JPH0140361B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0140361B2 JPH0140361B2 JP55100824A JP10082480A JPH0140361B2 JP H0140361 B2 JPH0140361 B2 JP H0140361B2 JP 55100824 A JP55100824 A JP 55100824A JP 10082480 A JP10082480 A JP 10082480A JP H0140361 B2 JPH0140361 B2 JP H0140361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- adder
- propeller
- turning angle
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/02—Control of position or course in two dimensions
- G05D1/0206—Control of position or course in two dimensions specially adapted to water vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、首振り式吊下げ型プロペラを推力発
生装置とする船舶に関し、特にその自動位置制御
装置に関する。
生装置とする船舶に関し、特にその自動位置制御
装置に関する。
従来より、首振り式可変翼プロペラ(以下、
「首振り式プロペラ」という。)には、プロペラ中
心軸が360度向きを変えることができるように旋
回角サーボ機構が装備されており、またプロペラ
発生推力の大きさを変えるためにプロペラ翼角を
制御する翼角サーボ機構が装備されている。
「首振り式プロペラ」という。)には、プロペラ中
心軸が360度向きを変えることができるように旋
回角サーボ機構が装備されており、またプロペラ
発生推力の大きさを変えるためにプロペラ翼角を
制御する翼角サーボ機構が装備されている。
したがつてプロペラ旋回角とプロペラ翼角との
適当な組合わせにより操従者は希望する推力ベク
トルを発生させることができるようになつてい
る。
適当な組合わせにより操従者は希望する推力ベク
トルを発生させることができるようになつてい
る。
ところで、第1図に示すごとく、海上作業を目
的とする船舶1には、風、潮流、波などの外乱に
対して作業中の定位置保持を行なうため、2台の
首振り式吊下げ型プロペラ21,22が装備され
ている。
的とする船舶1には、風、潮流、波などの外乱に
対して作業中の定位置保持を行なうため、2台の
首振り式吊下げ型プロペラ21,22が装備され
ている。
第2図に示すように船舶1の船首部において、
第1の首振り式プロペラ21が船体中心線上に装
備されるとともに、船尾部において、第2の首振
り式プロペラ22が船体中心線上に装備されてい
るとき、これら2台の首振り式プロペラ21,2
2の操縦装置をブロツク図で示すと、第3図のよ
うになる。
第1の首振り式プロペラ21が船体中心線上に装
備されるとともに、船尾部において、第2の首振
り式プロペラ22が船体中心線上に装備されてい
るとき、これら2台の首振り式プロペラ21,2
2の操縦装置をブロツク図で示すと、第3図のよ
うになる。
このように第3図は2台の首振り式プロペラ2
1,22を装備した船舶1の操縦装置を示すが、
符号100〜103は第1の首振り式プロペラ2
1の操縦系を構成する装置を示しており、符号1
04〜107は第2の首振り式プロペラ22の操
縦系を構成する装置を示している。
1,22を装備した船舶1の操縦装置を示すが、
符号100〜103は第1の首振り式プロペラ2
1の操縦系を構成する装置を示しており、符号1
04〜107は第2の首振り式プロペラ22の操
縦系を構成する装置を示している。
今、操縦者が第1の翼角ハンドル100を操作
すると、第1の翼角サーボ機構101が作動し
て、プロペラの翼角が所定の値に保たれ、プロペ
ラの推力の大きさが制御される。
すると、第1の翼角サーボ機構101が作動し
て、プロペラの翼角が所定の値に保たれ、プロペ
ラの推力の大きさが制御される。
次に操縦者が第1の旋回角ハンドル102を操
作すると第1の旋回角サーボ機構103が作動し
てプロペラの旋回角が所定の向きに保たれ、プロ
ペラの推力ベクトルの向きが制御される。
作すると第1の旋回角サーボ機構103が作動し
てプロペラの旋回角が所定の向きに保たれ、プロ
ペラの推力ベクトルの向きが制御される。
このようにして第2図に示すごとく操縦者が希
望する推力ベクトルT1を第1の首振り式プロペ
ラ21に発生させることができる。
望する推力ベクトルT1を第1の首振り式プロペ
ラ21に発生させることができる。
同様に、操縦者が第2の翼角ハンドル104を
操作すると、第2の翼角サーボ機構105が作動
して、プロペラの翼角が所定の値に保たれ、プロ
ペラの推力の大きさが制御される。
操作すると、第2の翼角サーボ機構105が作動
して、プロペラの翼角が所定の値に保たれ、プロ
ペラの推力の大きさが制御される。
次に操縦者が第2の旋回角ハンドル106を操
作すると、第2の旋回角サーボ機構107が作動
して、プロペラの旋回角が所定の向きに保たれ、
プロペラの推力ベクトルの向きが制御され、これ
により第2図に示すように推力ベクトルT2が第
2の首振り式プロペラ22に発生する。
作すると、第2の旋回角サーボ機構107が作動
して、プロペラの旋回角が所定の向きに保たれ、
プロペラの推力ベクトルの向きが制御され、これ
により第2図に示すように推力ベクトルT2が第
2の首振り式プロペラ22に発生する。
このように操縦者は推力ベクトルT1,T2の組
合わせによつて風や潮流などの外乱に対抗して船
舶1の定位置の保持を図ることができるのであ
る。
合わせによつて風や潮流などの外乱に対抗して船
舶1の定位置の保持を図ることができるのであ
る。
次に、上述のごとく各1台の首振り式プロペラ
21,22をそれぞれ船首尾部に配置した船舶1
の定位置保持のための操作について述べる。
21,22をそれぞれ船首尾部に配置した船舶1
の定位置保持のための操作について述べる。
第4図に示すように、船体右前方より風あるい
は潮流を受けた場合、船体は船体重心Gに抵抗力
Fおよび船体重心周りに抵抗モーメントMを受け
る。したがつて船体重心Gより前方のO点に力
FTが作用した場合と等価になる。
は潮流を受けた場合、船体は船体重心Gに抵抗力
Fおよび船体重心周りに抵抗モーメントMを受け
る。したがつて船体重心Gより前方のO点に力
FTが作用した場合と等価になる。
この抵抗力FTに対抗して船位および方位を維
持するためには、第5図a,b,cに示すような
3種類の推力ベクトルT1,T2の組合わせが考え
られる。
持するためには、第5図a,b,cに示すような
3種類の推力ベクトルT1,T2の組合わせが考え
られる。
また、第4図に示すように、船体は細長い形状
のため外乱(以下、図中では符号Sで示す)の入
射角ΨDが比較的小さくても船体に働く横方向の
抵抗力FYは大きく、船体中心線方向の抵抗力FX
は小さいという外乱抵抗特性を有している。
のため外乱(以下、図中では符号Sで示す)の入
射角ΨDが比較的小さくても船体に働く横方向の
抵抗力FYは大きく、船体中心線方向の抵抗力FX
は小さいという外乱抵抗特性を有している。
したがつて第5図に示す3種類の推力ベクトル
の組合わせのうちで、第5図aに示す組合わせで
は、船首部の推力ベクトルT1は抵抗モーメント
Mおよび横方向の大きな抵抗力FYに対抗するの
に効果的であるため、大きな推力となるが、推力
ベクトルT1による旋回モーメントは船体重心G
から推力ベクトルT1までの大きな腕のため抵抗
モーメントMより過大となる一方で、横方向から
の抵抗力FYには十分対抗できないことが一般的
である。
の組合わせのうちで、第5図aに示す組合わせで
は、船首部の推力ベクトルT1は抵抗モーメント
Mおよび横方向の大きな抵抗力FYに対抗するの
に効果的であるため、大きな推力となるが、推力
ベクトルT1による旋回モーメントは船体重心G
から推力ベクトルT1までの大きな腕のため抵抗
モーメントMより過大となる一方で、横方向から
の抵抗力FYには十分対抗できないことが一般的
である。
そのため船尾部の推力ベクトルT2は推力ベク
トルT1の過大な旋回ベクトルを打消すとともに
横方向の抵抗力FYに対して不足する横方向の推
力成分を発生しなければならない。
トルT1の過大な旋回ベクトルを打消すとともに
横方向の抵抗力FYに対して不足する横方向の推
力成分を発生しなければならない。
しかしながら、この第5図aに示す推力ベクト
ルT1,T2の組合わせでは、横方向の抵抗力FYと
抵抗モーメントMとに対しては平衡できても、船
体中心線方向の小さい抵抗力FXに対しては推力
ベクトルが過大になつてしまうのが一般的であ
る。
ルT1,T2の組合わせでは、横方向の抵抗力FYと
抵抗モーメントMとに対しては平衡できても、船
体中心線方向の小さい抵抗力FXに対しては推力
ベクトルが過大になつてしまうのが一般的であ
る。
したがつて、各1台の首振り式プロペラ21,
22をそれぞれ船首尾部に配置した船舶1の定位
置保持のための推力ベクトルの組合わせとして第
5図aの組合わせは一般的に不可能である。
22をそれぞれ船首尾部に配置した船舶1の定位
置保持のための推力ベクトルの組合わせとして第
5図aの組合わせは一般的に不可能である。
次に第5図bに示す組合わせでは推力ベクトル
T1は上述の第5図aに示す組合わせの場合と同
様に大きな推力となるが、上述のごとく船尾部の
推力ベクトルT2は、推力ベクトルT1による過大
な旋回モーメントを打消すこと、横方向の大きな
抵抗力FYに対して不足する横方向の推力成分を
発生することおよび船体中心線方向の小さい抵抗
力FXと均衡するように推力ベクトルT1の船体中
心線方向の過大な成分を打消すことという以上3
つの役割を同時に果たせるような推力ベクトルを
発生しなければならない。
T1は上述の第5図aに示す組合わせの場合と同
様に大きな推力となるが、上述のごとく船尾部の
推力ベクトルT2は、推力ベクトルT1による過大
な旋回モーメントを打消すこと、横方向の大きな
抵抗力FYに対して不足する横方向の推力成分を
発生することおよび船体中心線方向の小さい抵抗
力FXと均衡するように推力ベクトルT1の船体中
心線方向の過大な成分を打消すことという以上3
つの役割を同時に果たせるような推力ベクトルを
発生しなければならない。
そしてこの場合は、第5図bに示すように、推
力ベクトルT2が第5図aに示す組合わせとは逆
に船尾方向に推力を発生することにより、上述の
3つの役割を同時に果すことができる。
力ベクトルT2が第5図aに示す組合わせとは逆
に船尾方向に推力を発生することにより、上述の
3つの役割を同時に果すことができる。
したがつて、第2図に示すように、首振り式プ
ロペラ21,22を配置した船舶1の定点保持の
ための推力ベクトルの組合わせとしては第5図b
に示す組合わせが可能となる。
ロペラ21,22を配置した船舶1の定点保持の
ための推力ベクトルの組合わせとしては第5図b
に示す組合わせが可能となる。
また、第5図cに示す組合わせでは、推力ベク
トルT1が第5図bに示す組合わせとは逆に船尾
方向に推力を発生しており、横方向の推力成分や
旋回モーメントに対して第5図bに示す組合わせ
と同様の効果を与えることができる。
トルT1が第5図bに示す組合わせとは逆に船尾
方向に推力を発生しており、横方向の推力成分や
旋回モーメントに対して第5図bに示す組合わせ
と同様の効果を与えることができる。
しかし船体中心線方向の小さい抵抗力FXと均
衡するためには、推力ベクトルT2は推力ベクト
ルT1の船体中心線方向の後進推力に打勝てる前
進推力を発生しなければならない。
衡するためには、推力ベクトルT2は推力ベクト
ルT1の船体中心線方向の後進推力に打勝てる前
進推力を発生しなければならない。
そのため、第5図cに示すように、推力ベクト
ルT2が船首方向に発生すると、船体中心線方向
の小さい抵抗力FXと均衡でき、推力ベクトルT1
による過大な旋回モーメントを打消すことがで
き、しかも横方向の大きな抵抗力FYに対して不
足する横方向の推力成分を発生できる。
ルT2が船首方向に発生すると、船体中心線方向
の小さい抵抗力FXと均衡でき、推力ベクトルT1
による過大な旋回モーメントを打消すことがで
き、しかも横方向の大きな抵抗力FYに対して不
足する横方向の推力成分を発生できる。
