JPH0130784B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130784B2 JPH0130784B2 JP58156510A JP15651083A JPH0130784B2 JP H0130784 B2 JPH0130784 B2 JP H0130784B2 JP 58156510 A JP58156510 A JP 58156510A JP 15651083 A JP15651083 A JP 15651083A JP H0130784 B2 JPH0130784 B2 JP H0130784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- alumina
- raw material
- thermal shock
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
本発明は取鍋、タンデイツシユなどのスライデ
イングノズル装置の耐火物部材であるスライデイ
ングノズルプレート(以下SNプレートと称す)
の製造方法に関するものである。 SNプレートは流出孔を穿設した複数枚のプレ
ートからなり、摺動による流出孔の開閉によつて
溶鋼の流量制御を行うものである。このため摺動
面の平滑度が良好であること、流出孔の拡大損傷
が少ないこと、熱衝撃により摺動面に亀裂が入ら
ないことなど、他の耐火物とは著しく異なり、し
かも厳しい特性が要求される。 SNプレートの材質としては従来、アルミナ原
料をベースに高アルミナ質原料、例えばムライト
原料、シリマナイト原料を添加し、混練・成形・
焼成したものにピツチ又はタールを含浸し、ピツ
チ又はタールの揮発熱により急熱時の熱衝撃を緩
和し、摺動面の亀裂発生をおさえた高アルミナ質
やまたアルミナ原料及び高アルミナ質原料にカー
ボン、金属珪素、金属アルミニウムなどを添加
し、ピツチ、フエノール樹脂などで混練、成形
後、非酸化性雰囲気中で焼成しカーボンボンドあ
るいは金属炭化物ボンドの形成による耐熱衝撃
性、耐溶損性の付与によつて耐用性を向上させた
アルミナ−カーボン質などが使用されている。し
かしながら前者は使用中にタール、ピツチからの
発煙で作業環境が悪く、またタール、ピツチが揮
発した後、耐熱衝撃性が極端に劣化し長期間の使
用に耐えられないし、後者は使用中に600℃以上
に熱せられると、カーボンボンド、金属炭化物ボ
ンドが酸化作用を受け組織劣化をおこし、摺動面
精度を長期間維持するのが困難などの欠点により
それぞれ一長一短があつた。 本発明者は上記従来材質の欠点を解決すべく研
究した結果、Al2O335〜90重量%、ZrO210〜50重
量%、SiO225重量%以下の化学組成からなる電
融アルミナ・ジルコニア質原料5〜50重量%、残
部にアルミナ質原料及び又は高アルミナ質原料を
混練・成形・焼成した後、ピツチ、タール、フエ
ノール系樹脂、フラン系樹脂から選ばれる一種又
は二種以上を含浸し、さらに加熱処理することに
より、ピツチ、タール等による使用中の発煙を皆
無とし、酸化による組織劣化を生じることなく、
しかも耐熱衝撃性、耐溶損性にすぐれたSNプレ
ートを得るに至つたものである。 本発明を詳細に説明すると次の通りである。 本発明で使用される電融アルミナ・ジルコニア
質原料(以下、単に、アルミナ・ジルコニア質原
料、と称す)はSNプレートに耐熱衝撃性を付与
するものである。その機構は、アルミナ・ジルコ
ニア質原料の組織中に存在するZrO2が1000℃付
近の単斜晶←→正方晶への変態による体積変化(第
1図に示す)と、共存するAl2O3、SiO2などの熱
膨脹、収縮とのバランスにより、1000℃以上で見
掛け上熱膨脹係数が非常に小さくなる。 そしてこの原料を加えることにより、SNプレ
ートが低膨脹材質になるためである。アルミナ・
ジルコニア質原料中のZrO2の量は10〜50重量%
でなければならない。10重量%未満ではZrO2の
変態による体積変化量が小さすぎ、共存する
Al2O3、SiO2などの熱膨脹、収縮が支配的にな
り、50重量%を超えると逆にZrO2の変態体積変
化が支配的となつて、共に1000℃以上でのアルミ
ナ・ジルコニア質原料の見掛け熱膨脹係数が小さ
くなくなるからである。アルミナ・ジルコニア質
原料中のAl2O3、SiO2とも膨脹収縮のバランスを
