JPH0132879B2 - - Google Patents
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- JPH0132879B2 JPH0132879B2 JP57149902A JP14990282A JPH0132879B2 JP H0132879 B2 JPH0132879 B2 JP H0132879B2 JP 57149902 A JP57149902 A JP 57149902A JP 14990282 A JP14990282 A JP 14990282A JP H0132879 B2 JPH0132879 B2 JP H0132879B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flavor
- parts
- fragrance
- additive
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- Prior art date
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- Expired
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- Dairy Products (AREA)
- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は香料組成物に関するものであり、特に
ω−アルケニルメチルケトンを含有する香料組成
物に関するものである。 近年、嗜好の多様化、高級化に伴い、食品、香
粧品等の分野において果実様香気、特にトロピカ
ルフルーツ様香気を有する香料の需要が増大して
いる。 かかる実情に鑑み、本発明者等はトロピカルフ
ルーツ様香気を有する新規合成香料を開発すべく
鋭意検討した結果、ここに効果の顕著な本発明に
到達した。 即ち本発明は、一般式() CH2=CH(CH2)oCH2COCH3 ………() (式中nは5から10までの整数を表わす)で示さ
れるω−アルケニルメチルケトンを含有すること
を特徴とする香料組成物を提供するものである。 一般式()で示されるω−アルケニルメチル
ケトンは、マンゴー、グアバ等のトロピカルフル
ーツやメロン等の果肉感を想起させる新鮮で穏や
かなグリーンノートとマイルドな甘さを有し、更
に、ジヤスミン、ホツプ等の花様の芳香をも有
し、且つ持続性に優れているという特徴を有し、
これを有効成分として含む香料組成物は著しく優
れた芳香あるいは香味特性を示し、持続性にも優
れているため、多くの用途に香料として利用しう
る。 一般式()で示される化合物としては、9−
デセン−2−オン、10−ウンデセン−2−オン、
11−ドデセン−2−オン、12−トリデセン−2−
オン、13−テトラデセン−2−オン及び14−ペン
タデセン−2−オンがある。これらの化合物の多
くは、例えばBull.Soc.Chim.Fr.、(3)、1072
(1972)にみられるように、公知だが、勿論、そ
れらの芳香あるいは香味特性が香料用途への使用
を示唆した従来例はない。 尚、一般式()で示される化合物に比較的近
似する化合物のうち、8−ノネン−2−オンが食
品に乳製品様の香味を賦与することは既に知られ
ているが、その官能的特性は乳製品様の香味に限
られていると共に、持続性即ち保留性が十分でな
いために実用上問題がある。 本発明において、一般式()で示されるω−
アルケニルメチルケトンは一種又は二種以上を
種々の香料組成物に添加配合して用いられる。例
えば、陰料、冷菓、デザート類、菓子、乳油製品
等に用いられる食品用香料組成物、香水、コロ
ン、ポマード、ヘアトニツク、化粧水、クリー
ム、乳液、石けん、シヤンプー、リンス、洗剤等
に用いられる香粧品用香料組成物、室内芳香族
剤、脱臭剤、エアゾール、クリーナー類に用いら
れる工業用香料組成物、保健・衛生・医薬用香料
組成物、歯磨用香料組成物、煙草用香料組成物、
飼料香料組成物等に添加配合され、それらの官能
