JPH01314552A - 超音波ドップラ血流計 - Google Patents

超音波ドップラ血流計

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JPH01314552A
JPH01314552A JP63147460A JP14746088A JPH01314552A JP H01314552 A JPH01314552 A JP H01314552A JP 63147460 A JP63147460 A JP 63147460A JP 14746088 A JP14746088 A JP 14746088A JP H01314552 A JPH01314552 A JP H01314552A
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doppler
blood flow
orthogonal
signals
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恭大 中村
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郁夫 坂井
Masami Kawabuchi
川淵 正己
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医用分野において血流速度を非侵襲的に測定
する超音波ドツプラ血流計に関するものである。
従来の技術 従来、この種の超音波ドツプラ血流計は、パルス波や連
続波超音波を生体中に送信し、生体中で反射したエコー
信号を捕らえ、そのドツプラ偏移周波数を検出して反射
物体の速度を測定するようになっている。この超音波ド
ツプラ血流計は、医用分野において血流速度の測定に用
いられており、例えば、臨床超音波シリーズ9新し、い
超音波診断技術 P86. 1984に記載されている
構成および原理が知られている。
以下、第5図を参照しながら上記従来の超音波ドツプラ
血流計について説明する。第5図において、101はク
ロック発生器、102はクロック発生器101のクロッ
クを分周して直交信号を発生する直交信号発生器、10
3はクロック発生器101のクロックを分周して周期的
なトリガパルスを発生するトリガ発生器、104はトリ
ガ発生器103から発生するトリガパルスを基準時刻と
して所望の時刻にゲート信号を発生するゲート発生器、
105はトリガ発生器1030トリガ信号に同期してパ
ルス信号を発生する送信器、106は送信器105のパ
ルス信号で超音波パルスを発生し、被検体である生体1
15に対して送信し5、受信した生体115からのエコ
ー信号を電気信号に変換する超音波探触子、107は探
触子106で受信したエコー信号を増幅する増幅器、1
08a、  108bは超音波探触子106で受信した
エコー信号を直交信号発生器102の直交信号で直交検
波するミキサ、109a、  109bは第11第2の
ミキサ108a、  108bで直交検波された検波信
号をゲート発生器104のゲート信号の期間の積分を行
い、直交したドツプラ信号を出力する第1、第2の積分
器、110a% 110bはそれぞれ第1、第2の積分
器109a、109bのドツプラ信号を保持する第11
第2のサンプルホールド、1lla。
111bは第1、第2のサンプルホールド110a。
110bから出力されるドツプラ信号からクラッタ信号
を除去する第1、第2のバイパスフィルタ、112a、
  112bは第1、第2のバイパスフィルタ111a
、  1llbから出力されるドツプラ信号をA/D変
換する第1、第2のA/Dコンバータ、113はA/D
変換されたドツプラ信号を周波数分析する周波数分析器
、114はドツプラ信号の周波数分析結果を表示するデ
イスプレィである。
以上の構成において、以下、その動作について説明する
。送信器105はトリガ発生器103が発生する一定周
期TのトリガパルスT、9のタイミングで超音波探触子
106にパルス電圧を送り、超音波探触子106は生体
115に超音波パルスを送信する。
生体115内では、音響インピーダンスの異なる点で超
音波が反射され、再び超音波探触子106によって受信
される。超音波探触子106で受信されたエコー信号は
、増幅器107で適度に増幅された後、直交信号発生器
102で発生された直交信号と、第11第2のミキサ1
08a1108bによってミキシングされ、第1、第2
の積分器109a、  109bに入力される。一方、
