JPH0137902B2 - - Google Patents
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- JPH0137902B2 JPH0137902B2 JP57024159A JP2415982A JPH0137902B2 JP H0137902 B2 JPH0137902 B2 JP H0137902B2 JP 57024159 A JP57024159 A JP 57024159A JP 2415982 A JP2415982 A JP 2415982A JP H0137902 B2 JPH0137902 B2 JP H0137902B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M17/00—Prepayment of wireline communication systems, wireless communication systems or telephone systems
- H04M17/02—Coin-freed or check-freed systems, e.g. mobile- or card-operated phones, public telephones or booths
- H04M17/023—Circuit arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Prepayment Telephone Systems (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、通話終了後に返却硬貨額を表示する
ようにした公衆電話機に関するものである。 従来の技術 従来公衆電話機において投入した硬貨の使用状
況を利用者に表示する場合には、一般に、例えば
先収納の場合、収納された硬貨額から既使用硬貨
額を減じた残額を表示するか、蓄積硬貨額から既
使用硬貨額を減じた残額を表示するかのいずれか
であつた。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記いずれの方式をとる場合に
も、釣銭を返却しない原則の下では通話終了後に
実際に返却される硬貨額と通話終了時の上記表示
残額とが一致せず、表示から期待した額よりも返
却額が少ないことが稀ではなく、そのような場合
利用者に、不当に高額な硬貨を微収されたのでは
ないかという不信感をいだかせることがある。例
えば、1課金当りの単位通話料金が10円であるの
に対し、100円硬貨が2枚蓄積されていた場合、
第1課金で100硬貨1枚が収納されて先の例では
90円、後の例では190円が表示される。そして例
えば5単位で通話が終了した場合、終了時の表示
はそれぞれ50円、150円となるが、いずれの場合
も、利用者はこれらの表示から、当然150円の残
額が返却されることを期待するのに対し、実際に
返却されるのは未収納の100円硬貨1枚にすぎな
い。 このような問題は、いわゆる硬貨後収納方式を
とり、未使用硬貨額、即ち蓄積硬貨額から未収納
通話料金を減算した額を表示しておく場合にも同
様に生ずる。 本発明は、以上のような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、通話終了後に未収納通
話料金の精算を行なう公衆電話機において、通話
終了時の未使用硬貨額とは異なる返却硬貨額の表
示が可能な公衆電話機を提供することにある。 課題を解決するための手段 第13図に示した本発明の基本構成のブロツク
図を参照して説明する。 本発明は第13図に示されるように次の各手段
からなる。 (a) オンフツク等による通話終了時に、この通話
終了時の未収納通話料金の金額と蓄積されてい
る硬貨の金種および枚数とから、収納すべき硬
貨の金種と枚数との組合せの選定を行う組合せ
選定手段A、 (b) 組合せ選定手段Aで選定された組合せの蓄積
硬貨の金種と枚数により、収納すべき硬貨の合
計額を算出する算出手段Bと、 (c) 通話終了時に蓄積されている硬貨の総額から
算出手段Bで算出された収納すべき硬貨の合計
額を減算する減算手段Cと、 (d) 減算手段Cで算出された減算結果の返却硬貨
総額を表示する表示手段D。 作 用 通話終了時に、この時の未収納通話料金と蓄積
硬貨の金種と枚数から、収納すべき硬貨の金種と
枚数の組合せが組合せ選定手段Aで選定される。 この収納すべき硬貨の金種と枚数の組合せか
ら、例えば硬貨の額と枚数を全金種について加算
してその合計額を算出手段Bで算出する。 そして、通話終了時における蓄積硬貨の総額か
らこの合計額を減算手段Cで減算する。この減算
結果は返却硬貨の総額になるから、この金額を返
却硬貨総額として表示手段Dに表示する。 (以上の動作は第9図から第12図、特に第9
図のフローチヤートに詳細に説明されている。) このような構成により、通話終了時に実際に返
却する合計硬貨額を演算してこの金額を返却硬貨
額として表示するので、電話利用者の不信感を解
消することができる。 実施例 第1図は、本発明を局電源方式の公衆電話機に
適用した場合の一実施例を示す内部回路構成図で
ある。同図において、この公衆電話機は、大別し
て通常の電話機回路部10、この電話機回路部1
0を通じて図示しない交換機から送られる課金信
号を受けて硬貨の収納等を制御する制御部20、
制御部20からの指令に基いて実際に硬貨を検知
選別し、図示しない金庫へ収納し、また返却を行
なう硬貨処理部30から構成される。また、この
外にフツクスイツチ40、リレー制御回路50お
よび表示回路60ならびに3×4マトリクス構成
のテンキー形式のキーボード70を有している。 上記電話機回路部10は、局線端子L1,L2に
より、局線を介して図示しない交換機に接続され
ている。そして、局線端子L1,L2には、着信が
あることを報知するベル回路11、上記図示しな
い交換機からの課金信号を検出する公知の構成の
課金信号受信回路に、ダイオードブリツジ回路1
3、後述するフツクスイツチとの関連で動作する
リレー接点gs、ダイヤルパルス送出および強制切
断回路14、電源回路15ならびに通話回路16
が順次配列されている。 オンフツク状態においては、接点gsは図示の状
態にあるが、図示しない送受器を外すとフツクス
イツチ40がオンし、リレー制御回路50が働い
て接点gsは図示とは反対側に切換わる。これによ
り局線端子L1,L2に対して回路14および通話
回路10を含む直流ループが閉成される。なお、
以下、接点gsに関し開放もしくはオフ状態といえ
ば図示の状態を示し、閉成もしくはオン状態とい
えば図示と反対の状態を示す。また、復旧とは後
者から前者への移行をいう。上記回路14には、
直流ループ回路に対して直列にトランジスタが挿
入されており、常時はオンとなつているが、ダイ
ヤル信号に応じてオン、オフを行ない、これによ
つてダイヤルパルスを交換機側へ送出して相手加
入者番号を通知する。なお、上記ダイヤル信号
は、キーボード70の出力を受けてCPU22が
発生し、入出力ポート21を介してダイヤルパル
ス送出および強制切断回路14へ送出される。ま
た、この一連のダイヤルパルス送出中は、入出力
ポート21を通じてダイヤルシヤント信号が送ら
れ、これにより通話回路16が短絡されるため、
発呼者へダイヤルパルスによるパルス雑音が与え
られないものとなつている。即ち、同図におい
て、接点gsの動作により直流ループが閉成される
と、ダイヤル信号ははじめ高レベルの状態にある
ためトランジスタQ1がオンとなり、トランジス
タQ2,Q3が順方向バイアスの印加によりオンと
なる。これに対し、ダイヤル操作に応じてダイヤ
ル信号がパルス状に低レベルとなれば、トランジ
スタQ1がオフとなるため、トランジスタQ2,Q3
もオフへ転じ、これの反復によりダイヤル信号に
応じたダイヤルパルスが送出される。また、ダイ
ヤル信号の接続的な低レベルにより、直流ループ
の切断が行なわれる。従つて、後述するように必
要に応じて接点gsをオン状態としたまま通話を強
制的に切断することができる。このようにリレー
の接点gsを介して直流ループの閉成、解放を行な
うようにしたのは、この公衆電話機が後収納方式
をとつているため、フツクスイツチ40をオフし
た後も精算のための電源を必要とするからであ
る。なお、ダイオードブリツジ回路13は、局線
端子L1,L2間に印加される交換機からの直流電
圧の極性にかかわらず、上記回路14および電源
回路15に加わる電圧の極性を一定とするために
挿入されたものである。更に、電源回路15は、
ループ電流によつて生ずる定電圧ダイオードZD1
のツエナー電圧により、逆流阻止用のダイオード
D1,D2,D4を介してコンデンサC1,C2,C3を各
個に充電のうえ、これらの端子電圧を各部の電源
電圧VEE、VMG、VDDとして供給するもので
あるが、接点gsに接続して電流制限用の高抵抗R
および定電圧ダイオードZD2ならびにダイオード
D3,D5を設け、非通話時にもコンデンサC2,C3
の充電が行なわれるようにしてある。これは、後
述するように、制御部20の可変メモリRAMに
金庫に収納された硬貨の総額を計数記憶させてお
くために非通話時においてもバツクアツプ用の電
源電圧VEEが必要であること、および後述する
ように硬貨収納時等に電磁石を動作させるために
必要な電源電圧VMGを供給するコンデンサC2が
大容量であることによる。 制御部20は、周知の如く、上記入出力ポート
21、中央処理装置CPU22、固定メモリROM
23、可変メモリRAM24によつて構成される
が、本実施例では、更に、タイミング回路25お
よび可変条件設定回路26を有している。このタ
イミング回路25は、25ms周期のパルスを発生
する発振回路であり、後述するように、CPU2
2に対し、メインプログラムの処理に対して
25ms周期で割込み処理を行なわせるための割込
み信号を与えるものである。また、可変条件設定
回路26は、例えば市内通話における単位料金当
りの通話時間や1課金当たりの単位通話料金等を
任意に設定するためのデイジタルスイツチ回路等
により構成される。 オフフツクによりフツクスイツチ40がオンと
なつた場合、前記リレー制御回路50を通じて接
点gsが閉じられ、局ループが形成されると、電源
回路15のコンデンサC1が充電される。この結
果、CPU22に電源VDDが投入され、CPU22
は予めROM23に格納された処理プログラムに
従つて、RAM24に対して必要なデータの書込
み、読出しを行ないながら所定の制御動作を実行
する。この場合、タイミング回路25から割込み
信号が送出される毎に、割込み処理が行なわれ
る。 従つて、ROM23は、第2図に示すようにメ
インルーチンの処理プログラムを格納した領域
と、割込み処理プログラムを格納した領域とを
有する。メイン処理の領域は、同図に示すよう
に、イニシヤライズ処理を行なうべき命令を格納
した領域23A、自己診断処理命令を格納した領
域23B、通話許可処理命令を格納した領域23
C、オンフツクか否かの判断命令を格納した領域
23D、収納判断処理命令を格納した領域23
E、後述するフツク処理フラグレジスタHKFに
“1”のビツトが有るか否かを判断する命令を格
納した領域23F、収納処理命令を格納した領域
23G、HKFフラグのセツト命令を格納した領
域23H、フツク処理命令を格納した領域23
I、精算処理命令を格納した領域23J、終了処
理命令を格納した領域23Kを有する。同様に、
割込み処理の領域は、エツジ検出処理命令を格
納した領域23a、ダイヤル制御処理命令を格納
した領域23b、表示処理命令を格納した領域2
3c、課金演算処理命令を格納した領域23d、
硬貨投入処理命令を格納した領域23e、タイマ
処理命令を格納した領域23f、ダイヤル送出命
令を格納した領域23gを有している。各処理の
詳細については後述する。固定メモリROM23
は、以上のプログラム領域、の他に、更に、
固定データ領域を有しており、これは、この公
衆電話機において用いられる4種の硬貨の硬貨額
データを格納した硬貨額レジスタV(N)D(N=
0〜3)23α1〜23α4、後述する各硬貨の
収納マグネツトを動作させる場合の出力ポートバ
ツフアレジスタの内容を示すデータを格納した収
納マグネツト動作コードレジスタCMCOD(N)
(N=0〜3)23β1〜23β4、各硬貨が投
入されかつそれが正貨であることが確認された場
合に後述するRAM24の硬貨投入フラグレジス
タに書込まれる内容を示すデータを格納した通過
材質コードレジスタCDPD(N)(N=0〜3)2
3γ1〜23γ4等を有している。 また、RAM24は、第3図に示すように、ル
ープカウンタWRARL24c1、フツク処理フ
ラグレジスタHKF24f1、課金レジスタ
CPRG24r1、収納マグネツトタイマCMTM
24t1、ワーキングレジスタWRDRL24w1
等により構成される。これらのRAM24の各レ
ジスタについては、後述する動作説明において詳
細に説明する。 なお、上述した硬貨収納マグネツトを実際に動
作させる場合等、制御部20から外部への出力、
および後述する各センサの検知信号の入力等外部
からの入力は、入出力ポート21に設けた図示し
ない入出力バツフアレジスタを介して行なわれる
が、これらはすべて周知の通りであるため、当該
各入出力バツフアレジスタの図示および上記入出
力動作の詳細な説明は省略する。 第1図において、硬貨処理部30は、硬貨の投
入を検知し、その正偽を判別して結果を入出力ポ
ート21から制御部20に入力し、また、入出力
ポート21を通じて送られる信号に応じて軌道に
蓄積された硬貨を選択的に金庫に収納し、また残
余の硬貨を返却口へ排出する。即ち、この硬貨処
理部30は、第1ないし第4の材質選別回路31
V1〜31V4、同じく第1ないし第4のセン
サ/収納マグネツト部32V1〜32V4、上記
材質選別回路31V1〜31V4および各センサ
を制御する材質選別制御回路33、後述する返却
阻止レバーを阻止状態にして硬貨の蓄積を可能に
する返却阻止マグネツト34から構成される。こ
こで、材質選別回路およびセンサ/収納マグネツ
ト部がそれぞれ4個並列に設けてあるのは、この
公衆電話機が前述したように4種の硬貨を使用す
るものであるためで、今、この4種の硬貨をV
1,V2,V3,V4とすれば、第1ないし第4
の材質選別回路およびセンサ/収納マグネツト部
は、それぞれV1,V2,V3,V4の各種硬貨
の軌道に設けられ、各硬貨の投入口から投入され
る硬貨を処理する。なお、返却阻止マグネツト3
4は、各硬貨軌道について共通に設けてある。ま
た、これら材質選別回路31V1〜31V4、セ
ンサ/収納マグネツト部32V1〜32V4、材
質選別制御回路33および入出力ポート21を結
ぶ信号ラインのうち、斜線を入れてその傍に数字
を付したものは、実際にはその数字で表わされる
数の信号ラインが通つていることを示す。即ち、
これらの間の信号系統は、詳しくは第4図のよう
に示される。同図は、第1の材質選別回路31V
1およびセンサ/収納マグネツト部32V1の場
合を例に示したものであるが、他の第2ないし第
4の材質選別回路31V2〜31V4およびセン
サ/収納マグネツト部32V2〜32V4と材質
選別制御回路33および入出力ポート21との関
係についても全く同様である。 第4図において、センサ/収納マグネツト部3
2V1は、硬貨が硬貨投入口から軌道に投入され
かつ後述する機械的な選別軌道を通過したことを
検知する通過監視用センサ35V1、後述する収
納阻止レバーを動作させて硬貨を金庫に収納する
ための収納マグネツト36V1およびその際の収
納を確認するための収納確認用センサ37V1に
より構成される。上記両センサは、いずれも、硬
貨通路を挾んで対向して配置された発光ダイオー
ドおよびホトトランジスタを有し、当該発光ダイ
オードを駆動するパルスを発生する発振回路を備
えている。ここで、aはイニシヤライズ処理後、
材質選別制御回路33に作用して、材質選別回路
31V1に電源を印加すると共に、各センサ回路
に電源を印加する信号であり、bは3ms周期で間
けつ的にセンサ35V1を駆動するサンプリング
パルスである。cは、このセンサ35V1の検出
信号である。また、dはこのcパルスを受けて材
質選別制御回路33から材質選別回路31V1へ
送出されるワンシヨツト出力であり、このワンシ
ヨツト出力の間だけ、材質選別回路31V1はオ
ン状態となる。この材質選別回路31V1は、硬
貨の軌道を挾んで対向して配置されかつ相互に電
磁的に結合した1対の発信コイルおよび受信コイ
ルからなる検知コイルを備え、検知コイル間を通
過する硬貨の材質により受信コイルの出力が変化
することから当該硬貨の材質の選別が行なえるよ
うにしたものであり、電源がオンした後、動作の
安定に必要な時間の経過後に、通過検知信号CD
1および材質選別信号PD1を入出力ポート21
に送出する。これらの信号は前述した割込み処理
プログラムの先頭に置かれたエツジ検出処理によ
つて25msの周期でCPU22に取り込まれる。な
お、これらの材質選別回路31V1および材質選
別制御回路33の構成および動作自体は公知であ
り、また、本発明の要旨に直接関係しないため詳
細な説明は省略する。またCM1は収納マグネツ
ト36V1の動作指令信号、eは後述するように
CM1より少し遅れたタイミングで収納確認用セ
ンサ37V1の発光ダイオードをオンさせる信
号、更にCA1はこのセンサ37V1の収納検知
信号である。 上述したエツジ検出処理において硬貨の通過が
検出され、また材質の確認が行なわれた場合、そ
の結果は、RAM24の硬貨投入フラグレジスタ
INSRTF24f2にメモリされる。即ち、この
レジスタINSRTF24f2は8ビツトの容量を
有し、そのうち上位4ビツトが各硬貨の通過検知
データをメモリし、下位4ビツトが材質選別デー
タをメモリするのに用いられる。上記センサ35
V1により硬貨の通過が検出され、材質選別回路
31V1から対応する信号CD1が送出された場
合には、最上位に“1”のビツトがメモリされ
る。また、当該硬貨の材質が硬貨V1として正規
のものであり、正貨であることを示す信号PD1
が送出された場合には、上位から5ビツト目に
“1”がメモリされる。同様に、第4図には示さ
ないが、V2硬貨の軌道に配置された通過監視用
センサ35V2により硬貨の通過が検知され、対
応する信号CD2が送出された場合には、上位か
ら2ビツト目に“1”がメモリされ、材質選別回
路31V2により正貨であることを示す信号PD
1が送出された場合には、上位から6ビツト目に
“1”がメモリされる。以下同様に、硬貨V3の
通過が検知されれば上位から3ビツト目に“1”
がメモリされ、かつ正貨であることが確認されれ
ば上位から7ビツト目に“1”がメモリされ、硬
貨V4の通過が検知されれば上位から4ビツト目
に“1”がメモリされ、かつ正貨であることが確
認されれば上位から8ビツト目、即ち最下位のビ
ツトが“1”となる。これに対し、前述した固定
メモリROM23の通過材質コードレジスタ
CDPD(N)(N=0〜3)23γ1〜23γ4
は、それぞれ8ビツトの容量を有し、上述した各
硬貨V1〜V4の通過が確認され、かつ正貨であ
ることが確認された場合に上記硬貨投入フラグレ
ジスタINSRTF24f2にメモリされる内容と
同一内容のデータがメモリされている。従つて、
硬貨投入フラグレジスタINSRTF24f2の内
容を各通過材質コードレジスタCDPD(N)(N=
0〜3)23γ1〜23γ4の内容と逐次比較し
て行くことにより、それぞれの硬貨軌道に硬貨の
投入が行なわれたか否か、およびそれは正貨であ
るか否かを知ることができる。 また、前記収納確認用センサ37V1〜37V
4による収納確認も、上記エツジ検出処理におい
て行なわれ、その結果は、RAM24の収納確認
フラグレジスタCA(N)F(N=0〜3)24f
3〜24f6にメモリされる。即ち、いずれかの
硬貨の収納が確認されれば、上記フラグレジスタ
CA(N)Fのいずれかに“1”がメモリされ、フ
ラグがセツトされた状態となる。 これに対し、収納マグネツト36V1〜36V
4の動作指令信号CM1〜CM4の送出は、メイ
ンルーチンの処理プログラムのうちの収納処理に
おいて行なわれる。この場合には、動作させるべ
き収納マグネツトを示すデータがメモリされた
RAM24の収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)(M=0〜6)24r2〜24r8の
内容を入出力ポート21の硬貨収納バツフアレジ
