JPH0140101B2 - - Google Patents
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- JPH0140101B2 JPH0140101B2 JP59065213A JP6521384A JPH0140101B2 JP H0140101 B2 JPH0140101 B2 JP H0140101B2 JP 59065213 A JP59065213 A JP 59065213A JP 6521384 A JP6521384 A JP 6521384A JP H0140101 B2 JPH0140101 B2 JP H0140101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- less
- pores
- liquid phase
- sintered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
本発明は、動力機械用摺動部材に関し、さらに
詳しくは内燃機関、コンプレツサー等に用いられ
る高面圧の動力機械用摺動部材(以下摺動部材と
称す)として開発されたものであり、高面圧にさ
らされても耐久力を充分に有する摺動部材であ
る。一般に摺動部材としての焼結合金材料は低い
面圧で用いられることが多く、このように高面圧
で用い得るものは数少くない。本発明における摺
動部材は内燃機関用、ロツカーアームの摺動面用
材料として使用できるが、その用途はこれに限定
されるものではない。 オーバーヘツドカムシヤフト型の内燃機関のロ
ツカーアームは鋳鉄製で、カムシヤフトのカムと
の摺動面をチル化したもの、摺動面にクロムメツ
キをしたもの、あるいは摺動面に自溶性合金溶射
被覆をしたもの等が用いられているが、このロツ
カーアームの摺動面は高面圧となるため耐久性に
は未だ問題が多い。 本発明は、これら事実に基づき、すぐれた高面
圧用摺動部材の開発に鋭意努力した結果得られた
ものである。 本発明の摺動部材は、鉄以外に炭素0.5〜4.0重
量%、クロム8.0〜30.0重量%を含み、更に1250
℃以下で液相焼結を行なわしめる燐、ホウ素、シ
リコンのうち1種または2種以上を0.1〜5.0重量
%を含み、0.2〜10容量%の焼結空孔を有し、そ
の空孔の大きさが150μ以下である空孔が全体の
40%以上を占めることを特徴とするものであり、
さらにまた、液相焼結を行なわしめる前記燐、ホ
ウ素、シリコンの元素以外に、さらに、Ni、
Cu、Co、Wの金属の内いずれか1種を10重量%
以下含有するか、或いかMoを20重量%以下含
有するか、或いはまた、Ni、Mo、Cu、Co、
Wの金属を少なくとも2種以上、20重量%以下含
有し、前記同様の焼結空孔を有し、同様の150μ
以下の空孔が全体の40%以上を占めることを特徴
とするものである。 本発明の摺動部材における各成分の作用および
その成分量の限定理由を以下にのべる。 炭素は基地の強化、析出硬質相(Feを含むCr
の炭化物)を生ぜしめ、耐摩耗性を具備するに必
要な元素である。合金成分の炭素の限定理由は以
下の通りである。0.5重量%末満では析出硬質相
量が不充分で高負荷の摩耗に耐え難い。また高強
度の基地が得られず、4.0重量%超では析出硬質
相量が多く、かつ大きく成長する為に脆化する。
しかも空孔が増加し強度的低下をもたらす。 高面圧で用いられる摺動部材はピツチングを発
生しやすいものであり、ピツチングは摺動中に受
ける繰返し荷重による疲労現象であり通常の固相
焼結による焼結合金製摺動部材は空孔が多く、強
度が低いため疲労しやすく、繰返し荷重によりピ
ツチング摩耗が発生しやすい。高面圧で用いる焼
結合金製摺動部材を液相焼結により作り、耐ピツ
チング性を向上させるものである。液相焼結はよ
り高温で焼結することにより可能であるが、焼結
炉の耐久性の問題から1250℃以下で充分な液相を
発生させることが必要である。燐、ホウ素、シリ
コン等は、1250℃以下で液相焼結を行なわせる元
素であるので、有効であり、液相の量は少くなり
すぎると強度の向上が得られず、また液相の量が
多くなりすぎると、寸法精度の高い焼結体が得ら
れない。 従つて前記の理由に基づき燐、ホウ素、シリコ
