JPH0137177Y2 - - Google Patents
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- JPH0137177Y2 JPH0137177Y2 JP9779284U JP9779284U JPH0137177Y2 JP H0137177 Y2 JPH0137177 Y2 JP H0137177Y2 JP 9779284 U JP9779284 U JP 9779284U JP 9779284 U JP9779284 U JP 9779284U JP H0137177 Y2 JPH0137177 Y2 JP H0137177Y2
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- fuel
- fuel pump
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車の燃料供給系内の燃料ポンプの
取付装置、特に燃料タンク内に配備される燃料ポ
ンプ取付装置に関する。
取付装置、特に燃料タンク内に配備される燃料ポ
ンプ取付装置に関する。
(従来の技術)
従来、自動車の燃料タンクはフロア下面に取付
けられることが多いが、この場合、燃料タンクは
フロア下面と地上面間に位置し、地上高の確保と
いう要求より、上部がフロア下面にぴつたり沿
い、下部が略平坦な形状を呈す。しかも、車両前
方側との対向部は飛石等による損傷を受け易く、
車両側面側はボデイフレームと対向するため、燃
料タンクにゲージや燃料取出口を形成する場合、
これらは車両後方対向部分が利用される。ところ
で、燃料タンクの燃料を圧送する燃料ポンプは燃
料タンクの外壁に比較的容易に取付可能であるが
上述のように損傷を受け易い。このような点にお
いて、燃料タンク内に燃料ポンプを取付けること
が有効とされており、第8図a,b,c,dに示
すような取付方式が知られている。即ち、第8図
aに示すように燃料タンクの上壁板2の開口3を
形成し、この開口3を通して内室4に燃料ポンプ
5を入れ、開口3を常閉蓋6で閉じると共に、こ
の常閉蓋6の下向面にホルダ7を介し燃料ポンプ
5を垂下させる。更に、第8図bに示すように、
ホルダ7上の燃料ポンプ5をインシユレータ8を
介し燃料タンク1の下壁板9上に載置し、ホルダ
7の上部をベローズ10を介し常閉蓋6に連結す
る。更に、第8図cに示すように、燃料ポンプ5
を支持するホルダ7と下部のインシユレータ8と
を加えた上下長さLをほぼ燃料タンク1の内室4
の縦幅L1と等しく形成し、常閉蓋6と下壁板9
とによりホルダ7側を挾持する。更にまた、第8
図dに示すように、下壁板9上にクランプ12を
固着し、このクランプ12に燃料ポンプ5を支持
したホルダ7を嵌着し、燃料ポンプ5の吐出パイ
プとしてホース13を用い、このホースの上端を
常閉蓋6側に連結する。
けられることが多いが、この場合、燃料タンクは
フロア下面と地上面間に位置し、地上高の確保と
いう要求より、上部がフロア下面にぴつたり沿
い、下部が略平坦な形状を呈す。しかも、車両前
方側との対向部は飛石等による損傷を受け易く、
車両側面側はボデイフレームと対向するため、燃
料タンクにゲージや燃料取出口を形成する場合、
これらは車両後方対向部分が利用される。ところ
で、燃料タンクの燃料を圧送する燃料ポンプは燃
料タンクの外壁に比較的容易に取付可能であるが
上述のように損傷を受け易い。このような点にお
いて、燃料タンク内に燃料ポンプを取付けること
が有効とされており、第8図a,b,c,dに示
すような取付方式が知られている。即ち、第8図
aに示すように燃料タンクの上壁板2の開口3を
形成し、この開口3を通して内室4に燃料ポンプ
5を入れ、開口3を常閉蓋6で閉じると共に、こ
の常閉蓋6の下向面にホルダ7を介し燃料ポンプ
5を垂下させる。更に、第8図bに示すように、
ホルダ7上の燃料ポンプ5をインシユレータ8を
介し燃料タンク1の下壁板9上に載置し、ホルダ
