JPH0140665B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140665B2 JPH0140665B2 JP57129239A JP12923982A JPH0140665B2 JP H0140665 B2 JPH0140665 B2 JP H0140665B2 JP 57129239 A JP57129239 A JP 57129239A JP 12923982 A JP12923982 A JP 12923982A JP H0140665 B2 JPH0140665 B2 JP H0140665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- classified
- liquid
- pipe
- inflow pipe
- intermediate body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Centrifugal Separators (AREA)
Description
本発明は遠心分離と流体力学的分離とを併用し
た微粒子の連続式分級装置に関する。 微粒子の分級に関する技術は最近多くの分野で
関心を持たれているが、特に最近注目されている
サブミクロンオーダの微粒子を利用する種々の超
精密加工の分野においては、粗粒の混在が直接品
質ものものに影響するため、これらの微粒子の整
粒技術の確立が切望されており、本出願人も過去
に特開昭54−65877号として効果的な分級法を開
示している。 本発明は上記のものを更に発展、改良したもの
であり、0.1(μmオーダといつた微粒子ではその
物性等のために分離精度に限界があつたのを、本
発明では微粒子特有の凝集性を解消するため、微
粒子を液中に混入させた被分級液をつくり、該液
を安定した流れとして連続的に遠心力場を通過さ
せることにより、0.1(μm)オーダの微粒子の高
精度、高能率な分級を可能としたものである。 本発明の要旨とするところは、上下面中央部に
流入管と流出管を同軸に連設し、側面を下方へ拡
開したテーパー状となした円錐台形の密閉容器の
内部に、上下面中央部に支軸を突設した厚肉円板
状の中間体を、該密閉容器の上下内面に対し狭間
隙を形成するとともに、側内面に対しすそ広がり
状の分離空間を形成して配し且つ該支軸を前記流
入管と流出管の中心部に遊挿して該流入管と支軸
間を流入口となし、更に前記分離空間に対応する
密閉容器の下面に開口した取出口と連通する取出
路を該密閉容器の下方に一体形成するとともに、
前記流入管の外周に該取出路と連通する排出管を
同軸に設け、前記流入管と排出管を回転可能に軸
支した状態で前記密閉容器を中間体とともに一体
的に回転装置により回転させ、前記流入管から連
続的に供給した被分級液に遠心力を付与してなる
連続式分級装置にある。 以下本発明の詳細を図面に記載した一実施例に
基づき説明すれば、第1図は本発明の分級装置の
要部を示し、図中1は略円錐台形等として内面を
下方へ拡開したテーパー状に形成した密閉容器で
あつて、連続的に被分級液の流入、流出が可能な
流入口2と流出口3と設けると共に粗粒子である
分離粒子を含む液体の取出口4を本体外周下面に
設けている。5は厚肉円板状の中間体であり、前
記密閉容器1の中に密閉容器1と一体的に回転す
るよう図示しないがピン等の連続部材でもつて固
定し、しかも該密閉容器1の上下内面に対し狭間
隙6,6を、また側内面に対し後述の分離空間1
5を形成するように配置している。また密閉容器
1と中間体5との回転は、該密閉容器1又は中間
体5にプーリ車7等を介して関係づけたモータ式
の回転装置8で行なうようにしている。 第1図に示した一実施例としての本発明では密
閉容器1の上下中央部にそれぞれ流入管9、流出
管10を連設すると共に、該密閉容器1の下面に
取出口4と連通する取出路11を配設し、前記流
出管10の外周に間隙を設けて同軸に固定した排
出管12に取出路11を連設し、該排出管12及
び前記流入管9を軸受13,13でもつて回転可
能に支持されており、一方中間体5はその上下中
央部に支軸14を突設し、流入管9及び流出管1
0内に同軸に遊挿せしめて図示しない軸受で支持
