JPH0135730Y2 - - Google Patents

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JPH0135730Y2
JPH0135730Y2 JP8154886U JP8154886U JPH0135730Y2 JP H0135730 Y2 JPH0135730 Y2 JP H0135730Y2 JP 8154886 U JP8154886 U JP 8154886U JP 8154886 U JP8154886 U JP 8154886U JP H0135730 Y2 JPH0135730 Y2 JP H0135730Y2
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push
shaft
sewing machine
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lever
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はポータブル型のロツクミシンに関
し、特に布押を上下動させる押棒の上下動機構に
特有の構造を有するロツクミシンに関する。
〔従来の技術並びにその問題点〕
押棒を上下動させるレバーを押棒の反対側(ミ
シン本体に向かつて右側)に設け、レバーの中心
軸を、針棒を上下動させる為の揺動筒内に横架し
たロツクミシンは開発されている(実公昭54−
2732号公報、実開昭56−74667号公報)。
これ等のロツクミシンは、押棒を上下動させる
レバーがミシン本体の右側前方に突出するので、
レバーがミシンの右側後方に設けられたものに比
べて操作し易い特長がある。
しかしながら、前記の公報に示されるレバー付
ロツクミシンは、レバーの位置が操作に便利な部
分に変わつただけで、押上軸の回動角度は従来と
変わらず、これを約90度も回動させて押棒を上下
動させるので、レバーの回動角が大きくなる欠点
があつた。回動角の大きなレバーは、第5図の鎖
線で示すように、回動時に円弧状に運動するレバ
ー1の先端がミシン前面2のケースから大きく出
入りする、即ち、上昇位置と降下位置とで摘みの
付根部分が前面カバー3内に引き込まれ、回動途
中で前面から突出するので、最も大切な、上昇位
置と降下位置のレバーが掴み難くなる欠点があつ
た。
更に、押上軸と押棒との係合部分にあつて、押
棒に固定された押上片を押し上げる偏心押上部材
を配設するに充分なスペースがなく、この部分の
部品配置が難しくなる欠点があつた。押棒を上下
させる偏心押上部材を設けるのが難しい理由は、
レバーを引き上に上げた時に押棒が上に引き上げ
られるように、押上軸7の一端に固定された偏心
押上部材であるカム4を、第6図の水平断面図と
第7図の側面図に示すように、押棒5に接近する
針棒6の方向に延長して設ける必要がある為であ
る。又、この機構は、カム4の長さが針棒6に当
たらない長さに制約され、針棒6と押上軸7の間
隔よりも高く押棒5を押し上げる構造にできず、
布押の押上量が制限される欠点があつた。布押の
上昇高さを高くする為に、針棒と押棒との間隔を
長くすると、押棒下端に固定された布押と針との
相対位置がずれて布押が理想的な状態で布を押さ
えて縁かがり縫い出来ない弊害が生ずる。
この考案は、これら従来の欠点を除去すること
を目的に開発されたもので、この考案の重要な目
的は、レバーを針棒の反対側に前面に突出して配
設できると共に、レバーの回動角を小さくでき、
しかも押上軸に固定された押棒の偏心押上部材が
針棒の反対側に延長できて、布押の上昇高さに制
約を受けず、しかも押棒と針棒とが理想的な位置
に配設できるロツクミシンを提供するにある。
〔従来の問題点を解決する為の手段〕
ポータブル型ロツクミシンは、ミシンのアーム
部に上下動自在に支承された針棒と、該針棒に連
結し針棒を上下動させる揺動筒と、針棒に平行に
かつ接近して後方に上下動自在に支承され常には
押バネで下方に押圧される押棒と、該押棒の下端
に固定された布押と、ミシン機枠に回動自在に横
架され揺動筒に挿通して揺動筒を回動可能に支承
する押上軸とを有し、該押上軸の回動に伴つて押
棒が上下動する。更に、ポータブル型ロツクミシ
ンは、押上軸の端に固定され、押棒の降下位置に
於ては押上軸の軸心より針棒の反対方向に延長
し、押上軸の回動により押棒に固定された押上片
の下面に係合して押棒を押上片とともに押し上げ
る偏心押上部材と、押上軸の他端に固定される短
径部材と、押上軸と平行な軸線を中心として回動
