JPH01315366A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH01315366A
JPH01315366A JP1069216A JP6921689A JPH01315366A JP H01315366 A JPH01315366 A JP H01315366A JP 1069216 A JP1069216 A JP 1069216A JP 6921689 A JP6921689 A JP 6921689A JP H01315366 A JPH01315366 A JP H01315366A
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sag
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Yoshio Tanimoto
谷本 義雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塗装方法に関するものである。
(従来技術およびその問題点) 被塗物、例えば自動車ボディの外表面を塗装する場合、
被塗物に付着しているゴミを除去する準備工程と、被塗
物に塗料を塗布する工程と、塗布された塗料を乾燥させ
る乾燥工程とを有する。この乾燥工程は、例えば熱硬化
型塗料では、セツティング工程と焼付工程との2段階で
行なわれ、セツティング工程は、焼付工程の前において
、この焼付工綽よりも低い温度、例えば常温あるいは仮
焼付けとも呼ばれるように40°〜60’Cの温度雰囲
気で行われる(焼付工程での焼付温度は通常140℃前
後)。
そして、被塗物は、通常、台車等の搬送手段により搬送
されつつ上記準備工程、塗布工程および乾燥工程を経る
ことになるが、被塗物の姿勢は、各工程において所定の
姿勢を保持したまま行われている。
ところで、塗装面の品質・を評価する1つの基準として
、平滑度(平坦度)があり、この平滑度が大きい程塗装
面の凹凸の度合が小さくて、良好な塗装面となる。この
塗装面の平滑度を向上させるには、塗膜の厚さ、すなわ
ち塗布された塗料の膜厚を大きくすればよいことが既に
知られている。
一方、塗装面の品質を阻害するものとして、塗料の“ダ
レ”がある。塗料のダレとは、被塗物に吹付けられた塗
料が、乾燥工程を経て硬化するまでに、付着した位置よ
りlrnm〜2mm移動した痕跡が塗面上で目視により
確認できるものをいう。したがって、上記痕跡が少なく
とも2mmを越えたものはダレ発生ということになる。
したがって、ダレ限界以内の厚さの膜厚とするというこ
とは、塗料の吹付は後にそのまま放置していても、乾燥
工程でダレを生じないような厚さをいう。逆に、ダレ限
界以上の厚さの膜厚とするということは、塗料の吹付は
後にそのまま放置しておけば少なくとも乾燥工程でダレ
を生じるような厚さをいう。
上記塗料のダレは、重力を受けることによって塗布され
た塗料が下方に流動することにより生じ、1回に塗布す
る塗料の膜厚が大きい程°°ダレ°゛を生じ易(なる、
この°°ダレーの原因は、つまるところ重力の影響であ
るため、被塗物のうち上下方向に伸びる面すなわちいわ
ゆる縦面において生じ易いものとなる。
したがって、塗料の°°ダレ゛がさ程問題とならない被
塗物の水平方向に伸びる面すなわち、いわゆる横面は、
塗布する塗料の厚さを縦面よりも大きくすることが可能
である。また、横面に対する塗膜の厚さと縦面に対する
塗膜の厚さをたとえ同じにしても、横面ではダレには至
らない程度の塗料の若干の流動によって凹凸が小さくな
り、縦面における平滑度よりも良好な平滑度が得られる
ことになる。
上述のような観点から、従来は、塗料の“ダレ”を防止
しつつ極力平滑度の大きい塗装面を得るため、極力流動
性の小さい塗料を用いて塗装を行なうようにしていた。
そして、縦面において塗料の°゛ダレが生じる。いわゆ
る゛°ダレ限界“は、例えば熱硬化型塗料では塗膜の厚