し密閉容器1の上下内面に対して狭間隙6,6を
且つ側内面に対してすそ広がり状の分離空間15
を形成し、必要に応じて狭間隙6,6の端部6
a,6aは被分級液が中間体5の側面に沿つて円
滑に流れるよう丸みをつけて90゜に折曲させてい
る。尚、前記流入管9と支軸14に形成され、ま
た前記流出口3は流出管10と支軸14間及び流
出管10と排出管12間に形成されている。また
該密閉容器1と中間体5に突設した支軸14との
連結、固定は被分級液の乱流原因や抵抗を増大し
ない条件の個所、即ち前記流入管9の上流側と流
出管10の適所に該支軸14をピン等にて連結す
ることができ、その他に密閉容器1又は中間体5
を回転させる回転装置等も特別な限定を必要とし
ないことは以下の作用説明によつて明らかであ
る。 本発明は上記のとおりであつて、種々の大きさ
の微粒子を含む被分級液を処理せんとするときは
まず回転装置8を作動して密閉容器1並びに中間
体5を一体的に回転させながら被分級液を流入管
9に供給すれば、前記支軸14にて中間体5の半
径方向に分流された被分級液は流入口2より密閉
容器1内の上部狭間隙6に滞留することなく円滑
に流入し、該狭間隙において被分級液は密閉容器
1及び中間体5の各面に接触して粘性抵抗により
流れは層流状の安定した流れに規制され、且つ遠
心力により平面視渦状に拡がつて分離空間15へ
供給され、該分離空間15において被分級液中の
混入粒子は遠心力によりその粒径の大小に応じて
外方に飛ばされ、一定粒径以下の小さな遠心力が
かかる微粒子だけが中間体5の側面に沿つて被分
級液と共に下部狭間隙6に流入し、連続して流入
管9から送給されてくる被分級液の流入圧力によ
り、前記下部狭間隙6に流入したものは密閉容器
1の中心に位置する流出口3に向い流出管10か
ら取出される。一方、一定粒径以上の重量のある
混入粗粒子は回転によるその大きな遠心力により
被分級液の粘性抵抗に打ち巻つて外方に飛ばさ
れ、すそ広がり状の密閉容器1内面に沿つて遠心
力と重力及び被分級液の流入圧力とによつて分離
空間15内を下方へ強制移動され、該分離空間1
5の下面に開口した前記取出口4、取出路11を
通つて排出管12に粗粒子である分離粒子を被分
級液とともに連続して除去するようにする。 このように本発明の分級装置は、流入管9と支
軸14間の流入口2から導入された微粒子と混入
粗粒子を含む被分級液を支軸14にて中間体5の
半径方向に滞留なく分流することができ、上部狭
間隙6により層流状化されて且つ渦巻状になつて
分離空間15に流入するから流れは極めて円滑で
整流されており、大小の混入微粒子もまた分級さ
れるのに適した滑らかな流れの状態となつており
精度の高い分級が可能となるのである。即ち層流
状のまますそ広がり状の分離空間15に流入した
被分級液は密閉容器1と中間体5とが一体的に回
転しているからそのまま層流状の安定した流れを
保つて下部狭間隙6に流入しようとし、その間に
おいて混入粒子は遠心力により粒径の大なるもの
程、分離空間15に流入後ただちに被分級液の粘
性抵抗に打ち勝つて外側に向つて飛ばされ、一定
粒径以下の微粒子だけが中間体5の近傍の分離空
間15を通過して下部狭間隙6に流入して分級が
なされるのである。 次に本発明に係る実験装置を用いて行なつた分
級結果を説明すれば、該実験は表−1の装置条件
のもとで行ない被分級液としては、密度5.56g/
cm2ZrO2の微粉末を濃度2.5重量%となるように水
に混入させたものを毎分483c.c.の処理量に設定し
たものであり、分級前には被分級液中の粉子分布
は第5図の如きものであつたのが分級後は第6,
7図の如き分布となつた。
た微粒子の連続式分級装置に関する。 微粒子の分級に関する技術は最近多くの分野で
関心を持たれているが、特に最近注目されている
サブミクロンオーダの微粒子を利用する種々の超
精密加工の分野においては、粗粒の混在が直接品
質ものものに影響するため、これらの微粒子の整
粒技術の確立が切望されており、本出願人も過去
に特開昭54−65877号として効果的な分級法を開
示している。 本発明は上記のものを更に発展、改良したもの
であり、0.1(μmオーダといつた微粒子ではその
物性等のために分離精度に限界があつたのを、本
発明では微粒子特有の凝集性を解消するため、微
