JPH0139899B2 - - Google Patents
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- JPH0139899B2 JPH0139899B2 JP55173391A JP17339180A JPH0139899B2 JP H0139899 B2 JPH0139899 B2 JP H0139899B2 JP 55173391 A JP55173391 A JP 55173391A JP 17339180 A JP17339180 A JP 17339180A JP H0139899 B2 JPH0139899 B2 JP H0139899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- molded product
- injection molded
- matte
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
本発明は特定の樹脂組成物から構成される射出
成形品にマツト加工処理を施してなる艶消し状パ
ール光沢を有するポリエステル製射出成形品に関
するものである。 ポリエチレンテレフタレートは機械的性質、耐
薬品性に優れ、さらに酸素、炭酸ガス等のガス透
過率が比較的低くかつ透明性に優れていることか
ら食料品、飲料品、化粧品等の容器の材料として
一部使用されている。特に保香性、耐薬品性に優
れ、内容物を変質させないことから化粧品容器、
キヤツプ類、コンパクト類等に使用することが注
目されている。ところでこのような化粧品容器や
キヤツプ類、コンパクト類等の用途分野では品種
によつては透明性に優れた成形品のみばかりでな
く、例えば上品さに優れ、かつ重厚感のある高級
なパール光沢を有する装飾性に優れた成形品の出
現が望まれている。しかしながら従来のパール光
沢を有するプラスチツク成形品はただ単にパール
光沢がきらびやかすぎて上品さ、重厚感に欠ける
嫌いがあつた。 本発明者らはかかる現状に鑑み鋭意検討した結
果、特定量の熱可塑性ポリエステル系樹脂に特定
の樹脂を特定量配合してなる樹脂組成物からなる
射出成形品に特定のマツト加工処理を施したもの
が上品で、かつ重厚感に溢れ、表面外観の優れた
艶消し状パール光沢を有するものとし得ることを
見出し本発明に到達した。 本発明の要旨とするところは主たるくり返し単
位がエチレンテレフタレートで固有粘度が0.75〜
1.40なる熱可塑性ポリエステル系樹脂50〜95重量
%にメタクリル系樹脂、飽和脂肪族オレフイン系
樹脂、スチレン系樹脂とからなる群から選ばれた
少なくとも一種類5〜50重量%をブレンドした樹
脂組成物からなる射出成形品に粒度300μ以下の
研磨剤を用いたサンドブラスト法又は粒度10μ以
下のマツト剤を用いたコーテイング法によるマツ
ト加工処理を施してなる艶消し状パール光沢を有
するポリエステル製射出成形品にある。 本発明における熱可塑性ポリエステル系樹脂と
はそれを構成するくり返し単位の75モル%以上が
エチレンテレフタレートからなるものであり共重
合体も含まれる。共重合成分としてはイソフタル
酸、アジピン酸、セバシン酸、p―β―オキシエ
トキシ安息香酸、ジフエニルエーテル―4,4′―
ジカルボン酸、ジフエノキシエタン―4,4′―ジ
カルボン酸等又はこれらのアルキルエステル誘導
体等のジカルボン酸成分、プロピレングリコー
ル、ブタンジオール、ヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジ
メタノール等のグリコール類が用いられる。熱可
塑性ポリエステル系樹脂はエステル交換反応を経
て重縮合を行なう方法、あるいは直接エステル化
を経て重縮合を行なう方法、さらにはこれらの方
法によつて得られたポリマーを固相重合する方法
のいずれの方法によつて得られるポリマーを使用
することができるが、その固有粘度〔η〕は0.75
〜1.40の範囲であることが必要である。〔η〕が
0.75未満の場合には最終的に得られる射出成形品
の機械的強度が低くなると同時に、この射出成形
品そのものに発現するパール光沢が僅かか又は殆
んど発現しないものであり、この射出成形品にマ
ツト加工処理を施しても目的とする艶消し状パー
ル光沢を得ることが困難となるので好ましくな
い。一方〔η〕が1.40を超える場合には、特られ
る射出成形品には強いパール光沢が発現するが、
その成形品加工性が著しく困難となるので好まし
くない。なお、ここで〔η〕はフエノール/テト
ラクロルエタン=50/50(重量比)溶液中25℃で