スタに転送した上で、チツプ・セレクト信号によ
り収納すべき各硬貨の軌道の収納マグネツトに上
記動作指令信号を一斉に与える。 更に、第1図において、表示回路60は例えば
周知の7セグメント表示方式の表示器およびこれ
を制御する表示制御回路によつて構成され、後述
するように、RAM24のクレジツトレジスタ
CRGT24r9にメモリされた内容を出力し、
発呼者に報知する。この表示器の構成は特に限定
されないが、低電力消費の観点からは、例えば液
晶表示器が好適である。また、表示処理は割込み
処理中で行なわれるが、その場合、クレジツトレ
ジスタCRGT24r9の内容、即ち、未使用硬
貨額により、表示の種類が点滅、点灯等異なる。
この場合、この表示の種類は、いずれの表示フラ
グがセツトされているか、即ち、RAM24の表
示1フラグレジスタ24f7、表示2フラグレジ
スタ24f8、表示3フラグレジスタ24f9、
表示4フラグレジスタ10のいずれにフラグがセ
ツトされているか否かを読出すことにより決定さ
れる。なお、以下、各フラグレジスタの内容を
「1」とすることを当該フラグをセツトするまた
は立てる、「0」とすることをリセツトするまた
は消すという。 以上、本実施例の公衆電話機の全体的な回路構
成およびその動作の概略を説明したが、前述した
ように、硬貨投入口から投入された硬貨は、硬貨
処理部30の通過監視用センサ35V1〜35V
4に到達する前の段階で、純機械的な選別処理を
受ける。即ち、全軌道の構成は第5図のように示
される。 第5図において、4種の硬貨V1〜V4のそれ
ぞれに対応して、4個の軌道100V1〜100
V4が並設されている。これらの各軌道は、硬貨
投入口101V1〜101V4に始まつて、共通
の金庫110に向かつて順次配列された各部、即
ち、硬貨の直径および厚さを機械的に選別する機
構部102V1〜102V4、軽量選別およびオ
ーバーフロー機構部103V1〜103V4、前
述した通過監視用センサ35V1〜35V4を有
する通過検知部104V1〜104V4、同じく
前記材質選別回路31V1〜31V4の検知コイ
ルを配置した材質選別部105V1〜105V
4、選別を終えた硬貨を蓄積する蓄積部106V
1〜106V4、前記返却阻止マグネツト34お
よび当該マグネツトにより動作される返却阻止レ
バーからなる返却部107、前記収納マグネツト
36V1〜36V4により動作される収納レバー
からなる収納部108V1〜108V4、ならび
に前記収納確認用センサ37V1〜37V4を備
えた収納検知部109V1〜109V4により構
成される。このうち、返却部107は各軌道に共
通に設けられ、上記返却阻止マグネツト34に信
号RMIを送つて返却阻止レバーを解放状態とし
た場合、全軌道に蓄積された硬貨は一斉に返却口
111に排出される。また、直径、厚さおよび重
量が規定の値に達しない硬貨および軌道の蓄積能
力を越えて投入されオーバーフローした硬貨も、
すべて返却口111に排出される。なお、直径、
厚さが規定値を越える硬貨は、各硬貨投入口10
1V1〜101V4を通り抜けられないため、始
めから除かれる。 上述したような軌道の各構成要素は、実際の電
話機内において概略第6図に示すような位置関係
をもつて配置されている。第6図は硬貨V1の軌
道100V1について示したものであるが、他の
硬貨V2〜V4の軌道についても全く同様であ
る。 第6図において、120は電話機の外形を構成
するきよう体である。上部の硬貨投入口101V
1と下部の金庫110との間に軌道100V1が
形成され、硬貨投入口101V1から投入された
硬貨121V1は自重によりこの軌道100V1
を転動落下する。機構部102V1は、図上省略
したが、直径や薄さが規格値に達しない硬貨を機
械的に排除して返却口111へ直接落とす公知の
構成を有する。また、122V1は支点122a
を中心として回動自在の可動鉄片であり、常時は
その1端が永久磁石123V1に吸引されて固定
し、他端が硬貨121V1の通過を阻む形となつ
ている。硬貨121V1が規定以上の重さを有す
る場合には、上記吸引力に抗して可動鉄片122
V1を回動させて通過するが、期定より軽い場合
にははじかれて開口部124V1から返却口11
1に落ちる。これらの機械的選別手段を通過した
硬貨121V1は、通過監視用センサ35V1お
よび検知コイル125V1を通過して材質の選別
を受けた後、返却阻止ストツパ126に係止さ
れ、蓄積部106V1に蓄積される。蓄積枚数の
限度を越えて投入される硬貨は、開口部124V
1からオーバーフローして返却口111に落ち
る。上記返却阻止レバー126および収納レバー
127V1は、それぞれ支点を中心として回動自
在な部材からなり、図上省略したが前記返却阻止
マグネツト34および収納マグネツト36V1を
動作させることにより1端が当該マグネツトに吸
引される結果、係止部たる他端が軌道100V1
から引込んで、硬貨121V1を通過させるよう
になつている。なお、収納レバー127V1が動
作して硬貨121V1を金庫110に収納する際
には、エスケープ用のストツプピン128V1が
連動して軌道100V1に出て来て、その硬貨の
移動を阻止し、収納レバー127V1が復旧した
時にストツプピン128V1も復旧して阻止して
いた後続硬貨を解放する。即ち、収納マグネツト
36V1の1回の動作によつては、V1硬貨は唯
1個しか収納されない。これら各レバーおよびス
トツプピン等の個々の機械的構成および動作はす
べて公知であり、それ自体本発明の要旨を示すも
のではないため、図面およびその詳細な説明は省
略する。 更に、第6図において、70は前述したテンキ
ー形式のキーボードであるが、このキーボード7
0に並べて、図上省略したが第1図の表示回路6
0を構成する表示器が設けてある。 実施例の動作 次に、上記構成を有する公衆電話機の動作を、
第7図〜第12図のフローチヤートを用いて説明
する。ここでの説明は、本発明に特有な処理の流
れを理解する上で必要な範囲に限つたものであ
り、マイクロコンピユータによる処理において当
然必要とされる周知の処理動作の詳細については
省略してある。例えば、入出力に関しては、入出
力ポート21の入出力バツフアレジスタを介して
行なわれるが、その細かいステツプについては、
省略してあることは先に述べた通りである。従つ
てまた、固定メモリROM23および可変メモリ
RAM24の個々のメモリ領域についても、上記
説明に必要なものについてのみ、特に略号を付し
て示した。 全動作の概略 はじめに、第7図に示すメインルーチンおよび
第8図に示す割込みルーチンについて、動作の概
略を説明する。 先にも述べた通り、本実施例においては、第7
図に示すメインルーチンに対し、25msの周期で
割込み信号が入り、第8図のルーチンが割込み処
理される。この場合、実際に割込みルーチンの処
理に要する時間は時により一定しないが、25ms
ごとに第8図の割込みルーチンが開始され、一連
のステツプを通過して来たメインルーチンの処理
に戻つて行くことが繰返される。 即ち、先ず、オンフツク状態では先に述べた通
り、接点gsは第1図に示すように開いており、局
線端子L1,L2と通話回路16との間の直流ルー
プ回路は形成されない。しかし、電源回路15の
出力VEEは制御部20に供給され、可変メモリ
24をバツクアツプした状態にある。またマグネ
ツト用の電源電圧VMGを供給するコンデンサC2
も充電状態にある。 この状態で送受器を外すと、フツクスイツチ4
0が閉じ、リレー制御回路50が働いて接点gsが
閉じ、前記直流ループ回路が形成されて、図示し
ない交換機にオフフツクされたことが報知され
る。同時に、接点gsならびにダイヤルパルス送出
および強制切断回路14を介して電源回路15に
ダイオードブリツジ回路13の出力が供給され、
この電源回路15は、先に述べたVEE、VMGに
加えて更にCPU22の電源となるVDDも供給可
能になる。 制御部20は、電源電圧VDDが供給されると、
第7図のステツプ1000を実行する。即ち、CPU
22は、第2図に示した固定メモリROM23に
アクセスし、領域の23Aに格納されたイニシ
ヤライズ命令に基いて、第3図に示される可変メ
モリRAM24の各レジスタや入出力ポート21
のバツフアレジスタ等をイニシヤライズする。こ
のイニシヤライズ処理の最終段階で、前述したよ
うに材質選別回路31V1〜31V4の電源を許
可状態にし、かつ各センサ駆動用の発振器の電源
をオンすると共に、割込み許可を行なう。これに
より、タイミング回路25は割込み信号の送出を
開始する。この結果、これ以降、CPU22は、
第7図のメインルーチンの進行状況の如何にかか
わらず、25ms周期の割込み信号の入力を受ける
ごとに、第8図の割込みルーチンに示される処理
を1回実行することとなる。従つて、ここで、こ
の割込みルーチンについてその概略を説明する。 即ち、CPU22は、前記割込み信号があると、
ROM23の領域23aにアクセスし、第8図の
ステツプ2000のエツジ検出処理を行なう。このエ
ツジ検出処理においては、入出力ポート21を通
して電話機回路部10、硬貨処理部30およびフ
ツクスイツチ40等からの各入力情報をチエツク
してその結果をRAM24の各種フラグレジスタ
にメモリする。例えば、課金信号受信回路12か
ら課金信号の入力があつた場合には、課金フラグ
レジスタCPF24f11に“1”をセツトする。
また、材質選別回路31V1〜31V4を介して
通過検知信号CD1〜CD4、材質選別信号PD1
〜PD4の入力があれば、前述したように硬貨投
入フラグレジスタINSRTF24f2のそれぞれ
対応した位置のビツトを“1”とする。同様に、
収納確認用センサ37V1〜37V4から検知信
号CA1〜CA4の入力があれば、収納確認フラグ
レジスタCA(N)F(N=0〜3)24f3〜2
4f6に“1”をセツトする。更に、フツクスイ
ツチ40がオフ状態となつたことが検知されれ
ば、フツク処理フラグレジスタ24f1に“1”
をセツトする。 次に、CPU22はROM23の領域23bにア
クセスし、第8図のステツプ2001のダイヤル制御
処理を行なう。即ち、押しボタンダイヤルからの
入力があれば、それに応じて市内か市外か、また
無料や禁止の番号でないかなどダイヤル番号種類
の判定等が行なわれるが、本発明の要旨には直接
関係しないため詳細な説明は省略する。 ダイヤル制御終了のフラグがセツトされると、
CPU22はROM23の領域23cにアクセス
し、第8図のステツプ2002の表示処理を行なう。
従つて、ステツプ2001の開始時点において既に上
記終了フラグがセツトされている場合には、上述
したような実質的な処理は一切行なわずに直ちに
ステツプ2002に移行する。 ステツプ2002では、前述したようにいずれの表
示フラグがセツトされているかに応じて各表示処
理を行なう。即ち、RAM24の表示1フラグレ
ジスタDISP1F24f7にフラグがセツトされ
ていれば、ブランク(0)表示処理を行ない、表
示2フラグレジスタDISP2F24f8にフラグ
がセツトされていればクレジツト表示処理を、表
示3フラグレジスタDISP3F24f9にフラグ
がセツトされていればクレジツト点滅表示処理
を、表示4フラグレジスタDISP4F24f10
にフラグがセツトされていればクレジツト返却額
表示処理を行なう。これらの詳細については後述
する。 次に、CPU22はROM23の領域23dにア
クセスし、第8図のステツプ2003の課金演算処理
を実行する。即ち、ここでは前記課金フラグがセ
ツトされているか否かを読出し、セツトされてい
れば課金信号蓄積カウンタとしての課金レジスタ
CPRG24r1に1をインクリメントする等後述
する各種の処理を行なう。上記課金フラグがセツ
トされていなければ直ちに次のステツプ2004に移
行する。 上記課金演算処理の終了後、CPU22はROM
23の領域23eにアクセスし、第8図のステツ
プ2004の硬貨投入処理を実行する。ここでは、前
記硬貨投入フラグレジスタINSRTF24f2に
“1”のビツトが有るか否かを読出し、そのビツ
ト位置に応じて、未使用硬貨額のカウンタとして
の前記クレジツトレジスタCRGT24r9の内
容を加算する等後述する各種の処理を行なう。上
記レジスタINSRTFに“1”のビツトが全くメ
モリされておらず、0クリアの状態にある場合に
は、直ちに次のステツプ2005に移行する。 即ち、CPU22はROM23の領域23fにア
クセスし、そこに格納されている命令によりステ
ツプ2005のタイマ処理を実行する。ここでは、
RAM24の各種タイマリクエストフラグレジス
タの内容に応じ、リクエストフラグがセツトされ
ていれば、当該タイマの内容を「1」インクリメ
ントする。 次にCPU22は、ROM23の領域23gにア
クセスし、第8図のステツプ2006のダイヤル送出
処理を実行し、交換機に被呼者番号を示すダイヤ
ル信号を送出して通知する。終了フラグのセツト
があれば、第7図のメインルーチンの中断位置に
戻る。 さて、第7図に示すメインルーチンにおいて、
ステツプ1000のイニシヤライズ処理が終了する
と、CPU22はROM23の領域23Bにアクセ
スし、ステツプ1001の自己診断処理を実行する。
この処理は硬貨軌道の各部に配置された各センサ
あるいは各種回路の出力状態に基いて、硬貨詰り
等の故障の有無を調べるものであるが、実際の各
センサ等の出力状態の検出は前記割込みルーチン
先頭のエツジ検出処理において行なわれる。従つ
て、このステツプ1001自体の処理は、上記エツジ
検出処理においてフラグがセツトされるべきレジ
スタの内容を読出してチエツクすることによつて
行なわれる。 異常がないことが確認されれば、CPU22は
ROM23の領域23Cにアクセスし、ステツプ
1002の通話許可処理を実行する。即ち、前述した
硬貨の返却阻止マグネツト34を動作させて前記
返却阻止レバーにより硬貨返却阻止状態とし、硬
貨の蓄積が可能な状態とする。従つて、ここで発
呼者が硬貨を投入し、ダイヤル操作を行ない、被
呼者が応答すれば通話状態に入る。これらのダイ
ヤル番号の判別や硬貨の投入の有無の検出および
ダイヤル信号の送出等の処理は、すべて25ms周
期で開始される割込みルーチンにおいて実行され
ることは先に述べた通りである。 次いで、CPU22はROM23の領域23Dに
アクセスしてオンフツクか否かの判断処理ステツ
プ1003を実行する。これは入出力ポート21を介
して入力されるフツクスイツチ40からの入力デ
ータを直接読むことによつて行なわれる。ここで
オンフツクであると判断されれば、CPU22は
ROM23の領域23Hにジヤンプし、フツク処
理フラグをセツトするステツプ1008を実行した
後、ROM23の領域にアクセスしてフツク処
理ステツプ1009の実行に入る。これに対し、オフ
フツク状態が維持されていることが確認されれ
ば、CPU22はROM23の領域23Eにアクセ
スし、収納判断処理ステツプ1004を実行する。即
ち、このステツプ1004では、後述するように、軌
道に蓄積された各種硬貨のうち次に収納すべき硬
貨の種類と枚数の組合せを決定し、前記収納マグ
ネツト36V1〜36V4の動作モードを決定し
て収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN(M)
24r2〜24r8にメモリする。 上記収納判断処理終了後、CPU22はROM2
3の領域23Fにアクセスし、フツク処理フラグ
がセツトされているか否かの判断ステツプ1005を
実行する。即ち、CPU22はRAM24のフツク
処理フラグレジスタHKF24f1にアクセスし、
その内容が「1」であるか否かを判断する。上記
フラグがセツトされていれば、CPU22はROM
24の領域24Jにアクセスし、フツク処理ステ
ツプ1009の実行に入る。フラグがセツトされてい
なければ、CPU22はROM23の領域23Gに
アクセスし、収納処理ステツプ1006を実行する。
即ち、先に収納判断処理ステツプ1004において決
定された結果に基いて実際に硬貨の収納が行なわ
れる。 上記収納処理ステツプ1006の終了後、CPU2
2はROM23の領域23Fにアクセスし、再び
フツク処理フラグが立つているか否かの判断処理
ステツプ1007を実行する。フラグが立つていれば
前記フツク処理ステツプ1009に移行する。フラグ
が立つていなければ前記オンフツクか否かの判断
処理ステツプ1003に移行し、以降のステツプを上
述したと同様に繰返す。ただし、その間に、他方
で割込みルーチンが繰返し行なわれ、課金信号や
硬貨の投入が新たに検知され、各種レジスタの内
容が変化しているから、上記各ステツプの判断や
演算における条件は変化していることは勿論であ
る。 フツク処理ステツプ1009では、800msの間だ
け、直流ループが切断される。この場合、接点gs
はオン状態を維持したままで、ダイヤル送出およ
び強制切断回路14のトランジスタをオフするこ
とによつて行なわれる。これにより、交換機に対
しては通話の終了を通知できると共に、電源は保
持したままで引続き次の精算処理に移行できる。
これ以降も割込みルーチンは25msで繰返される
が、エツジ検出処理ステツプ2000で新たな課金信
号が検出されることはなくなる。 フツク処理の終了後、CPU22はROM23の
領域23Jにアクセスし、精算処理ステツプ1010
を実行する。ここでは、未収納通話料金の精算を
行ない、蓄積硬貨から収納すべき硬貨の種類と枚
数の組合せを決定し、最終的に発呼者に返却すべ
き金額を算出して、当該返却額の表示を表示回路
60の表示器に3秒間行なわせるための表示4タ
イマリクエストフラグおよび表示4フラグをセツ
トする。 精算処理の終了後、CPU22は再びROM23
の領域23Gにアクセスし、収納処理ステツプ
1011を実行する。ここでの処理は、前記ステツプ
1006と同様である。 上記収納処理ステツプ1011の終了後、CPU2
2はROM23の領域23Kにアクセスし、終了
処理ステツプ1012を実行する。ここでは、前記表
示4タイマリクエストフラグがリセツトされたこ
ともしくは当該タイマエンドを確認の上、電源電
圧VMGが4.5V以上となつたことを確認し、更
に、オンフツク状態が維持されていることを確認
した上で、接点gsを復旧させると共に、返却阻止
マグネツト34を復旧させて残つた蓄積硬貨を返
却口111に返却する。 なお、上述したようにメインルーチン表示4フ
ラグをセツトしておけば、割込みルーチンの表示
処理ステツプ2002においてそれが読出され、後述
するようにRAM24の一部を利用して設けられ
たクレジツト表示レジスタCPGT(BCD)24r
10の内容が表示器に表示される。また、その表
示時間は、同じく割込みルーチンのタイマ処理ス
テツプ2005において、前記タイマリクエストフラ
グが立つている間は割込みルーチンを1回行なう
ごとに同じくRAMの一部を利用して設けられた
表示4タイマDP4TM24t2の内容を「1」
ずつインクリメントすることによつて計測され
る。 ここで、全体的な処理の流れの中で、表示器に
表示される内容の変化を概略的に説明すると、先
ず、イニシヤライズ処理ステツプ1000の段階では
表示1フラグがセツトされる。従つて、このイニ
シヤライズ処理ステツプ1000の最終段階で割込み
許可が行なわれ、最初の割込みルーチンの実行が
あると、表示処理ステツプ2002でブランク表示が
行なわれる。しかし、通常これは極く短時間で、
自己診断処理ステツプ1001で異常のないことが確
認され、通話許可処理ステツプ1002が終了した段
階で“0”の点滅表示が行なわれる。即ち、これ
以降は、未使用硬貨額を計数するクレジツトレジ
スタCRGT24r9の内容を2進化10進表記に
改めたクレジツト表示レジスタCRGT(BCD)2
4r10の内容が、入出力ポート21を介して出
力されるが、その場合、未使用硬貨額、即ちクレ
ジツトと、単位通話料金、即ちタリフとの大小関
係によつて、前者が大きければクレジツトが点灯
表示されるが、後者が大きければ硬貨の追加投入
を警告する意味で点滅表示となる。この判断は割
込みルーチンの課金演算処理ステツプ2003および
硬貨投入処理ステツプ2004において行なわれ、そ
のまま表示すべきであれば表示2フラグレジスタ
DISP2F24f8にフラグがセツトされ、点滅
表示すべきであれば表示3フラグレジスタDISP
3F24f9にフラグがセツトされる。従つて、
フツク処理ステツプ1009が開始されるまで、点滅
か点灯かを判断してクレジツトの額が表示され