的特性を顕著に向上させることができる。 当該化合物を香料組成物に添加配合する場合、
有効な官能的効果を得るためには、その目的及び
添加しようとしている香料組成物の種類によつて
異なるが、一般には、全体の0.001〜20重量%の
範囲で添加するのが好ましい。このように僅かな
添加量でも添加された香料組成物の官能的特性を
著しく改善、強化及び変調することができる。 当該化合物を、食品用の香料組成物に添加配合
すると、まろやかでコクのある風味を強調するこ
とができる。例えば、マンゴー、グアバ、メロン
等のフルーツ系の香料組成物に使用すると、マイ
ルドな甘さと新鮮な青さが引き立ち、天然のみず
みずしさが倍加され、好ましい結果が得られる。
乳製品系の香料組成物に使用すると、ソフトでコ
クのある風味が得られる。また、当該化合物は、
食品用香料組成物に限らず、香粧品用香料組成物
に用いても、ソフトな甘さと個性的なグリーンノ
ートを賦与し、まろやかでコクのある香調を醸し
出す。特にこの効果は、ジヤスミン及びチユベロ
ーズ様の芳香を有す香料組成物で顕著である。ま
た更に、当該化合物は、煙草用の香料組成物に用
いると、煙草らしい香喫味が助長され、特に喫煙
時の煙のきめが細かくなり、マイルドな甘い香喫
味が得られる。 本発明で用いられる一般式()で示されるω
−アルケニルメチルケトンは、適宜公知の方法で
製造されうる。本発明者等は、Tettrahedron
Letters(1)、129(1966)の方法に従い、メチルビ
ニルケトンとα−ハロゲン化−ω−アルケンのグ
リニヤー試薬との1,4−付加反応を利用し、当
該化合物であるω−アルケニルメチルケトンを得
た。例えば、9−デセン−2−オンはTHF溶媒
中、塩化第1銅触媒下、−10℃でメチルビニルケ
トンと5−ヘキセニルマグネシウムブロマイドを
反応せしめ、収率57%で純品を得た。 以下に実施例を掲げて本発明を詳しく説明する
が、これにより本発明は制限されるものではな
い。 実施例 1 以下に示す組成によりメロン香料を調合した。 重量部 エチルブチレート 7 イソアミルアセテート 18 2−メチル酪酸 2 ヘキシルアセテート 2 エチルアセテート 10 メチルフエニルグリシデート 4 エチルマルトール 15 ヘリオトロピン 2 ワニリン 5 メチル2−ノネノエート 11 プロピルアセテート 4 メチルヘプテノン10%(プロピレングリコール
中) 2 エチルプロピオネート 3 エチルレブリネート 14 レモン油 1プロピレングリコール 895 995 上記の組成物995部に、5部の9−デセン−2
−オンを添加し、添加品と無添加品について10名
の専門パネルにより官能試験を行つたところ、全
員一致して、添加品はマイルドな甘さと新鮮でみ
ずみずしいメロン特有の青さが引き立ち、天然性
が向上したとして良しとした。 実施例 2 以下に示す組成によりマンゴー香料を調合し
た。 重量部 ヘキサノール 6 エチル2−メチルブチレート 2 エチルカプロエート 5 シス−3−ヘキセノール 18 ゲラニルアセテート 1 γ−デカラクトン 4 ネロール 4 アリルカプロエート 8 エチルレブリネート 7 アセトイン 2 カプロン酸 5 メチルβ−メチルチオプロピオネート 5 スチラリルアセテート 20 エチルブチレート 3 ヘキシルアセテート 3 シス−3−ヘキセニルアセテート 6 ワニリン 1プロピレングリコール 885 985 上記の組成物985部に、15部の14−ペンタデセ
ン−2−オンを添加し、添加品と無添加品につい
て、10名の専門パネルにより官能試験を行つたと
ころ、9名が、添加品は化学合成品的な荒荒しさ
が緩和されマンゴーの果肉感が良く出ているとし
て良しとした。 実施例 3 以下に示す組成によりバター香料を調合した。 重量部 アセトイン 15 2−ノナノン 10 2−ウンデカノン 4 2−ヘプタノン 4 ジアセチル 7 酪 酸 40 カプロン酸 18 ジメチルサルフアイド10%(精製植物油中) 2 δ−デカラクトン 10 δ−ウンデカラクトン 5 δ−ドデカラクトン 35 “ミルクラクトン” 5 カプリル酸 25 カプリン酸 6 イソバレルアルデヒド 1精製植物油 806 993 上記の組成物993部に、7部の12−トリデセン