さで40μm程度が最大であった。より具体的には、塗
料の”ダレ”は、セツティング工程と焼付工程、特に焼
付工程で生じ易く、この時期に“ダレ”が生じないよう
に、塗装工程で塗布される塗料の厚さが決定され、この
決定された厚さの最大値すなわちダレ限界値が40μm
程度となる。したがって、絶対的により一層平滑度の大
きい塗装面を得ようとすれば、従来の塗装方法では、例
えば2回塗り等、塗装工程から乾燥工程に至るまでの一
連の工程を複数回繰り返して行なう必要があった。そし
て、このように、塗膜の厚さの面から極力”ダレ”が生
じないようにされている関係上、塗料を塗布する工程に
おいては、例えば静電塗装の場合、オーバスプレー防止
にのみ留意して塗装ガンが設置され、具体的なレイアウ
トとしては、被塗物を自動車ボディとして着目した場合
、第13図に示すように、台車りに搭載されたボディW
の進行方向(図中、左側から右側(矢印方向))に対し
て、遅れ側から進み側に向けて、順に、ボディWの縦面
に塗料を塗布するガン1,2.3とそれに続いてボディ
Wの横面に塗料を塗布するトップガン4を配置するのが
一般的とされていた。
ところで、上記平滑性の問題に関し、乾燥工程において
被塗物を略水平軸線回りに回転させることが効果的であ
ると考えられる。すなわち、被塗物に塗布された塗料に
対して作用する重力の方向を適宜変更することにより、
塗料の流動性というものを積極的に活用するようにすれ
ば、例え同じ塗膜の厚さであっても、より一層平滑度の
大きい塗装面が得られることとなる。そして、このよう
な効果を十分に得るには、従来とは逆に“ダレ限界”越
えて塗料を塗布すればよいことになる。
しかしながら、これを従来と同じ塗布順序で行なうと、
縦面が先行して塗布される関係上、乾燥工程移行前に被
塗物の縦面にダレが発生し、例え乾燥工程で被塗物を回
転させたとしても、その修復が困難となるという事態が
発生する恐れがある。
そこで、本発明はダレ限界以上に塗料を塗布するとした
ときに、乾燥工程移行前に極力ダレが生じないようにし
た塗装方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)かかる技術的課
題を達成すべく、本発明にあっては、 上下方向に延びる縦面と水平方向に延びる横面とを有す
る被塗物に塗料を塗布する塗布工程と、被塗物に塗布さ
れた塗料を乾燥させる乾燥工程と、を備えた塗装方法を
前提として、 前記塗布工程では、前記横面に対してダレ限界以上の厚
さに塗料を塗布すると同時に、または、その後に前記縦
面に対してダレ限界以上の厚さに塗料を塗布することに
より、当該塗布工程を終了し、 前記乾燥工程では、前記被塗物を略水平軸線回りに回転
させる、ような構成としである。
本発明によれば、基本的には、例え従来と同じような塗
膜の厚さとした場合でも、塗料の流動性を利用して凹凸
のより小さいものすなわち平滑度のより大きい優れた塗
装面とすることができる。
勿論、塗料の流動性を利用するといっても、吹付は時の
付着位置から目視して1〜2mmを越えて塗料を大きく
移動させるものではない。より具体的には、塗料は被塗
物に付着した状態では、拡大して見ると表面張力の影響
もあってどうしても高い部分(膜厚が大きい部分)と低
い部分(膜厚が小さい部分)とが連続した状態となって
いる。そして、この高い部分の塗料がその直近にある低
い部分を埋めるような流動性を利用しようとするもので
ある。
さらに、同じ平滑度例えば従来の塗装方法で得られる平
滑度と同等の平滑度を有する塗装面を得ようとすれば、
従来のものよりも塗布すべき塗料の膜厚を薄くすること
ができ、この薄くし得る分だけ使用する塗料の量を低減
することができる。
勿論、薄い塗膜でも“ダレ−を生じるような塗料は、従
来の塗料中から流動性を阻害させるダレ防止剤の含有割
合を所定割合減少させる、あるいはシンナーのような薄
め液の含有割合を増大させることによって得ればよい。
他方、乾燥工程前に移行する前にダレが発生し易くなる
