JPH0136816Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136816Y2 JPH0136816Y2 JP12515884U JP12515884U JPH0136816Y2 JP H0136816 Y2 JPH0136816 Y2 JP H0136816Y2 JP 12515884 U JP12515884 U JP 12515884U JP 12515884 U JP12515884 U JP 12515884U JP H0136816 Y2 JPH0136816 Y2 JP H0136816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- hardness
- rubber layer
- protruding piece
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 235000019589 hardness Nutrition 0.000 description 17
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この考案はVベルトに関し、特にコンバイン、
バインダ、脱穀機、ハーベスタなどに代表される
農業用機械において、とうもろこし、さとうきび
などの搬送作業に使用されるベルト背面部に所定
の傾斜角をもち、所定ピツチにて角状の突出片群
を設けた山付きVベルトに関する。 〔従来の技術〕 一般にコンバイン、バインダ、脱穀機等の農業
用機械に適用され、とうもろこし、さとうきびな
どの搬送作業を行なう角状の突出片群をベルト背
面部に備えた山付きVベルト21としては、第6
図に示すように、ベルト背面の幅が底面の幅より
も大きい断面逆台形状のベルト本体22の背面2
3上に、角状の突出片24群を突設せしめたもの
が知られている。従来の山付きVベルト21にな
つてはベルト本体22は全面ゴム付き帆布25に
て被覆されており、このベルト本体22の背面2
3に角状の突出片24を取付ける際、ベルト本体
背面部に位置するゴム付帆布25をバフして、そ
の上にゴム糊その他の接着剤を塗布し、未加硫或
は加硫済みの角状の突出片24を加硫接着によつ
て貼着せしめているため、ベルト本体22と該突
出片24との接合強度が弱く、負荷の大きい時、
又はプーリ径が小さい時にはベルト本体の背面2
3より角状の突出片24の接合面が剥離し、これ
が原因でベルト寿命が短縮する欠点があつた。 又近年、搬送能力の向上を目的として、角状の
突出片24のゴム硬度を高くすることが試みられ
たが、硬度が高いとベルトの屈曲時ベルト本体2
2と角状の突出片24との間で早期剥離を起こ
し、このため突出片24の硬度を高くすることに
は問題があつた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 この考案は前記従来のベルト構造を一部改変
し、突出片の硬度を高めることにより搬送力を向
上せしめると共に突出片のうちベルト本体寄り部
分にゴム硬度の低いゴム層を配することによりベ
ルト本体と角状の突出片との接合強度を向上さ
せ、ベルトの寿命を大幅に改善することを目的と
したものである。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、この考案は抗張体の上部に伸張ゴム層
を、下部に圧縮ゴム層を配し、少なくともベルト
背面を除くベルト面をゴム付き帆布にて被覆して
ベルト本体を形成し、該ベルト本体背面に角状の
突出片群を所定間隔にて突設せしめた山付きVベ
ルトにおいて、前記角状の突出片はベルト本体寄
りの接合部分が低硬度ゴム層にて、突出片の残部
は高硬度ゴム層の硬度の異る2層をもつて構成さ
れている山付きVベルトで、本考案はこの角状の
突出片をもつて上述せる2つの問題点を同時に解
決せしめることを意図して提案されたもので、つ
ぎにこの考案を実施した山付きVベルトの具体的
実施例を図面を用いて説明する。 〔実施例〕 第1図はVベルトの一部の斜視図で、1は山付
きVベルトで、Vベルト状のベルト本体2は抗張
体4及び該抗張体4の上部に伸張ゴム層5を、下
部に圧縮ゴム層6を配し、ベルト全面はゴム付き
帆布7をもつて被覆され、該ベルト本体2の背面
に所定の傾斜角度をもつて角状の突出片3群が所
