JPH0132837B2 - - Google Patents

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JPH0132837B2
JPH0132837B2 JP56041851A JP4185181A JPH0132837B2 JP H0132837 B2 JPH0132837 B2 JP H0132837B2 JP 56041851 A JP56041851 A JP 56041851A JP 4185181 A JP4185181 A JP 4185181A JP H0132837 B2 JPH0132837 B2 JP H0132837B2
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JP
Japan
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formula
amino
deoxyadenosine
compound
compounds
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JP56041851A
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English (en)
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JPS56164199A (en
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Bei Fuiritsupu
Jun Miseru
Koru Mikaeru
Danzan Shaaru
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Merrell Toraude et Cie
Original Assignee
Merrell Toraude et Cie
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Publication date
Application filed by Merrell Toraude et Cie filed Critical Merrell Toraude et Cie
Publication of JPS56164199A publication Critical patent/JPS56164199A/ja
Publication of JPH0132837B2 publication Critical patent/JPH0132837B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/16Purine radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Biochemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な製薬学的に有用な5′−N−置換
アミノ−5′−デオキシアデノシン誘導体に関し、
これは有用な薬理学的薬剤である。 酵素オルニチンデカルボキシラーゼ(ODC)
によつて触媒される反応であるオルニチンのプト
レシンへのデカルボキシレーシヨンはポリアミン
類、スペルミジン及びスペルミンの生合成の第1
段階である。スペルミジンはS−アデノシルS−
メチルホモシステアミンからプトレシンへの活性
化されたアミノプロピル部分のスペルミンシンタ
ーゼで触媒された変換により形成され、一方、ス
ペルミンは第2のアミノプロピル基のスペルミジ
ンへのスペルミンシンターゼで触媒された変換に
よつて形成される。S−アデノシルS−メチルホ
モシステアミンは酵素S−アデノシルメチオニン
デカルボキシラーゼ(SAM−DC)により触媒さ
れた反応であるS−アデノシルメチオニン
(SAM)のデカルボキシレーシヨンによつて形成
される。 すべての動物組織及び原生動物などの或る微生
物に於て見出されるポリアミン類、スペルミジン
及びスペルミンは細胞の生長及び増殖に重要な役
割を果たすことが知られている。細胞の生長及び
増殖の誘導はODC活性の顕著な増加及びプトレ
シン及びポリアミン類の水準の増加と関連してい
る。細胞の生長と増殖に於けるポリアミン類の役
割の厳密な機構は知られていないが、ポリアミン
類はDNA、RNA又は蛋白合成などの巨大分子工
程を促進するかに見える。ポリアミン類の水準は
胚組織、睾丸、腹側の前立腺、胸腺、腫瘍組織、
乾癬皮膚病巣、及び急速に複製している他の細胞
に於て高いことが知られている。 ポリアミン類は酵素によつて形成されるから、
アミノプロピルトランスフエラーゼ(即ちスペル
ミジンシンターゼ及び/又はスペルミンシンター
ゼ)の阻害は、ポリアミン類の細胞水準調節方法
を与えることが出来ることがわかる。 従つてアミノプロピルトランスフエラーゼ阻害
剤の投与は細胞複製にポリアミン類が重換である
ところの原生動物の生長の抑制、急速な細胞増殖
(例えば新生物、表皮過形成例えば乾癬、及び前
立腺肥大)と関連するある種の病気の処置、及び
胚形成発育の中断(妊娠中絶作用)の手段を与え
得る。 コワード(Coward)の論文(薬の作用及び計
画:機構に基づく酵素阻害剤:エルセビアノース
オランダ、1979、13〜26頁)にアミノプロピルト
ランスフエラーゼは次の一般式Aのメチルスルホ
ニウムアダクトによつて阻害されるであろうと提
案された。 式中、Rは水素又は3−アミノプロピルを表わ
す。その論文には(17頁)この付加物はそれまで
造られていなかつたが全く封鎖されているチオエ
ーテル前駆体の脱封鎖及びメチル化がRが水素を
表わす式Aの化合物を生成するであろうと期待さ
れたことが報告されている。コワード及びその共
同研究者によるその後の論文〔タング(Tang)
等、Biochem.Biophys.Research
Communications96、1371−1377(1980)〕(本発
明の優先日の後に受け入れられ発行された)に於
て次式Bのアデノシン−5′−チオエーテルと、次
式Cの対応するメチルスルホニウム塩によるアミ
ノプロピルトランスフエラーゼの阻害が報告され
ている。 次式Dのメチルスルホニウムアダクト及び次式
Eの対応するN−メチルアミノ化合物がSAM−
DCの阻害剤であることが報告されている〔パン
カスキー及びアブデルモネム、J.Med、
Chem.23、121−127(1980)〕。 本発明の化合物は次の一般式 の5′−N−(アミノアルキル)アミノ−5′−デオ
キシアデノシン類及びその製薬学的に受け入れら
れる酸付加塩である。 式中Adoは5′−デオキシアデノシン−5′−イル、 R2はC1−C8アルキレン、 R4はC1−C8アルキレン、 本発明の化合物はアミノプロピルトランスフエ
