JPH0130836Y2 - - Google Patents

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JPH0130836Y2
JPH0130836Y2 JP14790884U JP14790884U JPH0130836Y2 JP H0130836 Y2 JPH0130836 Y2 JP H0130836Y2 JP 14790884 U JP14790884 U JP 14790884U JP 14790884 U JP14790884 U JP 14790884U JP H0130836 Y2 JPH0130836 Y2 JP H0130836Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、建屋等の高所に立設して落雷を誘引
し、建屋への直接落雷を回避するための避雷針か
らの誘導電線を接続するための接続端子の接続部
を囲繞する函体に関するものである。
〈従来の技術〉 従来この種避雷針用接続函体は、第29図乃至
第30図に示したように、合成樹脂材料を用いた
ものが公知となつているが、この公知製品は合成
樹脂製の平板を切断して接着剤によつて接着貼着
したもので、底板01にビスネジ孔を貫設し、同
じく合成樹脂製の平板を切断した端子取付台03
を広幅帯状の金属製補強枠04を介して底板01
の背面からビスネジ02止めする構造となつてい
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そのため、函体は均質のものができにくく、蓋
体のビス止めが困難な場合が往々にして生じたの
みならず、水密度も確実性を欠き、殊に長年月使
用しなければならない性質のものであるにもかか
わらず、接着部に隙間が生じ水密性の長年月の保
証に欠けるという欠点があつた。また、端子取付
台のビス止めに際しての孔合せにも手数を要す
る。全体として接着並びに組立てに不当な時間を
必要とする欠点を払拭することは出来なかつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、本考案はこれらの諸欠点を解決するこ
とを目的として考案されたもので、函体全体を黄
銅板等の金属板材料を用いて折曲げ加工による一
体物として成形したものであるが、殊に端子取付
台の構造を簡単なものとし、同時に蓋体の取付構
造を用途に応じて水密構造のものとして使用でき
る構造とした函体を考案したものである。
即ち、本考案は、全体形が長方形状の金属製避
雷電線接続用の函体であつて、底壁の長手方向略
中間部近く位置に、取付片と立上り片と係合片と
を有する係合体を、その取付片を介して函体の長
手方向に沿う姿勢に固着し、該係合体に係合する
係合部を形成した厚肉平板状の端子取付台を、該
係合部を介して前記係合体に対して下方への移行
と前面側への移行とを阻止する状態に底壁に沿つ
て上方から下方に向けて摺動状に係合固定させ、
該端子取付台の表面略中央部に、端子固定用のボ
ルトを立設し、または、同ボルト立設用の孔を穿
設形成し、函体の四周側壁の開口縁に函体の内側
向きにフランジ部を一体的に突出形成し、該フラ
ンジ部の少なくとも四隅部近く位置に蓋取付用ネ
ジ孔と防水コーキング枠取付用ネジ孔とを形成し
た構造としたものである。
〈作用〉 而して、上記端子取付台上に避雷導線の接続端
子を連結し、即ち、同端子取付台の表面側に突出
させたボルト、またはボルト立設孔に堅込んで突
出させたボルトに、導線接続端子の連結孔を挿通
してナツトで締付けて連結する。函体の外表面に
は蓋体を水密用パツキングを介して取付ける。
この函体は建屋の壁面内に埋込んで使用する場
合と、同壁面上に突出した姿勢で取付けて使用す
る場合とに用いることができるようになつてい
る。また、同壁面内に埋込んで使用する場合にお
いて、建屋壁面上にタイル等の外装壁体を取付け
て表装する場合であつても、その表装外壁面と略
同一平面上に表蓋を位置させて使用することがで
きるように考慮されているものである。
〈実施例〉 以下図面に基いて本考案の実施例構造を説明す
る。
第1図乃至第10図は本考案にいう避雷電線接
続函の実施例構造を示すもので、全体として長方
形状の黄銅板製の避雷電線接続用の函体Aであつ
て、第1図乃至第3図に示したように、底板1の
長手方向略中間部分に、底板1上を横断する後記
端子取付台3を係合固定するための、第5図に示
した取付片2aと立上り片2bと係合片2cとか
らなる断面形状コ字形の係合体2,2を、その取
付片2aをスポツト熔接によつて、互いにコ字形
の開口側を向い合せにした状態にして固着し、第
6図乃至第7図に示した横長の厚板状で、正面図
(第6図)において、下側面3bから上下幅方向
の中央やや上方位置にまで、断面コ字形の切込み
状係合部3a,3aを未貫通状に切込み形成した
端子取付台3を、第1図乃至第3図に2点鎖線で
示した如く、函体Aの底板1内面に沿わせて、上