る。フツク処理ステツプ1009に入ると、いつたん
表示1フラグがセツトされてブランク表示が行な
われる。その後、精算処理ステツプ1010において
返却すべき硬貨額が決定すると、前述したように
表示4タイマリクエストフラグおよび表示4フラ
グがセツトされ、3秒間の返却額表示が行なわれ
る。終了処理ステツプ1012においてタイマエンド
が確認された後は、再びブランク表示に戻る。 次に各動作の詳細について説明する。なお、第
9図〜第12図のフローチヤートにおいて、レジ
スタその他のメモリ領域を示す記号に〔 〕を付
したものは、当該メモリ領域の内容を示す。また
a←bはbをaに転送することを示す。 収納判断処理 この収納判断処理ルーチンは、前述したように
通話継続中において収納すべき硬貨を決定する際
に行なわれるが、前記課金レジスタCPRGの内容
が1以上である場合にのみそれを「1」減算して
実質的な本処理に入る。即ち、高額硬貨優先で硬
貨をチエツクし、硬貨があれば収納回数を決定し
てその結果を前記収納マグネツト動作ナンバレジ
スタCMN(M)(M=0〜6)に順次書込んで行
く。この収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)はそれぞれ8ビツトの容量を有し、
第1回(M=0)から第7回(M=6)までの収
納動作において収納マグネツト36V1〜36V
4のいずれを動作させるべきかを示すデータを格
納するものである。即ち、8ビツトのうち上位か
ら5ビツト目に“1”があれば収納マグネツト3
6V1を、以下、6〜8ビツト目に“1”があれ
ばそれぞれ収納マグネツト36V2〜36V4を
動作させるべきことを示す。このような収納回数
の設定における具体的な動作は後に詳述する精算
処理におけるものと実質的に同様である。但し、
後者においては、通話終了時の未収納通話料金を
文字通り精算すべく、当該料金を満額収納できる
ように設定されるのに対し、この収納判断処理に
おいては、判断時における未収納通話料金に対
し、高額硬貨優先で収納回数を設定して行き、そ
の残額が蓄積されているある硬貨の硬貨額を下回
つた場合、およびある硬貨について収納回数を上
回る枚数の蓄積がある場合、より低額な硬貨につ
いての検討を行なうことなくその時点で打切つて
しまう。同様に、精算処理では前記未収納通話料
金が0となるまで行なうのに対し、収納判断処理
においては最低硬貨額より小さくなつた時点で一
応打切りとする。 なお、課金レジスタCPRGの内容が「0」であ
る場合には、プログラムの実行は直ちに第7図の
ステツプ1005に移行する。 上述したように収納判断処理を一通り終了した
場合も、プログラムの実行は上記ステツプ1005に
移行する。ここでは、前述したようにフツク処理
フラグレジスタHKFにフラグが立つているか否
かの判断を行なう。即ち、後述するように、割込
みルーチンの課金演算処理において、課金信号の
到来が有るごとにクレジツト、即ち未使用硬貨額
からタリフを減算すると共に、減算後のクレジツ
トが0を下回らないか否かを常にチエツクし、下
回つた場合には直ちに上記フツク処理フラグを立
てて通話の強制的な切断処理に移行できるように
してある。このようなチエツク機構を設けること
により、いわゆる後収納方式をとりながら、課金
信号の到来に対して収納動作が遅れることによる
無料通話を有効に防止することができる。 そこで、ステツプ1005において、このようなフ
ツク処理フラグが立つていないことを確認した
後、プログラムの実行は次の収納処理ステツプ
1006に移行する。 収納処理 この収納処理ルーチンは、前述したように先に
説明した収納判断処理において設定されたデータ
に基いて現実に硬貨を金庫に収納する場合に実行
され、前記収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)のデータを順次入出力ポート21の
硬貨収納バツフアレジスタに転送した後チツプセ
レクト信号を与えることにより当該データに対応
する収納マグネツト36V1〜36V4の動作指
令信号CM1〜CM4を出力して動作させる。そ
して収納確認用センサ37V1〜37V4により
収納が確認されれば、硬貨の蓄積枚数および未収
納通話料金を減算し、ならびに金庫に収納した硬
貨総額を計数蓄積する金庫満杯カウンタの内容に
収納額を加算する。なお、収納マグネツトの動作
時間は、RAM24の一部を利用して設けられた
収納マグネツトタイマCMTM24t1および収
納マグネツト復旧タイマCMRTM24t3によ
り制御される。 このような収納処理ステツプ1006を終了した
後、プログラムの実行はステツプ1007に移行し、
そこでフツク処理フラグが立つていなければ再び
ステツプ1003に戻り、以上説明した動作を、その
時々の未収納通話料金や各硬貨の蓄積枚数等の条
件に基いて繰返し実行する。 フツク処理 これに対し、フツク処理フラグが立つているこ
とが確認された場合、プログラムの実行は、フツ
ク処理ステツプ1009に移行する。ここでは、先ず
前述したように表示1フラグがセツトされる。こ
れにより、割込みルーチンの表示処理ステツプ
2002において、ブランク表示が行なわれる。次い
で、前述したように、接点gsをオン状態としたま
まで、ダイヤル送出および強制切断回路14のト
ランジスタにより、800msだけ直流ループを遮断
するループカツト処理を行なつて通話を切断し、
それを交換機に通知する。 このフツク処理の終了後、プログラムの実行は
精算処理ステツプ1010に移行する。 次に、上記精算処理について説明する。 精算処理 第9図は、精算処理ルーチンを示すフローチヤ
ートである。この精算処理ルーチンは、前述した
ように、発呼者自からが送受器を掛けるか、もし
くは何らかの理由による強制切断によつて通話が
終了した後、即ち第7図のフツク処理ステツプ
1009が終了した後に実行され、未収納通話料金の
精算を行なつてその時の蓄積硬貨から収納すべき
硬貨の種類と枚数の組合せを決定すると共に、最
終的な返却額を表示する。 プログラムの実行が精算処理に移行すると、先
ず、ステツプ1101においてタリフアツプ処理が実
行される。これは、通話終了時における未収納通
話料金の端数を最低額硬貨V1の硬貨額を単位と
して切上げる処理であり、次のようなステツプに
よつて実行される。なお、上記未収納通話料金を
示すデータは、RAM24の一部を利用して設け
られたタリフレジスタTFRG24r11に格納
されており、通話継続中、課金信号の入力があれ
ば、メインルーチンでの処理如何にかかわらず割
込みルーチンの課金演算処理ステツプ2003におい
てタリフ分ずつ増分される。また、前述したよう
に硬貨の収納があつた時には収納された硬貨額分
だけ減算される。 先ず、上記タリフレジスタTFRGの内容を最
低額硬貨V4の硬貨額で除する。その結果、余り
があればその商に「1」を加算した値、余りがな
ければその商の値を上記最低額硬貨額に乗じ、そ
の結果をタリフレジスタTFRGに格納する。例
えば、最低額硬貨額が10円である場合、本来のタ
リフレジスタTFRGの内容と、このタリフアツ
プ処理により補正したタリフレジスタTFRGの
内容との関係は第1表のように示される。
ようにした公衆電話機に関するものである。 従来の技術 従来公衆電話機において投入した硬貨の使用状
況を利用者に表示する場合には、一般に、例えば
先収納の場合、収納された硬貨額から既使用硬貨
額を減じた残額を表示するか、蓄積硬貨額から既
使用硬貨額を減じた残額を表示するかのいずれか
であつた。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記いずれの方式をとる場合に
も、釣銭を返却しない原則の下では通話終了後に
実際に返却される硬貨額と通話終了時の上記表示
残額とが一致せず、表示から期待した額よりも返
却額が少ないことが稀ではなく、そのような場合
利用者に、不当に高額な硬貨を微収されたのでは
ないかという不信感をいだかせることがある。例
えば、1課金当りの単位通話料金が10円であるの
に対し、100円硬貨が2枚蓄積されていた場合、
第1課金で100硬貨1枚が収納されて先の例では
90円、後の例では190円が表示される。そして例
えば5単位で通話が終了した場合、終了時の表示
はそれぞれ50円、150円となるが、いずれの場合
も、利用者はこれらの表示から、当然150円の残
額が返却されることを期待するのに対し、実際に
返却されるのは未収納の100円硬貨1枚にすぎな
い。 このような問題は、いわゆる硬貨後収納方式を
とり、未使用硬貨額、即ち蓄積硬貨額から未収納
通話料金を減算した額を表示しておく場合にも同
様に生ずる。 本発明は、以上のような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、通話終了後に未収納通
話料金の精算を行なう公衆電話機において、通話
終了時の未使用硬貨額とは異なる返却硬貨額の表
示が可能な公衆電話機を提供することにある。 課題を解決するための手段 第13図に示した本発明の基本構成のブロツク
図を参照して説明する。 本発明は第13図に示されるように次の各手段
からなる。 (a) オンフツク等による通話終了時に、この通話
終了時の未収納通話料金の金額と蓄積されてい
る硬貨の金種および枚数とから、収納すべき硬
貨の金種と枚数との組合せの選定を行う組合せ
選定手段A、 (b) 組合せ選定手段Aで選定された組合せの蓄積
硬貨の金種と枚数により、収納すべき硬貨の合
計額を算出する算出手段Bと、 (c) 通話終了時に蓄積されている硬貨の総額から
算出手段Bで算出された収納すべき硬貨の合計
額を減算する減算手段Cと、 (d) 減算手段Cで算出された減算結果の返却硬貨
総額を表示する表示手段D。 作 用 通話終了時に、この時の未収納通話料金と蓄積
硬貨の金種と枚数から、収納すべき硬貨の金種と
枚数の組合せが組合せ選定手段Aで選定される。 この収納すべき硬貨の金種と枚数の組合せか
ら、例えば硬貨の額と枚数を全金種について加算
してその合計額を算出手段Bで算出する。 そして、通話終了時における蓄積硬貨の総額か
らこの合計額を減算手段Cで減算する。この減算
結果は返却硬貨の総額になるから、この金額を返
却硬貨総額として表示手段Dに表示する。 (以上の動作は第9図から第12図、特に第9
図のフローチヤートに詳細に説明されている。) このような構成により、通話終了時に実際に返
却する合計硬貨額を演算してこの金額を返却硬貨
額として表示するので、電話利用者の不信感を解
消することができる。 実施例 第1図は、本発明を局電源方式の公衆電話機に
適用した場合の一実施例を示す内部回路構成図で
ある。同図において、この公衆電話機は、大別し
て通常の電話機回路部10、この電話機回路部1
0を通じて図示しない交換機から送られる課金信
号を受けて硬貨の収納等を制御する制御部20、
制御部20からの指令に基いて実際に硬貨を検知
選別し、図示しない金庫へ収納し、また返却を行
なう硬貨処理部30から構成される。また、この
外にフツクスイツチ40、リレー制御回路50お
よび表示回路60ならびに3×4マトリクス構成
のテンキー形式のキーボード70を有している。 上記電話機回路部10は、局線端子L1,L2に
より、局線を介して図示しない交換機に接続され
ている。そして、局線端子L1,L2には、着信が
あることを報知するベル回路11、上記図示しな
い交換機からの課金信号を検出する公知の構成の
課金信号受信回路に、ダイオードブリツジ回路1
3、後述するフツクスイツチとの関連で動作する
リレー接点gs、ダイヤルパルス送出および強制切
断回路14、電源回路15ならびに通話回路16
が順次配列されている。 オンフツク状態においては、接点gsは図示の状
態にあるが、図示しない送受器を外すとフツクス
イツチ40がオンし、リレー制御回路50が働い
て接点gsは図示とは反対側に切換わる。これによ
り局線端子L1,L2に対して回路14および通話
回路10を含む直流ループが閉成される。なお、
以下、接点gsに関し開放もしくはオフ状態といえ
ば図示の状態を示し、閉成もしくはオン状態とい
えば図示と反対の状態を示す。また、復旧とは後
者から前者への移行をいう。上記回路14には、
直流ループ回路に対して直列にトランジスタが挿
入されており、常時はオンとなつているが、ダイ
ヤル信号に応じてオン、オフを行ない、これによ
つてダイヤルパルスを交換機側へ送出して相手加
入者番号を通知する。なお、上記ダイヤル信号
は、キーボード70の出力を受けてCPU22が
発生し、入出力ポート21を介してダイヤルパル
ス送出および強制切断回路14へ送出される。ま
た、この一連のダイヤルパルス送出中は、入出力
ポート21を通じてダイヤルシヤント信号が送ら
れ、これにより通話回路16が短絡されるため、
発呼者へダイヤルパルスによるパルス雑音が与え
られないものとなつている。即ち、同図におい
て、接点gsの動作により直流ループが閉成される
と、ダイヤル信号ははじめ高レベルの状態にある
ためトランジスタQ1がオンとなり、トランジス
タQ2,Q3が順方向バイアスの印加によりオンと
なる。これに対し、ダイヤル操作に応じてダイヤ
ル信号がパルス状に低レベルとなれば、トランジ
スタQ1がオフとなるため、トランジスタQ2,Q3
もオフへ転じ、これの反復によりダイヤル信号に
応じたダイヤルパルスが送出される。また、ダイ
ヤル信号の接続的な低レベルにより、直流ループ
の切断が行なわれる。従つて、後述するように必
要に応じて接点gsをオン状態としたまま通話を強
制的に切断することができる。このようにリレー
の接点gsを介して直流ループの閉成、解放を行な
うようにしたのは、この公衆電話機が後収納方式
をとつているため、フツクスイツチ40をオフし
た後も精算のための電源を必要とするからであ
る。なお、ダイオードブリツジ回路13は、局線
端子L1,L2間に印加される交換機からの直流電
圧の極性にかかわらず、上記回路14および電源
回路15に加わる電圧の極性を一定とするために
挿入されたものである。更に、電源回路15は、
ループ電流によつて生ずる定電圧ダイオードZD1
のツエナー電圧により、逆流阻止用のダイオード
D1,D2,D4を介してコンデンサC1,C2,C3を各
個に充電のうえ、これらの端子電圧を各部の電源
電圧VEE、VMG、VDDとして供給するもので
あるが、接点gsに接続して電流制限用の高抵抗R
および定電圧ダイオードZD2ならびにダイオード
D3,D5を設け、非通話時にもコンデンサC2,C3
の充電が行なわれるようにしてある。これは、後
述するように、制御部20の可変メモリRAMに
金庫に収納された硬貨の総額を計数記憶させてお
くために非通話時においてもバツクアツプ用の電
源電圧VEEが必要であること、および後述する
ように硬貨収納時等に電磁石を動作させるために
必要な電源電圧VMGを供給するコンデンサC2が
大容量であることによる。 制御部20は、周知の如く、上記入出力ポート
21、中央処理装置CPU22、固定メモリROM
23、可変メモリRAM24によつて構成される
が、本実施例では、更に、タイミング回路25お
よび可変条件設定回路26を有している。このタ
イミング回路25は、25ms周期のパルスを発生
する発振回路であり、後述するように、CPU2
2に対し、メインプログラムの処理に対して
25ms周期で割込み処理を行なわせるための割込
み信号を与えるものである。また、可変条件設定
回路26は、例えば市内通話における単位料金当
りの通話時間や1課金当たりの単位通話料金等を
任意に設定するためのデイジタルスイツチ回路等
により構成される。 オフフツクによりフツクスイツチ40がオンと
なつた場合、前記リレー制御回路50を通じて接
点gsが閉じられ、局ループが形成されると、電源
回路15のコンデンサC1が充電される。この結
果、CPU22に電源VDDが投入され、CPU22
は予めROM23に格納された処理プログラムに
従つて、RAM24に対して必要なデータの書込
み、読出しを行ないながら所定の制御動作を実行
する。この場合、タイミング回路25から割込み
信号が送出される毎に、割込み処理が行なわれ
る。 従つて、ROM23は、第2図に示すようにメ
インルーチンの処理プログラムを格納した領域
と、割込み処理プログラムを格納した領域とを
有する。メイン処理の領域は、同図に示すよう
に、イニシヤライズ処理を行なうべき命令を格納
した領域23A、自己診断処理命令を格納した領
域23B、通話許可処理命令を格納した領域23
C、オンフツクか否かの判断命令を格納した領域
23D、収納判断処理命令を格納した領域23
E、後述するフツク処理フラグレジスタHKFに
“1”のビツトが有るか否かを判断する命令を格
納した領域23F、収納処理命令を格納した領域
23G、HKFフラグのセツト命令を格納した領
域23H、フツク処理命令を格納した領域23
I、精算処理命令を格納した領域23J、終了処
理命令を格納した領域23Kを有する。同様に、
割込み処理の領域は、エツジ検出処理命令を格
納した領域23a、ダイヤル制御処理命令を格納
した領域23b、表示処理命令を格納した領域2
3c、課金演算処理命令を格納した領域23d、
硬貨投入処理命令を格納した領域23e、タイマ
処理命令を格納した領域23f、ダイヤル送出命
令を格納した領域23gを有している。各処理の
詳細については後述する。固定メモリROM23
は、以上のプログラム領域、の他に、更に、
固定データ領域を有しており、これは、この公
衆電話機において用いられる4種の硬貨の硬貨額
データを格納した硬貨額レジスタV(N)D(N=
0〜3)23α1〜23α4、後述する各硬貨の
収納マグネツトを動作させる場合の出力ポートバ
ツフアレジスタの内容を示すデータを格納した収
納マグネツト動作コードレジスタCMCOD(N)
(N=0〜3)23β1〜23β4、各硬貨が投
入されかつそれが正貨であることが確認された場
合に後述するRAM24の硬貨投入フラグレジス
タに書込まれる内容を示すデータを格納した通過
材質コードレジスタCDPD(N)(N=0〜3)2
3γ1〜23γ4等を有している。 また、RAM24は、第3図に示すように、ル
ープカウンタWRARL24c1、フツク処理フ
ラグレジスタHKF24f1、課金レジスタ
CPRG24r1、収納マグネツトタイマCMTM
24t1、ワーキングレジスタWRDRL24w1
等により構成される。これらのRAM24の各レ
ジスタについては、後述する動作説明において詳
細に説明する。 なお、上述した硬貨収納マグネツトを実際に動
作させる場合等、制御部20から外部への出力、
および後述する各センサの検知信号の入力等外部
からの入力は、入出力ポート21に設けた図示し
ない入出力バツフアレジスタを介して行なわれる
が、これらはすべて周知の通りであるため、当該
各入出力バツフアレジスタの図示および上記入出
力動作の詳細な説明は省略する。 第1図において、硬貨処理部30は、硬貨の投
入を検知し、その正偽を判別して結果を入出力ポ
ート21から制御部20に入力し、また、入出力
ポート21を通じて送られる信号に応じて軌道に
蓄積された硬貨を選択的に金庫に収納し、また残
余の硬貨を返却口へ排出する。即ち、この硬貨処
理部30は、第1ないし第4の材質選別回路31
V1〜31V4、同じく第1ないし第4のセン
サ/収納マグネツト部32V1〜32V4、上記
材質選別回路31V1〜31V4および各センサ
を制御する材質選別制御回路33、後述する返却
阻止レバーを阻止状態にして硬貨の蓄積を可能に
する返却阻止マグネツト34から構成される。こ
こで、材質選別回路およびセンサ/収納マグネツ
ト部がそれぞれ4個並列に設けてあるのは、この
公衆電話機が前述したように4種の硬貨を使用す
るものであるためで、今、この4種の硬貨をV
1,V2,V3,V4とすれば、第1ないし第4
の材質選別回路およびセンサ/収納マグネツト部
は、それぞれV1,V2,V3,V4の各種硬貨
の軌道に設けられ、各硬貨の投入口から投入され
る硬貨を処理する。なお、返却阻止マグネツト3
4は、各硬貨軌道について共通に設けてある。ま
た、これら材質選別回路31V1〜31V4、セ
ンサ/収納マグネツト部32V1〜32V4、材
質選別制御回路33および入出力ポート21を結
ぶ信号ラインのうち、斜線を入れてその傍に数字
を付したものは、実際にはその数字で表わされる
数の信号ラインが通つていることを示す。即ち、
これらの間の信号系統は、詳しくは第4図のよう
に示される。同図は、第1の材質選別回路31V
1およびセンサ/収納マグネツト部32V1の場
