JPH01301761A - 水性被覆剤組成物 - Google Patents

水性被覆剤組成物

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JPH01301761A
JPH01301761A JP13017888A JP13017888A JPH01301761A JP H01301761 A JPH01301761 A JP H01301761A JP 13017888 A JP13017888 A JP 13017888A JP 13017888 A JP13017888 A JP 13017888A JP H01301761 A JPH01301761 A JP H01301761A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水性被覆剤組成物に関する。さらに詳しくは、
水性ポリウレタン樹脂と、アクリル系共重合体水分散液
からなる水性被覆剤組成物に関するもので、ウレタン樹
脂の有する弾性、耐摩耗性と、アクリル樹脂の有する耐
候性、強靭性とを機能的に結びつけた組成物であり、セ
メント、コンクリート、金属、紙、皮革、木材等の被覆
剤として、巾広く利用されうるちのである。
[従来の技術およびその課題] 水性被覆剤組成物としては、従来から、アクリル系共重
合体水分散液か優れた耐候性、強靭性ゆえに建築内外装
、皮革、金属、木床等の被覆や繊維への含浸またはバイ
ンダーに、接着剤、のり剤等に非常に多岐にわたって使
用されてきた。
しかしながら、近年、品質の高級化、塗布基材の変化、
新規用途への使用等に伴い、被覆剤組成物の性能に対す
る要求は高機能化しており、従来の耐候性に加え、ウレ
タン樹脂に匹敵する皮膜の弾性、耐摩耗性等が必要な用
途か増えつつある。
このような物性を得るために、アクリル系共重合体水分
散液の改善方法として、各種アクリル系官能基上ツマ−
が検討されているか、ウレタン樹脂に匹敵する弾性を有
するアクリル系樹脂を得ることは困難であり、検討か望
まれていた。
一方、水性被覆剤組成物としての水性ポリウレタン樹脂
は、この樹脂の特徴である弾性、耐摩耗性に着目して、
従来から、織物、紙、皮革、プラスチック、木床等の被
覆に使用されてきたか、常乾て使用する場合、水性化の
ために用いた水溶性物質に起因すると考えられる耐水性
、耐アルカリ性、耐候性の不良や、ウレタンデイスパー
ジョンでは粒子内の凝集力の強さに起因すると考えられ
る粒子間の造膜性の不良等のため、使用される範囲かほ
とんど室内に限られていた。また、実際上、使用される
ケースは、架橋剤を併用し、高温加熱乾燥処理して用い
られることかはとんとてあり、この条件によってはじめ
て、ウレタン樹脂特有の弾性か得られるものであった。
ウレタン樹脂の有する弾性、耐摩耗性に加え、アクリル
樹脂の有する耐候性、強靭性を(Jfけ持つ水性被覆剤
組成物の開発のために、水性ポリウレタン樹脂とアクリ
ル系共重合体水分散液との混合等も検討されているが、
単なる混合では、かえってそれぞれのもつ樹脂の欠点、
すなわち、アクリル系共重合体水分散液の弾性の弱さと
、水性ポリウレタン樹脂の耐候性の悪さとを組合した性
質のものしか得られない場合が多く、両者の特性を組合
せた樹脂の開発か切望されていた。
1課題を解決するための手段] 本発明者らは、ウレタン樹脂の有する弾性、耐摩耗性に
加え、アクリル樹脂の有づる耐候性、強靭性を併せ持つ
水性被覆剤組成物を開発すべく、研究を重ねた結果、水
性ポリウレタン樹脂とアクリル系共重合体水性分散液を
単に混合するのではなく、その両者を機能的に結びつり
ることによって、上記問題点を解消しうろことを見出し
て本発明を完成させるに到った。
すなわち本発明は、シイソシアネー1−類と、カルボン
酸基含有グリコール類を含むグリコール類とを反応させ
て得られたウレタンプレポリマーを中和し、かつヒドラ
ジン誘導体にて鎖伸長して得られた水性ボ1ノウレタン
樹脂(A)と、アクリル系共重合体の構成モノマー中に
カルボニル基含有単量体またはアミド基含有単量体を全
重合性単量体100重量部に対し、少なくとも0,5重
量部含有するアクリル系共重合体水性分散液(B)とか
らなり、その固形分重量比か(A)/(B) −100