考えるとAl2O335〜90重量%、SiO225重量%以下
でなければならない。なお、こゝでSiO2成分が
増加するほど熱膨脹率は小さくなり耐熱衝撃性は
さらに向上するが、多過ぎると溶鋼スラグに対す
る耐溶損性が低下する。 アルミナ・ジルコニア質原料は、アルミナとジ
ルコン、又はアルミナとジルコニアを主原料と
し、これを電融して製造される。 第1表はAl2O3、ZrO2、SiO2の化学成分を変化
させた電融のアルミナ・ジルコニア質原料を示し
たものである。このうち符号D〜Hは化学組成が
本発明の範囲のものである。
イングノズル装置の耐火物部材であるスライデイ
ングノズルプレート(以下SNプレートと称す)
の製造方法に関するものである。 SNプレートは流出孔を穿設した複数枚のプレ
ートからなり、摺動による流出孔の開閉によつて
溶鋼の流量制御を行うものである。このため摺動
面の平滑度が良好であること、流出孔の拡大損傷
が少ないこと、熱衝撃により摺動面に亀裂が入ら
ないことなど、他の耐火物とは著しく異なり、し
かも厳しい特性が要求される。 SNプレートの材質としては従来、アルミナ原
料をベースに高アルミナ質原料、例えばムライト
原料、シリマナイト原料を添加し、混練・成形・
焼成したものにピツチ又はタールを含浸し、ピツ
チ又はタールの揮発熱により急熱時の熱衝撃を緩
和し、摺動面の亀裂発生をおさえた高アルミナ質
やまたアルミナ原料及び高アルミナ質原料にカー
ボン、金属珪素、金属アルミニウムなどを添加
し、ピツチ、フエノール樹脂などで混練、成形
後、非酸化性雰囲気中で焼成しカーボンボンドあ
るいは金属炭化物ボンドの形成による耐熱衝撃
性、耐溶損性の付与によつて耐用性を向上させた
アルミナ−カーボン質などが使用されている。し
かしながら前者は使用中にタール、ピツチからの
発煙で作業環境が悪く、またタール、ピツチが揮
発した後、耐熱衝撃性が極端に劣化し長期間の使
用に耐えられないし、後者は使用中に600℃以上
に熱せられると、カーボンボンド、金属炭化物ボ
ンドが酸化作用を受け組織劣化をおこし、摺動面
精度を長期間維持するのが困難などの欠点により
それぞれ一長一短があつた。 本発明者は上記従来材質の欠点を解決すべく研
究した結果、Al2O335〜90重量%、ZrO210〜50重
量%、SiO225重量%以下の化学組成からなる電
融アルミナ・ジルコニア質原料5〜50重量%、残
部にアルミナ質原料及び又は高アルミナ質原料を
混練・成形・焼成した後、ピツチ、タール、フエ
ノール系樹脂、フラン系樹脂から選ばれる一種又
は二種以上を含浸し、さらに加熱処理することに
より、ピツチ、タール等による使用中の発煙を皆
無とし、酸化による組織劣化を生じることなく、
しかも耐熱衝撃性、耐溶損性にすぐれたSNプレ
ートを得るに至つたものである。 本発明を詳細に説明すると次の通りである。 本発明で使用される電融アルミナ・ジルコニア
質原料(以下、単に、アルミナ・ジルコニア質原
料、と称す)はSNプレートに耐熱衝撃性を付与
するものである。その機構は、アルミナ・ジルコ
ニア質原料の組織中に存在するZrO2が1000℃付
近の単斜晶←→正方晶への変態による体積変化(第
1図に示す)と、共存するAl2O3、SiO2などの熱
膨脹、収縮とのバランスにより、1000℃以上で見
掛け上熱膨脹係数が非常に小さくなる。 そしてこの原料を加えることにより、SNプレ
ートが低膨脹材質になるためである。アルミナ・
ジルコニア質原料中のZrO2の量は10〜50重量%
でなければならない。10重量%未満ではZrO2の
変態による体積変化量が小さすぎ、共存する
Al2O3、SiO2などの熱膨脹、収縮が支配的にな
り、50重量%を超えると逆にZrO2の変態体積変
化が支配的となつて、共に1000℃以上でのアルミ
ナ・ジルコニア質原料の見掛け熱膨脹係数が小さ
くなくなるからである。アルミナ・ジルコニア質
原料中のAl2O3、SiO2とも膨脹収縮のバランスを
考えるとAl2O335〜90重量%、SiO225重量%以下
でなければならない。なお、こゝでSiO2成分が
増加するほど熱膨脹率は小さくなり耐熱衝撃性は
さらに向上するが、多過ぎると溶鋼スラグに対す
る耐溶損性が低下する。 アルミナ・ジルコニア質原料は、アルミナとジ
ルコン、又はアルミナとジルコニアを主原料と
し、これを電融して製造される。 第1表はAl2O3、ZrO2、SiO2の化学成分を変化