方から下方に向けて下降摺動させて、前記係合部
3aを前記係合体2,2に対して嵌合係合させ、
下方への移行と前面側への移行とを阻止する状態
に固定させる。この端子取付台3の表面略中央部
には、後記導線接続端子14を固定するための二
本のボルト4,4を立設するためのボルト孔5,
5が形成されている。このボルト孔5,5を形成
する代りに端子取付台3の成形時に予めボルト
4,4の一端を埋設しておいてもよい。
また、函体Aの下方部分の右半部には、第8図
に示した断面コ字形の金具10が、その底板部分
10aで函体Aの底板1にスポツト熔接されてい
て、該金具10には第9図及び第10図で示した
アース電流・電圧等の測定を行なうための試験用
端子(PC端子)を固定するための突起13,1
3を有する横長の試験端子取付台11が、その底
面に形成されたコ字形嵌合孔12を介して挿入固
定されている。
また、函体Aの四周側壁6…の開口縁には函体
Aの開口面の中央側に向う内側向きのフランジ部
7が側壁6…と一体的に突出形成してあり、該フ
ランジ部7の四隅部近く位置と長手方向中央部近
く位置とに、蓋取付用ネジ孔8…と防水コーキン
グ枠取付用ネジ孔9…とを形成してある構造であ
る。
而して、前記端子取付台3の表面側には、第1
1図乃至第15図に例示したように、導線の二方
向接続の場合は第11,12図に示すように、導
線接続端子14,14を、その接続部に形成され
ている孔17…を前記ボルト4,4にそれぞれ挿
通して重合し、スプリングワツシヤ15,15を
介して袋ナツト16,16で締付固定する。ま
た、三方向接続の場合は第13,14図に示した
ように、第15図に示した、中央部にバカ孔、左
右側に捻子切り孔をそれぞれ二個宛形成した接続
プレート8を介して三つの導線接続端子14,1
4,14をそれぞれ連結固定するようになつてい
る。(四極、五極の場合については省略する)。
〔この端子14の固定に当つては、頭付ボルトを
用いて前記ボルト孔5に螺入することによつて固
定してもよいが、孔位置合せが面倒なため、先に
端子固定台3からボルト4を突出させておいて、
このボルト4に端子の孔を嵌入係合するのが容易
である〕。また、函体Aの右下方部の試験端子取
付台11には必要に応じて、その突起12,12
を介して試験用端子(PC端子)を取付けて試験
用に用いることができるようになつている。
而して、該函体Aを建物壁面22上に突出状に
取付けて使用する場合は、第17図に示したよう
に、該函体Aの開口フランジ部7上面に、第16
図を示した長方形状の黄銅製平板状の蓋Bを、そ
の板面19の背面に、平板状のゴム板製枠体C
(第18図参照)を介して、それぞれの四隅部及
び長手方向中間部位置に形成されたボルト孔(ビ
ス孔)20…及び21…にボルト(図外)を貫通
させて函体Aの前記蓋取付用ネジ孔8にボルト止
めして固定する。前記ゴム板製枠体Cは水密パツ
キングとしての役割を果す。
次に、函体Aをその開口面を建物壁面22と略
同一高さになるように、建物壁面内に埋込んで用
いる場合は、後記第23図に明らかなように、函
体Aよりもやや大形の黄銅板製で、その外周縁部
分23を背面側に向けて傾斜させてある第19図
に示す蓋Dを用いる。この蓋Dには前記函体Aの
蓋取付用ネジ孔8…の位置に対応する位置にボル
ト貫通用孔24…が貫設してある。この場合に
は、第21図及び第22図に示した(その断面形
状は第23図参照)外周上面側に突出した突出周
縁28を有する長方形状のゴム製の防水コーキン
グ枠Eを用いるようになつていて、この枠Eには
前記函体Aの蓋取付用ネジ孔8に対応する位置に
ボルト貫通用孔25…が貫設され、かつ、函体A
の防水コーキング枠取付用ネジ孔9に対応する位
置に皿ビス頭部埋込み用孔を有するボルト貫通用
孔26…がそれぞれ貫通形成されている。而し
て、第23図に示すように、建物壁面22と同一
面にまで埋込まれた函体Aのフランジ部7上に先
ず該コーキング枠Eが前記ボルト貫通用孔26…
を介して頭部が突出しないように皿ビス(省略)
で函体Aに締付固定され、前記突出周縁28と建
物壁面22との間に粘性コーキング剤29を充填
し、その外方から前記蓋Dをボルト貫通用孔24
…、25…を介して函体Aのネジ孔8にボルト締
めして固定する。
而して、該コーキング枠Eはその厚さHが例え
ば、5m/m,10m/m,15m/m…等種々のも
のが製造され、第24図に示したように、建物壁
形成後に、この壁面22上にタイル等の装飾工事
が行なわれて、装飾壁面22′が突出する場合な
どには、該コーキング枠Eの厚さHの大きいもの
を使用し、前記蓋Dがそのまま使用できるように
するとともに、その外周傾斜縁23の終端が常に
壁面22′と近接している状態として使用できる
ようになつている。
次に、本考案にいう、前記係合体2とこの係合
体2に係合させて姿勢固定する前記端子取付台3
について、他の実施例を示すと、第25図に示し
たように係合体2の断面形状をコの字形で、その
