JPH0131472Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131472Y2 JPH0131472Y2 JP18759383U JP18759383U JPH0131472Y2 JP H0131472 Y2 JPH0131472 Y2 JP H0131472Y2 JP 18759383 U JP18759383 U JP 18759383U JP 18759383 U JP18759383 U JP 18759383U JP H0131472 Y2 JPH0131472 Y2 JP H0131472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polyurethane
- heat
- printed image
- printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wrappers (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は低温でヒートシール可能な印刷フイル
ムに関する。
ムに関する。
従来、アイオノマーにスチレンモノマー、(メ
タ)アクリル酸エステルモノマーを共重合させて
成る変性アイオノマーを、適当な溶剤に分散して
成るエマルジヨンが知られており、このエマルジ
ヨンを適当なシートに塗布乾燥して得られる皮膜
は、46〜89℃程度の低温でヒートシールできるこ
とが知られていた。このエマルジヨンは、例え
ば、三井石油化学(株)よりケミパールの商品名で市
販されており、その低温ヒートシール性から、チ
ヨコレートや冷菓等のヒートシールシヨツクを受
けやすい内容物を包装する包装材料のヒートシー
ル剤として有用であつた。
タ)アクリル酸エステルモノマーを共重合させて
成る変性アイオノマーを、適当な溶剤に分散して
成るエマルジヨンが知られており、このエマルジ
ヨンを適当なシートに塗布乾燥して得られる皮膜
は、46〜89℃程度の低温でヒートシールできるこ
とが知られていた。このエマルジヨンは、例え
ば、三井石油化学(株)よりケミパールの商品名で市
販されており、その低温ヒートシール性から、チ
ヨコレートや冷菓等のヒートシールシヨツクを受
けやすい内容物を包装する包装材料のヒートシー
ル剤として有用であつた。
しかるに、このエマルジヨンは、紙やアルミニ
ウム箔等の金属箔に塗布乾燥すると、これらのシ
ートに強い接着力を持つた皮膜が得られるが、紙
や金属箔の代わりにプラスチツクフイルムをベー
スシートとし、このベースに塗布乾燥すると、得
られる皮膜は実用性のない程度の接着力しか持た
ないのである。このために、このエマルジヨンを
包装材料に使用すると、そのベースシートは紙や
金属箔の不透明なものとならざるを得ず、印刷画
像も包装材料の表面、すなわち、外面に施すより
外に方法がなかつた。耐摩耗性の点等から、印刷
画像は包装材料の内面に施すのが好ましいのであ
る。
ウム箔等の金属箔に塗布乾燥すると、これらのシ
ートに強い接着力を持つた皮膜が得られるが、紙
や金属箔の代わりにプラスチツクフイルムをベー
スシートとし、このベースに塗布乾燥すると、得
られる皮膜は実用性のない程度の接着力しか持た
ないのである。このために、このエマルジヨンを
包装材料に使用すると、そのベースシートは紙や
金属箔の不透明なものとならざるを得ず、印刷画
像も包装材料の表面、すなわち、外面に施すより
外に方法がなかつた。耐摩耗性の点等から、印刷
画像は包装材料の内面に施すのが好ましいのであ
る。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、透明なフイルムをベースシートとし、包装材
料の内側に相当する裏面に印刷画像を施して、し
かもこのフイルムに上記エマルジヨンから得られ
た皮膜が強固な接着力を有するフイルムを提供す
ることを目的としている。
で、透明なフイルムをベースシートとし、包装材
料の内側に相当する裏面に印刷画像を施して、し
かもこのフイルムに上記エマルジヨンから得られ
た皮膜が強固な接着力を有するフイルムを提供す
ることを目的としている。
すなわち、本考案は、第1図の断面図に示すよ
うに、透明フイルム1の裏面に印刷画像2を施し
た後、この印刷画像全面に、ポリウレタンと顔料
