JPH0135080B2 - - Google Patents

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JPH0135080B2
JPH0135080B2 JP60171365A JP17136585A JPH0135080B2 JP H0135080 B2 JPH0135080 B2 JP H0135080B2 JP 60171365 A JP60171365 A JP 60171365A JP 17136585 A JP17136585 A JP 17136585A JP H0135080 B2 JPH0135080 B2 JP H0135080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
treatment liquid
nozzle
opening
harsh treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60171365A
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English (en)
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JPS6233786A (ja
Inventor
Shizuo Oonishi
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CHUO SANGYO KK
Original Assignee
CHUO SANGYO KK
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Publication date
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はステンレス鋼製ドラム罐内部の熔接部
の焼焦汚損を効果的に除去する方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、ドラム罐は鉄製のものが多く、安価なこ
ともあつて一度使用した後は使い捨てにするのが
通常であつた。
近時、高純度または高価格の化学品等を収容す
るドラム罐としてステンレス鋼製のものが使用さ
れるようになつてきている。この場合、ドラム罐
自体の価格が高いため、使用後のドラム罐を洗浄
して再使用することが望まれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ステンレス鋼製ドラム罐を再使用する場合、前
回収容した化学品等がドラム罐の胴板と天板との
捲回部や胴板との捲回部の間〓に侵入して洗浄に
よつても完全には除去できないことがり、また洗
浄に使用した洗浄液がこの間〓に残存することも
あり、新しく収容する化学品等の汚染の原因とな
ることがあつた。
そこで、このような残存液による汚染を防止す
るため、本出願人は、ドラム罐の胴板と天板との
捲回部や胴板と地板との捲回部の間〓部分を肉盛
り熔接してすでに行つているが、熔接に際し熔接
部に焼焦汚損を生ずることを免れないため、その
焼焦汚損が新しく収容する化学品等を汚染するお
それがあつた。
この焼焦汚損の除去には通常の金属の洗浄に採
用されている酸洗い法が適用できるが、本出願人
はこの酸洗いを、酸性薬品を含浸させた布を手に
よつて焼焦汚損部に塗布しつつ研磨することによ
り行つている。
しかしながらこのようにして焼焦汚損の除去を
行うには、防毒マスクを着用し、かつ全身に薬害
防御のための重装備を施して作業することが必要
であり、危険かつ非能率であつた。また、一本の
ドラム罐の処理に要する経費はたとえば3000〜
8000円にもなり、経済的な負担も大きいものであ
つた。
本発明は、ステンレス鋼製ドラム罐内部の熔接
部の焼焦汚損を効果的に除去する工業的な方法を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のステンレス鋼製ドラム罐の熔接汚損除
去方法は、罐内の熔接部に焼焦汚損を生じたステ
ンレス鋼製ドラム罐をその罐口が下方となるよう
に倒立させてノズルがその罐口から挿入されるよ
うに位置させると共に、硝酸およびフツ化水素酸
を主剤とする常温または室温の苛烈処理液を、ノ
ズルからの該苛烈処理液の噴出方向と倒立ドラム
罐の姿勢とを相対的に変化させながら前記ノズル
から噴出させつつ罐口から流下させることによ
り、ドラム罐の少なくとも焼焦汚損部分を前記苛
烈処理液で処理する工程Aを実施し、該工程A終
了後、ドラム罐内面全体にアルカリ性液剤を散分
して中和洗浄する工程Bを実施することを特徴と
するものである。
以下本発明を詳細に説明する。
工程A ドラム罐としては、罐内の熔接部に焼焦汚損を
生じたステンレス鋼製ドラム罐が用いられる。こ
のドラム罐を、その罐口が下方となるように倒立
させてノズルがその罐口から挿入されるように位
置させる。そして該ノズルから処理液を噴出させ
つつ罐口から流下させる。
処理液としては、硝酸およびフツ化水素酸を主
剤とする苛烈処理液が用いられる。一般に金属の
酸洗いには種々の酸性薬品が用いられているが、
ステンレス鋼製ドラム罐の熔接部の焼焦汚損の除
去のためには硝酸およびフツ化水素酸を主剤とす
る苛烈処理液が最適であり、塩酸、硫酸、硝酸、
リン酸などの水溶液を用いたのでは所期の目的を
ほとんど達成しえないか少なくとも充分には達成
しえない。硝酸とフツ化水素酸との配合比は、典
型的には容量比でおおよそ3:1とするが、適宜
変更が可能である。
また、ノズルから噴出させる上記苛烈処理液の
温度は常温または室温とすることが要求され、極
端に低温では焼焦汚損の除去効果が低下し、一方
高温では処理面が梨地状になるなどのトラブルを
生ずる。
噴出に際しては、ノズルからの苛烈処理液の噴
出方向と倒立ドラム罐の姿勢とを相対的に変化さ
せるように留意し、ドラム罐の少なくとも焼焦汚
損部分が前記苛烈処理液で処理されるようにす
る。「相対的に変化させる」とは、倒立ドラム罐
の姿勢を固定してノズルを揺動または回転させる
場合と、ノズルの姿勢を固定し、倒立ドラム罐の
方を揺動させる場合とがある。
ノズルから噴出した苛烈処理液は、焼焦汚損部
分を処理しながら、罐内壁を伝わつて罐口から流
下する。
工程B 工程A終了後は、ノズルからドラム罐をはず
し、ドラム罐内面全体にアルカリ性液剤を散分し