15〜5/100であることを特徴とする水性被覆剤組
成物である。
以下、本発明について詳細に)ボベる。
本発明に用いられる水性ポリウレタン樹脂は、例えば次
のようにして製造される。即ち、まず、ジイソシアネー
トとグリコールおよび゛カルシボン酸基を有するグリコ
ールをウレタン化反応させ、ウレタンプレポリマーを(
qる。
この時使用されるジイソシアネート類としては、脂肪族
、脂環族または芳香族ジイソシアネートかあり、これら
の例としては、2.4−トリレンジイソシアネート、2
.6−トリレンジイソシアネート、4.4°−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、m−)工二レンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチレン
ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、1,4−
シクロヘキシレンジイソシアネート.4,4°−ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート、3.3°−ジメチ
ル−4,4゛−じフェニレンジイソシアネート、3,3
“−ジメトキシ−4,4’−ビフェニレンジイソシアネ
ート、3,3゛−ジクロロ−4,4”−ビフェニレンジ
イソシアネート、1.5−ナフタレンジイソシアネ−1
〜、1.5−テ1〜ラヒドロナフタレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネーi〜などか挙げられる。
ウレタンプレポリマーを調製する際のグリコール類とし
ては、低分子量グリコール類、高分子量グリコール類、
ポリエステルポリオール類、ポリカーボネートポリオー
ル類等をそれぞれ単独に用いてもよく、またウレタン技
術でよく知られているように、ポリエステルポリオール
や高分子量グリコールに低分子量グリコールを併用して
も良い。
低分子量グリコール類としては、エチレングリコール、
ジエチレングリ」−ル、トリエチレングリコール、1,
2−プロピレングリコール、1,3−ブチレンゲリコー
ル、テ1〜ラメチレングリ]−ル、ヘキ]ナメヂレング
リコール、デ゛カメヂレングリコール、オクタンジオー
ル、トリシクロデカンジメヂロール、水添ビスフェノー
ル△、シクロヘキサンジメタツール等があり、これらは
2種以上混合してもよい。
高分子量グリコール類は、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリテトラメヂレングリコー
ル等か挙げられる。
ポリエステルポリオール類としては、グリコール成分と
ジカルボン酸成分を反応させたものであればよく、公知
の方法で容易に製造される。すなわち、エステル化反応
に限らづ゛、エステル交換反応であっても良い。つまり
本発明のボ1ノエステルボツオールはグリコール類ジカ
ルボン酸の低級アルキルエステルを使用してエステル交
換反応によっても製造できる。
カルボン酸基を有するグリコール類としては、2.2−
ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメチロール醋酸
、?、2−ジメチロール吉草酸等が挙げられる。
反応は、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン、
N−メチルピロリドン、テ1ヘラヒドロフラン等の、イ
ソシアネート基に対して不活性で、水との親和性の大き
い有機溶剤中で行うことか望ましい。
次いて、プレポリマーを中和および鎖伸長し、蒸留水を
添加し、水性ポリウレタン樹脂を得る。
反応に用いた有機溶剤は、必要に応じて公知の方法にて
脱溶剤しても良い。
中和剤としては、トリレンジアミン、トリエチルアミン
、ト1ノn−プロピルアミン、1〜1ノブチルアミン、
トリエタノールアミンのようなアミン類;水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、アンモニア等が挙げられる。
本発明では、鎖伸長剤としてヒドラジン誘導体を用いる
ことが要件である。ヒドラジン誘導体としては、ヒドラ
ジン、エチレン−1,2−ジヒドラジン、プロピレン−
