JPH013114A - 安定なリポソ−ム水分散液 - Google Patents

安定なリポソ−ム水分散液

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JPH013114A
JPH013114A JP62-158466A JP15846687A JPH013114A JP H013114 A JPH013114 A JP H013114A JP 15846687 A JP15846687 A JP 15846687A JP H013114 A JPH013114 A JP H013114A
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仁史 山内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は多価アルコール及び/又は糖類を含有したリポ
ソームの水分散液に関する。本発明の水分散液はリポソ
ームの安定性に優れたものである。
〈従来の技術〉 主として脂質よりなる二分子膜を有し、その内部に水層
を有する閉鎖小胞、即ち、リポソームは、広く生体膜モ
デルとしてその物理化学的諸性質の研究に利用されてき
た。一方、リポソームはその内水層又は膜内に種々の薬
剤を保持することが可能であるためにドラッグキャリヤ
ーとしての応用研究が数多くなされてぎた。更に近年は
、リポソーム自身が持つ保水、保湿効果を利用して化粧
品への利用も試みられている。
しかしながら、リポソームの構造は熱力学的には安定な
ものではない場合が多く、懸濁液として調整しても通常
はリポソーム粒子同士の凝集、融合、更には沈殿物の生
成や不溶物の析出が比較的速やかに生じてしまうことが
知られている。このような外観変化現象はリポソーム製
剤の商品としての価値を下げ、又、薬効発現に対しても
マイナスの効果を及ぼしかねない。即ち、凝集や融合な
どにより、リポソームのみかけの粒子径が変化すれば、
それに伴って体内動態の変化、薬効発現の変化などが起
こることが当然予想される。従って、多くの研究者によ
りリポソームの臨床へノ応用研究がなされているにもか
かわらず、いまたかって大規模なリポソーム製剤が商品
化されえない一つの大きな要因が、このリポソームの製
剤ゝとしての不安定さにある。
今までにもリポソームの保存状態における安定性につい
て検討した報告はいくつかなされている。リポソームが
水系溶媒中に分散した水分散系保存については、Cro
mmelin等の報告[インターナショナル・ジャーナ
ル・才プ・ファーマシューティクス、U、135−14
4 (1983) ]がある。彼らは制癌剤ドキソルビ
シン含有リポソームを0.OIM トリス−塩酸緩衝化
生理食塩水(p)14)中で調整、冷蔵庫(4〜6℃)
保存、2ケ月間の安定性を薬物保持率及び吸光度(粒子
径変化のめやす)で検討した結果、薬物保持率が徐々に
減少したものの吸光度の変化はほとんどなかったとして
いる。この他には、リポソームを標的化製剤などのドラ
ッグキャリヤーとして用、いる際に動物実験期間中の製
剤の安定性を保証するものとして、せいぜい1週間程度
の安定性(薬物のリポソームからの湖れでチエツク)を
みている報告が散見されるにすぎない。
このように従来リポソームは、水分散系保存においては
非常に不安定であり、長くても数ケ月程度の安定性しか
保証できない状況にあフた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明者らは、上記問題点を解決すへく鋭意検討した結
果、本発明を完成した。
〈発明の構成〉 本発明は、多価アルコール及び/又は糖類を含有したリ
ポソームの水分散液に関する。
本発明に係わる多価アルコールとしては、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール
、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、ジエチレングリコール千ノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノアルキルエーテル、1
.3−ブチレングリコール、ペンタエリスリトール等を
、好ましくは、グリセリン、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール400.ポリエチレングリコール
δOO等を例示することができる。これらの多価アルコ
ールの使用量については特に限定されず、通常リポソー
ムの水分散液1重量部に対し0゜001〜2重量部、特
にプロピレングリコール、グリセリン等の場合には0.