上縁部を更に側方に曲折した構造のもの、第26
図に示したように断面Z字状としたものとし、端
子取付台3に形成した係合部3aを未貫通状態に
して係合するようにしたもの、また、第27図及
び28図に示したように、係合体2に端子取付台
3の下方への移行を阻止する阻止部2dを形成し
たもの、等として実施することができるものであ
る。これらは例示であるがこの思想に基いて他に
も形状を変更して用い得るものであることは言う
までもない。
〈考案の効果〉 本考案における金属製避雷電線接続函は、上記
実施例において詳述したとおり、建物壁外に取付
けて使用すること、建物壁面にも埋設して使用す
ることの何れの場合にも使用することができ、か
つ、高さを異にしたコーキング枠を用いることに
よつて、建物表装壁面と略同一平面高さ位置に常
に同一形状の蓋を同一姿勢として用いることがで
き、また、蓋体を常に水密性を保持し得る状態と
して用いることができるものである。
更に、端子取付台に函体に対して極めて容易に
安定した状態に取付けて用いることができるの
で、製作容易で均質のものを得ることができると
いう利点をも有している実用上における顕著な効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図に示したものは本考案の函
体の実施例を示すもので、第1図は函体の正面
図、第2図は第1図の中央縦断右側面図、第3図
は同A−A線断面図、第4図は同B−B線断面
図、第5図は係合体の斜視図、第6図及び第7図
は端子取付台の正面図及び下面図、第8図は金具
の斜視図、第9図及び第10図は試験端子台の正
面図及びその中央横断下面図、第11図及び第1
2図は二極用導線接続端子の取付状態を示す正面
図及びその縦断右側面図、第13図及至第15図
は同三極取付状態を示す正面図、その縦断右側面
図及び接続プレートの正面図、第16図は蓋の正
面図、第17図は蓋とゴム枠の函体への取付状態
を示す中央縦断右側面図、第18図はゴム枠の正
面図、第19図及び第20図は別の蓋の正面図及
びその中央縦断右側面図、第21図及び第22図
は防水コーキング枠の正面図及びその中央縦断右
側面図、第23図は使用状態を示す部分断面拡大
図、第24図は別の使用状態を示す部分断面拡大
図、第25図乃至第28図は何れも係合体と端子
取付台の別実施例を示す斜視図、第29図及び3
0図は従来品を示す正面図及びその中央部の縦断
右側面図である。 図中Aは函体、1は底壁、2は係合体、2aは
取付片、2bは立上り片、2cは係合片、3は端
子取付台、3aは係合部、4はボルト、5はボル
ト孔、6は側壁、7はフランジ部、8は蓋取付用
ネジ孔、9は防水コーキング枠取付用ネジ孔を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 全体形が長方形状の金属製避雷電線接続用の
    函体Aであつて、底壁1の長手方向略中間部近
    く位置に、取付片2aと立上り片2bと係合片
    2cとを有する係合体2がその取付片2aを介
    して函体Aの長手方向に沿う姿勢に固着され、
    該係合体2に係合する係合部3aを有する厚肉
    平板状の端子取付台3が、該係合部3aを介し
    て前記係合体2に対して下方への移行と前面側
    への移行とが阻止された状態に底壁1に沿つて
    上方から下方に向けて摺動状に係合固定され、
    該端子取付台3の表面略中央部には、端子固定
    用のボルト4が立設され、または、同ボルト4
    立設用の孔5が穿設されており、函体Aの四周
    側壁6…の開口縁には函体Aの内向きフランジ
    部7が一体的に突出形成され、該フランジ部7
    の少なくとも四隅部近く位置に蓋取付用ネジ孔
    8…と防水コーキング枠取付用ネジ孔9…とが
    形成されている金属製避雷電線接続函。 係合体2の取付片2aと立上り片2bと係止
    片2cとが断面コ字状となつている実用新案登
    録請求の範囲第項に記載の金属製避雷電線接
    続函。 係合体2の取付片2aと立上り片2bと係止
    片2cとが断面Z字状となつている実用新案登
    録請求の範囲第項に記載の金属製避雷電線接
    続函。 函体Aの素材が黄銅板で形成されている実用
    新案登録請求の範囲第項に記載の金属製避雷
    電線接続函。 端子取付台3が合成樹脂成形品である実用新
    案登録請求の範囲第項に記載の金属製避雷電
    線接続函。 端子取付台3に形成された係合部3aが下側
    面3bから厚さ方向に沿つて上下幅方向の途中
    位置にまで未貫通状に切込み形成されたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第項または第
    項に記載の金属製避雷電線接続函。
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