1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4−ジヒドラジ
ン等が挙げられる。
ウレタンプレポリマーの鎖伸長剤として一般的には、エ
チレングリコール、プロピレングリコール等のポリオー
ル類;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、トリレンジアミン、キシリレンジア
ミン、ジフェニルジアミン、ジアミノジフェニルメタン
、ジアミノシクロヘキシルメタン、ピペラジン、2−メ
チルピペラジン、イソホロンジアミン等の脂肪族、脂環
式および芳香族ジアミンがよく知られているか、本発明
ではこのような化合物は、アクリル系共重合体水性分散
液との機能的な結びつぎには効果か認められない。
すなわち、ウレタンプレポリマーの鎖伸長を行った際に
得られた水性ポリウレタン樹脂のポリマー分子末端には
−N HN H2の化学構造を保持していることか必要
であり、この化学構造を保持することによって、はじめ
て、水性ウレタン樹脂とアクリル系共重合体水性分散液
とを機能的に結び付けることができる。
本発明では、水性ポリウレタン樹脂中の酸価は、樹脂固
型分あたり、10〜200か好ましい。酸価10未満で
は、有機溶剤中で反応させたウレタンプレポリマーを中
和剤、鎖伸長剤、蒸留水を用いて水性化させる場合に凝
集物か生じやすく、得られた水性ポリウレタン樹脂の貯
蔵安定性も悪い場合かある。一方、酸価200を超える
と、アクリル系共重合体水性分散液を機能的に結びつけ
た場合に、好ましい耐久性、耐水性等の物性が得られな
いことがある。
本発明のアクリル系共重合体水性分散液を得るために用
いられるアクリル系単量体としては、カルボニル基含有
単量体またはアミド基含有単量体を全重合性単量体10
0重量部に対し、少なくとも0.5重量部含有すること
か要件であるが、乳化重合を行う際に用いる界面活性剤
や保護コロイド、重合開始剤については、従来から知ら
れているものを用いることができる。
カルボニル基含有単量体としては、アルド基またはケト
基を含有する単量体のことであり、ニスチル結合(−C
−O−)やカルボキシル基(−C−DH)のみを有する
化合物は、この単量体には含まれない。
本発明に該当するカルボニル基含有単量体の例としては
、アクロレイン、ダイアセ1〜ンアクリルアミド、ビニ
ルエチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルブチルケ
トン、ジアセトンアクリレート、アセトニトリルアクリ
レ−1へ等か挙げられる。
アミド基含有単量体としては、モノオレフィン性不飽和
カルボン酸アミド、モノオレフィン性不飽和カルボン酸
アミドのN−アルキル誘導体、およびモノオレフィン性
不飽和カルボン酸アミドのN−アルキロール誘導体か挙
げられる。該当する単量体の例としては、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸またはマレイン酸のアミド体
;N−メチルアクリルアミド、N−イソブチルアクリル
アミド、N−メチルメタクリルアミド、N−メヂロール
アクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N
−工1ヘキシメヂルアクリルアミト、トn−ブトキシメ
ヂルアクリルアミド、N−イソプロポキシメタクリルア
ミド等が挙げられる。
これらのカルボニル基含有単量体またはアミド基含有単
量体は、単独で用いても、あるいは併用しても良いが、
全重合性単量体100@量部に対し、少なくとも0.5
重量部は必要でおり、特に好ましい領域は1,0〜10
.0重量部で必る。0.5重量部より少ない場合は、水
性ポリウレタン樹脂とアク1ノル系共重合体水性分散液
との機能的効果か認められず、耐候性、耐水性、耐アル
カリ性、弾性、耐摩耗性等の物性の著しい向上は得かた
い。
また、本発明で乳化重合に用いられる上記以外のアクリ
ル系単量体としては、アクリル酸メヂル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル等のメタクリル酸エステル類等が挙げ
られる。
本発明では、上記アクリル系単量体と共重合することの
できる他の重合性不飽和単量体も利用することができる
