JPH0133692B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133692B2 JPH0133692B2 JP59112757A JP11275784A JPH0133692B2 JP H0133692 B2 JPH0133692 B2 JP H0133692B2 JP 59112757 A JP59112757 A JP 59112757A JP 11275784 A JP11275784 A JP 11275784A JP H0133692 B2 JPH0133692 B2 JP H0133692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission shaft
- power
- rotating body
- conical surface
- circumscribed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/061—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by movement having an axial component
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/08—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
- F16D41/086—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action the intermediate members being of circular cross-section and wedging by rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一方の回転体に形成された外接円錐
面と他方の回転体に形成された内接円錐面との間
で転動するテーパニードルローラの作用により、
前記両回転体間において、駆動側に回転体が一方
向に回転するときは動力伝達を行うが、他方向に
回転するときは動力を遮断する形式の一方向クラ
ツチのクラツチ作動制御装置に関するものであ
る。
面と他方の回転体に形成された内接円錐面との間
で転動するテーパニードルローラの作用により、
前記両回転体間において、駆動側に回転体が一方
向に回転するときは動力伝達を行うが、他方向に
回転するときは動力を遮断する形式の一方向クラ
ツチのクラツチ作動制御装置に関するものであ
る。
一方の回転体に形成された外接円錐面と他方の
回転体に形成された内接円錐面との間で転動する
テーパニードルローラの作用を利用して一方向ク
ラツチ機能を持たせるようにした一方向クラツチ
においては、駆動側の回転体が一方向に回転する
ときには被動側の回転体に動力の伝達が行われる
が、駆動側の回転体が他方向に回転するときには
動力が遮断されて、被動側の回転体には動力が伝
達されない。
回転体に形成された内接円錐面との間で転動する
テーパニードルローラの作用を利用して一方向ク
ラツチ機能を持たせるようにした一方向クラツチ
においては、駆動側の回転体が一方向に回転する
ときには被動側の回転体に動力の伝達が行われる
が、駆動側の回転体が他方向に回転するときには
動力が遮断されて、被動側の回転体には動力が伝
達されない。
ところで、上記形式のテーパニードルローラを
使用した一方向クラツチの機能を充分に活用しつ
つ、さらにその使用態様の幅を広げるためには、
駆動側の回転体の回転方向に関係なく、必要に応
じて随時被動側の回転体への動力の伝達を遮断し
うるような機能を一方向クラツチに持たせること
が望ましいが、従来においては、そのような機能
を持つ一方向クラツチ、あるいは一方向クラツチ
の上記のようなクラツチ作動を制御するための装
置としては、適当なものがなかつた。
使用した一方向クラツチの機能を充分に活用しつ
つ、さらにその使用態様の幅を広げるためには、
駆動側の回転体の回転方向に関係なく、必要に応
じて随時被動側の回転体への動力の伝達を遮断し
うるような機能を一方向クラツチに持たせること
が望ましいが、従来においては、そのような機能
を持つ一方向クラツチ、あるいは一方向クラツチ
の上記のようなクラツチ作動を制御するための装
置としては、適当なものがなかつた。
そこで本発明は、一方の回転体に形成された外
接円錐面と他方の回転体に形成されて内接円錐面
との間で転動するテーパニードルローラの作用を
利用して一方向クラツチ機能を持たせるようにし
た一方向クラツチの作動制御装置であつて、一方
向クラツチ以外に動力遮断装置を特別に設けるこ
となく、必要に応じて随時被動側の回転体への動
力の伝達を遮断したり、動力遮断状態から再び伝
動状態へ復帰させたりすることができ、その制御
操作にあたつては、小さな制御操作入力及び著し
く短い操作ストロークによつても円滑確実に制御
作動することができ、構成も簡単で実用性が高
い、クラツチ作動制御装置を提供することを目的
とする。
接円錐面と他方の回転体に形成されて内接円錐面
との間で転動するテーパニードルローラの作用を
利用して一方向クラツチ機能を持たせるようにし
た一方向クラツチの作動制御装置であつて、一方
向クラツチ以外に動力遮断装置を特別に設けるこ
となく、必要に応じて随時被動側の回転体への動
力の伝達を遮断したり、動力遮断状態から再び伝
動状態へ復帰させたりすることができ、その制御
操作にあたつては、小さな制御操作入力及び著し
く短い操作ストロークによつても円滑確実に制御
作動することができ、構成も簡単で実用性が高
い、クラツチ作動制御装置を提供することを目的
とする。
そしてこの目的を達成するために本発明によれ
ば、相互間で動力伝達が行われるべき第1の伝動
軸および第2の伝動軸と;前記第1の伝動軸と共
に回転するように前記第1の伝動軸により支持さ
れ、内周側には回転軸線を対称軸とする外接円錐
面が形成された外側回転体と;前記第2の伝動軸
と共に回転するように前記第2の伝動軸により支
持され、外周側には前記回転軸線を対称軸とし、
前記外接円錐面との間に一様な間〓を保つ内接円
錐面が形成された内側回転体と;前記外接円錐面
と内接円錐面との間の間〓内において、相互に円
周方向に一定の間隔を保ち、しかも各々は前記回
転軸線に対して一定の捩れ角の下で捩られた配置
状態で前記外接円錐面に内接するとともに前記内
接円錐面に外接するように保持された複数個のテ
ーパニードルローラと;を有する一方向クラツチ
において、前記外側回転体と前記内側回転体との
軸方向の相対移動を許容する軸方向移動許容装置