7の上部をベローズ10を介し常閉蓋6に連結す
る。更に、第8図cに示すように、燃料ポンプ5
を支持するホルダ7と下部のインシユレータ8と
を加えた上下長さLをほぼ燃料タンク1の内室4
の縦幅L1と等しく形成し、常閉蓋6と下壁板9
とによりホルダ7側を挾持する。更にまた、第8
図dに示すように、下壁板9上にクランプ12を
固着し、このクランプ12に燃料ポンプ5を支持
したホルダ7を嵌着し、燃料ポンプ5の吐出パイ
プとしてホース13を用い、このホースの上端を
常閉蓋6側に連結する。
(考案が解決しようとする課題)
ところが、第8図aに示す取付方式の場合、車
体が前後、左右の加減速度を受ける時に、ポンプ
の慣性力及びガソリンの移動による押圧力が常閉
蓋6に対して曲げモーメントMとして加わり、こ
の時常閉蓋6とシール14との間に隙間が生じ易
く、ビス15のゆるみ等にもつながる。これは特
に衝突時の大荷重を受けた際に生じ易い。更に、
第8図bに示す取付方式の場合、ポンプはその慣
性力やガソリンよりの押圧力を受け、2点鎖線で
示すように傾き、元位置への戻りが悪く、フイル
タ16が空気の吸込みを生じ易い。更に、第8図
cに示す取付方式の場合、常閉蓋6と下壁板9と
によるサンドイツチ構造であり上下長さLと縦幅
L1の相対的な精度の影響を受け易く、インシユ
レータ8の反力が大きい場合、常閉蓋6のシール
性能が低下し、逆に小さい場合、第8図aと同様
の不具合が生じる。更にまた第8図dに示す取付
方式の場合、クランプ12にポンプ側を嵌着する
作業が必要で、この作業に支障がない程度に大き
な径の開口3が必要となり、しかも、ガソリンに
対する耐久性を有する高値なホース13を取付作
業上比較的長く必要とし、コスト高の上に常時湾
曲部が生じ、折れ曲りの危険性もある。このよう
に従来の取付方式では燃料ポンプ自体の振動をイ
ンシユレータ8で防げるが、ほぼ水平な常閉蓋6
に曲げモーメントMが加わることによるシール性
の低下、衝時等に受ける大荷重に対する対策に問
題がある。本考案は上述の不具合を防止できる燃
料ポンプ取付装置を提供することを目的とする。
体が前後、左右の加減速度を受ける時に、ポンプ
の慣性力及びガソリンの移動による押圧力が常閉
蓋6に対して曲げモーメントMとして加わり、こ
の時常閉蓋6とシール14との間に隙間が生じ易
く、ビス15のゆるみ等にもつながる。これは特
に衝突時の大荷重を受けた際に生じ易い。更に、
第8図bに示す取付方式の場合、ポンプはその慣
性力やガソリンよりの押圧力を受け、2点鎖線で
示すように傾き、元位置への戻りが悪く、フイル
タ16が空気の吸込みを生じ易い。更に、第8図
cに示す取付方式の場合、常閉蓋6と下壁板9と
によるサンドイツチ構造であり上下長さLと縦幅
L1の相対的な精度の影響を受け易く、インシユ
レータ8の反力が大きい場合、常閉蓋6のシール
性能が低下し、逆に小さい場合、第8図aと同様
の不具合が生じる。更にまた第8図dに示す取付
方式の場合、クランプ12にポンプ側を嵌着する
作業が必要で、この作業に支障がない程度に大き
な径の開口3が必要となり、しかも、ガソリンに
対する耐久性を有する高値なホース13を取付作
業上比較的長く必要とし、コスト高の上に常時湾
曲部が生じ、折れ曲りの危険性もある。このよう
に従来の取付方式では燃料ポンプ自体の振動をイ
ンシユレータ8で防げるが、ほぼ水平な常閉蓋6
に曲げモーメントMが加わることによるシール性
の低下、衝時等に受ける大荷重に対する対策に問
題がある。本考案は上述の不具合を防止できる燃
料ポンプ取付装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するために、本考案は燃料ポ
ンプが通過可能な開口が車両後方に対向した側壁
に形成されると共に底壁に取付穴が形成された燃
料タンクと、上記燃料ポンプを支持すると共に上
部に断面積の縮小される低剛性部が形成された縦
長のホルダと、上記開口を常時閉鎖すると共に上