ラーゼの阻害剤であり、従つて動物組織及び原生
動物中でスペルミジン及び/又はスペルミンの水
準を減少させることができる点で有用である。従
つて上記化合物はスペルミジン及び又はスペルミ
ンの高い水準に関連する病気の治療又は病原性原
生動物に関連する病気の治療に有用である。 上記式に於て略字Adoはアデノシンの5′−位
置から水酸基を除くことにより得られる一価の基
である5′−デオキシアデノシン−5′−イルを表わ
す。この基は次式を有する。 式でR2は炭素原子1〜8個を有する直鎖又
は分枝鎖アルキレン基を表わし、好ましくは式
【式】のアルキレン基であり、ここで各R8 は独立に水素又はメチルを表わし、そしてnは1
〜8の整数で、好ましくは1〜4、特に2であ
る。アミノアルキル基−R2NH2の例はアミノメ
チル、2−アミノエチル、3−アミノプロピル、
2−アミノ−1−メチルエチル、3−アミノ−
1,2−ジメチルプロピル、4−アミノブチル、
5−アミノペンチル、6−アミノヘキシル、6−
アミノ−1−メチルヘキシル、7−アミノヘプチ
ル、及び8−アミノオクチルである。 一般式のR4は炭素原子1〜8の直鎖又は分
枝鎖アルキレンを表わし、好ましくは式−(CH2
n−のアルキレン基であり、ここでmは整数3〜
7、特に5を表わす。 アルキレン基R4の例は、−R2NH2基を例示する
のに上に特定したアミノアルキル基のアルキレン
基である。同様にアルキレン基R6の例は、炭素
原子1〜4の上記アルキレン基である。 この明細書で次の一般式を時々式の化合物
を代わりに表わすものとして使用する。 式中R3はR4NH2を表わし、 Ado、R2及びR4は式に関連して定義された
通りである。このように式はR3がR4NH2を表
わす様に使用されていることのみに於て式と異
なることがわかる。 本発明の好ましい態様に於ては次の一般式の
5′−N−(アミノアルキル−アミノ−5′−デオキ
シアデノシン、及びその製薬学的に受け入れられ
る酸付加塩が提供される。 式中Adoは5′−デオキシアデノシン−5′−イル、 nは1〜4の整数、特に2、 mは3〜7の整数、特に5、そして pは2〜4の整数、特に3を表わす。 式の化合物は光学活性であり、本発明はラセ
ミ体及びその他の光学異性体混合物のみならず個
個の光学異性体も含む。所望の個々の光学異性体
を与えるために反応体を選択する方法及び/又は
光学的に中間体を分割する方法はそれ自体当業者
に良く知られている。普通はデオキシアデノシル
基はD−立体配置であり、本明細書の実施例のす
べてに於てこの立体配置である。これに関連して
本明細書の種々の式でデオキシアデノシル基が示
されている方法には光学的な意味はない。 本発明の化合物の例は次の通りである。 5′−N−(6−アミノ−1(2−アミノエチル)
ヘキシル)アミノ−5′−デオキシアデノシン(R1
=H;R2=−CH2CH2−;R3=(CH25NH2); 5′−N−メチル−N−(6−アミノ−1(2−ア
ミノエチル)ヘキシル)−アミノ−5′−デオキシ
アデノシン(R1−CH3;R2=−CH2CH2−;R3
=−(CH25NH2);及び 5′−N−(6−(N′−3−アミノプロピル)アミ
ノ−1−(2−アミノエテル)ヘキシル)アミノ
−5′−デオキシアデノシン(R1=H、R2=−
CH2CH2−;R3=−(CH25NH(CH23NH2; 式の化合物はスペルミジン及び/又はスペル
ミンシンターゼを阻害し従つてスペルミジン及び
スペルミンの生合成を封じることができる。従つ
て化合物は望ましくない細胞増殖、例えば新生物
(白血病、充実性腫瘍、及びリンパ腫)の抑制、
及び家蓄及び人に寄生感染を生じる病原性の原生
動物の抑制に使用できる。 化合物のスペルミジン及びスペルミシンターゼ
の阻害剤としての有用性は試験管内で関連化合物
の存在下に於ける培養基中のHTC細胞の細胞数
が倍増するに要する時間を他の点では同一条件で
あるけれども関連化合物が存在しない条件の場合
と比較して測定することによつて実証される。 本明細書で新生生物に関して使用の「抑制」と
言う用語は温血動物中で新生物の生育を遅くする
か、阻止するか又は停止させることを意味する。
良性の新生物も悪性の新生物も両方含むと意図さ
れる。本発明の化合物は新生物が宿主動物から全
く除かれるか又は根絶されるという意味で新生物
を治癒するのではないことを理解すべきである。 式の化合物は新生生物生育の抑制に於いて単
独で有用であり、又はこれらは互いに組合せて使
用でき、又は他の良く知られた細胞毒剤と組合せ
て使用出来る。使用される細胞毒剤の投与量は当
技術で知られているのと同じでよい。しかし式
の化合物は細胞毒剤の効果を強めることが出来
る。従つて細胞毒剤の低い投与量を式の化合物
と組合せて使用するときには使用することが出来
る。細胞毒剤は当技術で有用な抗新生物活性を有
することが知られている任意の薬剤でよい。例示
すればシクロホスフアミド、メソトレキセート、
プレドニゾン、6−メルカプトプリン、プロカル
バジン、ダウノルビシン、ビンクリスチン、ビン
デシン、ビンブラスチン、クロラムブシル、シト
シンアラビノシド、6−チオグアニン、チオ
TEPA、5−フルオロウラシル、5−フルオロ−
2−デオキシウリジン、5−アザシチジン、ナイ
トロゲンマスタード、1,3−ビス(2−クロロ
エチル)−1−ニトロソウレア(BCNU)、(1−
(2−クロロエチル)−3−シクロヘキシル−11−
ニトロソウレア(CCNU)、ブザルフアン、アド
リアミシン、又はブレオマイシンである。 式の化合物の新生物抑制活性は、標準試験手
順に於ける経口又は非経口(i.p.)投与の後に、
例えばEMT6充実性腫瘍に対し、及びマウスの
L1210の白血病で実証出来る。一般に式の化合
物は約0.1mg/Kgないし約50mg/Kg(体重)の毎
日の投与量で有効であろう。当業者に明白な様に
有効投与量は使用化合物、治療される個々の新生
物の性質及びひどさ、投与経路、及び宿主の大体
の状態に依存して変化するであろう。治療は低い
投与量で開始し、投与量を望む効果が達成される
までその後増加すべきである。 「病気性原生動物」という用語について使用す
るときは本明細書で使用の「抑制」という用語は
試験管内(in vitro)又は生体内(in vivo)に
於て原生動物の複製を遅らせるか、阻止するか、
又は停止させることを意味する。 式の化合物はT.b.ブルセイ(brucei)(牛の
トリパノソーマ病を起こす)及び球虫類、例えば
エイメリア テネラEimeria tenella)(にわ
とりに胞子虫症を起こす)に対して有効である。
式の化合物の抗原生動物活性は標準の微生物学
的試験手段で試験管内(in vivo)又は生体内
(in vitro)で実証出来る。例えば化合物のT.b.