と、前記外側回転体と前記内側回転体との間の軸
方向の相対位置関係を、前記内、外接円錐面間が
前記テーパニードルローラを介して接触する伝動
位置と、前記内、外接円錐面間の前記接触を解除
する動力遮断位置との間で制御するための軸方向
移動制御装置と、前記両伝動軸のうちの入力側の
伝動軸と駆動源との間に介装された伝動装置の動
力伝達容量を減少させる動力伝達容量変更装置と
を少なくとも備え、前記軸方向移動制御装置は、
前記内、外側回転体の少なくとも一方に連結され
た油圧作動シリンダ等の油圧作動装置と、この油
圧作動装置と油圧源との間に介装されて該油圧作
動装置を、前記両回転体を前記伝動位置に保持し
得る第1の作動状態と前記動力遮断位置に保持し
得る第2の作動状態とに切換作動させる切換弁と
を有し、また前記動力伝達容量変更装置は、前記
切換弁の切換え作動によつて前記油圧作動装置が
前記第1の作動状態から第2の作動状態に切換え
られる途中で作動し得るよう構成される。
ば、相互間で動力伝達が行われるべき第1の伝動
軸および第2の伝動軸と;前記第1の伝動軸と共
に回転するように前記第1の伝動軸により支持さ
れ、内周側には回転軸線を対称軸とする外接円錐
面が形成された外側回転体と;前記第2の伝動軸
と共に回転するように前記第2の伝動軸により支
持され、外周側には前記回転軸線を対称軸とし、
前記外接円錐面との間に一様な間〓を保つ内接円
錐面が形成された内側回転体と;前記外接円錐面
と内接円錐面との間の間〓内において、相互に円
周方向に一定の間隔を保ち、しかも各々は前記回
転軸線に対して一定の捩れ角の下で捩られた配置
状態で前記外接円錐面に内接するとともに前記内
接円錐面に外接するように保持された複数個のテ
ーパニードルローラと;を有する一方向クラツチ
において、前記外側回転体と前記内側回転体との
軸方向の相対移動を許容する軸方向移動許容装置
と、前記外側回転体と前記内側回転体との間の軸
方向の相対位置関係を、前記内、外接円錐面間が
前記テーパニードルローラを介して接触する伝動
位置と、前記内、外接円錐面間の前記接触を解除
する動力遮断位置との間で制御するための軸方向
移動制御装置と、前記両伝動軸のうちの入力側の
伝動軸と駆動源との間に介装された伝動装置の動
力伝達容量を減少させる動力伝達容量変更装置と
を少なくとも備え、前記軸方向移動制御装置は、
前記内、外側回転体の少なくとも一方に連結され
た油圧作動シリンダ等の油圧作動装置と、この油
圧作動装置と油圧源との間に介装されて該油圧作
動装置を、前記両回転体を前記伝動位置に保持し
得る第1の作動状態と前記動力遮断位置に保持し
得る第2の作動状態とに切換作動させる切換弁と
を有し、また前記動力伝達容量変更装置は、前記
切換弁の切換え作動によつて前記油圧作動装置が
前記第1の作動状態から第2の作動状態に切換え
られる途中で作動し得るよう構成される。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。先ず第1図において、一方向クラツチ1
は第1の伝動軸2と第2の伝動軸3とを有し、第
1の伝動軸2の軸端部にはフランジ部4を介して
筒状の外側回転体5が一体的に形成されていると
ともに、この外側回転体5の内周側には、外側回
転体5の回転軸線aを対称軸とする外接円錐面6
が、第2の伝動軸3側に向けて末広がりとなるよ
うにして形成されている。
明する。先ず第1図において、一方向クラツチ1
は第1の伝動軸2と第2の伝動軸3とを有し、第
1の伝動軸2の軸端部にはフランジ部4を介して
筒状の外側回転体5が一体的に形成されていると
ともに、この外側回転体5の内周側には、外側回
転体5の回転軸線aを対称軸とする外接円錐面6
が、第2の伝動軸3側に向けて末広がりとなるよ
うにして形成されている。
第2の伝動軸3の軸端面中央部から突出する細
径突部8は、第1の伝動軸2の軸端面中央部に穿
設された支持孔7内に軸受9を介して回転自在に
嵌入されているとともに、第2の伝動軸3の軸端
部外周面上には、本発明の軸方向移動許容装置を
構成するスプライン10を介して、内側回転体1
1の内周部がスプライン結合されている。
径突部8は、第1の伝動軸2の軸端面中央部に穿
設された支持孔7内に軸受9を介して回転自在に
嵌入されているとともに、第2の伝動軸3の軸端
部外周面上には、本発明の軸方向移動許容装置を
構成するスプライン10を介して、内側回転体1
1の内周部がスプライン結合されている。
内側回転体11の外周側において第1の伝動軸
2寄りの部分には、外側回転体5および内側回転
体11の共通回転軸線aを対称軸とし、外接円錐
面6との間に一様な間〓を保つ内接円錐面13を
底面として有し、軸方向に対向する一対の移動制
限壁14,15を側面として有する環状の軌道溝
12が形成されている。
2寄りの部分には、外側回転体5および内側回転
体11の共通回転軸線aを対称軸とし、外接円錐
面6との間に一様な間〓を保つ内接円錐面13を
底面として有し、軸方向に対向する一対の移動制
限壁14,15を側面として有する環状の軌道溝
12が形成されている。
外接円錐面6と内接円錐面13との間の間隙内
には、特に第2図において展開図として示されて
いるように、相互に円周方向に一定の間隔を保
ち、しかも各々は回転軸線aに対して一定の捩れ
角θだけ捩られた姿勢を保つようにケージ等のロ
ーラ保持器16により保持された状態で、外接円
錐面6に内接するとともに内接円錐面13に外接
しうるようにして、複数個あるいは多数個のテー
パニードルローラ17が装入されている。
には、特に第2図において展開図として示されて
いるように、相互に円周方向に一定の間隔を保
ち、しかも各々は回転軸線aに対して一定の捩れ
角θだけ捩られた姿勢を保つようにケージ等のロ
ーラ保持器16により保持された状態で、外接円
錐面6に内接するとともに内接円錐面13に外接
しうるようにして、複数個あるいは多数個のテー
パニードルローラ17が装入されている。
第1の伝動軸2および第2の伝動軸3のうちい
ずれが駆動側に連結されても一方向クラツチとし
ての機能は本質的に変ることはないが、説明の都
合上第1の伝動軸2が入力軸として駆動側に連結
され、第2の伝動軸3が出力軸として被動側に連
結されたものとすると、通常は、第1の伝動軸2
が矢印Xの方向に回転するときには、テーパニー
ドルローラ17の作用により外側回転体5と内側
回転体11との間にはトルク伝達が行われず、第
2の伝動軸3には動力が伝達されない。これとは
反対に、第1の伝動軸2が矢印Yの方向に回転す
るときには、テーパニードルローラ17の作用に
より外側回転体5と内側回転体11との間にトル
ク伝達が行われ、第2の伝動軸3には動力が伝達
される。
ずれが駆動側に連結されても一方向クラツチとし
