JPH0131426B2 - - Google Patents

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JPH0131426B2
JPH0131426B2 JP4058780A JP4058780A JPH0131426B2 JP H0131426 B2 JPH0131426 B2 JP H0131426B2 JP 4058780 A JP4058780 A JP 4058780A JP 4058780 A JP4058780 A JP 4058780A JP H0131426 B2 JPH0131426 B2 JP H0131426B2
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voltage
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Senichi Masuda
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【発明の詳細な説明】 本発明は、高抵抗ダストを逆電離の発生なしに
集塵することを可能ならしめた電気集塵装置に関
するものである。なお、本発明の電気集塵装置は
そのまま直ちに粒子荷電装置として利用でき、本
発明はかかる粒子荷電装置をも包含する。
従来公知のコロナ放電極と集塵極(対向電極)
より成り、直流コロナ放電を利用する所の電気集
塵装置(又は粒子荷電装置)にあつては、捕集
(荷電)すべきダストの電気抵抗が5×1010Ω−
cmをこえると集塵(対向電極)に堆積したダスト
層が絶縁破壊を生じ、ここから放電極と逆の極性
のコロナ放電が発生して集塵率(荷電効率)の大
巾な低下を来すという異常現象が生ずるのが常で
あつた。これは集塵極(対向電極)上の堆積ダス
ト層上に放電極からのイオン電荷が蓄積増大して
遂にダスト層の絶縁破壊を生じ、これが引き金と
なつてその周囲のガスやダスト層表面にコロナ放
電を生ずることに起因するもので、この様な異常
コロナ放電を逆電離とよぶ。
この問題を解決するため、本発明者は別発明
「粒子荷電装置」(特公昭55−5989)において対向
電極(集塵極)の近傍にいま一つの放電極(逆放
電極)を設け、主放電極に適当な荷電期間Tcの
少くとも相当部分にわたつて単極性コロナ放電を
行わしめると共に逆放電極に主放電極と同一極性
のバイアス電圧を与え、それにつづく適当な休止
期間Tpの間は主放電極に与える電圧を0又は0
に近い値とし、Tpの少くとも相当期間にわたつ
て逆放電極に対して主放電極と逆極性の電圧(除
電電圧)を与えて逆極性イオンを対向電極(集塵
極)上の堆積ダスト層表面のみに向つて放出せし
め、その表面電荷を中和除電し、その電位上昇を
防いでダスト層の絶縁破壊を防ぐという解決方法
を提案した。この場合、Tp期間に主電圧を0又
は0附近にしなければ逆極性イオンは主放電極に
向つても走行し、荷電空間のダストの正常電荷を
中和して荷電効率を低下させる。該別発明では、
逆放電極に印加すべき除電電圧は逆極性のイオン
を豊富に供給する様な放電を行わしめるものであ
れば適当な任意の波形(パルス波形、脈流波形、
正弦波を含めて)であつてもよいことを指摘して
いる。
本発明は上記別発明をもつとも有効・安価・簡
単に実用化することを可能ならしめる上記別発明
の改良に関するものである。
すなわち、本発明者は上記別発明を本型装置で
実用化するにあたつて、(1)逆放電極と集塵極(対
向電極)との間の間隙を出来る限り小さくしない
と、その間隙空間の全荷電空間に占める割合が過
大となつて、逆放電極より放出される逆イオンが
この間隙に浮遊するダストの正常電荷を中和する
ので、結局全体としての集塵率(荷電効率)が下