01〜0.05重量部程度が好ましい。
又、糖類としては、ブドウ糖、ガラクトース、マンノー
ス、フルクトース、イノシトール、リボース、キシロー
ス等の単糖類、乳糖、ショ糖、セロビオース、トレハロ
ース、マルトース等の三糖類、ラフィノース、フルクト
ース等の三糖類、シクロデキストリン等の多糖類、キシ
リトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール
等の糖アルコールを、好ましくは乳糖、トレハロース、
マルトース、マンニトール等を例示することができる。
これらの糖類の使用量は通常リポソームの水分散液1重
量部に対し、0.001〜0.3重量部、特にjl糖類
を使用した場合に、は0.O1〜0.15重量部程度が
好ましい。
次に、本発明のリポソームの水分散液の製造法を説明す
る。即ち、種々の公知の方法、例えば。
ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロジーVo1
13,238頁(1965)に開示された方法に従い、
リポソームの膜成分物質をクロロホルム等の適当な有機
溶媒に溶解後、溶媒を減圧留去してリビッドフィルムを
形成させ、こねを木に懸濁させ次いで、多価アルコール
及び/又は糖類を添加することにより本発明のリポソー
ムの水分散液を製造することができる。又、上記のよう
にして製したリピッドフィルムを、多価アルコール及び
/又は糖類を水に添加した水溶液に懸濁させることによ
っても本発明のリポソームの水分散液を製造することが
できる。
上記膜成分物質については、ホスファチジルコリン、ホ
スファチジルエタノールアミン、ホスファチジルコリン
、ホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジルコ
リン、スフィンゴミエリン、卵黄レシチン、大豆レシチ
、ン等に代表されるリン脂質の他、糖脂質、ジアルキル
型合成界面活性剤等の一種以上の混合物が主体となる。
そして、これに膜安定化剤としてコレステロール、コレ
スタノール等のステロール類を、荷電物質としてジセチ
ルホスフェート、ホスファチジン酸、ガングリオシド、
ステアリルアミン等を、更に酸化防止剤としてα−トコ
フェロール等を加えて膜成分物質を形成させても良い。
このようなリポソーム膜成分物質の成分の比率は何ら限
定されるへきものではないが、好ましくは脂質1重量部
に対し、ステロール類を0〜1重量部程度、荷電物質を
θ〜0.2重量部程度加えるのが適している。
これらの膜成分物質の使用量は特に限定されず通常水1
重量部に対し、0.0001〜0.05重量部、好まし
くは0001〜0.008重量部である。
このようにして製されたリポソームの水分散液について
は、そのpHを一価の塩基又は酸を用いて中性イ」近、
好ましくは60〜8.0程度に調節することかリポソー
ムの安定性から好ましい。
上記−価の塩基としては水酸化カリウム1.水酸化ナト
リウム、水酸化リチウム等の水酸化物、トリエチルアミ
ン、トリメチルアミン、ジイソプロパツールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラメチ
ルアミン等のアミン類を、好ましくは水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム等を例示することかできる。又、−価
の酸としては塩酸、硝酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等
を、好ましくは塩酸、硝酸等を例示することができる。
又、リポソームの水分散液中に存在するリポソーム以外
のイオンについては一価のものが望ましく、その濃度は
可及的少量にすることがリポソームの安定性から望まし
く、具体的には約20mM濃度以下にすることが好まし