ての機能は本質的に変ることはないが、説明の都
合上第1の伝動軸2が入力軸として駆動側に連結
され、第2の伝動軸3が出力軸として被動側に連
結されたものとすると、通常は、第1の伝動軸2
が矢印Xの方向に回転するときには、テーパニー
ドルローラ17の作用により外側回転体5と内側
回転体11との間にはトルク伝達が行われず、第
2の伝動軸3には動力が伝達されない。これとは
反対に、第1の伝動軸2が矢印Yの方向に回転す
るときには、テーパニードルローラ17の作用に
より外側回転体5と内側回転体11との間にトル
ク伝達が行われ、第2の伝動軸3には動力が伝達
される。
内側回転体11の外周側において軌道溝12に
近接した位置には、軸方向に対向する一対の当り
面19,20を側面として有する環状のフオーク
係合溝18が形成されており、このフオーク係合
溝18内には、シフトロツド22の先端部に形成
されているフオーク23の先端部が滑接自在に係
入されており、前記シフトロツド22の基端部
は、シリンダカバー25とともに固定具26によ
り固定壁24に固定された油圧作動シリンダ27
内で滑接する油圧作動ピストン28にサークリツ
プ等を利用して連結されている。そして、フオー
ク23のの先端部と第1の伝動軸2寄りの当り面
19との間には、軸方向の弾発力を生じる波ばね
21が介装されている。
近接した位置には、軸方向に対向する一対の当り
面19,20を側面として有する環状のフオーク
係合溝18が形成されており、このフオーク係合
溝18内には、シフトロツド22の先端部に形成
されているフオーク23の先端部が滑接自在に係
入されており、前記シフトロツド22の基端部
は、シリンダカバー25とともに固定具26によ
り固定壁24に固定された油圧作動シリンダ27
内で滑接する油圧作動ピストン28にサークリツ
プ等を利用して連結されている。そして、フオー
ク23のの先端部と第1の伝動軸2寄りの当り面
19との間には、軸方向の弾発力を生じる波ばね
21が介装されている。
油圧作動シリンダ27内のシリンダ室は油圧作
動ピストン28により第2の油室29と第2の油
室30とに分割され、油圧作動ピストン28は、
第2の油室30内に装入された復帰ばね31の弾
発力により、常時、内側回転体11を外側回転体
5から軸方向に離隔させる方向に弾発されてい
る。
動ピストン28により第2の油室29と第2の油
室30とに分割され、油圧作動ピストン28は、
第2の油室30内に装入された復帰ばね31の弾
発力により、常時、内側回転体11を外側回転体
5から軸方向に離隔させる方向に弾発されてい
る。
シリンダカバー25にはポート58が形成され
ており、このポート58を通して第1の油室29
内に圧油が導入されると、油圧作動ピストン28
は復帰ばね31の押圧力に抗して第2の油室30
側に移動し、その結果、フオーク23は波ばね2
1を介して内側回転体11を弾力的に外側回転体
5側に押圧する。この状態においては、テーパニ
ードルローラ17の作用により、第1の伝動軸2
が矢印Y方向に回転するとその動力は第2の伝動
軸3に伝達され、また第1の伝動軸2が矢印X方
向に回転すると動力は遮断されて第2の伝動軸3
には伝達されない。
ており、このポート58を通して第1の油室29
内に圧油が導入されると、油圧作動ピストン28
は復帰ばね31の押圧力に抗して第2の油室30
側に移動し、その結果、フオーク23は波ばね2
1を介して内側回転体11を弾力的に外側回転体
5側に押圧する。この状態においては、テーパニ
ードルローラ17の作用により、第1の伝動軸2
が矢印Y方向に回転するとその動力は第2の伝動
軸3に伝達され、また第1の伝動軸2が矢印X方
向に回転すると動力は遮断されて第2の伝動軸3
には伝達されない。
さらに、油圧作動シリンダ27の端壁にはポー
ト60が形成されているとともに、側壁部にはポ
ート83が形成されており、これらのポートのう
ちポート60を通して第2の油室30内に圧油が
導入されると、油圧作動ピストン28は復帰ばね
31の押圧力と第2の油室30内の油圧とにより
第1の油室29側へ押圧移動される。その結果、
フオーク23は内側回転体11を外側回転体5か
ら引離す方向に移動されるので、第2の伝動軸3
には第1の伝動軸2の回転方向に関係なく動力が
伝達されない。かくして、シフトロツド22、フ
オーク23、油圧作動シリンダ27および油圧作
動ピストン28等は、外側回転体5と内側回転体
11との間の相対位置関係を制御するための本発
明の軸方向移動制御装置Aを構成するものであ
る。
ト60が形成されているとともに、側壁部にはポ
ート83が形成されており、これらのポートのう
ちポート60を通して第2の油室30内に圧油が
導入されると、油圧作動ピストン28は復帰ばね
31の押圧力と第2の油室30内の油圧とにより
第1の油室29側へ押圧移動される。その結果、
フオーク23は内側回転体11を外側回転体5か
ら引離す方向に移動されるので、第2の伝動軸3
には第1の伝動軸2の回転方向に関係なく動力が
伝達されない。かくして、シフトロツド22、フ
オーク23、油圧作動シリンダ27および油圧作
動ピストン28等は、外側回転体5と内側回転体
11との間の相対位置関係を制御するための本発
明の軸方向移動制御装置Aを構成するものであ
る。
次に、軸方向移動制御装置Aの制御作動を円滑
かつ確実に行わせるための油圧回路装置について
説明する。
かつ確実に行わせるための油圧回路装置について
説明する。
油圧源であるポンプPにより油槽T内から吸上
げられて加圧された作動油は、油路32,33,
34、オリフイス35を経て、駆動源と第1の伝
動軸2との間に介装された例えば油圧クラツチあ
るいは流体コンバータ等の油圧作動式伝動装置3
6に送られるとともに、油路33から分岐した油
路37を経て手動制御弁38に送られるようにな
つている。油路32は、さらに油圧応動切換弁3
9にも連通しているとともに、油路32内の余剰
油はリリーフ弁40を介して油槽Tへ還流するよ
うになつている。また、オリフイス35と油圧作
動式伝動装置36との間の油路は、油路79を介
して、油圧作動式伝動装置36の動力伝達容量を
一時的に減少させて外側回転体5と内側回転体1
1との間の動力遮断位置への相対移動を容易にす
るための動力伝達容量変更装置41に接続されて
いる。
げられて加圧された作動油は、油路32,33,
34、オリフイス35を経て、駆動源と第1の伝
動軸2との間に介装された例えば油圧クラツチあ
るいは流体コンバータ等の油圧作動式伝動装置3
6に送られるとともに、油路33から分岐した油
路37を経て手動制御弁38に送られるようにな
つている。油路32は、さらに油圧応動切換弁3
9にも連通しているとともに、油路32内の余剰
油はリリーフ弁40を介して油槽Tへ還流するよ