という問題に対しては、縦面の塗布終了を横面の塗布よ
りも後にするあるいは同時に終了することで、縦面の塗
布から乾燥工程への移行時間を短縮し、これによって乾
燥工程への移行前に縦面にダレが発生する恐れを低減す
ることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
支生五11 第1図は、被塗物としての自動車用ボディWを塗装する
場合の全体工程を示してあり、各工程をPI−P4で示
しである。
先ず、電着塗装によって既知のように下塗りが完了され
たボディWが、台車りに保持されつつ準備工程P1に送
り込まれる。この準備工程PIでは、ボディW内外のゴ
ミが例えばエアブロ−あるいは真空吸引によって除去さ
れる。次いで、工程P2においてボディWに対して塗料
が吹き付けられた後、塗料の乾燥がセツティング工程P
3および焼付工程P4においてなされる。
工程PI−P4が中塗用である場合は、工程P4の後は
ボディWが上塗り用の工程へと送られる。また、工程P
I−P4が上塗り用である場合は、ボディWが、既知の
ように組立ラインへと搬送される。
ゴミの除去 工程P1でのゴミ除去は、第2図に示すように、ボディ
Wを水平軸線βの回りに回転させつつ行うとよい。すな
わち、例えば先ず第2図(a)で示す状態でボディWの
回転を停止させてゴミの除去が行われた後、第2図(b
)の状態へとボディWの姿勢を変換してこの位置で停止
させ、再びゴミ除去がなされる。このようにして、第2
図の(c)、(d) ・・・ (i)というように、ボ
ディWを間欠回転させつつ、ゴミの除去が行われる。
このように、ボディWを回転させつつゴミの除去を行う
ことにより、例えばボディWのルーフパネル内面角部や
サイドシル等の閉断面内に付着しているゴミ、すなわち
、ボディWを回転させなければ落下してこないようなゴ
ミをも完全に除去することが可能になる。
なお、ボディWの回転範囲は、第2図に示すように36
0°回転としてもよいが、後に説明する乾燥工程でのボ
ディWの回転角度範囲に合せるようにしてもよい。
塗装の き・番、乾燥 先ず、後に詳しく説明するP2での塗料の吹付けは、塗
膜の厚さがダレ限界以上となるようにして行なわれる。
すなわち、従来一般に用いられている熱硬化型塗料では
、“ダレ”を生じない塗料の最大厚さすなわちダレ限界
値は40μm程度であるが、工程P2では、このダレ限
界となる40μmよりもはるかに厚い塗膜となるように
(例えば65μm)塗料が吹付けられる。
塗料の塗布を吹付けにより行うのは、塗膜の厚さを所望
通りのものに管理するのが可能であるからであり、この
吹付けの概念としては、静電塗装(静電霧化塗装)を含
むものである。これに対して、dippingによって
塗料の塗布を行うものであっては、d i pp i 
ng槽から被塗物を引き上げた段階で、前述した目視に
よる1〜2mmを越えるはるかに大きな塗料の移動を生
じてしまう。そして、ダレ限界以上の塗装を行い、−度
ダレが生じた後回転を行った場合は、その後の回転によ
っても、−度ダレが生じた部分の塗面ば、他のダレが生
じない塗面のような平滑性を得ることはできない。
このP2の後、P3のセツティング工程へ移行される。
このセツティング工程P3では、塗装工程P2で塗装が
完了されたボディWの表面にダレが生じる前に、第2図
(a)〜(i)で示す最大360°の角度範囲で、例え
ば反転を行いつつボディWが水平方向に回転される。す
なわち、ボディWが水平方向に伸びる回転軸心Cを中心
として回転され、実施例では、この回転軸線aが、ボデ
ィWの前後方向に伸びるものとされている。
ボディWの回転速度としては、吹付けられた塗料の膜厚
、粘度により変化するが、基本的には、次のような下限
値と上限値との間の範囲の回転速度に設定される。すな
わち、回転速度の下限値は、塗装表面の塗料が重力によ
って移動してダレを生じる前に塗面を少なくとも垂直状
態から水平状態とし得るような回転速度のうちの最小値
