JPH0133084B2 - - Google Patents
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- JPH0133084B2 JPH0133084B2 JP58097523A JP9752383A JPH0133084B2 JP H0133084 B2 JPH0133084 B2 JP H0133084B2 JP 58097523 A JP58097523 A JP 58097523A JP 9752383 A JP9752383 A JP 9752383A JP H0133084 B2 JPH0133084 B2 JP H0133084B2
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- JP
- Japan
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- phenylquinoline
- piperazinyl
- ulcer
- compound
- ethyl
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D215/00—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
- C07D215/02—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D215/16—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D215/38—Nitrogen atoms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/04—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
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- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Quinoline Compounds (AREA)
Description
本発明は下記式
で表わされる2−(4−エチル−1−ピペラジニ
ル)−4−フエニルキノリンまたはその塩を有効
成分とする抗潰瘍剤に関する。 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フ
エニルキノリン(以下“本化合物”と記すことも
ある。)の生理的に許容される好ましい塩として
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫
酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、およびクエン酸
塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、安息
香酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸塩等の有機酸
塩が挙げられる。これらの塩類は水和物の形で存
在することもあるので、これらの水和物もまた本
発明の対象化合物に包含される。 本化合物およびその類似体のいくつかが抗うつ
作用の見地から薬理活性が評価され、抗レセルピ
ン作用、抗テトラベナジン作用、嗅球破壊ラツト
のかみ殺し抑制作用、ノルアドレナリンの代謝回
転抑制作用等を示し、抗うつ剤として有用である
ことが日本特許公開公報(特開昭54−128588)に
記載されている。 また、本化合物が抗トレモリン作用を示し、抗
パーキンソン剤としても有用であることも同上の
公開公報に記載されている。米国特許3542785お
よび3668207には、6−クロロ−2−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−4−フエニルキノリン,
6−クロロ−2−(4−フエニル−1−ピペラジ
ニル)−4−フエニルキノリンを含むフエニルキ
ノリン誘導体が抗炎症作用および利尿作用を示す
と記載されている。また上記6−クロロ−2−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−フエニル
キノリンについては、抗レゼルピン作用が弱いな
がら認められることが上記公開公報に記載されて
いる。 本発明者らは本化合物およびその塩が全く意外
にも抗潰瘍作用を示すと共にその作用が極めて優
れていることを見出し、本発明を完成した。 本化合物およびその塩は以下に示す如く、抗潰
瘍剤としての有用性を支持する極めて優れた薬理
活性を示し、その活性は、市販の抗潰瘍剤に比べ
相当勝つている。従つて本化合物およびその塩が
潰瘍の発生の予防ならびに治療剤としても使用し
うる薬剤であることが判明した。 以下に本発明の対象化合物である2−(4−エ
チル−1−ピペラジニル)−4−フエニルキノリ
ン・ジ塩酸塩(以下この化合物を“薬剤A”と略
記することもある。)及び2−(4−エチル−1−
ピペラジニル)−4−フエニルキノリン・ジマレ
イン酸塩(以下この化合物を“薬剤B”と略記す
ることもある。)の薬理活性について、市販の薬
剤と対比して説明する。 ストレス潰瘍(ラツト水浸拘束ストレス潰瘍)に
対する効果 ウイスター系雄性ラツト(体重約200g)を高
木らの方法(注1)に従い、拘束ケージに収容
し、水温23℃の水槽に胸部まで浸し、ストレスを
負荷した。20時間後に水槽より引き揚げ、エーテ
ル麻酔下に胃を取り出し、生理食塩水13mlを胃内
に注入し、5%ホルマリン液中に5分間浸した。
大弯に沿つて開き、腺胃部に発生している粘膜潰
瘍の長さ(mm)を実体顕微鏡下(12倍)に測定
し、一匹当りの長さの合計を潰瘍係数とした。臭
化ブチルスコポラミンでの実験では、胃粘膜面を
写真に写し、9倍に拡大して潰瘍の総面積(mm2)
を測定し、潰瘍係数とした。そして潰瘍係数を50
%抑制する試験薬の用量(ED50)を算出した。
試験薬はストレス負荷30分前に経口投与した。 その結果を次表1に示した。 (注1)Takagi、K.and Okabe、S.:Japan.J.