測定した溶液粘度より求めた値である。 また本発明におけるメタクリル系樹脂とは、メ
タクリル酸メチルの単独重合体、50モル%以上の
メタクリル酸メチルとこれと共重合しうる他のビ
ニル単量体との共重合体又はこれら重合体の混合
物である。メタクリル酸メチルと共重合しうる他
のビニル単量体としては、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル
酸アルキルエステル類、アクリロニトリル、メタ
クリロニトル、スチレン、α―メチルスチレン等
が挙げられる。 次に本発明における飽和脂肪族オレフイン系樹
脂とは、エチレン、プロピレン、ブテン―1,4
―メチルペンテン―1、イソブチレン等の夫々の
単独重合体又はこれらα―オレフインを主成分と
する他の共重合しうる単量体との共重合体又はこ
れら重合体の混合物をさす。飽和脂肪族オレフイ
ン系樹脂の具体例としては、高圧、中低圧ポリエ
チレン、エチレン―酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン―アクリル酸共重合体、エチレン―アクリル酸
メチル共重合体、エチレン―アクリル酸エチル共
重合体、ポリプロピレン、エチレン―プロピレン
共重合体、ポリ―4―メチルペンテン―1、ポリ
イソブチレン等が挙げられる。本発明の実施に際
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン―アクリル酸エチル共重合体が特に優れた効果
を発揮し、好ましいものである。 さらに本発明に使用されるスチレン系樹脂とは
スチレン又はα位の水素置換スチレンの単独重合
体又はこれらを主成分とする共重合体、さらには
これら重合体の混合物をさす。具体例としては、
ポリスチレン、ポリ―α―メチルスチレン、スチ
レン―アクリロニトリル共重合体、スチレン―ブ
タジエン共重合体とゴム状物質の混合物等が挙げ
られる。 本発明においては、射出成形品が上記特定の熱
可塑性ポリエステル系樹脂にメタクリル系樹脂、
飽和脂肪族オレフイン系樹脂、スチレン系樹脂と
からなる群から選ばれた少なくとも一種類をブレ
ンドした樹脂組成物から構成されるものであり、
ブレンドする樹脂は一種類又は二種類以上を用い
ることができる。かかる射出成形品を構成する樹
脂組成物中の熱可塑性ポリエステル系樹脂の含有
量は50重量%以上であることが必要である。特に
ブレンドする樹脂の含有量について述べれば、上
記樹脂組成物中の飽和脂肪族オレフイン系樹脂が
1〜30重量%、これ以外の樹脂が1〜49重量%の
組成からなる樹脂組成物を使用する場合にはパー
ル光沢が充分発現し、耐薬品性に優れ、さらに機
械的性質、特に耐衝撃性に優れた射出成形品とす
ることができ、しかもパール光沢が充分発現する
ことより後述のマツト加工処理を施すことにより
本発明の特徴とする特異な艶消し状パール光沢を
有する成形品とすることができるので好ましいも
のである。なお本発明においては、上記特定の樹
脂の組合せから構成される樹脂組成物には本発明
の目的を逸脱しない範囲で染顔料、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、核剤等の添加物が加えられてい
ても構わない。 本発明を実施するに際して、マツト加工処理を
施す前の射出成形品を得るには、上記特定の熱可
塑性ポリエステル系樹脂とブレンドする他の樹脂
の夫々の粉末又はペレツトをミキサーで混合した
後押出機によりいつたんペレツト化してから通常
の射出成形機により所望の成形品とするか、或い
はこれら樹脂粉末又はペレツトを直接射出成形機
に供給して所望の成形品とするか等のいずれの方
法をも採用することができ、通常の射出成形方法
を用いればよい。なお本発明における射出成形品
は実質的にいわゆる二軸延伸処理を施されていな
いものである。 本発明の艶消し状パール光沢を有するポリエス
テル製射出成形品は上記の如く射出成形して得ら
れる成形品に粒度300μ以下の研磨剤を用いたサ
ンドブラスト法又は粒度10μ以下のマツト剤を用
いたコーテイング法によるマツト加工処理を施し
たものである。 サンドブラスト法に用いられる研磨剤として
は、鉄粉、ガラスビーズ、コランダム等が用いら
れる。これら研磨剤の粒度は大きすぎると成形品
の表面が荒くなり外観が不良となるので、 #50
以上(300μ以下)、さらに好ましくは #100以上
(150μ以下)が必要である。サンドブラスト法は
通常の方法を適宜用いればよい。 次にコーテイング法について説明すると、マツ
ト剤を含む塗料を成形品にスプレーするスプレー