を含む不透明塗料3を塗布し、アイオノマーにス
チレンモノマー、(メタ)アクリル酸エステルモ
ノマー又はこの両者を共重合させて成る変性アイ
オノマーを主成分とするエマルジヨンを塗布し、
乾燥して成る低温でヒートシール可能な印刷フイ
ルムである。
うに、透明フイルム1の裏面に印刷画像2を施し
た後、この印刷画像全面に、ポリウレタンと顔料
を含む不透明塗料3を塗布し、アイオノマーにス
チレンモノマー、(メタ)アクリル酸エステルモ
ノマー又はこの両者を共重合させて成る変性アイ
オノマーを主成分とするエマルジヨンを塗布し、
乾燥して成る低温でヒートシール可能な印刷フイ
ルムである。
本考案において、ベースとなる透明フイルム1
は任意のもので良く、例えば延伸又は無延伸のポ
リプロピレンフイルム、塩化ビニリデンを表面に
コートしたポリプロピレンフイルム、ポリエステ
ル、ナイロン、塩化ビニリデンを表面にコートし
た又はしていないセロハン、あるいはこれらを熱
融着や接着剤で積層した積層フイルム等が使用で
きる。
は任意のもので良く、例えば延伸又は無延伸のポ
リプロピレンフイルム、塩化ビニリデンを表面に
コートしたポリプロピレンフイルム、ポリエステ
ル、ナイロン、塩化ビニリデンを表面にコートし
た又はしていないセロハン、あるいはこれらを熱
融着や接着剤で積層した積層フイルム等が使用で
きる。
また、印刷画像2も任意の印刷インキによつて
良いが、透明塗料3との接着性の点から、ポリ塩
化ビニルとポリウレタンの混合樹脂を樹脂分と
し、これに顔料や染料などの着色剤と必要に応じ
て他の添加剤を加え、適当な溶剤に溶かした印刷
インキを用いるのが好ましい。印刷も任意の方法
によつて良いが、グラビア印刷によるのが一般的
である。
良いが、透明塗料3との接着性の点から、ポリ塩
化ビニルとポリウレタンの混合樹脂を樹脂分と
し、これに顔料や染料などの着色剤と必要に応じ
て他の添加剤を加え、適当な溶剤に溶かした印刷
インキを用いるのが好ましい。印刷も任意の方法
によつて良いが、グラビア印刷によるのが一般的
である。
また、上述したように、不透明塗料3はポリウ
レタンと着色顔料を含むもので、ポリウレタンの
外、ポリ塩化ビニル等の樹脂を含むことができ
る。この不透明塗料3に含まれるポリウレタン、
あるいは印刷画像2中のポリウレタンとしては、
湿気硬化型の一液タイプのポリウレタンや二液硬
化タイプのポリウレタンが使用でき、前者として
は東洋モートン(株)製のアドコートや武田薬品(株)製
のタケラツク等があり、後者としては東洋インキ
製造(株)製のラミエースや大日本インキ製造(株)製の
パナシアがある。
レタンと着色顔料を含むもので、ポリウレタンの
外、ポリ塩化ビニル等の樹脂を含むことができ
る。この不透明塗料3に含まれるポリウレタン、
あるいは印刷画像2中のポリウレタンとしては、
湿気硬化型の一液タイプのポリウレタンや二液硬
化タイプのポリウレタンが使用でき、前者として
は東洋モートン(株)製のアドコートや武田薬品(株)製
のタケラツク等があり、後者としては東洋インキ
製造(株)製のラミエースや大日本インキ製造(株)製の
パナシアがある。
また、エマルジヨン4はアイオノマーにスチレ
ンモノマー、(メタ)アクリル酸エステルモノマ
ー又はこの両者を共重合させて成る変性アイオノ
マーを主成分とし、これを適当な溶剤に分散させ
てラテツクス状としたもので、乾燥後の皮膜は低
温、例えば46〜89℃でヒートシールもしくは熱融
着できる。アイオノマーは銅系のもの、ナトリウ
ム系のものなど任意のもので良く、(メタ)アク
リル酸エステルモノマーとしては、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート
等が使用できるが、中でもブチル(メタ)アクリ
レートが好ましい。このようなラテツクス状のエ
マルジヨンとしては三井石油化学(株)製のケミパー
ルSA−100があるが、塗布後の保存時にブロツキ
ングを防止するため、ワツクス類を更に添加混合
することができる。このようなワツクス類として
は、高級脂肪酸エステルから成るワツクスの外
に、いわゆるポリエチレンワツクス(高級パラフ
イン)があり、これを含むエマルジヨンを塗布す
ると、その乾燥時にこれらのワツクス類は皮膜表
面にプリードし、その低温ヒートシール性を阻害
しないままブロツキングを防止することができ