ブルセイに対する活性は試験化合物を随意毎日
(感染後3ないし15日)飲料水中の溶液として0.5
ないし2%の濃度で投与することによつて感染し
たマウス中で決定出来る。活性は生存時間の増加
(未処理対照と比較して)又は血液試料の寄生生
物を検定することによつて示される。球虫類に対
する化合物の活性は感染したにわとりで決定出来
る。例えばE.テネラ(tenella)により感染した
ものに試験化合物を毎日任意に(注射1日前から
感染後5日)飲料水中の溶液として0.5ないし2
%の濃度で投与することにより決定できる。〔レ
イド(Raid)Am.J.Vet Res.、30、447(1969)
及びアビアンコツクシジオシス ピー.ロング編
集者ブリテツシユ ポウルトリー サイエンス
リミテツド エジンバーグ参照〕。病巣は標準的
な病巣記録手順によつて評価される。 本発明化合物類は、望んでいる効果を達成する
ために種々の方法で投与できる。化合物類を単独
で又は薬学調製剤の形で、処置患者に経口又は非
経口的に、例えば皮下、静脈内又は腹膜内に投与
できる。新規化合物の投与量は変わるであろう
が、任意の有効量でありうる。患者と処置される
症状、投与方法に応じて、新規化合物の投与量は
1日当り患者の体重Kg当り約0.1mgないし約50mg
を提供するように広範囲に変わる。これらの化合
物の単位投与量は、例えば化合物約1mgないし
100mgを含有し、例えば1日1〜4回投与できる。 本明細書で使用される用語の患者は、哺乳類、
例えば猫、犬、ねずみ、はつかねずみ、モルモツ
ト、羊、馬、牛科の牛(bovin cows)、人間のよ
うな温血動物を意味する。 用語「単位適量形式」は、本明細書では担体と
混合された、又は混合されていなくても組み合わ
されている活性成分の個々の量を含有する物理的
に分離された単位を意味するのに使われ、この量
は一回の治療投与に1単位又はそれ以上が通常必
要なものであるか、又は割れ目を入れた錠剤の様
に分割できる単位の場合には、分割できる単位の
半分又は1/4などの小なくとも一つの部分が1回
の治療投与に必要とされる量である。 本発明の組成物面では、本発明の活性化合物類
を通常利用する形態である製薬学的処方剤が提供
されている。このような処方剤は、製薬学技術で
周知の方法によつてつくられ、普通には製薬学的
に受入れられる化合物用担体又は希釈剤と混合す
るか又は混合されていなくても組み合わされてい
る本発明の少なくとも一つの活性化合物からな
る。これらの処方剤をつくるには、活性成分は担
体と混合するか、希釈剤で希釈するか、又はカプ
セル、サシエ、カシエ、紙その他の容器に封入す
るかカプセルにするのが普通である。担体又は希
釈剤は、活性成分の賦形剤(ビヒクル)、賦形剤
(エクシピエント)又は媒体として働く固体、半
固体又は液体材料である。適当な希釈剤又は担体
自体はよく知られている。 本発明の処方剤は腸内又は非経口用に適合して
おり、錠剤、カプセル、坐薬、溶液、懸濁液等の
形で患者に投与できる。 下に述べる特定的な実施例では、適当な薬学処
方剤の例が記載されている。 式化合物類はそれ自体は既知の方法で5′−ブ
ロモ−、クロロ−、又はトシル−5′−デオキシア
デノシンを次の一般式の対応アミン と接触させることによつてつくることができる。 式中 R2は式に関して定義されたとおりであり、
R3′は式との関連でR3について定義されたとお
りであるが、但しアミン基はその後に除去できる
封鎖基によつてアルキル化に対して保護される。
反応は約10℃ないし約50℃の範囲の温度で溶媒の
不在下に約1日ないし約8日、暗黒中で5′−クロ
ロ−5′−デオキシアデノシンの当量当りアミン約
20ないし約40当量を使用して実施できる。5′−ブ
ロモ−又はクロロ−5′−デオキシアデノシン反応
体はキクガワ(Kikugawa)等(テトラヘドロ
ン・レターズ、1971年87)及びギブス(Gibbs)
等(Synth.Comm.(1976年)6巻503頁)に報告
された方法によつて得られる。5′−トシル−5′−
デオキシアデノシンも既知化合物である。 R3′中の任意のアミン基に適した封鎖基はアミ
ノ基と例えばフタルイミド又はカルバメート、特
にt−ブチル又はベンジルカルバメートを形成す
る基である。それ自体は既知の方法でこれらの封
鎖基は導入されまた関連の封鎖化合物を得ること
が出来、封鎖基はそれ自体は既知の方法で除かれ
る。 式化合物は、2′,3′−ヒドロキシ保護された
5′−アミノ−5′−デオキシアデノシン(下の式
)及び次の一般式 の対応するハロゲン化アルカノールからもつくる
ことができる。式中 R2は式に関連して定義されたとおりであり、
R3′は、アミノ基がその後除去できる封鎖基によ
つてアルキル化に対して保護される以外は、式
に関連してR3について定義されたとおりであり、
また Xは塩素、臭素又は沃素を表わす。 5′−アミノ−5′−デオキシアデノシンの2′及び
3′位置のヒドロキシ基は、アルキル化に対して、
例えばアルキリデン又はアルコキシメチリデン基
のような封鎖基によつて保護されている。これら
の封鎖基は5′−アミノ−5′−デオキシアデノシン
(既知化合物)中へそれ自体は既知の方法によつ
て導入できる。しかし、アデノシン(式を参
照)の2′及び3′ヒドロキシ基を保護し、次にそれ
自体は既知の方法で5′−アミノ基を導入するのが
もつと普通のやり方である。 2′,3′−ヒドロキシ保護された5′−アミノ−
5′−デオキシアデノシン(下の式)は、それ自