がり、本方式の電気集塵装置(荷電装置)の性能
が大巾に減殺されること、(2)ところが、この様に
間隙を小さくすると逆放電極に上記休止期間Tp
に逆イオン発生用の除電電圧を印加する際、集塵
極(対向電極)に向つて火花放電のみを発生し、
安定均一なコロナ放電とそれによる安定均一な逆
イオン放出が行なわれなくなつて除電効果が失わ
れることを見出し、この解決をはからない限り本
方式の本来的な有効性を充分に発揮せしめ得ない
ことを見出した。
本発明の目的は、上記発明におけるこの様な阻
害要因を解決し、本方式による電気集塵装置(荷
電装置)の有効な実用化を可能ならしめる手段を
提供するにある。
しかして本発明は、この目的を除電電圧として
パルス巾が1ns〜1000μsの範囲、特に1ns〜1000ns
の範囲の短かいパルス巾の高電圧を用いることに
よつて達成する。本発明者は、この様に従来のパ
ルス高電圧に比べて格段にパルス巾の小さいパル
ス高電圧を、逆放電極と集塵極(対向電極)との
間に印加すると、その間隙を大巾に小さくしても
火花放電を発生することなく安定にコロナ放電を
発生し、特にパルス巾を1ns〜1000ns程度と極端
に短かくすると除電電圧を進行波として逆放電極
上を伝播し、その経路全体にわたつて0.5〜1mm
の間隔をもつて完全に均一に著るしく強力なスト
リーマーコロナを発生してダスト表面電荷を瞬時
かつ完全に中和除電するが、火花は全く発生する
ことがないことを発見した。
すなわち本発明による新規の電気集塵装置(粒
子荷電装置)は、ガス入口と、これに接続された
本体ケーシングと、これに接続されたガス出口を
有し、該ケーシング内に絶縁配設された所のダス
ト荷電用のコロナ放電を行い、単極性イオンを放
出するための主放電極と荷電せるダストを捕集す
るための接地せる集塵極(対向電極)と、該集塵
極(対向電極)に近接して、これより絶縁の上配
設された、これに向つて該主放電極と逆極性のイ
オンを供給するための逆放電極とを有し、更に該
主放電極と該集塵極(対向電極)との間に適当な
期間(荷電期間)にわたつて高電圧を加え、該主
放電極からダスト荷電用の単極性コロナ放電を行
わしめて、該ガス入口より荷電空間に進入せるダ
ストを荷電し、それに続く適当な期間(休止期
間)にわたつて0又は0に近い電圧を該主放電極
と該集塵極(対向電極)との間に印加し、これを
くり返す如き変動電圧(主電圧)を印加するため
の荷電電源を有し、上記休止期間の間のある時点
において、該逆放電極から該逆極性のイオンを集
塵極(対向電極)に附着堆積せるダスト層表面の
蓄積電荷を中和除電する逆極性のイオンを供給す
るための、パルス巾1ns〜1000μsで適当な波高値
の該主放電極と逆極性の短パルス巾のパルスの電
圧を該逆放電極に印加するための除電電源を有
し、これによつて高抵抗ダストを逆電離の発生な
しに有効に荷電の上、集塵極上にクーロン力によ
り捕集することを特徴とする。
すなわち本発明は別発明において、任意波形で
良いとする除電電圧波形をパルス巾1ns〜1000μs
を特定することにより、集塵率の飛躍的向上とい
う格段の作用効果をもたらしたものである。
この場合、大低は上記除電操作は過除電となつ
てダスト層表面にはある程度の正電荷が与えられ
るが、これはむしろ荷電期間Tcにおける負電荷
の蓄積をおくらせるので好適である。またこの場
合、別発明に記載のごとく上記荷電期間Tcと休
止期間Tpを一定として、主電圧を周期的変動電
圧としてもよいが、逆放電極よりダスト層表面へ
の逆極性イオンによる除電操作ののち、再び高電
圧を主放電極に加えた際、必ずしも一定の定まつ
た期間後にダスト層表面に再び蓄積し、逆電離を
開始するとは限らず、また逆電離が極く限られた
範囲において生じても直ちに集塵率の低下を生ず