ンのうち1種または2種以上を0.1〜5.0重量%の
範囲で用いる。添加量と焼結温度は反比例的相関
関係となる。 Crは基地の強化及び炭素と化合し折出硬質相
を形勢するに重要な元素である。このようなCr
が8重量%未満の場合、折出硬質相の量が不足す
る。また、30重量%超の場合、耐摩耗性に顕著な
向上は認められず、徒らに価格の上昇を招くだけ
である。しかも被削性が悪くなる。 なお、本発明の耐摩耗性焼結合金は、特にMn
を添加するものではないが、鉄粉を原料として使
用するため、鉄粉は不純物としてMnを含むこと
から、当然本発明の耐摩耗性焼結合金も不純物と
してMnを含むものである。 空孔率については、その10容量%超では焼結が
不充分な為、粒子間結合強度が弱く、疲労破壊し
易いのでピツチング摩耗を誘起し易く、また機械
的強度も劣化するので10容量%以下と限定する。
また、0.2容量%未満では油留りが少なく、油保
持性が悪くスカツフ摩耗し易くなる。同一成分で
溶解した材料では期待される性能が得られないこ
とからも空孔の重要性は明白である。空孔は微細
にして均一に分散している事が望ましく、空孔の
大きさが150μ超で空孔率が10容量%未満の場合
は空孔は偏在する事になり油保持性は非常に劣化
することになる。従つて、同様の理由により
150μ以下の微細な空孔が40%以上なければスカ
ツフ摩耗を起し易くなる。 以上の理由から本発明の摺動部材は、鉄以外に
炭素0.5〜4.0重量%、クロム8.0〜30.0重量%を含
み、更に1250℃以下で液相焼結を行なわしめる
燐、ホウ素、シリコンのうち1種または2種以上
を0.1〜5.0重量%を含み、0.2〜10容量%の焼結空
孔を有し、その空孔の大きさが150μ以下である
空孔が全体の40%以上を占めるようなものでなけ
ればならず、さらにまた液相焼結を行なわしめる
前記燐、ホウ素、シリコンの元素以外に、さら
に、Ni、Cu、Co、Wの金属の内いずれか1種
を10重量%以下含有するか、或いはMoを20重
量%以下含有するか、或いはまた、Ni、Mo、
Cu、Co、Wの金属を少なくとも2種以上20重量
%以下含有し、前記同様の焼結空孔を有し、同様
の150μ以下の空孔が全体の40%以上を占めるよ
うなものでなければならない。 本発明は焼結後に於いては主としてパーライト
であるが組合せて使用される相手摺動部材により
基地組織を強化することが可能である。基地組織
を強化する方法としては焼結後熱処理を施し主と
してベーナイト又は主としてマルテンサイトの組
織にすることができる。この場合は耐ピツチング
性が更に向上する。例えば焼結後870℃に加熱後
約400℃のソルトバスにて約10〜40時間熱処理を
施すと基地組織はベーナイトになる。又870℃に
加熱後常温の水又は油にて熱処理を施すと基地組
織はマルテンサイトになる。 基地組織を強化する他の方法としてはNi、
Mo、Cu、Co、W等を添加含有させることであ
る。Ni、Mo、Cu、Co、Wは単独で又は2種以
上で添加含有させることができる。Ni、Cu、
Co、Wは単独で添加含有させる場合は10重量%
以下で十分である。Ni、Cu、Coはそれぞれ10重
量%以下で基地組織の強化目的が十分達成でき、
又、経済性の点で10重量%以下が有利である。W
は10重量%以上含有させて他の摺動部材と組合せ
て使用すると、相手摺動部材の摩耗を助長する傾
向となる。従つて、10重量%以下で、基地組織の
強化目的を達成することができる。Moは単独で
添加含有させる場合は20重量%以下で十分であ
る。20重量%以上含有させて他の摺動部材と組合
せて使用すると、相手摺動部材の摩耗を増大せし
める。また、更に経済性の点からMoは20重量%
以下が有利である。又、Ni、Mo、Cu、Co、W
を2種以上添加含有させる場合は2種以上の合金
元素の合計が20重量%以下で基地組織の強化目的
が十分達せられ、又、経済性の点で20重量%以下
が有利である。合金元素を添加含有させる場合に
於いても基地組織を強化する方法として前述した
如く焼結後に於ける熱処理を行なうことにより目
的達成することもできる。 本発明の摺動部材はCr添加により硬質相を折
出させ、P、B、Si等の添加により液相焼結し、
高密度化したものであり耐ピツチング性にとみ耐