したがつて、第2図に示すように、首振り式プ
ロペラ21,22を配置した船舶の定点保持のた
めの推力ベクトルの組合わせとしては、第5図c
に示す組合わせも可能である。
ロペラ21,22を配置した船舶の定点保持のた
めの推力ベクトルの組合わせとしては、第5図c
に示す組合わせも可能である。
第5図b,cに示す各組合わせ共に船首尾部に
配置された首振り式プロペラ21,22の推力ベ
クトルT1,T2の船体中心線方向成分が相殺され
る不利はあるが、船舶1の外乱抵抗特性に適した
推力ベクトルの組合わせが実現できる。
配置された首振り式プロペラ21,22の推力ベ
クトルT1,T2の船体中心線方向成分が相殺され
る不利はあるが、船舶1の外乱抵抗特性に適した
推力ベクトルの組合わせが実現できる。
したがつて従来は操縦者は例えば第5図bに示
す推力ベクトルの組合わせとなるように2つの翼
角ハンドル100,104と2つの旋回角ハンド
ル102,106とを操作して、目標となる地点
にかつ所定の船首方位を維持するように操船して
いた。
す推力ベクトルの組合わせとなるように2つの翼
角ハンドル100,104と2つの旋回角ハンド
ル102,106とを操作して、目標となる地点
にかつ所定の船首方位を維持するように操船して
いた。
なお、第6図a,b,cはそれぞれ左前方から
の外乱、右後方からの外乱および左後方からの外
乱に対して、操縦者が船舶1の定点保持のために
実現する推力ベクトルT1,T2の組合わせを示す。
の外乱、右後方からの外乱および左後方からの外
乱に対して、操縦者が船舶1の定点保持のために
実現する推力ベクトルT1,T2の組合わせを示す。
このように各種海上作業を行なう船舶では、作
業内容から風や潮流などの外乱に対して、船舶の
位置および方位を保ち続けることが要求される。
業内容から風や潮流などの外乱に対して、船舶の
位置および方位を保ち続けることが要求される。
しかしながら従来の手段では、船首部と船尾部
とに1台ずつ首振り式プロペラを装備した船舶に
おいて、操縦者が船舶の位置および方位のずれを
メータを見ながら4つの操作量すなわち2つの翼
角ハンドルと2つの旋回角ハンドルとをそれぞれ
操作して定位置を保持させることは、大変困難で
操縦者の労力負担は大きく、また作業能率も悪く
熟練者を必要とするなどの問題点がある。
とに1台ずつ首振り式プロペラを装備した船舶に
おいて、操縦者が船舶の位置および方位のずれを
メータを見ながら4つの操作量すなわち2つの翼
角ハンドルと2つの旋回角ハンドルとをそれぞれ
操作して定位置を保持させることは、大変困難で
操縦者の労力負担は大きく、また作業能率も悪く
熟練者を必要とするなどの問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、船首部と船尾部とに各1台の首振り式
プロペラを装備した船舶において、操縦者が希望
する設定値を入力する位置設定器や方位設定器、
位置検出器、ジヤイロコンパス、船位偏差変換
器、PID制御器、加算器、減算器、乗算器、符号
変換器、翼角検出器、旋回角検出器等を装備し
て、これらを巧みに組合わせることによつて、操
縦者は翼角ハンドルや旋回角ハンドルを操作する
ことなく、風や潮流などの外乱力に対して自動的
に2台の首振り式プロペラの推力ベクトルを調整
して船舶が操縦者の希望する位置および方位を保
つことができるようにした船舶の自動位置制御装
置を提供することを目的とする。
るもので、船首部と船尾部とに各1台の首振り式
プロペラを装備した船舶において、操縦者が希望
する設定値を入力する位置設定器や方位設定器、
位置検出器、ジヤイロコンパス、船位偏差変換
器、PID制御器、加算器、減算器、乗算器、符号
変換器、翼角検出器、旋回角検出器等を装備し
て、これらを巧みに組合わせることによつて、操
縦者は翼角ハンドルや旋回角ハンドルを操作する
ことなく、風や潮流などの外乱力に対して自動的
に2台の首振り式プロペラの推力ベクトルを調整
して船舶が操縦者の希望する位置および方位を保
つことができるようにした船舶の自動位置制御装
置を提供することを目的とする。
このため、本発明の船舶の自動位置制御装置
は、船首部に第1の首振式プロペラをそなえると
ともに、船尾部に第2の首振り式プロペラをそな
えた船舶において、あらかじめ決められた空間固
定の座標系での船舶の位置座標を検出する位置検
出器と、上記座標系に設定する位置の位置座標信
号を出力する位置設定器と、船舶の方位を検出す
る方位検出器と、船舶の方位設定信号を出力する
方位設定器とが設けられるとともに、上記位置設
定器の出力と上記位置検出器の出力とが入力され
る第1の減算器と、上記位置設定器の出力と上記
位置検出器の出力とが入力される第2の減算器
と、上記方位設定器の出力と上記方位検出器の出
力とが入力される第3の減算器と、上記の第1お
よび第2の減算器の出力と上記方位設定器の出力
とが入力されて設定方位方向の位置偏差信号と設
定方位に直角方向の位置偏差信号とを出力する位
置偏差変換器と、同位置偏差変換器の第1の位置
偏差信号出力が入力される第1〜第4のPID制御
器と、上記位置偏差変換器の第2の位置偏差信号
出力が入力される第5〜第8のPID制御器と、上
記第3の減算器との出力と上記方位検出器の出力
が入力される第9〜第12PID制御器と、上記第5
のPID制御器と上記第9のPID制御器の各出力が
入力される第1の加算器と、上記第1の首振り式
プロペラの旋回角を検出して同旋回角が右向きの
場合を正とし同旋回角が左向きの場合を負として
出力しうる第1の旋回角検出器と、同第1の旋回
角検出器の出力と上記第1の加算器の出力とがそ
れぞれ入力されて上記第1の旋回角検出器の出力
信号が負の場合には上記第1の加算器の出力信号
の符号を変換して出力し上記第1の旋回角検出器
の出力信号が正の場合には上記第1の加算器の出
力信号の符号を変換せずそのまま出力する第1の
符号変換器と、上記第1のPID制御器と上記第1
の符号変換器の出力とが入力される第2の加算器
と、同第2の加算器の出力が入力される第1の翼
角サーボ機構と、同第1の翼角サーボ機構のプロ
ペラ推力量を検出して同プロペラ推力量が前進推
力量の場合に上記プロペラ推力量の符号を正とし
後進推力量の場合に上記プロペラ推力量の符号を
負とする第1の翼角検出器と、同第1の翼角検出
器と上記第1の旋回角検出器の出力とが入力され
てこれら2つの入力信号の積を出力する第1の乗
算器と、上記第2のPID制御器と上記第1の乗算
器の出力とがそれぞれ入力されて上記第1の乗算
器の出力信号が負の場合には上記第2のPID制御
器の出力信号の符号を変換して出力し上記第1の
乗算器の出力信号が正の場合には上記第2のPID
制御器の出力信号の符号を変換せずそのまま出力
する第2の符号変換器と、同第2の符号変換器と
上記第6のPID制御器と上記第10のPID制御器の
各出力とが入力される第3の加算器と、同第3の
加算器の出力が入力される第1の旋回角サーボ機
構と、上記第7のPID制御器と上記第11のPID制
御器の各出力が入力される第4の加算器と、上記
第2の首振り式プロペラの旋回角を検出して同旋
回角が右向きの場合を正とし同旋回角が左向きの
場合を負として出力しうる第2の旋回角検出器
と、同第2の旋回角検出器の出力と上記第4の加
算器の出力とがそれぞれ入力されて上記第2の旋
回角検出器の出力信号が負の場合には上記第4の
加算器の出力信号の符号を変換して出力し上記第
2の旋回角検出器の出力信号が正の場合は上記第
4の加算器の出力信号をそのまま出力する第3の
符号変換器と、上記第3のPID制御器と上記第3
の符号変換器の各出力とが入力される第5の加算
器と、同第5の加算器の出力が入力される第2の
翼角サーボ機構と、同第2の翼角サーボ機構のプ
ロペラ推力量を検出して同プロペラ推力量が前進
推力量の場合に上記プロペラ推力量の符号を正と
し後進推力量の場合に上記プロペラ推力量の符号
を負とする第2の翼角検出器と、同第2の翼角検
出器と上記第2の旋回角検出器の各出力とが入力
されてこれら2つの入力信号の積を出力する第2
の乗算器と、上記第4のPID制御器と上記第2の
乗算器の各出力とがそれぞれ入力されて上記第2
の乗算器の出力信号が負の場合には上記第4の
PID制御器の出力信号の符号を変換して出力し上
記第2の乗算器の出力が正の場合は上記第4の
PID制御器の出力信号をそのまま出力する第4の
符号変換器と、同第4の符号変換器と上記第8の
PID制御器と上記第12のPID制御器の各出力とが
入力される第6の加算器と、同第6の加算器の出
力が入力される第2の旋回角サーボ機構とが設け
られたことを特徴としている。
は、船首部に第1の首振式プロペラをそなえると
ともに、船尾部に第2の首振り式プロペラをそな
えた船舶において、あらかじめ決められた空間固
定の座標系での船舶の位置座標を検出する位置検
出器と、上記座標系に設定する位置の位置座標信
号を出力する位置設定器と、船舶の方位を検出す
る方位検出器と、船舶の方位設定信号を出力する
方位設定器とが設けられるとともに、上記位置設
定器の出力と上記位置検出器の出力とが入力され
る第1の減算器と、上記位置設定器の出力と上記
位置検出器の出力とが入力される第2の減算器
と、上記方位設定器の出力と上記方位検出器の出
力とが入力される第3の減算器と、上記の第1お
よび第2の減算器の出力と上記方位設定器の出力
とが入力されて設定方位方向の位置偏差信号と設
定方位に直角方向の位置偏差信号とを出力する位
置偏差変換器と、同位置偏差変換器の第1の位置
偏差信号出力が入力される第1〜第4のPID制御
器と、上記位置偏差変換器の第2の位置偏差信号
出力が入力される第5〜第8のPID制御器と、上
記第3の減算器との出力と上記方位検出器の出力
が入力される第9〜第12PID制御器と、上記第5
のPID制御器と上記第9のPID制御器の各出力が
入力される第1の加算器と、上記第1の首振り式
プロペラの旋回角を検出して同旋回角が右向きの
場合を正とし同旋回角が左向きの場合を負として
出力しうる第1の旋回角検出器と、同第1の旋回
角検出器の出力と上記第1の加算器の出力とがそ
れぞれ入力されて上記第1の旋回角検出器の出力
信号が負の場合には上記第1の加算器の出力信号
の符号を変換して出力し上記第1の旋回角検出器
の出力信号が正の場合には上記第1の加算器の出
力信号の符号を変換せずそのまま出力する第1の
符号変換器と、上記第1のPID制御器と上記第1
の符号変換器の出力とが入力される第2の加算器
と、同第2の加算器の出力が入力される第1の翼
角サーボ機構と、同第1の翼角サーボ機構のプロ
ペラ推力量を検出して同プロペラ推力量が前進推
力量の場合に上記プロペラ推力量の符号を正とし
後進推力量の場合に上記プロペラ推力量の符号を
負とする第1の翼角検出器と、同第1の翼角検出
器と上記第1の旋回角検出器の出力とが入力され
てこれら2つの入力信号の積を出力する第1の乗
算器と、上記第2のPID制御器と上記第1の乗算
器の出力とがそれぞれ入力されて上記第1の乗算
器の出力信号が負の場合には上記第2のPID制御
器の出力信号の符号を変換して出力し上記第1の
乗算器の出力信号が正の場合には上記第2のPID
制御器の出力信号の符号を変換せずそのまま出力
する第2の符号変換器と、同第2の符号変換器と
上記第6のPID制御器と上記第10のPID制御器の
各出力とが入力される第3の加算器と、同第3の
加算器の出力が入力される第1の旋回角サーボ機
構と、上記第7のPID制御器と上記第11のPID制
御器の各出力が入力される第4の加算器と、上記
第2の首振り式プロペラの旋回角を検出して同旋
回角が右向きの場合を正とし同旋回角が左向きの
場合を負として出力しうる第2の旋回角検出器
と、同第2の旋回角検出器の出力と上記第4の加
算器の出力とがそれぞれ入力されて上記第2の旋
回角検出器の出力信号が負の場合には上記第4の
加算器の出力信号の符号を変換して出力し上記第
2の旋回角検出器の出力信号が正の場合は上記第
4の加算器の出力信号をそのまま出力する第3の
符号変換器と、上記第3のPID制御器と上記第3
の符号変換器の各出力とが入力される第5の加算
器と、同第5の加算器の出力が入力される第2の
翼角サーボ機構と、同第2の翼角サーボ機構のプ
ロペラ推力量を検出して同プロペラ推力量が前進
推力量の場合に上記プロペラ推力量の符号を正と
し後進推力量の場合に上記プロペラ推力量の符号
を負とする第2の翼角検出器と、同第2の翼角検
出器と上記第2の旋回角検出器の各出力とが入力
されてこれら2つの入力信号の積を出力する第2
の乗算器と、上記第4のPID制御器と上記第2の
乗算器の各出力とがそれぞれ入力されて上記第2