るとは限らないので、この様な場合は適当な手段
(例えば主放電極からの電流のあるレベル以上の
増大を検出する等)で逆電離の発生ないし広がり
を検知し、これによつて主電圧をゼロ、ないしゼ
ロに近くしつつ除電操作を行う様に自動制御して
もよい。この時はTcはもはや一定とはならず、
したがつて主電圧は間けつ的な変動電圧となる。
しかし周期的たる間けつ的たるとは本発明の要旨
を変えるものではない。休止期間Tpに主電圧V
を0又は0に近い値とするには、例えば直流電圧
に交流電圧を重ねて形成される脈動電圧等、適当
な脈動電圧を用いることもできるが、直流電圧に
重ねてこれと逆極性でパルス巾Tpのパルス電圧
を加えて達成してもよい。この様な逆極性パルス
電圧を直流電圧に重ねて、本来容量性負荷である
主放電極と集塵極(対向電極)の間に効率よく印
加するには、発明者が別発明「パルス電源」(特
願昭51−4183号:公開昭52−87623号)において
提案せる省エネルギ型のパルス電源を直接、又は
結合コンンデンサ、パルス変圧器等を介して接続
の上使用してもよい。また上記目的の達成には適
当なスイツテ素子を用いて該主放電極と該集塵極
(対向電極)との間、期間Tpの間だけ直接短絡し
てもよい。但しこの場合には両電極間の静電容量
C1に貯えられていた静電エネルギ(1/2)C1V2
その都度失われるので、この様なスイツチ操作を
ひんぱんに行わねばならない時は、それによる電
力損失が過大なものになる。これを防ぐにはスイ
ツチ短絡時に失われる該静電エネルギ(1/2)
C1V2を回収する必要がある。そのためには直流
高圧電源の出力側に限流インピーダンスを挿入の
上主放電極に接続し、該主放電極と集塵極(対向
電極)間の適当な値のインダクタンスおよびコン
デンサを直列に接続せるものを介して、一方向性
スイツチ素子、例えばシリコン制御整流素子を介
して短絡してもよい。この時は短絡時過渡振動に
よつて両電極間電圧はゼロとなり、その間に貯え
られていた静電エネルギ(1/2)C1V2は該コンデ
ンサに移されると共に、コンデンサは主放電極電
圧と同極性の電圧に充電される。したがつて該一
方向性スイツチ素子と並列に逆方向の整流素子又
は一方向性スイツチ素子(例えばシリコン制御整
流)を接続の上、このコンデンサ電荷を再び上記
インダクタンスを通して振動的に両電極間に戻す
ことができ、これによつて一旦コンデンサに貯え
られたエネルギ(1/2)C1V2は再び両電極間に回
収されると共に、電極間電圧がほぼ元の値Vに回
復する。この様なエネルギ回収型スイツチ回路を
用いることにより、上記電力損失を大巾に低減す
ることが可能となり、これを使用することが本発
明のいま一つの特徴をなす。
本発明にあつては上述の通り、除電電圧として
充分にパルス巾の小さいパルス電圧を使用するの
で、逆放電極と集塵極との間の間隔を5〜20mm程
度の小さい値にとることが出来る結果、荷電期間
Tcに逆放電極への電界集中が大巾に軽減される
ので、特別の対策を講じなくても逆放電極から主
放電極に向つてコロナ放電を発生し、逆極性イオ
ンを荷電空間に放出してダスト粒子の正常な電荷
を中和する恐れはなくなる。これが本発明の別の
大きな作用効果となつている。しかし必要に応じ
ては、荷電期間Tcの少くとも相当部分にわたつ
て該逆放電極に該主放電極と同極性のバイアス電
圧を与えて、上記逆極性イオンの荷電空間領域へ
の放出を確実に阻止することもできる。この場
合、逆放電極に荷電期間Tcに上記バイアス電圧
を与えるには、主放電極に与える電圧Vを適当な
方法で分圧の上、この分圧電圧を用いてもよく、
また逆放電極を完全に絶縁の上フロートせしめ、
これに吸収される主放電極からのイオン電流で生
ずるフロート電圧、すなわち自己バイアス電圧を
利用してもよい。
次に、該逆放電極に期間Tpに上記短パルスを
