JPH01317629A - 薄肉化絞り成形印刷缶及びその製法 - Google Patents

薄肉化絞り成形印刷缶及びその製法

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JPH01317629A
JPH01317629A JP63145669A JP14566988A JPH01317629A JP H01317629 A JPH01317629 A JP H01317629A JP 63145669 A JP63145669 A JP 63145669A JP 14566988 A JP14566988 A JP 14566988A JP H01317629 A JPH01317629 A JP H01317629A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、薄肉化絞り成形印刷缶及びその製法に関する
もので、より詳細には事前印刷金属素材から絞り一再絞
り成形で側壁部が薄肉化されしかも原稿印刷像が忠実に
再現された印刷毎及びその製法に関する。
(従来の技術) ブリキ、ティンフリースチール等の表面処理鋼板やアル
ミ等の金属板の絞り成形は、所謂シームレス缶(ツーピ
ース缶)等の製造に広く使用されている。成形後の個々
の成形体に塗装や印刷を施すことは、操作が複雑となる
ため、平板状素材に対して絞り成形に先立って、事前に
塗装印刷を施すことが望ましい。
本発明者等の提案にかかる米国特許第 4.892.810号明細書(特開昭61−26705
3号、61−267783号及び62−93030号公
報)には、原稿上の印刷すべき像を矩形座標上のデジタ
ル画素信号に転換し、これを該矩形とほぼ同面積の環状
面に展開させる画像処理を行って、印刷用版を作成し、
この印刷用版を用いて、絞り゛成形すべき金属素材に承
前印刷を行うことが記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) この先行技術の方法によれば、矩形状原稿の像を、網点
乃至画素の単位で微細に且つ精度良く環状展開面の印刷
用版に製版できるという利点があるが、その対象が通常
の絞り成形缶に限定されるという制限がある。
一方、被覆金属板の絞り一再絞り成形に際して再絞りダ
イスの曲率コーナ部で小径の深絞りカップに絞り成形す
ると共に、側壁部を曲げ及び曲げもどし変形させて薄肉
化させることも既に知られているが、この薄肉化絞り成
形缶の製造に際して、用いる金属素材に事前印刷を施し
、缶の側壁部に原稿画像に忠実な印刷像を現出させる方
法は未だ知られていない。
従って、本発明の目的は、事前印刷金属素材から、矩形
状原稿の像に正確に対応した印刷像が周状側壁部に形成
された薄肉化絞り成形印刷缶を製造し得る方法を提供す
るにある。
本発明の他の目的は、矩形状原稿の像を、絞り再絞り成
形で側壁部が高さ方向に伸ばされることを考慮し、或い
は更に金属素材の異方流動性を考慮して環状展開面の印
刷用版に製版でき、これにより側壁部が引き延ばされ、
薄肉化された場合にも原稿に忠実な印刷像が具現化され
た薄肉化絞り成形印刷缶を製造し得る方法を提供するに
ある。
本発明の更に他の目的は、事前印刷金属素材の絞り一再
絞り成形で形成されていながら、高度の絞りと側壁部の
薄肉化とが行われており、しかも側壁部における印刷像
が変形の程度の高い上部においてもズレの小さいレベル
に抑制されている薄肉化絞り成形印刷缶を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、事前印刷された金属素材を絞り成形に
付することから成る缶側壁部に印刷像を有する絞り成形
印刷缶の製法において、矩形状の印刷原稿を、絞り再絞
り成形で側壁部が高さ方向に伸ばされることを考慮して
原稿画像を高さ方向に縮小するデジタル画像処理を行い
、且つ、これと同時に或いはこれに続いて縮小処理原稿
画像をその矩形とほぼ同面積の環状面に展開させる画像
処理を行うことにより印刷用版を作成し、 この印刷用版を用いて素材に印刷し、印刷された金属板
を前絞りカップに成形した後、この前絞りカップを、曲
率の小さい再絞りダイスを用いて曲げ及び曲げもどし変
形を生じさせ、これにより側壁部を薄肉化させることを
特徴とする薄肉化絞り成形印刷缶の製法が提供される。
本発明によればまた、事前印刷された金属素材を絞り成
形に付することから成る缶側壁部に印刷像を有する絞り
成形印刷缶の製法において、矩形状の印刷原稿を、絞り
再絞り成形で側壁部が高さ方向に伸ばされることを考慮
して原稿画像を高さ方向に縮小するデジタル画像処理を
行い、且つこれと同時に或いはこれに続いて縮小処理原
稿画像をその縮小矩形とほぼ同面積の環状面で、且つ金
属素材の伸びの異方性で修正した面に展開させる画像処
理を行うことにより印刷用版を作成し、 この印刷用版を用いて素材に印刷し、印刷された金属板
を前絞りカップに成形した後、この前絞りカップを、曲
率の小さい再絞りダイスを用いて曲げ及び曲げもどし変
形を生じさせ、これにより側壁部を薄肉化させることを
特徴とする薄肉化絞り成形印刷缶の製法が提供される。
本発明によれば更に、事前印刷された金属素材を絞り成
形に付し、少なくとも側壁部外面に印刷像を現出させた
絞り成形印刷缶において、該絞り成形印刷缶は、事前印
刷金属素材を絞り一再絞り成形に付すると共に、再絞り
成形で曲げ及び曲げもどし変形で側壁部を薄肉化するこ
とにより形成され、 該絞り成形印刷缶は、1.0乃至4.0の缶高/缶径比
(H/D)と、0.4乃至1.0の側壁厚/底厚(tw
/ts)比とを有し、且つ側壁部印刷像の上部における
軸方向及び周方向のズレ量が夫々3.0%以下及び2.
