JPH0135794Y2 - - Google Patents
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- JPH0135794Y2 JPH0135794Y2 JP6093485U JP6093485U JPH0135794Y2 JP H0135794 Y2 JPH0135794 Y2 JP H0135794Y2 JP 6093485 U JP6093485 U JP 6093485U JP 6093485 U JP6093485 U JP 6093485U JP H0135794 Y2 JPH0135794 Y2 JP H0135794Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing arm
- workpiece
- protrusion
- inclined guide
- guide holder
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、ワーク(被加工物)を加工個所に
保持するための装置に関し、特に軸方向の両端側
から加工を施すワークを保持するための装置に関
するものである。
保持するための装置に関し、特に軸方向の両端側
から加工を施すワークを保持するための装置に関
するものである。
従来の技術
例えば第4図に示す形状のワーク1を製造する
にあたつて、その両端面のセンター穴2,3の加
工は、従来、第5図に示す構成の装置によつて行
なわれていた。すなわち基準面4にセツトしたワ
ーク1の後端側に、ワーク1の半径方向と平行な
方向へシヤツトル用油圧シリンダー5によつて往
復動されるシヤツトル用スライド6が、テーブル
7上に配置されており、そのシヤツトル用スライ
ド6には、当て金8を先端部に有するバツクアツ
プおよび位置決め用の油圧シリンダー9と穴加工
工具10とが、前記ワーク1の軸線方向と平行な
方向に向けて取付けられている。またワーク1の
先端側には、下穴加工用のドリル11と他の穴加
工工具12とが、ワーク1と同一軸線上に位置し
得るよう平行移動可能に配置されている。そして
第5図に示す装置は、第6図に示すように前記油
圧シリンダー9によつて当て金8を前進させ、ワ
ーク1を基準面4に押し当て軸線方向での位置決
めを行なうとともに、Vヤゲン13によつてワー
ク1を把持し、ドリル11により下穴加工の際の
切削荷重を前記油圧シリンダー9によつてバツク
アツプし、このような下穴加工の完了後に、当て
金8を後退させるとともに、シヤツトル用油圧シ
リンダー5によつてスライド6を移動させ、前記
穴加工工具10,12をワーク1と同一軸線上に
位置させ、両端部のセンター穴2,3の加工を行
なうよう構成されている。
にあたつて、その両端面のセンター穴2,3の加
工は、従来、第5図に示す構成の装置によつて行
なわれていた。すなわち基準面4にセツトしたワ
ーク1の後端側に、ワーク1の半径方向と平行な
方向へシヤツトル用油圧シリンダー5によつて往
復動されるシヤツトル用スライド6が、テーブル
7上に配置されており、そのシヤツトル用スライ
ド6には、当て金8を先端部に有するバツクアツ
プおよび位置決め用の油圧シリンダー9と穴加工
工具10とが、前記ワーク1の軸線方向と平行な
方向に向けて取付けられている。またワーク1の
先端側には、下穴加工用のドリル11と他の穴加
工工具12とが、ワーク1と同一軸線上に位置し
得るよう平行移動可能に配置されている。そして
第5図に示す装置は、第6図に示すように前記油
圧シリンダー9によつて当て金8を前進させ、ワ
ーク1を基準面4に押し当て軸線方向での位置決
めを行なうとともに、Vヤゲン13によつてワー
ク1を把持し、ドリル11により下穴加工の際の
切削荷重を前記油圧シリンダー9によつてバツク
アツプし、このような下穴加工の完了後に、当て
金8を後退させるとともに、シヤツトル用油圧シ
リンダー5によつてスライド6を移動させ、前記
穴加工工具10,12をワーク1と同一軸線上に
位置させ、両端部のセンター穴2,3の加工を行
なうよう構成されている。
考案が解決しようとする問題点
しかるに上述した従来の装置では、軸方向に作
用する切削荷重Fに対し、ワーク1の後端面側に
同一軸線上に配置した油圧シリンダー9によつて
対抗させる構成であるから、切削荷重の増加に伴
つて油圧シリンダーを大型化せざるを得ず、例え
ば1100Kg程度の切削荷重が生じる場合には、30
Kg/cm2の油圧でピストンの径が約70mmの油圧シリ