定間隔にて突設されている。 この角状の突出片3はベルト本体2と接触する
ベルト本体寄り部分にはゴム硬度が比較的低い低
硬度ゴム層3′が、突出片の残部にはゴム硬度が
比較的高い高硬度ゴム層3″を配した2層構造よ
りなり、低硬度ゴム層3′の長さl′は突出片3の
全長lの1〜12%の範囲にあり、前記ベルト本体
および突出片3の各部のゴム硬度をより具体的に
表示すると、ベルト本体2のゴム硬度は70〜80゜、
低硬度ゴム層3′は40〜55゜、高硬度ゴム層3″は
60〜75゜である。 なお、前記突出片3の低硬度ゴム層3′の長さ
が突出片3の長さlの1%以下の場合、搬送能力
は向上するがベルト本体2と突出片3の動的接合
強度が低下し、又反対に12%以上では動的接合強
度は向上するも搬送能力が低下するという結果が
発生する。 第3図に示す山付きVベルト1は、第1図およ
び第2図に示すベルトよりベルト本体の背面部8
を被覆するゴム付き帆布7を欠いた他の実施例を
示すVベルトで、これによりベルト本体2と角状
の突出片3群間の接着力が改善され、ベルト寿命
を一段と向上せしめることができる。 〔従来品との比較実験〕 ここで、この考案による第1図に示す山付きV
ベルトと、第6図に示す従来の山付きVベルトに
おける搬送能力および角状の突出片とベルト本体
間の接合強度を比較するための動的な接着力評価
実験を記述する。 (実験 1) 第4図に示す様に駆動プーリ10と従動プーリ
11との間に山付きVベルトを掛装し、従動プー
リ11に軸荷重(≒20)Kgを矢示方向にかけた状
態で山付きVベルトの角状の突出片の先端から20
mmの位置で角状の突出片の長手方向にて垂直な方
向から応力を加え、ベルト本体と突出片との交叉
角θが60度から30度に変化した時の力を測定し、
搬送能力の代用特性として評価した。その結果を
表−1に示す。 (実験 2) 続いて実験1と同じ走行試験機に山付きVベル
トを掛装し、ベルト回動接触領域にゴム板からな
る抵抗体12を配し、ベルトを走行させ、この抵
抗体12と接触を繰り返す角状の突出片群がベル
ト本体から剥離する迄の時間を測定し、その接着
力を評価した。その結果を合わせて表−1に示
す。 但し、上記実験1および実験2に使用した山付
きVベルトの形状、寸法、硬度は表−2に示す通
りであり、又プーリはJIS−A型で外径60φ、回
転数250rpm、負荷100W(≒0.136PS)の条件下に
て走行試験を実施した。
バインダ、脱穀機、ハーベスタなどに代表される
農業用機械において、とうもろこし、さとうきび
などの搬送作業に使用されるベルト背面部に所定
の傾斜角をもち、所定ピツチにて角状の突出片群
を設けた山付きVベルトに関する。 〔従来の技術〕 一般にコンバイン、バインダ、脱穀機等の農業
用機械に適用され、とうもろこし、さとうきびな
どの搬送作業を行なう角状の突出片群をベルト背
面部に備えた山付きVベルト21としては、第6
図に示すように、ベルト背面の幅が底面の幅より
も大きい断面逆台形状のベルト本体22の背面2
3上に、角状の突出片24群を突設せしめたもの
が知られている。従来の山付きVベルト21にな
つてはベルト本体22は全面ゴム付き帆布25に
て被覆されており、このベルト本体22の背面2
3に角状の突出片24を取付ける際、ベルト本体
背面部に位置するゴム付帆布25をバフして、そ
の上にゴム糊その他の接着剤を塗布し、未加硫或
は加硫済みの角状の突出片24を加硫接着によつ
て貼着せしめているため、ベルト本体22と該突
出片24との接合強度が弱く、負荷の大きい時、
又はプーリ径が小さい時にはベルト本体の背面2
3より角状の突出片24の接合面が剥離し、これ
が原因でベルト寿命が短縮する欠点があつた。 又近年、搬送能力の向上を目的として、角状の
突出片24のゴム硬度を高くすることが試みられ
たが、硬度が高いとベルトの屈曲時ベルト本体2
2と角状の突出片24との間で早期剥離を起こ
し、このため突出片24の硬度を高くすることに
は問題があつた。 〔考案が解決しようとする問題点〕 この考案は前記従来のベルト構造を一部改変
し、突出片の硬度を高めることにより搬送力を向
上せしめると共に突出片のうちベルト本体寄り部
分にゴム硬度の低いゴム層を配することによりベ
ルト本体と角状の突出片との接合強度を向上さ
せ、ベルトの寿命を大幅に改善することを目的と