印加するためのパルス電源としては上記別発明
「パルス電源」の電源を用いてもよく、また充電
電源、容量素子(コンデンサ、ケーブル、LC分
布回路等)、高速スイツチ素子(火花間隙等)よ
り成る公知のブルムライン型パルス発生源を使用
しても良く、またバイアス電圧又は自己バイアス
電圧を有する逆放電極自体を高速スイツチ素子
(火花間隙等)を用いて集塵極(対向電極)に短
絡しても良い。この時は短絡時の分布容量・分布
インダクタンスにより発生する高速過渡振動で生
ずる極短パルス電圧が逆放電極上を進行波として
進行し、均一な逆コロナ放電を行つて、有効にダ
スト層表面電荷を中和除電する。この場合、上記
高速スイツチに直列にインダクタンスを挿入する
と、該高速過渡振動を大巾に強化できて有効であ
る。
上記集塵極(対向電極)は平板型、円筒型、チ
ヤンネル型、角型、その他適当な任意の形状を持
たしめても良く、またその表面を絶縁物の層でひ
ふくしても良い。上記放電極は針金状、ストリツ
プ状、金網状、隷の他適当な任意の形状を持たし
めてもよく、またその表面を絶縁物の層でひふく
することも出来る。
なお、本発明による新規の電気集塵装置は、集
塵極を対向電極とすることによつて直ちに高抵抗
ダストを逆電離なしに有効に荷電することの可能
な高性能の粒子荷電装置として用いることもで
き、これが本発明の一部を構成する。
以下に本発明の構成および特徴を、実施例およ
び図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す水平断面図で
ある。図において1は本発明による電気集塵装置
(粒子電荷装置)の本体ケーシング、2はガス入
口、3はガス出口、4は針金状主放電極、5は平
板状集塵極(対向電極)、6はその近傍に配設さ
れた針金状逆放電極で、5は接地され、4,6は
それぞれ絶縁の上紙面に垂直な方向に張架されて
いる。7は主電圧Vの発生用電源で、交流電源8
に一次側を接続せる昇圧変圧器9、整流器10、
限流保護抵抗11より成る高圧直流電源12を有
し、その出力端子13から負の直流高電圧−V0
が導線14、碍管15を介して主放電極4に供給
される。16は切替スイツチで、図の接続では周
期的にTc間は開路し、Tp間は閉路するスイツチ
素子17により該直流電源12の出力端子13が
周期的に大地に短絡される。これによつて主放電
極4は集塵極(対向電極)5に対して、期間Tc
の間は負の直流高電圧−V0を印加されて負コロ
ナ放電を行い負イオンを集塵極に向つて放出し、
その射突によりガス入口2より集塵空間18内に
進入せるダストを荷電し、クーロン力により集塵
極5の上に駆動して、ここに堆積附着せしめる。
その堆積ダスト層19表面には後続負イオンの到
来により負の表面電荷が蓄積し、そのままでは表
面電位の上昇→ダスト層の絶縁破壊→逆電離の発
生がおこるが、それにつづく期間Tpには主放電
極電圧は0となつて負コロナ放電は止る。20は
すでに述べたエネルギ回収型スイツチ回路で、切
替スイツチ16を右に入れると期間Tpに主電圧
をゼロにする操作がこの回路により行われる。2
1は一方向性スイツチ素子としてのシリコン制御
整流素子、22はその制御格子、23はこれに周
期Tをもつて周期的にトリガーパルス電圧を与え
る制御電源、24はインダクタンス、25はコン
デンサ、26はエネルギフイードバツク用の21
と逆方向にこれに並列に接続された整流器、27
はスイツチ働作に伴う回路振動で、主放電極4が
正電圧となるのを防ぐためのフライホイル・ダイ
オードである。いま23からのトリガーパルス電
圧が22に供給されて、シリコン制御整流素子2
1が導通すると、主放電極4の負電圧−V0がイ
ンダクタンス24とコンデンサ25の直列接続に
印加されてL−C過渡振動が発生し、両電極間の