ゲート発生器104は、血流からのエコー信号の伝搬時
間に合わせて超音波パルス送信時刻から一定時間後Td
に時間幅物のゲート信号GATEを発生し、第1、第2
の積分器109a、  109bの積分範囲を決定する
。積分結果Vdx、Vdyは、ゲート信号り内での直交
信号に対するエコー信号の位相差と撮幅を表わしており
、移動する反射物体からのエコー信号は送受信を繰り返
すごとに位相が変化するため、これがドツプラ信号とな
って検出される。
一般に知られているように、反射体の速度■とドツプラ
偏移周波数fdの関係は、下記(1)式の通りである。
fcl= (2@V/C)・fc * cosθ   
・・・・・(1)上記(1)式において、Cは超音波伝
搬媒質中の音速、fcけ超音波周波数、θは反射体の運
動方向と超音波進行方向のなす角度である。
生体115における血管116内の血流117は動きが
速く、反射強度が低いため、ドツプラ信号は高い周波数
で低振幅となり、組織118や臓器は動きが遅く、反射
強度が高いため、低い周波数で大振幅となる。後者は、
クラッタ信号と呼ばれるもので、これ以降の回路のダイ
ナミックレンジを著しく低下させるため、第1、第2の
バイパスフィルタ111a、  1llbで周波数の低
いクラッタ信号を除去している。血流情報は、ドツプラ
信号Vdx、■dyを第1、第2ノA/D コニ/バー
9112a、112bでA/D変換し、周波数分析器1
13で周波数分析し、た後、デイスプレィ114にツナ
グラムなどで表示する。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記従来の超音波ドツプラ血流計では、特に低
速血流117の測定に際しては、血流117によって生
ずるドツプラ偏移周波数fdが低いため、バイパスフィ
ルタ1lla〜1llbの遮断周波数を低く設定しなけ
ればならない。加えて、ドツプラ信号の周波数と、呼吸
・拍動や超音波探触子106の不安定さによって生ずる
クラッタ信号との周波数が近くなるため、クラッタ信号
がバイパスフィルタl1la、  1llbを通過する
。そのため、ダイナミックレンジが著しく悪化し、また
、血管116の周辺組織118の運動により、測定対象
となっている血流速度がこの変調を受けるので、正確に
血流を測定することができないなどの課題があった。
本発明は、以上のような従来技術の課題を解決するもの
であり、低速血流測定時に影響を与えるバイパスフィル
タの遮断周波数を低く設定しても、血管周辺で運動する
組織のクラッタ信号で回路のダイナミックレンジが損な
われないようにすることができ、また、血管周辺の運動
の影響を受けないようにすることができ、したがって、
低速血流を正確に測定することができるようにした超音
波ドツプラ血流計を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するだめの手段 上記目的を達成するための本発明の技術的手段は、生体
内に超音波を送信し、反射してきたエコー信号を受信す
る超音波探触子と、この超音波探触子を電気信号で駆動
する送信手段と、生体中で反射したエコー信号を直交検
波する第1の直交検波手段と、生体中で反射し、生体組
織や臓器などのクラッタ成分を少なくとも含むエコー信
号を直交検波する第2の直交検波手段と、上記第1の直
交検波手段で得られたドツプラ信号の位相と第2の直交
検波手段で得られたドツプラ信号の位相の差を演算する
位相差演算手段とを備えたものである。
作    用 本発明は、上記構成により次のような作用を有する。
すなわち、第1の直交検波手段で得られた血流からのド
ツプラ信号の位相から第2の直交検波手段で得られたク
ラッタ成分によるドツプラ信号の位相を位相差演算手段
で差し引くことにより、血流からのドツプラ信号がクラ
ッタ成分により受けた位相変化をキャンセルし、体動に
よる周波数偏移を除去するものである。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
まず、本発明の第1の実施例について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における超音波ドツプラ
血流計を示す構成図である。
本実施例はパルスドツプラ血流計を示し、第1図におい
て、1はクロック発生器、2はクロック発生器1のクロ
ックを分周して直交信号nx 、 Ryを発生する直交
信号発生器、3はクロック発生器1のクロックを分周し