このような重合性不飽和単量体としては、マレイン酸、
フマール酸、イタコン酸の各エステル類:酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、第3級カルボン酸ビニル等のビニ
ルエステル類;スチレン、ビニルトルエン等の如ぎ芳香
族ビニルエステル類;ビニルピロリドンの如き複素環式
ビニル化合物;塩化ビニル、アクリロニトリル、ビニル
エーテル、ビニルケトン、ビニルアミド等;塩化ビニリ
デン、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニリデン化合
物:エヂレン、プロピレン等のα−オレフィン類;ブタ
ジェンの如きジエン類か挙げられる。
また反応性極性基を有する重合性不飽和単量体としては
、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ−1
〜、アリルグリシジルエーテル等のグリシジル系化合物
;ビニルトリクロロシラン、ビニル1〜リエトキシシラ
ン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、T
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等のシラ
ン系化合物ニアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸ま
たはその半エステル、フマル酸またはその半エステル、
イタコン酸またはその半エステル、クロ1〜ン酸等のカ
ルボキシル系化合物;β−じドロキシエチルアクリレ−
1〜、β−ヒドロキシエチルメタクリレ−13= 一ト等のヒドロキシル系化合物;アルキルアミノアクリ
レート、アルキルアミノメタクリレ−1〜等のアミン系
化合物が挙げられる。
本発明において、乳化重合を行う際に用いられる界面活
性剤(乳化剤)としては、従来から公知のものを利用で
きる。例えばドデシルベンヒン硫酸ソーダ、ドデシルベ
ンセンスルホン酸ソーダ、アルキルアリールポリエーテ
ル硫酸塩等のような陰イオン性乳化剤;ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル、ポリオキシエヂレンノニルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピ
レンブロック共重合体等のような非イオン性乳化剤;セ
チルl〜リメヂルアンモニウムブロミド、ラウリルピリ
ジニウムクロリド等のような陽イオン性乳化剤を適宜選
択して使用できる。また、上記の如き乳化剤の代りに、
あるいは乳化剤を併用して水溶性オリゴマーを分散剤と
して使用することも可能である。ざらに、ポリビニルア
ルコール、ビトロキシエチルセルロース等のような水溶
性高分子物質を上記乳化剤と併用したり、あるいは= 
14− 重合後、乳化液に添加したりすることも有効でおる。
乳化剤、水溶性オリゴマー、水溶性高分子物質の合i−
1使用量は、アクリル系単量体100重量部に苅して(
)、5〜10重量部の範囲で使用するのか好ましい。こ
れより多くなると最終アクリル系共重合体水分散液の塗
膜の耐水性を著しく低下させる場合かあり、また、これ
より少ない使用量では、乳化重合時の安定性、生成乳化
重合体の安定性が低下する場合が必る。
本発明のアクリル系共重合体水分散液を得るための乳化
重合において用いられるラジカル重合開始剤としては、
通常の乳化重合に用いられているものか使用されるか、
これらの例としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム、アゾビスイソブチロニトリルおよびその塩V塩等
が挙げられ、またクメンハイドロパーオキザイド、te
rt−ブチルハイドロパーオキサイドなどの有機過酸化
物も必要に応じて使用することかできる。さらに、これ
らの過硫酸塩または過酸化物と、鉄イオンなどの金属イ
オン、およびナトリウムスルホオキシレートホルムアル
デヒド、ピロ亜硫酸ソーダ、1−アスコルビン酸などの
還元剤を組合わせて用いる公知のレドックス系開始剤も
用いることができる。
乳化重合時の濃度は、実用的な観点より、最終組成物が
25〜65重量%の固形分濃度となるようにするのがよ