合を例に示したものであるが、他の第2ないし第
4の材質選別回路31V2〜31V4およびセン
サ/収納マグネツト部32V2〜32V4と材質
選別制御回路33および入出力ポート21との関
係についても全く同様である。 第4図において、センサ/収納マグネツト部3
2V1は、硬貨が硬貨投入口から軌道に投入され
かつ後述する機械的な選別軌道を通過したことを
検知する通過監視用センサ35V1、後述する収
納阻止レバーを動作させて硬貨を金庫に収納する
ための収納マグネツト36V1およびその際の収
納を確認するための収納確認用センサ37V1に
より構成される。上記両センサは、いずれも、硬
貨通路を挾んで対向して配置された発光ダイオー
ドおよびホトトランジスタを有し、当該発光ダイ
オードを駆動するパルスを発生する発振回路を備
えている。ここで、aはイニシヤライズ処理後、
材質選別制御回路33に作用して、材質選別回路
31V1に電源を印加すると共に、各センサ回路
に電源を印加する信号であり、bは3ms周期で間
けつ的にセンサ35V1を駆動するサンプリング
パルスである。cは、このセンサ35V1の検出
信号である。また、dはこのcパルスを受けて材
質選別制御回路33から材質選別回路31V1へ
送出されるワンシヨツト出力であり、このワンシ
ヨツト出力の間だけ、材質選別回路31V1はオ
ン状態となる。この材質選別回路31V1は、硬
貨の軌道を挾んで対向して配置されかつ相互に電
磁的に結合した1対の発信コイルおよび受信コイ
ルからなる検知コイルを備え、検知コイル間を通
過する硬貨の材質により受信コイルの出力が変化
することから当該硬貨の材質の選別が行なえるよ
うにしたものであり、電源がオンした後、動作の
安定に必要な時間の経過後に、通過検知信号CD
1および材質選別信号PD1を入出力ポート21
に送出する。これらの信号は前述した割込み処理
プログラムの先頭に置かれたエツジ検出処理によ
つて25msの周期でCPU22に取り込まれる。な
お、これらの材質選別回路31V1および材質選
別制御回路33の構成および動作自体は公知であ
り、また、本発明の要旨に直接関係しないため詳
細な説明は省略する。またCM1は収納マグネツ
ト36V1の動作指令信号、eは後述するように
CM1より少し遅れたタイミングで収納確認用セ
ンサ37V1の発光ダイオードをオンさせる信
号、更にCA1はこのセンサ37V1の収納検知
信号である。 上述したエツジ検出処理において硬貨の通過が
検出され、また材質の確認が行なわれた場合、そ
の結果は、RAM24の硬貨投入フラグレジスタ
INSRTF24f2にメモリされる。即ち、この
レジスタINSRTF24f2は8ビツトの容量を
有し、そのうち上位4ビツトが各硬貨の通過検知
データをメモリし、下位4ビツトが材質選別デー
タをメモリするのに用いられる。上記センサ35
V1により硬貨の通過が検出され、材質選別回路
31V1から対応する信号CD1が送出された場
合には、最上位に“1”のビツトがメモリされ
る。また、当該硬貨の材質が硬貨V1として正規
のものであり、正貨であることを示す信号PD1
が送出された場合には、上位から5ビツト目に
“1”がメモリされる。同様に、第4図には示さ
ないが、V2硬貨の軌道に配置された通過監視用
センサ35V2により硬貨の通過が検知され、対
応する信号CD2が送出された場合には、上位か
ら2ビツト目に“1”がメモリされ、材質選別回
路31V2により正貨であることを示す信号PD
1が送出された場合には、上位から6ビツト目に
“1”がメモリされる。以下同様に、硬貨V3の
通過が検知されれば上位から3ビツト目に“1”
がメモリされ、かつ正貨であることが確認されれ
ば上位から7ビツト目に“1”がメモリされ、硬
貨V4の通過が検知されれば上位から4ビツト目
に“1”がメモリされ、かつ正貨であることが確
認されれば上位から8ビツト目、即ち最下位のビ
ツトが“1”となる。これに対し、前述した固定
メモリROM23の通過材質コードレジスタ
CDPD(N)(N=0〜3)23γ1〜23γ4
は、それぞれ8ビツトの容量を有し、上述した各
硬貨V1〜V4の通過が確認され、かつ正貨であ
ることが確認された場合に上記硬貨投入フラグレ
ジスタINSRTF24f2にメモリされる内容と
同一内容のデータがメモリされている。従つて、
硬貨投入フラグレジスタINSRTF24f2の内
容を各通過材質コードレジスタCDPD(N)(N=
0〜3)23γ1〜23γ4の内容と逐次比較し
て行くことにより、それぞれの硬貨軌道に硬貨の
投入が行なわれたか否か、およびそれは正貨であ
るか否かを知ることができる。 また、前記収納確認用センサ37V1〜37V
4による収納確認も、上記エツジ検出処理におい
て行なわれ、その結果は、RAM24の収納確認
フラグレジスタCA(N)F(N=0〜3)24f
3〜24f6にメモリされる。即ち、いずれかの
硬貨の収納が確認されれば、上記フラグレジスタ
CA(N)Fのいずれかに“1”がメモリされ、フ
ラグがセツトされた状態となる。 これに対し、収納マグネツト36V1〜36V
4の動作指令信号CM1〜CM4の送出は、メイ
ンルーチンの処理プログラムのうちの収納処理に
おいて行なわれる。この場合には、動作させるべ
き収納マグネツトを示すデータがメモリされた
RAM24の収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)(M=0〜6)24r2〜24r8の
内容を入出力ポート21の硬貨収納バツフアレジ
スタに転送した上で、チツプ・セレクト信号によ
り収納すべき各硬貨の軌道の収納マグネツトに上
記動作指令信号を一斉に与える。 更に、第1図において、表示回路60は例えば
周知の7セグメント表示方式の表示器およびこれ
を制御する表示制御回路によつて構成され、後述
するように、RAM24のクレジツトレジスタ
CRGT24r9にメモリされた内容を出力し、
発呼者に報知する。この表示器の構成は特に限定
されないが、低電力消費の観点からは、例えば液
晶表示器が好適である。また、表示処理は割込み
処理中で行なわれるが、その場合、クレジツトレ
ジスタCRGT24r9の内容、即ち、未使用硬
貨額により、表示の種類が点滅、点灯等異なる。
この場合、この表示の種類は、いずれの表示フラ
グがセツトされているか、即ち、RAM24の表
示1フラグレジスタ24f7、表示2フラグレジ
スタ24f8、表示3フラグレジスタ24f9、
表示4フラグレジスタ10のいずれにフラグがセ
ツトされているか否かを読出すことにより決定さ
れる。なお、以下、各フラグレジスタの内容を
「1」とすることを当該フラグをセツトするまた
は立てる、「0」とすることをリセツトするまた
は消すという。 以上、本実施例の公衆電話機の全体的な回路構
成およびその動作の概略を説明したが、前述した
ように、硬貨投入口から投入された硬貨は、硬貨
処理部30の通過監視用センサ35V1〜35V
4に到達する前の段階で、純機械的な選別処理を
受ける。即ち、全軌道の構成は第5図のように示
される。 第5図において、4種の硬貨V1〜V4のそれ
ぞれに対応して、4個の軌道100V1〜100
V4が並設されている。これらの各軌道は、硬貨
投入口101V1〜101V4に始まつて、共通
の金庫110に向かつて順次配列された各部、即
ち、硬貨の直径および厚さを機械的に選別する機
構部102V1〜102V4、軽量選別およびオ
ーバーフロー機構部103V1〜103V4、前
述した通過監視用センサ35V1〜35V4を有
する通過検知部104V1〜104V4、同じく
前記材質選別回路31V1〜31V4の検知コイ
ルを配置した材質選別部105V1〜105V
4、選別を終えた硬貨を蓄積する蓄積部106V
1〜106V4、前記返却阻止マグネツト34お
よび当該マグネツトにより動作される返却阻止レ
バーからなる返却部107、前記収納マグネツト
36V1〜36V4により動作される収納レバー
からなる収納部108V1〜108V4、ならび
に前記収納確認用センサ37V1〜37V4を備
えた収納検知部109V1〜109V4により構
成される。このうち、返却部107は各軌道に共
通に設けられ、上記返却阻止マグネツト34に信
号RMIを送つて返却阻止レバーを解放状態とし
た場合、全軌道に蓄積された硬貨は一斉に返却口
111に排出される。また、直径、厚さおよび重
量が規定の値に達しない硬貨および軌道の蓄積能
力を越えて投入されオーバーフローした硬貨も、
すべて返却口111に排出される。なお、直径、
厚さが規定値を越える硬貨は、各硬貨投入口10
1V1〜101V4を通り抜けられないため、始
めから除かれる。 上述したような軌道の各構成要素は、実際の電
話機内において概略第6図に示すような位置関係
をもつて配置されている。第6図は硬貨V1の軌
道100V1について示したものであるが、他の
硬貨V2〜V4の軌道についても全く同様であ
る。 第6図において、120は電話機の外形を構成
するきよう体である。上部の硬貨投入口101V
1と下部の金庫110との間に軌道100V1が
形成され、硬貨投入口101V1から投入された
硬貨121V1は自重によりこの軌道100V1
を転動落下する。機構部102V1は、図上省略
したが、直径や薄さが規格値に達しない硬貨を機
械的に排除して返却口111へ直接落とす公知の
構成を有する。また、122V1は支点122a
を中心として回動自在の可動鉄片であり、常時は
その1端が永久磁石123V1に吸引されて固定
し、他端が硬貨121V1の通過を阻む形となつ
ている。硬貨121V1が規定以上の重さを有す
る場合には、上記吸引力に抗して可動鉄片122
V1を回動させて通過するが、期定より軽い場合
にははじかれて開口部124V1から返却口11
1に落ちる。これらの機械的選別手段を通過した
硬貨121V1は、通過監視用センサ35V1お
よび検知コイル125V1を通過して材質の選別
を受けた後、返却阻止ストツパ126に係止さ
れ、蓄積部106V1に蓄積される。蓄積枚数の
限度を越えて投入される硬貨は、開口部124V
1からオーバーフローして返却口111に落ち
る。上記返却阻止レバー126および収納レバー
127V1は、それぞれ支点を中心として回動自
在な部材からなり、図上省略したが前記返却阻止
マグネツト34および収納マグネツト36V1を
動作させることにより1端が当該マグネツトに吸
引される結果、係止部たる他端が軌道100V1
から引込んで、硬貨121V1を通過させるよう
になつている。なお、収納レバー127V1が動
作して硬貨121V1を金庫110に収納する際
には、エスケープ用のストツプピン128V1が
連動して軌道100V1に出て来て、その硬貨の
移動を阻止し、収納レバー127V1が復旧した
時にストツプピン128V1も復旧して阻止して
いた後続硬貨を解放する。即ち、収納マグネツト
36V1の1回の動作によつては、V1硬貨は唯
1個しか収納されない。これら各レバーおよびス
トツプピン等の個々の機械的構成および動作はす
べて公知であり、それ自体本発明の要旨を示すも
のではないため、図面およびその詳細な説明は省
略する。 更に、第6図において、70は前述したテンキ
ー形式のキーボードであるが、このキーボード7
0に並べて、図上省略したが第1図の表示回路6
0を構成する表示器が設けてある。 実施例の動作 次に、上記構成を有する公衆電話機の動作を、
第7図〜第12図のフローチヤートを用いて説明
する。ここでの説明は、本発明に特有な処理の流
れを理解する上で必要な範囲に限つたものであ
り、マイクロコンピユータによる処理において当
然必要とされる周知の処理動作の詳細については
省略してある。例えば、入出力に関しては、入出
力ポート21の入出力バツフアレジスタを介して
行なわれるが、その細かいステツプについては、
省略してあることは先に述べた通りである。従つ
てまた、固定メモリROM23および可変メモリ
RAM24の個々のメモリ領域についても、上記
説明に必要なものについてのみ、特に略号を付し
て示した。 全動作の概略 はじめに、第7図に示すメインルーチンおよび
第8図に示す割込みルーチンについて、動作の概
略を説明する。 先にも述べた通り、本実施例においては、第7
図に示すメインルーチンに対し、25msの周期で
割込み信号が入り、第8図のルーチンが割込み処
理される。この場合、実際に割込みルーチンの処
理に要する時間は時により一定しないが、25ms
ごとに第8図の割込みルーチンが開始され、一連
のステツプを通過して来たメインルーチンの処理
に戻つて行くことが繰返される。 即ち、先ず、オンフツク状態では先に述べた通
り、接点gsは第1図に示すように開いており、局
線端子L1,L2と通話回路16との間の直流ルー
プ回路は形成されない。しかし、電源回路15の
出力VEEは制御部20に供給され、可変メモリ
24をバツクアツプした状態にある。またマグネ
ツト用の電源電圧VMGを供給するコンデンサC2
も充電状態にある。 この状態で送受器を外すと、フツクスイツチ4
0が閉じ、リレー制御回路50が働いて接点gsが
閉じ、前記直流ループ回路が形成されて、図示し
ない交換機にオフフツクされたことが報知され
る。同時に、接点gsならびにダイヤルパルス送出
および強制切断回路14を介して電源回路15に
ダイオードブリツジ回路13の出力が供給され、
この電源回路15は、先に述べたVEE、VMGに
加えて更にCPU22の電源となるVDDも供給可
能になる。 制御部20は、電源電圧VDDが供給されると、
第7図のステツプ1000を実行する。即ち、CPU
22は、第2図に示した固定メモリROM23に
アクセスし、領域の23Aに格納されたイニシ
ヤライズ命令に基いて、第3図に示される可変メ
モリRAM24の各レジスタや入出力ポート21
のバツフアレジスタ等をイニシヤライズする。こ
のイニシヤライズ処理の最終段階で、前述したよ
うに材質選別回路31V1〜31V4の電源を許
可状態にし、かつ各センサ駆動用の発振器の電源
をオンすると共に、割込み許可を行なう。これに
より、タイミング回路25は割込み信号の送出を
開始する。この結果、これ以降、CPU22は、
第7図のメインルーチンの進行状況の如何にかか
わらず、25ms周期の割込み信号の入力を受ける
ごとに、第8図の割込みルーチンに示される処理
を1回実行することとなる。従つて、ここで、こ
の割込みルーチンについてその概略を説明する。 即ち、CPU22は、前記割込み信号があると、
ROM23の領域23aにアクセスし、第8図の
ステツプ2000のエツジ検出処理を行なう。このエ
ツジ検出処理においては、入出力ポート21を通
して電話機回路部10、硬貨処理部30およびフ
ツクスイツチ40等からの各入力情報をチエツク
してその結果をRAM24の各種フラグレジスタ
にメモリする。例えば、課金信号受信回路12か
ら課金信号の入力があつた場合には、課金フラグ
レジスタCPF24f11に“1”をセツトする。
また、材質選別回路31V1〜31V4を介して
通過検知信号CD1〜CD4、材質選別信号PD1
〜PD4の入力があれば、前述したように硬貨投
入フラグレジスタINSRTF24f2のそれぞれ
対応した位置のビツトを“1”とする。同様に、
収納確認用センサ37V1〜37V4から検知信
号CA1〜CA4の入力があれば、収納確認フラグ
レジスタCA(N)F(N=0〜3)24f3〜2
4f6に“1”をセツトする。更に、フツクスイ
ツチ40がオフ状態となつたことが検知されれ
ば、フツク処理フラグレジスタ24f1に“1”
をセツトする。 次に、CPU22はROM23の領域23bにア
クセスし、第8図のステツプ2001のダイヤル制御
処理を行なう。即ち、押しボタンダイヤルからの
入力があれば、それに応じて市内か市外か、また
無料や禁止の番号でないかなどダイヤル番号種類
の判定等が行なわれるが、本発明の要旨には直接
関係しないため詳細な説明は省略する。 ダイヤル制御終了のフラグがセツトされると、
CPU22はROM23の領域23cにアクセス
し、第8図のステツプ2002の表示処理を行なう。
従つて、ステツプ2001の開始時点において既に上
記終了フラグがセツトされている場合には、上述
したような実質的な処理は一切行なわずに直ちに
ステツプ2002に移行する。 ステツプ2002では、前述したようにいずれの表
示フラグがセツトされているかに応じて各表示処
理を行なう。即ち、RAM24の表示1フラグレ
ジスタDISP1F24f7にフラグがセツトされ
ていれば、ブランク(0)表示処理を行ない、表
示2フラグレジスタDISP2F24f8にフラグ
がセツトされていればクレジツト表示処理を、表
示3フラグレジスタDISP3F24f9にフラグ
がセツトされていればクレジツト点滅表示処理
を、表示4フラグレジスタDISP4F24f10
にフラグがセツトされていればクレジツト返却額
表示処理を行なう。これらの詳細については後述
する。 次に、CPU22はROM23の領域23dにア
クセスし、第8図のステツプ2003の課金演算処理
を実行する。即ち、ここでは前記課金フラグがセ
ツトされているか否かを読出し、セツトされてい
れば課金信号蓄積カウンタとしての課金レジスタ
CPRG24r1に1をインクリメントする等後述
する各種の処理を行なう。上記課金フラグがセツ
トされていなければ直ちに次のステツプ2004に移
行する。 上記課金演算処理の終了後、CPU22はROM
23の領域23eにアクセスし、第8図のステツ
プ2004の硬貨投入処理を実行する。ここでは、前
記硬貨投入フラグレジスタINSRTF24f2に
“1”のビツトが有るか否かを読出し、そのビツ
ト位置に応じて、未使用硬貨額のカウンタとして
の前記クレジツトレジスタCRGT24r9の内
容を加算する等後述する各種の処理を行なう。上
記レジスタINSRTFに“1”のビツトが全くメ
モリされておらず、0クリアの状態にある場合に
は、直ちに次のステツプ2005に移行する。 即ち、CPU22はROM23の領域23fにア
クセスし、そこに格納されている命令によりステ
ツプ2005のタイマ処理を実行する。ここでは、
RAM24の各種タイマリクエストフラグレジス
タの内容に応じ、リクエストフラグがセツトされ
ていれば、当該タイマの内容を「1」インクリメ
ントする。 次にCPU22は、ROM23の領域23gにア
クセスし、第8図のステツプ2006のダイヤル送出
処理を実行し、交換機に被呼者番号を示すダイヤ
ル信号を送出して通知する。終了フラグのセツト
があれば、第7図のメインルーチンの中断位置に
戻る。 さて、第7図に示すメインルーチンにおいて、
ステツプ1000のイニシヤライズ処理が終了する
と、CPU22はROM23の領域23Bにアクセ
スし、ステツプ1001の自己診断処理を実行する。
この処理は硬貨軌道の各部に配置された各センサ
あるいは各種回路の出力状態に基いて、硬貨詰り
等の故障の有無を調べるものであるが、実際の各
センサ等の出力状態の検出は前記割込みルーチン
先頭のエツジ検出処理において行なわれる。従つ
て、このステツプ1001自体の処理は、上記エツジ
検出処理においてフラグがセツトされるべきレジ
スタの内容を読出してチエツクすることによつて
行なわれる。 異常がないことが確認されれば、CPU22は
ROM23の領域23Cにアクセスし、ステツプ
1002の通話許可処理を実行する。即ち、前述した
硬貨の返却阻止マグネツト34を動作させて前記
返却阻止レバーにより硬貨返却阻止状態とし、硬
貨の蓄積が可能な状態とする。従つて、ここで発
呼者が硬貨を投入し、ダイヤル操作を行ない、被
呼者が応答すれば通話状態に入る。これらのダイ
ヤル番号の判別や硬貨の投入の有無の検出および
ダイヤル信号の送出等の処理は、すべて25ms周
期で開始される割込みルーチンにおいて実行され
ることは先に述べた通りである。 次いで、CPU22はROM23の領域23Dに
アクセスしてオンフツクか否かの判断処理ステツ
プ1003を実行する。これは入出力ポート21を介
して入力されるフツクスイツチ40からの入力デ
ータを直接読むことによつて行なわれる。ここで
オンフツクであると判断されれば、CPU22は
ROM23の領域23Hにジヤンプし、フツク処
理フラグをセツトするステツプ1008を実行した
後、ROM23の領域にアクセスしてフツク処
理ステツプ1009の実行に入る。これに対し、オフ
フツク状態が維持されていることが確認されれ
ば、CPU22はROM23の領域23Eにアクセ
スし、収納判断処理ステツプ1004を実行する。即
ち、このステツプ1004では、後述するように、軌
道に蓄積された各種硬貨のうち次に収納すべき硬
貨の種類と枚数の組合せを決定し、前記収納マグ