ンダーを必要とし、その結果大きな治具スペース
を必要とする問題があつた。また従来の装置で
は、切削荷重に対抗させる油圧シリンダー9側か
らの穴加工を行なう際に、前記の油圧シリンダー
9を穴加工工具10に干渉しない位置へ一旦退避
させる必要があるため、前記スライド6やテーブ
ル7あるいはシヤツトル用油圧シリンダー5等の
スライド機構やアクチユエータ、油圧ポンプ、油
圧タンク、さらにはソレノイドバルブ等の制御機
器を設ける必要があり、装置全体が複雑かつ大型
化する問題が生じる。このように従来の装置で
は、広いスペースを必要とするうえに、設備コス
トが嵩む問題があつた。
用する切削荷重Fに対し、ワーク1の後端面側に
同一軸線上に配置した油圧シリンダー9によつて
対抗させる構成であるから、切削荷重の増加に伴
つて油圧シリンダーを大型化せざるを得ず、例え
ば1100Kg程度の切削荷重が生じる場合には、30
Kg/cm2の油圧でピストンの径が約70mmの油圧シリ
ンダーを必要とし、その結果大きな治具スペース
を必要とする問題があつた。また従来の装置で
は、切削荷重に対抗させる油圧シリンダー9側か
らの穴加工を行なう際に、前記の油圧シリンダー
9を穴加工工具10に干渉しない位置へ一旦退避
させる必要があるため、前記スライド6やテーブ
ル7あるいはシヤツトル用油圧シリンダー5等の
スライド機構やアクチユエータ、油圧ポンプ、油
圧タンク、さらにはソレノイドバルブ等の制御機
器を設ける必要があり、装置全体が複雑かつ大型
化する問題が生じる。このように従来の装置で
は、広いスペースを必要とするうえに、設備コス
トが嵩む問題があつた。
この考案は上記の事情に鑑み、設備のコンパク
ト化を図ることのできるワーク保持装置を提供す
ることを目的とするものである。
ト化を図ることのできるワーク保持装置を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、ワ
ークの保持動作と同時にワークに対し切削荷重と
対抗する所謂バツクアツプ力を付与し、またワー
ク保持の解除動作と同時にワークの端面からの退
避動作を行ない、さらにはリンク機構を採用して
充分大きいバツクアツプ力を生じさせるよう構成
したものである。すなわち、より具体的には、こ
の考案は、基準面に軸方向へ押し付けられるワー
クに対しその半径方向へ前後動するスイングアー
ムを、ガイドホルダーに挿通し、そのスイングア
ームの基端部側の一側面とこれに対応したガイド
ホルダーの内面とのいずれか一方に、スイングア
ームの前後動方向に対して傾斜した傾斜ガイド面
を形成するとともに、他方に、前記傾斜ガイド面
を摺接させる第1の突起部を形成し、またこれら
傾斜ガイド面および第1の突起部よりも先端部側
でかつスイングアームの他側面とこれに対応する
ガイドホルダーの内面とのいずれか一方に第2の
突起部を形成し、さらにスイングアームの先端部
での一側面に、前記ワークの軸方向での端面に当
接させる当て金を設けたことを特徴とするもので
ある。
ークの保持動作と同時にワークに対し切削荷重と
対抗する所謂バツクアツプ力を付与し、またワー
ク保持の解除動作と同時にワークの端面からの退
避動作を行ない、さらにはリンク機構を採用して
充分大きいバツクアツプ力を生じさせるよう構成
したものである。すなわち、より具体的には、こ
の考案は、基準面に軸方向へ押し付けられるワー
クに対しその半径方向へ前後動するスイングアー
ムを、ガイドホルダーに挿通し、そのスイングア
ームの基端部側の一側面とこれに対応したガイド
ホルダーの内面とのいずれか一方に、スイングア
ームの前後動方向に対して傾斜した傾斜ガイド面
を形成するとともに、他方に、前記傾斜ガイド面
を摺接させる第1の突起部を形成し、またこれら
傾斜ガイド面および第1の突起部よりも先端部側
でかつスイングアームの他側面とこれに対応する
ガイドホルダーの内面とのいずれか一方に第2の
突起部を形成し、さらにスイングアームの先端部
での一側面に、前記ワークの軸方向での端面に当
接させる当て金を設けたことを特徴とするもので
ある。
作 用
したがつてこの考案では、ワークを保持する場
合、基準面にワークを所期の姿勢でセツトしてお
き、その状態でスイングアームを前進させる。ス
イングアームが前進するに伴つて、第1の突起部
とこれに対応した傾斜ガイド面とが接触すること
により、スイングアームの基端部が前後動方向に
対し直交する方向へ力を受け、また第2の突起部
により反対方向から反力を受け、したがつてスイ
ングアームは、との先端部一側面に設けた当て金
が、基準面にセツトしたワークの端面に向うよう
