であつて、前記発泡接着層
が発泡性物質を熱可塑性高分子物で包み込んだ発
泡性微小球を加熱発泡させた膨張球と、空気にて
泡立てられた機械的発泡による泡を含む層によつ
て形成され、かつ植毛短繊維の基端が基材面に達
することなく発泡接着層上面に固定されている点
にある。 以下、更にその具体的な内容について詳述す
る。 先ず、前記本発明にいう発泡性微小球とは、内
部に発泡性物質を包み込んだ熱可塑性高分子物か
らなる比較的低温で発泡する微小球であり、その
典型的な製造方法は、例えば特公昭42−26524号
公報に詳細に記載されているが、一般にリミテツ
ド・コアレセンス・ポリマライゼイシヨン
(Limited Coalescence Polymerization)として
知られている方法により容易に製造することがで
きる。 ここで、発泡微小球を構成する熱可塑性高分子
物としては、ポリスチレン、ポリメタクリル酸エ
ステル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデンと
アクリロニトリルとの共重合体、アクリロニトリ
ルとアクリル酸メチルとの共重合体等が通常使用
され、また、一方、発泡性物質としては、エチレ
ン、プロパン、ブテン、ネオペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の前記熱可塑性高分子物の軟化点
以下の沸点を有する脂肪族炭化水素が使用され
る。そして、これら熱可塑性高分子物及び発泡性
物質は、使用する接着剤及び得られる植毛製品の
種類等に応じて適宜、選択できるが、発泡性物質
としてはネオペンタン、殻を構成する熱可塑性高
分子物としてはポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリ
デンとアクリロニトリルとの共重合体、アクリロ
ニトリルとアクリル酸メチルとの共重合体が最も
好適である。しかし、これに限られるものでない
ことは云うまでもない。 この発泡性微小球の大きさとしては、通常、発
泡前の直径で1〜50ミクロンであるが、効果の面
からは2〜10ミクロンのものが好ましい。 この発泡性微小球は、後述する接着剤に混入さ
れ、加熱発泡されることによつて接着層の発泡を
促し、発泡層をつくると共に、該発泡接着層にお
いて膨張した球として存在し、接着層にボリユー
ム感と、回復弾性を与えている。 一方、この膨張球に対し、本発明発泡接着層に
は、更に空気にて泡立てられた泡が共存し、植毛
製品に通気性を付与している。この泡は、例えば
接着剤のエマルジヨンを機械的手段、例えば泡立
装置で泡立てて得られるものであり、一般的には
連続気泡をなしている。この泡の泡立て時の発泡
倍率は、最初の体積の1.2〜5倍、好ましくは、
1.5〜3倍である。 しかし、発泡倍率は添加する発泡性微小球の量
と関係があり、発泡性微小球の添加量が2〜3%
の場合、発泡倍率は1.5〜2.5倍が最適である。そ
して、この泡立ては通常、前記発泡性微小球を混
入配合した後に行なわれる。 なお、植毛用に使用される接着剤としては、例
れば天然ゴムラテツクス、ニトリルゴム、スチレ
ンゴム、クロロプレンゴム、スチレン−ブタジエ
ンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム等の合成ゴム
ラテツクス、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリ酢酸ビニール、酢ビ−アクリロニトリル
共重合体、ポリアクリル酸エステル等の合成樹脂
エマルジヨンが利用されるが、最も一般的に多く
使用される植毛用接着剤はアクリル酸エステル系
である。時々、合成ラテツクス、例えばSBR、
NBR等が併用される。勿論、本発明においては
樹脂皮膜がある程度弾性を有するものであればど
の接着剤でも使用可能であるが、最も最適な接着
剤はアクリル酸エステル系である。その内でも本
発明者等が先に開発した機械的発泡に適したアク
リル系エマルジヨンは最も適している。 しかして、本発明による植毛製品を得るための
植毛方法は、先ず使用する接着剤、例えばアクリ
ル系エマルジヨンに前記発泡性微小球を0.5〜5
%、好ましくは1〜3%加え、撹拌し、均一に分
散させる。次に、配合物の粘度を適度に調整する
必要があるが、一般に植毛用に使用されるアクリ
ル系エマルジヨンは、アンモニア水により自由に
粘度を調整することができる。本発明の場合、
10000〜15000cpsの範囲が適している。粘度調整
にあたりその他のシツクナーを併用することも可
能である。又、強度を一段と向上させる目的で従
来よりよく使用されているメラミン樹脂(例え
ば、商品名スミテツクスM3)、尿素樹脂あるいは
エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂等を併用するこ