る。
ンモノマー、(メタ)アクリル酸エステルモノマ
ー又はこの両者を共重合させて成る変性アイオノ
マーを主成分とし、これを適当な溶剤に分散させ
てラテツクス状としたもので、乾燥後の皮膜は低
温、例えば46〜89℃でヒートシールもしくは熱融
着できる。アイオノマーは銅系のもの、ナトリウ
ム系のものなど任意のもので良く、(メタ)アク
リル酸エステルモノマーとしては、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート
等が使用できるが、中でもブチル(メタ)アクリ
レートが好ましい。このようなラテツクス状のエ
マルジヨンとしては三井石油化学(株)製のケミパー
ルSA−100があるが、塗布後の保存時にブロツキ
ングを防止するため、ワツクス類を更に添加混合
することができる。このようなワツクス類として
は、高級脂肪酸エステルから成るワツクスの外
に、いわゆるポリエチレンワツクス(高級パラフ
イン)があり、これを含むエマルジヨンを塗布す
ると、その乾燥時にこれらのワツクス類は皮膜表
面にプリードし、その低温ヒートシール性を阻害
しないままブロツキングを防止することができ
る。
このエマルジヨン4の塗布は任意の方法によつ
て良いが、いわゆるダイレクトコーテイング、す
なわち、エマルジヨン中に浸漬したロールを回転
させ、このロールに被塗布材料であるフイルムを
直接接触させることによつて塗布することができ
る。勿論、塗布厚調整のためこのロールと被印刷
フイルムとの間に一本又はそれ以上の回転するロ
ールを介在させることもできる。
て良いが、いわゆるダイレクトコーテイング、す
なわち、エマルジヨン中に浸漬したロールを回転
させ、このロールに被塗布材料であるフイルムを
直接接触させることによつて塗布することができ
る。勿論、塗布厚調整のためこのロールと被印刷
フイルムとの間に一本又はそれ以上の回転するロ
ールを介在させることもできる。
以下、実施例及び比較例により本考案を説明す
る。
る。
〈実施例及び比較例〉
延伸したポリプロピレンフイルムに、三井石油
化学(株)製ケミパール(アイオノマーにスチレンモ
ノマーとアクリル酸n−ブチルモノマーを共重合
させた変性アイオノマー)100重量部に対し、イ
ソプロピルアルコール5重量部、石油系ワツクス
4重量部、高級脂肪酸アミド0.8重量部を混合し
て成る塗料を塗布し、乾燥してサンプルAとし
た。
化学(株)製ケミパール(アイオノマーにスチレンモ
ノマーとアクリル酸n−ブチルモノマーを共重合
させた変性アイオノマー)100重量部に対し、イ
ソプロピルアルコール5重量部、石油系ワツクス
4重量部、高級脂肪酸アミド0.8重量部を混合し
て成る塗料を塗布し、乾燥してサンプルAとし
た。
また、同じ延伸ポリプロピレンフイルムに、そ
れぞれ、ポリウレタンを樹脂分とするインキと透
明塗料、ポリウレタンを樹脂分とするインキと白
色顔料を含む不透明塗料、ポリウレタンとポリ塩
化ビニルを樹脂分とするインキと白色顔料を含む
不透明塗料を、印刷及び乾燥して巻き取つた後、
二日間放置し、上記ケミパール系塗料を塗布して
サンプルB,C,Dとした。なお、サンプルBは
ポリウレタン系塗料で塗布後二日間放置する間に
ブロツキングがひどく、良好なフイルムが得られ
なかつた。
れぞれ、ポリウレタンを樹脂分とするインキと透
明塗料、ポリウレタンを樹脂分とするインキと白
色顔料を含む不透明塗料、ポリウレタンとポリ塩
化ビニルを樹脂分とするインキと白色顔料を含む
不透明塗料を、印刷及び乾燥して巻き取つた後、
二日間放置し、上記ケミパール系塗料を塗布して
サンプルB,C,Dとした。なお、サンプルBは
ポリウレタン系塗料で塗布後二日間放置する間に
ブロツキングがひどく、良好なフイルムが得られ
なかつた。
このサンプルA,B,C,Dをそれぞれ同じも
の同士重ね合わせて、80〜85℃、1Kg/m2、0.5
秒の条件でヒートシールし、T字剥離における剥
離強度を測定した。なお、この剥離面はポリプロ
ピレンフイルムの表面、又はヒートシールした塗
料/塗料間であつた。その結果は、サンプルAが
0g/15mm、サンプルB,C及びDが250〜400
g/15mmであつた。
の同士重ね合わせて、80〜85℃、1Kg/m2、0.5
秒の条件でヒートシールし、T字剥離における剥
離強度を測定した。なお、この剥離面はポリプロ