回動し、テコとして作用する。その結果、ワーク
は基準面に押圧固定される。この状態でワークの
他方の端面から軸方向の切削を行なうと、スイン
グアームの先端部に力が加わり、スイングアーム
に対しては回転モーメントとして作用するが、ス
イングアームは先端部側の第2の突起部の個所を
支点とし、基端部側の第1の突起部の個所を作用
点としたテコとなつているから、切削荷重はスイ
ングアームを介してガイドホルダーによつて支え
られる。その場合、傾斜ガイド面を用いているた
めに、スイングアームを後退移動させる力が生じ
るが、それは切削に伴つて生じる全荷重のうちの
傾斜ガイド面を介して分力として作用するもので
あるから、小さい力となる。他方、ワーク保持の
解除は、スイングアームを後退させることによつ
て行なう。すなわちスイングアームを後退させれ
ば、前記各突起および傾斜ガイド面によりスイン
グアームを回動させる力が生じなくなるから、ワ
ークは基準面に向けての押し付け力がなくなるこ
とによりその保持が解除され、同時にスイングア
ームの先端部がワークの端面からその半径方向に
退避し、ワークの端面の加工が可能な状態にな
る。
合、基準面にワークを所期の姿勢でセツトしてお
き、その状態でスイングアームを前進させる。ス
イングアームが前進するに伴つて、第1の突起部
とこれに対応した傾斜ガイド面とが接触すること
により、スイングアームの基端部が前後動方向に
対し直交する方向へ力を受け、また第2の突起部
により反対方向から反力を受け、したがつてスイ
ングアームは、との先端部一側面に設けた当て金
が、基準面にセツトしたワークの端面に向うよう
回動し、テコとして作用する。その結果、ワーク
は基準面に押圧固定される。この状態でワークの
他方の端面から軸方向の切削を行なうと、スイン
グアームの先端部に力が加わり、スイングアーム
に対しては回転モーメントとして作用するが、ス
イングアームは先端部側の第2の突起部の個所を
支点とし、基端部側の第1の突起部の個所を作用
点としたテコとなつているから、切削荷重はスイ
ングアームを介してガイドホルダーによつて支え
られる。その場合、傾斜ガイド面を用いているた
めに、スイングアームを後退移動させる力が生じ
るが、それは切削に伴つて生じる全荷重のうちの
傾斜ガイド面を介して分力として作用するもので
あるから、小さい力となる。他方、ワーク保持の
解除は、スイングアームを後退させることによつ
て行なう。すなわちスイングアームを後退させれ
ば、前記各突起および傾斜ガイド面によりスイン
グアームを回動させる力が生じなくなるから、ワ
ークは基準面に向けての押し付け力がなくなるこ
とによりその保持が解除され、同時にスイングア
ームの先端部がワークの端面からその半径方向に
退避し、ワークの端面の加工が可能な状態にな
る。
実施例
以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す略解断面図
であつて、基準面20はワーク1を挿入してその
軸方向において位置決めするよう構成されてお
り、その基準面20にセツトしたワーク1の後端
面側に、ワーク1の半径方向へ前後動するスイン
グアーム21がガイドホルダー22に挿通して配
置されている。スイングアーム21は矩形断面の
軸状材であつて、その基端部の一側面(第1図で
は下端部の右側面)に図の左斜め上方に傾斜した
第1傾斜ガイド面23が形成され、またこれより
先端部側の他の側面(第1図では左側面)に第1
傾斜ガイド面23とは反対方向に傾斜した第2傾
斜ガイド面24が形成され、さらに第1傾斜ガイ
ド面23と同じ一側面の先端部に、前記ワーク1
の端面に当接してワーク1を押す当て金25が設
けられている。これに対し、ガイドホルダー22
の下端部で第1傾斜ガイド面23に対応する内面
に、第1傾斜ガイド面23を摺接させる第1突起
部26がスイングアーム21に向けて突設され、
また先端部側の第2傾斜ガイド面24に対応する
内面に、その第2傾斜ガイド面24を摺接させる
第2突起部27がスイングアーム21に向けて突
設されている。さらにガイドホルダー22の下端
部には、前記第1突起部26との間にスイングア
ーム21を挾み付けてガイドするガイドローラー
28が設けられている。
であつて、基準面20はワーク1を挿入してその
軸方向において位置決めするよう構成されてお
り、その基準面20にセツトしたワーク1の後端
面側に、ワーク1の半径方向へ前後動するスイン
グアーム21がガイドホルダー22に挿通して配
置されている。スイングアーム21は矩形断面の