可能に配設され、短径部材と係合する長径部材
と、該長径部材と一体的に構成され、ミシン本体
の側部から前方に延長して突出されるレバーとを
有する。短径部材と長径部材とは押上軸と軸線と
の間で互いに係合されており、短径部材の係合位
置と押上軸心までの距離は長径部材の係合位置か
ら軸線までの距離よりも短く形成され、かつ、レ
バーを上下に操作することにより長径部材が短径
部材を駆動して押上軸を回動し、布押を昇降す
る。
〔作用、効果〕
レバーが引き上げられた位置にあつては、偏心
押上部材は上方に回動され、押上片を介して押棒
を押し上げる。レバーが引き下げられると、押上
軸が回転して押上片は押バネで上から押圧されて
いるので、押棒が降下して押棒下端の布押が布を
押圧する。
即ち、この考案のロツクミシンは、レバーの上
下運動が短径部材と長径部材を介して押上軸に伝
達され、押上軸はレバーと反対方向に回動され、
しかもレバーの回動角よりも大きな回転角だけ回
動される。従つて、レバーの回動角を少なくして
押棒を上下動できる。このことは、レバーを、操
作に便利な針棒の反対側(ミシンに向かつて右
側)に配設でき、しかもミシン前面のカバーを貫
通してレバーを突出して配設できることと相乗し
て、レバー操作を著しく簡単にできる特長が実現
できる。
更にこの考案の特筆すべき特長は、押上軸がレ
バー回転方向と反対に回転されるので、押上軸の
一端に固定されて押棒を上下動するカムが針棒と
反対側に延長でき、押棒を上下動させるカム等の
押上機構が簡単に内蔵でき、しかも針棒と押棒と
の間隔にかかわらず、針棒の上昇降下距離を大き
くして便利に使用できる特長が実現される。
〔好ましい実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
この考案のロツクミシンは、下端に布押16が
固定された押棒14を上下させる布押手段に特長
がありその他の部分は、従来のロツクミシンの構
造がそのまま使用できる。従つて、以下、押棒の
上下機構とこれに関連する機構に付いて詳述す
る。
第1図と第2図に示すロツクミシンは、ミシン
のアーム部に上下動自在に支承されて下端に針が
固定される針棒17と、この針棒14に平行に、
しかも針棒17に接近して後方に上下動自在に支
承されている押棒14と、この押棒14の昇降手
段とを備える。
昇降手段は、針棒14を上下動させる為の揺動
筒18に挿通されて、それ自体が回動自在に横架
された押上軸11と、この押上軸11に固定され
て押上片13の下面を押し上げる偏心押上部材
と、押上軸11を間接的に回動するレバー10
と、レバー10の動きを押上軸11に伝達する反
転増速手段とを備える。
針棒17は、図示しないが、リンクを介して揺
動筒18に連結され、揺動筒18はコンロツド介
して、モーターに回転される回転主軸のクランク
ピンに連結され、回転主軸12に回転に同期して
上下動される。
押棒14は中間の2箇所がメタルを介してミシ
ンのアーム部に支承され、押上軸11のより多少
上方に位置して、押上片13が固定され、下端に
布押16が取り付けられている。押上片13は下
面に沿つて偏心押上部材を構成するクランクピン
12がスムーズに摺動でき、かつ上昇位置にある
クランクピン12が係止状態を保持するように、
第2図に於て左から右に向かつて登り勾配の滑り
面19を有し、右端で急激に降下する凹窪を有す
る。この押上片13は端部に上下に延長して溝が
刻設され、この溝に沿つて摺動するガイド20が
押棒と平行にミシン本体に固定されており、ガイ
ド20でもつて押上片13の回転が防止される。
押上片13の上面は押しバネ15であるコイル
バネで常時下方に押圧されている。
押上軸11は、両端部がメタルを介してミシン
本体に支承され、第1図に於て左端に、偏心押上
部材であるクランク21が、右端に反転増速手段
の短径部材である歯車22が固定されている。こ
の押上軸11は揺動筒18に挿通されて揺動筒1
8を回転自在に支承する。
クランク21はレバー10が上昇位置にある時
に、第2図に示すようにクランクピン12が上昇
位置にあり、レバー10が降下位置にある時は、
鎖線で示すようにほぼ水平に位置するように押上
軸11に固定される。クランクアームの長さを調
整して押棒14の上昇距離を決定できる。即ち、
クランクアームが長いと、押棒14の上昇高さを
高くできる。
この考案は、押上片13の下面を押圧して押棒
14を押し上げる偏心押上部材をクランクに限定
するものでなく、クランクに変わつて、第4図に
示すようにカム23も使用できる。カム23はク
ランクと同様に押上軸11の端に固定されて、外