させた電融のアルミナ・ジルコニア質原料を示し
たものである。このうち符号D〜Hは化学組成が
本発明の範囲のものである。
【表】
第2図は、上記第1表に示す各アルミナ・ジル
コニア質原料の熱膨脹曲線を示したものである。
この測定には、アルミナ・ジルコニア質原料を1
mm以下に粉砕し、メチルセロースと水とを加え
1000Kg/cm2で加圧成形し乾燥後、1500℃×5hrsで
焼成した試験片を使用した。 アルミナ・ジルコニア質原料の添加量は5〜50
重量%とする。5重量%未満では耐熱衝撃性向上
の効果が表われず、50重量%を超えると耐溶損性
向上に効果のあるアルミナ質原料及び又は高アル
ミナ質原料の相対量が減り、SNプレートとして
十分な耐溶損性が得られないからである。アルミ
ナ質原料は電融品でAl2O3成分が90重量%以上含
有されるものをいう。 高アルミナ質原料とは、Al2O3成分50重量%以
上、SiO2成分10重量%以上含有する原料で、一
般にムライト、シリマナイト、アンダルサイトの
鉱物からなるものをさす。これらの原料はSNプ
レートの耐溶損性付与に必要でAl2O3含有量が多
いものほどその効果は大きいため、主としてアル
ミナ質原料を使用し、高アルミナ質原料は全体配
合に対して20重量%以下であることが好ましい。 また、以上の配合物に酸化クロムを10重量%以
下、好ましくは1〜8重量%を添加するとCr2O3
成分が焼成中、Al2O3成分と固溶体を作りこれが
溶鋼スラグからくる鉄酸化物のSNプレート組織
内への浸透を抑制する働きがあり、耐溶損性をさ
らに向上させることができる。 酸化クロムは純度90重量%以上、粒度が10μ以
下が好ましい。割合が10重量%を超えると耐熱衝
撃性が劣化する。 本発明は以上の原料を所定量配合し、後は常法
により粘土、水、樹脂、ワツクスなど耐火物成形
に一般に用いられる結合剤を添加してフレツトア
イリツヒミキサーなどで混練し、オイルプレス、
フリクシヨンプレスなどの成形機にてSNプレー
ト形状に成形する。 得られた素地を十分乾燥させた後、酸化物セラ
ミツク結合が形成される温度にて焼成する。一般
的には1300℃以上好ましくは1400℃〜1700℃であ
る。 こうして得られた焼成体にピツチ、タール、フ
エノール系樹脂、フラン系樹脂から選ばれる一種
又は二種以上を含浸し、例えば350℃以上好まし
くは400〜1100℃の非酸化性雰囲気中で加熱処理
する。この加熱処理によりSNプレート組織中に
ピツチ、タール、フエノール系樹脂、フラン系樹
脂などの炭化したカーボンが残留する。カーボン
は溶鋼、スラグにぬれにくい性質を有するため
SNプレート組織中への溶鋼、スラグの侵入を抑
制し、SNプレート摺動面への地金付着、スラグ
付着を著しく軽減させ、同時に摺動面、ノズル孔
の耐溶損性を向上させる。加熱処理を350℃以上
の非酸化性雰囲気中で行なうとピツチ、タール、
フエノール系樹脂、フラン系樹脂中の揮発発煙成
分を完全に揮発させ、残留カーボンのみが残る。
これによりSNプレートは使用時に発煙すること
もなく、作業環境の向上を図る。 以上のとおり本発明方法により得られるSNプ
レートは、アルミナ・ジルコニア質原料により終
始安定した熱衝撃抵抗性を保持し、使用初期には
カーボンの溶鋼、スラグ浸透抑制効果があり、ま
た長時間使用してカーボンが酸化消失してもアル
ミナ質、高アルミナ質原料の効果により高い耐溶
損性を有し、カーボン消失による組織劣化が全く
おこらず、摺動面精度が長時間維持できるなど画
期的な材質である。 本発明実施例およびその比較例を第2表に示
す。 各例のアルミナ・ジルコニア質原料は前記第1
表に示したものを使用した。 アルミナ質原料はAl2O398重量%の焼結アルミ
ナを、高アルミナ質原料はAl2O370重量%、
SiO228重量%の合成ムライトをそれぞれ使用し
た。 比較例、実施例配合はいずれもフレツトにて混
練し、フリクシヨンプレスにより所定のSNプレ
ート形状に成形し、80〜150℃で48時間乾燥させ
た後トンネルキルンにて1600℃×5hrs焼成した。 試験方法を次に示す。(第2表)
コニア質原料の熱膨脹曲線を示したものである。
この測定には、アルミナ・ジルコニア質原料を1
mm以下に粉砕し、メチルセロースと水とを加え
1000Kg/cm2で加圧成形し乾燥後、1500℃×5hrsで
焼成した試験片を使用した。 アルミナ・ジルコニア質原料の添加量は5〜50