体は既知の方法で式のハロゲン化アルコールと
の反応によつて対応する2′,3′−ヒドロキシ保護
された5′−(ヒドロキシアルキル)アミノ−5′−
デオキシアデノシン(下の式)へ転化される。
この5′−(ヒドロキシアルキル)−アミノ−5′−デ
オキシアデノシン誘導体(式)は、次にそれ自
体は既知の方法でトリアルキル−又はトリアリー
ル−ホスフイン及びエチルジアゼンジカルボキシ
ートの存在下にフタルイミドとの反応によつて、
対応する5′−(フタルイミドアルキル)アミノ−
5′−デオキシアデノシン(下の式)に転化され
る。続いてこれは、既知方法により、ヒドラジン
又はメチルアミンのような反応体との反応によつ
て対応する2′,3′−ヒドロキシ保護された−5′−
(アミノアルキル)アミノ−5′−デオキシアデノ
シン(下の式XI)へ転化される。2′及び3′ヒドロ
キシ封鎖基とR3′の任意のアミノ封鎖基をそれ自
体既知の方法で除去すると、式の望んでいる化
合物を生ずる。例えばアルキリデン又はアルコキ
シメチリデン封鎖基は酸性化によつて除去でき、
生ずる酸付加塩は次に中和される。反応順次は次
のように表わされる。 上の反応順序で、Adはアデニン−9−イルを
表わす。 Ado、R2及びR3は式との関連で定義された
とおりである。 R3′は式との関連でR3について定義されたと
おりであるが、但しアミン基はアルキル化に対し
て、その後除去できる封鎖基によつて保護され
る。また R9とR10は独立に封鎖基を表わし、一緒にする
と2′及び3′−ヒドロキシ基を保護する単一の封鎖
基を表わす。 R9とR10が一緒にアルキリデン基又はアルコキ
シメチリデン基を表わすのが適している。適当な
アルキリデン基の例は1−メチルエチリデン、シ
クロヘキシリデン及びベンジリデンであり、アル
コキシメチリデンの例はメトキシメチリデンとエ
トキシメチリデンである。好ましい封鎖基は1−
メチルエチリデンであつて、この場合式の2′,
3′−ヒドロキシ保護された5′−アミノ−5′−デオ
キシアデノシンは次の式aを有している。 式中Adはアデニン−9−イルを表わす。 式のハロゲン化アルカノールと式の2′及び
3′ヒドロキシ保護された5′−アミノ−5′−デオキ
シアデノシンとの間の反応は、無水の非プロトン
性有機溶媒中で第三級アミンの存在下にそれ自体
は既知の方法で実施できる。適当な溶媒は、例え
ばピリジン、アセトニトリル、ジメチルスルホキ
シド、及びジアルキルアミド類、例えばジメチル
アセトアミド及びジメチルホルムアミドでああ
る。適当な第三級アミン類は、例えば芳香族環式
アミン類、特にピリジンとキノリン、及びトリア
ルキルアミン類、特にトリエチルアミン類であ
る。反応温度は約−5℃ないし約+5℃の範囲で
約5分、次に約10℃ないし約50℃の範囲で約24時
間である。ハロゲン化アルカノール、アミノデオ
キシアデノシン及び第三級アミンは普通には1:
1:1の等量比で存在する。好ましい態様におい
ては、反応体及びアミンはジメチルホルムアミド
中に約0.5モル濃度で存在する。 2′及び3′−ヒドロキシ保護された5′−(ヒドロキ
シアルキル)アミノ−5′−デオキシアデノシンと
フタルイミド(すなわち1,3−ジヒドロ−1,
3−ジオキソ−2H−イソインドール)との間の
反応は、それ自体は既知の方法で無水の非プロト
ン性溶媒中でジエチルジアゼンジカルボキシレー
ト及びトリアルキル−又はトリアリール−ホスフ
イン、例えばトリフエニルホスフインの存在下に
おいても実施できる。適当な非プロトン性溶媒は
例えばエーテル類例えばジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、及びジグライム(ジエチレング
リコールジメチルエーテル);脂肪族炭化水素類
例えばペンタン、ヘキサン、オクタン及びデカ
ン;及び芳香族炭化水素類、例えばベンゼンとト
ルエンである。普通には、反応はヒドロキシアル
キルアミノデオキシアデノシンの当量当り各々1
〜3当量のフタルイミド、トリアルキル又はトリ
アリールホスフイン及びジエチルジアゼンジカル
ボキシレートにより、約10℃ないし約100℃の温
度で約18時間ないし約24時間に実施される。好ま
しい実施態様においては、反応体はテトラヒドロ
フラン中で約0.5ないし約1モル濃度で存在する。 2′及び3′ヒドロキシ保護された5′−(フタルイミ
ドアルキル)−アミノ−5′−デオキシアデノシン
はそれ自体は既知の方法で、極性有機溶媒中のヒ
ドラジン又はメチルアミンのような反応体との反
応により対応する2′及び3′ヒドロキシ保護された
5′−(アミノアルキル)アミノ−5′−デオキシア
デノシンへ転化できる。デオキシアデノシン反応
体の当量当り約2ないし約50当量のヒドラジン水
和物を使用するのが好ましい。適当な溶媒は、例
えばアルカノール類、例えばメタノール、エタノ
ール、n−プロパノール、イソプロパノール又は
n−ブタノールは、エタノールが好ましい溶媒で
ある。転化は約50℃ないし約100℃の範囲の温度
で、好ましくは還流条件下に約3〜24時間で実施
できる。転化後、2′及び3′ヒドロキシ基及び任意
の保護されたアミン基は、それ自体は既知の方法
で封鎖基を除去して遊離される。 一般式の化合物類を得るもう一つの方法は、
式の2′,3′−ヒドロキシ保護された5′−アミノ
−5′−デオキシアデノシン及び次の一般式XII R3−CO−R2−NH2 式XII のアルデヒド又はケトンとから出発する。式XIIの
カルボニル化合物のこのアミノ基又は各々のアミ
