JPH0137089B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0137089B2 JPH0137089B2 JP56165702A JP16570281A JPH0137089B2 JP H0137089 B2 JPH0137089 B2 JP H0137089B2 JP 56165702 A JP56165702 A JP 56165702A JP 16570281 A JP16570281 A JP 16570281A JP H0137089 B2 JPH0137089 B2 JP H0137089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedlings
- separation
- paper
- potted
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
この発明は連結部をもつ連続集合鉢体で育苗し
た苗を移植するために列状に引き出し、連結部に
て1個1個の鉢体苗に分離する装置に関するもの
で、特に個々の鉢体の高さと直径の比が小で個々
の鉢体を連結する連結部に設けてある分離誘導部
による分離効果の悪い連続集合鉢体苗のを移植す
るための装置分離方法に関するものである。 従来から育苗用紙筒等として知られている連続
集合鉢体で育苗し、これをそのまま本圃に移植す
ることは広く行なわれている。該鉢体は1個1個
の紙筒が互に水溶性糊料で接着され潅水育苗後容
易にばらばらに分けられる分離型と、1個1個の
紙筒が互に連結部を介して連結し、最先端の紙筒
を引くことにより列状に引き出される連続型に分
けられる。分離型紙筒の列としては、現在ビート
苗の育苗、水稲苗の育苗、煙草苗の育苗時に使用
されている紙筒をあげることができ、連続型の例
としては特公昭55−30808号に示されているよう
に個々の紙筒間に連結部を有し、該連結部の上部
に大きい切込みを入れ分離誘導部となし、育苗後
紙筒苗を列状に引き出し、分離誘導部に瞬間的な
引張力、特にV字形引張力を与えて分離誘導部よ
り引裂く形式のものがあげられる。通常分離型紙
筒で育苗した苗を移送する場合は、1本1本の紙
筒苗に分離し、これを横方向に並べて移植機のホ
ルダーに供給し1本1本植付けるか、或は上下す
る移植嘴により植付けるのが普通で、このため移
植機の機構が複雑となるとか、余り高速で移植で
きない欠点がある。これに対し、連結型紙筒は立
垂状態で引出されたものを連結部に設けてある分
離誘導部にて、1本1本に引裂分離した後はその
まま圃場に作溝した溝内に落下さすだけで移植が
可能であるから移植機の構造が簡単となり、その
上高速移植を行うことができる利点がある。 然し、連結型紙筒による機械移植は、ビート
苗、玉ねぎ苗の如く、口径が小で細長い形状のも
の、即ち、口径に対し高さが極めて大きい場合に
は、上部に分離に必要に大きい分離誘導部、即ち
上部切込みを充分付与することができ、単にV字
状に引張るだけで分離するのでは問題はないが、
煙草苗、野菜苗等の育苗に使用する紙筒の如く、
口径が3〜6cm、高さが5〜7.5cmと口径に対し
て高さの比が小さいもの、即ち口径比の小なるも
のは、連結部の幅が大きくなり分離誘導部の効果
が薄れるとか、紙筒の土詰量も大となる効果、連
結部に相当強い引張りに対する抵抗力をもたせね
ばならないので、大きい上部切込みを入れること
はできないので分離が不確実になるとか、或は口
径が大きなため鉢本苗を挾持引張るとき、鉢体内
の育苗土がくずれ、引張り不充分のため分離の確
実性を一層低下させる等の欠点がある。このた
め、従来口径比の小なる連続集合鉢体苗を分離す
る場合は、分離誘導部より1本1本人手により分
離するのを常としていた。 この発明は上記事情によりなされたもので、分
離誘導部を付与した連結部で連続した集合紙筒を
口径、高さに左右されずに機械により個々の鉢体
苗に移植するための分離装置について鋭意研究を
行つた結果、育苗後の連続集合鉢体を、その一端
から列状に連続して引出し、先端及びそれに続く
鉢体苗を夫々回転体で挾持引き出しながら鉢体間
の連結部を緊張状態で搬送し、鉢体間連結部が前
記両回転体の間にあるとき刃体を上方より下方に
向けて分離誘導部より通過せしめることにより解
決したのである。 即ち、この発明で使用する育苗容器は、分離誘
導部を有する連続集合鉢体で、例えば特公昭55−
30805号公報に準拠して製造することができる。