したものである。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、この考案は抗張体の上部に伸張ゴム層
を、下部に圧縮ゴム層を配し、少なくともベルト
背面を除くベルト面をゴム付き帆布にて被覆して
ベルト本体を形成し、該ベルト本体背面に角状の
突出片群を所定間隔にて突設せしめた山付きVベ
ルトにおいて、前記角状の突出片はベルト本体寄
りの接合部分が低硬度ゴム層にて、突出片の残部
は高硬度ゴム層の硬度の異る2層をもつて構成さ
れている山付きVベルトで、本考案はこの角状の
突出片をもつて上述せる2つの問題点を同時に解
決せしめることを意図して提案されたもので、つ
ぎにこの考案を実施した山付きVベルトの具体的
実施例を図面を用いて説明する。 〔実施例〕 第1図はVベルトの一部の斜視図で、1は山付
きVベルトで、Vベルト状のベルト本体2は抗張
体4及び該抗張体4の上部に伸張ゴム層5を、下
部に圧縮ゴム層6を配し、ベルト全面はゴム付き
帆布7をもつて被覆され、該ベルト本体2の背面
に所定の傾斜角度をもつて角状の突出片3群が所
定間隔にて突設されている。 この角状の突出片3はベルト本体2と接触する
ベルト本体寄り部分にはゴム硬度が比較的低い低
硬度ゴム層3′が、突出片の残部にはゴム硬度が
比較的高い高硬度ゴム層3″を配した2層構造よ
りなり、低硬度ゴム層3′の長さl′は突出片3の
全長lの1〜12%の範囲にあり、前記ベルト本体
および突出片3の各部のゴム硬度をより具体的に
表示すると、ベルト本体2のゴム硬度は70〜80゜、
低硬度ゴム層3′は40〜55゜、高硬度ゴム層3″は
60〜75゜である。 なお、前記突出片3の低硬度ゴム層3′の長さ
が突出片3の長さlの1%以下の場合、搬送能力
は向上するがベルト本体2と突出片3の動的接合
強度が低下し、又反対に12%以上では動的接合強
度は向上するも搬送能力が低下するという結果が
発生する。 第3図に示す山付きVベルト1は、第1図およ
び第2図に示すベルトよりベルト本体の背面部8
を被覆するゴム付き帆布7を欠いた他の実施例を
示すVベルトで、これによりベルト本体2と角状
の突出片3群間の接着力が改善され、ベルト寿命
を一段と向上せしめることができる。 〔従来品との比較実験〕 ここで、この考案による第1図に示す山付きV
ベルトと、第6図に示す従来の山付きVベルトに
おける搬送能力および角状の突出片とベルト本体
間の接合強度を比較するための動的な接着力評価
実験を記述する。 (実験 1) 第4図に示す様に駆動プーリ10と従動プーリ
11との間に山付きVベルトを掛装し、従動プー
リ11に軸荷重(≒20)Kgを矢示方向にかけた状
態で山付きVベルトの角状の突出片の先端から20
mmの位置で角状の突出片の長手方向にて垂直な方
向から応力を加え、ベルト本体と突出片との交叉
角θが60度から30度に変化した時の力を測定し、
搬送能力の代用特性として評価した。その結果を
表−1に示す。 (実験 2) 続いて実験1と同じ走行試験機に山付きVベル
トを掛装し、ベルト回動接触領域にゴム板からな
る抵抗体12を配し、ベルトを走行させ、この抵
抗体12と接触を繰り返す角状の突出片群がベル
ト本体から剥離する迄の時間を測定し、その接着
力を評価した。その結果を合わせて表−1に示
す。 但し、上記実験1および実験2に使用した山付
きVベルトの形状、寸法、硬度は表−2に示す通
りであり、又プーリはJIS−A型で外径60φ、回
転数250rpm、負荷100W(≒0.136PS)の条件下に
て走行試験を実施した。
【表】
でも剥離現象が発生するまでの時間
以上のように、この考案に係る山付きVベルト
は、角状の突出片群が硬度40〜55゜のゴム配合物
と硬度60〜75゜のゴム配合物の2層構造からなり、
かつ硬度40〜55゜のゴム配合物の突出片の長さが
突出片全長の1〜12%の範囲でベルト本体側に隣
接接着することにより、従来のベルトに比較し搬
送能力は1.5倍と前進し、動的走行剥離試験では
従来のベルトと同等のレベルを確保でき、前記搬
送能力との相対的評価において本考案のベルトの
接合力の向上が評価でき、早期剥離を起こすこと
なく、搬送能力を大幅に向上させることができ
た。
は、角状の突出片群が硬度40〜55゜のゴム配合物
と硬度60〜75゜のゴム配合物の2層構造からなり、
かつ硬度40〜55゜のゴム配合物の突出片の長さが
突出片全長の1〜12%の範囲でベルト本体側に隣