の乗算器の出力信号が負の場合には上記第4の
PID制御器の出力信号の符号を変換して出力し上
記第2の乗算器の出力が正の場合は上記第4の
PID制御器の出力信号をそのまま出力する第4の
符号変換器と、同第4の符号変換器と上記第8の
PID制御器と上記第12のPID制御器の各出力とが
入力される第6の加算器と、同第6の加算器の出
力が入力される第2の旋回角サーボ機構とが設け
られたことを特徴としている。
以下、図面により本発明の一実施例としての船
舶の自動位置制御装置について説明すると、第7
図はそのブロツク図、第8図はそのあらかじめ決
められた空間固定の座標系を示す説明図、第9図
a〜dはいずれもベクトル表示される首振り式プ
ロペラの推力を説明するための模式図、第10図
はその位置偏差変換器の第1の位置偏差信号につ
いての説明図、第11図a〜dはいずれもその作
用を説明するための模式図、第12図はその位置
偏差変換器の第2の位置偏差信号についての説明
図、第13図a,b、第14図a,b、第15図
a,bおよび第16図a,bはいずれもその作用
を説明するための模式図、第17図a〜fはいず
れもそのシユミレーシヨン結果を示すグラフ、第
18図はそのシユミレーシヨンの条件を説明する
ための模式図である。
舶の自動位置制御装置について説明すると、第7
図はそのブロツク図、第8図はそのあらかじめ決
められた空間固定の座標系を示す説明図、第9図
a〜dはいずれもベクトル表示される首振り式プ
ロペラの推力を説明するための模式図、第10図
はその位置偏差変換器の第1の位置偏差信号につ
いての説明図、第11図a〜dはいずれもその作
用を説明するための模式図、第12図はその位置
偏差変換器の第2の位置偏差信号についての説明
図、第13図a,b、第14図a,b、第15図
a,bおよび第16図a,bはいずれもその作用
を説明するための模式図、第17図a〜fはいず
れもそのシユミレーシヨン結果を示すグラフ、第
18図はそのシユミレーシヨンの条件を説明する
ための模式図である。
船首部に、第1の首振り式可変翼プロペラ(以
下「第1の首振り式プロペラ」という。)21を
そなえるとともに、船尾部に第2の首振り式可変
翼プロペラ(以下「第2の首振り式プロペラ」と
いう。)22をそなえた船舶1において、操縦者
は、位置設定器300に第8図に示すようなあら
かじめ決められた空間固定座標系(x、y)での
位置座標設定値xs,ysを与えるとともに、方位設
定器301に、船首方位設定値Ψsを与える。こ
こで第8図においてx軸をΨ=0度に対応させて
いる。
下「第1の首振り式プロペラ」という。)21を
そなえるとともに、船尾部に第2の首振り式可変
翼プロペラ(以下「第2の首振り式プロペラ」と
いう。)22をそなえた船舶1において、操縦者
は、位置設定器300に第8図に示すようなあら
かじめ決められた空間固定座標系(x、y)での
位置座標設定値xs,ysを与えるとともに、方位設
定器301に、船首方位設定値Ψsを与える。こ
こで第8図においてx軸をΨ=0度に対応させて
いる。
また、位置検出器302は船位座標(x、y)
を検出し、方位検出器としてのジヤイロコンパス
303は船首方位Ψを検出するようになつてい
る。
を検出し、方位検出器としてのジヤイロコンパス
303は船首方位Ψを検出するようになつてい
る。
さらに第1および第2の減算器304,305
は位置設定器300と位置検出器302との各出
力信号の差である船位偏差信号〔△x(=x−
xs)〕、〔△y(=y−ys)〕をそれぞれ出力し、第
3の減算器306は方位設定器301とジヤイロ
コンパス303との各出力信号の差である方位偏
差信号△Ψ(=Ψ−Ψs)を出力する。
は位置設定器300と位置検出器302との各出
力信号の差である船位偏差信号〔△x(=x−
xs)〕、〔△y(=y−ys)〕をそれぞれ出力し、第
3の減算器306は方位設定器301とジヤイロ
コンパス303との各出力信号の差である方位偏
差信号△Ψ(=Ψ−Ψs)を出力する。
船位偏差変換器307は船位偏差信号(△x,
△y)および方位設定信号Ψsより下記演算式(1)
により設定方位方向の船位偏差信号△x0および設
定方位方向に直角の船位偏差信号△y0を出力する
ようになつている。
△y)および方位設定信号Ψsより下記演算式(1)
により設定方位方向の船位偏差信号△x0および設
定方位方向に直角の船位偏差信号△y0を出力する
ようになつている。
なお、座標(△x0、△y0)は第8図で設定方位
Ψs方向とこれに直角方向とに座標軸を一致させ
た座標系(x0,y0)での船位座標を表わしてい
る。
Ψs方向とこれに直角方向とに座標軸を一致させ
た座標系(x0,y0)での船位座標を表わしてい
る。
△x0=△xcosΨs+△ysinΨs
△y0=−△xsinΨs+△ycosΨs ……(1)
以下、首振り式プロペラ21,22の推力はベ
クトル表示とし、「推力量」はベクトルの大きさ
を意味しプロペラ翼角に比例する量で記号で表
わす。又「推力方向」はベクトルの方向を意味し
プロペラ旋回角に比例する量で記号θで表わす。
更に符号規則は正の推力量は前進推力を表わし、
負の推力量は後進推力を表わすものとする。
クトル表示とし、「推力量」はベクトルの大きさ
を意味しプロペラ翼角に比例する量で記号で表
わす。又「推力方向」はベクトルの方向を意味し
プロペラ旋回角に比例する量で記号θで表わす。
更に符号規則は正の推力量は前進推力を表わし、
負の推力量は後進推力を表わすものとする。
そして推力方向は船体中心線方向を零度とし、
右舷側の推力方向を正とし、左舷側の推力方向を
負として、それぞれ±90度を最大の推力方向とす
る。なお後進推力の推力方向はベクトルの矢印を
反対側に延ばして船体中心線となす角とする(第
9図参照)。
右舷側の推力方向を正とし、左舷側の推力方向を
負として、それぞれ±90度を最大の推力方向とす
る。なお後進推力の推力方向はベクトルの矢印を
反対側に延ばして船体中心線となす角とする(第
9図参照)。
ところで、第1および第2のPID制御器30
8,309は船位偏差変換器307の出力信号△
x0を入力として、第1の首振り式プロペラ21の
推力量に対する要求信号1xと推力方向に対する
要求信号θ1xとを出力し、位置偏差△x0が零にな
るようにする制御器である。
8,309は船位偏差変換器307の出力信号△
x0を入力として、第1の首振り式プロペラ21の
推力量に対する要求信号1xと推力方向に対する
要求信号θ1xとを出力し、位置偏差△x0が零にな
るようにする制御器である。
ここで第1の首振り式プロペラ21に対する要
求信号1x,θ1xは次のようになる。1x =KPX1△x0+KIK1∫△x0dt +KDK1d/dt(△x0) ……(2) なおKPX1、KIK1、KDK1<0と定めておく。
求信号1x,θ1xは次のようになる。1x =KPX1△x0+KIK1∫△x0dt +KDK1d/dt(△x0) ……(2) なおKPX1、KIK1、KDK1<0と定めておく。
θ1X=KPX2△x0+KIX2∫△x0dt
+KDX2d/dt(△x0) ……(3)
なおKPX2、KIX2、KDX2>0と定めておく。
ここで、△x0は第10図に示す距離であり、第
10図に示すように、△x0>0のとき、すなわち
座標系(x0、y0)で船舶1の位置がy0軸より上方
にあるときは、(2)式より推力量に対する要求信号
1Xは負となり、第1の首振り式プロペラ21に
後進推力量を要求することにより、船舶1の位置
を設定位置(xs、ys)に戻そうとする。
10図に示すように、△x0>0のとき、すなわち
座標系(x0、y0)で船舶1の位置がy0軸より上方
にあるときは、(2)式より推力量に対する要求信号
1Xは負となり、第1の首振り式プロペラ21に
後進推力量を要求することにより、船舶1の位置
を設定位置(xs、ys)に戻そうとする。
(3)式よりθ1Xは正となり、推力ベクトルが第1
1図a,bの状態にあるときは、推力ベクトルが
矢印の方向に回転して船舶1の前後方向の推力成
分を減少させ、船舶1を後方に下げて設定位置に
戻そうとする。
1図a,bの状態にあるときは、推力ベクトルが
矢印の方向に回転して船舶1の前後方向の推力成
分を減少させ、船舶1を後方に下げて設定位置に
戻そうとする。
また推力ベクトルが、第11図c,dの状態に
ある場合には、船舶1を設定位置に推力ベクトル
を矢印の方向に回転させる必要があり、そのため
には推力方向の要求信号θ1Xは負にする必要があ
る。
ある場合には、船舶1を設定位置に推力ベクトル
を矢印の方向に回転させる必要があり、そのため
には推力方向の要求信号θ1Xは負にする必要があ
る。
さらに、第11図a,bの場合、推力ベクトル
の推力量検出信号1と旋回角検出信号θ1との積
1θ1は正となり、第11図c,dの場合の推力ベ
クトルでは、同積1θ1が負となるから、第2の
PID制御器309は船舶1を設定位置に戻すため
に、検出信号の積1θ1が負の場合は(3)式より算出
された推力方向に対する要求信号θ1Xの符号を反
転して出力する必要がある。
の推力量検出信号1と旋回角検出信号θ1との積
1θ1は正となり、第11図c,dの場合の推力ベ
クトルでは、同積1θ1が負となるから、第2の
PID制御器309は船舶1を設定位置に戻すため
に、検出信号の積1θ1が負の場合は(3)式より算出
された推力方向に対する要求信号θ1Xの符号を反
転して出力する必要がある。
このように積1θ1が負の場合に推力方向の要求
信号θ1Xの符号を反転させる役割は後述の第2の
符号変換器326で行なう。
信号θ1Xの符号を反転させる役割は後述の第2の
符号変換器326で行なう。
また△x0<0のときは、(2)式より1Xは正とな
り、第1の首振り式プロペラ21に、前進推力を
要求することにより、船舶1を設定位置に戻そう
とする。
り、第1の首振り式プロペラ21に、前進推力を
要求することにより、船舶1を設定位置に戻そう
とする。
(3)式よりθ1Xは負となり、推力ベクトルが、第
11図a,bの状態にあるときは、推力ベクトル
が第11図a,bに示す矢印とは逆の方向に回転
して船舶1を前方に戻そうとする。
11図a,bの状態にあるときは、推力ベクトル
が第11図a,bに示す矢印とは逆の方向に回転
して船舶1を前方に戻そうとする。
また推力ベクトルが、第11図c,dの状態に
あるときは、要求信号θ1Xの符号を反転して正と
するため、推力ベクトルは第11図c,dに示す
矢印の方向とは逆方向に回転して、船舶1の位置
を設定位置に戻そうとする。
あるときは、要求信号θ1Xの符号を反転して正と
するため、推力ベクトルは第11図c,dに示す
矢印の方向とは逆方向に回転して、船舶1の位置
を設定位置に戻そうとする。
なお、上記(2)、(3)式における第2項の積分項
は、風や潮流などの外乱があるときに、船舶1が
設定位置に戻つて位置偏差△x0が零の状態〔この
とき(2)、(3)式の第1項による要求信号は零にな
る。〕でも、外乱力に対抗できる推力ベクトルを
第1の首振り式プロペラ21に保持し続けるよう
に要求信号を出力する役割を果す項である。
は、風や潮流などの外乱があるときに、船舶1が
設定位置に戻つて位置偏差△x0が零の状態〔この
とき(2)、(3)式の第1項による要求信号は零にな
る。〕でも、外乱力に対抗できる推力ベクトルを
第1の首振り式プロペラ21に保持し続けるよう
に要求信号を出力する役割を果す項である。
また(2)、(3)式における第3項の微分項は、第1
の首振り式プロペラ21の推力ベクトルにより、
船舶1が設定位置に戻りつつあるときに、設定位
置より行き過ぎがないように第1の首振り式プロ
ペラ21の推力ベクトルに制動効果を持たせて安
定な位置制御を実現する役割を果す項である。
の首振り式プロペラ21の推力ベクトルにより、
船舶1が設定位置に戻りつつあるときに、設定位
置より行き過ぎがないように第1の首振り式プロ
ペラ21の推力ベクトルに制動効果を持たせて安
定な位置制御を実現する役割を果す項である。
第3および第4のPID制御器310,311
は、x0軸方向の位置偏差△x0を入力として、第2
の首振り式プロペラ22の推力量に対する要求信
号2Xと推力方向に対する要求信号θ2Xとを出力
し、位置偏差△x0が零になるようにする制御器で
ある。
は、x0軸方向の位置偏差△x0を入力として、第2
の首振り式プロペラ22の推力量に対する要求信
号2Xと推力方向に対する要求信号θ2Xとを出力
し、位置偏差△x0が零になるようにする制御器で
ある。
ここで第2の首振り式プロペラ22に対する要
求信号2X,θ2Xは次のようになる。2X =KPX3△x0+KIX3∫△x0dt +KDX3d/dt(△x0) ……(4) なおKPX3、KIX3、KDX3<0と定めておく。