く、また反応系へのエチレン性不飽和単量体およびラジ
カル重合開始剤は一括仕込み、連続滴下、分割添加など
公知のいずれの方法でも行うことができる。
乳化重合時の温度も、公知の乳化重合で行われている範
囲でよく、また乳化重合は常圧下、またはカス状のエチ
レン性不飽和単量体を使用するときは加圧下で行われる
本発明では、このようにして得られたカルボニル基また
はアミド基含有のアクリル系共重合体水分散液と、ヒド
ラジン誘導体で鎖伸長した水性ポリウレタン樹脂とを混
合ゴることにより、機能的な結びつきか強固に発現する
。この結びつきは、水性ポリウレタン樹脂のポリマー分
子末端の−N HN H2基と、アクリル系共重合体水
性分散液のカルボニル基またはアミド基か、塗膜化する
際に有機的に反応することによって生じるものと考えら
れ、縮合系樹脂とラジカル重合系樹脂との機能を有機的
に結びつけた水性被覆剤組成物である。
さらに言えば、本発明の水性被覆剤組成物は、ウレタン
樹脂の有する弾性、耐摩耗性と、アクリル樹脂の有する
耐候性、強靭性を併せ持つ特徴を有するだけでなく、耐
溶剤性等についても、それぞれ単独の樹脂よりも著しく
向上している。例えば、水性ウレタン樹脂から得られる
塗膜は、ケトン類、例えばメチルエチルケトン等に簡単
に溶解するし、アクリル系共重合体水分散液から得られ
る塗膜は、トルエン等に簡単に溶解する。しかし、本発
明の要件を満たした水性被覆剤組成物は、メチルエチル
ケトン、トルエンの両方の溶剤に不溶となる。
また本発明の要件を満たした水性被覆剤組成物−17= の熱軟化温度は、水性ポリウレタン樹脂、アクリル系共
重合体水分散液、おのおのの単独の熱軟化温度を上回っ
ており、単なる混合系では、全く得ることのできない特
性を発現する。
これに対し、本発明の要件を1つでも欠いた水性ポリウ
レタン樹脂とアクリル系共重合体水分散液の混合系では
、本発明で得られるような機能的結び付きは得られす、
ウレタン樹脂の有する弾性、耐摩耗性と、アクリル樹脂
の有する耐候性を併せ持つことかできない。また、耐溶
剤性についても、何ら複合化した効果が認められず、熱
軟化温度の著しい上昇も認められない。
水性ポリウレタン樹脂とアクリル系共重合体水性分散液
の配合割合は、その固形分重量比で10015〜5/1
00の範囲におることが本発明の要件であり、100/
10〜10/100の範囲にあることがより好ましい。
この範囲を逸脱すると、水性ポリウレタン樹脂とアクリ
ル系共重合体分散液、それぞれの有する特性を併せ持つ
ことが困難となり、前述したような特徴おる塗膜は得か
たい。水性ポリウレタン樹脂とアクリル系共重合体分散
液の配合割合は、必要とする性能に合致するように本発
明の範囲内にて調整することにより、ウレタン樹脂の特
性を強調したり、アクリル樹脂の特性を強調することが
できる。
本発明の水性被覆剤組成物は、前記に特定した水性ポリ
ウレタン樹脂とアクリル系共重合体水性分散液からなる
組成物をビヒクルとして、従来型のアクリル系共重合体
水性分散液を用いた水性被覆剤組成物の製造と全く同様
にして製造される。
即ち、顔料、充填剤、骨材、分散剤、湿潤剤、増粘剤お
よび/またはレオロジーコン1〜ロール剤、消泡剤、可
塑剤、造膜助剤、有機溶剤、防腐剤、防黴剤、pH調整
剤、防錆剤など、それぞれの目的に応じて選択、組合わ
され、通常の方法で塗料とされる。
以下に実施例を挙げ、本発明をより詳細に説明するか、
本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
なお、以下において、部および%はいずれも重量に基づ
く値である。
製造例1 水性ポリウレタン樹脂(A)の製造1.6−
ヘキサンジオール1780 C1、アジピン酸2545
Ωおよび2,2−ジメチロールプロピオン酸567gを
混合して170°Cに昇温し、この温度で23時間反応
させることにより、0■価60、酸(I160のポリエ
ステルポリオールを得た。
このポリエステルポリオールに1815C1のメヂルエ
チルケトンを加えて希釈した。このポリエステルポリオ
ール溶液(I)  240にIと、メチルエチルケトン
220g、2,2−ジメチロールプロピオン酸30(J
よびシクロヘキサンジメタツール27C1を70°Cに