重量%とする。5重量%未満では耐熱衝撃性向上
の効果が表われず、50重量%を超えると耐溶損性
向上に効果のあるアルミナ質原料及び又は高アル
ミナ質原料の相対量が減り、SNプレートとして
十分な耐溶損性が得られないからである。アルミ
ナ質原料は電融品でAl2O3成分が90重量%以上含
有されるものをいう。 高アルミナ質原料とは、Al2O3成分50重量%以
上、SiO2成分10重量%以上含有する原料で、一
般にムライト、シリマナイト、アンダルサイトの
鉱物からなるものをさす。これらの原料はSNプ
レートの耐溶損性付与に必要でAl2O3含有量が多
いものほどその効果は大きいため、主としてアル
ミナ質原料を使用し、高アルミナ質原料は全体配
合に対して20重量%以下であることが好ましい。 また、以上の配合物に酸化クロムを10重量%以
下、好ましくは1〜8重量%を添加するとCr2O3
成分が焼成中、Al2O3成分と固溶体を作りこれが
溶鋼スラグからくる鉄酸化物のSNプレート組織
内への浸透を抑制する働きがあり、耐溶損性をさ
らに向上させることができる。 酸化クロムは純度90重量%以上、粒度が10μ以
下が好ましい。割合が10重量%を超えると耐熱衝
撃性が劣化する。 本発明は以上の原料を所定量配合し、後は常法
により粘土、水、樹脂、ワツクスなど耐火物成形
に一般に用いられる結合剤を添加してフレツトア
イリツヒミキサーなどで混練し、オイルプレス、
フリクシヨンプレスなどの成形機にてSNプレー
ト形状に成形する。 得られた素地を十分乾燥させた後、酸化物セラ
ミツク結合が形成される温度にて焼成する。一般
的には1300℃以上好ましくは1400℃〜1700℃であ
る。 こうして得られた焼成体にピツチ、タール、フ
エノール系樹脂、フラン系樹脂から選ばれる一種
又は二種以上を含浸し、例えば350℃以上好まし
くは400〜1100℃の非酸化性雰囲気中で加熱処理
する。この加熱処理によりSNプレート組織中に
ピツチ、タール、フエノール系樹脂、フラン系樹
脂などの炭化したカーボンが残留する。カーボン
は溶鋼、スラグにぬれにくい性質を有するため
SNプレート組織中への溶鋼、スラグの侵入を抑
制し、SNプレート摺動面への地金付着、スラグ
付着を著しく軽減させ、同時に摺動面、ノズル孔
の耐溶損性を向上させる。加熱処理を350℃以上
の非酸化性雰囲気中で行なうとピツチ、タール、
フエノール系樹脂、フラン系樹脂中の揮発発煙成
分を完全に揮発させ、残留カーボンのみが残る。
これによりSNプレートは使用時に発煙すること
もなく、作業環境の向上を図る。 以上のとおり本発明方法により得られるSNプ
レートは、アルミナ・ジルコニア質原料により終
始安定した熱衝撃抵抗性を保持し、使用初期には
カーボンの溶鋼、スラグ浸透抑制効果があり、ま
た長時間使用してカーボンが酸化消失してもアル
ミナ質、高アルミナ質原料の効果により高い耐溶
損性を有し、カーボン消失による組織劣化が全く
おこらず、摺動面精度が長時間維持できるなど画
期的な材質である。 本発明実施例およびその比較例を第2表に示
す。 各例のアルミナ・ジルコニア質原料は前記第1
表に示したものを使用した。 アルミナ質原料はAl2O398重量%の焼結アルミ
ナを、高アルミナ質原料はAl2O370重量%、
SiO228重量%の合成ムライトをそれぞれ使用し
た。 比較例、実施例配合はいずれもフレツトにて混
練し、フリクシヨンプレスにより所定のSNプレ
ート形状に成形し、80〜150℃で48時間乾燥させ
た後トンネルキルンにて1600℃×5hrs焼成した。 試験方法を次に示す。(第2表)
【表】
【表】
耐熱衝撃性;
SNプレートの流出孔をプロパンガスバーナー
で加熱し、流出孔周辺に亀裂が入るまでの時間を
測定した。数字が大きい方が耐熱衝撃性が大き
い。 耐溶損性; 回転ドラム式侵食試験装置を用い1650℃×3hr
の条件で鉄100%の侵食剤にてプロパンガスバー
ナーで加熱し溶損寸法を測定した。 それぞれの溶損寸法のうち実施例No.1の溶損寸
法を100とし、他の例の溶損寸法を相対値で表わ
した。数字が小さい方が耐溶損性にすぐれてい
る。 バーナー加熱による発煙; バーナー加熱による耐熱衝撃性を測定する時、
発煙があつたかどうか肉眼にて観察した。 表から本発明実施例は耐熱衝撃性、耐溶損性と
も非常にすぐれた材質であることがわかる。 さらに本発明の効果を確認するため従来多用さ