ノ基は、適当な封鎖基を導入することによつて保
護される。式のデオキシアデノシン誘導体を次
にアミノ保護されたカルボニル化合物(下の式XII
a)と接触させると、対応する保護されたアゾメ
チン誘導体(下の式XI)を生じ、これを対応す
るアミノ及びヒドロキシ保護された5′(アミノア
ルキル)アミノ−5′−デオキシアデノシン(下の
式)に還元される。次にアミノ及びヒドロキ
シ基を遊離させると、式の望んでいる化合物を
生ずる。反応順序を次のように表わすことができ
る。 上の反応順序で、Adはアデニン−9−イルを
表わす。 Ado、R2及びR3は式との関連で定義された
とおりである。 R3′は式との関連でR3について定義されたと
おりであるが、但しアミン基はアルキル化に対し
てその後除去できる封鎖基によつて保護されてい
る。 R9とR10は独立に封鎖基を表わすか、又は一緒
に2′及び3′−ヒドロキシ基の双方を保護する単一
封鎖基を表わす。また R11は封鎖基又は水素を表わし、R12は封鎖基
を表わすか、又はR11とR12は一緒に一つの封鎖
基を表わす。 上記又は各々のアミンに適した封鎖基は、例え
ばフタルイミド又はカルバメート、特にt−ブチ
ル又はベンジルカルバメートをアミノ基を形成す
る基である。これらの封鎖基はそれ自体は既知の
方法で導入でき、また対応する封鎖された化合物
も既知方法で得られる。式の5′−アミノ−5′−
デオキシアデノシン誘導体類と式XIIaのカルボニ
ル誘導体類との間の反応は、それ自体は既知の方
法でアルコール又は水等のプロトン性溶媒中で実
施できる。デオキシアデノシン誘導体の当量当り
カルボニル誘導体1当量により、約10℃ないし約
50℃の範囲の温度で約1時間ないし約10時間反応
を行なうのが好ましい。本方法の好ましい態様で
は、メタノール中約0.2モル濃度で反応体を反応
させる。 デオキシアデノシン誘導体の還元は、それ自体
は既知の方法で例えば硼水素化物、例えば水素化
硼素ナトリウム又はリチウムのような温和な還元
剤でアルコール、例えばメタノール中で実施でき
る。溶液PHは、酸、例えば酢酸の添加によつてPH
7に調整するのが好ましい。通常、デオキシアデ
ノシン反応体の当量当り5〜100当量の硼水素化
物が使用され、反応温度は約−5℃ないし約+5
℃で約10分、そして次に約10℃ないし約30℃の範
囲で約1時間ないし約3時間であろう。 アミノ−及びヒドロキシ−保護基はそれ自体は
既知の方法で除かれるが、この保護基の除去につ
いては、すでに上で述べた。 フタルイミド基の場合、アミノ基はヒドラジン
又はメチルアミンのような反応体での処理によつ
て遊離されるが、t−ブチル又はベンジルカルバ
メート基の場合には、アミノ基は酸、例えば塩化
水素ガスでの処理によつて遊離できる。ヒドラジ
ン又はメチルアミン処理の反応条件は、式XI化合
物類の製造について述べた際に論じてある。t−
ブチル又はベンジルカルバメート基の場合、酢酸
のような有機溶媒中の溶液中でカルバメートを塩
化水素ガスと接触できる。普通には、カルバメー
トの当量当り約3〜10当量の塩化水素を、約10℃
ないし約30℃の範囲の温度で約0.5時間ないし約
3時間使用する。 式のある化合物類は式の2′,3′−ヒドロキ
シ保護された5′−アミノ−5′−デオキシアデノシ
ン及び次の一般式 のシアノアルケンからつくることができる。式中 R13は水素又はC1〜C7アルキル基であり、 R3′は、その後除去できる封鎖基でアミノ基が
保護されている以外は式との関連でR3につい
て定義されたとおりである。式及びの上記
反応体を接触させると、対応する5′−(シアノア
ルキル)アミノ−5′−デオキシアデノシン(下の
式を生じ、これを還元すると対応する2′,
3′−ヒドロキシ保護された5′−(アミノアルキル)
アミノ−5′−デオキシアデノシン(下の式
a)を生ずる。2′及び3′ヒドロキシ基、また保護
アミン基があればこれはその後遊離される。反応
順序は次のように表わすことができる。 上の反応順序で、Adはアデニン−9−アルを
表わす。 Ado、及びR3は式との関連で定義されたと
おりである。 R3′は式との関連でR3について定義されたと
おりであるが、但しアミン基はその後除去できる
封鎖基によつてアルキル化に対して保護される。 R9とR10は独立に封鎖基を表わし、一緒には
2′及び3′−ヒドロキシ基の両方を保護する単一封
鎖基を表わす。また R13は水素又はC1〜C7アルキル基を表わす。 式及び化合物類の間の反応は、それ自体
は既知の方法で極性溶媒、例えばアルコール又は
水中で実施できる。適当なアルコールは例えばメ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
−プロパノール及びn−ブタノールである。普通
には式のデオキシアデノシン化合物の当量当り
式シアノアルケン化合物1当量を、約10℃な
いし約50℃の範囲の反応温度で約18時間ないし約
3日間使用する。好ましい態様では、水中の反応
体2モルの溶液を使用する。 式のシアノアルキルアミノデオキシアデノ
シンの還元は、それ自体は既知の方法で水素とラ
ネ−Ni触媒と、アンモニアで飽和させたアルコ
ール溶媒のような温和な還元剤を使用して実施で
きる。アルコールはエタノールが適しており、水
素圧は約10ないし約150気圧、特に約120気圧が用
いられる。反応温度は約100℃ないし約150℃の範
囲で約24ないし約48時間である。 式のある化合物類は式の2′,3′−ヒドロキ