部弾性体を介し上記ホルダの低剛性部より上側と
結合される略縦向の常閉蓋と、上記ホルダの下部
に下部弾性体を介し取付けられる下向ナツトと、
上記下向ナツトに上記取付穴を通して螺着される
固定ボルトと、上記常閉蓋に固着された燃料吐出
管と上記燃料ポンプとを連結するホースと、上記
下部弾性体の車両前方対向部分に水平方向に切込
まれた切込溝と、上記切込溝に弾性的に挟持され
るよう上記ホルダの下部に形成された水平板部と
を備えたことを特徴としている。
ンプが通過可能な開口が車両後方に対向した側壁
に形成されると共に底壁に取付穴が形成された燃
料タンクと、上記燃料ポンプを支持すると共に上
部に断面積の縮小される低剛性部が形成された縦
長のホルダと、上記開口を常時閉鎖すると共に上
部弾性体を介し上記ホルダの低剛性部より上側と
結合される略縦向の常閉蓋と、上記ホルダの下部
に下部弾性体を介し取付けられる下向ナツトと、
上記下向ナツトに上記取付穴を通して螺着される
固定ボルトと、上記常閉蓋に固着された燃料吐出
管と上記燃料ポンプとを連結するホースと、上記
下部弾性体の車両前方対向部分に水平方向に切込
まれた切込溝と、上記切込溝に弾性的に挟持され
るよう上記ホルダの下部に形成された水平板部と
を備えたことを特徴としている。
(作用)
このような燃料ポンプ取付装置は、上下各弾性
体を介し燃料ポンプを燃料タンク内に支持し、ホ
ルダを介し燃料ポンプ側からの荷重を側方の常閉
蓋と底壁とに伝え、特に、大荷重を燃料ポンプが
受けた時、水平板部が下部弾性体より離脱し、同
時にホースと低剛性部が変形できる。
体を介し燃料ポンプを燃料タンク内に支持し、ホ
ルダを介し燃料ポンプ側からの荷重を側方の常閉
蓋と底壁とに伝え、特に、大荷重を燃料ポンプが
受けた時、水平板部が下部弾性体より離脱し、同
時にホースと低剛性部が変形できる。
(実施例)
第1図には本考案の一実施例としの燃料ポンプ
取付装置を示した。この燃料ポンプ取付装置は図
示しない車体の後部フロア下面に固着される燃料
タンク20の内室21に電磁式の燃料ポンプ22
を取付けるものである。燃料タンク20は第1図
において右側が車体の後端側に位置し、図示しな
い左側が前方に対向しており、底壁23と下部側
壁24とで形成されるタンクロア、上壁25と上
部側壁26とで形成されるタンクアツパとの両フ
ランジ部をシーム溶接により一体化して形成され
る。上部側壁26には車体後方に向いた常閉の開
口27が形成され、この開口の周縁には肉厚のリ
ングプレート28が溶接される。しかもリングプ
レート28の内周側にはリング状のシール29が
配備される。リングプレート28には開口27を
閉鎖する常閉蓋30をボルト47により締付固定
するためのねじ穴が複数個形成される。このため
常閉蓋30がボルト止めされると開口27はシー
ル29の働きをも受け確実に密閉される。一方、
底壁23の上面には板金製のレザーバ31が溶接
されており、これにより車両の旋回時や制動時に
おける内室21内の燃料の過度な流動を押え、燃
料ポンプ(以後単にポンプと記す)22へ供給す
る燃料を常時確保することができる。このレザー
バ31には後述するホルダ32を取付位置(第1
図に実線で示すように、ホルダ32側が後述する
プラグ33により締付固定される位置)に案内す
るガイド34が溶接される。なお、ガイド34は
開口27側、即ち車両後方を背にした略垂直な湾
曲面341を形成され、この面はほぼ後述する下
部インシユレータ39に接する。底壁23は開口
27の直下に近い位置に突状の平坦部231を形
成される。しかも平坦部231はレザーバ31の
中ほどに形成した穴部よりも多少上方に突出し、
その中央には取付穴35を形成される。この平坦
部231と常閉蓋30間には縦長のプレス成形品
であるホルダ32が配備される。ホルダ32は第
6図に示すように上下に長い中央部にポンプ22
を挾持する固定手段36を、その上部に低剛性部
324及び折曲部321を介し左右一対の上部取
付穴322を、その下部に下部取付部323をそ
