JPH0137298Y2 - - Google Patents
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- JPH0137298Y2 JPH0137298Y2 JP1985103096U JP10309685U JPH0137298Y2 JP H0137298 Y2 JPH0137298 Y2 JP H0137298Y2 JP 1985103096 U JP1985103096 U JP 1985103096U JP 10309685 U JP10309685 U JP 10309685U JP H0137298 Y2 JPH0137298 Y2 JP H0137298Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- transmission
- clutch
- hydraulic
- pto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は対地作業とか刈取作業とか運搬車へ
の物品積込み作業等の作業を行なう走行作業車に
おいて、動力の伝導を司どるトランスミツシヨン
に関するものである。
の物品積込み作業等の作業を行なう走行作業車に
おいて、動力の伝導を司どるトランスミツシヨン
に関するものである。
より詳しく言うとこの考案は、機体の後部にミ
ツシヨンケースの上面上で作業機昇降用の油圧リ
フト装置を設置してある走行作業車において、ミ
ツシヨンケースの前面に装着されていて油圧ポン
プとその下方に位置する油圧モータとを有する油
圧伝導装置を有し、油圧モータのモータ軸がミツ
シヨンケース内の走行系トランスミツシヨンを介
しミツシヨンケースに支持させた後輪へと連動連
結され、油圧ポンプのポンプ軸がミツシヨンケー
ス内のPTO系トランスミツシヨンを介しミツシ
ヨンケースから後方へ延出するリヤPTO軸及び
ミツシヨンケース内の低レベルから前方へ延出す
るミツドPTO軸に対しそれぞれ連動連結されて
いるトランスミツシヨン装置に関する。
ツシヨンケースの上面上で作業機昇降用の油圧リ
フト装置を設置してある走行作業車において、ミ
ツシヨンケースの前面に装着されていて油圧ポン
プとその下方に位置する油圧モータとを有する油
圧伝導装置を有し、油圧モータのモータ軸がミツ
シヨンケース内の走行系トランスミツシヨンを介
しミツシヨンケースに支持させた後輪へと連動連
結され、油圧ポンプのポンプ軸がミツシヨンケー
ス内のPTO系トランスミツシヨンを介しミツシ
ヨンケースから後方へ延出するリヤPTO軸及び
ミツシヨンケース内の低レベルから前方へ延出す
るミツドPTO軸に対しそれぞれ連動連結されて
いるトランスミツシヨン装置に関する。
従来の技術
車両駆動力の伝導のみを司どるトランスミツシ
ヨンは、その構成要素が鉛直方向に沿いコンパク
トに配置されていて車両長手方向で占める長さが
比較的小さいミツシヨンケース内に収容されるも
のとすることが容易である。このタイプのトラン
スミツシヨンの一例は、米国特許No.4103566に開
示されている。
ヨンは、その構成要素が鉛直方向に沿いコンパク
トに配置されていて車両長手方向で占める長さが
比較的小さいミツシヨンケース内に収容されるも
のとすることが容易である。このタイプのトラン
スミツシヨンの一例は、米国特許No.4103566に開
示されている。
これに対し作業機駆動用の動力の伝導も併せ司
どるトランスミツシヨンは、トランスミツシヨン
の構成要素を上記のようにコンパクトに配置して
あるものとすることが困難である。このため従来
の農用トラクタ等の作業車においては、車両長手
方向で大きな長さを有するミツシヨンケースが用
いられて来ている。その典型例は米国特許No.
4304141及びNo.4373597に示されている。これらの
米国特許に開示のトラクタではミツシヨンケース
が、互に固定連結された前方側ケースと後方側ケ
ースとに2分されている。ミツシヨンケースの前
面には、車両の選択的な後進を含めての無段の変
速を行なう油圧伝導装置を装着してある。前方側
ケース内には、車速を有段に変更するための歯車
式変速装置と作業機の駆動速度を有段に変更する
ための他の歯車式変速装置とが配設されている。
前者の変速装置は前方側ケースの後半部内に配置
されていて、後方側ケース内に配設されている差
動装置へと動力を伝達する。上記他の歯車式変速
装置は前方側ケースの前半部内に配置されてい
て、車両に牽引させる作業機を駆動するために後
方側ケースから後方へと延出させてあるリヤ
PTO軸に対し、後方側ケース内を通して動力を
伝達する。米国特許No.4304141に開示のトランス
ミツシヨンではさらに、ミツド・マウント型の作
業機を駆動するためのミツドPTO軸が設けられ
ていて、このミツドPTO軸は、前方側ケースの
下面に装着した別ケースから前方へと延出させて
ある。上記ミツドPTO軸も、前方側ケースの前
半部内に配置されている上記の歯車式PTO変速
装置から動力を供給される。
どるトランスミツシヨンは、トランスミツシヨン
の構成要素を上記のようにコンパクトに配置して
あるものとすることが困難である。このため従来
の農用トラクタ等の作業車においては、車両長手
方向で大きな長さを有するミツシヨンケースが用
いられて来ている。その典型例は米国特許No.
4304141及びNo.4373597に示されている。これらの
米国特許に開示のトラクタではミツシヨンケース
が、互に固定連結された前方側ケースと後方側ケ
ースとに2分されている。ミツシヨンケースの前
面には、車両の選択的な後進を含めての無段の変
速を行なう油圧伝導装置を装着してある。前方側
ケース内には、車速を有段に変更するための歯車
式変速装置と作業機の駆動速度を有段に変更する
ための他の歯車式変速装置とが配設されている。
前者の変速装置は前方側ケースの後半部内に配置
されていて、後方側ケース内に配設されている差
動装置へと動力を伝達する。上記他の歯車式変速
装置は前方側ケースの前半部内に配置されてい
て、車両に牽引させる作業機を駆動するために後
方側ケースから後方へと延出させてあるリヤ
PTO軸に対し、後方側ケース内を通して動力を
伝達する。米国特許No.4304141に開示のトランス
ミツシヨンではさらに、ミツド・マウント型の作
業機を駆動するためのミツドPTO軸が設けられ
ていて、このミツドPTO軸は、前方側ケースの
下面に装着した別ケースから前方へと延出させて
ある。上記ミツドPTO軸も、前方側ケースの前
半部内に配置されている上記の歯車式PTO変速
装置から動力を供給される。
考案が解決しようとする問題点
上述したタイプのトランスミツシヨンは車両長
手方向で大きな長さを有するミツシヨンケース、
したがつて重量も大であるミツシヨンケースを必
要とする。このようなミツシヨンケースは車両の
組立て作業を困難とし、また車両の重量を増大さ
せる。
手方向で大きな長さを有するミツシヨンケース、
したがつて重量も大であるミツシヨンケースを必
要とする。このようなミツシヨンケースは車両の
組立て作業を困難とし、また車両の重量を増大さ
せる。
したがつてこの考案の主たる目的とするところ
は、冒頭に記載したタイプの自走式作業車のトラ
ンスミツシヨン装置であつて、構成要素がそれを
収容するためのミツシヨンケースの長さ及び重量
を減らすようなコンパクトな態様で配置されてい
る、新規なトランスミツシヨン装置を提供するに
ある。
は、冒頭に記載したタイプの自走式作業車のトラ
ンスミツシヨン装置であつて、構成要素がそれを
収容するためのミツシヨンケースの長さ及び重量
を減らすようなコンパクトな態様で配置されてい
る、新規なトランスミツシヨン装置を提供するに
ある。
問題点を解決するための技術的手段
この考案課題を解決するために、この考案は第
1,10図に例示するように、機体の後部にミツ
シヨンケース2の上面上に作業機昇降用の油圧リ
フト装置1を設置してある走行作業車において、
ミツシヨンケース2の前面に装着されていて油圧
ポンプ3とその下方に位置する油圧モータ4とを
有する油圧伝導装置5を有し、油圧モータ4のモ
ータ軸4aがミツシヨンケース2内の走行系トラ
ンスミツシヨンを介しミツシヨンケース2に支持
させた後輪6へと連動連結され、油圧ポンプ3の
ポンプ軸3aがミツシヨンケース2内のPTO系
トランスミツシヨンを介しミツシヨンケース2か
ら後方へ延出するリヤPTO軸7及びミツシヨン
ケース2内の低レベルから前方へ延出するミツド
PTO軸23(第8,10図)に対しそれぞれ連
動連結されているトランスミツシヨン装置におい
て、次のような技術的手段を講じた。
1,10図に例示するように、機体の後部にミツ
シヨンケース2の上面上に作業機昇降用の油圧リ
フト装置1を設置してある走行作業車において、
ミツシヨンケース2の前面に装着されていて油圧
ポンプ3とその下方に位置する油圧モータ4とを
有する油圧伝導装置5を有し、油圧モータ4のモ
ータ軸4aがミツシヨンケース2内の走行系トラ
ンスミツシヨンを介しミツシヨンケース2に支持
させた後輪6へと連動連結され、油圧ポンプ3の
ポンプ軸3aがミツシヨンケース2内のPTO系
トランスミツシヨンを介しミツシヨンケース2か
ら後方へ延出するリヤPTO軸7及びミツシヨン
ケース2内の低レベルから前方へ延出するミツド
PTO軸23(第8,10図)に対しそれぞれ連
動連結されているトランスミツシヨン装置におい
て、次のような技術的手段を講じた。
すなわちこの考案は第1図に例示するように、
ミツシヨンケース2内の上方のレベルに前記ポン
プ軸3aにて回転駆動される伝動軸8と前記リヤ