Ph−armacol.18、9(1968)
ル)−4−フエニルキノリンまたはその塩を有効
成分とする抗潰瘍剤に関する。 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フ
エニルキノリン(以下“本化合物”と記すことも
ある。)の生理的に許容される好ましい塩として
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫
酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、およびクエン酸
塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、安息
香酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸塩等の有機酸
塩が挙げられる。これらの塩類は水和物の形で存
在することもあるので、これらの水和物もまた本
発明の対象化合物に包含される。 本化合物およびその類似体のいくつかが抗うつ
作用の見地から薬理活性が評価され、抗レセルピ
ン作用、抗テトラベナジン作用、嗅球破壊ラツト
のかみ殺し抑制作用、ノルアドレナリンの代謝回
転抑制作用等を示し、抗うつ剤として有用である
ことが日本特許公開公報(特開昭54−128588)に
記載されている。 また、本化合物が抗トレモリン作用を示し、抗
パーキンソン剤としても有用であることも同上の
公開公報に記載されている。米国特許3542785お
よび3668207には、6−クロロ−2−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−4−フエニルキノリン,
6−クロロ−2−(4−フエニル−1−ピペラジ
ニル)−4−フエニルキノリンを含むフエニルキ
ノリン誘導体が抗炎症作用および利尿作用を示す
と記載されている。また上記6−クロロ−2−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−フエニル
キノリンについては、抗レゼルピン作用が弱いな
がら認められることが上記公開公報に記載されて
いる。 本発明者らは本化合物およびその塩が全く意外
にも抗潰瘍作用を示すと共にその作用が極めて優
れていることを見出し、本発明を完成した。 本化合物およびその塩は以下に示す如く、抗潰
瘍剤としての有用性を支持する極めて優れた薬理
活性を示し、その活性は、市販の抗潰瘍剤に比べ
相当勝つている。従つて本化合物およびその塩が
潰瘍の発生の予防ならびに治療剤としても使用し
うる薬剤であることが判明した。 以下に本発明の対象化合物である2−(4−エ
チル−1−ピペラジニル)−4−フエニルキノリ
ン・ジ塩酸塩(以下この化合物を“薬剤A”と略
記することもある。)及び2−(4−エチル−1−
ピペラジニル)−4−フエニルキノリン・ジマレ
イン酸塩(以下この化合物を“薬剤B”と略記す
ることもある。)の薬理活性について、市販の薬
剤と対比して説明する。 ストレス潰瘍(ラツト水浸拘束ストレス潰瘍)に
対する効果 ウイスター系雄性ラツト(体重約200g)を高
木らの方法(注1)に従い、拘束ケージに収容
し、水温23℃の水槽に胸部まで浸し、ストレスを
負荷した。20時間後に水槽より引き揚げ、エーテ
ル麻酔下に胃を取り出し、生理食塩水13mlを胃内
に注入し、5%ホルマリン液中に5分間浸した。
大弯に沿つて開き、腺胃部に発生している粘膜潰
瘍の長さ(mm)を実体顕微鏡下(12倍)に測定
し、一匹当りの長さの合計を潰瘍係数とした。臭
化ブチルスコポラミンでの実験では、胃粘膜面を
写真に写し、9倍に拡大して潰瘍の総面積(mm2)
を測定し、潰瘍係数とした。そして潰瘍係数を50
%抑制する試験薬の用量(ED50)を算出した。
試験薬はストレス負荷30分前に経口投与した。 その結果を次表1に示した。 (注1)Takagi、K.and Okabe、S.:Japan.J.