求信号2X,θ2Xは次のようになる。2X =KPX3△x0+KIX3∫△x0dt +KDX3d/dt(△x0) ……(4) なおKPX3、KIX3、KDX3<0と定めておく。
θ2X=KPX4△x0+KIX4∫△x0dt
+KDX4d/dt(△x0) ……(5)
なおKPX4、KIX4、KDX4>0と定めておく。
ここで、第2の首振り式プロペラ22に対する
第3のPID制御器310の役割は、上述の第1の
首振り式プロペラ21に対する第1のPID制御器
308の役割と全く同様であるので、その作用の
説明は省略する。
第3のPID制御器310の役割は、上述の第1の
首振り式プロペラ21に対する第1のPID制御器
308の役割と全く同様であるので、その作用の
説明は省略する。
また、第4のPID制御器311の役割は、上述
の第2のPID制御器309の役割と同じであり、
第4のPID制御器311は第2の首振り式プロペ
ラ22の推力量検出信号2と旋回角検出信号θ2と
の積が負の場合には、要求信号θ2Xの符号を反転
させて出力する必要がある。
の第2のPID制御器309の役割と同じであり、
第4のPID制御器311は第2の首振り式プロペ
ラ22の推力量検出信号2と旋回角検出信号θ2と
の積が負の場合には、要求信号θ2Xの符号を反転
させて出力する必要がある。
上記(4)、(5)式の積分項は、(2)、(3)式の積分項と
同様に、船舶1の位置偏差△x0が零の状態でも外
乱力に対抗できる推力ベクトルを第2の首振り式
プロペラ22に保持し続ける役割を果す項であ
る。
同様に、船舶1の位置偏差△x0が零の状態でも外
乱力に対抗できる推力ベクトルを第2の首振り式
プロペラ22に保持し続ける役割を果す項であ
る。
また(4)、(5)式の微分項は、(2)、(3)式の微分項と
同様に、船舶1の位置偏差修正時に第2の首振り
式プロペラ22の推力ベクトルに制動効果を持た
せて安定な位置制御を実現する役割を果す項であ
る。
同様に、船舶1の位置偏差修正時に第2の首振り
式プロペラ22の推力ベクトルに制動効果を持た
せて安定な位置制御を実現する役割を果す項であ
る。
第5および第6のPID制御器312,313
は、位置偏差変換器307の出力信号△y0を入力
として、第1の首振り式プロペラ21の推力量に
対する要求信号1Yと推力方向に対する要求信号
θ1Yとを出力し、位置偏差△y0が零になるように
する役割を果すもので、第1の首振り式プロペラ
21に対する要求信号1Y,θ1Yは次式のようにな
る。1Y =KPY5△y0+KIY5∫△y0dt +KDY5d/dt(△y0) ……(6) なおKPY5、KIY5、KDY5<0と定めることにす
る。
は、位置偏差変換器307の出力信号△y0を入力
として、第1の首振り式プロペラ21の推力量に
対する要求信号1Yと推力方向に対する要求信号
θ1Yとを出力し、位置偏差△y0が零になるように
する役割を果すもので、第1の首振り式プロペラ
21に対する要求信号1Y,θ1Yは次式のようにな
る。1Y =KPY5△y0+KIY5∫△y0dt +KDY5d/dt(△y0) ……(6) なおKPY5、KIY5、KDY5<0と定めることにす
る。
θ1Y=KPY6△y0+KIY6∫△y0dt
+KDY6d/dt(△y0) ……(7)
なおKPY6、KIY6、KDY6<0と定めておく。
ここで△y0は第12図に示す距離であり、船舶
1が右前方より風や潮流などの外乱を受けて流さ
れ、x0軸より左側に来たとすると、このとき△y0
<0となり、(6)、(7)式より第1の首振り式プロペ
ラ21に対する要求信号1Y,θ1Yは、1Y>0、
θ1Y>0になる。
1が右前方より風や潮流などの外乱を受けて流さ
れ、x0軸より左側に来たとすると、このとき△y0
<0となり、(6)、(7)式より第1の首振り式プロペ
ラ21に対する要求信号1Y,θ1Yは、1Y>0、
θ1Y>0になる。
したがつて第1の首振り式プロペラ21の推力
ベクトルは、第13図aに示すように、第1象限
内にあり、右前方からの外乱に対し、前記第5図
bに示す推力ベクトルT1が実現される。
ベクトルは、第13図aに示すように、第1象限
内にあり、右前方からの外乱に対し、前記第5図
bに示す推力ベクトルT1が実現される。
次に、船舶1が左前方からの外乱によりx0軸の
右側に来た場合、すなわち△y0>0のときは、
(6)、(7)式より第1の首振り式プロペラ21の推力
ベクトルに対する要求信号1Y,θ1Yは、1Y<0、
θ1Y<0になる。
右側に来た場合、すなわち△y0>0のときは、
(6)、(7)式より第1の首振り式プロペラ21の推力
ベクトルに対する要求信号1Y,θ1Yは、1Y<0、
θ1Y<0になる。
したがつて第1の首振り式プロペラ21の推力
ベクトルは、第13図b中の破線矢印で示すよう
に、第4象限内に生じ、この推力ベクトルでは位
置偏差をますます増大させることになるが、前述
のごとく左前方の外乱に対して船舶1の定位置保
持を実現できる 推力ベクトルの組合わせは、前記第6図aに示
す組合わせでなければならないため、旋回角検出
信号θ1が負の場合は推力量の要求信号1Yの符号
を変換する必要があるが、第5のPID制御器31
2は第1の首振り式プロペラ21の旋回角検出信
号θ1が負のときは推力量の要求信号1Yの符号を
変換して出力し、これにより第13図b中実線の
矢印で示す推力ベクトルを第1の首振り式プロペ
ラ21に実現でき、船舶1の定位置保持が可能と
なるのである。
ベクトルは、第13図b中の破線矢印で示すよう
に、第4象限内に生じ、この推力ベクトルでは位
置偏差をますます増大させることになるが、前述
のごとく左前方の外乱に対して船舶1の定位置保
持を実現できる 推力ベクトルの組合わせは、前記第6図aに示
す組合わせでなければならないため、旋回角検出
信号θ1が負の場合は推力量の要求信号1Yの符号
を変換する必要があるが、第5のPID制御器31
2は第1の首振り式プロペラ21の旋回角検出信
号θ1が負のときは推力量の要求信号1Yの符号を
変換して出力し、これにより第13図b中実線の
矢印で示す推力ベクトルを第1の首振り式プロペ
ラ21に実現でき、船舶1の定位置保持が可能と
なるのである。
なお、旋回角検出信号θ1が負のときに推力量の
要求信号1Yの符号を変換する役割は、後述の第
1の符号変換器321で行なわせる。
要求信号1Yの符号を変換する役割は、後述の第
1の符号変換器321で行なわせる。
第7および第8のPID制御器314,315
は、y0軸方向の位置偏差信号△y0を入力として、
第2の首振り式プロペラ22の推力量に対する要
求信号2Yおよび推力方向に対する要求信号θ2Yを
それぞれ出力し、位置偏差△y0が零となるように
する。
は、y0軸方向の位置偏差信号△y0を入力として、
第2の首振り式プロペラ22の推力量に対する要
求信号2Yおよび推力方向に対する要求信号θ2Yを
それぞれ出力し、位置偏差△y0が零となるように
する。
ここで第2の首振り式プロペラ22に対する要
求信号2Y、θ2Yは次式のようにする。2Y =KPY7△y0+KIY7∫△ydt +KDY7d/dt(△y0) ……(8) なおKPY7、KIY7、KDY7<0と定めておく。
求信号2Y、θ2Yは次式のようにする。2Y =KPY7△y0+KIY7∫△ydt +KDY7d/dt(△y0) ……(8) なおKPY7、KIY7、KDY7<0と定めておく。
θ2Y=KPY8△y0+KIY8∫△y0dt
+KDY8d/dt(△y0) ……(9)
なおKPY8、KIY8、KDY8>0と定めておく。
ところで、船舶1が右前方より外乱を受けてx0
軸の左側に来たとすると、△y0<0となり、(8)、
(9)式より第2の首振り式プロペラ22の推力ベク
トルに対する要求信号2Y,θ2Yは2Y>0、θ2Y<
0になる。
軸の左側に来たとすると、△y0<0となり、(8)、
(9)式より第2の首振り式プロペラ22の推力ベク
トルに対する要求信号2Y,θ2Yは2Y>0、θ2Y<
0になる。
したがつて第2の首振り式プロペラ22の推力
ベクトルは、第14図a中の破線の矢印で示すよ
うに、第2象限に生じ、この推力ベクトルでは位
置偏差をますます増大させることになるが、前述
のごとく、右前方の外乱に対して船舶1を定点保
持できる推力ベクトルの組合わせは前記第5図b
に示す組合わせでなければならないので、第1の
首振り式プロペラ21の要求信号の場合と同様
に、第2の首振り式プロペラ22の旋回角検出信
号θ2が負の場合は、推力量の要求信号2Yの符号
を変換する必要がある。
ベクトルは、第14図a中の破線の矢印で示すよ
うに、第2象限に生じ、この推力ベクトルでは位
置偏差をますます増大させることになるが、前述
のごとく、右前方の外乱に対して船舶1を定点保
持できる推力ベクトルの組合わせは前記第5図b
に示す組合わせでなければならないので、第1の
首振り式プロペラ21の要求信号の場合と同様
に、第2の首振り式プロペラ22の旋回角検出信
号θ2が負の場合は、推力量の要求信号2Yの符号
を変換する必要がある。
したがつて第7のPID制御器314は第2の首
振り式プロペラ22の旋回角検出信号θ2が負のと
きは推力量の要求信号2Yの符号を変換して出力
すると第14図aの実線の矢印で示す推力ベクト
ルを第2の首振り式プロペラ22に実現でき、船
舶1の定位置保持が可能となる。
振り式プロペラ22の旋回角検出信号θ2が負のと
きは推力量の要求信号2Yの符号を変換して出力
すると第14図aの実線の矢印で示す推力ベクト
ルを第2の首振り式プロペラ22に実現でき、船
舶1の定位置保持が可能となる。
また旋回角検出信号θ2が負のときに推力量の要
求信号2Yの符号を変換する役割は後述の第3の
符号変換器331で行なわせる。
求信号2Yの符号を変換する役割は後述の第3の
符号変換器331で行なわせる。
次に、船舶1が左前方から外乱を受けてx0軸の
右側に来たとすると、△y0>0となり、(8)、(9)式
より第2の首振り式プロペラ22の推力ベクトル
に対する要求信号2Y,θ2Yは2Y<0、θ2Y>0に
なる。
右側に来たとすると、△y0>0となり、(8)、(9)式
より第2の首振り式プロペラ22の推力ベクトル
に対する要求信号2Y,θ2Yは2Y<0、θ2Y>0に
なる。
したがつて第2の首振り式プロペラ22の推力
ベクトルは、第14図bに示すように、第3象限
内に生じ、左前方からの外乱に対して前記第6図
aに示す推力ベクトルが実現され、船舶1の定位
置保持が可能となるのである。
ベクトルは、第14図bに示すように、第3象限
内に生じ、左前方からの外乱に対して前記第6図
aに示す推力ベクトルが実現され、船舶1の定位
置保持が可能となるのである。
なお、(6)〜(9)式における第2項の積分項は、船
舶1が設定位置に戻つて位置偏差△y0が零の状態
(このとき第1項による要求信号は零になる。)で
も、風や潮流などの外乱力に対抗できる推力ベク
トルをそれぞれの首振り式プロペラに保持し続け
るように要求信号を出力する役割を果す項であ
る。
舶1が設定位置に戻つて位置偏差△y0が零の状態
(このとき第1項による要求信号は零になる。)で
も、風や潮流などの外乱力に対抗できる推力ベク
トルをそれぞれの首振り式プロペラに保持し続け
るように要求信号を出力する役割を果す項であ
る。
また(6)〜(9)式における第3項の微分項は、それ
ぞれのプロペラの推力ベクトルにより船舶1が設
定位置に戻りつつあるときに設定位置より行き過
ぎがないようにプロペラの推力力ベクトルに制動
効果を持たせて安定な位置制御を実現する役割を
果す項である。
ぞれのプロペラの推力ベクトルにより船舶1が設
定位置に戻りつつあるときに設定位置より行き過
ぎがないようにプロペラの推力力ベクトルに制動
効果を持たせて安定な位置制御を実現する役割を
果す項である。
第9および第10のPID制御器316,317は
第3の減算器306の出力すなわち方位偏差信号
△Ψとジヤイロコンパス303の出力信号Ψとを
入力として、第1の首振り式プロペラ21の推力
量に対する要求信号1〓と推力方向に対する要求
信号θ1〓とを出力して、方位偏差△Ψが零になる
ようにする役割を果すもので、第1の首振り式プ
ロペラ21に対する要求信号1〓,θ1〓は次式のよ
うになる。1 〓=KP〓9△Ψ+K1〓9∫△Ψdt+KD〓9dΨ/dt……(
10) なおKP〓9、KI〓9、KD〓9<0と定めておく。
第3の減算器306の出力すなわち方位偏差信号
△Ψとジヤイロコンパス303の出力信号Ψとを
入力として、第1の首振り式プロペラ21の推力
量に対する要求信号1〓と推力方向に対する要求
信号θ1〓とを出力して、方位偏差△Ψが零になる