れている、高アルミナ質、アルミナ−カーボン質
等の材質と耐酸化性、耐熱衝撃性、耐溶損性を比
較し第3表に示した。従来例1、2は実施例と全
く同じ作り方、従来例3、4は成形までは実施例
と同じであるが、焼成は1400℃×6Hでコークス
ブリーズ中で還元焼成した。
で加熱し、流出孔周辺に亀裂が入るまでの時間を
測定した。数字が大きい方が耐熱衝撃性が大き
い。 耐溶損性; 回転ドラム式侵食試験装置を用い1650℃×3hr
の条件で鉄100%の侵食剤にてプロパンガスバー
ナーで加熱し溶損寸法を測定した。 それぞれの溶損寸法のうち実施例No.1の溶損寸
法を100とし、他の例の溶損寸法を相対値で表わ
した。数字が小さい方が耐溶損性にすぐれてい
る。 バーナー加熱による発煙; バーナー加熱による耐熱衝撃性を測定する時、
発煙があつたかどうか肉眼にて観察した。 表から本発明実施例は耐熱衝撃性、耐溶損性と
も非常にすぐれた材質であることがわかる。 さらに本発明の効果を確認するため従来多用さ
れている、高アルミナ質、アルミナ−カーボン質
等の材質と耐酸化性、耐熱衝撃性、耐溶損性を比
較し第3表に示した。従来例1、2は実施例と全
く同じ作り方、従来例3、4は成形までは実施例
と同じであるが、焼成は1400℃×6Hでコークス
ブリーズ中で還元焼成した。
【表】
耐熱衝撃性Aと耐溶損性、バーナー加熱による
発煙は前記したと同じ方法で行なつた。 カーボン酸化後強度 SNプレート形状から20×20×120mmのテストピ
ースを切出し電気炉大気雰囲気中で800℃×5H酸
化させた後ピースの曲げ強度を測定した。 耐熱衝撃性B SNプレートを電気炉大気雰囲気中で800℃×
5H酸化させた後耐熱衝撃性Aと同様な方法で耐
熱衝撃性を試験した。 第3表からわかるように実施例No.3と7は従来
例No.1、2に比して酸化した後の耐熱衝撃性が大
きく、従来例No.3、4に比して酸化した後の曲げ
強度が大きいことがわかる。 また本発明実施例No.3とNo.7をA社250tが取鍋
スライデイング装置に取り付け試験使用したとこ
ろ、従来使用していた高アルミナ質SNプレート、
アルミナ・カーボン質SNプレートでは取鍋3〜
5チヤージ程度の耐用であつたが、本発明実施例
No.3、No.7は5〜8チヤージと飛躍的に耐用性が
向上した。 従来のプレートの使用後観察を行なつたとこ
ろ、高アルミナ質のものには流出孔周辺の亀裂が
多く、アルミナカーボン質のものはSNプレート
摺動面が酸化により組織が劣化し、面精度が維持
できていなかつた。 本発明品No.3は8チヤージ耐用が限界と見られ
たが、酸化クロムを添加したNo.7の摺動面はほと
んど荒れておらず面精度が維持されており、さら
に2チヤージ程度の耐用が可能であつた。
発煙は前記したと同じ方法で行なつた。 カーボン酸化後強度 SNプレート形状から20×20×120mmのテストピ
ースを切出し電気炉大気雰囲気中で800℃×5H酸
化させた後ピースの曲げ強度を測定した。 耐熱衝撃性B SNプレートを電気炉大気雰囲気中で800℃×
5H酸化させた後耐熱衝撃性Aと同様な方法で耐
熱衝撃性を試験した。 第3表からわかるように実施例No.3と7は従来
例No.1、2に比して酸化した後の耐熱衝撃性が大
きく、従来例No.3、4に比して酸化した後の曲げ
強度が大きいことがわかる。 また本発明実施例No.3とNo.7をA社250tが取鍋
スライデイング装置に取り付け試験使用したとこ
ろ、従来使用していた高アルミナ質SNプレート、
アルミナ・カーボン質SNプレートでは取鍋3〜
5チヤージ程度の耐用であつたが、本発明実施例
No.3、No.7は5〜8チヤージと飛躍的に耐用性が
向上した。 従来のプレートの使用後観察を行なつたとこ
ろ、高アルミナ質のものには流出孔周辺の亀裂が
多く、アルミナカーボン質のものはSNプレート
摺動面が酸化により組織が劣化し、面精度が維持
できていなかつた。 本発明品No.3は8チヤージ耐用が限界と見られ
たが、酸化クロムを添加したNo.7の摺動面はほと
んど荒れておらず面精度が維持されており、さら
に2チヤージ程度の耐用が可能であつた。
第1図はZrO2の熱膨脹収縮曲線図、第2図は
アルミナ・ジルコニア質原料の熱膨脹収縮曲線図
である。
アルミナ・ジルコニア質原料の熱膨脹収縮曲線図
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Al2O335〜90重量%、ZrO210〜50重量%、