PTO軸7及び前記ミツドPTO軸23に対し連動
連結されたクラツチ軸9とを、伝動軸8の方をク
ラツチ軸9よりも上方側に位置させて配置し、ク
ラツチ軸9上に上記伝動軸8と該クラツチ軸9と
を選択的に連動連結するための摩擦多板式油圧ク
ラツチ10とこの油圧クラツチ10の切り状態で
クラツチ軸9を制動するための摩擦多板式ブレー
キ11と前記したリヤPTO軸7及びミツドPTO
軸23のうちの何れか一者或は両者を選択的に駆
動可能とするPTO切替えクラツチ24とを設け、
前記油圧リフト装置1に附設されたコントロール
バルブ装置12(第3,4,9図)からドレンさ
れる油を上記クラツチ軸9の一端部に導く油路1
3−17(第3−7図)をミツシヨンケース壁内
に形成すると共に上記油をミツシヨンケース2内
にドレーンする低圧リリーフ弁18(第3,4,
9図)を設けて、上記した油圧クラツチ10及び
ブレーキ11の摩擦エレメントと上記PTO切替
えクラツチ24とに対し潤滑油を供給するための
油路19をクラツチ軸9に、該クラツチ軸9の上
記一端部に開口させて穿設し、前記走行系トラン
スミツシヨンを前記モータ軸4aよりも低いレベ
ルでミツシヨンケース2内に設置する。
ミツシヨンケース2内の上方のレベルに前記ポン
プ軸3aにて回転駆動される伝動軸8と前記リヤ
PTO軸7及び前記ミツドPTO軸23に対し連動
連結されたクラツチ軸9とを、伝動軸8の方をク
ラツチ軸9よりも上方側に位置させて配置し、ク
ラツチ軸9上に上記伝動軸8と該クラツチ軸9と
を選択的に連動連結するための摩擦多板式油圧ク
ラツチ10とこの油圧クラツチ10の切り状態で
クラツチ軸9を制動するための摩擦多板式ブレー
キ11と前記したリヤPTO軸7及びミツドPTO
軸23のうちの何れか一者或は両者を選択的に駆
動可能とするPTO切替えクラツチ24とを設け、
前記油圧リフト装置1に附設されたコントロール
バルブ装置12(第3,4,9図)からドレンさ
れる油を上記クラツチ軸9の一端部に導く油路1
3−17(第3−7図)をミツシヨンケース壁内
に形成すると共に上記油をミツシヨンケース2内
にドレーンする低圧リリーフ弁18(第3,4,
9図)を設けて、上記した油圧クラツチ10及び
ブレーキ11の摩擦エレメントと上記PTO切替
えクラツチ24とに対し潤滑油を供給するための
油路19をクラツチ軸9に、該クラツチ軸9の上
記一端部に開口させて穿設し、前記走行系トラン
スミツシヨンを前記モータ軸4aよりも低いレベ
ルでミツシヨンケース2内に設置する。
図例では上記油路13−17がさらにこの考案
の一実施態様に従い、第6,7図に示すようにミ
ツシヨンケース壁内の油路15によりブレーキ1
1における摩擦エレメント群の一端面位置に形成
された環状空間21と、第1図に示す環状間隙2
2により上記摩擦エレメント群の他端面位置と
に、それぞれ連通させてある。
の一実施態様に従い、第6,7図に示すようにミ
ツシヨンケース壁内の油路15によりブレーキ1
1における摩擦エレメント群の一端面位置に形成
された環状空間21と、第1図に示す環状間隙2
2により上記摩擦エレメント群の他端面位置と
に、それぞれ連通させてある。
作 用
この考案はミツシヨンケース2の前面に装着し
た油圧伝導装置5において上方側に位置する油圧
ポンプ3のポンプ軸3aを、ミツシヨンケース2
内のPTO系トランスミツシヨンの原動軸として
利用するトランスミツシヨン装置において、上記
ポンプ軸3aが高レベルにあることに対応して
PTO系の伝動軸8とクラツチ軸9とをミツシヨ
ンケース2内の高レベルに配置し、このうちクラ
ツチ軸9をPTO系のクラツチ及びブレーキ機構
を集約して配置するための軸とした。このように
クラツチ及びブレーキ機構を単一のクラツチ軸9
上に集約して配置すると、クラツチ及びブレーキ
機構のための潤滑油系路を単一化できると共に組
立て上も有利となるが、外径寸法が比較的大きく
なる摩擦多板式油圧クラツチ10を装備するクラ
ツチ軸9をあまりに高いレベルに配置すると、ミ
ツシヨンケース2の上面上に設置する油圧リフト
装置1の配置上、摩擦多板式油圧クラツチ10が
邪魔となる。そこでこの考案はミツシヨンケース
2内の高レベルに配置するPTO系の伝動軸8及
びクラツチ軸9のうち伝動軸8を上方側、クラツ
チ軸9を下方側に位置させたのであり、クラツチ
軸9上に設ける外径寸法大の摩擦多板式油圧クラ
ツチ10が油圧リフト装置1の配置に対し邪魔を
しない。
た油圧伝導装置5において上方側に位置する油圧
ポンプ3のポンプ軸3aを、ミツシヨンケース2
内のPTO系トランスミツシヨンの原動軸として
利用するトランスミツシヨン装置において、上記
ポンプ軸3aが高レベルにあることに対応して
PTO系の伝動軸8とクラツチ軸9とをミツシヨ
ンケース2内の高レベルに配置し、このうちクラ
ツチ軸9をPTO系のクラツチ及びブレーキ機構
を集約して配置するための軸とした。このように
クラツチ及びブレーキ機構を単一のクラツチ軸9
上に集約して配置すると、クラツチ及びブレーキ
機構のための潤滑油系路を単一化できると共に組
立て上も有利となるが、外径寸法が比較的大きく
なる摩擦多板式油圧クラツチ10を装備するクラ
ツチ軸9をあまりに高いレベルに配置すると、ミ
ツシヨンケース2の上面上に設置する油圧リフト
装置1の配置上、摩擦多板式油圧クラツチ10が
邪魔となる。そこでこの考案はミツシヨンケース
2内の高レベルに配置するPTO系の伝動軸8及
びクラツチ軸9のうち伝動軸8を上方側、クラツ
チ軸9を下方側に位置させたのであり、クラツチ
軸9上に設ける外径寸法大の摩擦多板式油圧クラ
ツチ10が油圧リフト装置1の配置に対し邪魔を
しない。
この考案に係るトランスミツシヨン装置では
PTO系のトランスミツシヨンを極力、ミツシヨ
ンケース2内の高レベルに配置することとされ、
PTO系の摩擦多板式油圧クラツチ10と摩擦多
板式ブレーキ11とが、摩擦多板式のものである
ことからして摩擦係合面の面積が大きくて必要な
容量のものを比較的コンパクトに構成でき反面、
それだけ潤滑及び冷却を十分に必要とするもので
あるのに対し、ミツシヨンケース2内の上方レベ
ルに設置されたクラツチ軸9上に設けられてい
る。またPTO切替えクラツチ24も耐久性を確
保する上で潤滑及び冷却を行なうのが望ましいの
に対し、矢張り高所のクラツチ軸9上に設置され
ミツシヨンケース2内の潤滑油に浸漬しない。し
かしながらこの考案は油圧リフト装置1がミツシ
ヨンケース2の上面上に設置されていることを利
用し、且つ、油圧リフト装置1に附設のコントロ
ールバルブ装置12は油圧リフト装置1のリフト
シリンダを停止させている状態及び下降させる状
態で多量の油をドレンすることを利用し、至近位
置のコントロールバルブ装置12から低圧リリー
フ弁18にて積極的に潤滑油圧を成立させた油を
クラツチ軸9の一端部に導いて、クラツチ軸9内
の油路19を介し多板式の油圧クラツチ10及び
ブレーキ11の各摩擦エレメントとPTO切替え
クラツチ24を上記油により積極的に潤滑、した
がつてまた冷却することとしているから、ミツシ
ヨンケース2内に収容された油に対し浸漬するこ
とがない高所の2種のクラツチ10,24とブレ
ーキ11とが所要のように潤滑及び冷却を受け
る。
PTO系のトランスミツシヨンを極力、ミツシヨ
ンケース2内の高レベルに配置することとされ、
PTO系の摩擦多板式油圧クラツチ10と摩擦多
板式ブレーキ11とが、摩擦多板式のものである
ことからして摩擦係合面の面積が大きくて必要な
容量のものを比較的コンパクトに構成でき反面、
それだけ潤滑及び冷却を十分に必要とするもので
あるのに対し、ミツシヨンケース2内の上方レベ
ルに設置されたクラツチ軸9上に設けられてい
る。またPTO切替えクラツチ24も耐久性を確
保する上で潤滑及び冷却を行なうのが望ましいの
に対し、矢張り高所のクラツチ軸9上に設置され
ミツシヨンケース2内の潤滑油に浸漬しない。し
かしながらこの考案は油圧リフト装置1がミツシ
ヨンケース2の上面上に設置されていることを利
用し、且つ、油圧リフト装置1に附設のコントロ
ールバルブ装置12は油圧リフト装置1のリフト
シリンダを停止させている状態及び下降させる状
態で多量の油をドレンすることを利用し、至近位
置のコントロールバルブ装置12から低圧リリー
フ弁18にて積極的に潤滑油圧を成立させた油を
クラツチ軸9の一端部に導いて、クラツチ軸9内
の油路19を介し多板式の油圧クラツチ10及び
ブレーキ11の各摩擦エレメントとPTO切替え
クラツチ24を上記油により積極的に潤滑、した
がつてまた冷却することとしているから、ミツシ
ヨンケース2内に収容された油に対し浸漬するこ
とがない高所の2種のクラツチ10,24とブレ
ーキ11とが所要のように潤滑及び冷却を受け
る。
なお多板式油圧クラツチ10が作業中にほぼ常
時入れられることからその摩擦エレメント同士が
相対回転する機会が少ないのに対し、多板式ブレ
ーキ11は切られている時間が長くそのとき相対
回転する摩擦エレメント同士の接触により摩耗及
び発熱を起し易いが、図例ではブレーキ11の摩
擦エレメント群の両端位置にも積極的に油を供給
していることから、多板式ブレーキ11の潤滑及
び冷却が極く十分に行なわれることとなる。
時入れられることからその摩擦エレメント同士が
相対回転する機会が少ないのに対し、多板式ブレ
ーキ11は切られている時間が長くそのとき相対
回転する摩擦エレメント同士の接触により摩耗及
び発熱を起し易いが、図例ではブレーキ11の摩
擦エレメント群の両端位置にも積極的に油を供給
していることから、多板式ブレーキ11の潤滑及