摩耗性が極めてよい。 特に、本発明の液相焼結合金製摺動部材は、固
相焼結合金製摺動部材と比較して、高硬度で、密
度が高く、また引張り強度に優れていることか
ら、ロツカーアームにカムシヤフト等の用途に好
適に用いられる。 本発明の摺動部材をロツカーアームの摺動部材
として作製し、内燃機関にて台上試験を行なつ
た。 実施例 原料粉末を第1表に示す目標成分に配合し、
5t/cm3の圧力で成形後、アンモニア分解ガス中で
45分間焼結し、本発明摺動部材No.1〜No.9を得
た。 比較材No.10は鋳型内において、カムとの摺動
面に冷し金を設置し、該成分の溶湯を注湯し摺動
面をチル化させた鋳鉄ロツカーアームである。
詳しくは内燃機関、コンプレツサー等に用いられ
る高面圧の動力機械用摺動部材(以下摺動部材と
称す)として開発されたものであり、高面圧にさ
らされても耐久力を充分に有する摺動部材であ
る。一般に摺動部材としての焼結合金材料は低い
面圧で用いられることが多く、このように高面圧
で用い得るものは数少くない。本発明における摺
動部材は内燃機関用、ロツカーアームの摺動面用
材料として使用できるが、その用途はこれに限定
されるものではない。 オーバーヘツドカムシヤフト型の内燃機関のロ
ツカーアームは鋳鉄製で、カムシヤフトのカムと
の摺動面をチル化したもの、摺動面にクロムメツ
キをしたもの、あるいは摺動面に自溶性合金溶射
被覆をしたもの等が用いられているが、このロツ
カーアームの摺動面は高面圧となるため耐久性に
は未だ問題が多い。 本発明は、これら事実に基づき、すぐれた高面
圧用摺動部材の開発に鋭意努力した結果得られた
ものである。 本発明の摺動部材は、鉄以外に炭素0.5〜4.0重
量%、クロム8.0〜30.0重量%を含み、更に1250
℃以下で液相焼結を行なわしめる燐、ホウ素、シ
リコンのうち1種または2種以上を0.1〜5.0重量
%を含み、0.2〜10容量%の焼結空孔を有し、そ
の空孔の大きさが150μ以下である空孔が全体の
40%以上を占めることを特徴とするものであり、
さらにまた、液相焼結を行なわしめる前記燐、ホ
ウ素、シリコンの元素以外に、さらに、Ni、
Cu、Co、Wの金属の内いずれか1種を10重量%
以下含有するか、或いかMoを20重量%以下含
有するか、或いはまた、Ni、Mo、Cu、Co、
Wの金属を少なくとも2種以上、20重量%以下含
有し、前記同様の焼結空孔を有し、同様の150μ
以下の空孔が全体の40%以上を占めることを特徴
とするものである。 本発明の摺動部材における各成分の作用および
その成分量の限定理由を以下にのべる。 炭素は基地の強化、析出硬質相(Feを含むCr
の炭化物)を生ぜしめ、耐摩耗性を具備するに必
要な元素である。合金成分の炭素の限定理由は以
下の通りである。0.5重量%末満では析出硬質相
量が不充分で高負荷の摩耗に耐え難い。また高強
度の基地が得られず、4.0重量%超では析出硬質
相量が多く、かつ大きく成長する為に脆化する。
しかも空孔が増加し強度的低下をもたらす。 高面圧で用いられる摺動部材はピツチングを発
生しやすいものであり、ピツチングは摺動中に受
ける繰返し荷重による疲労現象であり通常の固相
焼結による焼結合金製摺動部材は空孔が多く、強
度が低いため疲労しやすく、繰返し荷重によりピ
ツチング摩耗が発生しやすい。高面圧で用いる焼
結合金製摺動部材を液相焼結により作り、耐ピツ
チング性を向上させるものである。液相焼結はよ
り高温で焼結することにより可能であるが、焼結
炉の耐久性の問題から1250℃以下で充分な液相を
発生させることが必要である。燐、ホウ素、シリ
コン等は、1250℃以下で液相焼結を行なわせる元
素であるので、有効であり、液相の量は少くなり
すぎると強度の向上が得られず、また液相の量が
多くなりすぎると、寸法精度の高い焼結体が得ら
れない。 従つて前記の理由に基づき燐、ホウ素、シリコ
ンのうち1種または2種以上を0.1〜5.0重量%の
範囲で用いる。添加量と焼結温度は反比例的相関
関係となる。 Crは基地の強化及び炭素と化合し折出硬質相
を形勢するに重要な元素である。このようなCr
が8重量%未満の場合、折出硬質相の量が不足す
る。また、30重量%超の場合、耐摩耗性に顕著な