シ保護された5′−アミノ−5′−デオキシアデノシ
ンと次の一般式 のアルケンカルボン酸アルキルエステルとからも
つくることができる。式中 R3′とR13は式との関連で定義されたとおり
であり、また R14はC1〜C10直鎖又は分枝鎖アルキル基であ
る。 式及び化合物類を反応させると、対応す
る5′(アルコキシカルボニルアルキル)アミノ−
5′−デオキシアデノシン(下の式XI)を生ず
る。次にこれを還元すると対応する5′(ヒドロキ
シアルキル)アミノ−5′−デオキシアデノシン
(下の式)を生ずる。ヒドロキシアルキルア
ミノデオキシアデノシンは続いて対応する5′(フ
タルイミドアルキル)−アミノ−5′−デオキシア
デノシン(下の式a)に転化され、これをヒド
ラジン又はメチルアミンのような反応体で処理す
ると、対応する5′(アミノアルキル)アミノ−
5′−デオキシアデノシン(下の式XIa)を生じ、
次にこれから封鎖基を除くと式の望んでいる化
合物を生ずる。反応順序を次のように表わすこと
ができる。 上の反応順序で、Adはアデニン−9−イルを
表わす。 Ado、及びR3は式に関し定義された通りで
ある。 R3′は式との関連でR3について定義されたと
おりであるが、但しアミン基はその後除去できる
封鎖基によつてアルキル化に対して保護されてい
る。 R9及びR10は独立に封鎖基を表わすか、又は一
緒に2′及び3′−の両方のヒドロキシ基を保護する
単一封鎖基を表わす。また R13は水素又はC1〜C7アルキル基を表わす。 式及びの化合物間の反応は、それ自体は
既知の方法で極性溶媒例えばアルコール又は水中
で実施できる。適当なアルコール類は、例えばメ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
−プロパノール及びn−ブタノールである。普通
には、式のデオキシアデノシン化合物の当量当
り1当量の式エステルが、約10℃ないし約50
℃の範囲の反応温度で約18時間ないし約3日間使
用されるよう。好ましい態様では、メタノール中
の反応体3モル溶液が好ましい。 式のアルコキシカルボニルアルキルアミノ
デオキシアデノシンの還元は、それ自体は既知の
方法で、無水非プロトン性有機溶媒中のジアルキ
ルアルミニウムハイドライド、特にジイソブチル
アルミニウムハイドライドのような温和な還元剤
を使用して実施できる。適当な溶媒は例えばエー
テル類、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン及びジグライム;芳香族炭化水素類、例え
ばベンゼン及びトルエン;及び塩素化脂肪族炭化
水素類、例えばジクロロメタン及びクロロホルム
である。普通には、アルコキシカルボニルアルキ
ルアミノデオキシアデノシンの当量当り3〜10当
量のジアルキルアルミニウムハイドライドによ
り、約−80℃ないし約+20℃の範囲の温度で約
1.5時間ないし約3時間反応を行なう。好ましい
態様では、テトラヒドロフラン中約0.25モル濃度
の反応体が存在する。 式のヒドラキシアルキルアミノデオキシア
デノシンの式aのフタルイミドアルキルアミノ
デオキシアデノシンへの転化は、それ自体は既知
の方法でジエチルジアゼンジカルボキシレート及
びトリアルキル−又はトリアリールホスフインの
存在下に無水の非プロトン性溶媒中でフタルイミ
ドとの反応によつて実施できる。反応条件は、式
化合物の製造に言及しているところで上に述べ
たとおりである。 式aのフタルイミドアルキルアミノデオキシ
アデノシンは、それ自体は既知の方法で極性有機
溶媒中のヒドラジン又はメチルアミンのような反
応体での処理によつて式XIaの対応する2′,3′−
ヒドロキシ保護された−5′−(アミノアルキル)
アミノ−5′−デオキシアデノシンへ転化できる。
反応条件は式XI化合物類の製造に言及していると
ころで上に述べたとおりである。式XIaの生成物
は続いてそれぞれの封鎖基の除去により保護アミ
ノ及びヒドロキシ基を遊離するための処理を受け
る。この除去については、式a化合物の式XI化
合物からの製造に言及した後に述べた。 式のヒドロキシアルキルアミノ−5′−デオキ
シアデノシンは、それ自体既知の方法で式の
2′,3′−ヒドロキシ保護されたアミノデオキシア
デノシンを次の式XIのアルデヒド又はケトンと
接触させ、続いて生ずる次式XIIのアゾメチンデ
オキシアデノシンをそれ自体既知の方法で還元す
ることによつて得られる。反応順序は次のように
表わせる。 上の反応順序でAdはアデニン−9−イルを表
わす。 R2は式との関連で定義されたとおりである。 R3′は式との関連でR3について定義されたと
おりであるが、但しアミン基はその後除去できる
封鎖基によつてアルキル化に対して保護されてい
る。また R9とR10は独立に封鎖基を表わすか、又は一緒
に両方の2′及び3′−ヒドロキシ基を保護する単一
封鎖基を表わす。 式及びXI化合物の間の反応は、式及びXII
aの化合物類の反応について上に述べた反応条件
を使用してそれ自体は既知の方法で実施できる。
同様に、式XII化合物の還元は、式化合物の
還元について上に述べた反応条件を使用してそれ
自体は既知の方法で実施できる。式a化合物
は、式化合物を式a化合物へ転化するのに
用いられる同じ手順によつて、式a化合物へ転
化できる。 以上の方法によつてつくられる化合物類は、そ
のままの形で又はその酸付加塩として単離でき
る。酸付加塩類は適当な酸との製薬学的に受入れ
られる無毒の付加塩であるのが好ましく、例とし