ネツト36V1〜36V4の動作モードを決定し
て収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN(M)
24r2〜24r8にメモリする。 上記収納判断処理終了後、CPU22はROM2
3の領域23Fにアクセスし、フツク処理フラグ
がセツトされているか否かの判断ステツプ1005を
実行する。即ち、CPU22はRAM24のフツク
処理フラグレジスタHKF24f1にアクセスし、
その内容が「1」であるか否かを判断する。上記
フラグがセツトされていれば、CPU22はROM
24の領域24Jにアクセスし、フツク処理ステ
ツプ1009の実行に入る。フラグがセツトされてい
なければ、CPU22はROM23の領域23Gに
アクセスし、収納処理ステツプ1006を実行する。
即ち、先に収納判断処理ステツプ1004において決
定された結果に基いて実際に硬貨の収納が行なわ
れる。 上記収納処理ステツプ1006の終了後、CPU2
2はROM23の領域23Fにアクセスし、再び
フツク処理フラグが立つているか否かの判断処理
ステツプ1007を実行する。フラグが立つていれば
前記フツク処理ステツプ1009に移行する。フラグ
が立つていなければ前記オンフツクか否かの判断
処理ステツプ1003に移行し、以降のステツプを上
述したと同様に繰返す。ただし、その間に、他方
で割込みルーチンが繰返し行なわれ、課金信号や
硬貨の投入が新たに検知され、各種レジスタの内
容が変化しているから、上記各ステツプの判断や
演算における条件は変化していることは勿論であ
る。 フツク処理ステツプ1009では、800msの間だ
け、直流ループが切断される。この場合、接点gs
はオン状態を維持したままで、ダイヤル送出およ
び強制切断回路14のトランジスタをオフするこ
とによつて行なわれる。これにより、交換機に対
しては通話の終了を通知できると共に、電源は保
持したままで引続き次の精算処理に移行できる。
これ以降も割込みルーチンは25msで繰返される
が、エツジ検出処理ステツプ2000で新たな課金信
号が検出されることはなくなる。 フツク処理の終了後、CPU22はROM23の
領域23Jにアクセスし、精算処理ステツプ1010
を実行する。ここでは、未収納通話料金の精算を
行ない、蓄積硬貨から収納すべき硬貨の種類と枚
数の組合せを決定し、最終的に発呼者に返却すべ
き金額を算出して、当該返却額の表示を表示回路
60の表示器に3秒間行なわせるための表示4タ
イマリクエストフラグおよび表示4フラグをセツ
トする。 精算処理の終了後、CPU22は再びROM23
の領域23Gにアクセスし、収納処理ステツプ
1011を実行する。ここでの処理は、前記ステツプ
1006と同様である。 上記収納処理ステツプ1011の終了後、CPU2
2はROM23の領域23Kにアクセスし、終了
処理ステツプ1012を実行する。ここでは、前記表
示4タイマリクエストフラグがリセツトされたこ
ともしくは当該タイマエンドを確認の上、電源電
圧VMGが4.5V以上となつたことを確認し、更
に、オンフツク状態が維持されていることを確認
した上で、接点gsを復旧させると共に、返却阻止
マグネツト34を復旧させて残つた蓄積硬貨を返
却口111に返却する。 なお、上述したようにメインルーチン表示4フ
ラグをセツトしておけば、割込みルーチンの表示
処理ステツプ2002においてそれが読出され、後述
するようにRAM24の一部を利用して設けられ
たクレジツト表示レジスタCPGT(BCD)24r
10の内容が表示器に表示される。また、その表
示時間は、同じく割込みルーチンのタイマ処理ス
テツプ2005において、前記タイマリクエストフラ
グが立つている間は割込みルーチンを1回行なう
ごとに同じくRAMの一部を利用して設けられた
表示4タイマDP4TM24t2の内容を「1」
ずつインクリメントすることによつて計測され
る。 ここで、全体的な処理の流れの中で、表示器に
表示される内容の変化を概略的に説明すると、先
ず、イニシヤライズ処理ステツプ1000の段階では
表示1フラグがセツトされる。従つて、このイニ
シヤライズ処理ステツプ1000の最終段階で割込み
許可が行なわれ、最初の割込みルーチンの実行が
あると、表示処理ステツプ2002でブランク表示が
行なわれる。しかし、通常これは極く短時間で、
自己診断処理ステツプ1001で異常のないことが確
認され、通話許可処理ステツプ1002が終了した段
階で“0”の点滅表示が行なわれる。即ち、これ
以降は、未使用硬貨額を計数するクレジツトレジ
スタCRGT24r9の内容を2進化10進表記に
改めたクレジツト表示レジスタCRGT(BCD)2
4r10の内容が、入出力ポート21を介して出
力されるが、その場合、未使用硬貨額、即ちクレ
ジツトと、単位通話料金、即ちタリフとの大小関
係によつて、前者が大きければクレジツトが点灯
表示されるが、後者が大きければ硬貨の追加投入
を警告する意味で点滅表示となる。この判断は割
込みルーチンの課金演算処理ステツプ2003および
硬貨投入処理ステツプ2004において行なわれ、そ
のまま表示すべきであれば表示2フラグレジスタ
DISP2F24f8にフラグがセツトされ、点滅
表示すべきであれば表示3フラグレジスタDISP
3F24f9にフラグがセツトされる。従つて、
フツク処理ステツプ1009が開始されるまで、点滅
か点灯かを判断してクレジツトの額が表示され
る。フツク処理ステツプ1009に入ると、いつたん
表示1フラグがセツトされてブランク表示が行な
われる。その後、精算処理ステツプ1010において
返却すべき硬貨額が決定すると、前述したように
表示4タイマリクエストフラグおよび表示4フラ
グがセツトされ、3秒間の返却額表示が行なわれ
る。終了処理ステツプ1012においてタイマエンド
が確認された後は、再びブランク表示に戻る。 次に各動作の詳細について説明する。なお、第
9図〜第12図のフローチヤートにおいて、レジ
スタその他のメモリ領域を示す記号に〔 〕を付
したものは、当該メモリ領域の内容を示す。また
a←bはbをaに転送することを示す。 収納判断処理 この収納判断処理ルーチンは、前述したように
通話継続中において収納すべき硬貨を決定する際
に行なわれるが、前記課金レジスタCPRGの内容
が1以上である場合にのみそれを「1」減算して
実質的な本処理に入る。即ち、高額硬貨優先で硬
貨をチエツクし、硬貨があれば収納回数を決定し
てその結果を前記収納マグネツト動作ナンバレジ
スタCMN(M)(M=0〜6)に順次書込んで行
く。この収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)はそれぞれ8ビツトの容量を有し、
第1回(M=0)から第7回(M=6)までの収
納動作において収納マグネツト36V1〜36V
4のいずれを動作させるべきかを示すデータを格
納するものである。即ち、8ビツトのうち上位か
ら5ビツト目に“1”があれば収納マグネツト3
6V1を、以下、6〜8ビツト目に“1”があれ
ばそれぞれ収納マグネツト36V2〜36V4を
動作させるべきことを示す。このような収納回数
の設定における具体的な動作は後に詳述する精算
処理におけるものと実質的に同様である。但し、
後者においては、通話終了時の未収納通話料金を
文字通り精算すべく、当該料金を満額収納できる
ように設定されるのに対し、この収納判断処理に
おいては、判断時における未収納通話料金に対
し、高額硬貨優先で収納回数を設定して行き、そ
の残額が蓄積されているある硬貨の硬貨額を下回
つた場合、およびある硬貨について収納回数を上
回る枚数の蓄積がある場合、より低額な硬貨につ
いての検討を行なうことなくその時点で打切つて
しまう。同様に、精算処理では前記未収納通話料
金が0となるまで行なうのに対し、収納判断処理
においては最低硬貨額より小さくなつた時点で一
応打切りとする。 なお、課金レジスタCPRGの内容が「0」であ
る場合には、プログラムの実行は直ちに第7図の
ステツプ1005に移行する。 上述したように収納判断処理を一通り終了した
場合も、プログラムの実行は上記ステツプ1005に
移行する。ここでは、前述したようにフツク処理
フラグレジスタHKFにフラグが立つているか否
かの判断を行なう。即ち、後述するように、割込
みルーチンの課金演算処理において、課金信号の
到来が有るごとにクレジツト、即ち未使用硬貨額
からタリフを減算すると共に、減算後のクレジツ
トが0を下回らないか否かを常にチエツクし、下
回つた場合には直ちに上記フツク処理フラグを立
てて通話の強制的な切断処理に移行できるように
してある。このようなチエツク機構を設けること
により、いわゆる後収納方式をとりながら、課金
信号の到来に対して収納動作が遅れることによる
無料通話を有効に防止することができる。 そこで、ステツプ1005において、このようなフ
ツク処理フラグが立つていないことを確認した
後、プログラムの実行は次の収納処理ステツプ
1006に移行する。 収納処理 この収納処理ルーチンは、前述したように先に
説明した収納判断処理において設定されたデータ
に基いて現実に硬貨を金庫に収納する場合に実行
され、前記収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)のデータを順次入出力ポート21の
硬貨収納バツフアレジスタに転送した後チツプセ
レクト信号を与えることにより当該データに対応
する収納マグネツト36V1〜36V4の動作指
令信号CM1〜CM4を出力して動作させる。そ
して収納確認用センサ37V1〜37V4により
収納が確認されれば、硬貨の蓄積枚数および未収
納通話料金を減算し、ならびに金庫に収納した硬
貨総額を計数蓄積する金庫満杯カウンタの内容に
収納額を加算する。なお、収納マグネツトの動作
時間は、RAM24の一部を利用して設けられた
収納マグネツトタイマCMTM24t1および収
納マグネツト復旧タイマCMRTM24t3によ
り制御される。 このような収納処理ステツプ1006を終了した
後、プログラムの実行はステツプ1007に移行し、
そこでフツク処理フラグが立つていなければ再び
ステツプ1003に戻り、以上説明した動作を、その
時々の未収納通話料金や各硬貨の蓄積枚数等の条
件に基いて繰返し実行する。 フツク処理 これに対し、フツク処理フラグが立つているこ
とが確認された場合、プログラムの実行は、フツ
ク処理ステツプ1009に移行する。ここでは、先ず
前述したように表示1フラグがセツトされる。こ
れにより、割込みルーチンの表示処理ステツプ
2002において、ブランク表示が行なわれる。次い
で、前述したように、接点gsをオン状態としたま
まで、ダイヤル送出および強制切断回路14のト
ランジスタにより、800msだけ直流ループを遮断
するループカツト処理を行なつて通話を切断し、
それを交換機に通知する。 このフツク処理の終了後、プログラムの実行は
精算処理ステツプ1010に移行する。 次に、上記精算処理について説明する。 精算処理 第9図は、精算処理ルーチンを示すフローチヤ
ートである。この精算処理ルーチンは、前述した
ように、発呼者自からが送受器を掛けるか、もし
くは何らかの理由による強制切断によつて通話が
終了した後、即ち第7図のフツク処理ステツプ
1009が終了した後に実行され、未収納通話料金の
精算を行なつてその時の蓄積硬貨から収納すべき
硬貨の種類と枚数の組合せを決定すると共に、最
終的な返却額を表示する。 プログラムの実行が精算処理に移行すると、先
ず、ステツプ1101においてタリフアツプ処理が実
行される。これは、通話終了時における未収納通
話料金の端数を最低額硬貨V1の硬貨額を単位と
して切上げる処理であり、次のようなステツプに
よつて実行される。なお、上記未収納通話料金を
示すデータは、RAM24の一部を利用して設け
られたタリフレジスタTFRG24r11に格納
されており、通話継続中、課金信号の入力があれ
ば、メインルーチンでの処理如何にかかわらず割
込みルーチンの課金演算処理ステツプ2003におい
てタリフ分ずつ増分される。また、前述したよう
に硬貨の収納があつた時には収納された硬貨額分
だけ減算される。 先ず、上記タリフレジスタTFRGの内容を最
低額硬貨V4の硬貨額で除する。その結果、余り
があればその商に「1」を加算した値、余りがな
ければその商の値を上記最低額硬貨額に乗じ、そ
の結果をタリフレジスタTFRGに格納する。例
えば、最低額硬貨額が10円である場合、本来のタ
リフレジスタTFRGの内容と、このタリフアツ
プ処理により補正したタリフレジスタTFRGの
内容との関係は第1表のように示される。
【表】
このようにタリフレジスタTFRGの内容を補
正した後、ステツプ1102において前記収納マグネ
ツト動作ナンバレジスタCMN(M)を、引続き
ステツプ1103においてループカウンタWRARを
それぞれ0クリアする。ここで、ループカウンタ
WRARは前述したようにRAM24の一部を利用
して設けられ、その内容が「0」の場合には最高
額硬貨V1についての処理を行なうべきことを指
示し、同様に「1」〜「3」の場合には順次より
低額な硬貨V2〜V4についての処理を行なうべ
きことを指示する。またその内容が「4」の場合
には上記全金種の硬貨についての処理が一通り終
了したことを示す。 そこで、ステツプ1104においてループカウンタ
の内容が「4」でないことを確認した後、ステツ
プ1106においてループカウンタの内容が指示する
ところに従つて、硬貨蓄積枚数バツフアレジスタ
ACUM(N)のアドレスセツトを行なう。即ち、
最初は、ACUM(0)がセツトされる。ここで、
上記硬貨蓄積枚数バツフアレジスタACUM(N)
(N=0〜3)24r13〜24r16はRAM
24の一部を利用して設けられ、V1〜V4の各
硬貨の蓄積枚数を示すデータを格納する。ここで
「蓄積枚数」とは、硬貨投入口から投入された後、
各機械的選別および材質選別等を受けて各軌道の
蓄積部106V1〜106V4に蓄積された正貨
の枚数を言うが、この場合、材質不良の擬似貨が
あれば、それ以降に当該蓄積部に蓄積された硬貨
は、たとえ正貨であつてもここでいう蓄積枚数に
は数えない。 次に、ステツプ1107において上記硬貨蓄積枚数
バツフアレジスタACUM(0)の内容が「0」で
あるか否かにより最高額硬貨V1の蓄積が有るか
否かを確認し、蓄積があれば、ステツプ1108にお
いて、タリフレジスタTFRGに格納された前記
補正した未収納通話料金を示すデータをRAM2
4の一部を利用して設けられたタリフセイブレジ
スタTFSAVE24r12に転送し、引続きステ
ツプ1109の収納回数処理を実行する。ここでは、
後に第10図および第11図のフローチヤートを
用いて詳述するように、未収納通話料金と硬貨額
との関係から収納してよい回数を演算し、それと
実際の蓄積枚数との関係から現実に収納し得る回
数を決定して収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)(M=0〜6)に収納マグネツトの動
作を指示するデータを書込んで行く。 これに対し、ステツプ1107において、硬貨V1
の蓄積がなければ、プログラムの実行は直ちにス
テツプ1111に移行してループカウンタWRARL
の内容を「1」インクリメントし、ステツプ1104
に戻つてV2硬貨についての処理を行なう。 従つて、先にも述べたように、ここでの処理は
基本的に前述した収納判断処理に極めて類似す
る。但し、その場合、未収納通話料金を満額収納
できるまで行なう点のみが異なる。 即ち、ステツプ1110において、タリフセイブレ
ジスタTFSAVEの内容が「0」とならない場合、
プログラムの実行はステツプ1111に移行してルー
プカウンタWRARLの内容を「1」インクリメ
ントし、ステツプ1104に戻つて上述したと同様の
処理を繰返す。 そこで、未収納通話料金が0となれば、その時
点で、プログラムの実行は後に第12図のフロー
チヤートを用いて詳述する硬貨蓄積合計処理ステ
ツプ1112に移行する。 ところが、蓄積されている硬貨の組合せによつ
ては未収納通話料金に丁度一致した金額が実現で
きないような場合、全金種についての処理が一応
終了した後も、未収納通話料金が0とならない場
合が生じ得る。 即ち、ステツプ1110においてタリフセイブレジ
スタTFSAVEの内容が「0」とならないのにス
テツプ1104においてループカウンタWRARLの
内容が「4」となつてしまつた場合、プログラム
の実行はステツプ1104から1105に移行し、タリフ
レジスタTFRGの内容に最低額硬貨額を加算し
た後、ステツプ1102に戻つて前述したと同様の処
理を行なう。ここでも未収納通話料金が0になる
ような硬貨の組合せが選定できなければ、再びス
テツプ1105においてタリフレジスタの内容に更に
最低額硬貨額を上乗せし、未収納通話料金が0に
なるまで上述したと同様の処理を繰返す。 そこで、前記ステツプ1109の収納回数処理につ
いて説明する。 (収納回数処理) 第10図は、収納回数処理ルーチンを示すフロ
ーチヤートである。この収納回数処理ルーチン
は、前述したように、蓄積が確認された特定種類
の硬貨について、タリフセイブレジスタ
TFSAVEの内容との関係で実際に何回収納すべ
きかを決定するために行なわれる。従つて、第9
図のステツプ1107において当該種類の硬貨の蓄積
が確認された場合、即ち、硬貨蓄積枚数バツフア
レジスタACUM(N)の内容が「0」でないこと
が確認された場合、プログラムの実行はこの収納
回数処理ルーチンに移行する。 プログラムの実行が収納回数処理に移行する
と、先ず、ステツプ1040において命令「V(N)
Dアドレスセツト」が実行される。即ち、前記ル
ープカウンタWRARLの内容が指示するところ
に従つて、前記ROM23の硬貨額レジスタV
(N)D(N=0〜3)23α1〜23α4のアド
レス指定が行なわれる。即ち、ループカウンタ
WRARLの内容が「0」であれば、V(0)Dが
指定される。このV(0)Dには、最高額硬貨V
1の硬貨額を示すデータが格納されている。因
に、V(1)D〜V(3)Dにはそれぞれ順次低額な硬貨
V2〜V4の硬貨額を示すデータが格納してあ
る。 そこで、次の収納許可回数演算処理ステツプ
1041が実行される。即ち、ここでは、前記タリフ
セイブレジスタTFSAVEに格納された未収納通
話料金をループカウンタWRARLの内容によつ
て指定された硬貨額レジスタ、例えば今はV(0)
Dに格納された硬貨額で除し、その商を当該硬貨
の収納許可回数としてRAM24の一部を利用し
て設けた容量8ビツトのワーキングレジスタ
WRDRL24w1に格納する。 次いで、ステツプ1042において上記収納許可回
数が0であるか否か、即ち、WRDRLの内容が
「0」であるか否かの判断を行ない、「0」であれ
ば直ちに第9図のステツプ1110に移行する。これ
に対し、0でない場合、即ち、当該硬貨を収納し
て良い場合には、プログラムの実行は次の収納マ
グネツトセツト処理ステツプ1043に移行する。 次に、上記収納マグネツトセツト処理ステツプ
1043について説明する。 (収納マグネツトセツト処理) 第11図は、収納マグネツトセツト処理ルーチ
ンを示すフローチヤートである。この収納マグネ
ツトセツト処理ルーチンは、上に述べたように、
当該種類の硬貨の収納を行なつて良い場合に実行
され、前記収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)(M=0〜6)に、動作すべき収納マ
グネツトを示すデータが書込まれる。 即ち、プログラムの実行が収納マグネツトセツ
ト処理に移行すると、ステツプ1050において、前
記収納許可回数演算処理ステツプ1041において算
出された収納許可回数に対し、現に蓄積されてい
る当該種類の硬貨の枚数がそれを上回るか否かの
判断が行なわれ、前者に対し、後者が等しいかそ
れより大きい場合には直ちにステツプ1052に移行
する。これに対し、前者が後者を上回る場合に
は、ステツプ1051を経てステツプ1052に移行す
る。 このステツプ1051においては、ワーキングレジ
スタWRDRLに蓄積枚数を書込む処理、即ち、蓄
積枚数バツフアレジスタACUM(N)のデータを
ワーキングレジスタWRDRLに転送する処理が実
行される。即ち、前記ステツプ1041においてワー
キングレジスタWRDRLに書込まれた収納許可回
数は、タリフセイブレジスタTFSAVEに格納さ
れた未収納通話料金との関係において今回収納し
て良い当該硬貨の枚数を示すが、これに対し、現