Ph−armacol.18、9(1968)
【表】
Shay潰瘍(ラツト幽門結紮潰瘍)に対する効果
48時間絶食したウイスター系雄性ラツト(体重
約190g)をエーテル麻酔下にShayらの方法(注
2)に従つて胃幽門部と十二指腸の結合部を結紮
した。各ラツトと手術後一匹づつケージに入れ、
絶食、絶水下に放置した。18時間後エーテル麻酔
下に胃を取り出し、大弯に沿つて開き、前胃部に
発生する潰瘍の発生状態を肉眼的に観察し、形成
された潰瘍の程度を次の0〜5の潰瘍係数に従つ
て評価した。 0:変化なし 1:出血または糜爛 2:1〜5個の小潰瘍(直径5mm以下) 3:5個以上の小潰瘍または直径5mm以上の大潰
瘍1個 4:2個以上の大潰瘍 5:穿孔 試験薬は幽門結紮前30分に経口投与した。 その結果を次表2に示す。 (注2)Shay、H、etal:Gastoroenterology5、
43(1945)
約190g)をエーテル麻酔下にShayらの方法(注
2)に従つて胃幽門部と十二指腸の結合部を結紮
した。各ラツトと手術後一匹づつケージに入れ、
絶食、絶水下に放置した。18時間後エーテル麻酔
下に胃を取り出し、大弯に沿つて開き、前胃部に
発生する潰瘍の発生状態を肉眼的に観察し、形成
された潰瘍の程度を次の0〜5の潰瘍係数に従つ
て評価した。 0:変化なし 1:出血または糜爛 2:1〜5個の小潰瘍(直径5mm以下) 3:5個以上の小潰瘍または直径5mm以上の大潰
瘍1個 4:2個以上の大潰瘍 5:穿孔 試験薬は幽門結紮前30分に経口投与した。 その結果を次表2に示す。 (注2)Shay、H、etal:Gastoroenterology5、
43(1945)
【表】
胃液分泌抑制効果
24時間絶食したウイスター系雄性ラツト(体重
約200g)をエーテル麻酔下に開腹し、胃幽門部
と十二指腸の結合部を結紮した。3時間後エーテ
ル麻酔下に胃を取り出し、胃内に貯留した胃液を
採取した。遠沈後胃液量、胃液のPHおよび酸度を
測定した。胃液の酸度はPHメーター(日立掘場M
−5)を用いて、0.02N NaOH PH7.0になるま
で滴定し測定した。試験薬は幽門結紮30分前に経
口投与した。 その結果を次表3に示した。
約200g)をエーテル麻酔下に開腹し、胃幽門部
と十二指腸の結合部を結紮した。3時間後エーテ
ル麻酔下に胃を取り出し、胃内に貯留した胃液を
採取した。遠沈後胃液量、胃液のPHおよび酸度を
測定した。胃液の酸度はPHメーター(日立掘場M
−5)を用いて、0.02N NaOH PH7.0になるま
で滴定し測定した。試験薬は幽門結紮30分前に経
口投与した。 その結果を次表3に示した。
【表】
次に本発明の対象化合物の毒性について説明す
る。 体重20〜25gのSTD−ddY系雄性マウス1群
10匹を用い、薬剤Aの5〜7用量を経口あるいは
腹腔内投与し、7日間にわたり死亡の有無を観察
し、プロビツト法により50%致死量(LD50)を
算出した。その結果、LD50値は経口投与では568
mg/Kg、腹腔内投与では119mg/Kgであつた。 更に薬剤Aをビーグル犬(体重12.5〜15Kg)に
1日当り25mg/Kgの用量を2ヵ月間経口的に連続
投与したが何ら重篤な毒性学的所見が見られなか
つた。 上記の実験結果から明らかな様に本発明の対象
化合物が低用量にて優れた潰瘍形成抑制作用なら
びに胃酸分泌抑制作用を示し、その毒性も弱く抗
潰瘍剤として使用されうるものである。 本化合物およびその塩の投与形態としては経口
投与あるいは非経口投与のいずれでもよいが経口
投与が好ましい。本化合物またはその塩の投与量
は、投与方法、、症状、年令等により異なるが、
0.1〜6mg/Kg/日好ましくは0.2〜2mg/Kg/日
である。本化合物またはその塩は、通常、製剤用
担体と混合して調製した製剤の形で投与される。
製剤用担体としては、製剤分野において常用さ
れ、かつ本化合物またはその塩と反応しない物
質、例えばゼラチン、乳糖、白糖、酸化チタン、
デンプン、結晶セルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセ
ルロース、ソルビトール、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸マグ
ネシウム、軽質無水ケイ酸、タルク、植物油、ベ
ンジルアルコール、アラビアゴム、プロピレング
リコール、ポリアルキレングリコールが挙げられ
る。剤型としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、
散剤、坐剤等の固体製剤、またはシロツプ剤、エ
リキシル剤、注射剤等の液体製剤が挙げられる。
これらの製剤は常法に従つて調製される。なお液
体製剤にあつては、用時、水または他の適当な媒
体に溶解または懸濁させる形であつてもよい。ま
た錠剤は周知の方法でコーテイングしてもよい。
注射剤の場合には、本化合物の酸付加塩を水に溶
解させて調製されるが、必要に応じて生理食塩水
あるいはブドウ糖溶液に溶解させてもよく、また
緩衝剤や保存剤を添加してもよい。 これらの製剤は、本化合物またはその塩を0.5
%以上、好ましくは1〜60%の割合で含有するこ
とができる。これらの製剤または、治療上有効な
他の化合物を含有していてもよい。 以下に本発明の対象化合物の製剤例および合成
例を挙げる。 製剤例 1 錠 剤 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フエ
ニルキノリン・ジ塩酸塩 ……5g トウモロコシデンプン ……33g 乳 糖 ……75g 結晶セルロース ……30g ヒドロキシプロピルセルロース ……5g 軽質無水ケイ酸 ……1g ステアリン酸マグネシウム ……1g 常法に従つて、上記各成分を混和し、顆粒状と
し、圧縮成型して1錠150mgの錠芯1000錠を調製
する。次いで、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、タルク、酸化チタンおよびソルビタン脂肪