である。また、上限値は、回転によって発生する遠心力
によってダレが生じないような回転速度のうちの最大値
である。なお、ボディWを略水平軸線回りに回転させる
場合、その回転軸は、水平軸線に対して30°程度傾い
ていてもよいが、好ましくはこの傾きを10°以内にす
るのがよい。
ボディWを略水平軸線回りに回転させる期間としては、
少な(とも乾燥工程において、塗面にダレを生じる前か
らダレが生じなくなるまで硬化するまでの間であればよ
い。勿論、設備等の関係から、乾燥工程全体に渡って被
塗物を回転させてもよい。
また、この回転は、一方向への連続回転、正転と逆的と
を交互に行う正逆回転、さらには途中に回転停止期間を
介する間欠回転のいずれであってもよい。
なお、このセツティング工程P3での温度雰囲気は、実
施例では常温としであるが、40°〜60′C等次の焼
付工程P4での温度雰囲気よりも低い温度の範囲で適宜
の温度に設定し得る。勿論、このセツティング工程P3
は、あらかじめ塗料中の低沸点分を揮発させるためであ
り、これにより、次の焼付工程P4で低沸点分が急激に
揮発されることによる塗装面でのピンホール発生が防止
される。
焼付工程P4においては、例えば、140’cの温度雰
囲気で、塗料の焼付けが行なわれる。このP4でも、P
3のセツティング工程と同様に、反転を行いつつボディ
Wが略水平軸線回りに回転される。
上述したP3、P4でのボディWの水平方向の回転によ
り、P2でダレ限界以上の厚さに塗料を吹付けても、ダ
レが生じることなく塗料が乾燥される。これにより、従
来の塗装方法では得られなかった平滑度の極めて高い高
品質の塗装面が得られる。また、反転を行うようにすれ
ば、ボディWの角部の塗装工程のみ極端に厚くなって盛
り上がってしまうような事態が防止される。
なお1両工程P3、P4で共にボディWの回転を行うの
は、この両工程P3、P4で共にダレが生じる熱硬化型
塗料を用いているからであり、粉体塗料の場合は焼付工
程P4でのみ、また2液硬化型塗料の場合はセツティン
グ工程のみでこの回転を行えば十分である。
ここで、ボディWの回転に反転を伴なう場合には、例え
ば、次のようにすればよい。すなわち、第2図(a)の
位置を基準位置として、反転を伴うボディWの回転の1
サイクルを考えた場合に、(a)の状態から正転方向(
第2図時計方向)と逆転方向とに互いに所定角度だけ回
転させればよい。例えば、上記所定角度を共に90°と
した場合は、ボディWの姿勢変化は、第2図において、
(a)−= (b)−(c)−(b)−(a)(i)−
= (h) −(g) −(h) −(i)  (a)
でlサイクルとなる。勿論、上記(c)と(g)の状態
のときに反転が行われる。また、他の例として。
上記所定角度を共に135°とすれば、lサイクルは、
(a)= (b)= (c)→(d)→(c)→(b)
→(a)(i )−(h)→(g)→(f)→(g)−
(h)→(i)(a)となる。
そして、このときの反転は、(d)と(f’)のときに
なされる。
勿論、上記所定角度は、塗料(特に縦面に塗布された塗
料)に作用する重力の方向が変更されるように、また被
塗物の形状特に角部の位置を勘案して決定すればよい。
したがって、第2図(a)から(b)、(c)、(d)
と順に(i)まで回転させた後(360°回転させた後
)、逆回転に再び360°回転させる等、反転を伴う回
転の仕方は適宜に設定し得る。
塗膜厚さとダレ限界と平滑度と水平a転との関2第3図
は、熱硬化型塗料に着目した場合における塗膜厚さがダ
レ限界に与える影響について示すものである。この第3
図では、塗膜厚さとして、40um、53gm、65u
mの3通りの場合を示しである。このいずれの厚さの場
合も、セツティング工程初期と焼付工程初期との両方の
時期に、“ダレ”のピークが生じることが理解される。
また、ダレ限界は、乾燥工程P3またはP4で1〜2m
mのダレを生じるときの値をいうが(目視して2mm以
上のダレを生じると塗装面が不良とされる)、このダレ