い。
このようにして得られたリポソームの水分散液は必要に
応して限外濾過膜法、例えは、ポリカーボネート製メン
ブランフィルタ−を用いて粒径分布をコントロールする
ことも可能である。
本発明のリポソーム製剤に保持させる薬剤としては特に
制限はなく、シトシンアラビノシド、メトトレキセート
、アドリアマイシンに0代表される制癌剤、アムホテリ
′シンB1ゲンタマイシン、ピペラジリンなどの抗生物
質、グルタチオンなどの肝臓病薬、スーパーオキシドジ
スムターゼ、グルコアミラーゼなどの酵素、インターフ
ェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子(TNF)、
上皮成長因子(EGF) 、エリスロボエチンなどの生
理活性物質、プロスタグランジン、ステロイドなどのホ
ルモン類、ムラミルジベブタイド、ムラミルトリベブタ
イト、リンホカイン、レンチナンなどの免疫賦活剤、D
NA、RNAの如き核酸類、ビタミンA、C,Kに代表
されるビタミン類などの他、サリチル酸ナトリウムなど
の一般薬剤をあげることができる。これらの薬剤をリポ
ソーム内に保持させるには以下のようにすれはよい。即
ち、薬剤を水に溶解させ、次いでこれにリピットフィル
ムを懸濁させればよく、又クロロフィル、グラミシジン
S1ビタミンA等に代表される膜親和性薬剤については
、これを膜成分物質と一緒に有機溶媒中に混合せしめ、
次いで溶媒を留去させ、得られるリビットフィルムを水
に懸濁させると薬剤、の保持効率がよいリポソームの水
分散液を得ることができる。
〈発明の効果〉 本発明のリポソームの水分散液は、従来のものにはみら
れなかったような長期間のリボゾームの安定性を示すも
のである。従フて、本発明はリポソーム製剤とし・て優
れたものである。
〈実施例〉 次に、本発明を対照例、実施例及び試験例により説明す
るが、これらは本発明を限定するものではない。
対照例1 完全水添精製卵黄レシチン(IV= 1、リン脂質9鮪
以上) 31.2gを秤取し、アジホモミキサー内で、
クロロホルム100m、Qに溶解せしめた後、パドルミ
キサーによる攪拌を行いながら、窒素ガスを送り溶媒を
除去した。この時、液体窒素で冷却したトラップを用い
て溶媒をほぼ完全に回収した。
この時のアジホモミキサー内の温度は50〜60℃の間
であった。得られた乾燥ペースト状均一混合物に、安息
香酸ナトリウムを0.696塩化ナトリウム水溶液に0
.5堀の濃度になるように溶解させた水溶液2000m
uを60℃に保温して加え、充分に膨潤せしめた。温度
を50〜60℃の間に保ったまま、ホモミキサー及びパ
ドルミキサーにより充分に攪拌し室温に房したところ、
安息香酸ナトリウムを保持した乳白色のリポソームの水
分散液(pH5,24)が得られた。得られたリポソー
ムの水分散液2j2をセロハンチューブ(直径12cm
、長さ60cm、加熱処理済)2木を用いて透析(生理
食塩水、lOρ× 4回5℃、24時間)し、リポソー
ムに保持されなかった安息香酸ナトリウムを除去した。
対照例2 未水添精製大豆レシチン(リン酸脂質9銚以上) 0.
92g、コレステロール0.2g、ジセチルホスフェー
ト0.0935g、 DL−α−トコフェロール0.1
49gを秤取し、ビーカー内でクロロホルム50mJZ
に溶解せしめた後、50〜60℃に加温しながら窒素ガ
スで溶媒を除去した。得られた乾燥ペースト状均一系混
合物に、あらかじめ60℃に保温したリン酸緩衝化生理
食塩水(pH7,4) 300mJlを加え、充分に膨
潤せしめた。温度を50〜60℃の間に保ったまま、T
、に、ホモミキサー(特殊機化工業社製)により充分に
攪拌し、この液を更に0.22μmのミリボア社製のメ
ンブランフィルタ−て押出濾通を行い、乳白色のリポソ
ームの水分散液を得た。
対照例3 完全水添精製大豆レシチン(リン脂質9誌以上) 7.