酸エステルを用い、常法に従つて剤皮を施しフイ
ルムコーテイング錠とする。 本剤は消化器系潰瘍の患者に適当量投与され
る。 製剤例 2 カプセル剤 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フエ
ニルキノリン・ジ塩酸塩 ……10g トウモロコシデンプン ……49g 乳 糖 ……15g 結晶セルロース ……25g タルク ……0.5g ステアリン酸マグネシウム ……0.5g 常法に従つて、上記各成分を混和し、顆粒状と
したものをカプセル1000個に充てんし、1個100
mgのカプセル剤を調製する。 合成例 1 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フ
エニルキノリン 2−クロロ−4−フエニルキノリン2.0gおよ
び1−エチルピペラジン2.7gをトルエン15mlに
加え、10時間加熱還流させる。冷後、水を加え、
酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧下に留去し、残渣をク
ロロホルムに溶解させ、シリカゲル25gを用いて
カラムクロマトグラフイーを行う。最初に溶出す
る部分を捨て、続いて溶出する部分を集めて目的
物2.3g(収率87%)を得る。融点87〜88℃ この遊離塩基をエタノール性塩酸で処理して塩
酸塩となし、エタノールより再結晶して目的物の
ジ塩酸塩を得る。融点225〜230℃ 合成例 2 合成例1で得られた2−(4−エチル−1−ピ
ペラジニル)−4−フエニルキノリンをマレイン
酸のエタノール溶液で処理してマレイン酸塩とな
し、水とアセトンの混合溶媒より再結晶して2−
(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フエニル
キノリン・ジマレイン酸塩を得る。融点189〜190
℃。
る。 体重20〜25gのSTD−ddY系雄性マウス1群
10匹を用い、薬剤Aの5〜7用量を経口あるいは
腹腔内投与し、7日間にわたり死亡の有無を観察
し、プロビツト法により50%致死量(LD50)を
算出した。その結果、LD50値は経口投与では568
mg/Kg、腹腔内投与では119mg/Kgであつた。 更に薬剤Aをビーグル犬(体重12.5〜15Kg)に
1日当り25mg/Kgの用量を2ヵ月間経口的に連続
投与したが何ら重篤な毒性学的所見が見られなか
つた。 上記の実験結果から明らかな様に本発明の対象
化合物が低用量にて優れた潰瘍形成抑制作用なら
びに胃酸分泌抑制作用を示し、その毒性も弱く抗
潰瘍剤として使用されうるものである。 本化合物およびその塩の投与形態としては経口
投与あるいは非経口投与のいずれでもよいが経口
投与が好ましい。本化合物またはその塩の投与量
は、投与方法、、症状、年令等により異なるが、
0.1〜6mg/Kg/日好ましくは0.2〜2mg/Kg/日
である。本化合物またはその塩は、通常、製剤用
担体と混合して調製した製剤の形で投与される。
製剤用担体としては、製剤分野において常用さ
れ、かつ本化合物またはその塩と反応しない物
質、例えばゼラチン、乳糖、白糖、酸化チタン、
デンプン、結晶セルロース、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセ
ルロース、ソルビトール、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸マグ
ネシウム、軽質無水ケイ酸、タルク、植物油、ベ
ンジルアルコール、アラビアゴム、プロピレング
リコール、ポリアルキレングリコールが挙げられ
る。剤型としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、
散剤、坐剤等の固体製剤、またはシロツプ剤、エ
リキシル剤、注射剤等の液体製剤が挙げられる。
これらの製剤は常法に従つて調製される。なお液
体製剤にあつては、用時、水または他の適当な媒
体に溶解または懸濁させる形であつてもよい。ま
た錠剤は周知の方法でコーテイングしてもよい。
注射剤の場合には、本化合物の酸付加塩を水に溶
解させて調製されるが、必要に応じて生理食塩水
あるいはブドウ糖溶液に溶解させてもよく、また
緩衝剤や保存剤を添加してもよい。 これらの製剤は、本化合物またはその塩を0.5
%以上、好ましくは1〜60%の割合で含有するこ
とができる。これらの製剤または、治療上有効な
他の化合物を含有していてもよい。 以下に本発明の対象化合物の製剤例および合成
例を挙げる。 製剤例 1 錠 剤 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フエ
ニルキノリン・ジ塩酸塩 ……5g トウモロコシデンプン ……33g 乳 糖 ……75g 結晶セルロース ……30g ヒドロキシプロピルセルロース ……5g 軽質無水ケイ酸 ……1g ステアリン酸マグネシウム ……1g 常法に従つて、上記各成分を混和し、顆粒状と
し、圧縮成型して1錠150mgの錠芯1000錠を調製
する。次いで、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、タルク、酸化チタンおよびソルビタン脂肪
酸エステルを用い、常法に従つて剤皮を施しフイ
ルムコーテイング錠とする。 本剤は消化器系潰瘍の患者に適当量投与され
る。 製剤例 2 カプセル剤 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フエ
ニルキノリン・ジ塩酸塩 ……10g トウモロコシデンプン ……49g 乳 糖 ……15g 結晶セルロース ……25g タルク ……0.5g ステアリン酸マグネシウム ……0.5g 常法に従つて、上記各成分を混和し、顆粒状と
したものをカプセル1000個に充てんし、1個100
mgのカプセル剤を調製する。 合成例 1 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フ