周で押上片13の凹窪を摺動して押棒14を押し
上げる。
押上軸11の右端に連結された反転増速手段
は、押上軸11に固定された短径部材である歯車
22と、この歯車22に噛み合う歯面を有する長
径部材であるセクター歯車24とからなる。
歯車22とセクター歯車24とは互いに反対方
向に回転されるように、押上軸11の中心とレバ
ー10の枢軸25との間で係合、即ち噛み合い、
かつレバー10の回動角に対して押上軸11の回
動角が大きくなるように、歯車の半径はセクター
歯車の半径よりも充分に小さく、例えば2分の1
〜6分の1に形成されている。即ち、歯車22と
セクター歯車24と半径の比率がレバー10と押
上軸11の回転角の比率に等しくなる。
第5図に示す反転増速手段は、短径部材が押上
軸に固定されたクランク26で、長径部材がこの
クランクに係合する大クランク27で、大クラン
ク27は、クランク26のクランクピン28が半
径方向に摺動自在に挿通されるスリツト29を有
し、これがレバー10に固定されている。
この反転増速手段も、レバー10と押上軸11
とが反対方向に回動されるように、クランクピン
28とスリツト29とを介して、クランク26と
大クランク27とが押上軸11の中心とレバーの
枢軸25との間に係合する。レバー10の回転角
に対して押上軸11の回転角が大きくなるよう
に、クランク26のアームの長さ、即ち、押上軸
11の中心と係合位置との距離は、大クランクの
枢軸25からクランクピンとの係合位置までの距
離であらわされる大クランクアームの長さの2分
の1〜6分の1程度に決定される。
ただ、大クランクアームの長さ、即ち、レバー
10の枢軸25と係合位置との距離は、レバー1
0の回動角によつて一定ではないが、本明細書に
於てレバーの枢軸と係合位置との距離とは、レバ
ーを上昇あるいは降下した位置における距離を意
味するものとする。
更に図示しないが、反転増速手段は、第5図に
示すものとは反対に、押上軸に固定されたクラン
クにスリツトを設け、レバーに固定された大クラ
ンクにこのスリツトに摺動自在に挿通されるクラ
ンクピンを設けることも可能である。
第1図ないし第5図に示すロツクミシンは、レ
バー10を上昇させると反転増速手段を介して押
上軸11がレバーと反対に回動され、押上軸11
の回転によつて偏心押上部材が回動され、これで
もつて押上片13と押棒14とが押し上げられ
る。反対にレバー10が降下されると、偏心押上
部材が押上片13の押し上げ状態を解除して、そ
れが押しバネ15で押し下げられて押棒14が降
下され、押棒下端の布押16が布を押圧する。
第3図および第5図に示す反転増速手段を介し
てレバー10が押上軸11に連結されたものは、
図の鎖線で示すように、レバー10の回動角が少
なく、しかもレバー10の先端がミシンの前カバ
ーにほぼ平行に移動し、更に上昇位置並びに降下
位置にあるレバーが前カバーから直角に近い状態
で突出されるため、レバー10が極めて簡単に操
作出来る。
仮に、第5図の鎖線で示すように、押上軸に直
接レバー1を固定する従来の方式は、レバー1で
押上軸を約90度回転すると、上昇位置と降下位置
にあるレバー1はほとんど前面カバーと平行に近
づき、レバー操作が簡単に出来なくなり、また前
面カバーを貫通してレバー1を前面に突出する為
に大きな開口窓を必要とする。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すロツクミシンの布押手段を示す断面図及び側面
図、第4図は偏心押上部材の他の実施例を示す側
面図、第5図は反転増速手段の他の実施例を示す
側面図、第6図及び第7図は従来のロツクミシン
の押棒付近を示す水平断面図及び側面図である。 1……レバー、2……ミシン前面、3……前面
カバー、4……カム、5……押棒、6……針棒、
7……押上軸、10……レバー、11……押上
軸、12……クランクピン、13……押上片、1
4……押棒、15……押バネ、16……布押、1
7……針棒、18……揺動筒、19……滑り面、
20……ガイド、21……クランク、22……歯
車、23……カム、24……セクター歯車、25
……枢軸、26……クランク、27……大クラン
ク、28……クランクピン、29……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ミシンのアーム部に上下動自在に支承された
    針棒と、該針棒に連結し針棒を上下動させる揺
    動筒と、前記針棒に平行にかつ接近して後方に
    上下動自在に支承され常には押バネで下方に押