粒子を液中に混入させた被分級液をつくり、該液
を安定した流れとして連続的に遠心力場を通過さ
せることにより、0.1(μm)オーダの微粒子の高
精度、高能率な分級を可能としたものである。 本発明の要旨とするところは、上下面中央部に
流入管と流出管を同軸に連設し、側面を下方へ拡
開したテーパー状となした円錐台形の密閉容器の
内部に、上下面中央部に支軸を突設した厚肉円板
状の中間体を、該密閉容器の上下内面に対し狭間
隙を形成するとともに、側内面に対しすそ広がり
状の分離空間を形成して配し且つ該支軸を前記流
入管と流出管の中心部に遊挿して該流入管と支軸
間を流入口となし、更に前記分離空間に対応する
密閉容器の下面に開口した取出口と連通する取出
路を該密閉容器の下方に一体形成するとともに、
前記流入管の外周に該取出路と連通する排出管を
同軸に設け、前記流入管と排出管を回転可能に軸
支した状態で前記密閉容器を中間体とともに一体
的に回転装置により回転させ、前記流入管から連
続的に供給した被分級液に遠心力を付与してなる
連続式分級装置にある。 以下本発明の詳細を図面に記載した一実施例に
基づき説明すれば、第1図は本発明の分級装置の
要部を示し、図中1は略円錐台形等として内面を
下方へ拡開したテーパー状に形成した密閉容器で
あつて、連続的に被分級液の流入、流出が可能な
流入口2と流出口3と設けると共に粗粒子である
分離粒子を含む液体の取出口4を本体外周下面に
設けている。5は厚肉円板状の中間体であり、前
記密閉容器1の中に密閉容器1と一体的に回転す
るよう図示しないがピン等の連続部材でもつて固
定し、しかも該密閉容器1の上下内面に対し狭間
隙6,6を、また側内面に対し後述の分離空間1
5を形成するように配置している。また密閉容器
1と中間体5との回転は、該密閉容器1又は中間
体5にプーリ車7等を介して関係づけたモータ式
の回転装置8で行なうようにしている。 第1図に示した一実施例としての本発明では密
閉容器1の上下中央部にそれぞれ流入管9、流出
管10を連設すると共に、該密閉容器1の下面に
取出口4と連通する取出路11を配設し、前記流
出管10の外周に間隙を設けて同軸に固定した排
出管12に取出路11を連設し、該排出管12及
び前記流入管9を軸受13,13でもつて回転可
能に支持されており、一方中間体5はその上下中
央部に支軸14を突設し、流入管9及び流出管1
0内に同軸に遊挿せしめて図示しない軸受で支持
し密閉容器1の上下内面に対して狭間隙6,6を
且つ側内面に対してすそ広がり状の分離空間15
を形成し、必要に応じて狭間隙6,6の端部6
a,6aは被分級液が中間体5の側面に沿つて円
滑に流れるよう丸みをつけて90゜に折曲させてい
る。尚、前記流入管9と支軸14に形成され、ま
た前記流出口3は流出管10と支軸14間及び流
出管10と排出管12間に形成されている。また
該密閉容器1と中間体5に突設した支軸14との
連結、固定は被分級液の乱流原因や抵抗を増大し
ない条件の個所、即ち前記流入管9の上流側と流
出管10の適所に該支軸14をピン等にて連結す
ることができ、その他に密閉容器1又は中間体5
を回転させる回転装置等も特別な限定を必要とし
ないことは以下の作用説明によつて明らかであ
る。 本発明は上記のとおりであつて、種々の大きさ
の微粒子を含む被分級液を処理せんとするときは
まず回転装置8を作動して密閉容器1並びに中間
体5を一体的に回転させながら被分級液を流入管
9に供給すれば、前記支軸14にて中間体5の半
径方向に分流された被分級液は流入口2より密閉
容器1内の上部狭間隙6に滞留することなく円滑
に流入し、該狭間隙において被分級液は密閉容器
1及び中間体5の各面に接触して粘性抵抗により
流れは層流状の安定した流れに規制され、且つ遠
心力により平面視渦状に拡がつて分離空間15へ
供給され、該分離空間15において被分級液中の
混入粒子は遠心力によりその粒径の大小に応じて
外方に飛ばされ、一定粒径以下の小さな遠心力が
かかる微粒子だけが中間体5の側面に沿つて被分
級液と共に下部狭間隙6に流入し、連続して流入
管9から送給されてくる被分級液の流入圧力によ
り、前記下部狭間隙6に流入したものは密閉容器
1の中心に位置する流出口3に向い流出管10か