び冷却が極く十分に行なわれることとなる。
このようにPTO系のクラツチ10,24及び
ブレーキ11を高レベルに設置する場合の潤滑及
び冷却上の問題点を解消したことからして、走行
系のトランスミツシヨンは油圧伝導装置5のモー
タ軸4aレベルに対応させて低レベルに設置でき
ることとなつており、この考案は実際にそのよう
な配置をとつて、前述の考案課題を解決するので
ある。
ブレーキ11を高レベルに設置する場合の潤滑及
び冷却上の問題点を解消したことからして、走行
系のトランスミツシヨンは油圧伝導装置5のモー
タ軸4aレベルに対応させて低レベルに設置でき
ることとなつており、この考案は実際にそのよう
な配置をとつて、前述の考案課題を解決するので
ある。
実施例
車両構造
図示の実施例はこの考案を、第10図に図示の
ような走行作業車において実施した例に係る。
ような走行作業車において実施した例に係る。
この作業車のエンジン26は機体前部に塔載さ
れ、前記油圧伝導装置5は該エンジン26から伝
動軸27を介し入力伝導を受ける。車両の走行は
左右の後輪6を駆動する他に、必要に応じて左右
の前輪28も駆動して行なうこととされており、
そのためにはミツシヨンケース2の前面低所から
前輪28方向へ伝動する伝動軸29が設けられて
いる。座席30は前記油圧リフト装置1上に設置
されており、その前方に臨む位置に操向ハンドル
31が設置されている。
れ、前記油圧伝導装置5は該エンジン26から伝
動軸27を介し入力伝導を受ける。車両の走行は
左右の後輪6を駆動する他に、必要に応じて左右
の前輪28も駆動して行なうこととされており、
そのためにはミツシヨンケース2の前面低所から
前輪28方向へ伝動する伝動軸29が設けられて
いる。座席30は前記油圧リフト装置1上に設置
されており、その前方に臨む位置に操向ハンドル
31が設置されている。
図示の走行作業車には、昇降及び転回駆動され
るバケツト32を備えたフロントローダ機構を機
体前部に、また図示のモア33のようなミツドマ
ウント型作業機であつて前記ミツドPTO軸23
から駆動を受ける作業機を機体下面部に、さらに
前記油圧リフト装置1ないしそのリフトアーム1
aにて昇降され前記リヤPTO軸7にて駆動を受
けるロータリ耕耘機等の作業機を機体後部に、そ
れぞれ装備させうるものとされている。
るバケツト32を備えたフロントローダ機構を機
体前部に、また図示のモア33のようなミツドマ
ウント型作業機であつて前記ミツドPTO軸23
から駆動を受ける作業機を機体下面部に、さらに
前記油圧リフト装置1ないしそのリフトアーム1
aにて昇降され前記リヤPTO軸7にて駆動を受
けるロータリ耕耘機等の作業機を機体後部に、そ
れぞれ装備させうるものとされている。
トランスミツシヨン機構
ミツシヨンケース2内のトランスミツシヨン機
構は、第1図及び第8図に示されている。
構は、第1図及び第8図に示されている。
PTO系トランスミツシヨンから説明すると、
前記伝動軸8は前記モータ軸3aと同心配置され
てカツプリング35によりモータ軸3aへと連結
されている。前記したクラツチ軸9とリヤPTO
軸7間には中間軸36が、またクラツチ軸9とミ
ツドPTO軸23間にはアイドラ軸37が、それ
ぞれ設けられている。
前記伝動軸8は前記モータ軸3aと同心配置され
てカツプリング35によりモータ軸3aへと連結
されている。前記したクラツチ軸9とリヤPTO
軸7間には中間軸36が、またクラツチ軸9とミ
ツドPTO軸23間にはアイドラ軸37が、それ
ぞれ設けられている。
前記油圧クラツチ10は、伝動軸8上に固定設
置せる歯車38に対し噛合された歯車39をクラ
ツチ軸9上に遊嵌設置し、この歯車39とクラツ
チ軸9上に固定設置せるクラツチハウジング40
とに一方及び他方の摩擦エレメントを摺動のみ自
在に支持させて、前述のように摩擦多板式のもの
に構成されている。この油圧クラツチ10におい
てリターンばね41の附勢力に抗しピストン42
を前進させてクラツチ係合を行なわせるための油
圧は通例のように、クラツチ軸9に後端面から穿
設され穿孔端を螺栓43にて閉封してある作動油
路44によりピストン42背後に作用せしめられ
ることとされているが、この作動油路44に対し
位置固定側の作動油路を接続するための油路のロ
ータリジヨイント部は、ミツシヨンケース2の背
壁内面上に突設せる筒体45の内周面にてクラツ
チ軸9外周面上の環状凹溝の外周端をシールして
なる環状油室46にて提供されている。
置せる歯車38に対し噛合された歯車39をクラ
ツチ軸9上に遊嵌設置し、この歯車39とクラツ
チ軸9上に固定設置せるクラツチハウジング40
とに一方及び他方の摩擦エレメントを摺動のみ自
在に支持させて、前述のように摩擦多板式のもの
に構成されている。この油圧クラツチ10におい
てリターンばね41の附勢力に抗しピストン42
を前進させてクラツチ係合を行なわせるための油
圧は通例のように、クラツチ軸9に後端面から穿
設され穿孔端を螺栓43にて閉封してある作動油
路44によりピストン42背後に作用せしめられ
ることとされているが、この作動油路44に対し
位置固定側の作動油路を接続するための油路のロ
ータリジヨイント部は、ミツシヨンケース2の背
壁内面上に突設せる筒体45の内周面にてクラツ
チ軸9外周面上の環状凹溝の外周端をシールして
なる環状油室46にて提供されている。
そして前記ブレーキ11は上記筒体45をブレ
ーキハウジングとし、クラツチ軸9と筒体45と
に一方及び他方の摩擦エレメントを摺動のみ自在
に支持させて、前述のように摩擦多板式のものに
構成されている。ブレーキ11の摩擦エレメント
群の背面側で筒体45内にはピストン47を設け
てあり、ブレーキ11は該ピストン47を介し摩
擦エレメント群を附勢する1対のコイルばね48
により摩擦エレメント間の摩擦係合を得て作動せ
しめられるものとされている。ピストン47の前
面側で筒体45内には環状の油室49を形成して
あり、この油室49は前記環状油室46へと開口
させてある筒体45内の作動油路(図示せず)と
連通させてある。したがつてブレーキ11は、油
圧作用で油圧クラツチ10が入れられる状態では
油室49へ作用する油圧によりピストン47が後
退することで切られ、油圧のドレンにより油圧ク
ラツチ10が切られる状態においてのみばね48
の作用を受けて制動作動する。
ーキハウジングとし、クラツチ軸9と筒体45と
に一方及び他方の摩擦エレメントを摺動のみ自在
に支持させて、前述のように摩擦多板式のものに
構成されている。ブレーキ11の摩擦エレメント
群の背面側で筒体45内にはピストン47を設け
てあり、ブレーキ11は該ピストン47を介し摩
擦エレメント群を附勢する1対のコイルばね48
により摩擦エレメント間の摩擦係合を得て作動せ
しめられるものとされている。ピストン47の前
面側で筒体45内には環状の油室49を形成して
あり、この油室49は前記環状油室46へと開口
させてある筒体45内の作動油路(図示せず)と
連通させてある。したがつてブレーキ11は、油
圧作用で油圧クラツチ10が入れられる状態では
油室49へ作用する油圧によりピストン47が後
退することで切られ、油圧のドレンにより油圧ク
ラツチ10が切られる状態においてのみばね48
の作用を受けて制動作動する。
次に前記PTO切替えクラツチ24はクラツチ
軸9の前端部上に互に間隔をあけて遊嵌設置され
た2個の歯車50,51を選択的にクラツチ軸9
へと結合するものに構成されていて、歯車50は
リヤPTO軸7へ伝動する前記中間軸36上に固
定設置された歯車52と噛合され、また歯車51
は前記アイドラ軸37と一体形成された歯車53
であつてミツドPTO軸23上に固定設置せる歯
車54と噛合されている歯車53に対し噛合され
ている。クラツチ軸9には両歯車50,51のボ
ス部間でスプライン筒55を嵌着してあり、この
スプライン筒55上と両歯車50,51のボス部
とにまたがらせてクラツチ金物56がクラツチ軸
9上に摺動可能に設置されている。スプライン筒
55と歯車50,51のボス部との外周面上には
クラツチ金物56内周面上のスプライン爪を噛合
せうるスプライン爪55a,50a,51aを形
成してあり、これらのスプライン爪55a,50
a,51aは図示のクラツチ金物56位置では全
て該金物56内周面上のスプライン爪と噛合さ
れ、クラツチ金物56が後方向きにシフトされる
と該金物56内周面上のスプライン爪がスプライ
ン爪55a,50aに対してのみ噛合され、逆に
クラツチ金物56が前方向きにシフトされると該
金物56内周面上のスプライン爪がスプライン爪
55a,51aに対してのみ噛合されるように配
置して、設けられている。したがつてPTO切替
えクラツチ24は、両歯車50,51を共にクラ
ツチ軸9に対し結合して両PTO軸7,23を回
転させる状態と、歯車50のみをクラツチ軸9に
対し結合してリヤPTO軸7のみを回転させる状
態と、歯車51のみをクラツチ軸9に対し結合し
てミツドPTO軸23のみを回転させる状態とを、
択一的に得させる。
軸9の前端部上に互に間隔をあけて遊嵌設置され
た2個の歯車50,51を選択的にクラツチ軸9
へと結合するものに構成されていて、歯車50は
リヤPTO軸7へ伝動する前記中間軸36上に固
定設置された歯車52と噛合され、また歯車51
は前記アイドラ軸37と一体形成された歯車53
であつてミツドPTO軸23上に固定設置せる歯
車54と噛合されている歯車53に対し噛合され
ている。クラツチ軸9には両歯車50,51のボ
ス部間でスプライン筒55を嵌着してあり、この
スプライン筒55上と両歯車50,51のボス部
とにまたがらせてクラツチ金物56がクラツチ軸