0%以下であることを特徴とする薄肉化絞り成形印刷缶
が提供される。
(作″用) 本発明の薄肉化絞り成形印刷缶を示す第1図において、
この薄肉化絞り成形印刷缶1は底部2と底部2に対して
継目なしに一体に形成された周状側壁部3とから成って
いる。この周状側壁部3は高度に絞られていて、缶高(
H)と缶径(D)との比(H/D)は一般に1.0乃至
4.0、特に1.0乃至3.0であり、しかも側壁部3
は引き延ばされて薄肉化されていて、側壁部属(tw)
と底部厚(ta)との比(tw/ts)は一般に0.4
乃至1.0、特に0.6乃至1.0である。
この側壁部3には事前印刷により印刷層4が設けられて
いる。周状側壁部3を展開して示す第2図において、印
刷層4は長さ1、高さhの矩形状のものであり、印刷層
4の上部5における下部基準のズレ量は軸方向で3.0
%以下、特に2.5%以下、及び周方向で2.0%以下
、特に1.5%以下である。
この薄肉化絞り成形印刷缶1の製造工程を説明するため
の第3−A乃至3−D図において、先ず平板状の塗装又
は未塗装の金属素材6に対して印刷用版7を用いて、環
状に展開された印刷層8を施す(第3−A図)。この環
状印刷層8は、内周部9が矩形状印刷層4の長さLとほ
ぼ等しく、外周部10は長さ℃より大きく、且つその外
周部半径と内周部半径との差mは矩形状印刷層4の高さ
hより小さく、しかも環状印刷層8の面積は、矩形状印
刷層4の面積より小さくなるように縮小されている。こ
の面積の縮小の程度は、側壁部3の薄肉化の程度と対応
する(後に詳述する)。
印刷済金属素材6aを、第3−B図に示す剪断工程にお
いて、剪断ダイス11と剪断ポンチ12との組合せを用
いて円形のブランク13に打抜く。次いで、第3−C図
に示す前絞り工程において、最終成形体よりも大きい口
径を有する前絞りダイス14としわ押え15との間で円
形ブランク13を挟み、前絞りポンチ16を押込んで、
前絞りカップ17を製造する。最後に、再絞り工程を示
す第3−D図において、前絞りカップ17をこのカップ
内に挿入した環状保持部材18とその下に位置する再絞
りダイス19とで保持し、保持部材18内を出入し得る
ように設けられた再絞りポンチ20を押込む。前絞りカ
ップ17は環状保持部材18の環状底面21と再絞りダ
イス19の上面22とで規定される水平面を通り、再絞
りダイス19の曲率の小さい作用コーナ部23により軸
方向にほぼ垂直に曲げられ、小径の最終成形体に深絞り
成形されると共に、曲げ及び曲げもどし変形により側壁
部の薄肉化が行われる。
本発明によれば、第2図に示すような矩形状の印刷用原
稿から、絞り再絞り成形で側壁部が高さ方向に引き延ば
され薄肉化されることを考慮して縮小し或いは更に金属
素材の伸びの異方性を考慮して、環状に展開された印刷
像を有する印刷を有する印刷用版を、以下に述べるデジ
タル画像処理により作成する。
この画像処理の工程を説明するための第4図のブロック
ダイヤグラムにおいて、この処理に用いるための装置は
、大まかに言って、矩形原稿24の画像を電気信号に変
換するための人力走査機構25;入力走査機構25から
の画素信号をアナログ/デジタル変換してデジタル画素
信号として入力し、必要によりこのデジタル画素信号に
基づき、修正、切ヌキ、位置指定、トリミング二合成等
の編集操作を行い、且つデジタル画素信号をデジタル/
アナログ変換して出力し得るそれ自体公知の製版用コン
ピューター26;コンピューター26からの電気信号に
より印刷用版乃至は版下27を製造するための出力走査
機構28;製版用コンピューター26のデータを記憶さ
せるための記録材料29;及び製版用コンピューター2
6からデジタル画素信号を、再絞り成形時に生じる伸び
(薄肉化)に対応して、原稿画像の高さ方向に縮小し且
つこの縮小処理デジタル画素信号を、縮小矩形座標から
これと同面積の環状座標(この環状座標は金属素材の伸
びの異方性で修正されていてもよい)に変換座標して、
変換座標上の画素信号を製版用コンピューター26に再
人力させるための変形処理用コンピューター30から成
っている。