うになつている。また、オリフイス35と油圧作
動式伝動装置36との間の油路は、油路79を介
して、油圧作動式伝動装置36の動力伝達容量を
一時的に減少させて外側回転体5と内側回転体1
1との間の動力遮断位置への相対移動を容易にす
るための動力伝達容量変更装置41に接続されて
いる。
油圧応動切換弁39は、シリンダ室42と、こ
のシリンダ室42内で軸方向に滑接するピストン
43とを有し、シリンダ室42内において、ピス
トン43の一端面側にはパイロツト油室44が形
成されているとともに他端面側にはばね室45が
形成されており、このばね室45内に装入された
押圧ばね46により、ピストン43は常時パイロ
ツト油室44側へ押圧されている。ピストン43
は、軸方向に順次隣接する3つの細径部47,4
8,49を有し、また、シリンダ室42は、油路
32を介してポンプPに連通するポート50と、
油路57、ポート58を介して油圧作動シリンダ
27の第1の油室29に連通するポート51と、
油路59、ポート60を介して油圧作動シリンダ
27の第2の油室30に連通するとともに、油路
61、固定あるいは可変オリフイス62を介して
動力伝達容量変更装置41のポート63に連通す
るポート52と、油槽Tに連通するポート53,
54と、油路64を介して手動制御弁38のポー
ト65,65′に連通するポート55と、ばね室
45を大気に連通するポート56とを有する。そ
して、パイロツト油室44内にパイロツト油が導
入されると、ピストン43は押圧ばね46の押圧
力に抗して移動することにより、細径部48はポ
ート50とポート51とを連通するとともに、細
径部47はポート52とポート54とを連通し、
また、パイロツト油室44が油槽Tに連通される
と、ピストン43は押圧ばね46により押圧され
て移動することにより、細径部48はポート50
とポート52とを連通するとともに、細径部49
はポート51とポート53とを連通するように構
成されている。
のシリンダ室42内で軸方向に滑接するピストン
43とを有し、シリンダ室42内において、ピス
トン43の一端面側にはパイロツト油室44が形
成されているとともに他端面側にはばね室45が
形成されており、このばね室45内に装入された
押圧ばね46により、ピストン43は常時パイロ
ツト油室44側へ押圧されている。ピストン43
は、軸方向に順次隣接する3つの細径部47,4
8,49を有し、また、シリンダ室42は、油路
32を介してポンプPに連通するポート50と、
油路57、ポート58を介して油圧作動シリンダ
27の第1の油室29に連通するポート51と、
油路59、ポート60を介して油圧作動シリンダ
27の第2の油室30に連通するとともに、油路
61、固定あるいは可変オリフイス62を介して
動力伝達容量変更装置41のポート63に連通す
るポート52と、油槽Tに連通するポート53,
54と、油路64を介して手動制御弁38のポー
ト65,65′に連通するポート55と、ばね室
45を大気に連通するポート56とを有する。そ
して、パイロツト油室44内にパイロツト油が導
入されると、ピストン43は押圧ばね46の押圧
力に抗して移動することにより、細径部48はポ
ート50とポート51とを連通するとともに、細
径部47はポート52とポート54とを連通し、
また、パイロツト油室44が油槽Tに連通される
と、ピストン43は押圧ばね46により押圧され
て移動することにより、細径部48はポート50
とポート52とを連通するとともに、細径部49
はポート51とポート53とを連通するように構
成されている。
手動制御弁38は、シリンダ部66と、このシ
リンダ部66内に滑接自在に嵌入されている制御
ピストン67とを有している。シリンダ部66
は、油路64、ポート55を介して油圧応動切換
弁39のパイロツト油室44に連通するポート6
5,65′と、油路37,33,32を介してポ
ンプPに連通するポート74と、油槽Tへ連通す
るポート90と、制御ピストン67を設定位置に
保持するための弾性係合部材71を収容する凹部
70とを有し、また制御ピストン67は、細径部
68と、シリンダ部66から突出する外端部寄り
に形成されていて、凹部70内に収容された弾性
係合部材71とを順次係合して、制御ピストン6
7の設定された位置を保持するための軸方向に互
いに近接する複数個の凹部69と、外端部に描か
れた基準線72とを有する。そして、固定面上に
はN,D等の表示がなされた指示目盛73が描か
れており、適当な手動操作手段により、基準線7
2がD位置に位置付けられるように制御ピストン
67を設定すると、細径部68がポート65,6
5′をポート74に連通し、また基準線72がN
位置に位置付けられるように制御ピストン67を
設定すると、細径部68はポート65,65′を
ポート90に連通するように構成されている。
リンダ部66内に滑接自在に嵌入されている制御
ピストン67とを有している。シリンダ部66
は、油路64、ポート55を介して油圧応動切換
弁39のパイロツト油室44に連通するポート6
5,65′と、油路37,33,32を介してポ
ンプPに連通するポート74と、油槽Tへ連通す
るポート90と、制御ピストン67を設定位置に
保持するための弾性係合部材71を収容する凹部
70とを有し、また制御ピストン67は、細径部
68と、シリンダ部66から突出する外端部寄り
に形成されていて、凹部70内に収容された弾性
係合部材71とを順次係合して、制御ピストン6
7の設定された位置を保持するための軸方向に互
いに近接する複数個の凹部69と、外端部に描か
れた基準線72とを有する。そして、固定面上に
はN,D等の表示がなされた指示目盛73が描か
れており、適当な手動操作手段により、基準線7
2がD位置に位置付けられるように制御ピストン
67を設定すると、細径部68がポート65,6
5′をポート74に連通し、また基準線72がN
位置に位置付けられるように制御ピストン67を
設定すると、細径部68はポート65,65′を
ポート90に連通するように構成されている。
動力伝達容量変更装置41は、肩部75を間に
挟んで互いに隣接する小径シリンダ室76および
大径シリンダ室77と、小径シリンダ室76内に
滑接自在に嵌入された小径ピストン84と、一部
は小径シリンダ室76内で滑接するとともに残り
の一部は大径シリンダ室77内で滑接するように
形成された肩付ピストン85とを有する。小径シ
リンダ76は、その端壁部において、油路79を
介してオリフイス35と油圧作動式伝動装置36
との間の油路34に連通するポート78と、この
ポート78に近接していて油槽Tに連通するポー
ト80とを有し、大径シリンダ77は、その端壁
部において、油路82、ポート83を介して油圧
作動シリンダ27内に連通するポート81と、肩