ら取出される。一方、一定粒径以上の重量のある
混入粗粒子は回転によるその大きな遠心力により
被分級液の粘性抵抗に打ち巻つて外方に飛ばさ
れ、すそ広がり状の密閉容器1内面に沿つて遠心
力と重力及び被分級液の流入圧力とによつて分離
空間15内を下方へ強制移動され、該分離空間1
5の下面に開口した前記取出口4、取出路11を
通つて排出管12に粗粒子である分離粒子を被分
級液とともに連続して除去するようにする。 このように本発明の分級装置は、流入管9と支
軸14間の流入口2から導入された微粒子と混入
粗粒子を含む被分級液を支軸14にて中間体5の
半径方向に滞留なく分流することができ、上部狭
間隙6により層流状化されて且つ渦巻状になつて
分離空間15に流入するから流れは極めて円滑で
整流されており、大小の混入微粒子もまた分級さ
れるのに適した滑らかな流れの状態となつており
精度の高い分級が可能となるのである。即ち層流
状のまますそ広がり状の分離空間15に流入した
被分級液は密閉容器1と中間体5とが一体的に回
転しているからそのまま層流状の安定した流れを
保つて下部狭間隙6に流入しようとし、その間に
おいて混入粒子は遠心力により粒径の大なるもの
程、分離空間15に流入後ただちに被分級液の粘
性抵抗に打ち勝つて外側に向つて飛ばされ、一定
粒径以下の微粒子だけが中間体5の近傍の分離空
間15を通過して下部狭間隙6に流入して分級が
なされるのである。 次に本発明に係る実験装置を用いて行なつた分
級結果を説明すれば、該実験は表−1の装置条件
のもとで行ない被分級液としては、密度5.56g/
cm2ZrO2の微粉末を濃度2.5重量%となるように水
に混入させたものを毎分483c.c.の処理量に設定し
たものであり、分級前には被分級液中の粉子分布
は第5図の如きものであつたのが分級後は第6,
7図の如き分布となつた。
【表】
即ち第5〜7図は縦軸に被分級液中に含まれる
粒子の個数を横軸に同じく粒子の直径をとりその
分布状態を表したものであり、分級前では第5図
に示す如く直径が0.1〜0.2(μm)の微粒子を多
数含みそれより大きい微粒子が1.5(μm)に至る
まで段階的に減少しながらも含まれている分布状
態であつたものが分級後は装置回転数Mが
1000RPMのとき第6図に示す如く被分級液中に
はほぼ0.6(μm)以下の微粒子だけが残るように
分級され、また装置回転数が1500RPMのとき第
7図に示す如くほぼ0.4(μm)以下の微粒子だけ
が残り、それより大きい粒子は被分級液中から除
かれていることがわかつた。 また第3,4図は第2図に示したモデル化した
装置において、直径の異なる各微粒子が分離空間
15内をどのような流れ軌跡をとつて分級される
かを流体力学計算により即ち、流れ及びその流れ
の中に存在する粒子の運動方程式を解くことによ
つて算出して表わしたものであり、装着回転数を
1000RPMとした第3図では直径Dが0.7(μm)
以上のものが、また1500RPMとした第4図では
直径Dが0.5(μm)以上のものが下部の狭間隙6
から流出管10を通つて流出する被分級液から分
離されることが明らかとなつた。 以上のように本発明は微粒子の精度の高い分級
を行なうため、分級せんとする微粒子を液中に混
入させて被分級液をつくり、該液を密閉容器1と
中間体5との間に形成される狭間隙6を通過せし
めて流れの整つた層流状とすると共に密閉容器1
全体を回転して被分級液に遠心力を附与し、微粒
子の分級をするようにしたものであり、これらに
より極めて小さい微粒子を利用する種々の超精密
加工においてより精度の高い、品質の良好な製品
を得ることが可能となつた。即ち、流入管9に供
給された被分級液は、支軸14により中間体5の
半径方向へ滞留することなく分流されて円滑に狭
間隙6へ供給することができ、しかも該狭間隙6
によつて層流状に整流して、中間体5の側面に沿
つて被分接液を層流状に流すことができる。更
に、中間体5の上下中央部には支軸14を突設し
ているので、密閉容器1との連結に際し、被分級
液の流れを紡げない位置、例えば流入管9の上流
側と流出管10の適所にピン等で回転に対して一
体的に連結することができる。また、分離空間1
5をすそ広がり状となしたことにより、径が大き
く重量のある混入粗粒子及び被分級液にかかる遠