て中和洗浄する工程Bを実施する。
アルカリ性液剤としては、通常金属のアルカリ
洗浄に用いられる水酸化ナトリウム、炭酸ナトリ
ウム等の適当濃度の水溶液が用いられる。
Γ処理液の再使用 前記工程Aにおいて倒立ドラム罐の罐口より流
下する苛烈処理液は、必要に応じ濾過等の処理を
行つた後、好ましくは当初の設定濃度に調整し
て、工程Aの噴出液として再使用することが特に
望ましい。これにより苛烈処理液の有効利用が図
られ、本発明の方法の工業的意義が一段と増すよ
うになる。
Γその他の工程 上記工程Aおよび工程Bのほか、必要に応じ任
意の段階で、水洗工程、界面活性剤による処理工
程、研磨工程などを付加することもできる。
〔作用〕
工程Aにおける苛烈処理液の噴出によりステン
レス鋼製ドラム罐内部の熔接部の焼焦汚損が効果
的に除去され、工程Bにより罐内面に付着する苛
烈処理液が中和される。両工程により、焼焦汚損
の除去とドラム罐内面の不動態化が完了し、所期
の処理が達成される。
〔実施例〕
次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例 1 胴板と天板との捲回部および胴板と地板との捲
回部の間〓部分を肉盛り熔接したクローズドタイ
プステンレス鋼製ドラム罐を多数用意した。該ド
ラム罐の内面熔接部には焼焦汚損を生じていた。
また、苛烈処理液として、硝酸とフツ化水素酸
とを容量比で3:1の割合で混合し、さらに3倍
容量の水で稀釈したものを用意した。
上方に向けて立垂配置した複数本のノズルに上
記の苛烈処理液を供給できるようにし、このノズ
ルが罐口に挿入されるように、該ノズルの上から
上記のステンレス鋼製ドラム罐を倒立状態でセツ
トした。
ノズルから常温の上記苛烈処理液を噴出させる
と共に、ノズルを回転させて苛烈処理液が焼焦汚
損部分を含む罐内全面を濡らすようにした。な
お、ノズルを回転させる代わりに、ノズルを固定
してドラム罐の方を揺動させることもできる。
罐口から流下する苛烈処理液は、これを一旦回
収保管し、濾過および初期の濃度に調整後、噴出
液として再使用するようにした。
処理後のドラム罐をノズルからはずし、市販の
アルカリ性溶液(水酸化ナトリウムおよび炭酸ナ
トリウムを含むもの)を罐内に導入して罐内面全
体を濡らすようにし、罐口から排出した。最後に
罐内を水洗、乾燥して一連の処理を完了した。
上記操作により、熔接部の焼焦汚損は完全に除
去され、また罐内面全体に不動態化物が形成され
た。
比較例 1 硝酸とフツ化水素酸とを含む苛烈処理液に代え
て塩酸水溶液を用いたほかは実施例1と同様の処
理を行つたところ、塩酸水溶液の濃度を1〜20重
量%の範囲で種々変更し、また塩酸水溶液の温度
を常温から90℃まで種々変化した場合において
も、熔接部の焼焦汚損は不完全にした除去できな
かつた。
比較例 2 硝酸とフツ化水素酸とを含む苛烈処理液の温度
を70〜90℃に設定したほかは実施例1と同様の処
理を行つたところ、罐内面が梨地状に冒されてし
まうことが判明した。
〔発明の効果〕
一般にドラム罐のような罐口が小さく奥行きの
深い大型容器の内部処理は容易ではないが、本発
明の方法によれば、手作業を全くまたはほとんど
要することなく、ステンレス鋼製ドラム罐内部の
熔接部の焼焦汚損を効果的に除去することがで
き、かつ罐内面全体に不動態化層を形成すること
ができる。従つて、手作業による処理に際しての
重労働、危険性、非能率性は完全に解消され、処
理コストも大幅に(たとえば1/10程度に)低減す
る。
そして、工程Aにおいて倒立ドラム罐の罐口よ
り流下する苛烈処理液を再使用に供すれば、該処
理液の有効利用が図られ、本発明の工業的意義が
一段と増すようになる。
本発明は、上記のような利点を有するので、性
能的にも経済的にもステンレス鋼製ドラム罐の繰
り返し使用が可能となり、工業的意義が大きいも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 罐内の熔接部に焼焦汚損を生じたステンレス
    鋼製ドラム罐をその罐口が下方となるように倒立
    させてノズルがその罐口から挿入されるように位
    置させると共に、硝酸およびフツ化水素酸を主剤
    とする常温または室温の苛烈処理液を、ノズルか
    らの該苛烈処理液の噴出方向と倒立ドラム罐の姿
    勢とを相対的に変化させながら前記ノズルから噴
    出させつつ罐口から流下させることにより、ドラ
    ム罐の少なくとも焼焦汚損部分を前記苛烈処理液
    で処理する工程Aを実施し、該工程A終了後、ド
    ラム罐内面全体にアルカリ性液剤を散布して中和
    洗浄する工程Bを実施することを特徴とするステ
    ンレス鋼製ドラム罐の熔接汚損除去方法。 2 工程Aにおいて倒立ドラム罐の罐口より流下
    する苛烈処理液を、適宜濃度調整後、工程Aの噴
    出液として再使用することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の熔接汚損除去方法。
JP17136585A 1985-08-02 1985-08-02 ステンレス製ドラム罐の熔接汚損除去方法 Granted JPS6233786A (ja)

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JPS6233786A JPS6233786A (ja) 1987-02-13
JPH0135080B2 true JPH0135080B2 (ja) 1989-07-24

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JP17136585A Granted JPS6233786A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 ステンレス製ドラム罐の熔接汚損除去方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843449A (ja) * 1981-09-09 1983-03-14 Hitachi Ltd 感光性重合体組成物

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JPS6233786A (ja) 1987-02-13

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