−2−オンを添加し、添加品と無添加品につい
て、10名の専門パネルにより官能試験を行つたと
ころ、9名が、添加品がまろやかでコクのある風
味が強く感じられ且つその風味の持続性が優れて
いるとして良しとした。 実施例 4 以下に示す組成によりジヤスミン香料を調合し
た。 重量部 リナロール 80 ベンジルアセテート 300 ベンジルアルコール 50 ヘキシルベンゾエート 70 ヘデイオン 150 イソフイトール 50 ヘキシルシンナミツクアルデヒド 70 インドール10%(トリエチルシトレート中) 30 ベンジルベンゾエート 50 ベンゾインシヤム 30 イランイラン油 30ベンジルサリシレート 80 990 上記の組成物990部に、10部の11−ドデセン−
2−オンを添加し、添加品と無添加品について、
10名の専門パネルにより官能試験を行つたとこ
ろ、全員が、添加品はよりソフトで天然的な個性
と強さがあるとして良しとした。 実施例 5 以下に示す組成によりチユベローズベースを調
整した。 重量部 リナロール 70 リナリルアセテート 10 メチルベンゾエート 50 ベンジルアセテート 100 メチルアンスラニレート 40 ベンジルベンゾエート 100 ベンジルサリシレート 100 メチルサリシレート 10 ジヤスミナール 100 γ−ノナラクトン 50 オイゲノール 20トリエチルシトレート 330 980 上記の組成物980部に、20部の10−ウンデセン
−2−オンを添加し、添加品と無添加品につい
て、10名の専門パネルにより官能試験を行つたと
ころ、全員一致して、添加品は荒荒しい感じがソ
フトになり、マイルドでクリーミーな甘さが増
し、より天然性の魅力ある香調を有しているとし
て良しとした。 実施例 6 以下に示す組成物により煙草用香料を調合し
た。 重量部 ラム酒(50゜) 450 エチルオレエート 10 エチルステアレート 10 マルトール 5 アニソール 3 コーヒーエキス 30 紅茶エキス 20 セントジヨーンズブレツドアルコール抽出物 210 ベラトラムアルデヒド 10 フエンネル油 1 δ−デカラクトン 0.1 95%エタノール 100水 150.4 999.5 上記の組成物999.5部に0.5部の13−テトラデセ
ン−2−オンを添加し、添加品と無添加品をそれ
ぞれ市販の煙草の刻またはフイルターに0.01ない
し1.0重量%注入し、10名の専門パネラーにより
官能試験を行つたところ、全員が一致して添加品
は煙草らしい香喫味が助長され、特に喫煙時の煙
のきめ細かくなり、マイルドな甘い香喫味が得ら
れたとして良しとした。ω−アルケニルメチルケ
トンの炭素数の違いによる各種用途での香気特性
を評価しその結果を表1に示す。尚評価は次のよ
うにして行つた。 トロピカルフルーツ香料:実施例2に示すマン
ゴー香料の組成物985部に15部のω−アルケニル
メチルケトン(n=3〜10)を添加した組成物を
1ppmを含む水溶液を調製して陰用による香味テ
ストを行い、持続性以外の香気動特性を評価し
た。持続性テストについては勾い紙(巾5mm×長
さ10cm)の先端1cmまでω−アルケニルメチルケ
トンを添加した前記組成物を付着させ室温、開放
系で一日放置後、その香気強度を評価した。評価
結果は10名の専門パネラーによつて行つた。各香
気特性がよく現われているとした場合は〇印で、
またよく現われているとはいえない場合は△印で
表わした。持続性は香気が当初とほとんど変わら
ない場合は〇印で、低下を認めた場合は△印で表
わした。他の評価項目も〇印は特徴がよく出てい
ることを示し、△印はそうでないことを示してい
る。 バター香料:実施例3に示すバター香料組成物
993部に7部のω−アルケニルメチルケトン(n
=3〜10)を添加した組成物1ppmを含む水溶液
を調製して飲用による香味テストを行つた。評価
結果を示す記号の意味は前記トロピカルフルーツ
香料と同様である。 ジヤスミン香料:実施例4に示すジヤスミン香
料組成物990部に10部のω−アルケニルメチルケ