ようにする役割を果すもので、第1の首振り式プ
ロペラ21に対する要求信号1〓,θ1〓は次式のよ
うになる。1 〓=KP〓9△Ψ+K1〓9∫△Ψdt+KD〓9dΨ/dt……(
10) なおKP〓9、KI〓9、KD〓9<0と定めておく。
θ1〓=KP〓10△Ψ+KI〓10∫△Ψdt+KD〓10dΨ/dt
……(11)
なおKP〓10、KI〓10、KD〓10<0と定めておく。
船舶1が、第15図aに示すように、右前方か
らの外乱を受けると、船首方位が変つて方位偏差
△Ψが△Ψ<0となり、(10)、(11)式より第1の首振
り式プロペラ21の推力ベクトルに対する要求信
号1〓,θ1〓は1〓>0、θ1〓>0になる。
らの外乱を受けると、船首方位が変つて方位偏差
△Ψが△Ψ<0となり、(10)、(11)式より第1の首振
り式プロペラ21の推力ベクトルに対する要求信
号1〓,θ1〓は1〓>0、θ1〓>0になる。
したがつて、第1の首振り式プロペラ21の推
力ベクトルは、第15図aに示すように、第1象
限内に生じ、船首方位を元に戻すような推力ベク
トルが実現されている。
力ベクトルは、第15図aに示すように、第1象
限内に生じ、船首方位を元に戻すような推力ベク
トルが実現されている。
次に船舶1が左前方からの外乱を受けると、方
位偏差△Ψが△Ψ>0となり、(10)、(11)式より第1
の首振り式プロペラ21の推力ベクトルに対する
要求信号1〓,θ1〓は1〓<0、θ1〓<0になる。
位偏差△Ψが△Ψ>0となり、(10)、(11)式より第1
の首振り式プロペラ21の推力ベクトルに対する
要求信号1〓,θ1〓は1〓<0、θ1〓<0になる。
したがつて第1の首振り式プロペラ21の推力
ベクトルは、第15図b中の破線の矢印で示すよ
うに、第4象限内に生じ、この推力ベクトルでは
方位偏差をますます増大させることになる。した
がつて船首方位を元に戻すような推力ベクトルを
実現するためには第15図bの実線の矢印で示す
推力ベクトルが必要になるから、第1の首振り式
プロペラ21の旋回角検出信号θ1が負の場合は推
力量の要求信号1〓の符号を変換する必要があ
る。
ベクトルは、第15図b中の破線の矢印で示すよ
うに、第4象限内に生じ、この推力ベクトルでは
方位偏差をますます増大させることになる。した
がつて船首方位を元に戻すような推力ベクトルを
実現するためには第15図bの実線の矢印で示す
推力ベクトルが必要になるから、第1の首振り式
プロペラ21の旋回角検出信号θ1が負の場合は推
力量の要求信号1〓の符号を変換する必要があ
る。
これにより第9のPID制御器316は、第1の
首振り式プロペラ21の旋回角検出信号θ1が負の
ときは、推力量の要求信号1〓の符号を変換して
出力すると、第15図bの実線の矢印で示す推力
ベクトルを第1の首振り式プロペラ21に実現で
き、外乱による船首方位の修正がなされる。
首振り式プロペラ21の旋回角検出信号θ1が負の
ときは、推力量の要求信号1〓の符号を変換して
出力すると、第15図bの実線の矢印で示す推力
ベクトルを第1の首振り式プロペラ21に実現で
き、外乱による船首方位の修正がなされる。
なお、旋回角検出信号θ1が負のときに推力量の
要求信号1〓の符号を変換する役割は、後述の第
1の符号変換器321で行なわせる。
要求信号1〓の符号を変換する役割は、後述の第
1の符号変換器321で行なわせる。
第11および第12のPID制御器318,319
は、方位偏差信号△Ψとジヤイロコンパス303
の出力信号Ψとを入力として、第2の首振り式プ
ロペラ22の推力量に対する要求信号2〓と推力
方向に対する要求信号θ2〓とを出力し、方位偏差
△Ψが零になるようにする制御器である。
は、方位偏差信号△Ψとジヤイロコンパス303
の出力信号Ψとを入力として、第2の首振り式プ
ロペラ22の推力量に対する要求信号2〓と推力
方向に対する要求信号θ2〓とを出力し、方位偏差
△Ψが零になるようにする制御器である。
この第2の首振り式プロペラ22に対する要求
信号2〓,θ2〓は次式のようになる。2 〓=KP〓11△Ψ+K1〓11∫△Ψdt +KP〓11dΨ/dt ……(12) なお、KP〓11、K1〓11、KD〓11>0と定めておく。
信号2〓,θ2〓は次式のようになる。2 〓=KP〓11△Ψ+K1〓11∫△Ψdt +KP〓11dΨ/dt ……(12) なお、KP〓11、K1〓11、KD〓11>0と定めておく。
θ2〓=KP〓12△Ψ+K1〓12∫△Ψdt
+KD〓12dΨ/dt ……(13)
なお、KP〓12、K1〓12、KD〓12<0と定めておく。
船舶1が、第16図aに示すように、右前方か
らの外乱を受けると、船首方位が変つて方位偏差
△Ψが△Ψ<0となり、(12)、(13)式より第1の首
振り式プロペラ21の推力ベクトルに対する要求
信号2〓、θ2〓は、2〓<0、θ2〓>0になる。
らの外乱を受けると、船首方位が変つて方位偏差
△Ψが△Ψ<0となり、(12)、(13)式より第1の首
振り式プロペラ21の推力ベクトルに対する要求
信号2〓、θ2〓は、2〓<0、θ2〓>0になる。
したがつて第2の首振り式プロペラ22の推力
ベクトルは、第16図aに示すように、第3象限
内に生じ、船首方位を元に戻すような推力ベクト
ルが実現される。
ベクトルは、第16図aに示すように、第3象限
内に生じ、船首方位を元に戻すような推力ベクト
ルが実現される。
次に船舶1が左前方からの外乱を受けると、方
位偏差△Ψが△Ψ>0となり、(12)、(13)式より第
2の首振り式プロペラ22の推力ベクトルに対す
る要求信号2〓,θ2〓は、2〓>0、θ2〓<0にな
る。
位偏差△Ψが△Ψ>0となり、(12)、(13)式より第
2の首振り式プロペラ22の推力ベクトルに対す
る要求信号2〓,θ2〓は、2〓>0、θ2〓<0にな
る。
したがつて第2の首振り式プロペラ22の推力
ベクトルは、第16図b中の破線の矢印で示すよ
うに、第2象限内に生じ、この推力ベクトルでは
方位偏差をますます増大させることになる。した
がつて船首方位を元を戻すためには、第16図b
の実線の矢印で示す推力ベクトルが必要とされる
から、第2の首振り式プロペラ22の旋回角検出
信号θ2が負の場合には、推力量の要求信号2〓の
符号を変換する必要がある。
ベクトルは、第16図b中の破線の矢印で示すよ
うに、第2象限内に生じ、この推力ベクトルでは
方位偏差をますます増大させることになる。した
がつて船首方位を元を戻すためには、第16図b
の実線の矢印で示す推力ベクトルが必要とされる
から、第2の首振り式プロペラ22の旋回角検出
信号θ2が負の場合には、推力量の要求信号2〓の
符号を変換する必要がある。
したがつて第11のPID制御器318は、第2の
首振り式プロペラ22の旋回角検出信号θ2が負の
ときは、推力量の要求信号2〓の符号を変換して
出力すると、第16図bに実線の矢印で示す推力
ベクトルを第2の首振り式プロペラ22に実現で
き、外乱による船首方位の修正がなされる。
首振り式プロペラ22の旋回角検出信号θ2が負の
ときは、推力量の要求信号2〓の符号を変換して
出力すると、第16図bに実線の矢印で示す推力
ベクトルを第2の首振り式プロペラ22に実現で
き、外乱による船首方位の修正がなされる。
なお、(10)〜(13)式における第2項の積分項は、
船舶1が設定方位に戻つて方位偏差△Ψが零の状
態(このとき第1項による要求信号は零になる。)
でも、風や潮流などの外乱に対抗できる推力ベク
トルをそれぞれの首振り式プロペラに保持し続け
るように要求信号を出力する役割を果す項であ
る。
船舶1が設定方位に戻つて方位偏差△Ψが零の状
態(このとき第1項による要求信号は零になる。)
でも、風や潮流などの外乱に対抗できる推力ベク
トルをそれぞれの首振り式プロペラに保持し続け
るように要求信号を出力する役割を果す項であ
る。
さらに、(10)〜(13)式における第3項の微分項
は、それぞれのプロペラの推力ベクトルにより船
舶1が設定方位に戻りつつあるときに設定方位よ
り行き過ぎがないようにプロペラの推力ベクトル
に制動効果を持たせて安定な方位制御を実現する
役割を果す項である。
は、それぞれのプロペラの推力ベクトルにより船
舶1が設定方位に戻りつつあるときに設定方位よ
り行き過ぎがないようにプロペラの推力ベクトル
に制動効果を持たせて安定な方位制御を実現する
役割を果す項である。
第1の加算器320は、第5のPID制御器31
2と第9のPID制御器316の出力信号とを入力
として、下記(14)式の加算結果1Aを出力するも
のである。1A =1Y+1〓 =KPY5△y0+K1Y5∫△y0dt +KDY5d/dt(△y0) +KP〓9△Ψ+K1〓9∫△Ψdt+KD〓9dΨ/dt……(14) 第1の符号変換器321は、第1の首振り式プ
ロペラ21の旋回角が負すなわち推力ベクトルが
左向きの場合に、第1の加算器320が出力する
第1の首振り式プロペラ21の推力量に対する要
求信号1Aの符号を変換して、第1の首振り式プ
ロペラ21に位置偏差△y0および方位偏差△Ψの
修正を効果的に行なえるような推力ベクトルを実
現する役割を持つものである。
2と第9のPID制御器316の出力信号とを入力
として、下記(14)式の加算結果1Aを出力するも
のである。1A =1Y+1〓 =KPY5△y0+K1Y5∫△y0dt +KDY5d/dt(△y0) +KP〓9△Ψ+K1〓9∫△Ψdt+KD〓9dΨ/dt……(14) 第1の符号変換器321は、第1の首振り式プ
ロペラ21の旋回角が負すなわち推力ベクトルが
左向きの場合に、第1の加算器320が出力する
第1の首振り式プロペラ21の推力量に対する要
求信号1Aの符号を変換して、第1の首振り式プ
ロペラ21に位置偏差△y0および方位偏差△Ψの
修正を効果的に行なえるような推力ベクトルを実
現する役割を持つものである。
したがつてこの第1の符号変換器321は第1
の加算器320と後述する第1の首振り式プロペ
ラ21の旋回角検出器329の各出力信号を入力
として、旋回角検出信号θ1が負の場合には、第1
の加算器320の出力信号の符号を変換して出力
し、旋回角検出信号θ1が正の場合は、第1の加算
器320の出力信号の符号を変換せずそのまま出
力する。
の加算器320と後述する第1の首振り式プロペ
ラ21の旋回角検出器329の各出力信号を入力
として、旋回角検出信号θ1が負の場合には、第1
の加算器320の出力信号の符号を変換して出力
し、旋回角検出信号θ1が正の場合は、第1の加算
器320の出力信号の符号を変換せずそのまま出
力する。
第2の加算器322は、第1のPID制御器30
8と第1の符号変換器321の出力信号とを入力
として、第1の首振り式プロペラ21の推力量に
対する要求信号1dとして、下記(15)式の加算結
果を出力するものである。1d =KPX1△x0+KIX1∫△x0dt +KDX1d/dt(△x0) ±{KPY5△y0+KIY5∫△y0dt +KDY5d/dt(△y0) +KP〓9△Ψ+KI〓9∫△Ψdt+KD〓9dΨ/dt} ……(15) 〔θ1>0のときは、+符号選択 θ1<0のときは、−符号選択〕 なお、この(15)式における第1〜第3項は風や
潮流などの外乱に対抗して第1の首振り式プロペ
ラ21の推力量を変えることにより船舶1の位置
偏差△x0が零となるように安定な位置制御を行な
う役割を果す項で、第4〜第6項は位置偏差△y0
を零にする役割を果す項で、第7〜第9項は方位
偏差△Ψを零にする役割を果す項である。
8と第1の符号変換器321の出力信号とを入力
として、第1の首振り式プロペラ21の推力量に
対する要求信号1dとして、下記(15)式の加算結
果を出力するものである。1d =KPX1△x0+KIX1∫△x0dt +KDX1d/dt(△x0) ±{KPY5△y0+KIY5∫△y0dt +KDY5d/dt(△y0) +KP〓9△Ψ+KI〓9∫△Ψdt+KD〓9dΨ/dt} ……(15) 〔θ1>0のときは、+符号選択 θ1<0のときは、−符号選択〕 なお、この(15)式における第1〜第3項は風や
潮流などの外乱に対抗して第1の首振り式プロペ
ラ21の推力量を変えることにより船舶1の位置
偏差△x0が零となるように安定な位置制御を行な
う役割を果す項で、第4〜第6項は位置偏差△y0
を零にする役割を果す項で、第7〜第9項は方位
偏差△Ψを零にする役割を果す項である。
また(15)式における符号の選択は、上述の第1
の符号変換器321が行なう。
の符号変換器321が行なう。
第1の自動手動切換装置323は、既存の第1
の翼角ハンドル100と第2の加算器322との
各出力信号を入力として、操縦者は希望する運転
モードに応じていずれかの信号を出力させること
ができるようになつている。