軸状材であつて、その基端部の一側面(第1図で
は下端部の右側面)に図の左斜め上方に傾斜した
第1傾斜ガイド面23が形成され、またこれより
先端部側の他の側面(第1図では左側面)に第1
傾斜ガイド面23とは反対方向に傾斜した第2傾
斜ガイド面24が形成され、さらに第1傾斜ガイ
ド面23と同じ一側面の先端部に、前記ワーク1
の端面に当接してワーク1を押す当て金25が設
けられている。これに対し、ガイドホルダー22
の下端部で第1傾斜ガイド面23に対応する内面
に、第1傾斜ガイド面23を摺接させる第1突起
部26がスイングアーム21に向けて突設され、
また先端部側の第2傾斜ガイド面24に対応する
内面に、その第2傾斜ガイド面24を摺接させる
第2突起部27がスイングアーム21に向けて突
設されている。さらにガイドホルダー22の下端
部には、前記第1突起部26との間にスイングア
ーム21を挾み付けてガイドするガイドローラー
28が設けられている。
前記スイングアーム21を前後動させるための
油圧シリンダー29が、スイングアーム21の後
方(図では下方)に配置され、その油圧シリンダ
ー29のロツド30とスイングアーム21の基端
部とが、スイングアーム21の左右方向への移動
をある程度許容し、ロツド30へ曲げ荷重が作用
することを避けるために、ピン31および横長の
孔32を介して連結されている。。
油圧シリンダー29が、スイングアーム21の後
方(図では下方)に配置され、その油圧シリンダ
ー29のロツド30とスイングアーム21の基端
部とが、スイングアーム21の左右方向への移動
をある程度許容し、ロツド30へ曲げ荷重が作用
することを避けるために、ピン31および横長の
孔32を介して連結されている。。
なお、第1図中符号33はスイングアーム21
に形成した縦溝、34はその縦溝33に係合する
ようガイドホルダー22に設けたピンを示し、さ
らに符号35はワーク1を把持するVヤゲンを示
す。
に形成した縦溝、34はその縦溝33に係合する
ようガイドホルダー22に設けたピンを示し、さ
らに符号35はワーク1を把持するVヤゲンを示
す。
つぎに上記のように構成した装置の作用につい
て説明する。ワーク1を加工個所に保持する場
合、ワーク1を基準面20に挿入してセツトした
後、前記油圧シリンダー29を動作させてスイン
グアーム21を前進させる。スイングアーム21
は前記縦溝33およびピン34によつて上方に案
内されるが、第1傾斜ガイド面23が第1突起部
26に接触することにより基端部が第1図の左方
向へ押され、また第2傾斜ガイド面24が第2突
起部27に接触することにより、その部分が第1
図の右方向へ押され、したがつてスイングアーム
21は前進しつつ時計方向への回動力を受ける。
その結果、ほぼ前進端に達すると、前記当て金2
5がワーク1の後端面に当接し、そのワーク1を
基準面20に押し付けて保持する。ついでVヤゲ
ン35によつてワーク1をクランプした後に、ド
リル36によりワーク1の先端面での下穴加工を
行なう。その場合、ワーク1に対しては、軸方向
に向けて大きな切削荷重F(直径35mmの下穴に対
し約1100Kg)が作用し、これがスイングアーム2
1の先端部にそのままかかるが、第2図に示すよ
うにスイングアーム21は前記第1突起部26と
第2突起部27との2点で支えられているので、
第2突起部27の個所を支点とし、かつ第1突起
部26の個所を作用点としたテコとして作用し、
したがつて前記切削荷重Fはこれらの突起部2
6,27を介してガイドホルダー22により支え
ることになる。その場合、各突起部26,27に
対して各傾斜ガイド面23,24が接触している
ため、各突起部26,27での反力に基づいてス
イングアーム21の前後動方向に力が作用する
が、その力は傾斜ガイド面23,24の角度に従
つた小さい値となり、したがつて前記油圧シリン
ダー29を小型のものとしても充分対抗できる。
換言すれば、油圧シリンダー29等の小型のアク
チユエータによつてワーク1を充分バツクアツプ
できる。
て説明する。ワーク1を加工個所に保持する場
合、ワーク1を基準面20に挿入してセツトした
後、前記油圧シリンダー29を動作させてスイン
グアーム21を前進させる。スイングアーム21
は前記縦溝33およびピン34によつて上方に案
内されるが、第1傾斜ガイド面23が第1突起部
26に接触することにより基端部が第1図の左方
向へ押され、また第2傾斜ガイド面24が第2突
起部27に接触することにより、その部分が第1
図の右方向へ押され、したがつてスイングアーム