塗装、印刷方式による印刷塗装、ロールによるロ
ールコート、その他浸漬法、フローコート等を適
宜用いることができる。なおマツト剤としては
種々のものを使用することができるが粒度10μ以
下の細かいホワイトカーボン、酸化チタン、アル
ミナ、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム等がよ
い。また塗料は、透明タイプでポリエステル系樹
脂によく接着し、耐候性のよいものであれば、い
かなるものも使用することができる。 本発明の上記マツト加工処理を施された射出成
形品は、従来にない上品で、かつ重厚感に溢れ、
表面外観の良好な高級な艶消し状パール光沢を有
する装飾性に優れたものである。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例1〜26、比較例1〜8 ポリエチレンテレフタレート(以下PETと略
す。)、ポリメチルメタクリレート(以下PMMA
と略す。)、ポリエチレン(以下PEと略す。)、ポ
リプロピレン(以下PPと略す。)ポリスチレン
(以下PStと略す。)、ポリエチレン―エチルアク
リレート共重合体(以下PEEAと略す。)を第1
表に示す割合で配合した樹脂組成物をL/D=22
の40mm押出機を用いて280℃の樹脂温度にてスト
ランド状に押出し冷却した後4mmの長さに切断し
てペレツトとした後回転式の真空乾燥機で1mm
Hgの真空度、150℃にて6時間乾燥して種々の組
成比からなる乾燥ペレツトを得た。これら各種の
ペレツトを名機製作所製SJ―40C射出成形機で樹
脂温度280℃、射出圧力30Kg/cm2(ゲージ圧力)、
成形サイクル37秒、金型温度20℃、ホツトランナ
ーシステムなる条件で射出成形し、全長60mm、胴
部外経50mm、口ネジ部外径48mm(肉厚25mm)、胴
部肉厚3.0mmなるネジ付クリーム容器を得た。こ
れらクリーム容器はいずれもパール状表面光沢を
呈していた。 次いでこれらクリーム容器に第1表に示すサン
ドブラスト条件によりマツト加工処理を施した。
マツト加工された容器は上品で重厚感に溢れる外
観を有した。 なお第1表に容品表面外観の評価結果を示す。
比較例も併せて示す。表面外観の判定表示は次の
通りである。これらの表示は以下の実施例、比較
例に共通である。 ◎:非常に上品でかつ重厚感のあるもの 〇:上品でかつ重厚感のあるもの △:上品であるが重厚感がやや劣るもの ×:上品である重厚感がかなり劣るもの
成形品にマツト加工処理を施してなる艶消し状パ
ール光沢を有するポリエステル製射出成形品に関
するものである。 ポリエチレンテレフタレートは機械的性質、耐
薬品性に優れ、さらに酸素、炭酸ガス等のガス透
過率が比較的低くかつ透明性に優れていることか
ら食料品、飲料品、化粧品等の容器の材料として
一部使用されている。特に保香性、耐薬品性に優
れ、内容物を変質させないことから化粧品容器、
キヤツプ類、コンパクト類等に使用することが注
目されている。ところでこのような化粧品容器や
キヤツプ類、コンパクト類等の用途分野では品種
によつては透明性に優れた成形品のみばかりでな
く、例えば上品さに優れ、かつ重厚感のある高級
なパール光沢を有する装飾性に優れた成形品の出
現が望まれている。しかしながら従来のパール光
沢を有するプラスチツク成形品はただ単にパール
光沢がきらびやかすぎて上品さ、重厚感に欠ける
嫌いがあつた。 本発明者らはかかる現状に鑑み鋭意検討した結
果、特定量の熱可塑性ポリエステル系樹脂に特定
の樹脂を特定量配合してなる樹脂組成物からなる
射出成形品に特定のマツト加工処理を施したもの
が上品で、かつ重厚感に溢れ、表面外観の優れた
艶消し状パール光沢を有するものとし得ることを
見出し本発明に到達した。 本発明の要旨とするところは主たるくり返し単
位がエチレンテレフタレートで固有粘度が0.75〜
1.40なる熱可塑性ポリエステル系樹脂50〜95重量
%にメタクリル系樹脂、飽和脂肪族オレフイン系
樹脂、スチレン系樹脂とからなる群から選ばれた
少なくとも一種類5〜50重量%をブレンドした樹
脂組成物からなる射出成形品に粒度300μ以下の
研磨剤を用いたサンドブラスト法又は粒度10μ以
下のマツト剤を用いたコーテイング法によるマツ
ト加工処理を施してなる艶消し状パール光沢を有
するポリエステル製射出成形品にある。 本発明における熱可塑性ポリエステル系樹脂と
はそれを構成するくり返し単位の75モル%以上が
エチレンテレフタレートからなるものであり共重
合体も含まれる。共重合成分としてはイソフタル
酸、アジピン酸、セバシン酸、p―β―オキシエ