電荷と蓄積静電エネルギがコンデンサ25に移行
してこれを負に充電し、主放電極電位はゼロとな
つて振動電流がゼロとなる。次の瞬間、シリコン
制御整流素子21には逆電圧がかかつてこれがブ
ロツクし、この電圧が整流器26を介してゼロ電
位にある主放電極4に印加され、再び逆方向にL
−C過渡振動が生じ、その結果一旦コンデンサ2
5に貯えられた電荷と静電エネルギは完全に両電
極間に回収され、コンデンサ電位はゼロ、主放電
極電位は−V0に戻る。この場合はTpの値は主電
位が実質的にゼロに近い値をとる、ある巾の時間
とすることが出来る。上記過渡振動の経過を通じ
て主放電極4の電位が逆極性(正極性)となるこ
とフライホイル・ダイオード27の作用により有
効に防止される。28は逆放電極に休止期間Tp
の中のある瞬間に、すでに述べた短パルス電圧を
印加するために除電電源で、切替スイツチ29を
下に入れると逆放電極6は碍管30、導線31、
抵抗32を介して接地され、期間Tcにバイアス
電圧が与えられない。またスイツチ29を上に入
れると逆放電極6は完全にフロートし、期間Tc
には主放電極から飛来する負イオンで充電されて
負のフロート電圧が自己バイアス電圧として発生
する。本例ではスイツチ29は左に入れられてお
り、導線33を介して主電圧を印加された分圧抵
抗34の中間点35にインダクタンス36を介し
て接続され、主放電極4に加わる主電圧の分圧電
圧がバイアス電圧として逆放電極6に与えられ、
これにより期間Tcにこれから主放電極に向つて
正コロナ放電を行うのが防止されている。37は
いま一つの切替スイツチで導線31を本例では振
動励起用インダクタンス38、期間Tpのある瞬
間に閉路し、期間Tcの間は開路する高速スイツ
チ素子39を介して大地の接続する。その結果期
間Tpの中のある瞬間、すでにバイアス電圧で充
電されている逆放電極6がインダクタンス38を
介して接地される結果、一旦逆放電極電圧がゼロ
となつた直後に集塵極5に対する静電容量C2
該インダクタンスの直列L−C共振による正極性
の極短パルス電圧が進行波として逆放電極6に供
給され、すでに大きな負電位にある所のダスト層
19の表面負電荷に向つて均一、かつ強力なスト
リーマコロナ放電を行なつてこれを有効に除電す
る。スイツチ37を右に入れると導線31は結合
コンデンサ40を介して期間Tpのある瞬間にパ
ルス巾1〜1000μsの正極性の短パルス電圧を発生
するパルス電圧発生電源41に接続される。期間
Tpにおいては主電圧はゼロとなつているので、
図のスイツチ29の接続ではバイアス電圧もまた
ゼロとなつている。その結果、逆放電極はこの短
パルス電圧がそのまま印加されて強力な正コロナ
放電を集塵極表面に向つて行い、ダスト層19の
表面負電荷を完全に中和除電する。42はコンデ
ンサ40への電荷蓄積を防ぐための漏洩用高抵抗
である。更に切替スイツチ37を上に入れると導
線31は結合コンデンサ43を介してパルス巾1
−1000nsの極短パルスを期間Tpのある瞬間に発
生する所の公知のブルムライン型パルス発生源4
4に接続される。44は交流電源45、昇圧変圧
器46、整流器47、限流保護抵抗48より成る
所の正電圧発生用充電電源49と、これに接続さ
れた容量素子50およびこれに接続された高速ス
イツチ素子51より成る。容量素子50は本図の
例では外側導体を接地せる同軸ケーブルより成る
が、場合によりコンデンサ−、コンデンサ−とイ
ンダクタンスの梯子型回路等を用いることもでき
る。また、高速スイツチ素子51は本図の例で
は、トリガー電源52により期間Tpのある瞬間
トリガー電圧を与えられて火花を生じて導通する
所定の三点火花間隙より成るが、所要期間Tp内
高速投入できると共にその直後に高速切断できる
性能を有する高速スイツチ素子であれば適当な任