    圧される押棒と、該押棒の下端に固定された布
    押と、ミシン機枠に回動自在に横架され前記揺
    動筒に挿通して揺動筒を回動可能に支承する押
    上軸とを有し、該押上軸の回動に伴つて前記押
    棒が上下動するようにしたポータブル型ロツク
    ミシンに於て、前記押上軸の端に固定され、前
    記押棒の降下位置に於ては前記押上軸の軸心よ
    り前記針棒の反対方向に延長し、前記押上軸の
    回動により前記押棒に固定された押上片の下面
    に係合して押棒を押上片とともに押し上げる偏
    心押上部材と、前記押上軸の他端に固定される
    短径部材と、前記押上軸と平行な軸線を中心と
    して回動可能に配設され、前記短径部材と係合
    する長径部材と、該長径部材と一体的に構成さ
    れ、ミシン本体の側部から前方に延長して突出
    されるレバーとを有し、前記短径部材と前記長
    径部材とは前記押上軸と前記軸線との間で互い
    に係合されており、前記短径部材の係合位置と
    前記押上軸心までの距離は前記長径部材の係合
    位置から前記軸線までの距離よりも短く形成さ
    れ、かつ、前記レバーを上下に操作することに
    より前記長径部材が前記短径部材を駆動して前
    記押上軸を回動し、前記布押を昇降するように
    したことを特徴とするポータブル型のロツクミ
    シン。 (2) 押上軸に固定された偏心押上部材がクランク
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載のポ
    ータブル型のロツクミシン。 (3) 短径部材が押上軸の端に固定された歯車で、
    長径部材がレバーに固定されて前記の歯車に噛
    み合うセクター歯車である実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のポータブル型のロツクミシ
    ン。 (4) 短径部材が押上軸端に固定されたクランク
    と、該クランクより押上軸に平行に突出するク
    ランクピンよりなり、長径部材は前記クランク
    ピンが前記軸線を中心とする半径方向に移動自
    在に挿通されたスリツトを有する大クランクで
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載のポー
    タブル型ロツクミシン。 (5) 短径部材及び長径部材とレバーはミシンのカ
    バー内に配設され、レバーの自由端がミシン前
    面のカバーを貫通して突出し上下に操作可能で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項、第3項及
    び第4項記載のポータブル型ロツクミシン。
JP8154886U 1986-05-28 1986-05-28 Expired JPH0135730Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8154886U JPH0135730Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JP8154886U JPH0135730Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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Publication Number Publication Date
JPS62192369U JPS62192369U (ja) 1987-12-07
JPH0135730Y2 true JPH0135730Y2 (ja) 1989-10-31

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ID=30933388

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JP8154886U Expired JPH0135730Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

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JPS62192369U (ja) 1987-12-07

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