該鉢体は六角柱状の紙筒をその一辺の長さに相当
する連結部でもつて互に横方向に連結し、連結部
には上部又は下部に外部に通ずる大きい切込みを
入れたもので、これを図面の例により説明する
と、原紙として秤量62g/cm2のビニロン混秒クラ
フト紙を用い、口径3cm、高さ5cmの六角柱状紙
筒を構成せしめ、同じ原紙の一部を非水溶性糊で
1.5cmの長さに非水溶性糊で1.5cm巾に接着した連
結部2で連結し、連結部2には上辺に通ずる切込
みaとその線上に接続部b、又はbとd、及び透
孔cを設けたものを分離誘導部となし、蛇行状に
水溶性糊で接着し常時折畳まれているものであ
る。育苗に際しては、上記の集合紙筒を展開し、
その中に土詰、播種して育苗しし、連続集合鉢体
苗とするものである。 上記連続集合鉢体苗を個々の鉢体に分離するに
際しては、その最先端の紙筒1を引張つて列状に
引き出し、最先端の紙筒1と後続の紙筒1を緊張
保持し、分離誘導部に毎秒0.5m以上の高速で移
動する切断具をあてがつて分離するもので、これ
を添付の図面の装置で実験した例で説明する。 実験の装置は、台板4の前方に1対の保持ロー
ル5,5を紙筒苗1を保持する間隔をおいて対向
させ、その前方に紙筒苗1,1の間隔をおいて緊
張ロール6,6を設ける。この結果一対の保持ロ
ール5,5と一対の緊張ロール6,6は直列に配
される。そして、駆動軸7を前記台板4の下方に
設け、モーター13により駆動させ、前記駆動軸
7の軸上には、1対の傘歯車8,8を固定し、保
持ロール5,5の軸9,9に固定した傘歯車1
0,10と噛み合せ互に内側方向に向けて回転さ
す。又、緊張ロール6,6にはその軸11,11
に歯車12,12を設けて互に内方向に回転さ
せ、前記軸9の一方に固定した歯車14と前記歯
車12の一方の間には中間歯車15を設け互に連
動して回転さす。そして緊張ロール6,6の周速
は、保持ロール5,5の周速と等速又はそれ以上
とし、その周面にはスポンジ体を張設してある。
又、台板4には溝16を設け、その端部を保持ロ
ール5と、緊張ロール6の間の紙筒1の搬送路に
達せしめると共にその溝16内には切断具として
刃体17が回転するようにし、該刃体17は台板
4に固定したモーター18により紙筒1の搬送路
と直角方向に回転するようにしてある。そして、
モーター18は回転が制御され、その軸19には
刃体取付板20が固定され、該板20の外周には
前記刃体17が1本以上取替え自在に等間隔に固
定してある。刃体17の取付板20への固定は、
取付板20の外周辺に設けた取付穴と、刃体17
の後部に設けた取付突起を嵌合させ、ボルト等で
固定する。取付板20の取付穴は複数設けてあ
り、刃体17は複数取付ができ、取替えはその都
度人手より行なう。従つて紙筒1,1間の連結部
2が1個通過する毎に刃体17が1本連結部2を
横切ることになる。尚実験において、保持ロール
5,5と緊張ロール6,6の周速は毎秒9cmと
し、刃体17による切断はモーター18の回転速
度の変更と、刃体取付板20に固定した刃体17
の数を変更し、常に刃体17が分離誘導部2を切
断するよう設定した。 又、従来の方法としては、特公昭55−30805号
に記載するように互に反対方向に回転し、紙筒苗
1を左右側方から挾持する間隔で対向する一対の
円柱回転体を紙筒苗1の進行路に設け、該円柱回
転体の繰出し前方に上端と下端の線速度比が2:
1となる互に反対に回転する一対の円錐回転体を
有する装置により、分離誘導部をV字状に引裂い
て行つた。又このときの回転円筒体及び円錐回転
体下部の周速は毎秒9cmとした。 今、第1図における分離誘導部の長さを第1表
のように設定し、上記装置により刃体17の速度
を種々変更して試験した結果を第2表に示す。
た苗を移植するために列状に引き出し、連結部に
て1個1個の鉢体苗に分離する装置に関するもの
で、特に個々の鉢体の高さと直径の比が小で個々
の鉢体を連結する連結部に設けてある分離誘導部
による分離効果の悪い連続集合鉢体苗のを移植す
るための装置分離方法に関するものである。 従来から育苗用紙筒等として知られている連続
集合鉢体で育苗し、これをそのまま本圃に移植す
ることは広く行なわれている。該鉢体は1個1個
の紙筒が互に水溶性糊料で接着され潅水育苗後容
易にばらばらに分けられる分離型と、1個1個の
紙筒が互に連結部を介して連結し、最先端の紙筒
を引くことにより列状に引き出される連続型に分
けられる。分離型紙筒の列としては、現在ビート