9上に摺動可能に設置されている。スプライン筒
55と歯車50,51のボス部との外周面上には
クラツチ金物56内周面上のスプライン爪を噛合
せうるスプライン爪55a,50a,51aを形
成してあり、これらのスプライン爪55a,50
a,51aは図示のクラツチ金物56位置では全
て該金物56内周面上のスプライン爪と噛合さ
れ、クラツチ金物56が後方向きにシフトされる
と該金物56内周面上のスプライン爪がスプライ
ン爪55a,50aに対してのみ噛合され、逆に
クラツチ金物56が前方向きにシフトされると該
金物56内周面上のスプライン爪がスプライン爪
55a,51aに対してのみ噛合されるように配
置して、設けられている。したがつてPTO切替
えクラツチ24は、両歯車50,51を共にクラ
ツチ軸9に対し結合して両PTO軸7,23を回
転させる状態と、歯車50のみをクラツチ軸9に
対し結合してリヤPTO軸7のみを回転させる状
態と、歯車51のみをクラツチ軸9に対し結合し
てミツドPTO軸23のみを回転させる状態とを、
択一的に得させる。
中間軸36とリヤPTO軸7間には、2段の変
速を行なうリヤPTO変速装置57が配設されて
いる。このリヤPTO変速装置57は、中間軸3
6上に固定設置せる2個の歯車58,59とリヤ
PTO軸7上に遊嵌設置せる2個の歯車60,6
1とを互に噛合せると共に、歯車60,61を択
一的にリヤPTO軸7に対し結合するためのクラ
ツチ金物62を該両歯車60,61間でリヤ
PTO軸7上に摺動のみ自在に設置してなる。
速を行なうリヤPTO変速装置57が配設されて
いる。このリヤPTO変速装置57は、中間軸3
6上に固定設置せる2個の歯車58,59とリヤ
PTO軸7上に遊嵌設置せる2個の歯車60,6
1とを互に噛合せると共に、歯車60,61を択
一的にリヤPTO軸7に対し結合するためのクラ
ツチ金物62を該両歯車60,61間でリヤ
PTO軸7上に摺動のみ自在に設置してなる。
次にミツシヨンケース2内の走行系トランスミ
ツシヨンについて説明すると、同トランスミツシ
ヨンはミツシヨンケース2内の前下方位置に配置
された中間軸64及び変速軸65を備える。変速
軸65の後端には小傘歯車66を一体形成してあ
り、この小傘歯車66からミツシヨンケース2内
の後下方位置に配置された差動装置67へと入力
させ、差動装置67から左右の後輪6へと駆動力
を伝達することとされている。ミツシヨンケース
2の前端部最下方位置から前方へと延びる前輪駆
動力取出軸68が、同様位置にある前記ミツド
PTO軸23と左右に齟齬させた配置で設けられ
ていて、この前輪駆動力取出軸68から第10図
に図示の前記伝動軸29を経て前輪28の駆動が
行なわれる。同取出軸68は変速軸65の前端部
に嵌着せる歯車69と噛合された歯車70を該取
出軸68上に遊嵌設置して、クラツチ金物71に
より歯車70を選択的に前輪駆動力取出軸68へ
と結合することによつて選択的に駆動されるもの
とされている。
ツシヨンについて説明すると、同トランスミツシ
ヨンはミツシヨンケース2内の前下方位置に配置
された中間軸64及び変速軸65を備える。変速
軸65の後端には小傘歯車66を一体形成してあ
り、この小傘歯車66からミツシヨンケース2内
の後下方位置に配置された差動装置67へと入力
させ、差動装置67から左右の後輪6へと駆動力
を伝達することとされている。ミツシヨンケース
2の前端部最下方位置から前方へと延びる前輪駆
動力取出軸68が、同様位置にある前記ミツド
PTO軸23と左右に齟齬させた配置で設けられ
ていて、この前輪駆動力取出軸68から第10図
に図示の前記伝動軸29を経て前輪28の駆動が
行なわれる。同取出軸68は変速軸65の前端部
に嵌着せる歯車69と噛合された歯車70を該取
出軸68上に遊嵌設置して、クラツチ金物71に
より歯車70を選択的に前輪駆動力取出軸68へ
と結合することによつて選択的に駆動されるもの
とされている。
前記モータ軸4a上にはミツシヨンケース2内
で歯車72を固定設置してあり、この歯車72を
中間軸64上に固定設置せる歯車73と噛合せて
中間軸64の回転駆動を得ることとされている。
中間軸64上には他1個の歯車74を固定設置し
てあり、歯車73,74は変速軸65上に遊嵌設
置された歯車75,76へと噛合されている。変
速軸65上の歯車75,76は該軸65上に摺動
のみ自在に設けたクラツチ金物77のシフトによ
り択一的に変速軸65へと結合しうることとされ
ており、かくして2列の変速ギヤトレーン73,
75及び74,76により2段の変速を行なう走
行変速装置78が提供されている。
で歯車72を固定設置してあり、この歯車72を
中間軸64上に固定設置せる歯車73と噛合せて
中間軸64の回転駆動を得ることとされている。
中間軸64上には他1個の歯車74を固定設置し
てあり、歯車73,74は変速軸65上に遊嵌設
置された歯車75,76へと噛合されている。変
速軸65上の歯車75,76は該軸65上に摺動
のみ自在に設けたクラツチ金物77のシフトによ
り択一的に変速軸65へと結合しうることとされ
ており、かくして2列の変速ギヤトレーン73,
75及び74,76により2段の変速を行なう走
行変速装置78が提供されている。
以上に説明して来た構造のミツシヨンケース2
内のトランスミツシヨン機構は、PTO系のトラ
ンスミツシヨンがほぼケース2内の上半部にの
み、そして走行系のトランスミツシヨンがモータ
軸4aよりも低いレベルでケース2内の下半部に
のみ、それぞれ配置されているものとなつてい
る。
内のトランスミツシヨン機構は、PTO系のトラ
ンスミツシヨンがほぼケース2内の上半部にの
み、そして走行系のトランスミツシヨンがモータ
軸4aよりも低いレベルでケース2内の下半部に
のみ、それぞれ配置されているものとなつてい
る。
油圧回路
前述のような潤滑油供給機構の具体構造を説明
する前に、図示の作業車に設けられている油圧回
路を第9図について説明しておく。
する前に、図示の作業車に設けられている油圧回
路を第9図について説明しておく。
第9図において80,81はそれぞれ、第10
図に図示の前記バケツト32を昇降及び転回させ
るためのリフリシリンダ及びチルトシリンダ、8
2は第10図に図示の前記モア33を下方の作業
位置と上方の待機位置間で昇降させるためのモア
昇降シリンダ、1bは前記油圧リフト装置1の油
圧リフトシリンダ、83は前輪28を操向旋回さ
せるためのパワーステアリング機構である。第9
図にはまた前記した油圧伝導装置5、油圧クラツ
チ10及びブレーキ11、コントロールバルブ装
置12も図示されており、さらに油圧クラツチ1
0及びブレーキ11の摩擦エレメント部並びに前
記PTO切替えクラツチ24等のクラツチ軸9上
の潤滑必要部を符号84で指して図示してある。
図に図示の前記バケツト32を昇降及び転回させ
るためのリフリシリンダ及びチルトシリンダ、8
2は第10図に図示の前記モア33を下方の作業
位置と上方の待機位置間で昇降させるためのモア
昇降シリンダ、1bは前記油圧リフト装置1の油
圧リフトシリンダ、83は前輪28を操向旋回さ
せるためのパワーステアリング機構である。第9
図にはまた前記した油圧伝導装置5、油圧クラツ
チ10及びブレーキ11、コントロールバルブ装
置12も図示されており、さらに油圧クラツチ1
0及びブレーキ11の摩擦エレメント部並びに前
記PTO切替えクラツチ24等のクラツチ軸9上
の潤滑必要部を符号84で指して図示してある。
上述のシリンダ80,81,82,1bとパワ
ーステアリング機構83と油圧クラツチ10及び
ブレーキ11に対し必要な油圧を供給するために
は、ミツシヨンケース2にて兼用させてある油タ
ンクから作動油を吸引し上記の油圧機器方向に給
送する油圧ポンプ85が設けられている。この油
圧ポンプ85に接続してバルブユニツト86が設
けられていて、このバルブユニツト86にはその
入力端側の部分でパワーステアリング機構83及
び油圧クラツチ10と他の油圧機器とにポンプ8
5吐出油を分配するフローデバイダ87を設けて
ある。このフローデバイダ87はパワーステアリ
ング機構83方向に一定流量の油を給送する流量
一定形のものとされているが、該デバイダ87の
余剰流回路側に接続してバルブユニツト86内に
は、択一的に使用される前記のチルトシリンダ8
1とモア昇降シリンダ82用の方向切換弁88と
バケツト用リフトシリンダ80用の方向切換弁8
9と油圧設定用のリリーフ弁90とを、設けてあ
る。
ーステアリング機構83と油圧クラツチ10及び
ブレーキ11に対し必要な油圧を供給するために
は、ミツシヨンケース2にて兼用させてある油タ
ンクから作動油を吸引し上記の油圧機器方向に給
送する油圧ポンプ85が設けられている。この油
圧ポンプ85に接続してバルブユニツト86が設
けられていて、このバルブユニツト86にはその
入力端側の部分でパワーステアリング機構83及
び油圧クラツチ10と他の油圧機器とにポンプ8
5吐出油を分配するフローデバイダ87を設けて
ある。このフローデバイダ87はパワーステアリ
ング機構83方向に一定流量の油を給送する流量
一定形のものとされているが、該デバイダ87の
余剰流回路側に接続してバルブユニツト86内に
は、択一的に使用される前記のチルトシリンダ8
1とモア昇降シリンダ82用の方向切換弁88と
バケツト用リフトシリンダ80用の方向切換弁8
9と油圧設定用のリリーフ弁90とを、設けてあ
る。
油圧リフト装置1用の前記コントロールバルブ
装置12は、上記の両方向切換弁88,89の中
立位置Nで油の供給を受けるものとされている。
このコントロールバルブ装置12は通例のよう