本発明によれば、変形処理用コンピューター30により
、デジタル画像処理を次のように行う。先ず、この処理
操作を説明するためのフローチャート第5図において、
ステップ(i)において、製版用コンピューター26か
らデジタル画像信号データを読込む。次いでステップ(
ii)において、縮小する割合毎に画素1行分を削除し
て高さ方向の画像の縮小を行う。
この縮小処理を説明するための第6−A及び6−B図に
おいて、元の矩形座標a、b(第6−A図)と対応する
縮小矩形座標a’、b’(第6−B図)とは、式 %式%(1) 式中、a′及びb′は夫々四捨五入等により丸められた
整数値であり、Iloは元の矩形座標の高さであり、1
は縮小された矩形座標の高さである、 を満足するように定める。この縮小処理において、元の
矩形座標の面積をSO%縮小座標の面積をS、最終缶体
の底部厚みをtBs側壁部の平均厚みをtwとすると、
式 の関係が成立し、これにより縮小すべき値を容易に決定
することができる。縮小処理は、画素の1゜−4行を、
平均的に削除することにより行われる。
第5図に戻って、ステップ(fil)において、縮小矩
形原稿のデジタル画素信号データから、データ■を読み
込み、次いでステップ(iv)において、縮小矩形座標
のX軸方向にデータ■と隣り合フたデータ■を読み込む
ステップ(iii)及び(iv)で読み込んだデータ■
及び■について、ステップ(V)において、縮小矩形座
標とこの縮小矩形座標と同面積の環状面に転換されあた
変換座標との間で、データ■−■′及び■→■′の座標
変換を行い、■′のデータを記録する。
この座標変換を説明するだめの第7−A図及び7−B図
において、縮小矩形座標a″、b′ (第7−A図)と
対応する変換座標a″、b″ (第7−B図)とは、式 %式%(4) 式中、a′及びb″は夫々四捨五入等により丸められた
整数値であり、第7−B図における半径γ、角度θ及び
中心Oは下記式O=−辷己二 ・・・・・・・・・・・
・・・・・(7)m′ となる値である、 を満足するように定める。
この座標変換時には、平板状素材の絞り加工時における
塑性流動の影響を考慮する必要がある。
即ち、第7−B図に示す環状面において、絞り一再絞り
成形時に円周方向には収縮流動及び径方向には引伸し流
動が夫々生じることから、座標変換時に円周方向には画
素数を予め増加させ、径方向には画素数を減少させるこ
とが必要となる。
この操作は、第5図のステップ(vi)以降で行われる
。即ち、先ず、ステップ(vi)において、縮小矩形座
標のX軸方向に隣り合フたデータ■及び■について、こ
れらが連続した色の2点であるか否かを判定する。■及
び■が連続した色の2点である場合には、ステップ(V
ii)において、第7−A及び?−B図に示す原理で、
■′と■′との間で■′より角度を数分の1 (例えば
115)だけ増加させ、新しい座標値■″を計算する。
次いで、ステップ(Viii)において、新しい座標値
■″と変換座標値■′とを比較して、■′≠Φ″のい場
合には、ステップ(iX)において■″を記録して新し
い座標値■″を■″ に代入し、ステップ(Vii)に
おいて、角度の新たな増加分に対応する新しい座標値を
計算し、以後同様にして、■′=■″になる迄この操作
を続行する。
ステップ(vttt)において、新座標値■″について
■′=■″となった場合には、ステップ(X) におい
て、矩形座標のデータ■を■とし、ステップ(XI)に
おいて、矩形座標のデータ読み込みが終了しているかを
判定し、終了していない場合には、ステップ(1v)に
おいて、新たなデータ■を読み込み、前述ルた操作を反
復する。尚、ステップ(Vt)において、データ■と■
とが連続した色の2点でないと判定された場合には、■
を■とし、次のデータの読み込みが行われる。
かくして、本発明によれば、縮小矩形座標値と環状面変
換座標値との対応が容易に行われると共に、この対応に
より得られた2つの変tAPi標位置間の隙間に存在す
る画素の新座標の計算も容易に行われ、矩形座標上の画
素信号を変換座標上或いは更に新座標に代入して、円周