トキシ安息香酸、ジフエニルエーテル―4,4′―
ジカルボン酸、ジフエノキシエタン―4,4′―ジ
カルボン酸等又はこれらのアルキルエステル誘導
体等のジカルボン酸成分、プロピレングリコー
ル、ブタンジオール、ヘキサメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジ
メタノール等のグリコール類が用いられる。熱可
塑性ポリエステル系樹脂はエステル交換反応を経
て重縮合を行なう方法、あるいは直接エステル化
を経て重縮合を行なう方法、さらにはこれらの方
法によつて得られたポリマーを固相重合する方法
のいずれの方法によつて得られるポリマーを使用
することができるが、その固有粘度〔η〕は0.75
〜1.40の範囲であることが必要である。〔η〕が
0.75未満の場合には最終的に得られる射出成形品
の機械的強度が低くなると同時に、この射出成形
品そのものに発現するパール光沢が僅かか又は殆
んど発現しないものであり、この射出成形品にマ
ツト加工処理を施しても目的とする艶消し状パー
ル光沢を得ることが困難となるので好ましくな
い。一方〔η〕が1.40を超える場合には、特られ
る射出成形品には強いパール光沢が発現するが、
その成形品加工性が著しく困難となるので好まし
くない。なお、ここで〔η〕はフエノール/テト
ラクロルエタン=50/50(重量比)溶液中25℃で
測定した溶液粘度より求めた値である。 また本発明におけるメタクリル系樹脂とは、メ
タクリル酸メチルの単独重合体、50モル%以上の
メタクリル酸メチルとこれと共重合しうる他のビ
ニル単量体との共重合体又はこれら重合体の混合
物である。メタクリル酸メチルと共重合しうる他
のビニル単量体としては、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル
酸アルキルエステル類、アクリロニトリル、メタ
クリロニトル、スチレン、α―メチルスチレン等
が挙げられる。 次に本発明における飽和脂肪族オレフイン系樹
脂とは、エチレン、プロピレン、ブテン―1,4
―メチルペンテン―1、イソブチレン等の夫々の
単独重合体又はこれらα―オレフインを主成分と
する他の共重合しうる単量体との共重合体又はこ
れら重合体の混合物をさす。飽和脂肪族オレフイ
ン系樹脂の具体例としては、高圧、中低圧ポリエ
チレン、エチレン―酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン―アクリル酸共重合体、エチレン―アクリル酸
メチル共重合体、エチレン―アクリル酸エチル共
重合体、ポリプロピレン、エチレン―プロピレン
共重合体、ポリ―4―メチルペンテン―1、ポリ
イソブチレン等が挙げられる。本発明の実施に際
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン―アクリル酸エチル共重合体が特に優れた効果
を発揮し、好ましいものである。 さらに本発明に使用されるスチレン系樹脂とは
スチレン又はα位の水素置換スチレンの単独重合
体又はこれらを主成分とする共重合体、さらには
これら重合体の混合物をさす。具体例としては、
ポリスチレン、ポリ―α―メチルスチレン、スチ
レン―アクリロニトリル共重合体、スチレン―ブ
タジエン共重合体とゴム状物質の混合物等が挙げ
られる。 本発明においては、射出成形品が上記特定の熱
可塑性ポリエステル系樹脂にメタクリル系樹脂、
飽和脂肪族オレフイン系樹脂、スチレン系樹脂と
からなる群から選ばれた少なくとも一種類をブレ
ンドした樹脂組成物から構成されるものであり、
ブレンドする樹脂は一種類又は二種類以上を用い
ることができる。かかる射出成形品を構成する樹
脂組成物中の熱可塑性ポリエステル系樹脂の含有
量は50重量%以上であることが必要である。特に
ブレンドする樹脂の含有量について述べれば、上
記樹脂組成物中の飽和脂肪族オレフイン系樹脂が
1〜30重量%、これ以外の樹脂が1〜49重量%の
組成からなる樹脂組成物を使用する場合にはパー
ル光沢が充分発現し、耐薬品性に優れ、さらに機
械的性質、特に耐衝撃性に優れた射出成形品とす
ることができ、しかもパール光沢が充分発現する
ことより後述のマツト加工処理を施すことにより
本発明の特徴とする特異な艶消し状パール光沢を
有する成形品とすることができるので好ましいも
のである。なお本発明においては、上記特定の樹
脂の組合せから構成される樹脂組成物には本発明
の目的を逸脱しない範囲で染顔料、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、核剤等の添加物が加えられてい