苗の育苗、水稲苗の育苗、煙草苗の育苗時に使用
されている紙筒をあげることができ、連続型の例
としては特公昭55−30808号に示されているよう
に個々の紙筒間に連結部を有し、該連結部の上部
に大きい切込みを入れ分離誘導部となし、育苗後
紙筒苗を列状に引き出し、分離誘導部に瞬間的な
引張力、特にV字形引張力を与えて分離誘導部よ
り引裂く形式のものがあげられる。通常分離型紙
筒で育苗した苗を移送する場合は、1本1本の紙
筒苗に分離し、これを横方向に並べて移植機のホ
ルダーに供給し1本1本植付けるか、或は上下す
る移植嘴により植付けるのが普通で、このため移
植機の機構が複雑となるとか、余り高速で移植で
きない欠点がある。これに対し、連結型紙筒は立
垂状態で引出されたものを連結部に設けてある分
離誘導部にて、1本1本に引裂分離した後はその
まま圃場に作溝した溝内に落下さすだけで移植が
可能であるから移植機の構造が簡単となり、その
上高速移植を行うことができる利点がある。 然し、連結型紙筒による機械移植は、ビート
苗、玉ねぎ苗の如く、口径が小で細長い形状のも
の、即ち、口径に対し高さが極めて大きい場合に
は、上部に分離に必要に大きい分離誘導部、即ち
上部切込みを充分付与することができ、単にV字
状に引張るだけで分離するのでは問題はないが、
煙草苗、野菜苗等の育苗に使用する紙筒の如く、
口径が3〜6cm、高さが5〜7.5cmと口径に対し
て高さの比が小さいもの、即ち口径比の小なるも
のは、連結部の幅が大きくなり分離誘導部の効果
が薄れるとか、紙筒の土詰量も大となる効果、連
結部に相当強い引張りに対する抵抗力をもたせね
ばならないので、大きい上部切込みを入れること
はできないので分離が不確実になるとか、或は口
径が大きなため鉢本苗を挾持引張るとき、鉢体内
の育苗土がくずれ、引張り不充分のため分離の確
実性を一層低下させる等の欠点がある。このた
め、従来口径比の小なる連続集合鉢体苗を分離す
る場合は、分離誘導部より1本1本人手により分
離するのを常としていた。 この発明は上記事情によりなされたもので、分
離誘導部を付与した連結部で連続した集合紙筒を
口径、高さに左右されずに機械により個々の鉢体
苗に移植するための分離装置について鋭意研究を
行つた結果、育苗後の連続集合鉢体を、その一端
から列状に連続して引出し、先端及びそれに続く
鉢体苗を夫々回転体で挾持引き出しながら鉢体間
の連結部を緊張状態で搬送し、鉢体間連結部が前
記両回転体の間にあるとき刃体を上方より下方に
向けて分離誘導部より通過せしめることにより解
決したのである。 即ち、この発明で使用する育苗容器は、分離誘
導部を有する連続集合鉢体で、例えば特公昭55−
30805号公報に準拠して製造することができる。
該鉢体は六角柱状の紙筒をその一辺の長さに相当
する連結部でもつて互に横方向に連結し、連結部
には上部又は下部に外部に通ずる大きい切込みを
入れたもので、これを図面の例により説明する
と、原紙として秤量62g/cm2のビニロン混秒クラ
フト紙を用い、口径3cm、高さ5cmの六角柱状紙
筒を構成せしめ、同じ原紙の一部を非水溶性糊で
1.5cmの長さに非水溶性糊で1.5cm巾に接着した連
結部2で連結し、連結部2には上辺に通ずる切込
みaとその線上に接続部b、又はbとd、及び透
孔cを設けたものを分離誘導部となし、蛇行状に
水溶性糊で接着し常時折畳まれているものであ
る。育苗に際しては、上記の集合紙筒を展開し、
その中に土詰、播種して育苗しし、連続集合鉢体
苗とするものである。 上記連続集合鉢体苗を個々の鉢体に分離するに
際しては、その最先端の紙筒1を引張つて列状に
引き出し、最先端の紙筒1と後続の紙筒1を緊張
保持し、分離誘導部に毎秒0.5m以上の高速で移
動する切断具をあてがつて分離するもので、これ
を添付の図面の装置で実験した例で説明する。 実験の装置は、台板4の前方に1対の保持ロー
ル5,5を紙筒苗1を保持する間隔をおいて対向
させ、その前方に紙筒苗1,1の間隔をおいて緊
張ロール6,6を設ける。この結果一対の保持ロ
ール5,5と一対の緊張ロール6,6は直列に配
される。そして、駆動軸7を前記台板4の下方に
設け、モーター13により駆動させ、前記駆動軸
7の軸上には、1対の傘歯車8,8を固定し、保
持ロール5,5の軸9,9に固定した傘歯車1
0,10と噛み合せ互に内側方向に向けて回転さ
す。又、緊張ロール6,6にはその軸11,11
に歯車12,12を設けて互に内方向に回転さ