トン(n=3〜10)を添加した組成物1ppmを含
む水溶液を調製して飲用による香味テストを行
い、香気特性を評価した。評価結果を示す記号の
意味は前記トロピカルフルーツ香料、バター香料
と同様である。 チユベローズ香料:実施例5に示すチユベロー
ズベース香料組成物980部に10部のω−アルケニ
ルメチルケトン(n=3〜10)を添加した組成物
1ppmを含む水溶液を調製して飲用による香味テ
ストを行い、香気特性を評価した。評価結果を示
す記号の意味は前記トロピカルフルーツ香料、バ
ター香料と同様である。 煙草用香料:実施例6に示す煙草用香料組成物
999.5部に0.5部のω−アルケニルメチルケトンを
添加し、市販の煙草の刻またはフイルターに1.0
重量%注入し10名の専門パネラーにより喫煙時の
香喫味テストを行い、官能評価を行つた。評価結
果を示す記号の意味は前記トロピカルフルーツ香
料、バター香料と同様である。 【表】
ω−アルケニルメチルケトンを含有する香料組成
物に関するものである。 近年、嗜好の多様化、高級化に伴い、食品、香
粧品等の分野において果実様香気、特にトロピカ
ルフルーツ様香気を有する香料の需要が増大して
いる。 かかる実情に鑑み、本発明者等はトロピカルフ
ルーツ様香気を有する新規合成香料を開発すべく
鋭意検討した結果、ここに効果の顕著な本発明に
到達した。 即ち本発明は、一般式() CH2=CH(CH2)oCH2COCH3 ………() (式中nは5から10までの整数を表わす)で示さ
れるω−アルケニルメチルケトンを含有すること
を特徴とする香料組成物を提供するものである。 一般式()で示されるω−アルケニルメチル
ケトンは、マンゴー、グアバ等のトロピカルフル
ーツやメロン等の果肉感を想起させる新鮮で穏や
かなグリーンノートとマイルドな甘さを有し、更
に、ジヤスミン、ホツプ等の花様の芳香をも有
し、且つ持続性に優れているという特徴を有し、
これを有効成分として含む香料組成物は著しく優
れた芳香あるいは香味特性を示し、持続性にも優
れているため、多くの用途に香料として利用しう
る。 一般式()で示される化合物としては、9−
デセン−2−オン、10−ウンデセン−2−オン、
11−ドデセン−2−オン、12−トリデセン−2−
オン、13−テトラデセン−2−オン及び14−ペン
タデセン−2−オンがある。これらの化合物の多
くは、例えばBull.Soc.Chim.Fr.、(3)、1072
(1972)にみられるように、公知だが、勿論、そ
れらの芳香あるいは香味特性が香料用途への使用
を示唆した従来例はない。 尚、一般式()で示される化合物に比較的近
似する化合物のうち、8−ノネン−2−オンが食
品に乳製品様の香味を賦与することは既に知られ
ているが、その官能的特性は乳製品様の香味に限
られていると共に、持続性即ち保留性が十分でな
いために実用上問題がある。 本発明において、一般式()で示されるω−
アルケニルメチルケトンは一種又は二種以上を
種々の香料組成物に添加配合して用いられる。例
えば、陰料、冷菓、デザート類、菓子、乳油製品
等に用いられる食品用香料組成物、香水、コロ
ン、ポマード、ヘアトニツク、化粧水、クリー
ム、乳液、石けん、シヤンプー、リンス、洗剤等
に用いられる香粧品用香料組成物、室内芳香族
剤、脱臭剤、エアゾール、クリーナー類に用いら
れる工業用香料組成物、保健・衛生・医薬用香料
組成物、歯磨用香料組成物、煙草用香料組成物、
飼料香料組成物等に添加配合され、それらの官能
的特性を顕著に向上させることができる。 当該化合物を香料組成物に添加配合する場合、
有効な官能的効果を得るためには、その目的及び
添加しようとしている香料組成物の種類によつて
異なるが、一般には、全体の0.001〜20重量%の
範囲で添加するのが好ましい。このように僅かな
添加量でも添加された香料組成物の官能的特性を
著しく改善、強化及び変調することができる。 当該化合物を、食品用の香料組成物に添加配合
すると、まろやかでコクのある風味を強調するこ
とができる。例えば、マンゴー、グアバ、メロン
等のフルーツ系の香料組成物に使用すると、マイ
ルドな甘さと新鮮な青さが引き立ち、天然のみず