ては無機酸例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
又は燐酸によるものの、又は有機カルボン酸、例
ばグリコール酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイ
ン酸、りんご酸、酒石酸、くえん酸、サリチル
酸、O−アセチロキシ安息香酸、ニコチン酸又は
イソニコチン酸、又は有機スルホン酸、例えばメ
タンスルホン酸、エタンスルホン酸、2−ヒドロ
キシエタンスルホン酸、トルエン−p−スルホン
酸、又はナフタリン−2−スルホン酸のような有
機酸によるものである。薬学的に受入れられる酸
付加塩とは別に、他の塩類、例えばピクリン酸や
修酸によるものなども酸付加塩の範囲に含まれ
る。これらは化合物類の精製又はその他の、例え
ば薬学的に受入れられる酸付加塩類の製造におけ
る中間体として役立ち、或は塩基の確認又は特性
化に有用である。 生ずる酸付加塩は、既知方法によつて遊離化合
物又は他の酸付加塩へ転化できる。 本発明は次の非限定的な実施例において例示さ
れている。 実施例 1 5′−N−〔6−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)ヘキシル〕アミノ−5′−デオキシアデノシ
ン (a) t−ブチル−(6−ヒドロキシヘキシル)カ
ルバメート HO・(CH26・NH・CO2C(CH33 クロロホルム6ml中の6−アミノ−1−ヘキ
サノール(3.51g、0.03モル)の溶液を炭酸水
素カリウム(水6ml中3g)及びジ−t−ブチ
ル−ジカーボネート(6.55g、0.03モル)で14
時間、室温で処理する。水5mlを加えてから、
t−ブチル−(6−ヒドロキシヘキシル)カル
バメートをクロロホルム(5.88g、80%)によ
り反応混合物から抽出する。 (b) t−ブチル−(5−ホルミルペンチル)カル
バメート H・CO(CH25・NH・CO2C(CH33 ジクロム酸ピリジニウム(13.5g、0.036モ
ル)をジクロロメタン40ml中のt−ブチル−
(6−ヒドロキシヘキシル)カルバメート
(5.88g、24ミリモル)の溶液に加える。24時
間かきまぜてから、反応混合物をジエチルエー
テル/ペンタン(1:1)で希釈し、フロリシ
ルに通してろ過し、濃縮するとt−ブチル−
(5−ホルミルペンチル)カルバメート(4.13
g、80%)を生ずる。 (c) t−ブチル−(7−シアノ−ヘプテン−6−
イル)カルバメート NC・CH=CH(CH25NHCO2C(CH33 水素化ナトリウム(油中50%懸濁液、1.2g、
0.025モル)を乾燥1,2−ジメトキシエタン
100ml中に入れる。スラリーを20℃に冷却し、
ジエチルシアノメチルホスホネート(4.43g、
0.025モル)をかきまぜながら滴加する。添加
後、ガス発生がやむまで溶液を室温で1時間か
きまぜる。25℃より低温に保持された黄色溶液
にt−ブチル(5−ホルミルペンチル)カルバ
メート(5.38g、0.025モル)を滴加する。溶
液を室温で1時間かきまぜ、0.5時間還流させ
る。大過剰の水を加え、生成物t−ブチル−
(7−シアノヘプテン−6−イル)カルバメー
ト(3.63g、61%)をエーテルで抽出する。 (d) 5′−フタルイミド−2′,3′−(1−メチルエチ
リデン)−5′−デオキシアデノシン テトラヒドロフラン(50ml、水素化アルミニ
ウムリチウムから蒸留)中における2′,3′−
(1−メチルエチリデン)−アデノシン(5.5g、
0.018モル)、トリフエニルホスフイン(4.7g、
0.018モル)及びフタルイミド(2.65g、0.018
モル)の混合物に、窒素下に室温で徐々にジエ
チルジアゼンジカルボキシレート(3.15g、
0.018モル)を加える。5〜10分後、オレンジ
色溶液から無色固体が沈殿する。室温で2時間
後、混合物をろ過し、得られた固体をジエチル
エーテル50mlで3回洗うと、5′−(フタルイミ
ド)−2′,3′−(1−メチルエチリデン)−5′−デ
オキシアデノシン(6.3g、80%)を生ずる。 (e) 5′−アミノ−2′,3′−(1−メチルエチリデ
ン)−5′−デオキシアデノシン エタノール1.3中の5′−(フタルイミド)−
2′,3′−(1−メチルエチリデン)−5′−デオキ
シアデノシン(5.23g、0.013モル)の溶液と
ヒドラジン水和物(9g、0.189モル)を18時
間還流させ、次に室温に冷却する。生ずる沈殿
物をろ別し、有機層を減圧下に濃縮すると白色
固体を生ずる。これを水150mlに溶解し、次に
PH4まで酢酸を加えると沈殿物を生じ、これを
ろ過によつて除去する。ろ液を50mlに濃縮し、
水酸化ナトリウム(水中1N)の添加によりPH
11まで塩基性にし、クロロホルム50mlで5回抽
出する。有機層をNa2SO4上で乾燥し真空中で
除去すると、5′−アミノ−2′,3′−(1−メチル
エチリデン)−5′−デオキシアデノシン(3.71
g、93%)を生ずる。 (f) 5′−N−〔6−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)ヘキシル〕アミノ−5′−デオキシアデノシ
ン、【式】 メタノール5ml中の5′−アミノ−2′,3′−(1
−メチルエチリデン)−5′−デオキシアデノシ
ン(4.6g、0.015モル)とt−ブチル−(7−
シアノ−ヘプテン−6−イル)カルバメート
(3.57g、0.015モル)の溶液を暗黒の室温で18