せ、前記軸9の一方に固定した歯車14と前記歯
車12の一方の間には中間歯車15を設け互に連
動して回転さす。そして緊張ロール6,6の周速
は、保持ロール5,5の周速と等速又はそれ以上
とし、その周面にはスポンジ体を張設してある。
又、台板4には溝16を設け、その端部を保持ロ
ール5と、緊張ロール6の間の紙筒1の搬送路に
達せしめると共にその溝16内には切断具として
刃体17が回転するようにし、該刃体17は台板
4に固定したモーター18により紙筒1の搬送路
と直角方向に回転するようにしてある。そして、
モーター18は回転が制御され、その軸19には
刃体取付板20が固定され、該板20の外周には
前記刃体17が1本以上取替え自在に等間隔に固
定してある。刃体17の取付板20への固定は、
取付板20の外周辺に設けた取付穴と、刃体17
の後部に設けた取付突起を嵌合させ、ボルト等で
固定する。取付板20の取付穴は複数設けてあ
り、刃体17は複数取付ができ、取替えはその都
度人手より行なう。従つて紙筒1,1間の連結部
2が1個通過する毎に刃体17が1本連結部2を
横切ることになる。尚実験において、保持ロール
5,5と緊張ロール6,6の周速は毎秒9cmと
し、刃体17による切断はモーター18の回転速
度の変更と、刃体取付板20に固定した刃体17
の数を変更し、常に刃体17が分離誘導部2を切
断するよう設定した。 又、従来の方法としては、特公昭55−30805号
に記載するように互に反対方向に回転し、紙筒苗
1を左右側方から挾持する間隔で対向する一対の
円柱回転体を紙筒苗1の進行路に設け、該円柱回
転体の繰出し前方に上端と下端の線速度比が2:
1となる互に反対に回転する一対の円錐回転体を
有する装置により、分離誘導部をV字状に引裂い
て行つた。又このときの回転円筒体及び円錐回転
体下部の周速は毎秒9cmとした。 今、第1図における分離誘導部の長さを第1表
のように設定し、上記装置により刃体17の速度
を種々変更して試験した結果を第2表に示す。
【表】
【表】
本発明の分離装置による場合、切断速さが0.25
m/秒では紙筒連結部構造の如何に拘わらず紙筒
の損傷が発生し、この切断速さは不適当である。
一方、切断速さが0.5m/秒以上では、0.5m/秒
の場合に、A、Bの場合でb=3.5cmとなるとき
若干紙筒の損傷を認めたほかは、紙筒の損傷を伴
うことなく良好な分離結果を得、そのまま落下さ
せ移植できるものであつた。 また従来法として実施した対照例では、分離誘
導部a=3.0〜3.5cmとした場合のみある程度の分
離成積を認めるが、その他の場合については不完
全切断のものが多く、本発明の分離装置に比べて
やはり劣ることが明らかであつた。 上記実験結果から、切断具としての刃体が鉢体
連結部を通過する所謂切断速さがこの発明の場合
に重要な要件であり、0.5m/秒以上とすること
により良好な切断結果をもたらすが、なお好まし
くは1.0〜2.5m/秒の範囲で選択すればよい。 連結部2の切断に用いる刃体19は連結部の上
部から下部まで交差状で完全に通過する肉薄体の
ものであつて、その刃体は鋭角をなすよりも鈍角
又は丸味を帯びたものが好適である。鋭角とする
と刃の摩耗が多いとか、搬送中の紙筒1を切断す
るので斜めに切断して分離誘導部にそつた正規の
切断を困難にする等の不利な点がある。然し、鈍
角又は丸味を帯びさせることにより分離誘導部が
引裂かれるので常に正常な分離が行なわれること
になる。また刃体端部の形は直刃、切出刃、弧状
刃いずれでもよく、刃体の運動は回転運動、垂直
上下運動と前後往復運動を組合せたものいずれで
もよく、要は連結部と完全交差で上から下に完全
に抜けきる構造のものであれば使用できる。ま
た、切断刃の材質は軟鋼板製のほか硬質のプラス
チツクス、等も使用できる。 この発明は上記の如くで、鉢体間連結部に分離
誘導部を付与した連続集合鉢体で育苗した鉢体苗
を個々に分離して移植する場合従来分離の不確実
であつた口径の大きなずんぐり型のような鉢体の
分離を完全とする。本発明の装置は、集合鉢体に
る育苗移植の所謂全自動化をより促進するもので
ある。 以下実施例により本発明の態様を説明する。 実施例 1 坪量60g/m2のクラフト紙の表面に8−オキシ
キノリン銅の水和液を、クラフト紙重量当り成分
で1%重量となる如くに塗布して乾燥した耐腐紙
を巾5cmに裁断し、この紙片の2枚を合せ、展開
したときに長径3cm、高さ5cmの断面六角形のの
紙筒が1.5cmの糊代巾で連結されており、連結部