れぞれ形成される。なお、低剛性部324は後述
するホース42と対向する位置に配置されること
が望ましい。両上部取付穴322は常閉蓋30の
内面より内室21側へ突出する左右一対の上部ボ
ルト37に筒状の弾性体からなる上部インシユレ
ータ38を介しそれぞれ嵌着され、ナツト45に
より締付けられている。低剛性部324は角穴3
25を挟む2本の細柱よりなり、中央部と比べ断
面積が大幅に縮少される。このため他の部分と比
べ剛性が大幅に低下したおり、外力をホルダが受
けた際最も変形を生じ易く設定される。なお、第
6図のホルダに代え、第7図に示すように上部側
全体を2本の細柱により形成してもよい。この場
合、低剛性部324をより大きく形成できる。
取付装置を示した。この燃料ポンプ取付装置は図
示しない車体の後部フロア下面に固着される燃料
タンク20の内室21に電磁式の燃料ポンプ22
を取付けるものである。燃料タンク20は第1図
において右側が車体の後端側に位置し、図示しな
い左側が前方に対向しており、底壁23と下部側
壁24とで形成されるタンクロア、上壁25と上
部側壁26とで形成されるタンクアツパとの両フ
ランジ部をシーム溶接により一体化して形成され
る。上部側壁26には車体後方に向いた常閉の開
口27が形成され、この開口の周縁には肉厚のリ
ングプレート28が溶接される。しかもリングプ
レート28の内周側にはリング状のシール29が
配備される。リングプレート28には開口27を
閉鎖する常閉蓋30をボルト47により締付固定
するためのねじ穴が複数個形成される。このため
常閉蓋30がボルト止めされると開口27はシー
ル29の働きをも受け確実に密閉される。一方、
底壁23の上面には板金製のレザーバ31が溶接
されており、これにより車両の旋回時や制動時に
おける内室21内の燃料の過度な流動を押え、燃
料ポンプ(以後単にポンプと記す)22へ供給す
る燃料を常時確保することができる。このレザー
バ31には後述するホルダ32を取付位置(第1
図に実線で示すように、ホルダ32側が後述する
プラグ33により締付固定される位置)に案内す
るガイド34が溶接される。なお、ガイド34は
開口27側、即ち車両後方を背にした略垂直な湾
曲面341を形成され、この面はほぼ後述する下
部インシユレータ39に接する。底壁23は開口
27の直下に近い位置に突状の平坦部231を形
成される。しかも平坦部231はレザーバ31の
中ほどに形成した穴部よりも多少上方に突出し、
その中央には取付穴35を形成される。この平坦
部231と常閉蓋30間には縦長のプレス成形品
であるホルダ32が配備される。ホルダ32は第
6図に示すように上下に長い中央部にポンプ22
を挾持する固定手段36を、その上部に低剛性部
324及び折曲部321を介し左右一対の上部取
付穴322を、その下部に下部取付部323をそ
れぞれ形成される。なお、低剛性部324は後述
するホース42と対向する位置に配置されること
が望ましい。両上部取付穴322は常閉蓋30の
内面より内室21側へ突出する左右一対の上部ボ
ルト37に筒状の弾性体からなる上部インシユレ
ータ38を介しそれぞれ嵌着され、ナツト45に
より締付けられている。低剛性部324は角穴3
25を挟む2本の細柱よりなり、中央部と比べ断
面積が大幅に縮少される。このため他の部分と比
べ剛性が大幅に低下したおり、外力をホルダが受
けた際最も変形を生じ易く設定される。なお、第
6図のホルダに代え、第7図に示すように上部側
全体を2本の細柱により形成してもよい。この場
合、低剛性部324をより大きく形成できる。
下部取付部323は第4図及び第5図に示すよ
うに左右に二股状に分れた垂直片部323aとこ
れらを結ぶ水平板部323bとで形成される。こ
の水平板部323bはその中央で車両後方側に凹
部323cを形成され、しかも、弾性体からなる
下部インシユレータ39の切込溝391に挾持さ
れる。即ち、下部インシユレータ39は厚さTを
有した略半円形部材でありその上平面をポンプ2