の翼角ハンドル100と第2の加算器322との
各出力信号を入力として、操縦者は希望する運転
モードに応じていずれかの信号を出力させること
ができるようになつている。
なお、既存の第1の翼角サーボ機構101は、
第1の自動手動切換装置323の出力信号によ
り、第1の首振り式プロペラ21の推力量1を
調節する。
第1の自動手動切換装置323の出力信号によ
り、第1の首振り式プロペラ21の推力量1を
調節する。
第1の翼角検出器324は第1の首振り式プロ
ペラ21の推力量を検出するもので、第1の乗算
器325はこの第1の翼角検出器324と後述の
第1の首振り式プロペラ21用の第1の旋回角検
出器329との出力信号を入力としてその積を出
力するものである。
ペラ21の推力量を検出するもので、第1の乗算
器325はこの第1の翼角検出器324と後述の
第1の首振り式プロペラ21用の第1の旋回角検
出器329との出力信号を入力としてその積を出
力するものである。
第2の符号変換器326は、第1の首振り式プ
ロペラ21の推力量信号1と旋回角信号θ1の積が
負の場合に、第2のPID制御器309が出力する
第1の首振り式プロペラ21の推力方向に対する
要求信号θ1Xの符号を変換して、第1の首振り式
プロペラ21に位置偏差△x0の修正を効果的に行
なえるような推力ベクトルを実現する役割を果す
ものである。
ロペラ21の推力量信号1と旋回角信号θ1の積が
負の場合に、第2のPID制御器309が出力する
第1の首振り式プロペラ21の推力方向に対する
要求信号θ1Xの符号を変換して、第1の首振り式
プロペラ21に位置偏差△x0の修正を効果的に行
なえるような推力ベクトルを実現する役割を果す
ものである。
したがつて、第2の符号変換器326は、第2
のPID制御器309と第1の乗算器325の各出
力信号を入力として、第1の乗算器325の出力
信号が負の場合は、第2のPID制御器309の出
力信号の符号を変換して出力し、乗算器325の
出力信号が正の場合は、第2のPID制御器309
の出力信号の符号を変換せずそのまま出力する。
のPID制御器309と第1の乗算器325の各出
力信号を入力として、第1の乗算器325の出力
信号が負の場合は、第2のPID制御器309の出
力信号の符号を変換して出力し、乗算器325の
出力信号が正の場合は、第2のPID制御器309
の出力信号の符号を変換せずそのまま出力する。
第3の加算器327は、第2の符号変換器32
6と第6のPID制御器313と第10のPID制御器
317との各出力信号を入力として、第1の首振
り式プロペラ21の推力方向に対する要求信号
θ1dとして、下記(16)式の加算結果を出力するもの
である。
6と第6のPID制御器313と第10のPID制御器
317との各出力信号を入力として、第1の首振
り式プロペラ21の推力方向に対する要求信号
θ1dとして、下記(16)式の加算結果を出力するもの
である。
θ1d=±{KPX2△x0+KIX2∫△x0dt
+KDX2d/dt(△x0)}
+KPY6△y0+KIY6∫△y0dt
+KDY6d/dt(△y0)
+KP〓10△Ψ+KI〓10∫△Ψdt+KD〓10dΨ/dt
……(16)
〔1θ1>0のときは、+符号選択
1θ1<0のときは、−符号選択〕
なお、この(16)式における第1〜第3項は外乱
に対して第1の首振り式プロペラ21の推力方向
を変えることにより船舶1の位置偏差△x0が零に
なるようにする役割を果す項で、第4〜第6項は
位置偏差△y0を零にする役割を果す項で、第7〜
第9項は方位偏差△Ψを零にする役割を果す項で
ある。
に対して第1の首振り式プロペラ21の推力方向
を変えることにより船舶1の位置偏差△x0が零に
なるようにする役割を果す項で、第4〜第6項は
位置偏差△y0を零にする役割を果す項で、第7〜
第9項は方位偏差△Ψを零にする役割を果す項で
ある。
また(16)式における符号の選択は、上述の第2
の符号変換器326が行なう。
の符号変換器326が行なう。
第2の自動手動切換装置328は、既存の第1
の旋回角ハンドル102と第3の加算器327と
の各出力信号を入力として、操縦者が希望する運
転モードに応じていずれかの信号を出力させるこ
とができるようにしたものである。
の旋回角ハンドル102と第3の加算器327と
の各出力信号を入力として、操縦者が希望する運
転モードに応じていずれかの信号を出力させるこ
とができるようにしたものである。
なお、既存の第1の旋回角サーボ機構103
は、第2の自動手動切換装置328の出力信号を
入力として、第1の首振り式プロペラ21の旋回
角θ1を調節する。
は、第2の自動手動切換装置328の出力信号を
入力として、第1の首振り式プロペラ21の旋回
角θ1を調節する。
第1の旋回角検出器329は、第1の首振り式
プロペラ21の旋回角θ1を検出するもので、旋回
角検出信号θ1は上述の第1の符号変換器321と
第1の乗算器325とに入力される。
プロペラ21の旋回角θ1を検出するもので、旋回
角検出信号θ1は上述の第1の符号変換器321と
第1の乗算器325とに入力される。
第4の加算器330は、第7のPID制御器31
4と第11のPID制御器318との各出力信号を入
力として、下記(17)式の加算結果4Aを出力する
ものである。4A =2Y+2〓 =KPY7△y0+KIY7∫△y0dt+KDY7d/dt(△y0) =KP〓11△Ψ+KI〓11∫△Ψdt+KD〓11dΨ/dt ……(17) 第3の符号変換器331は、第1の首振り式プ
ロペラ21に対する第1の符号変換器321と同
じ役割を第2の首振り式プロペラ22について果
すもので、第4の加算器330と後述する第2の
首振り式プロペラ22用の第2の旋回角検出器3
39との各出力信号4A,θ2を入力として、旋回
角検出信号θ2が負の場合は、第4の加算器330
の出力信号の符号を変換して出力し、旋回角検出
信号θ2が正の場合は、第4の加算器330の出力
信号の符号を変換せずそのまま出力する。
4と第11のPID制御器318との各出力信号を入
力として、下記(17)式の加算結果4Aを出力する
ものである。4A =2Y+2〓 =KPY7△y0+KIY7∫△y0dt+KDY7d/dt(△y0) =KP〓11△Ψ+KI〓11∫△Ψdt+KD〓11dΨ/dt ……(17) 第3の符号変換器331は、第1の首振り式プ
ロペラ21に対する第1の符号変換器321と同
じ役割を第2の首振り式プロペラ22について果
すもので、第4の加算器330と後述する第2の
首振り式プロペラ22用の第2の旋回角検出器3
39との各出力信号4A,θ2を入力として、旋回
角検出信号θ2が負の場合は、第4の加算器330
の出力信号の符号を変換して出力し、旋回角検出
信号θ2が正の場合は、第4の加算器330の出力
信号の符号を変換せずそのまま出力する。
第5の加算器332は、第3のPID制御器31
0と第3の符号変換器331との各出力信号を入
力として、第2の首振り式プロペラ22の推力量
に対する要求信号2dとして、下記(18)式の加算
結果を出力するものである。2d =KPX3△x0+KIX3∫△x0dt +KDX3d/dt(△x0) ±{KPY7△y0+KIY7∫△y0dt +KDY7d/dt(△y0) +KP〓11△Ψ+KI〓11∫△Ψdt+KD〓11dΨ/dt} ……(18) 〔θ2>0のときは、+符号選択 θ2<0のときは、−符号選択〕 なお、この(18)式における第1〜第3項は外乱
に対して第2のプロペラ22の推力量を変えるこ
とにより位置偏差△x0が零になるようにする役割
を果たす項で、第4〜第6項は位置偏差△y0が零
になるようにする役割を果たす項で、第7〜第9
項は方位偏差△Ψが零になるようにする役割を果
たす項である。
0と第3の符号変換器331との各出力信号を入
力として、第2の首振り式プロペラ22の推力量
に対する要求信号2dとして、下記(18)式の加算
結果を出力するものである。2d =KPX3△x0+KIX3∫△x0dt +KDX3d/dt(△x0) ±{KPY7△y0+KIY7∫△y0dt +KDY7d/dt(△y0) +KP〓11△Ψ+KI〓11∫△Ψdt+KD〓11dΨ/dt} ……(18) 〔θ2>0のときは、+符号選択 θ2<0のときは、−符号選択〕 なお、この(18)式における第1〜第3項は外乱
に対して第2のプロペラ22の推力量を変えるこ
とにより位置偏差△x0が零になるようにする役割
を果たす項で、第4〜第6項は位置偏差△y0が零
になるようにする役割を果たす項で、第7〜第9
項は方位偏差△Ψが零になるようにする役割を果
たす項である。
また(18)式の符号の選択は、上述の第3の符号
変換器331で行なう。
変換器331で行なう。
第3の自動手動切換装置333は、既存の第2
の翼角ハンドル104と、第5の加算器332と
の各出力信号を入力とし、操縦者が希望する運転
モードに応じていずれかの信号を出力させるもの
である。
の翼角ハンドル104と、第5の加算器332と
の各出力信号を入力とし、操縦者が希望する運転
モードに応じていずれかの信号を出力させるもの
である。
なお、既存の第2の翼角サーボ機構105は、
第3の自動手動切換装置333の出力信号によ
り、第2の首振り式プロペラ22の推力量2を
調節する。
第3の自動手動切換装置333の出力信号によ
り、第2の首振り式プロペラ22の推力量2を
調節する。
第2の翼角検出器334は、第2の首振り式プ
ロペラ22の推力量2を検出するもので、第2
の乗算器335は第2の翼角検出器334と後述
する第2の首振り式プロペラ22用の第2の旋回
角検出器339との各出力信号2,θ2を入力とし
て、その積を出力するものである。
ロペラ22の推力量2を検出するもので、第2
の乗算器335は第2の翼角検出器334と後述
する第2の首振り式プロペラ22用の第2の旋回
角検出器339との各出力信号2,θ2を入力とし
て、その積を出力するものである。
第4の符号変換器336は、第1の首振り式プ
ロペラ21における第2の符号変換器326と同
じ役割を第2の首振り式プロペラ22について果
すもので、第4のPID制御器311と第2の乗算
器335との各出力信号を入力として、第2の乗
算器335の出力信号が負の場合は、第4のPID
制御器311の出力信号の符号を変換して出力
し、乗算器335の出力信号が正の場合は、第4
のPID制御器311の出力信号の符号を変換せず
そのまま出力する。
ロペラ21における第2の符号変換器326と同
じ役割を第2の首振り式プロペラ22について果
すもので、第4のPID制御器311と第2の乗算
器335との各出力信号を入力として、第2の乗
算器335の出力信号が負の場合は、第4のPID
制御器311の出力信号の符号を変換して出力
し、乗算器335の出力信号が正の場合は、第4
のPID制御器311の出力信号の符号を変換せず
そのまま出力する。
第6の加算器337は、第4の符号変換器33
6と、第8のPID制御器315と第12のPID制御
器319との各出力信号を入力として、第2の首
振り式プロペラ22の推力方向に対する要求信号
θ2dとして、下記(19)式の加算結果を出力するもの
である。
6と、第8のPID制御器315と第12のPID制御
器319との各出力信号を入力として、第2の首
振り式プロペラ22の推力方向に対する要求信号
θ2dとして、下記(19)式の加算結果を出力するもの
である。
θ2d=±{KPX4△x0+KIX4∫△x0dt
+KDX4d(△x0)/dt}
+KPY8△y0+KIY8∫△y0dt
+KDY8d/dt(△y0)
+KP〓12△Ψ+KI〓12∫△Ψdt+KD〓12dΨ/dt
……(19)
〔2θ2>0のときは、+符号選択
2θ2<0のときは、−符号選択〕
なお、この(19)式における第1〜第3項は外乱
に対して第2のプロペラ22の推力方向を変える
ことにより位置偏差△x0が零になるようにする役
割を果たす項で、第4〜第6項は位置偏差△y0が
零になるようにする役割を果たす項で、第7〜第
9項は方位偏差△Ψが零になるようにする役割を
果たす項である。
に対して第2のプロペラ22の推力方向を変える
ことにより位置偏差△x0が零になるようにする役
割を果たす項で、第4〜第6項は位置偏差△y0が
零になるようにする役割を果たす項で、第7〜第
9項は方位偏差△Ψが零になるようにする役割を
果たす項である。
また(19)式の符号の選択は、上述の第4の符号
変換器336が行なう。
変換器336が行なう。
第4の自動手動切換装置338は、既存の第2
の旋回角ハンドル106と第6の加算器337と
の各出力信号を入力として、操縦者が希望する運
転モードに応じていずれかの信号を出力させるも