方向へのデータの増大を予め行っておくことが可能とな
る。また、径方向の座標値の減少は、矩形座標の複数の
座標値のデータが変換座標の1つの座標値に対応する(
後から入ったデータが記憶される)ことにより容易に行
われる。
第5図において、ステップ(Xi)において、縮小矩形
座標データの読み込みが終了されたと判定された場合に
は、ステップ(Xfi)において、縦方向の画素座標を
Y=1とし、ステップ(Xlii)において、座標変換
され記録されたデータの内、Y座標がyであるデータを
読み込む。
次いで、ステップ(XtV)において、読み込まれたデ
ータについて、X座標の小さい順に並び換えて記録する
(ソート)。ステップ(XV)において、座標変換され
たデータの記録が完了したか否かを判定し、完了してい
ない場合には、ステップ(XVI)において、y=y+
1とし、ステップ(Xili)においてデータの読み込
みを行い以後の操作を続行する。
このように、座標変換されたデータが記録された順に製
版用コンピューター26に入力される。
本発明においては、上記座標変換時に金属素材の伸びの
異方性を修正することもできる。絞り成形缶の周状側壁
部となる部分では、成形体高さ方向に伸長流動が生じて
いると共に周方向に収縮流動が生じている。これらの塑
性流動は金属素材6の全面にわたって一様に生ずること
はなく、流動には異方性が詔められる。第8図は金属素
材6の流動の異方性を説明するものであり、金属素材6
を製造する際の圧延方向X及びそれに対する直角方向Y
には伸びが最も小さく、軸X及びYに対し45度をなす
方向Zには最も大きい伸びを示すことが認められる。従
って、圧延の程度の大きい素材では、矩形状印刷層を単
に環状印刷層に転換して金属素材6上に印刷を施した場
合には、45度おきに大きく引き伸ばされた印刷部分と
小さく引き伸ばされた印刷部分とが存在することになり
、印刷画像が波形となって、周方向への直線性が保たれ
ない場合を生じる。また、この伸びの変動に伴なって周
方向への印刷像の位置ズレも生ずることになる。
この修正を説明するフローチャート第9図において、ス
テップ(iV)及びステップ(V)は第5図と同様であ
る。ステップ(iV)に次いでステップ(xvii)に
おいて、前述した縮小矩形座標値が異方性考慮設定位置
にあるか否かを判定する。縮小矩形座標値が異方性考慮
設定位置にある場合は、ステップ(XVlii)におい
て各位置における高さ方向及び/又は周方向の画面ズレ
データを読み込み、矩形座標値を修正し、次いでステッ
プ(V)における座標変換を行う。異方性考慮設定位置
以外にある場合には、直接ステップ(V)における座標
変換を行う。
本発明によれば、以上説明した操作により、矩形座標上
の画素信号を、高さ方向に縮小された画素信号とし、こ
れを、縮小矩形座標をこの矩形とほぼ同面積の環状面に
展開させた際の変換座標と対応させて、変換座標の画素
信号或いは画素信号の群に変換させ、しかも変換座標上
の画素信号を座標順に読み取って出力させることが可能
となる。
この変換座標上の画素信号は、座標順に出力走査機構2
8に供給され、印刷用版または版下の作成が行われる。
尚、縮小矩形座標の画素信号から環状の変換座標の画素
信号或いは画素信号への群への変換は特開昭61−26
7053号公報に記載された方法によっても行い得る。
(発明の好適態様の説明) 人力走査機構25としては、それ自体公知の任意の入力
゛機構、例えば原稿をX軸方向に1ライン分読み取り(
主走査)、次いでY軸方向に位置をずらして(副走査)
1ラインづつ順次読み取る円筒走査或いは平面走査式の
ものが使用され、読み取り操作は光電子増倍管、フォト
トランジスター、チャージ・カップリング・デバイス等
により反射光又は透過光を検出して行われる。一般に、
多色原稿においては、シアン、マジエンタ、イエロー及
び黒に色分解し、入力走査を行う。また、絵柄原稿と文
字原稿とでは走査線の数を変更することができる。この
ような装置は、一般にスキャナーの名称で広く市販され
ており、入手が容易である。