心力を下方へ分力し、重力及び被分級液の流入圧
力と合わさつてスムーズに下方へ導ことができ、
混入粗粒子が密封容器1の内側面に衝突し、再び
内方に移動して分級した微粒子を含む被分級液内
に混入することを極力防止することができる。ま
た、分級した微粒子を含む被分級液を、密封容器
1の下面に連設した流出管10と中間体5の下面
に突設した支軸14間から導出するようになした
ので、その流れを滞留なくスムーズにすることが
でき、ひいては分級性の向上につながるものであ
る。 また中間体5を内設した密閉容器1全体を回転
させてなるから装置全体はコンパクトになり分級
作業をやりよいうえに、粒径の異なる各種混入粒
子を分級するに1台の本分級装置で達成できない
ときは、これを多段に直列連結することにより連
続的多段分級が可能となり便利である。
粒子の個数を横軸に同じく粒子の直径をとりその
分布状態を表したものであり、分級前では第5図
に示す如く直径が0.1〜0.2(μm)の微粒子を多
数含みそれより大きい微粒子が1.5(μm)に至る
まで段階的に減少しながらも含まれている分布状
態であつたものが分級後は装置回転数Mが
1000RPMのとき第6図に示す如く被分級液中に
はほぼ0.6(μm)以下の微粒子だけが残るように
分級され、また装置回転数が1500RPMのとき第
7図に示す如くほぼ0.4(μm)以下の微粒子だけ
が残り、それより大きい粒子は被分級液中から除
かれていることがわかつた。 また第3,4図は第2図に示したモデル化した
装置において、直径の異なる各微粒子が分離空間
15内をどのような流れ軌跡をとつて分級される
かを流体力学計算により即ち、流れ及びその流れ
の中に存在する粒子の運動方程式を解くことによ
つて算出して表わしたものであり、装着回転数を
1000RPMとした第3図では直径Dが0.7(μm)
以上のものが、また1500RPMとした第4図では
直径Dが0.5(μm)以上のものが下部の狭間隙6
から流出管10を通つて流出する被分級液から分
離されることが明らかとなつた。 以上のように本発明は微粒子の精度の高い分級
を行なうため、分級せんとする微粒子を液中に混
入させて被分級液をつくり、該液を密閉容器1と
中間体5との間に形成される狭間隙6を通過せし
めて流れの整つた層流状とすると共に密閉容器1
全体を回転して被分級液に遠心力を附与し、微粒
子の分級をするようにしたものであり、これらに
より極めて小さい微粒子を利用する種々の超精密
加工においてより精度の高い、品質の良好な製品
を得ることが可能となつた。即ち、流入管9に供
給された被分級液は、支軸14により中間体5の
半径方向へ滞留することなく分流されて円滑に狭
間隙6へ供給することができ、しかも該狭間隙6
によつて層流状に整流して、中間体5の側面に沿
つて被分接液を層流状に流すことができる。更
に、中間体5の上下中央部には支軸14を突設し
ているので、密閉容器1との連結に際し、被分級
液の流れを紡げない位置、例えば流入管9の上流
側と流出管10の適所にピン等で回転に対して一
体的に連結することができる。また、分離空間1
5をすそ広がり状となしたことにより、径が大き
く重量のある混入粗粒子及び被分級液にかかる遠
心力を下方へ分力し、重力及び被分級液の流入圧
力と合わさつてスムーズに下方へ導ことができ、
混入粗粒子が密封容器1の内側面に衝突し、再び
内方に移動して分級した微粒子を含む被分級液内
に混入することを極力防止することができる。ま
た、分級した微粒子を含む被分級液を、密封容器
1の下面に連設した流出管10と中間体5の下面
に突設した支軸14間から導出するようになした
ので、その流れを滞留なくスムーズにすることが
でき、ひいては分級性の向上につながるものであ
る。 また中間体5を内設した密閉容器1全体を回転
させてなるから装置全体はコンパクトになり分級
作業をやりよいうえに、粒径の異なる各種混入粒
子を分級するに1台の本分級装置で達成できない
ときは、これを多段に直列連結することにより連
続的多段分級が可能となり便利である。
第1図は本発明装置の要部を示す内部断面説明
図、第2図は本発明に係る実験装置の右半分を示
す断面説明図、第3,4図は第2図における装置
の分離室内の微粒子フロー図、第5図は分級前の