限界以下の範囲で得られる最大の塗膜厚さは、従来の塗
料で40gm程度である。
一方、第4図は、ボディWを水平方向に回転させるとき
とそうでないときとの、平滑度に与える影響を示しであ
る。その第4図中Aは、ボディWを回転させない状態を
示しである(従来の塗装方法)。第4図Bは、ボディW
を90°回転させた後逆転させる場合を示しである(第
2図 (a)と(c)との間で正逆回転)。第4図Cは
、ボディWを135°回転させた後逆転させる場合を示
しである(第2図(a)と(d)との間で正逆回転)。
第4図りは、ボディWを180°回転させた後逆転させ
る場合を示しである(第2図(a)と(e)との間で正
逆回転)。第4図Eは、ボディWを連続して同°一方向
に回転させる場合を示しである(第2図−(a)、(b
)、(c)・・・ (i)の順の姿勢をとり、再び(a
)へと戻る)。
この第4図から明らかなように、同じ塗膜の厚さであれ
ば、ボディWを回転させた方が(第4図B、C,D、E
)、回転させない場合(第4図A)よりも、平滑度の太
きものが得られる。
なお、既知のように、第4図の写像鮮映度におけるIG
(イメージクロス)は、鏡面(黒ガラス)を100とし
、それに対する鮮映度の比率を示すものであり、またP
GDは反射映像の識別度を1.0から低下するに従って
塗装面の平滑度が低下する値である。
第3図、第4図に示したデータの試験条件は、次の通り
であるが、この試験条件は、P2で上塗りを行なう場合
の条件を示しである。
a、塗料:メラミンアルキッド(ブラック)粘度:フォ
ードカップ#4で 22秒/20’ C b、塗膜機:ミニベル(16、OOOrpm)シェーピ
ングエア 8.2、Okg/am2 C0吐出量=2回に分けての吹付けで、第1回目、 、
 、 100cc/m i n第2回目 、、、150〜200cc/mi n d、セツティング時間=IO分X常温 e、焼付条件    : l 40’ Cx25分子、
下地平滑度: 0.6 (PGD値)(中塗、PEテー
プ上) g0回転または反転作動域: セツティング(10分)〜焼付け(10分)h、被塗物
ニー辺30cmの角筒体の側面に塗装、中心で回転可能
に支持 i、被塗物の回転速度:6rpm、30rpm、60r
pmの3通りで行なったが、回転速度の相違による差異
は事実土庄じなかった 上述した塗料において、セツティング工程P3、焼付工
程P4でダレが発生する原因は、以下の通りである。先
ず、セツティング工程P3でのダレは、塗装工程P2で
塗布された塗料が、ウェットな状態で、流動性をもって
いるため、その塗料の粘度より、ダシを生じない従来の
膜厚より厚膜なため、その塗料の加わる重力の方がまさ
って、塗料が重力方向に移動することによって発生する
ものである。これに対して、焼付工程P4でのダレは、
焼付工程P4の温度により、塗料が硬化する前に塗料が
流動性をもつことにより(通常いわゆるサーマルフロー
)その塗料の粘度よりその塗料に加わる重力がまさって
、塗料が重力方向に移動することが発生するものである
塗を工程P2の具体例1 (第5図乃至第9図)ボディ
Wに対する塗料の塗布は、本例では、静電塗装によるも
のとされて、その塗布ガンは、縦面用のガン(サイドガ
ン)10と横面用のガン(トップガン)12とが設けら
れ、また上記サイドガンlOは、ロー10a、ミドル1
0b、ハイ10cの3種類のガンから構成されている。
そして、これら各ガン10(loa、Job、10c)
、12は静電反発によ、る効率低下を防止すべく、ボデ
ィWの搬送方向(第5図に示す矢印方向)に間隔をおい
て配設されている。そして、サイドガン10とトップガ
ン12とは、ボディWの搬送方向、遅れ側にトップガン
12を配置し、進み側にサイドガン10を配置させる構
成とされて、工程P2を移動するボディWの進行に伴っ
て、トップガン12から、順次、サイドガンロー10a
、サイドガンミドルlOb、サイドガンハイ10cから
塗料が吐出され、これら一連の塗料の吹き付けを完了し