向上は認められず、徒らに価格の上昇を招くだけ
である。しかも被削性が悪くなる。 なお、本発明の耐摩耗性焼結合金は、特にMn
を添加するものではないが、鉄粉を原料として使
用するため、鉄粉は不純物としてMnを含むこと
から、当然本発明の耐摩耗性焼結合金も不純物と
してMnを含むものである。 空孔率については、その10容量%超では焼結が
不充分な為、粒子間結合強度が弱く、疲労破壊し
易いのでピツチング摩耗を誘起し易く、また機械
的強度も劣化するので10容量%以下と限定する。
また、0.2容量%未満では油留りが少なく、油保
持性が悪くスカツフ摩耗し易くなる。同一成分で
溶解した材料では期待される性能が得られないこ
とからも空孔の重要性は明白である。空孔は微細
にして均一に分散している事が望ましく、空孔の
大きさが150μ超で空孔率が10容量%未満の場合
は空孔は偏在する事になり油保持性は非常に劣化
することになる。従つて、同様の理由により
150μ以下の微細な空孔が40%以上なければスカ
ツフ摩耗を起し易くなる。 以上の理由から本発明の摺動部材は、鉄以外に
炭素0.5〜4.0重量%、クロム8.0〜30.0重量%を含
み、更に1250℃以下で液相焼結を行なわしめる
燐、ホウ素、シリコンのうち1種または2種以上
を0.1〜5.0重量%を含み、0.2〜10容量%の焼結空
孔を有し、その空孔の大きさが150μ以下である
空孔が全体の40%以上を占めるようなものでなけ
ればならず、さらにまた液相焼結を行なわしめる
前記燐、ホウ素、シリコンの元素以外に、さら
に、Ni、Cu、Co、Wの金属の内いずれか1種
を10重量%以下含有するか、或いはMoを20重
量%以下含有するか、或いはまた、Ni、Mo、
Cu、Co、Wの金属を少なくとも2種以上20重量
%以下含有し、前記同様の焼結空孔を有し、同様
の150μ以下の空孔が全体の40%以上を占めるよ
うなものでなければならない。 本発明は焼結後に於いては主としてパーライト
であるが組合せて使用される相手摺動部材により
基地組織を強化することが可能である。基地組織
を強化する方法としては焼結後熱処理を施し主と
してベーナイト又は主としてマルテンサイトの組
織にすることができる。この場合は耐ピツチング
性が更に向上する。例えば焼結後870℃に加熱後
約400℃のソルトバスにて約10〜40時間熱処理を
施すと基地組織はベーナイトになる。又870℃に
加熱後常温の水又は油にて熱処理を施すと基地組
織はマルテンサイトになる。 基地組織を強化する他の方法としてはNi、
Mo、Cu、Co、W等を添加含有させることであ
る。Ni、Mo、Cu、Co、Wは単独で又は2種以
上で添加含有させることができる。Ni、Cu、
Co、Wは単独で添加含有させる場合は10重量%
以下で十分である。Ni、Cu、Coはそれぞれ10重
量%以下で基地組織の強化目的が十分達成でき、
又、経済性の点で10重量%以下が有利である。W
は10重量%以上含有させて他の摺動部材と組合せ
て使用すると、相手摺動部材の摩耗を助長する傾
向となる。従つて、10重量%以下で、基地組織の
強化目的を達成することができる。Moは単独で
添加含有させる場合は20重量%以下で十分であ
る。20重量%以上含有させて他の摺動部材と組合
せて使用すると、相手摺動部材の摩耗を増大せし
める。また、更に経済性の点からMoは20重量%
以下が有利である。又、Ni、Mo、Cu、Co、W
を2種以上添加含有させる場合は2種以上の合金
元素の合計が20重量%以下で基地組織の強化目的
が十分達せられ、又、経済性の点で20重量%以下
が有利である。合金元素を添加含有させる場合に
於いても基地組織を強化する方法として前述した
如く焼結後に於ける熱処理を行なうことにより目
的達成することもできる。 本発明の摺動部材はCr添加により硬質相を折
出させ、P、B、Si等の添加により液相焼結し、
高密度化したものであり耐ピツチング性にとみ耐
摩耗性が極めてよい。 特に、本発明の液相焼結合金製摺動部材は、固
相焼結合金製摺動部材と比較して、高硬度で、密
度が高く、また引張り強度に優れていることか
ら、ロツカーアームにカムシヤフト等の用途に好
適に用いられる。 本発明の摺動部材をロツカーアームの摺動部材
として作製し、内燃機関にて台上試験を行なつ