に、リフトシリンダ1b用の方向切換弁91、該
切換弁91の中立位置Nと下降作用位置Dとにお
きポンプ85吐出油を低圧でアンロードするアン
ロード弁92、方向切換弁91の中立位置Nでリ
フトシリンダ1bからの油の逆流が起きるのを阻
止するロードチエツク弁93、方向切換弁91が
下降作用位置Dへ変位されると連動して開放され
リフトシリンダ1bから排油を行なわせるアンロ
ードチエツク弁94、方向切換弁91の上昇作用
位置Uで作用する該弁91内の可変絞り91aと
組合されリフトシリンダ1bへの供給油量を制御
するリリーフ弁95等のバルブ類を備えている。
装置12は、上記の両方向切換弁88,89の中
立位置Nで油の供給を受けるものとされている。
このコントロールバルブ装置12は通例のよう
に、リフトシリンダ1b用の方向切換弁91、該
切換弁91の中立位置Nと下降作用位置Dとにお
きポンプ85吐出油を低圧でアンロードするアン
ロード弁92、方向切換弁91の中立位置Nでリ
フトシリンダ1bからの油の逆流が起きるのを阻
止するロードチエツク弁93、方向切換弁91が
下降作用位置Dへ変位されると連動して開放され
リフトシリンダ1bから排油を行なわせるアンロ
ードチエツク弁94、方向切換弁91の上昇作用
位置Uで作用する該弁91内の可変絞り91aと
組合されリフトシリンダ1bへの供給油量を制御
するリリーフ弁95等のバルブ類を備えている。
そして上記したアンロード弁92とリリーフ弁
95のドレン油を合流させて潤滑必要部84へと
導く潤滑油供給回路96が設けられていて、この
潤滑油供給回路96の途中に接続して前記低圧リ
リーフ弁18がコントロールバルブ装置12内に
設けられている。図示の場合には図示作業車の外
部で使用される、油圧モータ等の油圧アクチユエ
ータ97にて駆動を受ける薪割り機等のための外
部作業機用の上記油圧アクチユエータ97に対し
前記バルブユニツト86に設けたサービスポート
98から油圧を供給できることとされているが、
油圧アクチユエータ97用の方向切換弁99の一
次側タンクポートに接続した排油回路100もコ
ントロールバルブ装置12内で潤滑油供給回路9
6へと接続して、油圧アクチユエータ97のドレ
ン油も潤滑油として利用することとしている。
95のドレン油を合流させて潤滑必要部84へと
導く潤滑油供給回路96が設けられていて、この
潤滑油供給回路96の途中に接続して前記低圧リ
リーフ弁18がコントロールバルブ装置12内に
設けられている。図示の場合には図示作業車の外
部で使用される、油圧モータ等の油圧アクチユエ
ータ97にて駆動を受ける薪割り機等のための外
部作業機用の上記油圧アクチユエータ97に対し
前記バルブユニツト86に設けたサービスポート
98から油圧を供給できることとされているが、
油圧アクチユエータ97用の方向切換弁99の一
次側タンクポートに接続した排油回路100もコ
ントロールバルブ装置12内で潤滑油供給回路9
6へと接続して、油圧アクチユエータ97のドレ
ン油も潤滑油として利用することとしている。
油圧クラツチ10は高油圧にて作動するパワー
ステアリング機構83のドレン油を作動油として
利用し、クラツチ作動を得るものとされている。
すなわちパワーステアリング機構83の方向切換
弁101の一次側タンクポートに接続してクラツ
チ作動油供給回路102を設け、パワーステアリ
ング機構83の調圧弁103のリリーフ油も該供
給回路102へ合流させて、同供給回路102を
PTOクラツチ機構へと接続している。第9図に
おいて104は油圧クラツチ10用の方向切換
弁、105は油圧クラツチ10に対する作用油圧
を設定する油圧漸増型の調圧弁である。パワース
テアリング機構83は通例のように、第10図に
図示の前記操向ハンドル31にて変位せしめられ
る方向切換弁101にて油圧を給排制御されるパ
ワーシリンダ106及び油圧モータ107を備
え、パワーシリンダ106により左右の前輪28
(第10図)を旋回させ油圧モータ107により
方向切換弁101を中立位置へと戻す。
ステアリング機構83のドレン油を作動油として
利用し、クラツチ作動を得るものとされている。
すなわちパワーステアリング機構83の方向切換
弁101の一次側タンクポートに接続してクラツ
チ作動油供給回路102を設け、パワーステアリ
ング機構83の調圧弁103のリリーフ油も該供
給回路102へ合流させて、同供給回路102を
PTOクラツチ機構へと接続している。第9図に
おいて104は油圧クラツチ10用の方向切換
弁、105は油圧クラツチ10に対する作用油圧
を設定する油圧漸増型の調圧弁である。パワース
テアリング機構83は通例のように、第10図に
図示の前記操向ハンドル31にて変位せしめられ
る方向切換弁101にて油圧を給排制御されるパ
ワーシリンダ106及び油圧モータ107を備
え、パワーシリンダ106により左右の前輪28
(第10図)を旋回させ油圧モータ107により
方向切換弁101を中立位置へと戻す。
前記バルブユニツト86内において、前記フロ
ーデバイダ87の調整流回路には定比分流弁10
8を挿入してあり、該分流弁108の一方の出力
回路108aをパワーステアリング機構83方向
に、他方の出力回路108bを前記方向切換弁8
8,89方向に、それぞれ導いている。この定比
分流弁108は、エンジン26の回転数が極く低
い間はフローデバイダ87の余剰流回路にほとん
ど油が流出せず、方向切換弁88,89を中立位
置Nとしコントロールバルブ装置12の方向切換
弁91を上昇作用位置Uへと移して油圧リフトシ
リンダ1bを伸長動作させ機体後部の作業機を上
昇させようとしても、その上昇が極くゆつくりと
しか行なわれなくなる点に鑑み、フローデバイダ
87の調整流回路側からも一定割合で油圧リフト
シリンダ1bに対し作動油を供給しうるように設
けたものである。
ーデバイダ87の調整流回路には定比分流弁10
8を挿入してあり、該分流弁108の一方の出力
回路108aをパワーステアリング機構83方向
に、他方の出力回路108bを前記方向切換弁8
8,89方向に、それぞれ導いている。この定比
分流弁108は、エンジン26の回転数が極く低
い間はフローデバイダ87の余剰流回路にほとん
ど油が流出せず、方向切換弁88,89を中立位
置Nとしコントロールバルブ装置12の方向切換
弁91を上昇作用位置Uへと移して油圧リフトシ
リンダ1bを伸長動作させ機体後部の作業機を上
昇させようとしても、その上昇が極くゆつくりと
しか行なわれなくなる点に鑑み、フローデバイダ
87の調整流回路側からも一定割合で油圧リフト
シリンダ1bに対し作動油を供給しうるように設
けたものである。
バルブユニツト86内の方向切換弁88は中立
位置N、シリンダ81或は82を伸長動作させる
第1の作用位置、縮小作動させる第2の作用位
置の他に、シリンダ81或は82の伸長動作側
油室からのドレン油も縮小作用側油室へと供給し
て迅速に縮小動作を行なわせる第3の作用位置
を有するものとされている。この第3の作用位置
ではチルトシリンダ81が迅速にダンプ回動さ
れ、第10図に図示のバケツト32からの土砂等
の離れが良くなる。また他の方向切換弁89は中
立位置N、シリンダ80を伸長動作させる上昇作
用位置U、縮小動作させる下降作用位置Dの他
に、シリンダ80の両油室から油をドレンさせて
第10図に図示のバケツト32をフローテイング
状態とさせるフローテイング位置Fを有する。こ
のフローテイング位置Fではバケツト32が地表
面上で自在に揺動することから、車両を前進させ
て土砂とか推肥をすくい取るのに都合が良い。
位置N、シリンダ81或は82を伸長動作させる
第1の作用位置、縮小作動させる第2の作用位
置の他に、シリンダ81或は82の伸長動作側
油室からのドレン油も縮小作用側油室へと供給し
て迅速に縮小動作を行なわせる第3の作用位置
を有するものとされている。この第3の作用位置
ではチルトシリンダ81が迅速にダンプ回動さ
れ、第10図に図示のバケツト32からの土砂等
の離れが良くなる。また他の方向切換弁89は中
立位置N、シリンダ80を伸長動作させる上昇作
用位置U、縮小動作させる下降作用位置Dの他
に、シリンダ80の両油室から油をドレンさせて
第10図に図示のバケツト32をフローテイング
状態とさせるフローテイング位置Fを有する。こ
のフローテイング位置Fではバケツト32が地表
面上で自在に揺動することから、車両を前進させ
て土砂とか推肥をすくい取るのに都合が良い。
前記油圧伝導装置5は通例のように、前記した
油圧ポンプ3と油圧モータ4とを1対の油圧給排
回路110,111にて接続し閉回路を形成して
なり、同閉回路に作動油を補給するためのチヤー
ジポンプ112を設けられている。
油圧ポンプ3と油圧モータ4とを1対の油圧給排
回路110,111にて接続し閉回路を形成して
なり、同閉回路に作動油を補給するためのチヤー
ジポンプ112を設けられている。
油圧機構の具体構造
第1,2図に示すように前記油圧ポンプ85は
ミツシヨンケース2の背面上に、前記伝動軸8か
ら入力されて駆動されるように設けられている。
前記バルブユニツト86はスタツクバルブに構成
されて、油圧リフト装置1のシリンダハウジング
114のシリンダヘツド114a前面に装着され
ており、油圧ポンプ85から該バルブユニツト8
6に対し油を給送する給油管115が機体外に設
置されている。
ミツシヨンケース2の背面上に、前記伝動軸8か
ら入力されて駆動されるように設けられている。
前記バルブユニツト86はスタツクバルブに構成
されて、油圧リフト装置1のシリンダハウジング
114のシリンダヘツド114a前面に装着され
ており、油圧ポンプ85から該バルブユニツト8