部75において、油路61、オリフイス62、ポ
ート52を介して油圧応動切換弁39のシリンダ
室42内に連通するとともに、さらに油路59、
ポート60を介して油圧作動シリンダ27の第2
の油室30内にも連通するポート63とを有す
る。
挟んで互いに隣接する小径シリンダ室76および
大径シリンダ室77と、小径シリンダ室76内に
滑接自在に嵌入された小径ピストン84と、一部
は小径シリンダ室76内で滑接するとともに残り
の一部は大径シリンダ室77内で滑接するように
形成された肩付ピストン85とを有する。小径シ
リンダ76は、その端壁部において、油路79を
介してオリフイス35と油圧作動式伝動装置36
との間の油路34に連通するポート78と、この
ポート78に近接していて油槽Tに連通するポー
ト80とを有し、大径シリンダ77は、その端壁
部において、油路82、ポート83を介して油圧
作動シリンダ27内に連通するポート81と、肩
部75において、油路61、オリフイス62、ポ
ート52を介して油圧応動切換弁39のシリンダ
室42内に連通するとともに、さらに油路59、
ポート60を介して油圧作動シリンダ27の第2
の油室30内にも連通するポート63とを有す
る。
大径シリンダ77の端壁と肩付ピストン85と
の間に形成されたばね室86内には押圧ばね88
が装入されているとともに、肩付ピストン85と
小径ピストン84との間に形成されたばね室87
内には、押圧ばね88の押圧力よりも小さい押圧
力を持つ押圧ばね89が装入されている。したが
つて、通常は肩付ピストン85は肩部75に当接
しているとともに、小径ピストン85はポート7
8とポート80との間を遮断しているが、ポート
63に圧油が導入されて、肩部75と肩付ピスト
ン85の肩部との間に形成された間隙内に入り込
んだ圧油が肩付ピストン85を押圧ばね88の押
圧力に抗して移動させると、それに対応して押圧
ばね89の押圧力が弱まり、その結果、ポート7
8内に流入した作動油が小径ピストン84を押圧
移動させることにより、ポート78とポート80
とが連通し、オリフイス35を通過した後の油路
34内の作動油の油圧が低下して、油圧作動式伝
動装置36の動力伝達容量が減少するように構成
されている。
の間に形成されたばね室86内には押圧ばね88
が装入されているとともに、肩付ピストン85と
小径ピストン84との間に形成されたばね室87
内には、押圧ばね88の押圧力よりも小さい押圧
力を持つ押圧ばね89が装入されている。したが
つて、通常は肩付ピストン85は肩部75に当接
しているとともに、小径ピストン85はポート7
8とポート80との間を遮断しているが、ポート
63に圧油が導入されて、肩部75と肩付ピスト
ン85の肩部との間に形成された間隙内に入り込
んだ圧油が肩付ピストン85を押圧ばね88の押
圧力に抗して移動させると、それに対応して押圧
ばね89の押圧力が弱まり、その結果、ポート7
8内に流入した作動油が小径ピストン84を押圧
移動させることにより、ポート78とポート80
とが連通し、オリフイス35を通過した後の油路
34内の作動油の油圧が低下して、油圧作動式伝
動装置36の動力伝達容量が減少するように構成
されている。
以上のように構成されているので、一方向クラ
ツチ1に一方向クラツチ機能を持たせようとする
とき、すなわち、外側回転体5と内側回転体11
との間の軸方向の相対位置関係を伝動位置に置こ
うとするときには、まず基準線72が指示目盛7
3のD位置になるように手動制御弁38の制御ピ
ストン67を位置付けて設定する。そうすると、
ポンプPから吐出された圧油は油路32,33,
37、ポート74,65および65′、油路64、
ポート55を順次経て、パイロツト油としてパイ
ロツト油室44内に流入し、ピストン43を押圧
ばね46の押圧力に抗して押圧移動する。その結
果、ポンプPの吐出油は油路32、ポート50,
51、油路57、ポート58を順次経て第1の油
室29内に流入し、油圧作動ピストン28を復帰
ばね31の押圧力に抗して押圧移動する。この
間、第2の油室30内の作動油はポート60、油
路59、ポート52,54を経て油槽Tへ還流す
る。そして、このときには動力伝達容量変更装置
41は何ら作動しない。かくして、内側回転体1
1は波ばね21を介してフオーク23により外側
回転体5に接近する方向に弾力的に押圧移動さ
れ、その結果、第1の伝動軸2が矢印X方向に回
転するときには第2の伝動軸3には動力が伝達さ
れないが、第1の伝動軸2が矢印Y方向に回転す
るときには第2の伝動軸3に動力が伝達される、
といつた態様で一方向クラツチ1は一方向クラツ
チ機能を発揮する。
ツチ1に一方向クラツチ機能を持たせようとする
とき、すなわち、外側回転体5と内側回転体11
との間の軸方向の相対位置関係を伝動位置に置こ
うとするときには、まず基準線72が指示目盛7
3のD位置になるように手動制御弁38の制御ピ
ストン67を位置付けて設定する。そうすると、
ポンプPから吐出された圧油は油路32,33,
37、ポート74,65および65′、油路64、
ポート55を順次経て、パイロツト油としてパイ
ロツト油室44内に流入し、ピストン43を押圧
ばね46の押圧力に抗して押圧移動する。その結
果、ポンプPの吐出油は油路32、ポート50,
51、油路57、ポート58を順次経て第1の油
室29内に流入し、油圧作動ピストン28を復帰
ばね31の押圧力に抗して押圧移動する。この
間、第2の油室30内の作動油はポート60、油
路59、ポート52,54を経て油槽Tへ還流す
る。そして、このときには動力伝達容量変更装置
41は何ら作動しない。かくして、内側回転体1
1は波ばね21を介してフオーク23により外側
回転体5に接近する方向に弾力的に押圧移動さ
れ、その結果、第1の伝動軸2が矢印X方向に回
転するときには第2の伝動軸3には動力が伝達さ
れないが、第1の伝動軸2が矢印Y方向に回転す
るときには第2の伝動軸3に動力が伝達される、
といつた態様で一方向クラツチ1は一方向クラツ
チ機能を発揮する。
一方向クラツチ1により第1の伝動軸2の回転
方向に関係なく動力を遮断しようとするとき、す
なわち外側回転体5と内側回転体11との間の軸
方向の相対位置関係を動力遮断位置に置こうとす
るときには、基準線72が指示目盛73のN位置
になるように手動制御弁38の制御ピストン67
を位置付けて設定する。そうすると、パイロツト
油室44は、ポート55、油路64、ポート65
および65′、ポート90を通して油槽Tに連通
されるので、ピストン43は押圧ばね46により
押圧されて、ポート50とポート52とを連通す
るとともに、ポート51とポート53とを連通す
る。その結果、ポンプPの吐出油は、油路32、
ポート50,52、油路59、ポート60を順次