て十分撹拌混合したのち、4,4“−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート236gを加えて80°Cに昇
温し、6時間反応させたのち、30°Cまて冷却し、ウ
レタンプレポリマー溶液を得た。
このポリウレタンプレポリマー溶液を、あらかじめ21
C]の80%ヒドラジン水溶液と1〜リエヂルアミン4
0Clをイオン交換水1500gに溶解させたアミン水
溶液中に、撹拌下、徐々に注ぎ込み、粘稠で半透明の生
成物を得た。これを減圧下、55°○にて溶剤を除去し
たのち、イオン交換水を加えて濃度を調整し、不揮発分
23.7%、粘度(8N粘度計、60ppm 、25°
C) 23cPs 、 pH8,4の半透明な水性ポリ
ウレタン樹脂(A−1)を得た。
上記と同様の方法で、表−1に示した原料を使用して、
表−1記載の性状を有する水性ポリウレタン樹脂(A−
2)〜(A−4)をそれぞれ調製した。
(以下余白) 一  22  − 製造例2 アクリル系共重合体水性分散液(B)の製造 原料として下記のものを用意した。
■重合性単量体類 アクリル酸?−エチルヘキシル   265gスチレン
            165gアクリロニトリル 
         50gアクリル酸        
    10gダイアセトンアクリルアミド    1
0g■界面活性剤類 ニューコール7073F(固形分30%)木1)50Ω
■イオン交換水           360 Cl■
重合開始剤 過硫酸アンモニウム      2.5g何)日本乳化
剤■製、特殊アニオン乳化剤四つロフラスコに界面活性
剤30g、イオン交換水210gを仕込んで撹拌を開始
し、窒素気流中で80°Cに昇温し、次いで重合開始剤
を添加した。次いで重合性単量体類500g、界面活性
剤20q、イオン交換水150Ωを混合してモノマープ
レエマルジョンを作成し、このモノマープレエマルジョ
ンを3時間にわたって上記のフラスコ中に滴下した。
この際の反応温度は80±3°Cに保った。滴下終了後
も同温度範囲に2時間保持しつつ、撹拌下に反応を継続
させ、次いで冷却して14%アンモニア水にてpH3〜
9に調整し、不揮発分が55.1%、粘度3000cP
s 、 pH8,5のアクリル系共重合体水性分散液(
B−1)を得た。
上記と同様の方法で、表−2に示した原料を使用して、
表−2記載の性状を有するアクリル系共重合体水性分散
液(B−2)〜(B−4)を得た。
(以下余白) = 24 = −25一 実施例1〜6、比較例1〜9 各製造例で得られた水性ポリウレタン樹脂(A)とアク
リル系共重合体水性分散液(B)を表−3に示す如く配
合して、水性被覆剤組成物(実施例1〜6、比較例1〜
9)を得た。
(以下余白) 得られた各水性被覆剤組成物を単独使用したフィルム物
性の試験を行った。表−4にその結果を示す。
(以下余白) 試験方法 (1)耐水性;カラス板に3ミルアプリケーターにて試
料を塗布し、フィルムを作成。3日間、室温にて乾燥後
、フィルムを水に浸漬。
7日間、室温にて浸漬後、フィルム状態を目視にて判定
(○・・・良好、△・・・普通、×・・・不良、以下同
様である) (2)耐アルカリ性;(1)と同様に作成したフィルム
を、2%水酸化す1〜リウム水溶液に7日間浸漬後、フ
ィルム状態を目視にて判定。
(3)耐溶剤性;(1)と同様に作成したフィルムを、
トルエン、メチルエチルケトンに1日浸漬し、フィルム
状態を目視にて判定。
(4)耐摩耗性; JFPA規格試験用標準タイル(ビ
ニルアスベス1〜タイル)に1平方メー1〜ル当り、1
0±2mlになるように試料を塗布する。
同様の操作方法で5回塗りした試験片を常温中で7日間
乾燥したのら、テーパー試験器(摩耗輪C8−17、荷
重10000 )にて摩耗度を測定し、評価した。
(5)フィルム強伸度;試料をカラス板上に流し込7日
間乾燥後使用した。試料は乾燥後のフィルムの膜厚が0
.2mmになるように採取しlこ。
(6)流動開始温度;試料として、カラス板上で7乾燥
したフィルムを1.5〜2.0g使用する。
昇温速度3°C/min、荷重30kgf 、ダイス1
mmφX 1 mm、Qにて流動開始温度を測定。
試験結果 表−4かられかるように、本発明の水性被覆剤組成物は
、本発明の要件を満たしていない他の組成物に比べて、
耐溶剤性、フィルム強伸度が格段に優れたものになる。