6に対し油を給送する給油管115が機体外に設
置されている。
これに対し前記コントロールバルブ装置12は
第2−4図に示すように、シリンダハウジング1
14の一側外面上にケース116を装着して該ケ
ース116内に設置されており、シリンダヘツド
114a内及びシリンダハウジング114内の油
路を介しバルブユニツト86から油の供給を受け
るものとされている。第3,4図に示すように前
記低圧リリーフ弁18はケース116内の空間1
17を一次側としてシリンダハウジング114の
一側壁に装備させてあり、この低圧リリーフ弁1
8のリリーフ油はシリンダハウジング114の低
端に形成せる翼片部114b上面により誘導され
た上でミツシヨンケース2の上端開口2aから該
ケース2内へ戻されることとされている。
第2−4図に示すように、シリンダハウジング1
14の一側外面上にケース116を装着して該ケ
ース116内に設置されており、シリンダヘツド
114a内及びシリンダハウジング114内の油
路を介しバルブユニツト86から油の供給を受け
るものとされている。第3,4図に示すように前
記低圧リリーフ弁18はケース116内の空間1
17を一次側としてシリンダハウジング114の
一側壁に装備させてあり、この低圧リリーフ弁1
8のリリーフ油はシリンダハウジング114の低
端に形成せる翼片部114b上面により誘導され
た上でミツシヨンケース2の上端開口2aから該
ケース2内へ戻されることとされている。
第3−7図について前記した潤滑油供給機構の
具体構造を説明して行くと、上記したケース11
6内の空間117に連通させてあるシリンダハウ
ジング114内の空間118に、第9図について
説明した排油回路100端を接続するための接続
口119を開口させてある。シリンダハウジング
114にはまたその下面に空間117と連通する
凹溝120を形成してあり、この凹溝120はシ
リンダハウジング114をミツシヨンケース2の
上面上に設置した状態で、ミツシヨンケース2の
頂壁上面に形成され前記油路13を構成している
凹溝の前端部13aへと連通するように配置され
ている。油路13を構成する上記凹溝の後端部1
3bの内端と交差する横向きの穴がミツシヨンケ
ース2にその一側外面側から穿孔されていて、穿
孔端を螺栓121にて閉塞されている該穴により
前記油路14が提供されている。油路14と交差
する上下方向の穴がミツシヨンケース2に上面側
から穿孔されていて、穿孔端を螺栓122により
閉塞されている該穴によつて前記油路15が提供
されている。この油路15は、ミツシヨンケース
2の背面側から穿孔されて前記油路16を構成し
ている穴によつてミツシヨンケース2の背面位に
連通させてあると共に、油路16の内端位置より
さらに下方まで延長してブレーキ11内端側の前
記環状空間21へと連通させてある。なお第3,
6図において123は、ブレーキ11において前
記筒体45に支持させる摩擦エレメントの外周端
の爪を嵌合させるべく筒体45の内周面に形成さ
れた1対の溝穴である。
具体構造を説明して行くと、上記したケース11
6内の空間117に連通させてあるシリンダハウ
ジング114内の空間118に、第9図について
説明した排油回路100端を接続するための接続
口119を開口させてある。シリンダハウジング
114にはまたその下面に空間117と連通する
凹溝120を形成してあり、この凹溝120はシ
リンダハウジング114をミツシヨンケース2の
上面上に設置した状態で、ミツシヨンケース2の
頂壁上面に形成され前記油路13を構成している
凹溝の前端部13aへと連通するように配置され
ている。油路13を構成する上記凹溝の後端部1
3bの内端と交差する横向きの穴がミツシヨンケ
ース2にその一側外面側から穿孔されていて、穿
孔端を螺栓121にて閉塞されている該穴により
前記油路14が提供されている。油路14と交差
する上下方向の穴がミツシヨンケース2に上面側
から穿孔されていて、穿孔端を螺栓122により
閉塞されている該穴によつて前記油路15が提供
されている。この油路15は、ミツシヨンケース
2の背面側から穿孔されて前記油路16を構成し
ている穴によつてミツシヨンケース2の背面位に
連通させてあると共に、油路16の内端位置より
さらに下方まで延長してブレーキ11内端側の前
記環状空間21へと連通させてある。なお第3,
6図において123は、ブレーキ11において前
記筒体45に支持させる摩擦エレメントの外周端
の爪を嵌合させるべく筒体45の内周面に形成さ
れた1対の溝穴である。
第3図に示すように伝動軸8及びクラツチ軸9
を取囲む座面124がミツシヨンケース2の背面
に形成されていて、この座面124に穿けたねじ
穴124aに螺合される固定具125により第1
図に示すように蓋126が、ミツシヨンケース2
の背面上に装着されている。同様に第1図に示す
ように油路16開口端のミツシヨンケース2背面
上の溝穴16aは蓋126内面上の凹溝127と
対面位置させてあり、前記油路17は溝穴16a
及び凹溝127を、蓋126内面で基端を受けて
ある前記コイルばね48の設置空間128内に連
通させるように、蓋126内面上に設けた切欠き
によつて提供されている。上記の設置空間128
内は前記ピストン47の中心に設けた開口47a
によりクラツチ軸9の後端面位へと連通させてあ
り、そこからクラツチ軸9内の前記油路19へ、
また前記環状間隙22を介して摩擦エレメント群
の後端面位置へ、それぞれ潤滑油が供給されるこ
ととされている。環状間隙22はクラツチ軸9外
周面とピストン47内周面間で提供されている。
を取囲む座面124がミツシヨンケース2の背面
に形成されていて、この座面124に穿けたねじ
穴124aに螺合される固定具125により第1
図に示すように蓋126が、ミツシヨンケース2
の背面上に装着されている。同様に第1図に示す
ように油路16開口端のミツシヨンケース2背面
上の溝穴16aは蓋126内面上の凹溝127と
対面位置させてあり、前記油路17は溝穴16a
及び凹溝127を、蓋126内面で基端を受けて
ある前記コイルばね48の設置空間128内に連
通させるように、蓋126内面上に設けた切欠き
によつて提供されている。上記の設置空間128
内は前記ピストン47の中心に設けた開口47a
によりクラツチ軸9の後端面位へと連通させてあ
り、そこからクラツチ軸9内の前記油路19へ、
また前記環状間隙22を介して摩擦エレメント群
の後端面位置へ、それぞれ潤滑油が供給されるこ
ととされている。環状間隙22はクラツチ軸9外
周面とピストン47内周面間で提供されている。
なお油圧伝導装置5における前記チヤージポン
プ112は第1,2図に示すように、そのポンプ
軸を前記ポンプ軸3aと共通させて油圧伝導装置
5の前面に装着されている。第9図に図示の方向
切換弁104及び調圧弁105は、第10図に模
式的に図示したようにミツシヨンケース2の一側
外面上に装着せる蓋130にてカバーしてミツシ
ヨンケース2の一側壁内に設置されている。第1
図において131は、油タンク兼用のミツシヨン
ケース2内から機体外のパイピングによる配管を
介して油圧ポンプ85及びチヤージポンプ112
により吸引される油を清浄化するための油ストレ
ーナである。
プ112は第1,2図に示すように、そのポンプ
軸を前記ポンプ軸3aと共通させて油圧伝導装置
5の前面に装着されている。第9図に図示の方向
切換弁104及び調圧弁105は、第10図に模
式的に図示したようにミツシヨンケース2の一側
外面上に装着せる蓋130にてカバーしてミツシ
ヨンケース2の一側壁内に設置されている。第1
図において131は、油タンク兼用のミツシヨン
ケース2内から機体外のパイピングによる配管を
介して油圧ポンプ85及びチヤージポンプ112
により吸引される油を清浄化するための油ストレ
ーナである。
実施例の作用
図示の走行作業車は車両を走行させつつ、バケ
ツト32を備えたフロントローダ機構による土砂
とか堆肥等の積荷作業、モア33による芝刈り作
業、或は機体後部に牽引させるロータリ耕耘機に
よる圃場耕耘作業等に用いられる。車速の変速は
油圧伝導装置5の油圧ポンプ3の斜板角度変更及
び走行変速装置78のクラツチ金物77のシフト
によつて行なわれ、油圧ポンプ3の逆転により車
両を選択的に後進させることもできる。作業機を
駆動するためにはPTO切替えクラツチ24がそ
のクラツチ金物56のシフトにより、両PTO軸
7,23を駆動する状態、リヤPTO軸7のみを
駆動する状態及びミツドPTO軸23のみを駆動
する状態へと、適宜に切替えられる。リヤPTO
軸7についてはリヤPTO変速装置57により回
転数を2段に変更制御できる。
ツト32を備えたフロントローダ機構による土砂
とか堆肥等の積荷作業、モア33による芝刈り作
業、或は機体後部に牽引させるロータリ耕耘機に
よる圃場耕耘作業等に用いられる。車速の変速は
油圧伝導装置5の油圧ポンプ3の斜板角度変更及
び走行変速装置78のクラツチ金物77のシフト
によつて行なわれ、油圧ポンプ3の逆転により車
両を選択的に後進させることもできる。作業機を
駆動するためにはPTO切替えクラツチ24がそ
のクラツチ金物56のシフトにより、両PTO軸
7,23を駆動する状態、リヤPTO軸7のみを
駆動する状態及びミツドPTO軸23のみを駆動
する状態へと、適宜に切替えられる。リヤPTO
軸7についてはリヤPTO変速装置57により回
転数を2段に変更制御できる。
PTO切替えクラツチ24或はリヤPTO変速装
置57の操作に先立つては方向切換弁104の変
位操作で油圧クラツチ10が切られ、このときブ
レーキ11はクラツチ軸9を自動的に制動してそ