中央に高さ方向に上縁より2cmは切目として分離
誘導部が付与され、下部3cmには0.5cmの接続部
と0.5cm切目が交互に与えられているそ菜用集合
紙筒に育苗土を充填し、白菜の種子を播き、覆土
後30日間育苗した紙筒苗を、前記実験例の分離装
置に準拠して、直径3cmてうち表面にスポンジを
1cm厚に被覆した円柱保持ロールの一対を前記紙
筒苗の挾持可能間隔で対向させ、この円柱保持ロ
ールと同じ他の一対の円柱緊張ロールを、両円柱
回転ロールの中心軸を4.5cm間隔として直列状に
配し、その両円柱ロールを夫々周速7.5cm/秒で
回転させている装置により一端から連続的に引出
し、紙筒間連結部が前記両円柱ロールのほぼ中間
に位置したときに丁度刃部が連結部上縁に来る様
に制御されたモータ軸中心より先端までの長さが
10cm、厚さ1.6mm、刃部長さ3cm、刃形弧状の軟
鋼板製切断具を分離誘導部を介して、連結部を完
全交差状で通過させたところ、紙筒を全く傷める
ことなく100%の完全分離でき、そのまま移植で
きるものであつた。 実施例 2 実施例1と同様の処理、製造法で展開したとき
に長径6cm、高さ7.5cmの断面六角形で3cmの糊
代巾で連結し、その中央部に高さ方向に上縁より
3.5cmは切れ目として分離誘導部が付与され、下
部4cmは0.5cmの接続部と0.5cm切れ目が交互に与
えられている紙筒を作り、これに育苗土を充填
し、レタスの種子を播き30日育苗後、前記実験例
の分離装置に準拠して、直径6cmのうち表面にス
ポンジを1cm厚に被覆した各1対の円柱保持ロー
ル及び円柱緊張ロールと、及び刃部を実施例1と
同様の構成に配置し、駆動せしめ、先記紙筒苗を
この装置に供給したところ、紙筒を全く傷めるこ
となく100%の完全分離ができ、そのまま移植で
きるものであつた。これに対し、同様の紙筒を従
来の方法(特公昭55−30805号)にもとづく装置
に供給したところ、挾持の際紙筒内土壌のくずれ
が見られ、分離ローラで充分な力を与えることが
出来ず完全分離したものは43%にとどまり、また
紙筒の損傷は78%にのぼり、実際上、実用化はむ
ずかしい状況であつた。
m/秒では紙筒連結部構造の如何に拘わらず紙筒
の損傷が発生し、この切断速さは不適当である。
一方、切断速さが0.5m/秒以上では、0.5m/秒
の場合に、A、Bの場合でb=3.5cmとなるとき
若干紙筒の損傷を認めたほかは、紙筒の損傷を伴
うことなく良好な分離結果を得、そのまま落下さ
せ移植できるものであつた。 また従来法として実施した対照例では、分離誘
導部a=3.0〜3.5cmとした場合のみある程度の分
離成積を認めるが、その他の場合については不完
全切断のものが多く、本発明の分離装置に比べて
やはり劣ることが明らかであつた。 上記実験結果から、切断具としての刃体が鉢体
連結部を通過する所謂切断速さがこの発明の場合
に重要な要件であり、0.5m/秒以上とすること
により良好な切断結果をもたらすが、なお好まし
くは1.0〜2.5m/秒の範囲で選択すればよい。 連結部2の切断に用いる刃体19は連結部の上
部から下部まで交差状で完全に通過する肉薄体の
ものであつて、その刃体は鋭角をなすよりも鈍角
又は丸味を帯びたものが好適である。鋭角とする
と刃の摩耗が多いとか、搬送中の紙筒1を切断す
るので斜めに切断して分離誘導部にそつた正規の
切断を困難にする等の不利な点がある。然し、鈍
角又は丸味を帯びさせることにより分離誘導部が
引裂かれるので常に正常な分離が行なわれること
になる。また刃体端部の形は直刃、切出刃、弧状
刃いずれでもよく、刃体の運動は回転運動、垂直
上下運動と前後往復運動を組合せたものいずれで
もよく、要は連結部と完全交差で上から下に完全
に抜けきる構造のものであれば使用できる。ま
た、切断刃の材質は軟鋼板製のほか硬質のプラス
チツクス、等も使用できる。 この発明は上記の如くで、鉢体間連結部に分離
誘導部を付与した連続集合鉢体で育苗した鉢体苗
を個々に分離して移植する場合従来分離の不確実
であつた口径の大きなずんぐり型のような鉢体の
分離を完全とする。本発明の装置は、集合鉢体に
る育苗移植の所謂全自動化をより促進するもので
ある。 以下実施例により本発明の態様を説明する。 実施例 1 坪量60g/m2のクラフト紙の表面に8−オキシ
キノリン銅の水和液を、クラフト紙重量当り成分
で1%重量となる如くに塗布して乾燥した耐腐紙
を巾5cmに裁断し、この紙片の2枚を合せ、展開
したときに長径3cm、高さ5cmの断面六角形のの