また流動開始温度も格段に高くなる特徴を持ら、水性ウ
レタン樹脂とアクリル系共重合体水性分散体との機能的
な結び付きかあることがわかる。
次に、表−3の配合にて得られた各水性被覆剤−31= 組成物を用いて下記の塗料配合を行い、弾性塗装剤を調
製した。
(配合) タイベークR−930寧4〕100.0旧−メトローズ
90SH−15000*5)     0.6プライマ
ル850 *6)          1.05%KT
PP (トリポリリン酸カリ)2.0ノイゲンEA−1
20*7)1 、0 7テjJ/ −/L7SX−568*8)2.5エチレ
ングリコール        10.0水      
                 35.228%ア
ンモニア水         1.O上記の配合物を高
速デイスパーで分散し、下記の配合物を添加する。
各水性被覆剤組成物の 39%エマルジョン杷)      391.0テキサ
ノール           26.4キシレン   
          6.6アデカノール[川−420
判0) /水−172(塗料粘度によって調整) −32〜 Total                  57
7.3N、V  (%)              
43.7pvc  (%)             
  15.2PWC(%)             
 39.6*4)ルチル型酸化チタン;6原産業(抹*
5)メチルセルロース;信越化学課 *6)ポリカルボン酸型分散剤;ローム・アンド・ハー
ス社(米国) *7)界面活性剤;第1工業製薬nx *8)消泡剤;旭電化銖 *9)エマルジョンの不揮発分〈%)により調整ネ10
)増粘剤;旭電化蛛 上記の塗料配合にて実施例1〜6および比較例1〜9の
水性被覆剤組成物の応用物性を試験した。
表−5にその結果を示す。
(以下余白) 試験方法 塗料粘度;B1型4 ppmの塗料粘度(cPs)塗膜
光沢;ガラス板に3ミルアプリケーターにて塗布し、1
日乾燥後に60°反剣率を測定(%)。
JIS A6910 : 伸び率・・・塗膜厚がトライで約1mmになるように試
片を作成し、その後JIS伸長性試験方法に従って養生
し2号ダンベルにて 打抜いたものを試験片とした。
(塗布→7日間養生→裏面7日間養生 →打抜) 伸び時の劣化・・・上記の試片を1号ダンベルにて打抜
き試験片とじた。
付着強さ・・・下塗り剤としてアクリディック53−4
48を塗布し、3時間乾燥後、試料を試験方法に従って
塗布し、14日間養生後供試、浸水後の付着強さに用い
る試 験体の四側面は養生終了3日前に塩化 ビニル樹脂塗料で塗り込んだ。接着剤 は2液型工ポキシ接着剤を使用した。
温冷繰返し作用に対する抵抗性: (20±2°C水中18t(rs→−20±3°○×3
Hrs−+50± 3°CX3HrS  )  XIO
リ−イクル 透水性・・・JIS伸長性試験方法に準拠耐衝撃性・・
・ 耐候性・・・ 塗膜強度; JIS A6910伸び率を測定した時点
での塗膜強度を表示。
促進耐候性;伸び率を測定したものと同様の塗膜をスタ
ンダードウェザ−メーターに 500時間照則した後の20°Cおよび一10°Cにお
ける塗膜伸度を測定。
試験結果 表−5かられかるように、本発明の水性被覆剤組成物は
顔料を配合した時も耐候性か良好で、水浸漬後も塗膜強
度の劣化しない特性を発揮する。
代理人弁理士  舘  野  千惠子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジイソシアネート類と、カルボン酸基含有グリコ
    ール類を含むグリコール類とを反応させて得られたウレ
    タンプレポリマーを中和し、かつヒドラジン誘導体にて
    鎖伸長して得られた水性ポリウレタン樹脂(A)と、ア
    クリル系共重合体の構成モノマー中にカルボニル基含有
    単量体またはアミド基含有単量体を全重合性単量体10
    0重量部に対し、少なくとも0.5重量部含有するアク
    リル系共重合体水性分散液(B)とからなり、その固形
    分重量比が(A)/(B)=100/5〜5/100で
    あることを特徴とする水性被覆剤組成物。
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