意のもの用いることができる。同軸ケーブル50
は期間Tcの間に充電され、それに続く期間Tpの
間のある時点において高速スイツチ素子51が閉
路する。この時ケーブル50の長さの2倍の波長
を有する進行波正電圧が結合コンデンサ43、導
線31を介して逆放電極6の上を時間的パルス巾
として約1〜1000nsの範囲の極短パルスとして進
行し、すでに述べた如く極めて均一、かつ強力な
正のストリーマーコロナ放電を集塵極5に向つて
発生せしめ、その結果ダスト層19の表面負電荷
を瞬時に完全に除電するのみならず、大抵の場合
強力に正に帯電せしめる。53はコンデンサ43
に電荷が蓄積するのを防ぐための漏洩用高抵抗で
ある。
上述の種々の除電働作の結果、ダスト層19の
表面電位は瞬時に0又は正となるので、次の荷電
期間Tcに主放電極から再び負イオンがダスト層
表面に到来しても絶縁破壊→逆電離を生ずること
なく、極めて高い集塵率(荷電効率)をもつて高
抵抗ダストの捕集(荷電)が行なわれる。清浄に
なつたガス(荷電された粒子)はガス出口3より
外部に排出される。集塵極5の上に堆積したダス
ト層19は集塵極5の槌打により下方の図に示さ
れていない所のホツパーに剥離落下して捕集され
る。なお、主放電極よりのコロナ電流は逆電離が
開始すると共に正常値から増え、逆電離が広がる
につれて増大してゆき、あるレベル以上になると
明白な集塵率の低下をきたす様になる。したがつ
て、このコロナ電流を検出し、これがあるる臨界
値をこえると高速スイツチ17、又はエネルギ回
収型スイツチ回路20を働作させて主電圧を0に
し、その直後に高速スイツチ素子39ないし正パ
ルス電源41、ないしブルムライン型正パルス電
源44を働作させてダスト層表面電荷の除電操作
を行うという、間けつ除電方式をとつてもよいこ
とは云うまでもなく、この様な方式を行うことに
より除電働作の頻度を低下させて、電力損失を低
くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の水平断面図と各種
の電源方式を示す図である。 図における主要な要素は次の通りである。1…
…本体ケーシング、2……ガス入口、3……ガス
出口、4……主放電極、5……集塵極、6……逆
放電極、7……主電圧電源、12……電圧電流電
源、16,29,37……切替スイツチ、17,
39,51……高速スイツチ素子、20……エネ
ルギ回収型スイツチ回路、28……除電電源、3
4……分圧抵抗、41……短パルス発生電源、4
4……ブルムライン型パルス電圧発生源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスの入口と、該入口に接続せる本体ケーシ
    ングと、該ケーシングに接続せるガス出口を有
    し、該ケーシング内に絶縁配設された所のダスト
    荷電用コロナ放電を行い単極性イオンを放出する
    ための主放電極と、荷電空間をへだてて該主放電
    極と対向配設せる、荷電ダストを捕集するための
    接地せる集塵極と、該集塵極に近接してこれより
    絶縁の上配設された、該集塵極に向かつて該主放
    電極と逆極性のコロナ放電を行つて逆極性イオン
    を供給するための逆放電極を有し、更に該主放電
    極と該集塵極との間に適当な期間(荷電期間)に
    わたつて高電圧を加え該主放電極からダスト荷電
    用コロナ放電を行わしめて、該ガス入口より荷電
    空間に進入せるダストを荷電し、それに続く適当
    な期間(休止期間)にわつて0または0に近い電
    圧を該主放電極と該集塵極との間に印加し、これ
    をくり返す如き変動電圧(主電圧)を印加するた
    めの荷電電源を有し、上記休止期間の間のある時