接接着することにより、従来のベルトに比較し搬
送能力は1.5倍と前進し、動的走行剥離試験では
従来のベルトと同等のレベルを確保でき、前記搬
送能力との相対的評価において本考案のベルトの
接合力の向上が評価でき、早期剥離を起こすこと
なく、搬送能力を大幅に向上させることができ
た。
第1図はこの考案を実施した山付きVベルトの
1部の斜視図、第2図は第1図の角状の突出片個
所における横断面図、第3図は他の実施例を示す
第2図に相当図、第4図は山付きVベルトの搬送
能力を測定する概要図、第5図は角状の突出片の
接合強度を測定する際の走行試験の概要を示す正
面図、第6図は従来の山付きVベルトの1部の斜
視図である。 図中、1は山付きVベルト、2はベルト本体、
3は角状の突出片、4は抗張体、5は伸張ゴム
層、6は圧縮ゴム層、7はゴム付帆布、8は接合
部の背面部を示す。
1部の斜視図、第2図は第1図の角状の突出片個
所における横断面図、第3図は他の実施例を示す
第2図に相当図、第4図は山付きVベルトの搬送
能力を測定する概要図、第5図は角状の突出片の
接合強度を測定する際の走行試験の概要を示す正
面図、第6図は従来の山付きVベルトの1部の斜
視図である。 図中、1は山付きVベルト、2はベルト本体、
3は角状の突出片、4は抗張体、5は伸張ゴム
層、6は圧縮ゴム層、7はゴム付帆布、8は接合
部の背面部を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 抗張体の上部に伸張ゴム層を、下部に圧縮ゴ
ム層を配し、少なくともベルト背面を除くベル
ト面をゴム付き帆布にて被覆してベルト本体を
形成し、該ベルト本体の背面に角状の突出片群
を所定間隔にて突設せしめた山付きVベルトに
おいて、前記角状の突出片はベルト本体寄りの
ベルト接合部分が低硬度ゴム層にて、突出片の
残部は高硬度ゴム層の硬度の異る2層をもつて
構成されている山付きVベルト。 (2) 前記低硬度ゴム層は硬度40〜55゜、高硬度ゴ
ム層は硬度60〜75゜のゴム配合物よりなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の山付きVベル
ト。 (3) 前記低硬度ゴム層の長さは突出片全長の1〜
12%の範囲にある実用新案登録請求の範囲第1
項又は第2項記載の山付きVベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12515884U JPS6141113U (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 山付きvベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12515884U JPS6141113U (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 山付きvベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6141113U JPS6141113U (ja) | 1986-03-15 |
| JPH0136816Y2 true JPH0136816Y2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=30683841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12515884U Granted JPS6141113U (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 山付きvベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6141113U (ja) |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP12515884U patent/JPS6141113U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6141113U (ja) | 1986-03-15 |
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