のである。
の旋回角ハンドル106と第6の加算器337と
の各出力信号を入力として、操縦者が希望する運
転モードに応じていずれかの信号を出力させるも
のである。
なお、既存の第2の旋回角サーボ機構107
は、第4の自動手動切換装置338の出力信号に
より第2の首振り式プロペラ22の旋回角θ2を調
節する。
は、第4の自動手動切換装置338の出力信号に
より第2の首振り式プロペラ22の旋回角θ2を調
節する。
第2の旋回角検出器339は、第2の首振り式
プロペラ22の旋回角θ2を検出するもので、旋回
角検出信号θ2は上述の第3の符号変換器331と
第2の乗算器335とに入力される。
プロペラ22の旋回角θ2を検出するもので、旋回
角検出信号θ2は上述の第3の符号変換器331と
第2の乗算器335とに入力される。
次に、本装置についての実験例を示す。
第17図は、船舶1が風速20m/secの風外乱
を右前方30度より受けたときに、本装置を使用し
て船舶1の定点保持制御を行なつたときの性能シ
ミユレーシヨン結果を示す特性曲線図であるが、
風速の時間的変化を示す第17図aから、風速は
10秒間で0より20m/sec(約40KT)に達してい
ることがわかる。
を右前方30度より受けたときに、本装置を使用し
て船舶1の定点保持制御を行なつたときの性能シ
ミユレーシヨン結果を示す特性曲線図であるが、
風速の時間的変化を示す第17図aから、風速は
10秒間で0より20m/sec(約40KT)に達してい
ることがわかる。
第17図bは、第17図aの風外乱を受けたと
きの船舶1の位置および方位の時間的変化を示す
ものであるが、船舶1の前後方向(x0軸方向)の
動きであるサージ量(実線)は最大約4mに達し、
船舶1の左右方向(y0軸方向)の動きであるスウ
エイ量(破線)は最大8mに達し、元の位置に戻
るのに約2.5分を要していることがわかる。なお、
船舶1の方位(図中Γ−で示す。)は左向きに最大
10度変化するが、元の方位に戻るのに約2分を要
していることがわかる。
きの船舶1の位置および方位の時間的変化を示す
ものであるが、船舶1の前後方向(x0軸方向)の
動きであるサージ量(実線)は最大約4mに達し、
船舶1の左右方向(y0軸方向)の動きであるスウ
エイ量(破線)は最大8mに達し、元の位置に戻
るのに約2.5分を要していることがわかる。なお、
船舶1の方位(図中Γ−で示す。)は左向きに最大
10度変化するが、元の方位に戻るのに約2分を要
していることがわかる。
以上により、船舶1は第17図aのステツプ状
風外乱を受けたときに約2.5分で元の状態に復帰
することがわかる。
風外乱を受けたときに約2.5分で元の状態に復帰
することがわかる。
第17図c〜fは、いずれも第17図aに示す
ステツプ状風外乱を受けたときに船舶1の位置お
よび方位を元に戻すために第1および第2の首振
り式可変翼プロペラ21,22が発生する推力ベ
クトルの時間的経過を示すものであり、第17図
c,dは船舶1の船首部に位置する第1の首振り
式プロペラ21の推力ベクトルの変化を示すグラ
フで、第17図cの実線はプロペラ翼角を示し破
線は旋回角を示しており、第17図dの実線は推
力の大きさを示し、破線はプロペラ消費馬力を示
している。
ステツプ状風外乱を受けたときに船舶1の位置お
よび方位を元に戻すために第1および第2の首振
り式可変翼プロペラ21,22が発生する推力ベ
クトルの時間的経過を示すものであり、第17図
c,dは船舶1の船首部に位置する第1の首振り
式プロペラ21の推力ベクトルの変化を示すグラ
フで、第17図cの実線はプロペラ翼角を示し破
線は旋回角を示しており、第17図dの実線は推
力の大きさを示し、破線はプロペラ消費馬力を示
している。
これらの図から、第1の首振り式プロペラ21
は、第17図cの実線が示すように、プロペラ翼
角が一時的に大きな翼角に達した後、第18図に
示すような右向き前進推力となる推力ベクトル
T1を発生して、船舶1の位置および方位を元に
戻して整定していることがわかる。
は、第17図cの実線が示すように、プロペラ翼
角が一時的に大きな翼角に達した後、第18図に
示すような右向き前進推力となる推力ベクトル
T1を発生して、船舶1の位置および方位を元に
戻して整定していることがわかる。
第17図e,fは船舶1の船尾部に位置する第
2の首振り式プロペラ22の推力ベクトルの変化
を示すグラフで、第17図eの実線はプロペラ翼
角を示し、破線は旋回角を示しており、第17図
fの実線は推力の大きさを示し、破線はプロペラ
消費馬力を示している。
2の首振り式プロペラ22の推力ベクトルの変化
を示すグラフで、第17図eの実線はプロペラ翼
角を示し、破線は旋回角を示しており、第17図
fの実線は推力の大きさを示し、破線はプロペラ
消費馬力を示している。
これらの図から第2の首振り式プロペラ22は
右側に後進推力を発生して、第18図に示すよう
な後進推力となる推力ベクトルT2を発生して位
置および方位を元に戻して整定していることがわ
かる。
右側に後進推力を発生して、第18図に示すよう
な後進推力となる推力ベクトルT2を発生して位
置および方位を元に戻して整定していることがわ
かる。
以上により第17図aに示すようなステツプ状
風外乱を船舶1が右前方から受けたときは、第1
8図に示すような推力ベクトルが第1および第2
の首振り式プロペラ21,22にそれぞれ発生
し、これらの推力ベクトルの組合わせは前記第5
図bに示す船舶1の定位置保持を可能とする推力
ベクトルの組合わせに一致することから、本装置
は船舶1の定点保持制御装置に有効であることが
わかる。
風外乱を船舶1が右前方から受けたときは、第1
8図に示すような推力ベクトルが第1および第2
の首振り式プロペラ21,22にそれぞれ発生
し、これらの推力ベクトルの組合わせは前記第5
図bに示す船舶1の定位置保持を可能とする推力
ベクトルの組合わせに一致することから、本装置
は船舶1の定点保持制御装置に有効であることが
わかる。
なお第17図中、第2の首振り式プロペラ22
の後進推力が第1の首振り式プロペラ21の前進
推力に較べてかなり小さいのは、第1の首振り式
プロペラ21の推力ベクトルのうち、船舶1の船
体中心線方向の前進推力成分が第2の首振り式プ
ロペラ22の推力ベクトルの船体中心線方向の後
進推力成分によつて相殺されるのを極力避けたた
めである。
の後進推力が第1の首振り式プロペラ21の前進
推力に較べてかなり小さいのは、第1の首振り式
プロペラ21の推力ベクトルのうち、船舶1の船
体中心線方向の前進推力成分が第2の首振り式プ
ロペラ22の推力ベクトルの船体中心線方向の後
進推力成分によつて相殺されるのを極力避けたた
めである。
なお、回転数により推力調整を行なう首振り式
固定ピツチプロペラを本装置に使用する場合は、
翼角サーボ機構に代わつて、プロペラ回転数サー
ボ機構を使用することにより、可変翼により推力
調整を行なう前述の首振り式プロペラと同様の効
果を挙げることができる。
固定ピツチプロペラを本装置に使用する場合は、
翼角サーボ機構に代わつて、プロペラ回転数サー
ボ機構を使用することにより、可変翼により推力
調整を行なう前述の首振り式プロペラと同様の効
果を挙げることができる。
また本装置は制御用計算機に置きかえてDDC
(Direct Digital Control)方式によつても実現
することができる。
(Direct Digital Control)方式によつても実現
することができる。
以上詳述したように、本発明の船舶の自動位置
制御装置によれば、上記のシミユレーシヨン結果
からもわかるように、操縦者が船舶の設定位置と
設定方位とを一度与えておけば、あとは最適の手
順で2台の首振り式プロペラが自動的に駆動制御
され、船舶の定点保持を安定に行なうことができ
る推力ベクトルの組合わせを実現できる利点があ
る。
制御装置によれば、上記のシミユレーシヨン結果
からもわかるように、操縦者が船舶の設定位置と
設定方位とを一度与えておけば、あとは最適の手
順で2台の首振り式プロペラが自動的に駆動制御
され、船舶の定点保持を安定に行なうことができ
る推力ベクトルの組合わせを実現できる利点があ
る。
また、従来手段のごとく、試行錯誤を繰り返し
つつ目標値に近づけて行かなければならなかつた
ものに比べ、動作に無駄が少なく操縦者の労力負
担も大幅に軽減できる利点がある。
つつ目標値に近づけて行かなければならなかつた
ものに比べ、動作に無駄が少なく操縦者の労力負
担も大幅に軽減できる利点がある。
第1図は、船首尾部にそれぞれ首振り式プロペ
ラを有する船舶を示す側面図であり、第2〜6図
は従来の船舶の位置制御手段を示すもので、第2
図はその作用を説明するための模式図、第3図は
そのブロツク図、第4図、第5図a〜cおよび第
6図a〜cはいずれもその作用を説明するための
模式図であり、第7〜18図は本発明の一実施例
としての船舶の自動位置制御装置を示すもので、
第7図はそのブロツク図、第8図はそのあらかじ
め決められた空間固定の座標系を示す説明図、第
9図a〜dはいずれもベクトル表示される首振り
式プロペラの推力を説明するための模式図、第1
0図はその位置偏差変換器の第1の位置偏差信号
についての説明図、第11図a〜dはいずれもそ
の作用を説明するための模式図、第12図はその
位置偏差変換器の第2の位置偏差信号についての
説明図、第13図a,b、第14図a,b、第1
5図a,bおよび第16図a,bはいずれもその
作用を説明するための模式図、第17図a〜fは
いずれもそのシミユレーシヨン結果を示すグラ
フ、第18図はそのシミユレーシヨンの条件を説
明するための模式図である。 1……船舶、21……第1の首振り式プロペ
ラ、22……第2の首振り式プロペラ、300…
…位置設定器、301……方位設定器、302…
…位置検出器、303……方位検出器としてのジ
ヤイロコンパス、304……第1の減算器、30
5……第2の減算器、306……第3の減算器、
307……位置偏差変換器、308……第1の
PID制御器、309……第2のPID制御器、31
0……第3のPID制御器、311……第4のPID
制御器、312……第5のPID制御器、313…
…第6のPID制御器、314……第7のPID制御
器、315……第8のPID……制御器、316…
…第9のPID制御器、317……第10のPID制御
器、318……第11のPID制御器、319……第
12のPID制御器、320……第1の加算器、32
1……第1の符号変換器、322……第2の加算
器、323……第1の自動手動切換装置、324
……第1の翼角検出器、325……第1の乗算
器、326……第2の符号変換器、327……第
3の加算器、328……第2の自動手動切換装
置、329……第1の旋回角検出器、330……
第4の加算器、331……第3の符号変換器、3
32……第5の加算器、333……第3の自動手
動切換装置、334……第2の翼角検出器、33
5……第2の乗算器、336……第4の符号変換
器、337……第6の加算器、338……第4の
自動手動切換装置、339……第2の旋回角検出
器。S……外乱。
ラを有する船舶を示す側面図であり、第2〜6図
は従来の船舶の位置制御手段を示すもので、第2
図はその作用を説明するための模式図、第3図は
そのブロツク図、第4図、第5図a〜cおよび第
6図a〜cはいずれもその作用を説明するための
模式図であり、第7〜18図は本発明の一実施例
としての船舶の自動位置制御装置を示すもので、
第7図はそのブロツク図、第8図はそのあらかじ
め決められた空間固定の座標系を示す説明図、第
9図a〜dはいずれもベクトル表示される首振り
式プロペラの推力を説明するための模式図、第1
0図はその位置偏差変換器の第1の位置偏差信号
についての説明図、第11図a〜dはいずれもそ
の作用を説明するための模式図、第12図はその
位置偏差変換器の第2の位置偏差信号についての
説明図、第13図a,b、第14図a,b、第1
5図a,bおよび第16図a,bはいずれもその
作用を説明するための模式図、第17図a〜fは
いずれもそのシミユレーシヨン結果を示すグラ
フ、第18図はそのシミユレーシヨンの条件を説
明するための模式図である。 1……船舶、21……第1の首振り式プロペ
ラ、22……第2の首振り式プロペラ、300…
…位置設定器、301……方位設定器、302…
…位置検出器、303……方位検出器としてのジ
ヤイロコンパス、304……第1の減算器、30
5……第2の減算器、306……第3の減算器、
307……位置偏差変換器、308……第1の
PID制御器、309……第2のPID制御器、31
0……第3のPID制御器、311……第4のPID
制御器、312……第5のPID制御器、313…