紙筒が1.5cmの糊代巾で連結されており、連結部
中央に高さ方向に上縁より2cmは切目として分離
誘導部が付与され、下部3cmには0.5cmの接続部
と0.5cm切目が交互に与えられているそ菜用集合
紙筒に育苗土を充填し、白菜の種子を播き、覆土
後30日間育苗した紙筒苗を、前記実験例の分離装
置に準拠して、直径3cmてうち表面にスポンジを
1cm厚に被覆した円柱保持ロールの一対を前記紙
筒苗の挾持可能間隔で対向させ、この円柱保持ロ
ールと同じ他の一対の円柱緊張ロールを、両円柱
回転ロールの中心軸を4.5cm間隔として直列状に
配し、その両円柱ロールを夫々周速7.5cm/秒で
回転させている装置により一端から連続的に引出
し、紙筒間連結部が前記両円柱ロールのほぼ中間
に位置したときに丁度刃部が連結部上縁に来る様
に制御されたモータ軸中心より先端までの長さが
10cm、厚さ1.6mm、刃部長さ3cm、刃形弧状の軟
鋼板製切断具を分離誘導部を介して、連結部を完
全交差状で通過させたところ、紙筒を全く傷める
ことなく100%の完全分離でき、そのまま移植で
きるものであつた。 実施例 2 実施例1と同様の処理、製造法で展開したとき
に長径6cm、高さ7.5cmの断面六角形で3cmの糊
代巾で連結し、その中央部に高さ方向に上縁より
3.5cmは切れ目として分離誘導部が付与され、下
部4cmは0.5cmの接続部と0.5cm切れ目が交互に与
えられている紙筒を作り、これに育苗土を充填
し、レタスの種子を播き30日育苗後、前記実験例
の分離装置に準拠して、直径6cmのうち表面にス
ポンジを1cm厚に被覆した各1対の円柱保持ロー
ル及び円柱緊張ロールと、及び刃部を実施例1と
同様の構成に配置し、駆動せしめ、先記紙筒苗を
この装置に供給したところ、紙筒を全く傷めるこ
となく100%の完全分離ができ、そのまま移植で
きるものであつた。これに対し、同様の紙筒を従
来の方法(特公昭55−30805号)にもとづく装置
に供給したところ、挾持の際紙筒内土壌のくずれ
が見られ、分離ローラで充分な力を与えることが
出来ず完全分離したものは43%にとどまり、また
紙筒の損傷は78%にのぼり、実際上、実用化はむ
ずかしい状況であつた。
第1図、第2図は本発明に使用する紙筒の斜視
図、第3図は実験装置の平面図を示す。 1……紙筒、2……連結部、3……分離誘導
部、5……保持ロール、6……緊張ロール、17
……刃体。
図、第3図は実験装置の平面図を示す。 1……紙筒、2……連結部、3……分離誘導
部、5……保持ロール、6……緊張ロール、17
……刃体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉢体間の連結部に分離誘導部を付与した連続
集合鉢体で育苗した鉢体苗を連続して列状に引出
し、順次個々の鉢体苗に分離して移植する装置に
おいて、 列状に引出される先端鉢体苗と、これに続く鉢
体苗を、それぞれ一対の回転体で挾持して引出
し、分離誘導部を有する連結部を緊張状態とする
搬送装置と、 前記搬送装置の回転体の回転速度に対応して、
取付刃体数を変更可能とし切断具を、前記一対の
回転体を直列して設けた搬送装置の搬送路を取付
刃体先端が通過する如く設けると共に、通過する
取付刃体速度を毎秒0.5m以上としてあることを
特徴とする分離誘導部を有する連続集合鉢体苗の
移植用分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56165702A JPS5867127A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 分離誘導部を有する連続集合鉢体苗の移植用分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56165702A JPS5867127A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 分離誘導部を有する連続集合鉢体苗の移植用分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5867127A JPS5867127A (ja) | 1983-04-21 |