た。 実施例 原料粉末を第1表に示す目標成分に配合し、
5t/cm3の圧力で成形後、アンモニア分解ガス中で
45分間焼結し、本発明摺動部材No.1〜No.9を得
た。 比較材No.10は鋳型内において、カムとの摺動
面に冷し金を設置し、該成分の溶湯を注湯し摺動
面をチル化させた鋳鉄ロツカーアームである。
【表】
【表】
エンジン試験
運転条件
供試機関 水冷式直列4気筒 O.H.C
エンジン回転数 750r.p.m 無負荷
潤滑油 SAE30#
油 温 50℃
運転時間 200hr
供試カムシヤフト
供試カムシヤフトのカム部分の基地はパーラ
イトで30〜45重量%の炭化物を含むチル鋳鉄で
下記の化学成分を有する。
イトで30〜45重量%の炭化物を含むチル鋳鉄で
下記の化学成分を有する。
【表】
供験結果を第1図に示す。第1図中、斜め線を
付した棒グラフはカムの摩耗量を示し、無斜線の
棒グラフはロツカーアームの摩耗量を示す。 このように本発明の摺動部材は、Cr添加によ
り硬質相を析出させ、P、B、Si等の添加により
液相焼結し高密度化したもので、耐ピツチング
性、耐摩耗性に優れた材料であり、第1図からも
明らかなように比較例に対し、摩耗量は約1/3〜
1/5と良好な結果を示している。 本発明の摺動部材No.1〜No.9は、ピツチング
摩耗が皆無であつた。 第2図は、本発明の摺動部材No.7の組織の顕
微鏡写真(200倍、腐食)であり、白色相はFe−
Crよりなる炭化物およびステダイトであり、白
色相の周囲の基地はパーライトである。 第3図は本発明の摺動部材No.3の組織写真
(200倍、腐食)であり、第2図と同様に白色相は
Fe−Crよりなる炭化物およびステダイトであり、
白色相の周囲の基地はベーナイトである。
付した棒グラフはカムの摩耗量を示し、無斜線の
棒グラフはロツカーアームの摩耗量を示す。 このように本発明の摺動部材は、Cr添加によ
り硬質相を析出させ、P、B、Si等の添加により
液相焼結し高密度化したもので、耐ピツチング
性、耐摩耗性に優れた材料であり、第1図からも
明らかなように比較例に対し、摩耗量は約1/3〜
1/5と良好な結果を示している。 本発明の摺動部材No.1〜No.9は、ピツチング
摩耗が皆無であつた。 第2図は、本発明の摺動部材No.7の組織の顕
微鏡写真(200倍、腐食)であり、白色相はFe−
Crよりなる炭化物およびステダイトであり、白
色相の周囲の基地はパーライトである。 第3図は本発明の摺動部材No.3の組織写真
(200倍、腐食)であり、第2図と同様に白色相は
Fe−Crよりなる炭化物およびステダイトであり、
白色相の周囲の基地はベーナイトである。
第1図は本発明の耐摩耗性焼結合金をロツカー
アームとして作成し、エンジン試験を行つた場合
の耐摩耗量を示すグラフである。第2図および第
3図は本発明の摺動部材の実施例における顕微鏡
組織写真を示す。
アームとして作成し、エンジン試験を行つた場合
の耐摩耗量を示すグラフである。第2図および第
3図は本発明の摺動部材の実施例における顕微鏡
組織写真を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄以外に炭素0.5〜4.0重量%、クロム8.0〜
30.0重量%を含み、更に、1250℃以下で液相焼結
を行なわしめる燐、ホウ素、シリコンのうち1種
または2種以上をを0.1〜5.0重量%を含み、0.2〜
10容量%の焼結空孔を有し、その空孔の大きさが
150μ以下である空孔が全体の40%以上を占める
ことを特徴とする耐摩耗性液相焼結合金製動力機
械用摺動部材。 2 鉄以外に炭素0.5〜4.0重量%、クロム8.0〜
30.0重量%を含み、更に1250℃以下で液相焼結を
行なわしめる燐、ホウ素、シリコンのうち1種ま
たは2種以上を0.1〜5.0重量%を含み、さらに
Ni、Cu、Co、Wの金属の内いずれか1種をを10
重量%以下含有し、0.2〜10容量%の焼結空孔を
有し、その空孔の大きさが150μ以下である空孔
が全体の40%以上を占めることを特徴とする耐摩
耗性液相焼結合金製動力機械用摺動部材。 3 鉄以外に炭素0.5〜4.0重量%、クロム8.0〜
30.0重量%を含み、更に1250℃以下で液相焼結を
行なわしめる燐、ホウ素、シリコンのうち1種ま