製版用コンピューター26は、入出力のコマンドの受付
け、解析、各種プログラムの実行及び入出力装置の制御
等を行う中央演算装置(CPU)と、中央演算装置(C
PU)への指令を行う端末装置と、画像処理及び編集を
行うステーションとを備えており、更にシステム及び各
種ファイルの格納に使用するジスク・ドライブやシステ
ムの読み込み及び各種ファイルの待避復元に使用する磁
気テープ装置を備えている。このような製版用コンピュ
ーターの適当な例は、イスラエルのサイテックス社から
レスポンス300シリーズとして市販されているもので
あるが、これに限られず同様のものを使用することがで
きる。例えば、スタジオ800シリーズ(イギリス ク
ロスフィールド社)、クロマコムシステム(西ドイツ 
ルドルフ・ヘル社)、ページマチックシステム(大日本
インキ化学工業)、シグマグラフシス手ム2000(大
日本スクリーン製造)等の製版用コンピューターも使用
し得る。
出力走査機構28としては、それ自体公知の任意の走査
記録方式、例えば銀塩写真法、ドライシルパ・−記録法
、電子写真法、°静電記録法、ネガ或いはポジ型のフォ
トレジスト記録法、フォトポリマー記録法、ジアゾ写真
法、重クロム酸ゼラチン製版法、電解記録法、放電破壊
記録法、通電感熱記録法、感熱記録法、感圧記録法、イ
ンクジェット記録法等を利用した種々の方式を採用でき
、またその走査方式としても、円筒走査、回転円板走査
、ヘリックス円筒走査、ベルト型平面走査、多針電極平
面走査等の機械走査;フライスポット管式、オプティカ
ルファイバー管式、多針電極管式等の電子管走査;或い
は多針電極ヘッド式等の固体走査形式のものが使用され
る。
本発明においては、これらの種々の記録方式の内でも、
波長オーダーの微小領域に光エネルギーを集中させ、広
範囲に光ビームを走査でき且つ迅速なオン−オフも可能
であるという利点から、原稿の読み取り及び版の作成に
レーザー記録方式を用いることが望ましい。レーザー光
源としては、He−Neレーザー、Arレーザー、He
−Cdレーザー等が使用される。
本発明において、矩形座標、縮小矩形座標及び最終変換
座標における画素の密度は、所望に応じて広範囲に変化
させ得るが、−船釣に言って、12乃至100ドツト/
mmの範囲内で用いるのが望ましく、この内でも絵柄の
場合には、12乃至14ドツト/mraの範囲、及び文
字の場合には36乃至100ドツト/ff1mの範囲と
するのが望ましい。
出力走査機構28によりシアン、マジェンタ、イエロー
及び白黒の版を直接製造して、素材の印刷に用いること
もできるし、またネガを一旦製造した後これを反転焼付
して印刷用版を製造することもできる。
本発明において、矩形座標の縮小データは、1/1o 
、  1−ft/116等の値として、変形処理用コン
ビニ−ター30の内部メモリー或いは外部メモリーに予
め記憶させてもよいし、画像処理毎に入力してもよい。
缶の金属素材としては、未処理の鋼板(ブラックプレー
ト)、各種表面処理鋼板、例えば錫メツキ鋼板(ブリキ
)、亜鉛メツ〜キ鋼板、アルミメツキ鋼板、ニッケルメ
ッキ鋼板、クロムメツキ鋼板等のメツキ鋼板;電解クロ
ム酸処理鋼板等の電解処理鋼板;リン酸及び/又はクロ
ム酸処理鋼板等の化学処理鋼板や、アルミニウム等の軽
金属板或いはこれらの複合材等が使用される。
金属素材の素板厚は、容器の最終寸法や素材の種類によ
っても相違するが、一般に0.1乃至0.5mm、特に
0.lO乃至0.35nmノ範囲にあルノカ望マシい。
金属素材に対しては、印刷に先立って加工性及び耐食性
に優れた塗料、例えばエポキシ−フェノール系塗料、エ
ポキシ−アミノブラスト系塗料、エポキシ−アクリル系
塗料、エポキシ−ビニル系塗料等を施すことができ、ま
た印刷面となる面には、上記塗料に酸化チタン等を配合
したホワイチング塗料を設けることができる。
印刷は、前述した方法で製造される版を用いた平版印刷
、オフセット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、凸
版印刷、凹版印刷、電子写真印刷等の任意の印刷により