SiO225重量%以下の化学組成からなる電融アル
ミナ・ジルコニア質原料5〜50重量%、残部アル
ミナ原料及び又は高アルミナ質原料を混練・成
形・焼成した後、ピツチ、タール、フエノール系
樹脂、フラン系樹脂から選ばれる一種又は二種以
上を含浸し、さらに加熱処理することを特徴とし
たスライデイングノズルプレートの製造方法。 2 Al2O335〜90重量%、ZrO210〜50重量%、
SiO225重量%以下の化学組成からなる電融アル
ミナ・ジルコニア質原料5〜50重量%、酸化クロ
ム10重量%以下、残部アルミナ原料及び又は高ア
ルミナ質原料を混練・成形・焼成した後ピツチ、
タール、フエノール系樹脂、フラン系樹脂から選
ばれる一種又は二種以上を含浸し、さらに加熱処
理することを特徴としたスライデイングノズルプ
レートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58156510A JPS6051660A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | スライデイングノズルプレ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58156510A JPS6051660A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | スライデイングノズルプレ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6051660A JPS6051660A (ja) | 1985-03-23 |
| JPH0130784B2 true JPH0130784B2 (ja) | 1989-06-21 |
Family
ID=15629343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58156510A Granted JPS6051660A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | スライデイングノズルプレ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051660A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6256351A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-12 | ハリマセラミック株式会社 | 炭素含有耐火物 |
| JPS63103856A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-09 | 川崎炉材株式会社 | スライデイングノズル用プレ−ト耐火物 |
| JP2892005B2 (ja) * | 1988-02-24 | 1999-05-17 | 科学技術振興事業団 | 電子スピン共鳴装置 |
| JPH06321618A (ja) * | 1993-05-10 | 1994-11-22 | Harima Ceramic Co Ltd | スライディングノズルプレートの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5116050B2 (ja) * | 1972-10-17 | 1976-05-21 | ||
| JPS5696775A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-05 | Kurosaki Refractories Co | High endurance sliding nozzle plate |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP58156510A patent/JPS6051660A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6051660A (ja) | 1985-03-23 |
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