た後にボディWは工程P3へと搬出される(第7図参照
)。尚、塗料の吹き付けを2回にわたって行う2ステー
ジの場合、第8図に示すように、上記ステップを反復さ
せるものであってもよく、あるいは第9図に示すように
、最初の1ステージ目においては、従来と同様縦面を先
行して塗布するようにしてもよい。
塗1工 P2の具体例2(第1O図) 本例では、吹き付は塗装による場合を示すものである。
本例では、静置されたボディWに対して、横面に対して
塗料を吐出する横面用ノズル20と、縦面に対して塗料
を吐出する縦面用ノズル22とが、車体前後方向に、同
期して移動する構成とされ、上記横面用ノズル20と縦
面用ノズル22とは、その移動方向進み側に横面用ノズ
ル2゜が配置され、遅れ側に縦面用ノズル22が配設さ
れている。これにより、ボディWに対する吹き付けは横
面用ノズル20が先に完了し、縦面用ノズル22が後に
完了するようにされている。尚、上記縦面用ノズル22
と横面用ノズル20とを同一線上に配置し、これらノズ
ル20.22によるボディWに対する吹き付けが同時に
完了するようにしてもよい。
塗料の変形例(第ii図、第12図) 本発明に用いる塗料としては、好ましくは、塗装工程P
2完了直後からセツティング工程P3での回転を開始す
るまででは、ダレが生じないダレ限界以上の膜厚が適切
である。そしてこのような定義の塗装膜厚は、塗料の粘
度、ダレ防止剤含有率等により決定れるものであり、−
率のものではない。
第11図、第12図はセツティング工程P3においての
みダレを生じ、焼付工程P4ではダレを生じないような
塗料の例を示しである。この第11図は2液硬化型塗料
の例であり、また第12図は熱硬化型塗料の例である。
(以下余白) 第11図に示したデータの試験条件は、次の通りである
a、塗料:ポリエステルウレタン塗料ホワイト(日本ビ
ーケミカル(摺装、 商品名R−263) 主樹脂:ポリエステルポリオールホワイト硬化剤:ヘキ
サルメチレンジイソシアネート混合比(重量比):主樹
脂4に対して硬化剤1の富含 す、塗装機:圧送式エアスプレーガン (岩田塗装機(摺装、 商品名ワイダーW71) C8吹付は粘度=16抄/フォードカップ#4d、塗料
吐出量:350cc/分 e、M化空気圧: 4.0kg7cm2f、吹付は距離
:30cm g、塗り重ね回数:2回(インターバル3分)第12図
は、工程P2で用いる塗料として熱硬化型塗料を用いる
場合において、この熱硬化型塗料のたれ特性を示す図で
ある。なお、セツティング工程は20℃の温度下で10
分間としである。
また、焼付工程は、20℃から140℃へと8分間かけ
て昇温させた後、この140℃の状態を25分間維持す
るようにしである。
第12図においては、a −Cの計3つの試験例すなわ
ち本発明に用いることのできる熱硬化型塗料例を示しで
あるが、このようなデータを得るための具体的な試験条
件は、次の通りである。なお、以下の説明で特に試験例
a −Cの区別をしないものは共通事項である。
(11塗料 ・溶剤稀釈熱硬化型メラミナルキッド (色相 ブラック) ・稀釈溶剤 トリオール      4%(重量%)ツルペッツ10
0   3%(重量%)(エッソ社製) ツルベット200  3%(重量%) (エッソ社製) ・たれ防止剤 既架橋アクリル樹脂で、添加量を示す数値は全て不揮発
分に対する重量%の表示で粘度と共に表1に示す。
・粘度 数値は全てフォードカップ#4/20”Cの表示で、た
れ防止剤の含有割合と共に表1に示す。
(2)塗装条゛件 2ステージ吹きで表2に示す。
なお、セツティングおよび焼付けについては前述した通
り。
(3)試験板 ・冷延鋼板をリン酸亜鉛処理 ・下塗り カチオン電着 170℃×25分焼付は 膜厚25μm ・中塗り 140℃×25分焼付は 膜厚40um ・中塗り水研ぎ #800耐水研磨紙による完全水研ぎ (4)評価方法 上記(3)の試験板を垂直にセットした状態で、前述し