行うことができ、印刷インキとしては、それ自体公知の
任意の印刷インキや紫外線硬化型インキ等が使用される
絞り成形缶を得るために、上述した印刷金属素材を円板
等の形状に打抜き、前絞りポンチと前絞りダイスとの間
で、1段或いは多段の前絞り加工に付した後、小径の再
絞りポンチと再絞りダイスとを用いて、1段或いは多段
の再絞り加工を行なう。この再絞りに際して、再絞りダ
イスとして曲率の小さい再絞りダイスを用いて曲げ及び
曲げもどし変形により側壁部を薄肉化する。
一般に、再絞りダイスの作用コーナ部の曲率半径(Rd
)を、事前印刷金属枝素板厚(t a)の1乃至2.9
倍、特に1.5乃至2.9倍の寸法とすると、側壁部の
曲げ伸ばしによる薄肉化が有効に行われるのみならず、
側壁部の下部と上部とにおける厚みの変動が解消され、
全体にわたって均一な薄肉化が可能となる。
曲げ伸ばし工程を説明するための第3−D図において、
事前印刷金属板17aは十分なバックテンシ・ヨンの下
に曲率半径Rdを有する再絞りダイスの作用コーナ部2
3に沿って強制的に曲げられる。この場合、素材金属板
17aの作用コーナ部側の面では歪は生じないが、作用
コーナ部と反対側の面では引張りによる歪を受ける。こ
の歪量εSは、作用コーナ部の曲率半径をRd及び板厚
をtとし゛たとき、下記式 で与えられる。金属板の面(内面)は、作用コーナ部で
εSだけ引き伸ばされるが、他方の面(外面)は作用コ
ーナ部直下でバックテンションによりεSと同じ量伸ば
されることになる。このように被覆金属板は曲げ伸ばし
されることにより、その厚みが薄肉化されるが、その厚
み変化率ε。
は、下記式 %式%(10) で与えられる。上記式(10)から作用コーナ部の曲率
半径Rdを小さくすることが被覆金属板を薄肉化するの
に有効であること、即ち、Rdを小さくすればするほど
、厚みの変化1εt 1は大きくなることがわかる。ま
た、作用コーナ部の曲率半径Rdを一定にして考えると
、作用コーナ部を通る被覆金属板の厚みtが増大するほ
ど、厚みの変化1εt 1が大きくなることがわかる。
絞り成形及び再絞り成形に際して、被覆金属板或いは更
にカップに、各種滑剤、例えば流動パラフィン、合成パ
ラフィン、食用油、水添食用油、パーム油、各種天然ワ
ックス、ポリエチレンワックスを塗布して成形を行うの
がよい。滑剤の塗布量は、その種類によっても相違する
が、一般に0.1乃至10mg/da’、特に0.2乃
至5mg/dm2の範囲内にあるのがよく、滑剤の塗布
は、これを溶融状態で表面にスプレー塗布することによ
り行われる。
絞り成形は、室温で行うこともできるが、一般には20
乃至95℃、特に20乃至90℃の温度で行5つことが
望ましい。
成形後の缶は、フランジのトリミング、ドーミング加工
、ネックイン加工、フランジ加工等の各種加工を行い、
ツーピース缶詰用の缶胴とする。
(発明の効果) 本発明によれば、矩形原稿のデジタル画素信号を缶側壁
部の薄肉化の程度を考慮して高さ方向に圧縮した矩形座
標のデジタル画素信号に転換し、コンピューターによる
環状面への座標変換により該変換座標の画素信号として
画像処理による印刷版を形成し、これを用いて絞り一再
絞り成形用素材に事前印刷を施すことにより、H/D基
準の絞り比が1.0以上と高くしかも側壁部の薄肉化が
顕著に生じているにもかかわらず、原稿画像に忠実な印
刷像を薄肉化深絞り缶の側壁部に具現させることができ
た。
(実施例) 実施例1 素板厚0.18mm、調質度DR−9のティンフリース
チールに予め缶内面側に内面塗料を缶外面側にホワイト
コーティングを施した金属素材を準備する。
第2図に示す矩形印刷原稿、ここでは h = 122.26 (mm)、1 = 208.2
1 (mm)の大きさのものを用いて、第4図の25に
示す人力走査機構により、同図26に示す製版用コンピ
ューターへデジタル画素信号として入力する。入力走査
機構としては、クロマグラフ299スキヤナーシステム
、製版用コンピューターとしてはレスポンス320シス
テムを用いている。また、人力されるデジタル画像は、