2の載置面に下平面を平坦部231に密接可能で
ある。しかも、下部インシユレータ39は車両前
方と対向する部分より車両後方に向け水平方向に
切込まれた溝391を形成されており、この切込
溝391は平面視において水平板部323bとほ
ぼ同一形状を呈する(第5図を参照)。更に、下
部インシユレータ39内には下向のねじ穴401
を形成された下向ナツト40が埋め込まれる。こ
の下向ナツト40は、その胴部を水平板部323
bの凹部323cに対向すると共にその上下に鍔
部402,403を形成される。上側鍔部402
は下部インシユレータ39の挾持部392(第4
図参照)を介し水平板部323bを下側に押圧可
能なよう形成される。更に、下向ナツト40はそ
の下端に突出部404を形成される。この突出部
404は、第3図に示すように、取付穴35に嵌
入可能な形状を呈する。なお、取付穴35は一対
の平行端部351,351を備え、これにより下
向ナツト40の空回りを防止できる。ここで、取
付穴35に下向ナツト40が嵌入する時ポンプ2
2を支持したホルダ32は取付位置に保持されて
おり、この取付位置のボルダ32側はその下端の
下向ナツト40を介し取付穴35を貫通する固定
ボルトとしてのプラグ33により底壁23に固定
される。なお、プラグ33はリング状のシール4
1を取付穴35の回りに配置した状態で挾圧する
ため、このシール41と下部インシユレータ39
とが取付穴35の気密性を確実に保持できる。
うに左右に二股状に分れた垂直片部323aとこ
れらを結ぶ水平板部323bとで形成される。こ
の水平板部323bはその中央で車両後方側に凹
部323cを形成され、しかも、弾性体からなる
下部インシユレータ39の切込溝391に挾持さ
れる。即ち、下部インシユレータ39は厚さTを
有した略半円形部材でありその上平面をポンプ2
2の載置面に下平面を平坦部231に密接可能で
ある。しかも、下部インシユレータ39は車両前
方と対向する部分より車両後方に向け水平方向に
切込まれた溝391を形成されており、この切込
溝391は平面視において水平板部323bとほ
ぼ同一形状を呈する(第5図を参照)。更に、下
部インシユレータ39内には下向のねじ穴401
を形成された下向ナツト40が埋め込まれる。こ
の下向ナツト40は、その胴部を水平板部323
bの凹部323cに対向すると共にその上下に鍔
部402,403を形成される。上側鍔部402
は下部インシユレータ39の挾持部392(第4
図参照)を介し水平板部323bを下側に押圧可
能なよう形成される。更に、下向ナツト40はそ
の下端に突出部404を形成される。この突出部
404は、第3図に示すように、取付穴35に嵌
入可能な形状を呈する。なお、取付穴35は一対
の平行端部351,351を備え、これにより下
向ナツト40の空回りを防止できる。ここで、取
付穴35に下向ナツト40が嵌入する時ポンプ2
2を支持したホルダ32は取付位置に保持されて
おり、この取付位置のボルダ32側はその下端の
下向ナツト40を介し取付穴35を貫通する固定
ボルトとしてのプラグ33により底壁23に固定
される。なお、プラグ33はリング状のシール4
1を取付穴35の回りに配置した状態で挾圧する
ため、このシール41と下部インシユレータ39
とが取付穴35の気密性を確実に保持できる。
ホルダ32の固定手段36は筒状を呈するポン
プ22を上下で挾持するもので、各々、弾性を有
する一対のばね鋼板からなる挾持片361,36
1により形成される。ポンプ22の上端からはフ
レキシブルなホース42が延出し、そのホースの
上端は常閉蓋30を貫通すると共にロウ付けされ
る金属性の燃料吐出管としての燃料パイプ43に
連結する。なお、燃料パイプ43は金属性であ
り、耐ガソリン性や耐圧性を十分持つことより長
尺で使用される傾向にあるが、過大な外力を受け
ると常閉蓋30との溶接部分に大きな曲げモーメ
ントが加わり、燃料漏れを生じ易い。これに対し
ホース42は曲げモーメントを吸収できるが耐ガ