    点において、該逆放電極から該集塵極上に付着堆
    積せるダスト層表面の蓄積電荷を中和除電する逆
    極性イオンを供給せしめるためのパルス巾1ns〜
    1000nsで、適当な波高値で該主放電極と逆極性の
    短パルス巾のパルス電圧を該逆放電極に該集塵極
    に対して印加するための除電電源を有し、これに
    よつて高抵抗ダストを逆電離の発生なしに有効に
    荷電のうえ該集塵極上にクーロン力により捕集す
    ることを特徴とする所の電気集塵装置。 2 該荷電電源を直流高圧電源と、その出力端子
    間に並列に挿入され、適当な期間(荷電期間)は
    開路状態にあり、それに続く適当な期間(休止期
    間)閉路する動作を周期的又は間欠的にくり返す
    如き高速スイツチ素子をもつて構成することを特
    徴とする所の請求項1に記載せる電気集塵装置。 3 該荷電電源を直流高圧電源と、その出力端子
    間に並列に挿入され、適当な期間(荷電期間)の
    のち、スイツチ動作を行う周期的または間けつ的
    に動作する所のエネルギー回収型スイツチ回路を
    以て構成することを特徴とする所の請求項1に記
    載せる電気集塵装置。 4 上記荷電期間の間、該逆放電極に主電圧の分
    圧およびフロートによる自己バイアスを含む適当
    な方法で、バイアス電圧を印加することを特徴と
    する所の請求項1より3までのいずれか1項に記
    載せる電気集塵装置。 5 該逆放電極に荷電期間に与えたバイアス電圧
    を、休止期間に高速スイツチ素子をもつて放電さ
    せ、この際発生する過渡振動による短パルス電圧
    をもつて該除電電圧を形成することを特徴とする
    所の請求項4に記載せる電気集塵装置。 6 該高速スイツチ素子に直列インダクタンスを
    挿入することを特徴とする所の請求項5に記載せ
    る電気集塵装置。 7 該除電電源を短パルス発生電源により構成す
    ることを特徴とする所の請求項1より4までのい
    ずれか1項に記載せる電気集塵装置。 8 該除電電源をブルムライン型パルス発生源に
    より構成することを特徴とする所の請求項1より
    4までのいずれか1項に記載せる電気集塵装置。 9 粒子荷電用のコロナ放電を行い単極性イオン
    を放出するための主放電極と、該主放電極と荷電
    空間をへだてて対向配置せる、これより絶縁の対
    向電極と、該対向電極に近接して、これより絶縁
    の上配設された、該対向電極に向かつて該主放電
    極と逆極性のコロナ放電を行つて逆極性イオンを
    供給するための逆放電極を有し、更に該主放電極
    と該対向電極との間に適当な期間(荷電期間)高
    電圧を加えて、該主放電極から粒子荷電用単極性
    コロナ放電を行わしめて荷電空間に導入せる粒子
    を荷電し、それに続く適当な期間(休止期間)に
    わたつて0または0に近い電圧を該主放電極と該
    対向電極との間に印加し、これをくり返す如き変
    動電圧(主電圧)を印加するための荷電電源を有
    し、上記休止期間の間のある時点において、該逆
    放電極から該対向電極上に付着堆積せる粒子層表
    面の蓄積電荷を中和除電する逆極性イオンを供給
    せしめるためのパルス巾1ns〜1000nsの適当な波
    高値で、該主放電極と逆極性の短パルス巾のパル
    ス電圧を該逆放電極に該対向電極に対して印加す
    るための除電電源を有し、これによつて高抵抗粒
    子を送電離の発生なしに有効に荷電することを特
    徴とする所の粒子荷電装置。
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