37g、コレステロール1.58g、ジセチルホスフ工
−ト0.74gを秤取し、ビーカー内でクロロホルム5
0n+ILに溶解せしめた後、50〜60℃に加温しな
がら窒素ガスで溶媒を除去した。得られた乾燥ペースト
状均一系混合物に、あらかじめ60℃に保温したリン酸
緩衝化生理食塩水(pH7,4)300 tuftを加
え、充分に膨潤せしめた。温度を50〜60℃の間に保
ったまま、T、に、ホモミキサーにより充分に攪拌し、
更に0.6μmのミリボア社製メンブランフィルタ−で
押出濾過を行い、乳白色のリポソームの水分散液を得た
実施例1 安息香酸ナトリウムを0.6%塩化ナトリウム水溶液に
0.鴎の濃度になるように溶解させた水溶液の代りに、
安息香酸ナトリウムを1.7796プロピレングリコー
ル水溶液に0.繋の濃度になるように溶解させた水溶液
を用いる以外は、対照例1と同様に操作し、安息香酸ナ
トリウムを保持した乳白色のリポソームの水分散液(p
H8,2)を得た。得られたリポソームの水分散液2℃
を生理食塩水の代りに2、鮪プロピレングリコール水溶
液を用いる以外は対照例1と同様に透析を行い、リポソ
ームに保持されなかった安息香酸ナトリウムを除去した
実施例2 リン酸緩衝化生理食塩水の代りに、0.28Mマンニッ
ト水溶イ夜を用い、T、に、ホモミキサーにより攪拌後
、INの水酸化ナトリウム水溶液1ml、081N水酸
化ナトリウム水溶液0.4++lとIN塩酸0.4mf
lでp)16.91に調整する以外は、対照例2と同様
に操作し、乳白色のリポソームの水分散液を得た。
実施例3 リン酸緩衝化生理食塩水の代りに、2.266ブロビレ
ングリコール水溶7夜を用い、T、に、ホモミキサーに
よる攪拌後、0.IN水酸化ナトリウム12mflでp
Hを6,80にする以外は、対照例2と同様に操作し、
乳白色のリポソームの水分散液を得た。
実施例4 実施例3で得たリポソームの水分散液50mJ2に0.
22%プロピレングリコール水溶液50mfLを加え°
充分に攪拌し、白色澄明のリポソームの水分散液を得た
実施例5 実施例4で得たリポソームの水分散液50m1に0.2
2!にプロピレングリコール水溶液50mρを加え充分
に攪拌し、青白色澄明のリポソームの水分散液を得た。
実施例6 実施例5で得たリポソームの水分散液50m1に0.2
2*プロピレングリコール水溶液50fflflを加え
充分に攪拌し、青白色澄明のリポソームの水分散液を得
た。
実施例7 実施例3で得たリポソームの水分散液50n+uに0.
28Mマンニット水溶液50mj2を加え充分に攪拌し
、白色澄明のリポソームの水分散液を得た。
実施例8 実施例7で得たリポソームの水分散液50mjlに0.
28Mマンニット水溶液50nlを加え充分に攪拌し、
青白色澄明のリポソームの水分散液を得た。
実施例9 実施例8で得たリポソームの水分散液50++lに0.
28Mマンニット水溶液50mj2を加え充分に攪拌し
、青白色澄明のリポソームの水分散液を得た。
実施例10 実施例3で得たリポソームの水分散液50m1にO,2
2零プロピレングリコ一ル水溶液50mf1.及び0.
28Mマンニット水溶液100mAを加え充分に攪拌し
、青白色澄明のリポソームの水分散液を得た。
実施例11 実施例3て、0.22!<プロピレングリコール水溶?