ソリン性が耐圧性が金属パイプに比べ劣る上に高
価であるため、あまり長尺で使用しない傾向にあ
る。このため両者の組合せにより過大入力時の金
属パイプの変形を防ぐことができ、かつ、耐久性
も十分得られる。なおポンプ22の下端には底壁
側の燃料をポンプ内に導くパイプ状のフイルタ4
4が取付けられている。
プ22を上下で挾持するもので、各々、弾性を有
する一対のばね鋼板からなる挾持片361,36
1により形成される。ポンプ22の上端からはフ
レキシブルなホース42が延出し、そのホースの
上端は常閉蓋30を貫通すると共にロウ付けされ
る金属性の燃料吐出管としての燃料パイプ43に
連結する。なお、燃料パイプ43は金属性であ
り、耐ガソリン性や耐圧性を十分持つことより長
尺で使用される傾向にあるが、過大な外力を受け
ると常閉蓋30との溶接部分に大きな曲げモーメ
ントが加わり、燃料漏れを生じ易い。これに対し
ホース42は曲げモーメントを吸収できるが耐ガ
ソリン性が耐圧性が金属パイプに比べ劣る上に高
価であるため、あまり長尺で使用しない傾向にあ
る。このため両者の組合せにより過大入力時の金
属パイプの変形を防ぐことができ、かつ、耐久性
も十分得られる。なおポンプ22の下端には底壁
側の燃料をポンプ内に導くパイプ状のフイルタ4
4が取付けられている。
このような燃料ポンプ取付装置によりポンプ2
2を取付ける場合、まず、燃料タンク20の外で
ホルダ32に対しポンプ22、下向ナツト40を
埋込んだ下部インシユレータ39をそれぞれ取付
ける。そして、常閉蓋30側の上部ボルト37に
上部インシユレータ38を介しホルダ32上部を
嵌込み、ナツト45により締付固定する。そして
燃料パイプ43にホース42を介しポンプ22を
接続する。このように組立てたホルダ32側部材
を、開口27を通し内室21に入れ、しかも、ホ
ルダ32の下部に位置する下部インシユレータ3
9及び垂直片部323aをガイド34の湾曲面3
41に沿つて摺動降下させる。この時、湾曲面3
41は下部インシユレータ39側の下向ナツト4
0を取付穴35に対向させるようにホルダ側下部
を案内する。そして常閉蓋30が開口27を閉じ
ると同時に取付穴35に下向ナツトの突出部40
4を嵌込むように作用する。この後、プラグ33
により取付穴35が密閉されると共に底壁23に
ホルダ32側が固定される。更に、常閉蓋30は
複数本のボルト47により上部側壁26側に固定
される。この時開口27はシール29により常閉
蓋30との間の気密性を確保される。このように
取付けられたポンプ22に車体側より上下及び前
後、左右の旋回による慣性力や流動する燃料の押
圧力が加わつた場合、荷重は上、下の各インシユ
レータ38,39に分散して伝わる。特に、上下
方向荷重は主に下部インシユレータ39を介し底
壁23に、水平方向荷重は主に上部インシユレー
タ38を介し常閉蓋30に伝わる。この場合、最
も頻度の多い車両の急停車時の前方への荷重は略
縦向の常閉蓋30に水平方向の外力として加わ
り、この際曲げモーメントの発生が防止され、常
閉蓋30とシール29との間に隙間が生じず、シ
ール性が堅持される。これに対し、車両が衝突等
により大荷重を受けると、燃料ポンプ22はその
大荷重に基き車両前方に押圧され、この際下部イ
ンシユレータの切込溝391に弾性的に挟持され
ていた水平板部323bは切込溝391より離脱
し、第1図に2点鎖線で示す変動位置に移動す
る。この時ホース42及びこれと対向位置にある
低剛性部324は共に湾曲変形する。ここで常閉
蓋30を貫通すると共にこの蓋にロウ付けされる
燃料パイプ43自体はホルダ32と干渉せず、ロ
ウ付け部には曲げモーメントが加わらず、溶接部
分が損傷することによる燃料漏れが防止される。
2を取付ける場合、まず、燃料タンク20の外で
ホルダ32に対しポンプ22、下向ナツト40を
埋込んだ下部インシユレータ39をそれぞれ取付
ける。そして、常閉蓋30側の上部ボルト37に
上部インシユレータ38を介しホルダ32上部を