h=4401 (画素)、n=7496(画素)の大き
さを持つものとなる。
入力された画像データを、第4図の30に示す変形処理
用コンピューターへ出力する。変形処理用コンピュータ
ーとしては、ファコムM340Sコンピューターシステ
ムを用いる。同コンピューターでは第6図に示す方法に
より、絞り再絞り成形で側壁部が高さ方向に引き伸ばさ
れ、薄肉化されることを考慮して高さ方向の縮小処理を
行う。
更に第7図及び第9図に示す方法により、絞り成形時の
高さ方向の型性流動と異方性を考慮した、矩形座標から
環状座標への座標変換を行う。この座標変換を説明する
ための第7−A図及び第7−B図において、縮小後 m
=3521、m=7496、n=6400とする。
座標変換されたデジタル画素信号を再び製版用コンピュ
ーターに人力し、第4図の28に示す、出力走査機構に
より、第8図に示す高さ方向の塑性流動と異方性を考慮
して環状に展開された画像を有する印刷用版を作成する
。出力走査機構としてはE L P IIレーザープロ
ッタシステムを用いる。
作成された印刷用版を用いて、オフセット印刷方式によ
り、前述の金属素材のホワイトコーティングの表面上に
行う。
印刷された金属素材を、第3−B図に示す剪断工程にお
いて、直径t79(mm)の円形ブランクに打ち抜く。
次いで、第3−C図に示す前絞り工程と第3−D図に示
す3回の曲げ及び曲げもどし変形の再絞り工程において
、薄肉化絞り成形缶を製造する。
薄肉化絞り成形を行なうための再絞り工程の製造条件は
次の通りである。
・ダイス曲率半径(Rd)     2.Ota・しわ
押え力(BHF)       5  (トン)・最終
ポンチ直径       65.9(mm)この時、製
造された薄肉化絞り成形印刷缶の計量諸特性は次の通り
である。
・缶高/缶径(H/D)      1.9・側壁厚/
底厚(tw /ts )   o、a・側壁部印刷像の
ズレ量(缶底より 高さ1100nの位置) 軸方向のズレ量       2%以下周方向のズレ量
       1%以下・内容量    370 ml
l このように本発明により製造された薄肉化絞り成形印刷
缶はもとの矩形印刷原稿を忠実に再現し、ズレ量も極め
て少ない良好な薄肉化絞り成形印刷缶が得られた。
比較例 実施例1で用いた金属素材に、絞り再絞り成形で側壁部
が高さ方向に伸ばされることを考慮しない矩形状の印刷
原稿と同じ大きさの画像処理により印刷用版を作成し、
オフセット方式の印刷を施す。
また、絞り再絞り工程の製造条件も一般に行なわれてい
る範囲内で製造した。
実施例1の製造条件と大きく相違する点はダイスの曲率
半径(Rd)を1otBとし、それ以外は同じ条件で実
施した。
その結果、この絞り成形印刷缶の計量諸特性は缶高/缶
径(H/D)が1.5程度、側壁厚/底厚(tw/ts
)が1.2以上になり、且つ内容量も約300mJ:L
程度の製品しか得られなかった。
更に側壁部印刷像のズレ量も実施例1に比較して大きく
、缶底より高さ100mmの位置におけるズレ量は軸方
向で11〜12%、周方向で12〜13%に達しており
、併せて全面に亘り目視で確認できる程、印刷像の歪み
が認められ、矩形印刷原稿に忠実な再現を得ることが出
来なかった。
実施例2 第3−A図の6に示す金属素材として以下の特性を有す
るものを準備する。
・Aj2−Mg系 アルミニウム合金板・厚さ    
 0 、23 (mm)上記金属素材を用いて、第3−
D図に示す再絞り成形工程におけるしわ押え力を1.5
()−ン)とする以外は、実施例1と同様な方法により
、薄肉化絞り成形印刷缶を製造した。
その結果、絞り成形印刷缶の側壁部の印刷像のズレ量は
、缶底より高さ100mmの位置で軸方向で2%以下、
周方向で1%以下に抑えられ、矩形印刷原稿を忠実に再
現し、ズレ量も少ない良好なアルミ製の薄肉化成形印刷
缶が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による薄肉化絞り成形印刷缶体を示す
斜視図、 第2図は、第1図の薄肉化絞り成形印刷缶体の周状側壁