経て第2の油室30内に流入して油圧作動ピスト
ン28を押圧移動しようとするとともに、さらに
油路61、オリフイス62、ポート63を順次経
て肩付ピストン85を押圧ばね88の押圧力に抗
して押圧移動する。そしてこのときには、第1の
油室29は、ポート58、油路57、ポート5
1,53を介して油槽Tに連通される。
方向に関係なく動力を遮断しようとするとき、す
なわち外側回転体5と内側回転体11との間の軸
方向の相対位置関係を動力遮断位置に置こうとす
るときには、基準線72が指示目盛73のN位置
になるように手動制御弁38の制御ピストン67
を位置付けて設定する。そうすると、パイロツト
油室44は、ポート55、油路64、ポート65
および65′、ポート90を通して油槽Tに連通
されるので、ピストン43は押圧ばね46により
押圧されて、ポート50とポート52とを連通す
るとともに、ポート51とポート53とを連通す
る。その結果、ポンプPの吐出油は、油路32、
ポート50,52、油路59、ポート60を順次
経て第2の油室30内に流入して油圧作動ピスト
ン28を押圧移動しようとするとともに、さらに
油路61、オリフイス62、ポート63を順次経
て肩付ピストン85を押圧ばね88の押圧力に抗
して押圧移動する。そしてこのときには、第1の
油室29は、ポート58、油路57、ポート5
1,53を介して油槽Tに連通される。
この際、第1の伝動軸2が矢印X方向に回転し
ていて第2の伝動軸3には動力が伝達されていな
いか、あるいは第1の伝動軸2が矢印Y方向に回
転していて第2の伝動軸3に動力が伝達されてい
てもそのときの伝達トルクが比較的小さい場合に
は、内側回転体11は外側回転体5から離隔する
方向に移動し易いため、油圧作動ピストン28は
直ちに第1の油室29側に押圧移動されるが、第
1の伝動軸2が矢印Y方向に回転していて第2の
伝動軸3に動力が伝達されている状態にあつて、
そのときの伝達トルクが比較的大きい場合には、
内側回転体11は外側回転体5側へ強く食込んで
いるので、内側回転体11は直ちに外側回転体5
から離隔する方向に移動することができない。こ
のときには、オリフイス62により絞られつつポ
ート63に導入された圧油が肩付ピストン85を
押圧ばね88に抗して比較的緩やかに押圧移動す
るので、その結果押圧ばね89の押圧力が弱ま
り、小径ピストン84が、オリフイス35を通過
した後の油路34内の油圧に押圧されてポート7
8とポート80とを連通させ、オリフイス35と
油圧作動式伝動装置36との間の油路34を油槽
Tに連通させる。かくして、オリフイス35と油
圧作動式伝動装置36との間の油路34内の油圧
は減圧され、油圧作動式伝動装置36の動力伝達
容量が減少されるので、第1の伝動軸2のトルク
が減少し、外側回転体5と内側回転体11との間
の伝達トルクが減少することによつて、内側回転
体11は、フオーク23による移動力を受けつつ
外側回転体5から離隔する方向に移動する。そし
て、油圧作動ピストン28がポート83を通過す
ると、第2の油室30内の圧油はポート83、油
路82、ポート81を経てばね室86内に流入す
るので、肩付ピストン85は直ちに肩部75に当
接する位置まで復帰し、その結果、小径ピストン
84がポート78とポート80との間を遮断する
ので、直ちに油圧作動式伝動装置36の動力伝達
容量は減少前の大きさまで回復する。このように
して、外側回転体5と内側回転体11との間の軸
方向の相対位置関係が動力遮断位置に置かれ、一
方向クラツチ1は、伝動軸2の回転方向に関係な
く動力を遮断することができる。
ていて第2の伝動軸3には動力が伝達されていな
いか、あるいは第1の伝動軸2が矢印Y方向に回
転していて第2の伝動軸3に動力が伝達されてい
てもそのときの伝達トルクが比較的小さい場合に
は、内側回転体11は外側回転体5から離隔する
方向に移動し易いため、油圧作動ピストン28は
直ちに第1の油室29側に押圧移動されるが、第
1の伝動軸2が矢印Y方向に回転していて第2の
伝動軸3に動力が伝達されている状態にあつて、
そのときの伝達トルクが比較的大きい場合には、
内側回転体11は外側回転体5側へ強く食込んで
いるので、内側回転体11は直ちに外側回転体5
から離隔する方向に移動することができない。こ
のときには、オリフイス62により絞られつつポ
ート63に導入された圧油が肩付ピストン85を
押圧ばね88に抗して比較的緩やかに押圧移動す
るので、その結果押圧ばね89の押圧力が弱ま
り、小径ピストン84が、オリフイス35を通過
した後の油路34内の油圧に押圧されてポート7
8とポート80とを連通させ、オリフイス35と
油圧作動式伝動装置36との間の油路34を油槽
Tに連通させる。かくして、オリフイス35と油
圧作動式伝動装置36との間の油路34内の油圧
は減圧され、油圧作動式伝動装置36の動力伝達
容量が減少されるので、第1の伝動軸2のトルク
が減少し、外側回転体5と内側回転体11との間
の伝達トルクが減少することによつて、内側回転
体11は、フオーク23による移動力を受けつつ
外側回転体5から離隔する方向に移動する。そし
て、油圧作動ピストン28がポート83を通過す
ると、第2の油室30内の圧油はポート83、油
路82、ポート81を経てばね室86内に流入す
るので、肩付ピストン85は直ちに肩部75に当
接する位置まで復帰し、その結果、小径ピストン
84がポート78とポート80との間を遮断する
ので、直ちに油圧作動式伝動装置36の動力伝達
容量は減少前の大きさまで回復する。このように
して、外側回転体5と内側回転体11との間の軸
方向の相対位置関係が動力遮断位置に置かれ、一
方向クラツチ1は、伝動軸2の回転方向に関係な
く動力を遮断することができる。
以上のように本発明によれば、相互間で動力伝
達が行われるべき第1の伝動軸および第2の伝動
軸と;前記第1の伝動軸と共に回転するように前
記第1の伝動軸により支持され、内周側には回転
軸線を対称軸とする外接円錐面が形成された外側
回転体と;前記第2の伝動軸と共に回転するよう
に前記第2の伝動軸により支持され、外周側には
前記回転軸線を対称軸とし、前記外接円錐面との
間に一様な間〓を保つ内接円錐面が形成された内
側回転体と;前記外接円錐面と内接円錐面との間
の間〓内において、相互に円周方向に一定の間隔
を保ち、しかも各々は前記回転軸線に対して一定
の捩れ角の下で捩られた配置状態で前記外接円錐
面に内接するとともに前記内接円錐面に外接する
ように保持された複数個のテーパニードルローラ
と;を有する一方向クラツチにおいて、前記外側
回転体と前記内側回転体との軸方向の相対移動を
許容する軸方向移動許容装置と、前記外側回転体
と前記内側回転体との間の軸方向の相対位置関係
を、前記内、外接円錐面間が前記テーパニードル