て周期的なトリガパルスを発生するトリガ発生器、4a
はトリガパルスを基準時刻として所望の時刻に第1のゲ
ート信号GATE1を発生する第1のゲート発生器、4
bはトリガパルスを基準時刻として所望の時刻に第2の
ゲート信号GATE 2を発生する第2のゲート発生器
、5はトリガ発生器3のトリガ信号に同期してパルス信
号を発生する送信器、6は送信器5のパルス信号で超音
波パルスを発生し、被検体である生体16に対して送信
し、受信した生体16からのエコー信号を電気信号に変
換する超音波探触子、7は超音波探触子6で受信したエ
コー信号を増幅する増幅器、8a、8bは超音波探触子
6で受信されたエコー信号を直交信号発生器2の直交信
号Rx。
ayで直交検波する第1、第2のミキサ、 9a、9b
は第1、第2のミキサ8a18bで直交検波された検波
信号を第1のゲート発生器4aの第1のゲート信号GA
TE 1の期間の積分を行い、第1の直交したドツプラ
信号を出力する第1、第2の積分器、gc、 gdは第
1、第2のミキp13a、3bで直交検波された検波信
号を第2のゲート発生器4bの第2のゲート信号GAT
E 2の期間の積分を行い、第2の直交したドツプラ信
号を出力する第3、第4の積分器、10a、 IObと
IOC,IOdはそれぞれ第11第2の積分器9a、9
bと第3、第4の積分器9C,9dの2組のドツプラ信
号を保持する第1、第2と第3、第4のサンプルホール
ド、11 は第1と第2のサンプルホールドlOa、 
lObから出力される第1のドツプラ信号と、第3、第
4のサンプルホールドIOC,10dから出力される第
2のドツプラ信号との位相差を演算する位相差演算器、
12a、 12bは位相差演算器11からのドツプラ信
号からクラッタ成分を除去する第1、第2のバイパスフ
ィルタ、13a113bはドツプラ信号をA/D変換す
る第1、第2のA/D変換器、14 はドツプラ信号を
周波数分析する周波数分析器、15はドツプラ信号の周
波数分析結果を表示するデイスプレィである。
上記の構成において、以下、第2図のタイミングチャー
トを参照しながらその動作について説明する。
クロック発生器1はクロック信号CKを発生し、直交信
号発生器2は、これを分周して位相が互いに900異な
る1組の直交信号Rx、 Ryを発生するっまだ、トリ
ガ発生器3は、クロック信号CKを分周して一定周期の
トリガ信号Tgを発生する。第1のゲート発生器4aは
、任意の遅延時間Tdから時間幅Tw 1の第1のゲー
ト信号GATE 1を発生するもので、トリガ信号T9
でカウントを開始し、クロック信号CKをカウントして
任意の時刻TalからTa2までのパルスを発生する。
第2のゲート発生器4aは、第1のゲート信号GATE
 ]とほぼ同時刻Td2に時間幅’l’w 2のゲート
信号GATE 2を発生する。また、直交信号Rx1R
y、第1、第2のゲート信号GATE 1、()ATE
 2はトリガ信号T、9に同期している。送信器5は、
トリガ信号TRIが入力されると、超音波探触子6にパ
ルス電圧を出力し、超音波探触子6は生体】6に超音波
パルスを送信する。超音波パルスは生体16中を伝搬す
る際、生体組織19や血管17等で反射され、再び超音
波探触子6で受信される。
受信したエコー信号には、反射体の体表面からの距離に
応じた時刻にエコー信号が現れ、生体16内に血管17
があるとき、血管170前壁からのエコー信号は時刻T
a lで受信され、後壁からのエコー信号は時刻Ta2
で受信され、時刻TalとTa 2間では血液18から
のエコー信号が受信される。また、それ以外の期間では
臓器や筋肉などの生体組織19からのエコー信号が受信
される。
第1と第2のゲート信号GATE tとGATE 2の
時間幅TWI、TW2の関係式は、下記(2)式のよう
になっている。
Tw ] ≦Tw 2         −−−(2)
第1のゲート信号GATE lは血管17内の血流18
からのエコー信号が主に得られる時刻Tal、Ta2 
に設定し、第2のゲート信号GATE2は血流18から
のエコー信号と血管17周辺の生体組織19からのエコ
ー信号が同時に入るよう時刻Tbl、Tb2を第1のゲ
ート信号GATE ]より広く認定する。超音波探触子
6で電気信号に変換されたエコー信号は、増幅器7で増
幅された後、第11第2のミキサ8a、8bで直交信号
発生器2からの直交信号Rx、 Byとミキシングされ
る。第1、第2の積分器ga、 gbは第1のゲート信
号OAT Elの”H″の期間Tw 1で第1、第2の