に蓄積されている当該種類の硬貨の枚数がそれに
満たない場合には、実際に今回収納し得る枚数は
現に蓄積されている枚数に制限されざるを得な
い。従つてこのステツプ1051において、WRDRL
のデータを、上記未収納通話料金との関係で、収
納して良い回数から、現に蓄積されている硬貨枚
数との関係で実際に収納し得る回数へ書換える処
理が行なわれる。蓄積枚数が上記収納許可回数以
上であれば、当該収納許可回数がそのまま収納し
得る回数となるから、このような書換えは不要で
ある。 このように収納すべき回数が決定した後、プロ
グラムの実行はステツプ1052に移行し、命令
「〔WRDRH〕←〔WRDRL〕」が実行される。即
ち、ここでは、ワーキングレジスタWRDRLに格
納された上記収納回数を示すデータを、同じく
RAM24の一部を利用して設けられたワーキン
グメモリWRDRH24w2に転送する。これは
収納回数のデータを保存しておくためである。 次に、ステツプ1053においてワーキングレジス
タWRDRLの内容が「0」であるか否かを判断す
る。はじめは当然これは「0」ではないため、プ
ログラムの実行は次のステツプ1054に移行する。 ステツプ1054では、前記収納マグネツト動作ナ
ンバレジスタCMN(M)(M=0〜6)24r2
〜24r8のうち、先ず、第1回の収納において
動作すべき収納マグネツトを示すデータを書込む
CMN(0)がアドレス指定される。 次いで、ステツプ1055において上記CMN(0)
の内容と、前記ROM23に設けた収納マグネツ
ト動作コードレジスタCMCOD(N)(N=0〜
3)23β1〜23β4のうち、ループカウンタ
WRARLで指定される例えばCMCOD(0)の内
容との論理和をとり、その結果を再び上記収納マ
グネツト動作ナンバレジスタCMN(0)に書込
む。 ここで、上記収納マグネツト動作コードレジス
タCMCOD(N)(N=0〜3)は、それぞれ8ビ
ツトの容量を有し、各収納マグネツト36V1〜
36V4を動作させる場合に収納マグネツト動作
ナンバレジスタCMN(M)に書込むべき内容を
示すために用いられている。即ち、各収納マグネ
ツト動作コードレジスタCMCOD(N)には、第
2表に示すような固定データが格納されている。
正した後、ステツプ1102において前記収納マグネ
ツト動作ナンバレジスタCMN(M)を、引続き
ステツプ1103においてループカウンタWRARを
それぞれ0クリアする。ここで、ループカウンタ
WRARは前述したようにRAM24の一部を利用
して設けられ、その内容が「0」の場合には最高
額硬貨V1についての処理を行なうべきことを指
示し、同様に「1」〜「3」の場合には順次より
低額な硬貨V2〜V4についての処理を行なうべ
きことを指示する。またその内容が「4」の場合
には上記全金種の硬貨についての処理が一通り終
了したことを示す。 そこで、ステツプ1104においてループカウンタ
の内容が「4」でないことを確認した後、ステツ
プ1106においてループカウンタの内容が指示する
ところに従つて、硬貨蓄積枚数バツフアレジスタ
ACUM(N)のアドレスセツトを行なう。即ち、
最初は、ACUM(0)がセツトされる。ここで、
上記硬貨蓄積枚数バツフアレジスタACUM(N)
(N=0〜3)24r13〜24r16はRAM
24の一部を利用して設けられ、V1〜V4の各
硬貨の蓄積枚数を示すデータを格納する。ここで
「蓄積枚数」とは、硬貨投入口から投入された後、
各機械的選別および材質選別等を受けて各軌道の
蓄積部106V1〜106V4に蓄積された正貨
の枚数を言うが、この場合、材質不良の擬似貨が
あれば、それ以降に当該蓄積部に蓄積された硬貨
は、たとえ正貨であつてもここでいう蓄積枚数に
は数えない。 次に、ステツプ1107において上記硬貨蓄積枚数
バツフアレジスタACUM(0)の内容が「0」で
あるか否かにより最高額硬貨V1の蓄積が有るか
否かを確認し、蓄積があれば、ステツプ1108にお
いて、タリフレジスタTFRGに格納された前記
補正した未収納通話料金を示すデータをRAM2
4の一部を利用して設けられたタリフセイブレジ
スタTFSAVE24r12に転送し、引続きステ
ツプ1109の収納回数処理を実行する。ここでは、
後に第10図および第11図のフローチヤートを
用いて詳述するように、未収納通話料金と硬貨額
との関係から収納してよい回数を演算し、それと
実際の蓄積枚数との関係から現実に収納し得る回
数を決定して収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)(M=0〜6)に収納マグネツトの動
作を指示するデータを書込んで行く。 これに対し、ステツプ1107において、硬貨V1
の蓄積がなければ、プログラムの実行は直ちにス
テツプ1111に移行してループカウンタWRARL
の内容を「1」インクリメントし、ステツプ1104
に戻つてV2硬貨についての処理を行なう。 従つて、先にも述べたように、ここでの処理は
基本的に前述した収納判断処理に極めて類似す
る。但し、その場合、未収納通話料金を満額収納
できるまで行なう点のみが異なる。 即ち、ステツプ1110において、タリフセイブレ
ジスタTFSAVEの内容が「0」とならない場合、
プログラムの実行はステツプ1111に移行してルー
プカウンタWRARLの内容を「1」インクリメ
ントし、ステツプ1104に戻つて上述したと同様の
処理を繰返す。 そこで、未収納通話料金が0となれば、その時
点で、プログラムの実行は後に第12図のフロー
チヤートを用いて詳述する硬貨蓄積合計処理ステ
ツプ1112に移行する。 ところが、蓄積されている硬貨の組合せによつ
ては未収納通話料金に丁度一致した金額が実現で
きないような場合、全金種についての処理が一応
終了した後も、未収納通話料金が0とならない場
合が生じ得る。 即ち、ステツプ1110においてタリフセイブレジ
スタTFSAVEの内容が「0」とならないのにス
テツプ1104においてループカウンタWRARLの
内容が「4」となつてしまつた場合、プログラム
の実行はステツプ1104から1105に移行し、タリフ
レジスタTFRGの内容に最低額硬貨額を加算し
た後、ステツプ1102に戻つて前述したと同様の処
理を行なう。ここでも未収納通話料金が0になる
ような硬貨の組合せが選定できなければ、再びス
テツプ1105においてタリフレジスタの内容に更に
最低額硬貨額を上乗せし、未収納通話料金が0に
なるまで上述したと同様の処理を繰返す。 そこで、前記ステツプ1109の収納回数処理につ
いて説明する。 (収納回数処理) 第10図は、収納回数処理ルーチンを示すフロ
ーチヤートである。この収納回数処理ルーチン
は、前述したように、蓄積が確認された特定種類
の硬貨について、タリフセイブレジスタ
TFSAVEの内容との関係で実際に何回収納すべ
きかを決定するために行なわれる。従つて、第9
図のステツプ1107において当該種類の硬貨の蓄積
が確認された場合、即ち、硬貨蓄積枚数バツフア
レジスタACUM(N)の内容が「0」でないこと
が確認された場合、プログラムの実行はこの収納
回数処理ルーチンに移行する。 プログラムの実行が収納回数処理に移行する
と、先ず、ステツプ1040において命令「V(N)
Dアドレスセツト」が実行される。即ち、前記ル
ープカウンタWRARLの内容が指示するところ
に従つて、前記ROM23の硬貨額レジスタV
(N)D(N=0〜3)23α1〜23α4のアド
レス指定が行なわれる。即ち、ループカウンタ
WRARLの内容が「0」であれば、V(0)Dが
指定される。このV(0)Dには、最高額硬貨V
1の硬貨額を示すデータが格納されている。因
に、V(1)D〜V(3)Dにはそれぞれ順次低額な硬貨
V2〜V4の硬貨額を示すデータが格納してあ
る。 そこで、次の収納許可回数演算処理ステツプ
1041が実行される。即ち、ここでは、前記タリフ
セイブレジスタTFSAVEに格納された未収納通
話料金をループカウンタWRARLの内容によつ
て指定された硬貨額レジスタ、例えば今はV(0)
Dに格納された硬貨額で除し、その商を当該硬貨
の収納許可回数としてRAM24の一部を利用し
て設けた容量8ビツトのワーキングレジスタ
WRDRL24w1に格納する。 次いで、ステツプ1042において上記収納許可回
数が0であるか否か、即ち、WRDRLの内容が
「0」であるか否かの判断を行ない、「0」であれ
ば直ちに第9図のステツプ1110に移行する。これ
に対し、0でない場合、即ち、当該硬貨を収納し
て良い場合には、プログラムの実行は次の収納マ
グネツトセツト処理ステツプ1043に移行する。 次に、上記収納マグネツトセツト処理ステツプ
1043について説明する。 (収納マグネツトセツト処理) 第11図は、収納マグネツトセツト処理ルーチ
ンを示すフローチヤートである。この収納マグネ
ツトセツト処理ルーチンは、上に述べたように、
当該種類の硬貨の収納を行なつて良い場合に実行
され、前記収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(M)(M=0〜6)に、動作すべき収納マ
グネツトを示すデータが書込まれる。 即ち、プログラムの実行が収納マグネツトセツ
ト処理に移行すると、ステツプ1050において、前
記収納許可回数演算処理ステツプ1041において算
出された収納許可回数に対し、現に蓄積されてい
る当該種類の硬貨の枚数がそれを上回るか否かの
判断が行なわれ、前者に対し、後者が等しいかそ
れより大きい場合には直ちにステツプ1052に移行
する。これに対し、前者が後者を上回る場合に
は、ステツプ1051を経てステツプ1052に移行す
る。 このステツプ1051においては、ワーキングレジ
スタWRDRLに蓄積枚数を書込む処理、即ち、蓄
積枚数バツフアレジスタACUM(N)のデータを
ワーキングレジスタWRDRLに転送する処理が実
行される。即ち、前記ステツプ1041においてワー
キングレジスタWRDRLに書込まれた収納許可回
数は、タリフセイブレジスタTFSAVEに格納さ
れた未収納通話料金との関係において今回収納し
て良い当該硬貨の枚数を示すが、これに対し、現
に蓄積されている当該種類の硬貨の枚数がそれに
満たない場合には、実際に今回収納し得る枚数は
現に蓄積されている枚数に制限されざるを得な
い。従つてこのステツプ1051において、WRDRL
のデータを、上記未収納通話料金との関係で、収
納して良い回数から、現に蓄積されている硬貨枚
数との関係で実際に収納し得る回数へ書換える処
理が行なわれる。蓄積枚数が上記収納許可回数以
上であれば、当該収納許可回数がそのまま収納し
得る回数となるから、このような書換えは不要で
ある。 このように収納すべき回数が決定した後、プロ
グラムの実行はステツプ1052に移行し、命令
「〔WRDRH〕←〔WRDRL〕」が実行される。即
ち、ここでは、ワーキングレジスタWRDRLに格
納された上記収納回数を示すデータを、同じく
RAM24の一部を利用して設けられたワーキン
グメモリWRDRH24w2に転送する。これは
収納回数のデータを保存しておくためである。 次に、ステツプ1053においてワーキングレジス
タWRDRLの内容が「0」であるか否かを判断す
る。はじめは当然これは「0」ではないため、プ
ログラムの実行は次のステツプ1054に移行する。 ステツプ1054では、前記収納マグネツト動作ナ
ンバレジスタCMN(M)(M=0〜6)24r2
〜24r8のうち、先ず、第1回の収納において
動作すべき収納マグネツトを示すデータを書込む
CMN(0)がアドレス指定される。 次いで、ステツプ1055において上記CMN(0)
の内容と、前記ROM23に設けた収納マグネツ
ト動作コードレジスタCMCOD(N)(N=0〜
3)23β1〜23β4のうち、ループカウンタ
WRARLで指定される例えばCMCOD(0)の内
容との論理和をとり、その結果を再び上記収納マ
グネツト動作ナンバレジスタCMN(0)に書込
む。 ここで、上記収納マグネツト動作コードレジス
タCMCOD(N)(N=0〜3)は、それぞれ8ビ
ツトの容量を有し、各収納マグネツト36V1〜
36V4を動作させる場合に収納マグネツト動作
ナンバレジスタCMN(M)に書込むべき内容を
示すために用いられている。即ち、各収納マグネ
ツト動作コードレジスタCMCOD(N)には、第
2表に示すような固定データが格納されている。
【表】
従つて、今、前記収納マグネツト動作ナンバレ
ジスタCMN(0)は、第9図のステツプ1102で
0クリアされた状態にあるから、ステツプ1055の
実行の結果、上記CMN(0)には第3表に示す
ようにCMCOD(0)の内容が書込まれる。
ジスタCMN(0)は、第9図のステツプ1102で
0クリアされた状態にあるから、ステツプ1055の
実行の結果、上記CMN(0)には第3表に示す
ようにCMCOD(0)の内容が書込まれる。
【表】
これは、第1回の収納で収納マグネツト36V
1を動作させ、最高額硬貨V1の収納を行なうべ
きことを示している。 次いで、ステツプ1056において上記収納マグネ
ツト動作ナンバレジスタCMN(N)のアドレス
を1番地だけインクリメントすると共に、ステツ
プ1057においてワーキングレジスタWRDRLの内
容を「1」だけ減算した後、プログラムの実行
は、ステツプ1053に戻る。 その結果、ワーキングレジスタWRDRLの内容
が既に「0」となつている場合、即ち、収納回数
が1であつた場合、プログラムの実行は直ちにス
テツプ1058に移行する。上記収納回数が2以上で
あつた場合には、ワーキングレジスタWRDRLの
内容は未だ「0」とはならないため、ステツプ
1054で第2回の収納において動作すべき収納マグ
ネツトを示すデータを格納すべき収納マグネツト
動作ナンバレジスタCMN(1)を指定し、ステツプ
1055においてこれに前記収納マグネツト動作コー
ドレジスタCMCOD(0)のデータを書込む。以
下、上述したと同様の処理をWRDRLの内容が0
となるまで行なつて、各回ごとに収納マグネツト
36V1を動作させるべきことを示すデータを上
記CMN(N)(N=0〜6)に書込む。従つて、
例えばV1硬貨を2枚収納すべき場合には、収納
マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0)と
CMN(1)の上位から5ビツト目のみに“1”のビ
ツトがメモリされる。 こうしてワーキングレジスタWRDRLの内容が
0となつた場合、プログラムの実行は、ステツプ
1058に移行し、ここで、先にワーキングレジスタ
WRDRHに保存しておいたデータを再び
WRDRLに転送する。 そこで、ステツプ1059においてWRDRLの内容
が「0」であるか否か、即ち、収納回数(これは
先に述べたように実際に収納し得ることとなつた
回数を示す)が0か否かの判断が行なわれる。は
じめこの収納回数は0ではないから、プログラム
の実行はステツプ1060に移行する。 ステツプ1060においては、前記タリフセイブレ
ジスタTFSAVEの内容からループカウンタ
WRARLによつて指定される硬貨額レジスタ、
例えばV(0)Dの内容を減算してその結果を再
び上記タリフセイブレジスタTFSAVEに書込む。
次いで、ステツプ1061で上記収納回数を示すデー
タを格納していたワーキングレジスタWRDRLの
内容を「1」減算してステツプ1059に戻り、当該
ワーキングレジスタWRDRLの内容が「0」にな
るまで上記処理を繰返す。即ち、ここでは、収納
すべきV1硬貨の総額をタリフから減算する処理
が行なわれる。例えば前述したようにV1硬貨の
収納回数が2であれば、V(0)Dに格納された
V1硬貨額を2回減算する。 このタリフ減算処理が終了した後、プログラム
の実行はステツプ1062に移行し、上記ワーキング
レジスタWRDRLにデータ“FF16”を書込んだ
後、第9図のステツプ1110に移行する。 ここで、次の硬貨蓄積合計処理ステツプ1112の
説明に入る前に、上述した処理について、具体例
を挙げて説明を補足しておく。 (具体例) 今、硬貨V1〜V4をそれぞれ100円、50円、
20円、10円硬貨であるものとする。従つて、硬貨
額レジスタV(N)Dには、第4表に示すような
データが格納されているものとする。
1を動作させ、最高額硬貨V1の収納を行なうべ
きことを示している。 次いで、ステツプ1056において上記収納マグネ
ツト動作ナンバレジスタCMN(N)のアドレス
を1番地だけインクリメントすると共に、ステツ
プ1057においてワーキングレジスタWRDRLの内
容を「1」だけ減算した後、プログラムの実行
は、ステツプ1053に戻る。 その結果、ワーキングレジスタWRDRLの内容
が既に「0」となつている場合、即ち、収納回数
が1であつた場合、プログラムの実行は直ちにス
テツプ1058に移行する。上記収納回数が2以上で
あつた場合には、ワーキングレジスタWRDRLの
内容は未だ「0」とはならないため、ステツプ
1054で第2回の収納において動作すべき収納マグ
ネツトを示すデータを格納すべき収納マグネツト
動作ナンバレジスタCMN(1)を指定し、ステツプ
1055においてこれに前記収納マグネツト動作コー
ドレジスタCMCOD(0)のデータを書込む。以
下、上述したと同様の処理をWRDRLの内容が0
となるまで行なつて、各回ごとに収納マグネツト
36V1を動作させるべきことを示すデータを上
記CMN(N)(N=0〜6)に書込む。従つて、
例えばV1硬貨を2枚収納すべき場合には、収納
マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0)と
CMN(1)の上位から5ビツト目のみに“1”のビ
ツトがメモリされる。 こうしてワーキングレジスタWRDRLの内容が
0となつた場合、プログラムの実行は、ステツプ
1058に移行し、ここで、先にワーキングレジスタ
WRDRHに保存しておいたデータを再び
WRDRLに転送する。 そこで、ステツプ1059においてWRDRLの内容
が「0」であるか否か、即ち、収納回数(これは
先に述べたように実際に収納し得ることとなつた
回数を示す)が0か否かの判断が行なわれる。は
じめこの収納回数は0ではないから、プログラム
の実行はステツプ1060に移行する。 ステツプ1060においては、前記タリフセイブレ
ジスタTFSAVEの内容からループカウンタ
WRARLによつて指定される硬貨額レジスタ、
例えばV(0)Dの内容を減算してその結果を再
び上記タリフセイブレジスタTFSAVEに書込む。
次いで、ステツプ1061で上記収納回数を示すデー
タを格納していたワーキングレジスタWRDRLの
内容を「1」減算してステツプ1059に戻り、当該
ワーキングレジスタWRDRLの内容が「0」にな
るまで上記処理を繰返す。即ち、ここでは、収納
すべきV1硬貨の総額をタリフから減算する処理
が行なわれる。例えば前述したようにV1硬貨の
収納回数が2であれば、V(0)Dに格納された
V1硬貨額を2回減算する。 このタリフ減算処理が終了した後、プログラム
の実行はステツプ1062に移行し、上記ワーキング
レジスタWRDRLにデータ“FF16”を書込んだ
後、第9図のステツプ1110に移行する。 ここで、次の硬貨蓄積合計処理ステツプ1112の
説明に入る前に、上述した処理について、具体例
を挙げて説明を補足しておく。 (具体例) 今、硬貨V1〜V4をそれぞれ100円、50円、
20円、10円硬貨であるものとする。従つて、硬貨
額レジスタV(N)Dには、第4表に示すような
データが格納されているものとする。
【表】
例 1
そこで先ず通話が終了してプログラムの実行が
精算処理に移行した時に、100円、50円、20円硬
貨が各1枚、10円硬貨が2枚蓄積されており、こ
れに対して未収納通話料金が180円であつた場合、
100円、50円、20円、10円の各硬貨をそれぞれ1
枚ずつ収納すべきことが順次決定される。即ち、
収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0)
にデータ“0F16”が書込まれ、タリフセイブレジ
スタの内容は「0」となる。 例 2 次に、例1と同様の硬貨が蓄積されており、未
収納通話料金が184円であつた場合には100円、50
円、20円硬貨が各1枚、10円硬貨が2枚の計190
円を収納すべきことが決定される。それは、タリ
フアツプ処理ステツプ1101において未収納通話料
金が補正されて190円となるためである。この結
果、100円、50円、20円硬貨を各1枚および10円
硬貨を2枚収納すべきことが順次決定され、収納
マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0〕にデ
ータ“0F16”、CMN(1)にデータ“0116”が書込ま
れてタリフセイブレジスタの内容は丁度「0」と
なる。 例 3 次に、硬貨の蓄積が例2と同様で、未収納通話
料金が130円の場合には、100円、20円、10円硬貨
を各1枚収納すべきことが決定される。即ち、先
ず100円硬貨の収納が決定されて収納マグネツト
動作ナンバレジスタCMN(0)にデータ“0816”
が書込まれ、タリフセイブレジスタの内容は30円
となる。次いで50円硬貨については収納許可回数
が0、従つて収納回数は当然0となるが、この場
合には、直ちに20円硬貨についての処理に移行
し、以下、20円硬貨および10円硬貨をそれぞれ1
枚ずつ収納すべきことが決定される。この結果、
前記収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN
(0)のデータは“0B16”となり、タリフセイブ
レジスタの内容は「0」となる。 例 4 更に、未収納通話料金が94円であり、硬貨の蓄
積枚数が、50円硬貨1、20円および10円硬貨が各
2である場合には、50円、10円硬貨を各1枚、20
円硬貨を2枚収納すべきことが決定される。即
ち、タリフアツプ処理ステツプ1101で補正された
タリフは、100円となるが、100円硬貨の蓄積はな
いため、50円硬貨1枚、20円硬貨2枚、10円硬貨
1枚を収納すべきことが順次決定されて、収納マ
グネツト動作ナンバレジスタCMN(0)に
“0716”、CMN(1)に“0316”の各データがそれぞ
れ書込まれ、タリフセイブレジスタの内容は
「0」となる。 例 5 これらに対し、通話終了時の未収納通話料金も
しくはタリフアツプ処理ステツプ1101で補正した
未収納通話料金が180円であるのに対し、硬貨の
蓄積枚数が100円、50円硬貨各1、20円硬貨3で
あるような場合には、100円、50円硬貨が各1枚、
20円硬貨2枚の計190円を収納すべきことが決定
される。即ち、100円、50円、20円硬貨について
収納回数処理を一たん終了した時点でタリフセイ
ブレジスタの内容は10円となるが、10円硬貨の蓄
積はないため、この10円を残したままで全金種に
ついての処理が一応終了してしまう。 この場合には、ステツプ1105においてはじめの
未収納通話料金180円に最低額硬貨額の10円を加
算し、190円を未収納通話料金として再び収納回
数処理を繰返す。この結果、100円、50円硬貨各
1枚、20円硬貨2枚を収納すべきことが決定さ
れ、収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN
(0)にデータ“0716”、CMN(1)にデータ“0216”
がそれぞれ書込まれ、タリフセイブレジスタの内
容は「0」となる。 例 6 また、170円の未収納通話料金に対し、100円硬
貨が2枚、20円、10円硬貨が各1枚蓄積されてい
る場合には、100円硬貨2枚の収納が決定される。
即ち、全金種について収納回数処理を一たん終了
した時点で、収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(0)にはデータ“0B16”が格納され、タ
リフセイブレジスタの内容は40円となる。 従つて、はじめの未収納通話料金に10円を加算
した180円を未収納通話料金として再び収納回数
処理を繰返すが、全金種について終了した時点
で、前回同様収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(0)にデータ“0B16”が格納され、タリ
フセイブレジスタの内容は50円となる。 そこで、再び未収納通話料金に10円を加算して
190円とし、上と同様の処理を行なうが、この場
合も、全金種についての処理が一応終了した時点
で収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0)
にはデータ“0B16”が格納され、タリフセイブ
レジスタの内容は60円となる。 従つて、未収納通話料金に更に10円を加算して
200円とすると、今度は、100円硬貨の収納回数が
2となつて収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(0)にデータ“0816”が書込まれた段階
で、タリフセイブレジスタの内容は「0」とな
る。 以上説明したように、通話終了時の未収納通話
料金に丁度一致する蓄積硬貨の種類と枚数の組合
せを選定して収納するようにするため、利用者、
即ち発呼者に不当な支出を強いることがない。特
に、上記通話終了時の未収納通話料金に丁度一致
する蓄積硬貨の種類と枚数の組合せを選定するこ
とができない場合に、当該未収納通話料金に順次
最低額硬貨額を加算して行きながら、その都度、
タリフに丁度一致する蓄積硬貨の組合せの選定を
やり直す方式をとることにより、このように通話
終了時の未収納通話料金に一致する額を蓄積硬貨
の組合せによつて作り出すことができない場合で
も、利用者から当該未収納通話料金を越えて微収
すべき金額を最小限に抑えることが可能である。
また、上記通話終了時の未収納通話料金が最低額
硬貨額の整数倍とならない場合には、当該最低額
硬貨額を単位として切上げる方式をとることによ
り、単位通話料金を硬貨額にかかわらず任意に設
定した場合でも、利用者の被害を最小限に抑える
ことができる。 収納回数処理の結果、タリフセイブレジスタ
TFSAVEの内容が「0」となつた場合、プログ
ラムの実行はステツプ1110からステツプ1112に移
行し、硬貨蓄積合計処理が行なわれる。 そこで、上記硬貨蓄積合計処理について、第1
2図のフローチヤートを用いて詳細に説明する。 (硬貨蓄積合計処理) 第12図は、硬貨蓄積合計処理ルーチンを示す
フローチヤートである。この硬貨蓄積合計処理ル
ーチンは、前述したように収納すべき蓄積硬貨の
種類と枚数の組合せが決定された後、最終的に発
呼者に返却される額を表示する際に行なわれ、現
に蓄積されている全硬貨の合計額が算出される。
即ち、この硬貨蓄積合計額から上記収納すべき蓄
積硬貨の合計額を減じたものが、最終的な返却額
となる。 そこで、プログラムの実行が硬貨蓄積合計処理
に移行すると、先ず、ステツプ1120において、可
変メモリRAM24の一部を利用して設けられた
蓄積合計額バツフアレジスタTOTLBF24r1
8が0クリアされる。次いで、ステツプ1121にお
いてループカウンタWRARLが0クリアされる。
従つて、ステツプ1122においてループカウンタ
WRARLの内容は「0」であるから、プログラ
ムの実行はステツプ1123に移行し、命令
「ACUM(N)アドレスセツト」が実行される。
即ち、ここでは、ループカウンタWRARLの内
容が指示するところに従つて、硬貨蓄積枚数バツ
フアレジスタACUM(0)がセツトされる。 次いで、ステツプ1124において上記硬貨蓄積枚
数バツフアレジスタACUM(0)の内容が「0」
以外であるか否か、即ち、V1硬貨の蓄積が有る
か否かが判断され、蓄積があれば、ステツプ1125
において、上記内容、即ち蓄積枚数を示すデータ
をワーキングレジスタWRDRLに転送すると共
に、ステツプ1126において、前記蓄積合計額バツ
フアレジスタTOTLBFの内容に、ループカウン
タWRARLの内容によつてアドレス指定される
硬貨額レジスタV(0)Dの内容を加算し、その
結果を再び蓄積合計額バツフアレジスタ
TOTLBFに書込む。 次に、ステツプ1127において上記ワーキングレ
ジスタWRDRLの内容を「1」減算し、ステツプ
1128において上記減算した内容が「0」でなけれ
ば、即ち、V1硬貨の蓄積枚数が2以上であつた
場合には、再びステツプ1126に戻り、ワーキング
レジスタWRDRLの内容が「0」となるまで、即
ち、蓄積枚数に相当する回数だけ、V1硬貨額の
加算を繰返す。 上記ワーキングレジスタWRDRLの内容が
「0」となつた後、ステツプ1129においてループ
カウンタWRARLの内容が「1」インクリメン
トされ、同様に順次低額の硬貨についての処理が
行なわれる。 同様に、ステツプ1124において硬貨の蓄積が確
認されない場合には、直ちに上記ステツプ1129を
経てより低額な硬貨についての処理を移行する。 このようにして全金種の蓄積硬貨についてその
全合計額を蓄積合計額バツフアレジスタ
TOTLBFに格納して硬貨蓄積合計処理を終了す
ると、次に、プログラムの実行は第9図のステツ
プ1113に移行して命令「〔CRGT〕←
〔TOTLBF〕―〔TFRG〕」が実行される。即
ち、ここでは、上記蓄積合計額バツフアレジスタ
TOTLBFに格納された全蓄積硬貨の合計額を示
すデータからタリフレジスタTFRGに格納され
た未収納通話料金を示すデータを減算し、結果を
クレジツトレジスタCRGTに格納する。 次いで、ステツプ1114において上記クレジツト
レジスタCRGTに格納されたデータを2進表記
から2進化10進表記のデータに変換し、その結果
をステツプ1115においてクレジツト表示レジスタ
CRGT(BCD)に格納する。 更に、ステツプ1116において、3秒間クレジツ
ト返却額表示を行なわせるための表示4タイマリ
クエストフラグをセツトし、ステツプ1117におい
て表示4フラグをセツトする。この結果、先にも
述べた通り、割込みルーチンにおいてこれらのフ
ラグは検出され、上記クレジツト表示レジスタ
CRGT(BCD)の内容がクレジツト返却額として
入出力ポート21を介して表示回路60に出力さ
れる。 前述したように、通話終了時の未収納通話料金
が最低硬貨額の整数倍とならない場合や、未収納
通話料金に丁度一致する蓄積硬貨の組合せが選定
できない場合には、上記未収納通話料金に多少の
補正を加えた上で精算処理が行なわれる。従つ
て、クレジツト返却額も通話終了時のクレジツト
に比較して、上記補正の限度で少なくなる。この
ため、上記通話終了時のクレジツトを表示したま
まクレジツト返却を行なつたのでは、利用者に、
不当に少ない返却を受けたのではないかとの不信
感を与えることがある。 これに対し、上述したように、通話終了時のク
レジツト額とは異なる返却硬貨の総額を改めて表
示する方式をとることにより、上記利用者の不信
感を解消することができる。 このように精算処理を終了した後、プログラム
の実行は第7図のステツプ1011の収納処理に移行
する。この収納処理ステツプ1011は、通話継続中
において、収納判断処理の後で行なわれた収納処
理ステツプ1006と全く同様であり、前記精算処理
において決定され収納マグネツト動作ナンバレジ
スタCMN(M)に書込まれたデータに基いて、
収納すべき硬貨を実際に金庫に収納すると共に、
金庫満杯カウンタに収納額を加算する処理等が行
なわれる。 終了処理 上記収納処理ステツプ1011の終了後、プログラ
ムの実行はステツプ1012に移行し、終了処理が実
行される。ここでは、前述したように、前記表示
4タイマリクエストフラグのリセツトもしくは当
該タイマエンドを確認の上、次回の通話に備えて
電源電圧VMGを供給するコンデンサが4.5V以上
まで充電されるまで待つ。4.5Vが確保された後、
更にオンフツク状態が維持されていることを確認
した上で、はじめて接点gsを復旧させると共に、
返却阻止マグネツト34を復旧させて、残つた蓄
積硬貨、即ち、前記クレジツト返却額として表示
された金額の硬貨を返却口111に返却する。 これにより、1回の通話に伴うすべての動作は
完結し、すべての回路は、第1図に示すはじめの
オンフツク状態に復旧する。但し、電源電圧
VEEによりバツクアツプされるRAM24の一部
に前記金庫満杯カウンタとして設けた金庫満杯カ
ウンタレジスタCUCL24r17には、上記通話
に伴なう硬貨の収納により、通話開始前より大き
な値を示すデータが格納されることとなる。 さて、先にも述べた通り、CPU22は、上に
述べたメインルーチンの進行状況の如何にかかわ
らず、タイミング回路25が発生する割込み信号
を受けて、25ms周期で第8図に示したような一
連の割込み処理を実行する。そこで次に、この割
込み処理から、特に課金演算処理ステツプ2003お
よび硬貨投入処理ステツプ2004について説明す
る。 課金演算処理 プログラムの実行が課金演算処理に移行する
と、先ず、前記課金フラグレジスタCPFにフラ
グが立つているか否か、即ち、課金信号の到来が
検出されたか否かを判断し、フラグが立つていれ
ば課金レジスタCPRGの内容を「1」インクリメ
ントする。このようにメインルーチンと独立した
割込みルーチンにおいて、課金信号の到来ごとに
これを課金レジスタCPRGに計数蓄積しておき、
他方、メインルーチンにおいては当該課金レジス
タCPRGの内容を減算するごとに収納判断処理を
行なう方式をとることにより、課金信号が極めて
短い周期で連続して到来するために、もしくは1
課金当りの単位通話料金が極めて高額であるため
に、収納マグネツトを動作させることによる収納
処理が並行的に追随して行けないような場合で
も、次に収納すべき硬貨を順次確実に後収納して
行くことができる。従つて、単位通話料金の設定
は何らの制約を受けず、自由に行なえる。 前記課金フラグが立つていなければ直ちにこの
課金演算処理ルーチンを終了するが、上記フラグ
が立つていれば、課金レジスタCPRGの内容
「1」インクリメントした後、引続き、未収納通
話料金とクレジツトの更新を行なう。即ち、タリ
フレジスタTFRGの内容にタリフを加算する一
方、クレジツトレジスタCRGTの内容からタリ
フを減算する。このタリフは、前述したように可
変条件設定回路26のデジタルスイツチにより任
意に設定され、その設定値はRAM24の一部を
利用して設けられたタリフデータレジスタTFD
24r19に格納されている。 次に、上記減算後のクレジツトを示すデータを
2進化10進表記に変換して表示するが、その際前
述したように、上記クレジツトとタリフとの大小
関係により、前者が大きければ表示2フラグ、後
者が大きければ表示3フラグをセツトする。 上記いずれかのフラグをセツトした後、更に上
記クレジツトが0以上であるか否かが判断され、
0より小さいことが確認された場合、フツク処理
フラグをセツトする。このようなチエツク機構を
備えたことにより、後収納方式をとりながら、収
納動作の遅れによる無料通話を防止できることは
先にも述べた通りである。 次に、硬貨投入処理ステツプ2004について説明
する。 硬貨投入処理 ここでは先ず、前記硬貨投入フラグレジスタ
INSRTFの上位から1〜4ビツト目のいずれか
に“1”のビツトがあるか否かにより硬貨の投入
の有無を確認する。投入がなければ直ちにこの硬
貨投入処理ルーチンを終了するが、投入があれ
ば、引続き、金種の確認および材質の確認を行な
い、正貨であれば、クレジツトレジスタCRGT
および硬貨蓄積枚数バツフアレジスタACUM
(N)(N=0〜3)の内容をインクリメントす
る。これに対し、擬似貨であればRAM24の一
部を利用して設けられた擬似貨フラグレジスタ
COERF(N)(N=0〜3)24f15〜24f
18にフラグをセツトする。このフラグが立つた
場合には、それ以降に正貨の投入があつても、そ
れは蓄積枚数として数えられない。即ち、硬貨蓄
積枚数バツフアレジスタACUM(N)の内容のイ
ンクリメントを行なわない。従つて、当該擬似貨
の投入以前に蓄積された正貨がすべて収納された
後は、硬貨蓄積枚数バツフアレジスタACUM
(N)の内容は0となり、それ以降実行される収
納判断処理ルーチンおよび精算処理ルーチンにお
いては当該金種の硬貨の蓄積は全くないものとみ
なされる。しかし、この場合においても、他の金
種の硬貨の蓄積がある限り、通話の継続は可能で
ある。 このように擬似貨の投入があつた場合にはそれ
以降当該金種に関しては硬貨蓄積枚数のインクリ
メントを禁止する方式をとることにより、当該擬
似貨を返却することなく、即ち、擬似貨返却用の
マグネツトを設けることなく、通話を継続するこ
とが可能となる。従つて、構造が簡単になると共
に軽量化、小型化がはかれ、かつ消費電力を削減
できるという局電源方式の公衆電話機として極め
て有用な特性を有する。 他の実施例 以上第1図の実施例について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、上
述した実施例では、収納すべき蓄積硬貨の組合せ
の選定において、高額硬貨を優先した。これは、
直流ループの開放を早め、消費電力を節減すると
共に、金庫が満杯になることをなるべく遅らせる
効果を有するためであるが、本発明の適用はこの
ような順序に何ら限定されるものではない。ま
た、上述した実施例では局電源方式を用いたが、
本発明は商用電源方式に適用しても同様の効果を
得ることができることは勿論である。更に、金
種、硬貨投入口、蓄積軌道等の数によつて何ら制
約されないことは言うまでもない。 本発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、通話終
了後の精算処理において、蓄積硬貨との関係で通
話終了時の未使用硬貨額と異なり得る実際の返却
額を、改めて表示することにより、上記未使用硬
貨額と実際に返却された額とが異なることによつ
て利用者がいだく不信感を解消することができ
る。
精算処理に移行した時に、100円、50円、20円硬
貨が各1枚、10円硬貨が2枚蓄積されており、こ
れに対して未収納通話料金が180円であつた場合、
100円、50円、20円、10円の各硬貨をそれぞれ1
枚ずつ収納すべきことが順次決定される。即ち、
収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0)
にデータ“0F16”が書込まれ、タリフセイブレジ
スタの内容は「0」となる。 例 2 次に、例1と同様の硬貨が蓄積されており、未
収納通話料金が184円であつた場合には100円、50
円、20円硬貨が各1枚、10円硬貨が2枚の計190
円を収納すべきことが決定される。それは、タリ
フアツプ処理ステツプ1101において未収納通話料
金が補正されて190円となるためである。この結
果、100円、50円、20円硬貨を各1枚および10円
硬貨を2枚収納すべきことが順次決定され、収納
マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0〕にデ
ータ“0F16”、CMN(1)にデータ“0116”が書込ま
れてタリフセイブレジスタの内容は丁度「0」と
なる。 例 3 次に、硬貨の蓄積が例2と同様で、未収納通話
料金が130円の場合には、100円、20円、10円硬貨
を各1枚収納すべきことが決定される。即ち、先
ず100円硬貨の収納が決定されて収納マグネツト
動作ナンバレジスタCMN(0)にデータ“0816”
が書込まれ、タリフセイブレジスタの内容は30円
となる。次いで50円硬貨については収納許可回数
が0、従つて収納回数は当然0となるが、この場
合には、直ちに20円硬貨についての処理に移行
し、以下、20円硬貨および10円硬貨をそれぞれ1
枚ずつ収納すべきことが決定される。この結果、
前記収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN
(0)のデータは“0B16”となり、タリフセイブ
レジスタの内容は「0」となる。 例 4 更に、未収納通話料金が94円であり、硬貨の蓄
積枚数が、50円硬貨1、20円および10円硬貨が各
2である場合には、50円、10円硬貨を各1枚、20
円硬貨を2枚収納すべきことが決定される。即
ち、タリフアツプ処理ステツプ1101で補正された
タリフは、100円となるが、100円硬貨の蓄積はな
いため、50円硬貨1枚、20円硬貨2枚、10円硬貨
1枚を収納すべきことが順次決定されて、収納マ
グネツト動作ナンバレジスタCMN(0)に
“0716”、CMN(1)に“0316”の各データがそれぞ
れ書込まれ、タリフセイブレジスタの内容は
「0」となる。 例 5 これらに対し、通話終了時の未収納通話料金も
しくはタリフアツプ処理ステツプ1101で補正した
未収納通話料金が180円であるのに対し、硬貨の
蓄積枚数が100円、50円硬貨各1、20円硬貨3で
あるような場合には、100円、50円硬貨が各1枚、
20円硬貨2枚の計190円を収納すべきことが決定
される。即ち、100円、50円、20円硬貨について
収納回数処理を一たん終了した時点でタリフセイ
ブレジスタの内容は10円となるが、10円硬貨の蓄