ても構わない。 本発明を実施するに際して、マツト加工処理を
施す前の射出成形品を得るには、上記特定の熱可
塑性ポリエステル系樹脂とブレンドする他の樹脂
の夫々の粉末又はペレツトをミキサーで混合した
後押出機によりいつたんペレツト化してから通常
の射出成形機により所望の成形品とするか、或い
はこれら樹脂粉末又はペレツトを直接射出成形機
に供給して所望の成形品とするか等のいずれの方
法をも採用することができ、通常の射出成形方法
を用いればよい。なお本発明における射出成形品
は実質的にいわゆる二軸延伸処理を施されていな
いものである。 本発明の艶消し状パール光沢を有するポリエス
テル製射出成形品は上記の如く射出成形して得ら
れる成形品に粒度300μ以下の研磨剤を用いたサ
ンドブラスト法又は粒度10μ以下のマツト剤を用
いたコーテイング法によるマツト加工処理を施し
たものである。 サンドブラスト法に用いられる研磨剤として
は、鉄粉、ガラスビーズ、コランダム等が用いら
れる。これら研磨剤の粒度は大きすぎると成形品
の表面が荒くなり外観が不良となるので、 #50
以上(300μ以下)、さらに好ましくは #100以上
(150μ以下)が必要である。サンドブラスト法は
通常の方法を適宜用いればよい。 次にコーテイング法について説明すると、マツ
ト剤を含む塗料を成形品にスプレーするスプレー
塗装、印刷方式による印刷塗装、ロールによるロ
ールコート、その他浸漬法、フローコート等を適
宜用いることができる。なおマツト剤としては
種々のものを使用することができるが粒度10μ以
下の細かいホワイトカーボン、酸化チタン、アル
ミナ、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム等がよ
い。また塗料は、透明タイプでポリエステル系樹
脂によく接着し、耐候性のよいものであれば、い
かなるものも使用することができる。 本発明の上記マツト加工処理を施された射出成
形品は、従来にない上品で、かつ重厚感に溢れ、
表面外観の良好な高級な艶消し状パール光沢を有
する装飾性に優れたものである。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例1〜26、比較例1〜8 ポリエチレンテレフタレート(以下PETと略
す。)、ポリメチルメタクリレート(以下PMMA
と略す。)、ポリエチレン(以下PEと略す。)、ポ
リプロピレン(以下PPと略す。)ポリスチレン
(以下PStと略す。)、ポリエチレン―エチルアク
リレート共重合体(以下PEEAと略す。)を第1
表に示す割合で配合した樹脂組成物をL/D=22
の40mm押出機を用いて280℃の樹脂温度にてスト
ランド状に押出し冷却した後4mmの長さに切断し
てペレツトとした後回転式の真空乾燥機で1mm
Hgの真空度、150℃にて6時間乾燥して種々の組
成比からなる乾燥ペレツトを得た。これら各種の
ペレツトを名機製作所製SJ―40C射出成形機で樹
脂温度280℃、射出圧力30Kg/cm2(ゲージ圧力)、
成形サイクル37秒、金型温度20℃、ホツトランナ
ーシステムなる条件で射出成形し、全長60mm、胴
部外経50mm、口ネジ部外径48mm(肉厚25mm)、胴
部肉厚3.0mmなるネジ付クリーム容器を得た。こ
れらクリーム容器はいずれもパール状表面光沢を
呈していた。 次いでこれらクリーム容器に第1表に示すサン
ドブラスト条件によりマツト加工処理を施した。
マツト加工された容器は上品で重厚感に溢れる外
観を有した。 なお第1表に容品表面外観の評価結果を示す。
比較例も併せて示す。表面外観の判定表示は次の
通りである。これらの表示は以下の実施例、比較
例に共通である。 ◎:非常に上品でかつ重厚感のあるもの 〇:上品でかつ重厚感のあるもの △:上品であるが重厚感がやや劣るもの ×:上品である重厚感がかなり劣るもの
【表】
【表】
実施例27〜37、比較例9〜11
第2表に示す種々の割合で配合した樹脂組成物
を実施例1〜26に示した方法と同様に乾燥ペレツ
トを得た。これらペレツトを日鋼N―140B射
出成形機で樹脂温度275℃、射出圧力50Kg/cm2
(ゲージ圧力)、成形サイクル35秒、金型温度20
℃、ホツトランナーシステムなる条件で射出成形
し、全長16mm、胴部外径52mm、口ネジ部外径52mm
(肉厚2mm)、胴部肉厚2mmなるボトル用キヤツプ
を得た。これらキヤツプはいずれもパール状表面
光沢を呈していた。 次いでこれらキヤツプに第2表に示すコーテイ
ング方法(スプレー塗装)の条件によりマツト加