| JPH0137089B2 true JPH0137089B2 (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=15817424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56165702A Granted JPS5867127A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 分離誘導部を有する連続集合鉢体苗の移植用分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5867127A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52107905A (en) * | 1976-03-02 | 1977-09-10 | Nippon Beet Sugar Mfg | Separation of continuous assembled pot * its pot and transplanting device |
-
1981
- 1981-10-19 JP JP56165702A patent/JPS5867127A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5867127A (ja) | 1983-04-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4132337A (en) | Continuous paper cylinder assembly and method of separating the same and transplanting apparatus for the same | |
| US4167911A (en) | Apparatus for separation and transplanting paper tube seedlings from a continuous paper tube seedling assembly | |
| US4306509A (en) | Vacuum drum planter | |
| EP0569803B1 (en) | Machine of the type placed on the ground for transplanting a series of potted seedlings | |
| US5996513A (en) | Machine for transplanting seedlings | |
| US5595020A (en) | Continuous assembly of pots for raising and transplanting seedlings | |
| DE2760305C2 (de) | Auspflanzmaschine | |
| JPH0137089B2 (ja) | ||
| JPS635447Y2 (ja) | ||
| DE2317097A1 (de) | Bueschelteilvorrichtung | |
| DE10239000C1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Ernten von eng am Boden wachsenden Pflanzen, insbesondere Feldsalat | |
| JPH0410724Y2 (ja) | ||
| JPH11313511A (ja) | 種定数取分け装置及び種パック製造装置並びに種パックつきシート製造機 | |
| JPH0236329Y2 (ja) | ||
| CA1075464A (en) | Continuous seedling cylinder assembly | |
| JP3486376B2 (ja) | 甘藷挿苗機における苗供給装置 | |
| JPH0216563Y2 (ja) | ||
| HU180193B (en) | Process and equipment for setting plants | |
| JPS6325955Y2 (ja) | ||
| JPH0340088Y2 (ja) | ||
| JPS6322766B2 (ja) | ||
| JP3143206B2 (ja) | 作物苗の株分け装置 | |
| JPH0228647Y2 (ja) | ||
| JP2006149267A (ja) | 移植機の苗振分け装置 | |
| JP3126990B2 (ja) | い草苗の上下切断機構 |