みずしさが倍加され、好ましい結果が得られる。
乳製品系の香料組成物に使用すると、ソフトでコ
クのある風味が得られる。また、当該化合物は、
食品用香料組成物に限らず、香粧品用香料組成物
に用いても、ソフトな甘さと個性的なグリーンノ
ートを賦与し、まろやかでコクのある香調を醸し
出す。特にこの効果は、ジヤスミン及びチユベロ
ーズ様の芳香を有す香料組成物で顕著である。ま
た更に、当該化合物は、煙草用の香料組成物に用
いると、煙草らしい香喫味が助長され、特に喫煙
時の煙のきめが細かくなり、マイルドな甘い香喫
味が得られる。 本発明で用いられる一般式()で示されるω
−アルケニルメチルケトンは、適宜公知の方法で
製造されうる。本発明者等は、Tettrahedron
Letters(1)、129(1966)の方法に従い、メチルビ
ニルケトンとα−ハロゲン化−ω−アルケンのグ
リニヤー試薬との1,4−付加反応を利用し、当
該化合物であるω−アルケニルメチルケトンを得
た。例えば、9−デセン−2−オンはTHF溶媒
中、塩化第1銅触媒下、−10℃でメチルビニルケ
トンと5−ヘキセニルマグネシウムブロマイドを
反応せしめ、収率57%で純品を得た。 以下に実施例を掲げて本発明を詳しく説明する
が、これにより本発明は制限されるものではな
い。 実施例 1 以下に示す組成によりメロン香料を調合した。 重量部 エチルブチレート 7 イソアミルアセテート 18 2−メチル酪酸 2 ヘキシルアセテート 2 エチルアセテート 10 メチルフエニルグリシデート 4 エチルマルトール 15 ヘリオトロピン 2 ワニリン 5 メチル2−ノネノエート 11 プロピルアセテート 4 メチルヘプテノン10%(プロピレングリコール
中) 2 エチルプロピオネート 3 エチルレブリネート 14 レモン油 1プロピレングリコール 895 995 上記の組成物995部に、5部の9−デセン−2
−オンを添加し、添加品と無添加品について10名
の専門パネルにより官能試験を行つたところ、全
員一致して、添加品はマイルドな甘さと新鮮でみ
ずみずしいメロン特有の青さが引き立ち、天然性
が向上したとして良しとした。 実施例 2 以下に示す組成によりマンゴー香料を調合し
た。 重量部 ヘキサノール 6 エチル2−メチルブチレート 2 エチルカプロエート 5 シス−3−ヘキセノール 18 ゲラニルアセテート 1 γ−デカラクトン 4 ネロール 4 アリルカプロエート 8 エチルレブリネート 7 アセトイン 2 カプロン酸 5 メチルβ−メチルチオプロピオネート 5 スチラリルアセテート 20 エチルブチレート 3 ヘキシルアセテート 3 シス−3−ヘキセニルアセテート 6 ワニリン 1プロピレングリコール 885 985 上記の組成物985部に、15部の14−ペンタデセ
ン−2−オンを添加し、添加品と無添加品につい
て、10名の専門パネルにより官能試験を行つたと
ころ、9名が、添加品は化学合成品的な荒荒しさ
が緩和されマンゴーの果肉感が良く出ているとし
て良しとした。 実施例 3 以下に示す組成によりバター香料を調合した。 重量部 アセトイン 15 2−ノナノン 10 2−ウンデカノン 4 2−ヘプタノン 4 ジアセチル 7 酪 酸 40 カプロン酸 18 ジメチルサルフアイド10%(精製植物油中) 2 δ−デカラクトン 10 δ−ウンデカラクトン 5 δ−ドデカラクトン 35 “ミルクラクトン” 5 カプリル酸 25 カプリン酸 6 イソバレルアルデヒド 1精製植物油 806 993 上記の組成物993部に、7部の12−トリデセン
−2−オンを添加し、添加品と無添加品につい
て、10名の専門パネルにより官能試験を行つたと
ころ、9名が、添加品がまろやかでコクのある風
味が強く感じられ且つその風味の持続性が優れて
いるとして良しとした。 実施例 4 以下に示す組成によりジヤスミン香料を調合し
た。 重量部 リナロール 80 ベンジルアセテート 300 ベンジルアルコール 50 ヘキシルベンゾエート 70 ヘデイオン 150 イソフイトール 50 ヘキシルシンナミツクアルデヒド 70 インドール10%(トリエチルシトレート中) 30 ベンジルベンゾエート 50 ベンゾインシヤム 30 イランイラン油 30ベンジルサリシレート 80 990 上記の組成物990部に、10部の11−ドデセン−