部を展開して示す図、 第3−A図、第3− B図、第3−C図及び第3−D図
は、第1図に示す薄肉化絞り成形印刷缶体の製造工程を
説明するための説明図、 第4図は、画像処理の工程を説明するためのブロックダ
イヤグラム、 第5図は、デジタル画像処理の操作を説明するためのフ
ローチャート、 第6−A図及び第6−B図は、本発明の矩形原稿の縮小
処理を説明する図、 第7−A図及び第7−B図は、矩形座標から環状面への
座標変換を説明するための図、第8図は、絞り、再絞り
成形における塑性流動の異方性を考慮した印刷像を有す
る版の平面図、第9図は、塑性流動の異方性を考慮した
座標変換操作を説明するためのフローチャートである。 引照数字1は薄肉化絞り成形印刷缶、2は底部、3は周
状側壁部、4は印刷層、6は金属素材、7は印刷用版、
8は環状印刷層、9は内周部、10は外周部、11は剪
断ダイス、12は剪断ポンチ、13は円形ブランク、1
4は前絞りダイス、15はしわ押え、16は前絞りポン
チ、17は前絞りカップ、18は環状保持部材、19は
再絞りダイス、20は再絞りポンチ、23は作用コーナ
一部、24は矩形原稿、25は入力操作機構、26は製
版用コンピューター、27は印刷用版、28は出力走査
機構、29は記録材料、30は変形処理用コンピュータ
ーをそれぞれ示す。 第1図 U) 第3−B図 第3−C図 第51!1 第6−A図 第7−A図 b′ 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)事前印刷された金属素材を絞り成形に付すること
    から成る缶側壁部に印刷像を有する絞り成形印刷缶の製
    法において、 矩形状の印刷原稿を、絞り再絞り成形で側壁部が高さ方
    向に伸ばされることを考慮して原稿画像を高さ方向に縮
    小するデジタル画像処理を行い、且つこれと同時に或い
    はこれに続いて縮小処理原稿画像をその矩形とほぼ同面
    積の環状面に展開させる画像処理を行うことにより印刷
    用版を作成し、 この印刷用版を用いて素材に印刷し、印刷された金属板
    を前絞りカップに成形した後、この前絞りカップを、曲
    率の小さい再絞りダイスを用いて曲げ及び曲げもどし変
    形を生じさせ、これにより側壁部を薄肉化させることを
    特徴とする薄肉化絞り成形印刷缶の製法。
  2. (2)事前印刷された金属素材を絞り成形に付すること
    から成る缶側壁部に印刷像を有する絞り成形印刷缶の製
    法において、 矩形状の印刷原稿を、絞り再絞り成形で側壁部が高さ方
    向に伸ばされることを考慮して原稿画像を高さ方向に縮
    小するデジタル画像処理を行い、且つこれと同時に或い
    はこれに続いて縮小処理原稿画像をその縮小矩形とほぼ
    同面積の環状面で、且つ金属素材の伸びの異方性で修正
    した面に展開させる画像処理を行うことにより印刷用版
    を作成し、 この印刷用版を用いて素材に印刷し、印刷された金属板
    を前絞りカップに成形した後、この前絞りカップを、曲
    率の小さい再絞りダイスを用いて曲げ及び曲げもどし変
    形を生じさせ、これにより側壁部を薄肉化させることを
    特徴とする薄肉化絞り成形印刷缶の製法。
  3. (3)事前印刷された金属素材を絞り成形に付し、少な
    くとも側壁部外面に印刷像を現出させた絞り成形印刷缶
    において、 該絞り成形印刷缶は、事前印刷金属素材を絞り−再絞り
    成形に付すると共に、再絞り成形で曲げ及び曲げもどし
    変形で側壁部を薄肉化することにより形成され、 該絞り成形印刷缶は、1.0乃至4.0の缶高/缶径比
    (H/D)と、0.4乃至1.0の側壁厚/底厚(t_
    w/t_s)比とを有し、且つ側壁部印刷像の上部にお
    ける軸方向及び周方向のズレ量が夫々3.0%以下及び
    2.0%以下であることを特徴とする薄肉化絞り成形印
    刷缶。
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