積はないため、この10円を残したままで全金種に
ついての処理が一応終了してしまう。 この場合には、ステツプ1105においてはじめの
未収納通話料金180円に最低額硬貨額の10円を加
算し、190円を未収納通話料金として再び収納回
数処理を繰返す。この結果、100円、50円硬貨各
1枚、20円硬貨2枚を収納すべきことが決定さ
れ、収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN
(0)にデータ“0716”、CMN(1)にデータ“0216”
がそれぞれ書込まれ、タリフセイブレジスタの内
容は「0」となる。 例 6 また、170円の未収納通話料金に対し、100円硬
貨が2枚、20円、10円硬貨が各1枚蓄積されてい
る場合には、100円硬貨2枚の収納が決定される。
即ち、全金種について収納回数処理を一たん終了
した時点で、収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(0)にはデータ“0B16”が格納され、タ
リフセイブレジスタの内容は40円となる。 従つて、はじめの未収納通話料金に10円を加算
した180円を未収納通話料金として再び収納回数
処理を繰返すが、全金種について終了した時点
で、前回同様収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(0)にデータ“0B16”が格納され、タリ
フセイブレジスタの内容は50円となる。 そこで、再び未収納通話料金に10円を加算して
190円とし、上と同様の処理を行なうが、この場
合も、全金種についての処理が一応終了した時点
で収納マグネツト動作ナンバレジスタCMN(0)
にはデータ“0B16”が格納され、タリフセイブ
レジスタの内容は60円となる。 従つて、未収納通話料金に更に10円を加算して
200円とすると、今度は、100円硬貨の収納回数が
2となつて収納マグネツト動作ナンバレジスタ
CMN(0)にデータ“0816”が書込まれた段階
で、タリフセイブレジスタの内容は「0」とな
る。 以上説明したように、通話終了時の未収納通話
料金に丁度一致する蓄積硬貨の種類と枚数の組合
せを選定して収納するようにするため、利用者、
即ち発呼者に不当な支出を強いることがない。特
に、上記通話終了時の未収納通話料金に丁度一致
する蓄積硬貨の種類と枚数の組合せを選定するこ
とができない場合に、当該未収納通話料金に順次
最低額硬貨額を加算して行きながら、その都度、
タリフに丁度一致する蓄積硬貨の組合せの選定を
やり直す方式をとることにより、このように通話
終了時の未収納通話料金に一致する額を蓄積硬貨
の組合せによつて作り出すことができない場合で
も、利用者から当該未収納通話料金を越えて微収
すべき金額を最小限に抑えることが可能である。
また、上記通話終了時の未収納通話料金が最低額
硬貨額の整数倍とならない場合には、当該最低額
硬貨額を単位として切上げる方式をとることによ
り、単位通話料金を硬貨額にかかわらず任意に設
定した場合でも、利用者の被害を最小限に抑える
ことができる。 収納回数処理の結果、タリフセイブレジスタ
TFSAVEの内容が「0」となつた場合、プログ
ラムの実行はステツプ1110からステツプ1112に移
行し、硬貨蓄積合計処理が行なわれる。 そこで、上記硬貨蓄積合計処理について、第1
2図のフローチヤートを用いて詳細に説明する。 (硬貨蓄積合計処理) 第12図は、硬貨蓄積合計処理ルーチンを示す
フローチヤートである。この硬貨蓄積合計処理ル
ーチンは、前述したように収納すべき蓄積硬貨の
種類と枚数の組合せが決定された後、最終的に発
呼者に返却される額を表示する際に行なわれ、現
に蓄積されている全硬貨の合計額が算出される。
即ち、この硬貨蓄積合計額から上記収納すべき蓄
積硬貨の合計額を減じたものが、最終的な返却額
となる。 そこで、プログラムの実行が硬貨蓄積合計処理
に移行すると、先ず、ステツプ1120において、可
変メモリRAM24の一部を利用して設けられた
蓄積合計額バツフアレジスタTOTLBF24r1
8が0クリアされる。次いで、ステツプ1121にお
いてループカウンタWRARLが0クリアされる。
従つて、ステツプ1122においてループカウンタ
WRARLの内容は「0」であるから、プログラ
ムの実行はステツプ1123に移行し、命令
「ACUM(N)アドレスセツト」が実行される。
即ち、ここでは、ループカウンタWRARLの内
容が指示するところに従つて、硬貨蓄積枚数バツ
フアレジスタACUM(0)がセツトされる。 次いで、ステツプ1124において上記硬貨蓄積枚
数バツフアレジスタACUM(0)の内容が「0」
以外であるか否か、即ち、V1硬貨の蓄積が有る
か否かが判断され、蓄積があれば、ステツプ1125
において、上記内容、即ち蓄積枚数を示すデータ
をワーキングレジスタWRDRLに転送すると共
に、ステツプ1126において、前記蓄積合計額バツ
フアレジスタTOTLBFの内容に、ループカウン
タWRARLの内容によつてアドレス指定される
硬貨額レジスタV(0)Dの内容を加算し、その
結果を再び蓄積合計額バツフアレジスタ
TOTLBFに書込む。 次に、ステツプ1127において上記ワーキングレ
ジスタWRDRLの内容を「1」減算し、ステツプ
1128において上記減算した内容が「0」でなけれ
ば、即ち、V1硬貨の蓄積枚数が2以上であつた
場合には、再びステツプ1126に戻り、ワーキング
レジスタWRDRLの内容が「0」となるまで、即
ち、蓄積枚数に相当する回数だけ、V1硬貨額の
加算を繰返す。 上記ワーキングレジスタWRDRLの内容が
「0」となつた後、ステツプ1129においてループ
カウンタWRARLの内容が「1」インクリメン
トされ、同様に順次低額の硬貨についての処理が
行なわれる。 同様に、ステツプ1124において硬貨の蓄積が確
認されない場合には、直ちに上記ステツプ1129を
経てより低額な硬貨についての処理を移行する。 このようにして全金種の蓄積硬貨についてその
全合計額を蓄積合計額バツフアレジスタ
TOTLBFに格納して硬貨蓄積合計処理を終了す
ると、次に、プログラムの実行は第9図のステツ
プ1113に移行して命令「〔CRGT〕←
〔TOTLBF〕―〔TFRG〕」が実行される。即
ち、ここでは、上記蓄積合計額バツフアレジスタ
TOTLBFに格納された全蓄積硬貨の合計額を示
すデータからタリフレジスタTFRGに格納され
た未収納通話料金を示すデータを減算し、結果を
クレジツトレジスタCRGTに格納する。 次いで、ステツプ1114において上記クレジツト
レジスタCRGTに格納されたデータを2進表記
から2進化10進表記のデータに変換し、その結果
をステツプ1115においてクレジツト表示レジスタ
CRGT(BCD)に格納する。 更に、ステツプ1116において、3秒間クレジツ
ト返却額表示を行なわせるための表示4タイマリ
クエストフラグをセツトし、ステツプ1117におい
て表示4フラグをセツトする。この結果、先にも
述べた通り、割込みルーチンにおいてこれらのフ
ラグは検出され、上記クレジツト表示レジスタ
CRGT(BCD)の内容がクレジツト返却額として
入出力ポート21を介して表示回路60に出力さ
れる。 前述したように、通話終了時の未収納通話料金
が最低硬貨額の整数倍とならない場合や、未収納
通話料金に丁度一致する蓄積硬貨の組合せが選定
できない場合には、上記未収納通話料金に多少の
補正を加えた上で精算処理が行なわれる。従つ
て、クレジツト返却額も通話終了時のクレジツト
に比較して、上記補正の限度で少なくなる。この
ため、上記通話終了時のクレジツトを表示したま
まクレジツト返却を行なつたのでは、利用者に、
不当に少ない返却を受けたのではないかとの不信
感を与えることがある。 これに対し、上述したように、通話終了時のク
レジツト額とは異なる返却硬貨の総額を改めて表
示する方式をとることにより、上記利用者の不信
感を解消することができる。 このように精算処理を終了した後、プログラム
の実行は第7図のステツプ1011の収納処理に移行
する。この収納処理ステツプ1011は、通話継続中
において、収納判断処理の後で行なわれた収納処
理ステツプ1006と全く同様であり、前記精算処理
において決定され収納マグネツト動作ナンバレジ
スタCMN(M)に書込まれたデータに基いて、
収納すべき硬貨を実際に金庫に収納すると共に、
金庫満杯カウンタに収納額を加算する処理等が行
なわれる。 終了処理 上記収納処理ステツプ1011の終了後、プログラ
ムの実行はステツプ1012に移行し、終了処理が実
行される。ここでは、前述したように、前記表示
4タイマリクエストフラグのリセツトもしくは当
該タイマエンドを確認の上、次回の通話に備えて
電源電圧VMGを供給するコンデンサが4.5V以上
まで充電されるまで待つ。4.5Vが確保された後、
更にオンフツク状態が維持されていることを確認
した上で、はじめて接点gsを復旧させると共に、
返却阻止マグネツト34を復旧させて、残つた蓄
積硬貨、即ち、前記クレジツト返却額として表示
された金額の硬貨を返却口111に返却する。 これにより、1回の通話に伴うすべての動作は
完結し、すべての回路は、第1図に示すはじめの
オンフツク状態に復旧する。但し、電源電圧
VEEによりバツクアツプされるRAM24の一部
に前記金庫満杯カウンタとして設けた金庫満杯カ
ウンタレジスタCUCL24r17には、上記通話
に伴なう硬貨の収納により、通話開始前より大き
な値を示すデータが格納されることとなる。 さて、先にも述べた通り、CPU22は、上に
述べたメインルーチンの進行状況の如何にかかわ
らず、タイミング回路25が発生する割込み信号
を受けて、25ms周期で第8図に示したような一
連の割込み処理を実行する。そこで次に、この割
込み処理から、特に課金演算処理ステツプ2003お
よび硬貨投入処理ステツプ2004について説明す
る。 課金演算処理 プログラムの実行が課金演算処理に移行する
と、先ず、前記課金フラグレジスタCPFにフラ
グが立つているか否か、即ち、課金信号の到来が
検出されたか否かを判断し、フラグが立つていれ
ば課金レジスタCPRGの内容を「1」インクリメ
ントする。このようにメインルーチンと独立した
割込みルーチンにおいて、課金信号の到来ごとに
これを課金レジスタCPRGに計数蓄積しておき、
他方、メインルーチンにおいては当該課金レジス
タCPRGの内容を減算するごとに収納判断処理を
行なう方式をとることにより、課金信号が極めて
短い周期で連続して到来するために、もしくは1
課金当りの単位通話料金が極めて高額であるため
に、収納マグネツトを動作させることによる収納
処理が並行的に追随して行けないような場合で
も、次に収納すべき硬貨を順次確実に後収納して
行くことができる。従つて、単位通話料金の設定
は何らの制約を受けず、自由に行なえる。 前記課金フラグが立つていなければ直ちにこの
課金演算処理ルーチンを終了するが、上記フラグ
が立つていれば、課金レジスタCPRGの内容
「1」インクリメントした後、引続き、未収納通
話料金とクレジツトの更新を行なう。即ち、タリ
フレジスタTFRGの内容にタリフを加算する一
方、クレジツトレジスタCRGTの内容からタリ
フを減算する。このタリフは、前述したように可
変条件設定回路26のデジタルスイツチにより任
意に設定され、その設定値はRAM24の一部を
利用して設けられたタリフデータレジスタTFD
24r19に格納されている。 次に、上記減算後のクレジツトを示すデータを
2進化10進表記に変換して表示するが、その際前
述したように、上記クレジツトとタリフとの大小
関係により、前者が大きければ表示2フラグ、後
者が大きければ表示3フラグをセツトする。 上記いずれかのフラグをセツトした後、更に上
記クレジツトが0以上であるか否かが判断され、
0より小さいことが確認された場合、フツク処理
フラグをセツトする。このようなチエツク機構を
備えたことにより、後収納方式をとりながら、収
納動作の遅れによる無料通話を防止できることは
先にも述べた通りである。 次に、硬貨投入処理ステツプ2004について説明
する。 硬貨投入処理 ここでは先ず、前記硬貨投入フラグレジスタ
INSRTFの上位から1〜4ビツト目のいずれか
に“1”のビツトがあるか否かにより硬貨の投入
の有無を確認する。投入がなければ直ちにこの硬
貨投入処理ルーチンを終了するが、投入があれ
ば、引続き、金種の確認および材質の確認を行な
い、正貨であれば、クレジツトレジスタCRGT
および硬貨蓄積枚数バツフアレジスタACUM
(N)(N=0〜3)の内容をインクリメントす
る。これに対し、擬似貨であればRAM24の一
部を利用して設けられた擬似貨フラグレジスタ
COERF(N)(N=0〜3)24f15〜24f
18にフラグをセツトする。このフラグが立つた
場合には、それ以降に正貨の投入があつても、そ
れは蓄積枚数として数えられない。即ち、硬貨蓄
積枚数バツフアレジスタACUM(N)の内容のイ
ンクリメントを行なわない。従つて、当該擬似貨
の投入以前に蓄積された正貨がすべて収納された
後は、硬貨蓄積枚数バツフアレジスタACUM
(N)の内容は0となり、それ以降実行される収
納判断処理ルーチンおよび精算処理ルーチンにお
いては当該金種の硬貨の蓄積は全くないものとみ
なされる。しかし、この場合においても、他の金
種の硬貨の蓄積がある限り、通話の継続は可能で
ある。 このように擬似貨の投入があつた場合にはそれ
以降当該金種に関しては硬貨蓄積枚数のインクリ
メントを禁止する方式をとることにより、当該擬
似貨を返却することなく、即ち、擬似貨返却用の
マグネツトを設けることなく、通話を継続するこ
とが可能となる。従つて、構造が簡単になると共
に軽量化、小型化がはかれ、かつ消費電力を削減
できるという局電源方式の公衆電話機として極め
て有用な特性を有する。 他の実施例 以上第1図の実施例について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、上
述した実施例では、収納すべき蓄積硬貨の組合せ
の選定において、高額硬貨を優先した。これは、
直流ループの開放を早め、消費電力を節減すると
共に、金庫が満杯になることをなるべく遅らせる
効果を有するためであるが、本発明の適用はこの
ような順序に何ら限定されるものではない。ま
た、上述した実施例では局電源方式を用いたが、
本発明は商用電源方式に適用しても同様の効果を
得ることができることは勿論である。更に、金
種、硬貨投入口、蓄積軌道等の数によつて何ら制
約されないことは言うまでもない。 本発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、通話終
了後の精算処理において、蓄積硬貨との関係で通
話終了時の未使用硬貨額と異なり得る実際の返却
額を、改めて表示することにより、上記未使用硬
貨額と実際に返却された額とが異なることによつ
て利用者がいだく不信感を解消することができ
る。
第1図は本発明を適用した一実施例を示す公衆
電話機の内部回路構成図、第2図は第1図の固定
メモリROMの内容の一例を示すメモリマツプ、
第3図は可変メモリRAMの内容の一例を示すメ
モリマツプ、第4図は第1図のセンサ/収納マグ
ネツト部、材質選別回路、材質選別制御回路、入
出力ポート間の信号系統の詳細を示すブロツク
図、第5図は第1図の公衆電話機における硬貨軌
道の全体構成を示す説明図、第6図は第5図の硬
貨軌道における各構成要素の配置を示す説明図、
第7図は第1図の公衆電話機の制御部におけるメ
インルーチンプログラムの一例を示すフローチヤ
ート、第8図は同じく割込みルーチンプログラム
の一例を示すフローチヤート、第9図は精算処理
ルーチンプログラムの一例を示すフローチヤー
ト、第10図は収納回数処理ルーチンプログラム
の一例を示すフローチヤート、第11図は収納マ
グネツトセツト処理ルーチンプログラムの一例を
示すフローチヤート、第12図は硬貨蓄積合計処
理ルーチンプログラムの一例を示すフローチヤー
ト、第13図は本発明の基本構成を示すブロツク
図である。 10……電話機回路部、20……制御部、21
……入出力ポート、22……中央処理装置CPU、
23……固定メモリROM、24……可変メモリ
RAM、30……硬貨処理部、32V1〜32V
4……センサ/収納マグネツト部、34……返却
阻止マグネツト、36V1〜36V4……収納マ
グネツト、40……フツクスイツチ、50……リ
レー制御回路、60……表示回路。
電話機の内部回路構成図、第2図は第1図の固定
メモリROMの内容の一例を示すメモリマツプ、
第3図は可変メモリRAMの内容の一例を示すメ
モリマツプ、第4図は第1図のセンサ/収納マグ
ネツト部、材質選別回路、材質選別制御回路、入
出力ポート間の信号系統の詳細を示すブロツク
図、第5図は第1図の公衆電話機における硬貨軌
道の全体構成を示す説明図、第6図は第5図の硬
貨軌道における各構成要素の配置を示す説明図、
第7図は第1図の公衆電話機の制御部におけるメ
インルーチンプログラムの一例を示すフローチヤ
ート、第8図は同じく割込みルーチンプログラム
の一例を示すフローチヤート、第9図は精算処理
ルーチンプログラムの一例を示すフローチヤー
ト、第10図は収納回数処理ルーチンプログラム
の一例を示すフローチヤート、第11図は収納マ
グネツトセツト処理ルーチンプログラムの一例を
示すフローチヤート、第12図は硬貨蓄積合計処
理ルーチンプログラムの一例を示すフローチヤー
ト、第13図は本発明の基本構成を示すブロツク
図である。 10……電話機回路部、20……制御部、21
……入出力ポート、22……中央処理装置CPU、
23……固定メモリROM、24……可変メモリ
RAM、30……硬貨処理部、32V1〜32V
4……センサ/収納マグネツト部、34……返却
阻止マグネツト、36V1〜36V4……収納マ
グネツト、40……フツクスイツチ、50……リ
レー制御回路、60……表示回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 異なる複数金種の硬貨を蓄積し、通話に応じ
て蓄積された硬貨から所定の硬貨を収納し、通話
終了時に未収納通話料金を清算する公衆電話機に
おいて、 通話終了時の未収納通話料金に基いて収納すべ
き蓄積硬貨の種類と枚数との組合わせの選定を行
う手段と、 選定された組合せに該当する蓄積硬貨の合計額
を算出する手段と、 通話終了時の蓄積硬貨の総額から前記合計額を
減算する手段と、 この減算結果としての返却硬貨の総額を表示す
る手段と、 を備えたことを特徴とする公衆電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415982A JPS58141074A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 公衆電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415982A JPS58141074A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 公衆電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58141074A JPS58141074A (ja) | 1983-08-22 |
| JPH0137902B2 true JPH0137902B2 (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=12130551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415982A Granted JPS58141074A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 公衆電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58141074A (ja) |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP2415982A patent/JPS58141074A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58141074A (ja) | 1983-08-22 |
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