21は前進しつつ時計方向への回動力を受ける。
その結果、ほぼ前進端に達すると、前記当て金2
5がワーク1の後端面に当接し、そのワーク1を
基準面20に押し付けて保持する。ついでVヤゲ
ン35によつてワーク1をクランプした後に、ド
リル36によりワーク1の先端面での下穴加工を
行なう。その場合、ワーク1に対しては、軸方向
に向けて大きな切削荷重F(直径35mmの下穴に対
し約1100Kg)が作用し、これがスイングアーム2
1の先端部にそのままかかるが、第2図に示すよ
うにスイングアーム21は前記第1突起部26と
第2突起部27との2点で支えられているので、
第2突起部27の個所を支点とし、かつ第1突起
部26の個所を作用点としたテコとして作用し、
したがつて前記切削荷重Fはこれらの突起部2
6,27を介してガイドホルダー22により支え
ることになる。その場合、各突起部26,27に
対して各傾斜ガイド面23,24が接触している
ため、各突起部26,27での反力に基づいてス
イングアーム21の前後動方向に力が作用する
が、その力は傾斜ガイド面23,24の角度に従
つた小さい値となり、したがつて前記油圧シリン
ダー29を小型のものとしても充分対抗できる。
換言すれば、油圧シリンダー29等の小型のアク
チユエータによつてワーク1を充分バツクアツプ
できる。
ワーク1の先端面での下穴加工後、両端面での
穴加工に先立つて、前記スイングアーム21によ
るワーク1の保持を解除する。これは、前記油圧
シリンダー29によつてスイングアーム21を第
3図に示す位置に引き戻せばよく、このようにす
れば、前記各傾斜ガイド面23,24および突起
部26,27によるスイングアーム21への回動
力の付与が解消され、かつスイングアーム21が
前記縦溝33およびピン34ならびにガイドロー
ラ28に案内されてワーク1の半径方向へ離れ
る。すなわち、スイングアーム21はワーク1の
基準面20に対する押圧固定を解除すると同時
に、穴加工を施すべきワーク1の後端面から退避
する。したがつて上記の装置では、前記ドリル3
6を移動させて他の穴加工工具37に置き変え、
同時にワーク1の後端面側に他の工具38を配置
することにより、ワーク1を従前のままにセツト
して穴加工を行なうことができる。
穴加工に先立つて、前記スイングアーム21によ
るワーク1の保持を解除する。これは、前記油圧
シリンダー29によつてスイングアーム21を第
3図に示す位置に引き戻せばよく、このようにす
れば、前記各傾斜ガイド面23,24および突起
部26,27によるスイングアーム21への回動
力の付与が解消され、かつスイングアーム21が
前記縦溝33およびピン34ならびにガイドロー
ラ28に案内されてワーク1の半径方向へ離れ
る。すなわち、スイングアーム21はワーク1の
基準面20に対する押圧固定を解除すると同時
に、穴加工を施すべきワーク1の後端面から退避
する。したがつて上記の装置では、前記ドリル3
6を移動させて他の穴加工工具37に置き変え、
同時にワーク1の後端面側に他の工具38を配置
することにより、ワーク1を従前のままにセツト
して穴加工を行なうことができる。
なお、上記の実施例では、第1および第2傾斜
ガイド面23,24を設けたが、この考案で直線
運動に伴つて回動力を生じさせればよいから、少
なくとも基端部側の傾斜ガイド面を設けた構成で
あればよい。またこの考案では傾斜ガイド面をス
イングアームに形成し、かつ突起部をガイドホル
ダーに形成した構成に代え、傾斜ガイド面をガイ
ドホルダーに形成し、それに対応する突起部をス
イングアームに形成した構成としてもよい。
ガイド面23,24を設けたが、この考案で直線
運動に伴つて回動力を生じさせればよいから、少
なくとも基端部側の傾斜ガイド面を設けた構成で
あればよい。またこの考案では傾斜ガイド面をス
イングアームに形成し、かつ突起部をガイドホル
ダーに形成した構成に代え、傾斜ガイド面をガイ
ドホルダーに形成し、それに対応する突起部をス
イングアームに形成した構成としてもよい。
考案の効果
以上の説明から明らかなようにこの考案の装置
によれば、スイングアームを前進させることによ
り、スイングアームをテコとして作用させ、直進
力を回動力に変換してワークを基準面に押圧固定
し、かつ切削荷重に対してバツクアツプする構成
であるから、切削荷重のほとんどはスイングアー
ムをテコとして作用させるガイドホルダーににか
かり、したがつてスイングアームを前後動させる
アクチユエータを小型のものとすることができ
る。またワークの保持を解除するべくスイングア
ームを後退させれば、穴加工を施すべきワークの