の慣性回転を迅速に停止させる。同ブレーキ11
はまた、油圧クラツチ10の切り状態で同クラツ
チ10の原動側摩擦エレメントが潤滑油による引
きずり現象で従動側摩擦エレメントをつれ廻い回
転させることを防止する。このブレーキ11がク
ラツチ軸9内方向からと両端面側とからの潤滑油
の供給により極く十分に潤滑及び冷却を受けるこ
とは、前述した通りである。油圧クラツチ10及
びPTO切替えクラツチ24等のクラツチ軸9上
の他の潤滑必要部も、クラツチ軸9内の油路19
を介し低圧リリーフ弁18にて設定される油圧の
潤滑油が積極的に供給されることからして十分な
潤滑、そして冷却を受ける。
置57の操作に先立つては方向切換弁104の変
位操作で油圧クラツチ10が切られ、このときブ
レーキ11はクラツチ軸9を自動的に制動してそ
の慣性回転を迅速に停止させる。同ブレーキ11
はまた、油圧クラツチ10の切り状態で同クラツ
チ10の原動側摩擦エレメントが潤滑油による引
きずり現象で従動側摩擦エレメントをつれ廻い回
転させることを防止する。このブレーキ11がク
ラツチ軸9内方向からと両端面側とからの潤滑油
の供給により極く十分に潤滑及び冷却を受けるこ
とは、前述した通りである。油圧クラツチ10及
びPTO切替えクラツチ24等のクラツチ軸9上
の他の潤滑必要部も、クラツチ軸9内の油路19
を介し低圧リリーフ弁18にて設定される油圧の
潤滑油が積極的に供給されることからして十分な
潤滑、そして冷却を受ける。
他の実施例
第11図はクラツチ軸9上の潤滑必要部84に
対し供給される潤滑油供給量を高めてある、他の
実施例に係る油圧回路を示している。
対し供給される潤滑油供給量を高めてある、他の
実施例に係る油圧回路を示している。
この他の実施例では先ず、前記バルブユニツト
86内に設けられシリンダ80,81,82,1
bに対する作用油圧を設定する前記調圧弁90の
リリーフ油とシリンダ80,81,82からの戻
り油とを前記潤滑油供給回路96へと合流させる
潤滑油補給回路140を、設けている。また油圧
クラツチ10に対する作用油圧を設定する前記調
圧弁105のリリーフ油も潤滑必要部84に供給
すべく、該調圧弁105の二次側ポートを接続回
路141により潤滑油供給回路96へと接続して
いる。
86内に設けられシリンダ80,81,82,1
bに対する作用油圧を設定する前記調圧弁90の
リリーフ油とシリンダ80,81,82からの戻
り油とを前記潤滑油供給回路96へと合流させる
潤滑油補給回路140を、設けている。また油圧
クラツチ10に対する作用油圧を設定する前記調
圧弁105のリリーフ油も潤滑必要部84に供給
すべく、該調圧弁105の二次側ポートを接続回
路141により潤滑油供給回路96へと接続して
いる。
上記した2回路140,141のうち何れか一
方の回路140或は141を無くした構造も勿
論、採用可能である。
方の回路140或は141を無くした構造も勿
論、採用可能である。
考案の効果
この考案に係るトランスミツシヨン装置は、油
圧ポンプ3と油圧モータ4とを上下に配置してな
る油圧伝導装置5がミツシヨンケース2の前面に
装着されると共に、上記油圧ポンプ3のポンプ軸
3aがミツシヨンケース2内のPTO系トランス
ミツシヨンの入力軸として用いられているのに対
し、ミツシヨンケース2内の上方レベルにPTO
系の伝動軸8とクラツチ軸9とを上下に配置し
て、PTO系トランスミツシヨンの入切りに必要
なクラツチをバルブ操作で軽快に入切りできる油
圧クラツチ10としミツシヨンケース2上面上の
油圧リフト装置1の配置に邪魔をしないように上
記クラツチ軸9上に設置し、且つ、同油圧クラツ
チ10の切り時にクラツチ軸9の慣性回転及びつ
れ廻い回転を防止するのに必要なブレーキ11及
びリヤPTO軸7とミツドPTO軸23のうちの何
れか一者或は両者を選択的に駆動可能とする
PTO切替えクラツチ24も、クラツチ軸9上に
配置している。また上記の油圧クラツチ10及び
ブレーキ11を、摩擦係合面の面積が大きいこと
から必要容量のものを比較的コンパクトに構成で
きる代わりに潤滑及び冷却を十分に必要とする摩
擦多板式のものとしている。
圧ポンプ3と油圧モータ4とを上下に配置してな
る油圧伝導装置5がミツシヨンケース2の前面に
装着されると共に、上記油圧ポンプ3のポンプ軸
3aがミツシヨンケース2内のPTO系トランス
ミツシヨンの入力軸として用いられているのに対
し、ミツシヨンケース2内の上方レベルにPTO
系の伝動軸8とクラツチ軸9とを上下に配置し
て、PTO系トランスミツシヨンの入切りに必要
なクラツチをバルブ操作で軽快に入切りできる油
圧クラツチ10としミツシヨンケース2上面上の
油圧リフト装置1の配置に邪魔をしないように上
記クラツチ軸9上に設置し、且つ、同油圧クラツ
チ10の切り時にクラツチ軸9の慣性回転及びつ
れ廻い回転を防止するのに必要なブレーキ11及
びリヤPTO軸7とミツドPTO軸23のうちの何
れか一者或は両者を選択的に駆動可能とする
PTO切替えクラツチ24も、クラツチ軸9上に
配置している。また上記の油圧クラツチ10及び
ブレーキ11を、摩擦係合面の面積が大きいこと
から必要容量のものを比較的コンパクトに構成で
きる代わりに潤滑及び冷却を十分に必要とする摩
擦多板式のものとしている。
そして従来は上記のようなクラツチ10,24
及びブレーキ11機構は潤滑及び冷却の点からミ
ツシヨンケース2内の低所に設置されて来たのに
対し、この考案はミツシヨンケース2の上部に油
圧リフト装置1が設置されている点に鑑み、該油
圧リフト装置1に附設のコントロールバルブ装置
12が多量の油をドレンすることを利用し、ミツ
シヨンケース2内の高所にあつてコントロールバ
ルブ装置12に近いクラツチ軸9上の2種のクラ
ツチ10,24及びブレーキ11に対しコントロ
ールバルブ装置12のドレン油を、低圧リリーフ
弁18にて積極的に潤滑油圧を成立させた上でク
ラツチ軸9内の油路19を介し供給することと
し、これにより摩擦多板式油圧クラツチ10及び
ブレーキ11とPTO切替えクラツチ24の十分
な潤滑と冷却を図つている。ミツシヨンケース2
上面部の油圧リフト装置1に附設のコントロール
バルブ装置12とミツシヨンケース2内の高位置
にあるクラツチ軸9の一端部とは、長さが短かく
て済む油路13−17にて連通させえ、これより
して油流れ抵抗による油圧降下と油リークとが少
ないことから潤滑効果が高められる。潤滑油を供
給される2種のクラツチ10,24とブレーキ1
1とがクラツチ軸9上に集約して配置されている
ため、潤滑油供給系路を単一化して簡単に設けう
る。
及びブレーキ11機構は潤滑及び冷却の点からミ
ツシヨンケース2内の低所に設置されて来たのに
対し、この考案はミツシヨンケース2の上部に油
圧リフト装置1が設置されている点に鑑み、該油
圧リフト装置1に附設のコントロールバルブ装置
12が多量の油をドレンすることを利用し、ミツ
シヨンケース2内の高所にあつてコントロールバ
ルブ装置12に近いクラツチ軸9上の2種のクラ
ツチ10,24及びブレーキ11に対しコントロ
ールバルブ装置12のドレン油を、低圧リリーフ
弁18にて積極的に潤滑油圧を成立させた上でク
ラツチ軸9内の油路19を介し供給することと
し、これにより摩擦多板式油圧クラツチ10及び
ブレーキ11とPTO切替えクラツチ24の十分
な潤滑と冷却を図つている。ミツシヨンケース2
上面部の油圧リフト装置1に附設のコントロール
バルブ装置12とミツシヨンケース2内の高位置
にあるクラツチ軸9の一端部とは、長さが短かく
て済む油路13−17にて連通させえ、これより
して油流れ抵抗による油圧降下と油リークとが少
ないことから潤滑効果が高められる。潤滑油を供
給される2種のクラツチ10,24とブレーキ1
1とがクラツチ軸9上に集約して配置されている
ため、潤滑油供給系路を単一化して簡単に設けう
る。
このようにこの考案はミツシヨンケース2内の
高所に摩擦多板式の油圧クラツチ10及びブレー
キ11とPTO切替えクラツチ24とを設置する
ことによる潤滑及び冷却上の問題を巧みに解決す
ることで逆に、ミツシヨンケース2内に設置すべ
き走行系トランスミツシヨンの低レベルでの配置
を可能とし、ミツシヨンケース2前面上に油圧伝
導装置5の油圧モータ4が低い側で配置されてい
るのに対し、そのような油圧モータ4のモータ軸
4aを入力軸とする走行系トランスミツシヨンを
実際に、上記モータ軸4aよりも低いレベルでミ
ツシヨンケース2内に配置している。
高所に摩擦多板式の油圧クラツチ10及びブレー
キ11とPTO切替えクラツチ24とを設置する
ことによる潤滑及び冷却上の問題を巧みに解決す
ることで逆に、ミツシヨンケース2内に設置すべ
き走行系トランスミツシヨンの低レベルでの配置
を可能とし、ミツシヨンケース2前面上に油圧伝
導装置5の油圧モータ4が低い側で配置されてい
るのに対し、そのような油圧モータ4のモータ軸
4aを入力軸とする走行系トランスミツシヨンを
実際に、上記モータ軸4aよりも低いレベルでミ
ツシヨンケース2内に配置している。
したがつてこの考案によれば、ミツシヨンケー
ス2前面上の油圧伝導装置5の油圧ポンプ3及び
油圧モータ4の上下配置に対応した上下の配置で
ミツシヨンケース2内のPTO系トランスミツシ
ヨンと走行系トランスミツシヨンとが配置され、
これよりしてミツシヨンケース2の前後幅が大き
く圧縮され、またミツシヨンケースの重量が大き
く減らされることとする。
ス2前面上の油圧伝導装置5の油圧ポンプ3及び
油圧モータ4の上下配置に対応した上下の配置で
ミツシヨンケース2内のPTO系トランスミツシ
ヨンと走行系トランスミツシヨンとが配置され、