ローラを介して接触する伝動位置と、前記内、外
接円錐面間の前記接触を解除する動力遮断位置と
の間で制御するための軸方向移動制御装置とを少
なくとも備え、前記軸方向移動制御装置は、前記
内、外側回転体の少なくとも一方に連結された油
圧作動シリンダ等の油圧作動装置と、この油圧作
動装置と油圧源との間に介装されて該油圧作動装
置を、前記両回転体を前記伝動位置に保持し得る
第1の作動状態と前記動力遮断位置に保持し得る
第2の作動状態とに切換作動させる切換弁とを有
しているので、前記内、外側回転体を単に軸方向
に相対変位させるだけで両伝動軸間の断接を確実
に行なうことができ、従つて、一方向クラツチ以
外に動力遮断装置を特別に設けずとも、クラツチ
接続方向に回転されて動力伝達状態にある両伝動
軸間を必要に応じて適時動力遮断状態におくこと
ができ、構造が簡単でコストの低減に寄与し得
る。また特に両回転体間の接続が、テーパニード
ルローラを中間に介在させた内、外接円錐面間の
接触を以て行なわれることから、両回転体を軸方
向にほんの僅か相対変位させるだけで、両円錐面
相互間の接離切換操作、したがつて両回転体間の
接断切換え操作を迅速確実に完了することがで
き、その切換えに際しては両回転体とテーパニー
ドルローラとを回転軸線方向に長く相対摺動させ
る必要はなく、以上の結果、両回転体間の接断切
換えに要する操作力が軽減されると共にその操作
ストロークが著しく短くて済むから、その切換え
に用いる前記油圧作動装置を小型且つ小容量化す
ることができ、装置のコンパクト化及びコスト低
減に寄与し得るところ大である。
達が行われるべき第1の伝動軸および第2の伝動
軸と;前記第1の伝動軸と共に回転するように前
記第1の伝動軸により支持され、内周側には回転
軸線を対称軸とする外接円錐面が形成された外側
回転体と;前記第2の伝動軸と共に回転するよう
に前記第2の伝動軸により支持され、外周側には
前記回転軸線を対称軸とし、前記外接円錐面との
間に一様な間〓を保つ内接円錐面が形成された内
側回転体と;前記外接円錐面と内接円錐面との間
の間〓内において、相互に円周方向に一定の間隔
を保ち、しかも各々は前記回転軸線に対して一定
の捩れ角の下で捩られた配置状態で前記外接円錐
面に内接するとともに前記内接円錐面に外接する
ように保持された複数個のテーパニードルローラ
と;を有する一方向クラツチにおいて、前記外側
回転体と前記内側回転体との軸方向の相対移動を
許容する軸方向移動許容装置と、前記外側回転体
と前記内側回転体との間の軸方向の相対位置関係
を、前記内、外接円錐面間が前記テーパニードル
ローラを介して接触する伝動位置と、前記内、外
接円錐面間の前記接触を解除する動力遮断位置と
の間で制御するための軸方向移動制御装置とを少
なくとも備え、前記軸方向移動制御装置は、前記
内、外側回転体の少なくとも一方に連結された油
圧作動シリンダ等の油圧作動装置と、この油圧作
動装置と油圧源との間に介装されて該油圧作動装
置を、前記両回転体を前記伝動位置に保持し得る
第1の作動状態と前記動力遮断位置に保持し得る
第2の作動状態とに切換作動させる切換弁とを有
しているので、前記内、外側回転体を単に軸方向
に相対変位させるだけで両伝動軸間の断接を確実
に行なうことができ、従つて、一方向クラツチ以
外に動力遮断装置を特別に設けずとも、クラツチ
接続方向に回転されて動力伝達状態にある両伝動
軸間を必要に応じて適時動力遮断状態におくこと
ができ、構造が簡単でコストの低減に寄与し得
る。また特に両回転体間の接続が、テーパニード
ルローラを中間に介在させた内、外接円錐面間の
接触を以て行なわれることから、両回転体を軸方
向にほんの僅か相対変位させるだけで、両円錐面
相互間の接離切換操作、したがつて両回転体間の
接断切換え操作を迅速確実に完了することがで
き、その切換えに際しては両回転体とテーパニー
ドルローラとを回転軸線方向に長く相対摺動させ
る必要はなく、以上の結果、両回転体間の接断切
換えに要する操作力が軽減されると共にその操作
ストロークが著しく短くて済むから、その切換え
に用いる前記油圧作動装置を小型且つ小容量化す
ることができ、装置のコンパクト化及びコスト低
減に寄与し得るところ大である。
さらに前記両伝動軸のうちの入力側の伝動軸と
駆動源との間に介装された伝動装置の動力伝達容
量を減少させる動力伝達容量変更装置が設けられ
ており、この動力伝達容量変更装置は、前記切換
弁の切換え作動によつて前記油圧作動装置が前記
第1の作動状態から第2の作動状態に切換えられ
る途中で作動し得るよう構成されているので、両
回転体が前記伝動位置から動力遮断位置に移行す
る際には、両伝動軸間の伝達トルクを自動的に減
少させてテーパニードルローラの前記円錐面への
食込み力を弱めることができ、従つてその切換え
直前までの、両伝動軸間の伝達トルクが大きくて
該テーパニードルローラの円錐面への食込みが強
固な場合でも、その食込み状態を難なく解除して
クラツチの前記伝動状態から動力遮断状態への移
行を無理なく円滑に行わせることができる。
駆動源との間に介装された伝動装置の動力伝達容
量を減少させる動力伝達容量変更装置が設けられ
ており、この動力伝達容量変更装置は、前記切換
弁の切換え作動によつて前記油圧作動装置が前記
第1の作動状態から第2の作動状態に切換えられ
る途中で作動し得るよう構成されているので、両
回転体が前記伝動位置から動力遮断位置に移行す
る際には、両伝動軸間の伝達トルクを自動的に減
少させてテーパニードルローラの前記円錐面への
食込み力を弱めることができ、従つてその切換え
直前までの、両伝動軸間の伝達トルクが大きくて
該テーパニードルローラの円錐面への食込みが強
固な場合でも、その食込み状態を難なく解除して
クラツチの前記伝動状態から動力遮断状態への移
行を無理なく円滑に行わせることができる。
第1図は本発明の一実施例に基づく一方向クラ
ツチのクラツチ作動制御装置の油圧回路図、第2
図は第1図の要部展開図である。 2,3……第1、第2伝動軸、5……外側回転
体、6……外接円錐面、10……軸方向移動許容
装置、11……内側回転体、13……内接円錐
面、17……テーパニードルローラ、27……油
圧作動シリンダ、36……伝動装置、39……切
換弁、41……動力伝達容量変更装置、A……軸
方向移動制御装置、P……油圧源、a……回転軸
線、θ……捩れ角。
ツチのクラツチ作動制御装置の油圧回路図、第2
図は第1図の要部展開図である。 2,3……第1、第2伝動軸、5……外側回転
体、6……外接円錐面、10……軸方向移動許容
装置、11……内側回転体、13……内接円錐
面、17……テーパニードルローラ、27……油
圧作動シリンダ、36……伝動装置、39……切
換弁、41……動力伝達容量変更装置、A……軸