とも可能であり、さらに時として顔料を添加する
ことも可能である。 そして、かかる配合、及び粘度調整された接着
剤を発泡状態にするには、公知の方法、例えばオ
ークスミキサー型あるいはホイパー型による機械
的手段などにて泡立たせることができる。接着剤
の発泡状態を長期間例えば48時間以上、少なくと
も20時間安定に保たせる目的で泡安定剤を併用し
てもよい。かかる泡安定剤としてはオレイン酸、
ステアリン酸、ラウリル酸等の高級脂肪酸のアン
モニウム塩、ラクリル硫酸ナトリウム、ジアンモ
ニウム−N−アルキルスルフオサクシネート等が
挙げられる。 本発明による前記接着剤の発泡倍率は最初の体
積の1.2〜5倍であるが、好ましくは1.5〜3倍で
ある。発泡倍率は前述の通り混合される発泡性微
小球の量との関係があるが、その最適組合せは微
小球の量が2〜3%に対して発泡倍率は1.5〜2.5
倍である。この範囲外の場合、微小球の量が少な
く、発泡倍率が低い場合はボリユーム感、反撥弾
性は良好であるが堅牢性に問題がある。 次に、発泡状態に保たれた接着剤は公知の塗布
方法、例えばローラーコーテイングあるいはドク
ターコーテイング法によつて基材表面に塗布され
る。その時の塗布量は樹脂固形分として50〜200
g/m2が適している。なお、短繊維パイルの植毛
方法としては種々の方法が可能であるが、静電気
式植毛方法が好ましい。短繊維が植毛される基材
としては、綿、レーヨン等の天然繊維、あるいは
再生繊維素繊維若しくはポリエステル、ポリアミ
ド等の合成繊維の編織物又は不織布であり、通気
性を有するものが使用される。 又、植毛される前記短繊維としては、綿、羊毛
などの天然繊維、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リアクリロニトリル等の合成繊維を始め、任意の
短繊維であり、その繊度、長さは得られる植毛製
品の用途、目的に応じて適宜、選択される。 かくして上記により植毛された基材を乾燥し、
接着剤を発泡状態に保ちつつ硬化させるのである
が、従来の植毛加工に於ける乾燥は、先ず第1段
階として80℃〜100℃で3〜8分予備乾燥し、次
に第2段階として120〜160℃、一般的には140〜
150℃で3〜5分熱処理する。しかし、本発明に
よれば、予備乾燥の時、微小球を膨張させない方
が好ましいので、予備乾燥はできるだけ低温で短
時間が良い。 熱処理条件においても、120℃の場合は5分ま
で熱処理可能であるが、5分以上熱処理をする
と、却つてボリユームが低下する。150℃の場合、
3分以内の熱処理が最も好ましい。 このようにして得られた植毛製品は接着層の発
泡と共に短繊維パイルが浮き上がり、短繊維は基
材面より浮いて発泡接着層で固定され、従来の植
毛製品では得られなかつたボリユーム感のある、
反撥弾性のある、更に通気性に優れた植毛製品で
ある。 添付図面第1図はこのようにして得られた植毛
製品の構成概要を示す図であり、図中、1は基
材、2は該基材1表面に層着され、かつ、それ自
身の材質によつて基材1に一体に接着された発泡
接着層、3は発泡接着層2の上面にその基端が固
定され、基材1面より離れ、実質的に発泡接着層
2の厚みによつて支持された短繊維で、前記発泡
接着層2には前述した発泡性物質を熱可塑性高分
子物で包み込んだ比較的低温で発泡する発泡性微
小球の膨張球4と、空気にて泡立てられた機械的
発泡による泡4が含まれている。 この上記構造をもつ本発明植毛製品は、その発
泡接着層の存在により前記優れた特性を有し、資
材用はもちろんのこと、衣料用としてもその特色
を見出すことができるものである。 以下、かかる本発明植毛製品の利点を列挙すれ
ば次の通りである。 (1) 通気性のある、ボリユーム感のある、反撥弾
性に富んだ植毛製品が得られる。 (2) 使用する微小球の量は0.5〜5%、好ましく
は1〜3%と極めて少量でよく、しかも機械的
発泡倍率は1.2〜5倍、好ましくは1.5〜2.5倍と
容易に得られる発泡倍率である。 (3) 使用する接着剤は濃度が55%以下の一般に市
販されている40〜50%の濃度のエマルジヨンが
使用できる。 (4) 接着剤の樹脂皮膜の二次転移点が−10℃以
下、例えば−40℃の柔軟な皮膜を形成する接着
剤を使用してもボリユーム感と反撥弾性の保持
性が良い。 次いで、本発明を更に実施例により具体的に説
明する。 実施例 先ず、次の手法によつて発泡微小球の製造を行
なつた。 撹拌機を備えた耐圧重合反応器に蒸溜水100重
量部と30重量%のコロイド状シリカ分散水(商品
名 Cataliod 触媒化学工業社製)15重量部を仕
込んだ。この混合物にジエタノールアミンとアジ
ピン酸の等モル比から縮合反応にて得られた共重