た塗装条件で塗料粘度とたれ防止剤の含有率を種々変更
して上塗り塗料を塗布した。そして、この後のセツティ
ング工程でブレを生じ、かつ焼付工程でブレを生じない
塗料を、第15図に試験例a ”−cとして示した。な
お、この試験例a ”−’ cについては、セッティン
グ工程中グレを生じなくなるまでの間、試験板を水平軸
線回りに1 Or pmの速度で回転させた場合のPG
D値を解映度光沢計で測定したが、試験例CのみがPG
D値ro、9Jの良好という結果を得たが、他の試験例
a、bは、PGD値がrl、OJという極めて優秀な結
果が得られた。
(以下余白) 表  1 表2 ここで、自動車ボディWの塗装に用いられる塗料として
は、下記の第3表に示すように、塗料樹脂の数平均分子
量は2000〜20000の範囲のものが好ましい。
自動車の塗料として数平均分子量を2000〜2000
0の範囲とすることが好ましい理由は、2000未満の
ものは電子線か紫外線で硬化する塗料が該当し、この塗
料は架橋密度が高くてもろいため耐久性がなく(2〜3
年)、自動車用外板用としてはあまり好ましくない。ま
た、20000を越える場合は、粘度が高(なるため溶
剤を多量に必要として、溶剤を多く排出するため好まし
くなく、さらに数平均分子量が20000を越えるラテ
ックスポリマについては、吹付は直後に粘度が高(なる
ため、平滑性を上げることが困難となって好ましくない
表3 以上本発明の詳細な説明したが、本発明はこれに限定さ
れることな(、以下の変形例を包含するものである。
■塗膜厚を従来と同様としてもよい。
■塗料の流動性を高めるために、塗膜厚に代えて、シン
ナー等の薄め液を増量するようにしてもよく、また、ダ
レ防止剤の添加量を減量するようにしてもよし。
■ピンホールの問題が生じないのであれば、セツティン
グ工程を省略してもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように。本発明によれば、塗料
の流動性を積極的に活用して、従来に比して例え同一の
膜厚であったとしても、優れた平滑性を備えた塗装面を
得ることができる。また、塗布工程から乾燥工程への移
行時にダレが生じ易い縦面の塗布が従来に比して遅れて
なされるため、塗料の流動性を活用する塗装方法である
にも拘らず、乾燥工程移行前にダレが生ずる恐れを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体工程図。 第2図は被塗物としての自動車用ボディが回転すること
に伴う姿勢変化の状態を示す図。 第3図、第4図は塗料の厚さとダレと塗装面の平滑度と
回転との関係を示すグラフ。 第5図、第6図は塗布工程での塗装ガンの配置関係を示
す図。 第7図乃至第9図は被塗物の縦面と横面との塗布順を示
すブロック図。 第10図は吹き付は塗装の場合の塗料吹き付はノズルの
レイアウト図。 第11図、第12図は本発明に用いて好適な塗料のたれ
特性を示す図。 第13図は従来の塗装ガンの配置関係を示す図である。 P2:塗布工程 W:ボディ(被塗物) D=台車 2二回転軸線 lO:サイドガン(縦面用ガン) 12ニドツブガン(横面用ガン) 20:横面用ノズル 22:縦面用ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下方向に延びる縦面と水平方向に延びる横面と
    を有する被塗物に塗料を塗布する塗布工程と、波塗物に
    塗布された塗料を乾燥させる乾燥工程と、を備えた塗装
    方法において、 前記塗布工程では、前記横面に対してダレ限界以上の厚
    さに塗料を塗布すると同時に、または、その後に前記縦
    面に対してダレ限界以上の厚さに塗料を塗布することに
    より当該塗布工程を終了し、 前記乾燥工程では、前記被塗物を略水平軸線回りに回転
    させる、 ことを特徴とする塗装方法。
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