嵌込み、ナツト45により締付固定する。そして
燃料パイプ43にホース42を介しポンプ22を
接続する。このように組立てたホルダ32側部材
を、開口27を通し内室21に入れ、しかも、ホ
ルダ32の下部に位置する下部インシユレータ3
9及び垂直片部323aをガイド34の湾曲面3
41に沿つて摺動降下させる。この時、湾曲面3
41は下部インシユレータ39側の下向ナツト4
0を取付穴35に対向させるようにホルダ側下部
を案内する。そして常閉蓋30が開口27を閉じ
ると同時に取付穴35に下向ナツトの突出部40
4を嵌込むように作用する。この後、プラグ33
により取付穴35が密閉されると共に底壁23に
ホルダ32側が固定される。更に、常閉蓋30は
複数本のボルト47により上部側壁26側に固定
される。この時開口27はシール29により常閉
蓋30との間の気密性を確保される。このように
取付けられたポンプ22に車体側より上下及び前
後、左右の旋回による慣性力や流動する燃料の押
圧力が加わつた場合、荷重は上、下の各インシユ
レータ38,39に分散して伝わる。特に、上下
方向荷重は主に下部インシユレータ39を介し底
壁23に、水平方向荷重は主に上部インシユレー
タ38を介し常閉蓋30に伝わる。この場合、最
も頻度の多い車両の急停車時の前方への荷重は略
縦向の常閉蓋30に水平方向の外力として加わ
り、この際曲げモーメントの発生が防止され、常
閉蓋30とシール29との間に隙間が生じず、シ
ール性が堅持される。これに対し、車両が衝突等
により大荷重を受けると、燃料ポンプ22はその
大荷重に基き車両前方に押圧され、この際下部イ
ンシユレータの切込溝391に弾性的に挟持され
ていた水平板部323bは切込溝391より離脱
し、第1図に2点鎖線で示す変動位置に移動す
る。この時ホース42及びこれと対向位置にある
低剛性部324は共に湾曲変形する。ここで常閉
蓋30を貫通すると共にこの蓋にロウ付けされる
燃料パイプ43自体はホルダ32と干渉せず、ロ
ウ付け部には曲げモーメントが加わらず、溶接部
分が損傷することによる燃料漏れが防止される。
(考案の効果)
このように本考案は、過大荷重を受けた際に、
燃料ポンプ側のホルダ下部が底壁側より離脱し、
ホルダの低剛性部が湾曲して過大荷重を吸収でき
るので、取付穴囲りの平坦部及び下部弾性体、下
向ナツト等の変形発生を防止できる。しかも、略
縦向の常閉蓋にポンプ側外力が水平方向荷重とし
て加わるので、上部弾性体側へ加わる曲げモーメ
ントが低減され、開口のシール性が堅持され、更
にホースの働きで常閉蓋と燃料吐出管との溶接部
分に損傷を起さず、燃料漏れを防止できる。
燃料ポンプ側のホルダ下部が底壁側より離脱し、
ホルダの低剛性部が湾曲して過大荷重を吸収でき
るので、取付穴囲りの平坦部及び下部弾性体、下
向ナツト等の変形発生を防止できる。しかも、略
縦向の常閉蓋にポンプ側外力が水平方向荷重とし
て加わるので、上部弾性体側へ加わる曲げモーメ
ントが低減され、開口のシール性が堅持され、更
にホースの働きで常閉蓋と燃料吐出管との溶接部
分に損傷を起さず、燃料漏れを防止できる。
第1図は本考案の一実施例としての燃料ポンプ
取付装置の断面図、第2図は第1図のA−A線断
面図、第3図は第1図中の取付穴と下向ナツトと
の平面図、第4図は第1図のB−B線断面図、第
5図は第1図のC−C線断面図、第6図及び第7
図は各々異なるホルダの側面図、第8図は従来の
各々異なる燃料ポンプの取付方式を説明する概略
図をそれぞれ示している。 20……燃料タンク、22……ポンプ、23…
…底壁、26……上部側壁、27……開口、30
……常閉蓋、32……ホルダ、322……上部取
付穴、33……プラグ、34……ガイド、35…
…取付穴、38……上部インシユレータ、39…
…下部インシユレータ、40……下向ナツト、4
2……ホース、43……燃料パイプ、323b…
…水平板部、391……切込溝。
取付装置の断面図、第2図は第1図のA−A線断