…第6のPID制御器、314……第7のPID制御
器、315……第8のPID……制御器、316…
…第9のPID制御器、317……第10のPID制御
器、318……第11のPID制御器、319……第
12のPID制御器、320……第1の加算器、32
1……第1の符号変換器、322……第2の加算
器、323……第1の自動手動切換装置、324
……第1の翼角検出器、325……第1の乗算
器、326……第2の符号変換器、327……第
3の加算器、328……第2の自動手動切換装
置、329……第1の旋回角検出器、330……
第4の加算器、331……第3の符号変換器、3
32……第5の加算器、333……第3の自動手
動切換装置、334……第2の翼角検出器、33
5……第2の乗算器、336……第4の符号変換
器、337……第6の加算器、338……第4の
自動手動切換装置、339……第2の旋回角検出
器。S……外乱。
Claims (1)
- 1 船首部に第1の首振式プロペラをそなえると
ともに、船尾部に第2の首振り式プロペラをそな
えた船舶において、あらかじめ決められた空間固
定の座標系での船舶の位置座標(x,y)を検出
する位置検出器302と、上記座標系に設定する
位置の位置座標信号xs,ysを出力する位置設定器
300と、船舶の方位ψを検出する方位検出器3
03と、船舶の方位設定信号Ψsを出力する方位
設定器301とが設けられるとともに、上記位置
設定器300の出力xsと上記位置検出器302の
出力xとが入力される第1の減算器304と、上
記位置設定器300の出力ysと上記位置検出器3
02の出力yとが入力される第2の減算器と、上
記方位設定器301の出力Ψsと上記方位検出器
303の出力Ψとが入力される第3の減算器30
6と、上記の第1および第2の減算器304,3
05の出力と上記方位設定器301の出力Ψsと
が入力されて設定方位方向の位置偏差信号△x0と
設定方位に直角方向の位置偏差信号△y0とを出力
する位置偏差変換器307と、同位置偏差変換器
307の第1の位置偏差信号出力△x0が入力され
る第1〜第4のPID制御器308,309,31
0,311と、上記位置偏差変換器307の第2
の位置偏差信号出力△y0が入力される第5〜第8
のPID制御器312,313,314,315
と、上記第3の減算器306の出力△Ψと上記方
位検出器303の出力Ψとが入力される第9〜第
12のPID制御器316,317,318,319
と、上記第5のPID制御器312と上記第9の
PID制御器316の各出力が入力される第1の加
算器320と、上記第1の首振り式プロペラの旋
回角を検出して同旋回角が右向きの場合を正とし
同旋回角が左向きの場合を負として出力しうる第
1の旋回角検出器329と、同第1の旋回角検出
器329の出力と上記第1の加算器320の出力
とがそれぞれ入力されて上記第1の旋回角検出器
329の出力信号が負の場合には上記第1の加算
器320の出力信号の符号を変換して出力し上記
第1の旋回角検出器329の出力信号が正の場合
には上記第1の加算器320の出力信号の符号を
変換せずそのまま出力する第1の符号変換器32
1と、上記第1のPID制御器308と上記第1の
符号変換器321の出力とが入力される第2の加
算器322と、同第2の加算器322の出力が入
力される第1の翼角サーボ機構101と、同第1
の翼角サーボ機構101のプロペラ推力量を検出
して同プロペラ推力量が前進推力量の場合に上記
プロペラ推力量の符号を正とし後進推力量の場合
に上記プロペラ推力量の符号を負とする第1の翼
角検出器324と、同第1の翼角検出器324と
上記第1の旋回角検出器329の出力とが入力さ
れてこれら2つの入力信号の積を出力する第1の
乗算器325と、上記第2のPID制御器309と
上記第1の乗算器325の出力とがそれぞれ入力
されて上記第1の乗算器325の出力信号が負の
場合には上記第2のPID制御器309の出力信号
の符号を変換して出力し上記第1の乗算器325
の出力信号が正の場合には上記第2のPID制御器
309の出力信号の符号を変換せずそのまま出力
する第2の符号変換器326と、同第2の符号変
換器326と上記第6のPID制御器313と上記
第10のPID制御器317の各出力とが入力される
第3の加算器327と、同第3の加算器327の
出力が入力される第1の旋回角サーボ機構103
と、上記第7のPID制御器314と上記第11の
PID制御器318の各出力が入力される第4の加
算器330と、上記第2の首振り式プロペラの旋
回角を検出して同旋回角が右向きの場合を正とし
同旋回角が左向きの場合を負として出力しうる第
2の旋回角検出器339と、同第2の旋回角検出
器339の出力と上記第4の加算器330の出力
とがそれぞれ入力されて上記第2の旋回角検出器
339の出力信号が負の場合には上記第4の加算
器330の出力信号の符号を変換して出力し上記
第2の旋回角検出器339の出力信号が正の場合
は上記第4の加算器330の出力信号をそのまま
出力する第3の符号変換器331と、上記第3の
PID制御器310と上記第3の符号変換器331
の各出力とが入力される第5の加算器332と、
同第5の加算器332の出力が入力される第2の
翼角サーボ機構105と、同第2の翼角サーボ機
構105のプロペラ推力量を検出して同プロペラ
推力量が前進推力量の場合に上記プロペラ推力量
の符号を正とし後進推力量の場合に上記プロペラ
推力量の符号を負とする第2の翼角検出器334
と、同第2の翼角検出器334と上記第2の旋回
角検出器339の各出力とが入力されてこれら2
つの入力信号の積を出力する第2の乗算器335
と、上記第4のPID制御器311と上記第2の乗
算器335の各出力とがそれぞれ入力されて上記
第2の乗算器335の出力信号が負の場合には上
記第4のPID制御器311の出力信号の符号を変
換して出力し上記第2の乗算器335の出力が正
の場合は上記第4のPID制御器311の出力信号
をそのまま出力する第4の符号変換器336と、
同第4の符号変換器336と上記第8のPID制御
器315と上記第12のPID制御器319の各出力
とが入力される第6の加算器337と、同第6の
加算器337の出力が入力される第2の旋回角サ
ーボ機構107とが設けられたことを特徴とす
る、船舶の自動位置制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082480A JPS5725006A (en) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | Automatic position control device of ship |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082480A JPS5725006A (en) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | Automatic position control device of ship |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5725006A JPS5725006A (en) | 1982-02-09 |
| JPH0140361B2 true JPH0140361B2 (ja) | 1989-08-28 |
Family
ID=14284071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10082480A Granted JPS5725006A (en) | 1980-07-23 | 1980-07-23 | Automatic position control device of ship |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5725006A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997035761A1 (fr) * | 1996-03-22 | 1997-10-02 | Honshu-Shikoku Bridge Authority | Systeme de retenue automatique par point fixe d'un navire |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100645115B1 (ko) | 2004-12-23 | 2006-11-14 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 선박 접안 시스템 |
-
1980
- 1980-07-23 JP JP10082480A patent/JPS5725006A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997035761A1 (fr) * | 1996-03-22 | 1997-10-02 | Honshu-Shikoku Bridge Authority | Systeme de retenue automatique par point fixe d'un navire |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5725006A (en) | 1982-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111580523B (zh) | 一种基于侧滑角补偿的无人艇路径跟踪自抗扰控制方法 | |
| US4747359A (en) | Apparatus for controlling the turn of ship | |
| Park et al. | Design of an adaptive backstepping controller for auto-berthing a cruise ship under wind loads | |
| JP6771043B2 (ja) | 船舶を操作する方法及び制御装置 | |
| EP2386480B1 (en) | Control of a waterjet propelled vessel | |
| US20240004387A1 (en) | Motion Control System and Controllers for A Marine Vessel | |
| JP2004042885A (ja) | 推力配分方法及び推力配分装置 | |
| JP3038209B1 (ja) | 自動方位設定方法とその装置 | |
| CN109116838B (zh) | 一种用于小型船的自动停泊辅助控制方法 | |
| US11027804B2 (en) | Underwater sailing body and method of controlling posture of underwater sailing body | |
| JP2010173589A (ja) | 船舶用位置保持制御装置 | |
| CN119200614A (zh) | 一种基于航路点航线的船舶航迹跟踪控制方法 | |
| JP2018002040A (ja) | 船舶の操縦システム、船舶、及び船舶の操縦方法 | |
| CN116679693B (zh) | 融合螺旋桨水动力的无人艇自抗扰控制方法 | |
| JP4706032B2 (ja) | 自動船位保持制御方法及び自動船位保持制御装置 | |
| JP4295645B2 (ja) | ウォータジェット推進船の自動定点保持装置 | |
| JP7618502B2 (ja) | 船舶用自動操舵装置 | |
| JP5173745B2 (ja) | 定点保持制御装置およびその方法並びにプログラム | |
| JPH01148696A (ja) | 船舶の定点保持装置 | |
| JPH0124089B2 (ja) | ||
| Cabecinhas et al. | Trajectory tracking control of a nonlinear autonomous surface vessel | |
| JPS59220496A (ja) | 船舶の自動操舵装置 | |
| JPS6364360B2 (ja) | ||
| AU2016375036A1 (en) | Marine vehicle thruster control method | |
| JPH07165189A (ja) | 自動船位保持装置 |