ミキサ8a18bからの検波信号を積分し、血流18に
より生じた直交したドツプラ信号Vdxl、Vdylを
出力する。iだ、第3、第4の積分器9c、 9dは第
2のゲート信号GATE 2の”I]・の期間Tw2で
第1、第2のミキサ82]、8bからの検波信号を積分
し、体動などにより生じた直交したドツプラ信号Vdx
2、Vdy2を出力する。第1、第2のサンプルホール
ドioa、 iobは第11第2の積分器9a、 gb
の積分結果を時刻Ta2でホールドする。
また、第3、第4のサンプルホールドIOc、 10d
は第3、第4の積分器9C19dの積分結果を時刻Tl
)2でホールドする。
第11第2のサンプルホールド+oa、 10bでホー
ルドされたドツプラ信号Vdx 1 、Vdy 1は、
血流I8によって生じたドツプラ信号が周囲の組織19
の体動によって生じたドツプラ信号、すなわちクラッタ
信号の変調を受ける。このときドツプラ偏移周波数fd
oは、下記(3)式で表わされる。
fdo=(2や(Vt +V2 )/C)・fc e 
cosθ ・・(3)上記(3)式において、Vlは血
流速度、V2は体動の速度である。また、上記(3)式
を変形すると、下記の(4)式のようになる。
fdo = fdx + fdz        −−
−(4)fdl、fdzは、それぞれ血流速度Vl 、
体動の速度■2によって生じたドツプラ偏移周波数であ
る。従って、血流18からのドツプラ信号Vdxl、v
dylは、下記の(5)、(6)式で表わされる。
vdyl =A]・cos (2π・(fdt+fd2)・t) 
 ・・・・(5)vdyl =AI−sin(2π・(fdt+fdz)t)   
・・・・(61一方、第3、第4のサンプルホールドI
Oc。
10dでホールドされたドツプラ信号Vdx 2、Vd
y 2は周囲の組織19の動きによって生じたクラッタ
信号が主である。このときドツプラ偏移周波数fdzは
、下記の(力式で表わされる。
fd2=(211V2/C)e fc * cosθ 
   −(7)従って、クラッタによるドツプラ信号V
dx2、vay 2は、下記の(8)、(9)式で表わ
される。
Vdx2=A2・cos (2π・fdz・t)   
・・・ (8)Vdy2=A?5in(2π・fdz−
t)       ・−・・−(9につの信号の位相差
を演算する位相差演算器11の詳細な構成を第3図に示
す。A(3C回路20はクラッタ信号からのドツプラ信
号Vdx2、Vdy2を2乗器20a、 20bと加算
器20Cで2乗和をとって絶対値を求め、可変利得増幅
器20dを制御し、振幅を一定にする。位相差演算器1
1では上記(5)、(6)式に示すドツプラ信号からク
ラッタによるドツプラ偏移周波数fdzの影響を除去す
るために上記(8)、(9)式に示すクラッタ信号で次
のような処理を行う。
先ず、ドツプラ信号Vdx2、vay2の振幅の絶対値
A2を下記(10式のように求める。
A2 = y Vdx22−4−Vdy22.、、、、
、(101次に、ドツプラ信号Vdx、vayを除算器
20e1201によりそれぞれ振幅A2で除算すること
により、上記(81、(91式は下記の00、(12式
のようになる。
Vdx2/A2=lacos(2πefdz會t)  
   ・・旧)Vdy2/A2= 1−5in(2π−
fdz−t )   、、、Q3上記(5)、(6)、
(11)、02式を位相差演算器11ノ4つの乗算器2
1122.23.24  と加算器25、引算器26で
演算すると、最終的に得られるドツプラ信号Vdx、V
dyは、下記の03.0a式で表わされる。
dx =Vdxl @Vdx2+Vdyl −Vdy2= A
t  e  cos  (2π ・ 「dl II t
 )       ・・・・(+3)vay ニー■dy1・vay2−vayl・Vdy 2=Al
 * sin (2π* fdt ++ t )   
 、、、、、、Q4)そして、上記ドツプラ信号Vdx
1Vdyは低い周波数に設定された第1、第2のバイパ
スフィルタ12a112bで更に強烈なりラッタ成分が
除去された後、第1、第2 (7) A/D変換器13
a、 13bによりA/D変換され、周波数分析器14
により周波数分析され、デイスプレィ15に表示される
以上、説明したように本実施例のパルスドツプラ血流計
においては、細い血管17の流速測定を行う場合など、
血流18と同時に周辺の生体組織19が同時に検出され
る時、体動があってもクラッタ信号は周波数偏移を生じ