面図、第3図は第1図中の取付穴と下向ナツトと
の平面図、第4図は第1図のB−B線断面図、第
5図は第1図のC−C線断面図、第6図及び第7
図は各々異なるホルダの側面図、第8図は従来の
各々異なる燃料ポンプの取付方式を説明する概略
図をそれぞれ示している。 20……燃料タンク、22……ポンプ、23…
…底壁、26……上部側壁、27……開口、30
……常閉蓋、32……ホルダ、322……上部取
付穴、33……プラグ、34……ガイド、35…
…取付穴、38……上部インシユレータ、39…
…下部インシユレータ、40……下向ナツト、4
2……ホース、43……燃料パイプ、323b…
…水平板部、391……切込溝。
Claims (1)
- 燃料ポンプが通過可能な開口が車両後方に対向
した側壁に形成されると共に底壁に取付穴が形成
された燃料タンクと、上記燃料ポンプを支持する
と共に上部に断面積の縮小される低剛性部が形成
された縦長のホルダと、上記開口を常時閉鎖する
と共に上部弾性体を介し上記ホルダの低剛性部よ
り上側と結合される略縦向の常閉蓋と、上記ホル
ダの下部に下部弾性体を介し取付けられる下向ナ
ツトと、上記下向ナツトに上記取付穴を通して螺
着される固定ボルトと、上記常閉蓋に固着された
燃料吐出管と上記燃料ポンプとを連結するホース
と、上記下部弾性体の車両前方対向部分に水平方
向に切込まれた切込溝と、上記切込溝に弾性的に
挾持されるよう上記ホルダの下部に形成された水
平板部とを備えたことを特徴とする燃料ポンプ取
付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9779284U JPS6112968U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 燃料ポンプ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9779284U JPS6112968U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 燃料ポンプ取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6112968U JPS6112968U (ja) | 1986-01-25 |
| JPH0137177Y2 true JPH0137177Y2 (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=30657352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9779284U Granted JPS6112968U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 燃料ポンプ取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6112968U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5123928B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2013-01-23 | 本田技研工業株式会社 | 燃料供給装置 |
| JP5696467B2 (ja) * | 2010-12-21 | 2015-04-08 | スズキ株式会社 | 車両用燃料タンク |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9779284U patent/JPS6112968U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6112968U (ja) | 1986-01-25 |
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