被分離液中における微粒子の分布グラフ、第6,
7図は分級後の該微粒子の分級グラフである。 1:密閉容器、2:流入口、3:流出口、4:
取出口、5:中間体、6:狭間隙、15:分離空
間。
図、第2図は本発明に係る実験装置の右半分を示
す断面説明図、第3,4図は第2図における装置
の分離室内の微粒子フロー図、第5図は分級前の
被分離液中における微粒子の分布グラフ、第6,
7図は分級後の該微粒子の分級グラフである。 1:密閉容器、2:流入口、3:流出口、4:
取出口、5:中間体、6:狭間隙、15:分離空
間。
Claims (1)
- 1 上下面中央部に流入管と流出管を同軸に連設
し、側面を下方へ拡開したテーパー状となした円
錐台形の密閉容器の内部に、上下面中央部に支軸
を突設した厚肉円板状の中間体を、該密閉容器の
上下内面に対し狭間隙を形成するとともに、側内
面に対しすそ広がり状の分離空間を形成して配し
且つ該支軸を前記流入管と流出管の中心部に遊挿
して該流入管と支軸間を流入口となし、更に前記
分離空間に対応する密閉容器の下面に開口した取
出口と連通する取出路を該密閉容器の下方に一体
形成するとともに、前記流出管の外周に該取出路
と連通する排出管を同軸に設け、前記流入管と排
出管を回転可能に軸支した状態で前記密閉容器を
中間体とともに一体的に回転装置により回転さ
せ、前記流入管から連続的に供給した被分級液に
遠心力を付与してなる連続式分級装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12923982A JPS5874157A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 連続式分級装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12923982A JPS5874157A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 連続式分級装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6486780A Division JPS56161850A (en) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | Method and apparatus for continuous classification |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5874157A JPS5874157A (ja) | 1983-05-04 |
| JPH0140665B2 true JPH0140665B2 (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=15004623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12923982A Granted JPS5874157A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 連続式分級装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5874157A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3709428A (en) * | 1970-04-13 | 1973-01-09 | Garrett Corp | Centrifuge vent |
| JPS6038182B2 (ja) * | 1977-11-05 | 1985-08-30 | ウインゴ−株式会社 | 分級方法 |
-
1982
- 1982-07-24 JP JP12923982A patent/JPS5874157A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5874157A (ja) | 1983-05-04 |
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