合体の10重量%水溶液2.5重量部を加えて、粘度
約100cps/25℃の生成物を得た。次に重クロム酸
カリウム2.5重量%を含む溶液を1重量部添加し、
この水溶液のPHを塩酸を用いて4に調整した。 モノマーとして塩化ビニリデン100重量部と発
泡性物質としてネオペンタン20重量部と、触媒と
して過酸化ベンゾイルとを用いて油相混合物を調
整し、これを10000rpmの速度で回転する撹拌翼
で激しく撹拌しながら、油相混合物を水相に添加
した。次いで反応器を密封して反応混合物を約55
℃で24時間維持した。この反応期間中、絶えず緩
やかに撹拌し、反応期間終了後、反応混合物の温
度を室温近くまで低下した。反応混合物は牛乳に
似た白色の外観を呈した。反応混合物を過し微
小球を取り出して約30℃の乾燥機で乾燥した。得
られた発泡性微小球は5〜8ミクロンであつた。 かくして得られた発泡性微小球を用い、引続き
次の方法により植毛製品を製造した。即ち、ブチ
ルアクリレート82.4重量部、アクリロニトリル10
重量部、アクリル酸36重量部、N−メチロール化
アクリルアマイド4重量部を用い、重合時にポリ
ビニルアルコール(重合度500、部分歯令化)1
重量部を添加して重合し、アクリル系自己増粘
型、自己架橋型エマルジヨンを作成した。 このエマルジヨン(固形分濃度45%)100重量
部にアンモニア水1重量部及び上記方法で製造し
た発泡性微小球を夫々1.5、2、3重量部を添加
して分散液を調整した。そして、これらの分散液
を泡立装置を用いて1.5〜3倍に発泡させ、これ
らの発泡状態の分散液とモス9Aの基布に塗布量
250g/m2で塗布し、0.7デニール×0.7mmのレー
ヨン短繊維を植毛し、100℃で3分間予備乾燥、
更に150℃で3分間熱処理を行い、本発明植毛製
品を作成した。 一方、比較のために発泡性微小球を添加しない
で同様にして製造した植毛製品及び泡立装置で発
泡させないで同様にして製造した植毛製品を作成
した。 このようにして得たこれら本発明植毛製品及び
比較植毛製品について、次いでボリユーム感、剛
軟度、反撥弾性及び通気性を夫々測定したところ
第1表に示す如き結果を得た。
【表】 なお、上表において「ボリユーム感」は厚味測
定機で厚味を測定した値で、測定値の大きい程、
ボリユーム感があると判定した。 又、「剛軟度」はJIS L−1079(カンチレバー
法)に準じて測定した値、「反撥弾性」は植毛製
品より巾2cm、長さ15〜20cmの大きさのサンプル
を採取し、このサンプルを第2図の如く折り屈
げ、折り屈げた部分が復元しなくなつたときの長
さLを測定した値で、測定値が大きい程、回復性
が良いと判定した。 上記第1表の結果から明らかな如く、発泡性微
小球を添加せず、泡立装置で泡立てを行なわない
比較植毛製品は、ボリユーム感、反撥弾性に劣
り、又、通気性も不良であり、また発泡性微小球
を添加して、泡立装置で泡立てを行なわない植毛
製品はボリユーム感及び反撥弾性は優れている
が、通気性は不良である。これらに対して本発明
植毛製品はボリユーム感及び反撥弾性に優れ、し
かも通気性の良好な植毛製品であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明植毛製品の縦断面図、第2図は
植毛製品の「反撥弾性」の測定法の説明図であ
る。 1……基材、2……発泡接着層、3……短繊
維、4……発泡性微小球が加熱発泡した膨張球、
5……空気にて泡立てられた泡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材表面に発泡接着層を介して短繊維を植毛
    してなる植毛製品であつて、前記発泡接着層は、
    発泡性物質を熱可塑性高分子物で包み込んだ発泡
    性微小球を加熱発泡させた膨張球と、空気にて泡
    立てられた泡とを含み、植毛短繊維の基端は基布
    面に達することなく、前記発泡接着層面で固定さ
    れていることを特徴とする植毛製品。 2 発泡性微小球の発泡性物質がネオペンタンで
    ある特許請求の範囲第1項記載の植毛製品。 3 発泡性微小球の熱可塑性高分子物がポリ塩化
    ビニリデン、塩化ビニリデンとアクリロニトリル
    との共重合体、またはアクリロニトリルとアクリ
    ル酸メチルとの共重合体から選ばれた重合体であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の植毛製
    品。 4 発泡性微小球の量が接着剤の固形分に対して
    1〜3%である特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれにか記載の植毛製品。
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