これよりしてミツシヨンケース2の前後幅が大き
く圧縮され、またミツシヨンケースの重量が大き
く減らされることとする。
第1図はこの考案の一実施例を装備した走行作
業車の要部の一部展開縦断右側面図、第2図は同
走行作業車の一部の左側面図、第3図は同走行作
業車の一部縦断背面図、第4図は同走行作業車の
一部の横断平面図、第5図は同走行作業車のミツ
シヨンケースの一部を示す平面図、第6図は第5
図の−線に沿う断面図、第7図は第6図の
−線に沿う断面図、第8図は上記走行作業車の
一部を第1図とは異なる切断面に沿い縦断して示
す縦断右側面図、第9図は上記走行作業車に設け
られた油圧回路の回路図、第10図は上記走行作
業車の一部切欠き概略右側面図、第11図はこの
考案の他の実施例における油圧回路を示す回路図
である。 1……油圧リフト装置、1b……油圧リフトシ
リンダ、2……ミツシヨンケース、3……油圧ポ
ンプ、3a……ポンプ軸、4……油圧モータ、4
a……モータ軸、5……油圧伝導装置、6……後
輪、7……リヤPTO軸、8……伝動軸、9……
クラツチ軸、10……油圧クラツチ、11……ブ
レーキ、12……コントロールバルブ装置、1
3,14,15,16,17……油路、18……
低圧リリーフ弁、19……油路、21……環状空
間、22……環状間隙、23……ミツドPTO軸、
24……PTO切替えクラツチ、36……中間軸、
37……アイドラ軸、38,39……歯車、40
……クラツチハウジング、45……筒体、47…
…ピストン、48……コイルばね、49……油
室、50,51……歯車、56……クラツチ金
物、64……中間軸、65……変速軸、67……
差動装置、68……前輪駆動力取出し軸、78…
…走行変速装置、84……潤滑必要部、85……
油圧ポンプ、91……方向切換弁、92……アン
ロード弁、95……リリーフ弁、96……潤滑油
供給回路、116……ケース、117,118…
…空間、120……凹溝、126……蓋、140
……潤滑油補給回路、141……接続回路。
業車の要部の一部展開縦断右側面図、第2図は同
走行作業車の一部の左側面図、第3図は同走行作
業車の一部縦断背面図、第4図は同走行作業車の
一部の横断平面図、第5図は同走行作業車のミツ
シヨンケースの一部を示す平面図、第6図は第5
図の−線に沿う断面図、第7図は第6図の
−線に沿う断面図、第8図は上記走行作業車の
一部を第1図とは異なる切断面に沿い縦断して示
す縦断右側面図、第9図は上記走行作業車に設け
られた油圧回路の回路図、第10図は上記走行作
業車の一部切欠き概略右側面図、第11図はこの
考案の他の実施例における油圧回路を示す回路図
である。 1……油圧リフト装置、1b……油圧リフトシ
リンダ、2……ミツシヨンケース、3……油圧ポ
ンプ、3a……ポンプ軸、4……油圧モータ、4
a……モータ軸、5……油圧伝導装置、6……後
輪、7……リヤPTO軸、8……伝動軸、9……
クラツチ軸、10……油圧クラツチ、11……ブ
レーキ、12……コントロールバルブ装置、1
3,14,15,16,17……油路、18……
低圧リリーフ弁、19……油路、21……環状空
間、22……環状間隙、23……ミツドPTO軸、
24……PTO切替えクラツチ、36……中間軸、
37……アイドラ軸、38,39……歯車、40
……クラツチハウジング、45……筒体、47…
…ピストン、48……コイルばね、49……油
室、50,51……歯車、56……クラツチ金
物、64……中間軸、65……変速軸、67……
差動装置、68……前輪駆動力取出し軸、78…
…走行変速装置、84……潤滑必要部、85……
油圧ポンプ、91……方向切換弁、92……アン
ロード弁、95……リリーフ弁、96……潤滑油
供給回路、116……ケース、117,118…
…空間、120……凹溝、126……蓋、140
……潤滑油補給回路、141……接続回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 機体の後部にミツシヨンケースの上面上で作
業機昇降用の油圧リフト装置1を設置してある
走行作業車において、ミツシヨンケース2の前
面に装着されていて油圧ポンプ3とその下方に
位置する油圧モータ4とを有する油圧伝導装置
5を有し、油圧モータ4のモータ軸4aがミツ
シヨンケース2内の走行系トランスミツシヨン
を介しミツシヨンケース2に支持させた後輪6
へと連動連結され、油圧ポンプ3のポンプ軸3
aがミツシヨンケース2内のPTO系トランス
ミツシヨンを介しミツシヨンケース2から後方
へ延出するリヤPTO軸7及びミツシヨンケー
ス2内の低レベルから前方へ延出するミツド
PTO軸23に対しそれぞれ連動連結されてい
るトランスミツシヨン装置であつて、ミツシヨ
ンケース2内の上方のレベルに前記ポンプ軸3
aにて回転駆動される伝動軸8と前記リヤ
PTO軸7及び前記ミツドPTO軸23に対し連
動連結されたクラツチ軸9とを、伝動軸8の方
をクラツチ軸9よりも上方側に位置させて配置
し、クラツチ軸9上に上記伝動軸8と該クラツ
チ軸9とを選択的に連動連結するための摩擦多
板式油圧クラツチ10とこの油圧クラツチ10
の切り状態でクラツチ軸9を制動するための摩
擦多板式ブレーキ11と前記したリヤPTO軸
7及びミツドPTO軸23のうちの何れか一者
或は両者を選択的に駆動可能とするPTO切替
えクラツチ24とを設け、前記油圧リフト装置
1に附設されたコントロールバルブ装置12か
らドレンされる油を上記クラツチ軸9の一端部
に導く油路13,14,15,16,17をミ
ツシヨンケース壁内に形成すると共に上記油を
ミツシヨンケース2内にドレーンする低圧リリ
ーフ弁18を設けて、上記した油圧クラツチ1
0及びブレーキ11の摩擦エレメントと上記
PTO切替えクラツチ24とに対し潤滑油を供
給するための油路19をクラツチ軸9に、該ク
ラツチ軸9の上記一端部に開口させて穿設し、
前記走行系トランスミツシヨンを前記モータ軸
4aよりも低いレベルでミツシヨンケース2内
に設置したことを特徴とする作業車用トランス
ミツシヨン。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の作業
車用トランスミツシヨンであつて、ミツシヨン
ケース壁内の前記油路13−17を、前記ブレ
ーキの摩擦エレメント群の少なくとも一端面位
置に連通させて形成したことを特徴とする作業
車用トランスミツシヨン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985103096U JPH0137298Y2 (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985103096U JPH0137298Y2 (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211032U JPS6211032U (ja) | 1987-01-23 |
| JPH0137298Y2 true JPH0137298Y2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=30975331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985103096U Expired JPH0137298Y2 (ja) | 1985-07-06 | 1985-07-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0137298Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1245424A2 (en) | 2001-03-26 | 2002-10-02 | Kanzaki Kokyukoki MFG. Co., Ltd. | Transmission arrangement with PTO shaft for a working vehicle |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54180526U (ja) * | 1978-06-09 | 1979-12-20 | ||
| JPS5627128U (ja) * | 1979-08-08 | 1981-03-13 |
-
1985
- 1985-07-06 JP JP1985103096U patent/JPH0137298Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1245424A2 (en) | 2001-03-26 | 2002-10-02 | Kanzaki Kokyukoki MFG. Co., Ltd. | Transmission arrangement with PTO shaft for a working vehicle |
| EP1884394A1 (en) | 2001-03-26 | 2008-02-06 | Kanzaki Kokyukoki MFG. Co., Ltd. | Power transmission arrangement of a working vehicle and transmission for the working vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211032U (ja) | 1987-01-23 |
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