工処理を施した。なおマツト剤を塗料中によく分
散させるためにロールミルで一晩よく混練した。 これらマツト加工処理した成形品の表面外観の
評価結果を比較例と共に併せて第2表に示す。
を実施例1〜26に示した方法と同様に乾燥ペレツ
トを得た。これらペレツトを日鋼N―140B射
出成形機で樹脂温度275℃、射出圧力50Kg/cm2
(ゲージ圧力)、成形サイクル35秒、金型温度20
℃、ホツトランナーシステムなる条件で射出成形
し、全長16mm、胴部外径52mm、口ネジ部外径52mm
(肉厚2mm)、胴部肉厚2mmなるボトル用キヤツプ
を得た。これらキヤツプはいずれもパール状表面
光沢を呈していた。 次いでこれらキヤツプに第2表に示すコーテイ
ング方法(スプレー塗装)の条件によりマツト加
工処理を施した。なおマツト剤を塗料中によく分
散させるためにロールミルで一晩よく混練した。 これらマツト加工処理した成形品の表面外観の
評価結果を比較例と共に併せて第2表に示す。
【表】
Claims (1)
- 1 主たるくり返し単位がエチレンテレフタレー
トで固有粘度が0.75〜1.40なる熱可塑性ポリエス
テル系樹脂50〜95重量%とメタクリル系樹脂、飽
和脂肪族オレフイン系樹脂、スチレン系樹脂とか
らなる群から選ばれた少なくとも一種類5〜50重
量%をブレンドした樹脂組成物からなる射出成形
品に粒度300μ以下の研磨剤を用いたサンドブラ
スト法又は粒度10μ以下のマツト剤を用いたコー
テイング法によるマツト加工処理を施してなる艶
消し状パール光沢を有するポリエステル製射出成
形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17339180A JPS5796817A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Injection-molded item of polyester with matted pearly gloss |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17339180A JPS5796817A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Injection-molded item of polyester with matted pearly gloss |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5796817A JPS5796817A (en) | 1982-06-16 |
| JPH0139899B2 true JPH0139899B2 (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=15959526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17339180A Granted JPS5796817A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Injection-molded item of polyester with matted pearly gloss |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5796817A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168103A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-08-31 | Nissan Motor Co Ltd | 透光板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4916753A (ja) * | 1972-06-02 | 1974-02-14 | ||
| JPS509656A (ja) * | 1973-05-30 | 1975-01-31 |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP17339180A patent/JPS5796817A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5796817A (en) | 1982-06-16 |
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