ないため、第1、第2のバイパスフィルタ12a、 1
2bによって完全に除去することができ、回路のダイナ
ミックレンジが低下しないようにすることができる。ま
た、周囲組織19の運動が血流速度の測定値に影響を与
えないようにすることができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第4図は本発明の第2の実施例における超音波ドツプラ
血流計を示す構成図である。
本実施例はCW(Continuous Wave )
 ドツプラ血流計を示し、第4図において、31 はク
ロック発生器、32はクロック発生器31 のクロック
を分周して直交信号Rx、 Ryを発生する直交信号発
生器、33は送信信号を発生する送信器、34は送信器
33の送信信号で連続した超音波を発生し、生体16に
対して送信し、受信した生体16からのエコー信号を電
気信号に変換する超音波探触子、35はエコー信号から
周波数偏移を生じていない成分を除去するノツチフィル
タ、36は受信したエコー信号を増幅する増幅器、37
a、37bは超音波探触子34で受信したエコー信号を
直交信号発生器32の直交信号で直交検波する第1、第
2のミキサ、38a、 38bは第1、第2のミキサ3
7a137bで直交検波された検波信号から周波数の低
いクラッタ成分を抽出する第1、第2のローパスフィル
タ、39は第11第2のミキサ37a、 37bのドツ
プラ信号から第11第2のローパスフィルタ38a、3
8bのクラッタ信号の位相を引き算する位相差演算器、
40a、 40bは位相差演算器39からのドツプラ信
号からクラッタ成分を除去する第1、第2のバイパスフ
ィルタ、418.41bはドツプラ信号をA/D変換す
る第1、第2のA/D変換器、42はドツプラ信号を周
波数分析する周波数分析器1,13はドツプラ信号の周
波数分析結果を表示するデイスプレィである。位相差演
算器39は上記第1の実施例で説明した第3図の構成と
同一である。
上記の構成において、以下、その動作について説明する
クロック発生器31は一定周波数の信号CKを発生し、
直交信号発生器32はこれを分周して周波数「Cの90
°位相の異なる1組の直交信号を発生し、送信器33も
CKを分周して周波数fcの送信信号を発生して超音波
探触子34を駆動する。
送信信号は超音波探触子34の送信用のトランスデー−
サで音波に変換され、生体中を伝搬する。
超音波が生体16中を伝搬する際、移動する反射体でド
ツプラ効果を受け、受信用のトランスデユーサで受信さ
れる。エコー信号はノツチフィルタ35で周波数偏移を
起こさない、特に強いクラッタ成分が除去された後、増
幅器26で適度に増幅され、第11第2のミキサ37a
、 37bで直交信号発生器32からの直交信号Rx、
 Ryとミキシングされて直交ドツプラ信号となる。こ
のときのドツプラ信号Vdx l、vdy lは上記(
3)、(5)、(6)式と同じである。クラッタ信号V
dx 2、vay 2はドツプラ信号Vdx 1、Vd
y 1から第11第2のローパスフィルタ38a、 3
8bで抽出され、位相差演算器39で両者の位相差を演
算する。クラッタ信号Vdx 2、Vdy2は上記(7
)、(8)、(9)式と同じである。位相差演算器39
 が行う演算は上記00〜α荀式に示す通りで、上記第
1の実施例で述べたと同じ動作である。
以上、説明したように本実施例のCWドツプラ血流計に
おいても、上記第1の実施例と全く同様の効果が得られ
るもので、細い血管17の流速測定を行う場合など、血
流と同時に周辺の生体組織19が同時に検出される時、
体動があってもクラッタ信号は周波数偏移を生じないた
め、第1、第2のバイパスフィルタ40a、 40bに
よって完全に除去することができ、回路のダイナミック
レンジが低下しないようにすることができる。また、周
囲組織19の運動が血流速度の測定値に影響を与えない
ようにすることができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、生体で反射し、超音
波探触子で受信したエコー信号を第1と第2の直交検波
手段により直交検波し、第1の直交検波手段で得られた
血流からのドツプラ信号の位相から第2の直交検波手段
で得られたクラッタ成分によるドツプラ信号の位相を位
相差演算手段で差し引くようにしているので、クラッタ
信号を除去するバイパスフィルタの遮断周波数を低く設
定しても、血管周辺で運動する組織のクラッタ信号で回
路のダイナミックレンジが損なわれることはなく、また