端面からワークの半径方向へスイングアームを退
避させることができ、したがつて退避動作のため
の特別な機構が不要であり、その結果、アクチユ
エータを小型化できることと相まつて、設備のコ
ンパクト化を図ることができる。
によれば、スイングアームを前進させることによ
り、スイングアームをテコとして作用させ、直進
力を回動力に変換してワークを基準面に押圧固定
し、かつ切削荷重に対してバツクアツプする構成
であるから、切削荷重のほとんどはスイングアー
ムをテコとして作用させるガイドホルダーににか
かり、したがつてスイングアームを前後動させる
アクチユエータを小型のものとすることができ
る。またワークの保持を解除するべくスイングア
ームを後退させれば、穴加工を施すべきワークの
端面からワークの半径方向へスイングアームを退
避させることができ、したがつて退避動作のため
の特別な機構が不要であり、その結果、アクチユ
エータを小型化できることと相まつて、設備のコ
ンパクト化を図ることができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す略解断面
図、第2図はスイングアームがテコとして作用す
ることを説明する説明図、第3図はスイングアー
ムを後退させた状態の全体配置図、第4図はワー
クの断面図、第5図は従来装置の略解図、第6図
は従来の装置で下穴加工を行なつている状態の部
分図である。 1……ワーク、2,3……センター穴、20…
…基準面、21……スイングアーム、22……ガ
イドホルダー、23……第1傾斜ガイド面、24
……第2傾斜ガイド面、25……当て金、26…
…第1突起部、27……第2突起部。
図、第2図はスイングアームがテコとして作用す
ることを説明する説明図、第3図はスイングアー
ムを後退させた状態の全体配置図、第4図はワー
クの断面図、第5図は従来装置の略解図、第6図
は従来の装置で下穴加工を行なつている状態の部
分図である。 1……ワーク、2,3……センター穴、20…
…基準面、21……スイングアーム、22……ガ
イドホルダー、23……第1傾斜ガイド面、24
……第2傾斜ガイド面、25……当て金、26…
…第1突起部、27……第2突起部。
Claims (1)
- 基準面に軸方向へ押し付けられるワークに対し
その半径方向へ前後動されるスイングアームが、
ガイドホルダーに挿通され、そのスイングアーム
の基端部側の一側面とこれに対応したガイドホル
ダーの内面とのいずれか一方に、スイングアーム
の前後動方向に対して傾斜した傾斜ガイド面が形
成されるとともに、他方に、前記傾斜ガイド面を
摺接させる第1の突起部が形成され、またこれら
傾斜ガイド面および第1の突起部よりも先端部側
でかつスイングアームの他側面とこれに対応する
ガイドホルダーの内面とのいずれか一方に第2の
突起部が形成され、さらにスイングアームの先端
部での一側面に、前記ワークの軸方向での端面に
当接される当て金が設けられていることを特徴と
するワーク保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6093485U JPH0135794Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6093485U JPH0135794Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175331U JPS61175331U (ja) | 1986-10-31 |
| JPH0135794Y2 true JPH0135794Y2 (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=30588738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6093485U Expired JPH0135794Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0135794Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP6093485U patent/JPH0135794Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61175331U (ja) | 1986-10-31 |
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