ピレンフイルムの表面、又はヒートシールした塗
料/塗料間であつた。その結果は、サンプルAが
0g/15mm、サンプルB,C及びDが250〜400
g/15mmであつた。
このように、本考案によるサンプルC,Dは、
ポリウレタンのみを樹脂分とするサンプルBと同
じく変性アイオノマーに強固に接着し、しかも印
刷後のブロツキングが発生しない。
ポリウレタンのみを樹脂分とするサンプルBと同
じく変性アイオノマーに強固に接着し、しかも印
刷後のブロツキングが発生しない。
本考案は以上のようなもので、変性アイオノマ
ーの皮膜はポリ塩化ビニルとポリウレタンの混合
樹脂に強固に接着しており、しかもこの変性アイ
オノマーは低温でヒートシールすることができる
ので、チヨコレート等、ヒートシールシヨツクを
受けやすい内容物の包装材料として最適である。
ーの皮膜はポリ塩化ビニルとポリウレタンの混合
樹脂に強固に接着しており、しかもこの変性アイ
オノマーは低温でヒートシールすることができる
ので、チヨコレート等、ヒートシールシヨツクを
受けやすい内容物の包装材料として最適である。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の印刷フイルムの断面図である。 1……透明フイルム、2……印刷画像、3……
着色塗料、4……エマルジヨンの皮膜。
の印刷フイルムの断面図である。 1……透明フイルム、2……印刷画像、3……
着色塗料、4……エマルジヨンの皮膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 透明フイルムの裏面に印刷画像を施した後、
この印刷画像面全面に、ポリウレタンと顔料を
含む不透明塗料を塗布し、アイオノマーにスチ
レンモノマー、(メタ)アクリル酸エステルモ
ノマー又はこの両者を共重合させて成る変性ア
イオノマーを主成分とするエマルジヨンを塗布
し、乾燥して成る低温でヒートシール可能な印
刷フイルム。 2 印刷画像がポリ塩化ビニルとポリウレタンを
樹脂分とする印刷インキから成ることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1)項記載の低
温でヒートシール可能な印刷フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18759383U JPS6096031U (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 低温でヒ−トシ−ル可能な印刷フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18759383U JPS6096031U (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 低温でヒ−トシ−ル可能な印刷フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6096031U JPS6096031U (ja) | 1985-06-29 |
| JPH0131472Y2 true JPH0131472Y2 (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=30404900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18759383U Granted JPS6096031U (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 低温でヒ−トシ−ル可能な印刷フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6096031U (ja) |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP18759383U patent/JPS6096031U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6096031U (ja) | 1985-06-29 |
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