たは2種以上を1.0〜5.0重量%を含み、さらに
Moを20重量%以下含有し、0.2〜10容量%の焼結
空孔を有し、その空孔の大きさが150μ以下であ
る空孔が全体の40%以上を占めることを特徴とす
る耐摩耗性液相焼結合金製動力機械用摺動部材。 4 鉄以外に炭素0.5〜4.0重量%、クロム8.0〜
30.0重量%を含み、更に1250℃以下で液相焼結を
行なわしめる燐、ホウ素、シリコンのうち1種ま
たは2種以上を0.1〜5.0重量%を含み、さらNi、
Mo、Cu、Co、Wの金属を少なくとも2種以上、
20重量%以下含有し、0.2〜10容量%の焼結空孔
を有し、その空孔の大きさが150μ以下である空
孔が全体の40%以上を占めることを特徴とする耐
摩耗性液相焼結合金製動力機械用摺動部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59065213A JPS60155650A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 動力機械用摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59065213A JPS60155650A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 動力機械用摺動部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155650A JPS60155650A (ja) | 1985-08-15 |
| JPH0140101B2 true JPH0140101B2 (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=13280407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59065213A Granted JPS60155650A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 動力機械用摺動部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155650A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3988972B2 (ja) * | 2000-02-28 | 2007-10-10 | 日本ピストンリング株式会社 | カムシャフト |
| KR100768700B1 (ko) * | 2006-06-28 | 2007-10-19 | 학교법인 포항공과대학교 | 금속사출성형법을 이용한 합금 부품의 제조방법 및합금부품 |
| BRPI0803956B1 (pt) * | 2008-09-12 | 2018-11-21 | Whirlpool S.A. | composição metalúrgica de materiais particulados e processo de obtenção de produtos sinterizados autolubrificantes |
| JP6920877B2 (ja) | 2017-04-27 | 2021-08-18 | 株式会社ダイヤメット | 高温耐摩耗性、耐塩害性に優れる耐熱焼結材及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5198610A (en) * | 1975-02-26 | 1976-08-31 | Tainetsu taimamoseitetsukeishoketsugokinzai |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP59065213A patent/JPS60155650A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155650A (ja) | 1985-08-15 |
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