夜の代りに、0.28Mマンニット水溶液を用いた以外
は、実施例3と同様に操作し、乳白色のリポソームの水
分散液を得た。この液50m12に0,2鴎グリセリン
水溶液350mfLを加え、充分に攪拌し、青白色澄明
のリポソームの水分散液を得た。
試験例1 対照例1及び実施例1で得られたリポソームの水分散液
を無色ガラス製アンプルに5mAずつ窒素置換しながら
充填し、 5℃及び25℃の恒温室内に水分散系状態の
まま保存し、外観変化を観察した。
対照例1で得られたリポソームの水分散液は、調整1日
後にはいずれの保存温度においても凝集沈降していた。
又、これを再分散した後、広視野顕微鏡により観察した
ところ、リポソームの粒子の凝集がみられた。これに対
し、実施例1で得られたリポソームの水分散液は調整後
1日経時しても、いずれの保存温度でも沈降はみられず
、均一な乳白色の懸濁状態であった。又、1年経時後は
沈降が認められたが、再分散させると元通りの均一な乳
白色の懸濁状態を呈し、広視野顕微鏡による観察でもリ
ポソームの凝集はみられず、プロピレングリコールの添
加が有効であることが示された。
試験例2 対照例2及び実施例2で得られたリポソームの水分散液
を無色ガラス製バイアルに2mAずつ窒素置換しながら
充填し、 5℃の恒温室内に水分散系状態のまま保存し
、外観変化及び粒径変化を試験した。
対照例2で得られたリポソームの水分散液は、調整直後
は均一で、準弾性光散乱計による等加重平均粒子径は、
 181±85nmであった。これを水分散系状態で1
週間保存したところ、凝集沈降が起こり、粒子径も大き
すぎて準弾性光散乱計では測定不可能であった。
これに対し、実施例2で得られたリポソームの水分散液
は、調整直後は均一で準弾性光散乱計による等加重平均
粒子径は166±61nmであった。これを水分散系状
態で2年7ケ月保存したところ、外観上保存開始時と比
べまったく変化がなく、等加重平均粒子径も153±1
38n+nでほとんど変化がなく、マンニットの添加が
有効であることが示された。
試験例3 対照例3及び実施例3.4.5.5.7.8.9.10
で得られたリポソームの水分散液を無色ガラス製バイア
ルに2m12ずつ窒素置換しながら充填し、5℃の恒温
室内に水分散状態のまま保存し、外観変化及び粒径変化
を試験した。
対照例3で得られたリポソームの水分散液は、調整直後
は均一で、準弾性光散乱計による等加重平均粒子径は、
 204±96nmであった。これを水分散系状態で1
週間保存したところ、凝集沈降が起こり、粒子径も大き
すぎて準弾性光散乱計では測定不可能であった。
これに対し、実施例3で得られたリポソームの水分散液
は、外観上均一で、準弾性光散乱計による等加重平均粒
子径は、 162±70r+mであった。これを1年9
力月保存したものは、外観上全く変化がなく、等加重平
均粒子径は268±240nmでリポソームの安定性に
影響を及ぼすものではなかった。又、実施例4.5.6
.7.8.9.10で得られたリポソームの水分散液は
、実施例3をただ単に希釈したものであり、調整直後の
等加重平均粒子径は実施例3のリポソーム液と同一であ
り、外観上も均一であった。これらの経時後の実測値を
表1に示した。
表1 粒径 等加重平均粒子径 これらの結果から明らかなように、いずれの実流側にお
いてもプロピレングリコール及び/又はマンニットの添
加が、リポソームの安定性に有効であることが示された
試験例4 実施例11で得られたリポソームの水分散液を、無色ガ
ラス製バイアルに2mJZずつ窒素置換しながら充填し
、5℃の恒温室内に水分散状態のまま保存し、外観変化
及び粒径変化を試験した。対照には、対照例3を用いた
対照例3の安定性の結果は試験例3で示した通りであっ
た。これに対し、実施例11で得られたリポソームの水
分散液は、青白色澄明で、かつ均一であり、準弾性光散
乱計による等加重平均粒子径は、 157±77nmで
あった。これを1年9ケ月保存したものは、外観上全く
変化がなく、等加重平均粒子径は199±154nmで
リポソームの安定性に影響を及ぼすものではなかった。
この結果から明かなように、グリセリンの添加がリポソ
ームの安定性に有効であることが示された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多価アルコール及び/又は糖類を含有したリポソームの
    水分散液
JP62158466A 1987-06-25 1987-06-25 安定なリポソーム水分散液 Expired - Lifetime JP2599390B2 (ja)

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