方向移動制御装置、P……油圧源、a……回転軸
線、θ……捩れ角。
Claims (1)
- 1 相互間で動力伝達が行われるべき第1の伝動
軸2および第2の伝動軸3と;前記第1の伝動軸
2と共に回転するように前記第1の伝動軸2によ
り支持され、内周側には回転軸線aを対称軸とす
る外接円錐面6が形成された外側回転体5と;前
記第2の伝動軸3と共に回転するように前記第2
の伝動軸3により支持され、外周側には前記回転
軸線aを対称軸とし、前記外接円錐面6との間に
一様な間〓を保つ内接円錐面13が形成された内
側回転体11と;前記外接円錐面6と内接円錐面
13との間の間〓内において、相互に円周方向に
一定の間隔を保ち、しかも各々は前記回転軸線a
に対して一定の捩れ角θの下で捩られた配置状態
で前記外接円錐面6に内接するとともに前記内接
円錐面13に外接するように保持された複数個の
テーパニードルローラ17と;を有する一方向ク
ラツチにおいて、前記外側回転体5と前記内側回
転体11との軸方向の相対移動を許容する軸方向
移動許容装置10と、前記外側回転体5と前記内
側回転体11との間の軸方向の相対位置関係を、
前記内、外接円錐面13,6間が前記テーパニー
ドルローラ17を介して接触する伝動位置と、前
記内、外接円錐面13,6間の前記接触を解除す
る動力遮断位置との間で制御するための軸方向移
動制御装置Aと、前記両伝動軸2,3のうちの入
力側の伝動軸2と駆動源との間に介装された伝動
装置36の動力伝達容量を減少させる動力伝達容
量変更装置41とを少なくとも備え、前記軸方向
移動制御装置Aは、前記内、外側回転体11,5
の少なくとも一方に連結された油圧作動シリンダ
27等の油圧作動装置と、この油圧作動装置と油
圧源Pとの間に介装されて該油圧作動装置を、前
記両回転体11,5を前記伝動位置に保持し得る
第1の作動状態と前記動力遮断位置に保持し得る
第2の作動状態とに切換作動させる切換弁39と
を有し、また前記動力伝達容量変更装置41は、
前記切換弁39の切換え作動によつて前記油圧作
動装置が前記第1の作動状態から第2の作動状態
に切換えられる途中で作動し得るよう構成される
ことを特徴とする、一方向クラツチのクラツチ作
動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59112757A JPS6034529A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 一方向クラツチのクラツチ作動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59112757A JPS6034529A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 一方向クラツチのクラツチ作動制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12299678A Division JPS5551129A (en) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | Clutch operation controller for unidirectional clutch |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6034529A JPS6034529A (ja) | 1985-02-22 |
| JPH0133692B2 true JPH0133692B2 (ja) | 1989-07-14 |
Family
ID=14594778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59112757A Granted JPS6034529A (ja) | 1984-06-01 | 1984-06-01 | 一方向クラツチのクラツチ作動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034529A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62101923A (ja) * | 1985-10-19 | 1987-05-12 | テ−・ア−・トリウムフ−アドレル・アクチエンゲゼルシヤト | 一方向クラツチ |
| GB2241755B (en) * | 1990-03-08 | 1994-01-12 | Kubota Kk | Conical roller type clutch apparatus |
| JP2733200B2 (ja) * | 1994-09-02 | 1998-03-30 | 建治 三村 | 回転摩擦装置 |
| JP3443483B2 (ja) * | 1995-06-12 | 2003-09-02 | 株式会社荏原製作所 | 転がり軸受クラッチ |
| KR100322508B1 (ko) * | 1996-03-01 | 2002-05-09 | 겐지 미무라 | 마찰저항발생장치 |
| ATE453812T1 (de) * | 2004-04-01 | 2010-01-15 | Paul Mueller Gmbh & Co Kg | Kupplungsvorrichtung mit klemmkörpern |
| FI117804B (fi) | 2005-09-16 | 2007-02-28 | Waertsilae Finland Oy | Järjestely ja menetelmä turbokompressorilla varustetun mäntämoottorin yhteydessä |
| JP5170002B2 (ja) * | 2009-06-05 | 2013-03-27 | 株式会社デンソー | バルブタイミング調整装置 |
| JP6167398B2 (ja) * | 2013-05-14 | 2017-08-02 | 澤 司郎 | ローラクラッチ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5136299Y2 (ja) * | 1971-08-09 | 1976-09-06 |
-
1984
- 1984-06-01 JP JP59112757A patent/JPS6034529A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6034529A (ja) | 1985-02-22 |
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