2−オンを添加し、添加品と無添加品について、
10名の専門パネルにより官能試験を行つたとこ
ろ、全員が、添加品はよりソフトで天然的な個性
と強さがあるとして良しとした。 実施例 5 以下に示す組成によりチユベローズベースを調
整した。 重量部 リナロール 70 リナリルアセテート 10 メチルベンゾエート 50 ベンジルアセテート 100 メチルアンスラニレート 40 ベンジルベンゾエート 100 ベンジルサリシレート 100 メチルサリシレート 10 ジヤスミナール 100 γ−ノナラクトン 50 オイゲノール 20トリエチルシトレート 330 980 上記の組成物980部に、20部の10−ウンデセン
−2−オンを添加し、添加品と無添加品につい
て、10名の専門パネルにより官能試験を行つたと
ころ、全員一致して、添加品は荒荒しい感じがソ
フトになり、マイルドでクリーミーな甘さが増
し、より天然性の魅力ある香調を有しているとし
て良しとした。 実施例 6 以下に示す組成物により煙草用香料を調合し
た。 重量部 ラム酒(50゜) 450 エチルオレエート 10 エチルステアレート 10 マルトール 5 アニソール 3 コーヒーエキス 30 紅茶エキス 20 セントジヨーンズブレツドアルコール抽出物 210 ベラトラムアルデヒド 10 フエンネル油 1 δ−デカラクトン 0.1 95%エタノール 100水 150.4 999.5 上記の組成物999.5部に0.5部の13−テトラデセ
ン−2−オンを添加し、添加品と無添加品をそれ
ぞれ市販の煙草の刻またはフイルターに0.01ない
し1.0重量%注入し、10名の専門パネラーにより
官能試験を行つたところ、全員が一致して添加品
は煙草らしい香喫味が助長され、特に喫煙時の煙
のきめ細かくなり、マイルドな甘い香喫味が得ら
れたとして良しとした。ω−アルケニルメチルケ
トンの炭素数の違いによる各種用途での香気特性
を評価しその結果を表1に示す。尚評価は次のよ
うにして行つた。 トロピカルフルーツ香料:実施例2に示すマン
ゴー香料の組成物985部に15部のω−アルケニル
メチルケトン(n=3〜10)を添加した組成物を
1ppmを含む水溶液を調製して陰用による香味テ
ストを行い、持続性以外の香気動特性を評価し
た。持続性テストについては勾い紙(巾5mm×長
さ10cm)の先端1cmまでω−アルケニルメチルケ
トンを添加した前記組成物を付着させ室温、開放
系で一日放置後、その香気強度を評価した。評価
結果は10名の専門パネラーによつて行つた。各香
気特性がよく現われているとした場合は〇印で、
またよく現われているとはいえない場合は△印で
表わした。持続性は香気が当初とほとんど変わら
ない場合は〇印で、低下を認めた場合は△印で表
わした。他の評価項目も〇印は特徴がよく出てい
ることを示し、△印はそうでないことを示してい
る。 バター香料:実施例3に示すバター香料組成物
993部に7部のω−アルケニルメチルケトン(n
=3〜10)を添加した組成物1ppmを含む水溶液
を調製して飲用による香味テストを行つた。評価
結果を示す記号の意味は前記トロピカルフルーツ
香料と同様である。 ジヤスミン香料:実施例4に示すジヤスミン香
料組成物990部に10部のω−アルケニルメチルケ
トン(n=3〜10)を添加した組成物1ppmを含
む水溶液を調製して飲用による香味テストを行
い、香気特性を評価した。評価結果を示す記号の
意味は前記トロピカルフルーツ香料、バター香料
と同様である。 チユベローズ香料:実施例5に示すチユベロー
ズベース香料組成物980部に10部のω−アルケニ
ルメチルケトン(n=3〜10)を添加した組成物
1ppmを含む水溶液を調製して飲用による香味テ
ストを行い、香気特性を評価した。評価結果を示
す記号の意味は前記トロピカルフルーツ香料、バ
ター香料と同様である。 煙草用香料:実施例6に示す煙草用香料組成物
999.5部に0.5部のω−アルケニルメチルケトンを