、血管の運動により測定する血流速度に変調を受けない
。したがって、低速の血流速度を精度よく、安定して測
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における超音波ドツプラ
血流計を示す構成図、第2図は上記実施例における動作
説明用のタイミングチャート、第3図は上記実施例に用
いる位相差演算器の構成図、第4図は本発明の第2の実
施例における超音波ドツプラ血流計を示す構成図、第5
図は従来の超音波ドツプラ血流計を示す構成図である。 1・・・クロック発生器、2・・・直交信号発生器、3
・・・トリガ発生器、4a・・・第1のゲート発生器、
4b・・第2のゲート発生器、5・・・送信器、6・・
・超音波探触子、7・・・増幅器、8a・・・第1のミ
キサ、8b・・第2のミキサ、9a・・第1の積分器、
9b  第2の積分器、9C・・・第3の積分器、9d
・・・第4の積分器、10a・・・第1のサンプルホー
ルド、10b・・・第2のサンプルホールド、10C・
・・第3のサンプルホールド、10d・・・第4のサン
プルホールド、11・・位相差演算器、12a・・・第
1のバイパスフィルタ、12b  第2のバイパスフィ
ルタ、13a・・・第1のA/D変換器、13b・・第
2のA/D変換器、 14・・・周波数分析器、】5・
・・デイスプレィ、31・・クロック発生器、32  
直交信号発生器、33・・・送信器、34・・・超音波
探触子、35・・・ノンチフィルタ、36・・・増幅器
、37a・・・第1のミキサ、37b・・・第2のミキ
サ、38a・・・第1のローパスフィルタ、38b・・
・第2のローパスフィルタ、39・・・位相差演算器、
40a ・第1のバイパスフィルタ、40b・・・第2
のバイパスフィルタ、41a・・・第1のA/D 変換
器、41b・・・第2のA/D変換器、42  ・周波
数分析器、43  ・デイスプレィ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名M 
2 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生体内に超音波を送信し、反射してきたエコー信
    号を受信する超音波探触子と、この超音波探触子を電気
    信号で駆動する送信手段と、生体中で反射したエコー信
    号を直交検波する第1の直交検波手段と、生体中で反射
    し、生体組織や臓器などのクラッタ成分を少なくとも含
    むエコー信号を直交検波する第2の直交検波手段と、上
    記第1の直交検波手段で得られたドップラ信号の位相と
    第2の直交検波手段で得られたドップラ信号の位相の差
    を演算する位相差演算手段とを備えたことを特徴とする
    超音波ドップラ血流計。
  2. (2)送信手段がトリガ発生器から所望の周期で与えら
    れるトリガパルスに同期して超音波探触子をパルス信号
    で駆動し、第1と第2の直交検波手段がトリガパルスに
    同期して直交信号発生器で発生し、位相を90°異にす
    る直交信号によりエコー信号を直交検波し、ドップラー
    信号を得る第1、第2の直交検波器と、直交検波された
    検波信号を、トリガパルスを基準時刻として血流からの
    エコー信号が現れる時刻に設定され、第1のゲート発生
    器から発生する第1のゲート信号の期間の積分を行い、
    血流からのドップラ信号を出力する第1および第2の積
    分器と、直交検波された検波信号を、トリガパルスを基
    準時刻として生体組織からのエコー信号が現れる時刻に
    設定され、第2のゲート発生器から発生する第2のゲー
    ト信号の期間の積分を行い、クラッタによるドップラ信
    号を出力する第3および第4の積分器を有する請求項1
    記載の超音波ドップラ血流計。
  3. (3)送信手段が超音波探触子を単一周波数の連続した
    送信信号で駆動し、第1と第2の直交検波手段が送信手
    段の送信信号と同一周波数で位相を相互に90°異にし
    、直交信号発生器で発生する直交信号によりエコー信号
    を直交検波する第1、第2の直交検波器と、直交検波器
    によって直交検波されたドップラ信号からクラッタ信号
    を抽出するローパスフィルタを有する請求項1記載の超
    音波ドップラ血流計。
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