エニルキノリン 2−クロロ−4−フエニルキノリン2.0gおよ
び1−エチルピペラジン2.7gをトルエン15mlに
加え、10時間加熱還流させる。冷後、水を加え、
酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧下に留去し、残渣をク
ロロホルムに溶解させ、シリカゲル25gを用いて
カラムクロマトグラフイーを行う。最初に溶出す
る部分を捨て、続いて溶出する部分を集めて目的
物2.3g(収率87%)を得る。融点87〜88℃ この遊離塩基をエタノール性塩酸で処理して塩
酸塩となし、エタノールより再結晶して目的物の
ジ塩酸塩を得る。融点225〜230℃ 合成例 2 合成例1で得られた2−(4−エチル−1−ピ
ペラジニル)−4−フエニルキノリンをマレイン
酸のエタノール溶液で処理してマレイン酸塩とな
し、水とアセトンの混合溶媒より再結晶して2−
(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−フエニル
キノリン・ジマレイン酸塩を得る。融点189〜190
℃。
Claims (1)
- 1 2−(4−エチル−1−ピペラジニル)−4−
フエニルキノリンまたはその塩を有効成分とする
抗潰瘍剤
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58097523A JPS59222418A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 抗潰瘍剤 |
| EP84106208A EP0127189B1 (en) | 1983-05-31 | 1984-05-30 | Anti-peptic ulcer agent |
| DE19843420314 DE3420314A1 (de) | 1983-05-31 | 1984-05-30 | Verwendung von 2-(4-aethyl-1-piperazinyl)-4-phenylchinolin und seinen salzen bei der bekaempfung von peptischem ulcus |
| US06/784,215 US4677107A (en) | 1983-05-31 | 1985-10-04 | Anti-peptic ulcer agent |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58097523A JPS59222418A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 抗潰瘍剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59222418A JPS59222418A (ja) | 1984-12-14 |
| JPH0133084B2 true JPH0133084B2 (ja) | 1989-07-11 |
Family
ID=14194612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58097523A Granted JPS59222418A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 抗潰瘍剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0127189B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59222418A (ja) |
| DE (1) | DE3420314A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1986003198A1 (fr) * | 1984-11-27 | 1986-06-05 | Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd. | Derives de 2-(1-piperazinyle)-4-substitue phenylquinoline, procede de preparation et composition medicinale les contenant |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54128588A (en) * | 1978-03-29 | 1979-10-05 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | Antidepressive drugs consisting mainly of 2-(1-piperazinyl)- 4-phenylquinoline |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP58097523A patent/JPS59222418A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-30 EP EP84106208A patent/EP0127189B1/en not_active Expired
- 1984-05-30 DE DE19843420314 patent/DE3420314A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0127189A3 (en) | 1985-08-21 |
| EP0127189A2 (en) | 1984-12-05 |
| DE3420314A1 (de) | 1984-12-06 |
| JPS59222418A (ja) | 1984-12-14 |
| EP0127189B1 (en) | 1989-08-30 |
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