添加し、市販の煙草の刻またはフイルターに1.0
重量%注入し10名の専門パネラーにより喫煙時の
香喫味テストを行い、官能評価を行つた。評価結
果を示す記号の意味は前記トロピカルフルーツ香
料、バター香料と同様である。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() CH2=CH(CH2)oCH2COCH3 ………() (式中nは5から10までの整数を表わす)で示さ
れるω−アルケニルメチルケトンを含有すること
を特徴とする香料組成物。 2 該ω−アルケニルケトンの含有量が0.001〜
20重量%である特許請求の範囲第1項記載の香料
組成物。 3 香粧品用途に用いられる特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の香料組成物。 4 食品用途に用いられる特許請求の範囲第1項
又は第2項記載の香料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57149902A JPS5939822A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | ω−アルケニルメチルケトンを含有する香料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57149902A JPS5939822A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | ω−アルケニルメチルケトンを含有する香料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939822A JPS5939822A (ja) | 1984-03-05 |
| JPH0132879B2 true JPH0132879B2 (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=15485097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57149902A Granted JPS5939822A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | ω−アルケニルメチルケトンを含有する香料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939822A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2931839B1 (fr) * | 2008-06-03 | 2011-07-15 | Mane Fils V | Procede de production de la 9-decen-2-one naturelle par bioconversion de l'acide undecylenique a l'aide d'une moisissure et utilisation en parfumerie et aromatique alimentaire |
| CN103005700B (zh) * | 2012-12-19 | 2014-10-22 | 云南瑞升烟草技术(集团)有限公司 | 番石榴香精 |
| CN107441029A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-12-08 | 闵祥梅 | 石榴花保健香水及其制备方法 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP57149902A patent/JPS5939822A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939822A (ja) | 1984-03-05 |
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