時間かきまぜる。真空下にメタノールの除去
後、油状残留物が得られる。残留物をアンモニ
アで飽和させた無水アルコール30ml中に溶解
し、ラネーNi触媒を加える。120℃及び120気
圧の圧力容器内で24時間水素添加後、反応混合
物をろ過し、真空下に濃縮すると、黄色の油を
生ずる。油状残留物の水溶液をイオン交換樹脂
ダウエツクス50、NH4 +型、に適用する。水1
、0.1N NH4OH1及び1N NH4OH500ml
でよく洗つてから、6N NH4OH1により樹
脂から生成物を溶離する。生成物を含有するフ
ラクシヨンの凍結乾燥によつて白色フオームが
得られ、これを1N HCl50mlに溶解する。10時
間後、溶液をジエチルエーテルで抽出し、凍結
乾燥すると、白色残留物を生じ、次にこれをメ
タノールから再結晶させると、5′−N−〔6−
アミノ−1−(2−アミノエチル)ヘキシル〕
アミノ−5′−デオキシアデノシン二塩酸塩を生
ずる。二塩酸塩の水溶液をダウエツクス1
(OH-型)の添加によつて塩基性にし、生ずる
混合物をろ過して凍結乾燥すると、対応する遊
離塩基を生ずる。 実施例 2 段階(a)で6−アミノ−1−ヘキサノールの代わ
りに各々アミノアルカノール0.03モルを使用し
て、実施例1の手順をくり返すと、次のアミノア
ルキルアミノデオキシアデノシン類を生ずる。 5′−N−(2−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)エチル)アミノ−5′−デオキシアデノシン
(アミノアルカノール=2−アミノ−1−エタノ
ール) 5′−N−(3−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)プロピル)アミノ−5′−デオキシアデノシン
(アミノアルカノール=3−アミノ−1−プロパ
ノール) 5′−N−(4−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)ブチル)アミノ−5′−デオキシアデノシン
(アミノアルカノール=4−アミノ−1−ブタノ
ール) 5′−N−(5−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)ペンチル)アミノ−5′−アデノシン(アミノ
アルカノール=5−アミノ−1−ペンタノール) 5′−N−(7−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)ヘプチル)アミノ−5′−アデノシン(アミノ
アルカノール=7−アミノ−1−ペプタノール) 5′−N−(8−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)オクチル)アミノ−5′−アデノシン(アミノ
アルカノール=8−アミノ−1−オクタノール) 5′−N−(9−アミノ−1−(2−アミノエチ
ル)ノニル)アミノ−5′−アデノシン(アミノア
ルカノール=9−アミノ−1−ノナノール) 薬学組成物に関する以下の実施例で、用語「活
性化合物」は化合物5′−N−(6−アミノ−1−
(2−アミノエチル)ヘキシル)アミノ−5′−デ
オキシアデノシンを指すのに用いられる。この化
合物はこれらの組成物中で本発明のその他任意の
化合物で、例えば実施例2で言及された任意のも
ので代用することができる。この技術で周知のと
おり、薬物の活性度に応じて薬物量の調整が必要
ないし望ましい。 実施例 3 固いゼラチンカプセル用の例示的な組成物は以
下のとおりである。 (a) 活性化合物 20mg (b) 滑石 5mg (c) 乳糖 90mg (a)と(b)の乾燥粉末を目の細かいふるいにかけ
て、これらをよく混合することによつて処方剤が
つくられる。次にカプセル当り115mgの正味充填
量で固いゼラチンカプセルに粉末を詰める。 実施例 4 錠剤用の例示的な組成物は次のとおりである。 (a) 活性化合物 20mg (b) 殿粉 43mg (c) 乳糖 45mg (d) ステアリン酸マグネシウム 2mg 殿粉の一部及び化合物(a)を乳糖と混合し、殿粉
糊で造粒した粒剤を乾燥し、ふるいにかけ、ステ
アリン酸マグネシウムと混合する。混合物を1錠
当り110mgの錠剤に圧縮する。 実施例 5 注射できる懸濁液用の組成物は、筋肉内注射用
の次の1mlアンプルである。 重量% (a) 活性化合物 1.0 (b) ポリビニルピロリドン 0.5 (c) レシチン 0.25 (d) 注射用水 100.0 材料(a)〜(d)を混合して均質化し、1mlアンプル
に詰めて封入し、121℃で20分オートクレーブ処
理する。各々のアンプルはml当り10mgの新規化合
物(a)を含有する。 実施例 6 坐薬当りmg 活性化合物 50 テオブロマ油 950 薬物を粉末化し、B.S.100番のふるいにかけ、
45℃で溶融テオブロマ油ですり砕くと、滑らかな
懸濁液を生ずる。混合物をよくかきまぜ、それぞ
れ公称1G容量の金型へ注ぐと坐薬がつくられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中、Adoは5′−デオキシアデノシン−5′−イ
    ルであり、R2はC1〜C8アルキレンを表わし、R4
    はC1〜C8アルキレンを表わす] の5′−N−(アミノアルキル)アミノ−5′−デオ
    キシアデノシン又は製薬上受け入れられるその酸
    付加塩。
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