JPH0140869B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140869B2 JPH0140869B2 JP6795682A JP6795682A JPH0140869B2 JP H0140869 B2 JPH0140869 B2 JP H0140869B2 JP 6795682 A JP6795682 A JP 6795682A JP 6795682 A JP6795682 A JP 6795682A JP H0140869 B2 JPH0140869 B2 JP H0140869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower arm
- ball housing
- sealant
- weight
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
本発明はアスフアルトピツチ及びアタクチツク
ポリプロピレン(APP)を主成分とするシーリ
ング剤を錆の発生し易い箇所に塗布してなるロア
ーアームに関する。 一般に自動車の足廻り部は第1図に示す如く、
アクスルハウジング1と連結して回転せしめられ
るようにされた車輪2をナツクル3で支持し、こ
のナツクル3の上端部をストラツプタイプの緩衝
器4の下端部に連結するとともに、ナツクル3の
下端部を、ブツシユ6aを介して車体側のボス部
5に固着したロアーアーム6の先端部に、ボール
ジヨイント7及びこのボールジヨイント7を保持
するボールハウジング8を介して連結している。 そして従来にあつては、上記ボールハウジング
8或いはブツシユ6aをロアーアーム6に電気溶
接によつて一体化し、所定のマスキング、塗装を
施すとともに、溶接箇所に圧入機によつて塩化ビ
ニル系シーラを充填し、溶接部分に錆が発生する
ことを防止している。 斯る塩化ビニル系シーラは、加熱硬化型で、一
旦硬化した後は雰囲気温度に対して硬度変化が少
ないという利点があるが、このシーラは主要成分
が一般にプラスチゾルと呼ばれる粉末状のPVC
と可塑剤(主としてDOC)とからなつているた
め接着性が悪く、更に濡れ性、貯蔵安定性、耐候
性にも劣るため、ボールハウジングの溶接部の如
く、走行中に車輪の振動を常に受ける箇所におい
ては、塩ビ系シーラは容易に剥離し、特に凍結防
止のために路上に塩をまくような寒冷地或いは海
岸沿いを走行する場合などには、塩害によつて、
シーラの剥離箇所に錆が発生し、このためロアー
アームが腐食するという問題がある。 本発明者は斯る従来の問題点に鑑みこれを有効
に解決すべく本発明を成したものであり、その目
的とする処は接着性、熱安定性及び耐候性に優れ
たシーリング剤をボールハウジングとの溶接部又
はブツシユとの溶接部等に塗布してなるロアーア
ームを提供するにある。 斯る目的を達成すべく本発明に係るシーリング
剤はアスフアルト30〜50重量%、APP20〜35重
量%及びC―9溜分タツキフアイヤ15〜40重量%
からなる混合物に、ノルマルブテン、架橋ポリプ
ロピレン(E.P.T)或いは酸化防止剤等を添加し
たことをその要旨とし、更に本発明に係るロアー
アームは、耐熱性、接着性等に優れた上記シーリ
ング剤によつて少くともボールハウジングのロア
ーアームに対する溶接部等を被覆したことをその
要旨としている。 以下に本発明の実施の一例を添付図面に基いて
詳述する。 第2図は本発明に係るシーリング剤をロアーア
ームとボールハウジングとの溶接部表面に塗布し
た接合構造を示すものである。 即ち、中間部と後端部にブツシユ6a,6aを
形成したロアーアーム6の先端部に、第3図にも
示す如く取付孔9を形成し、この取付孔9に、上
端部を内方への膨出部8aによつて小径孔とし、
中間部と段部8bによつて連続する下部8cを薄
肉の大径孔とした筒状のボールハウジング8が挿
着され、上記取付孔9の上端周と下端周の全周に
亘つてボールハウジング8と取付孔9とを電気溶
接によて溶着している。 そして取付孔9の上端周と下端周の全周に溶接
によつて形成された溶着金属10の表面に熱可塑
性のシーリング剤11の層を形成している。 このシーリング剤11の成分としては例えば以
下のものが考えられる。 (シーリング剤 A) アスフアルトピツチ ……40〜50重量% アタクチツクポリプロピレン(APP)
……25〜35重量% ノルマルブテン ……5〜10重量% C―9溜分タツキフアイヤ ……15〜20重量% 酸化防止剤 ……200ppm (シーリング剤 B) アスフアルトピツチ ……30〜40重量% アタクチツクポリプロピレン(APP)
…20〜30重量% 架橋ポリプロピレン(E.P.T)
……5〜15重量% C―9溜分タツキフアイヤ ……30〜40重量% そして、これらシーリング剤の性状は下表の通
りである。
ポリプロピレン(APP)を主成分とするシーリ
ング剤を錆の発生し易い箇所に塗布してなるロア
ーアームに関する。 一般に自動車の足廻り部は第1図に示す如く、
アクスルハウジング1と連結して回転せしめられ
るようにされた車輪2をナツクル3で支持し、こ
のナツクル3の上端部をストラツプタイプの緩衝
器4の下端部に連結するとともに、ナツクル3の
下端部を、ブツシユ6aを介して車体側のボス部
5に固着したロアーアーム6の先端部に、ボール
ジヨイント7及びこのボールジヨイント7を保持
するボールハウジング8を介して連結している。 そして従来にあつては、上記ボールハウジング
8或いはブツシユ6aをロアーアーム6に電気溶
接によつて一体化し、所定のマスキング、塗装を
施すとともに、溶接箇所に圧入機によつて塩化ビ
ニル系シーラを充填し、溶接部分に錆が発生する
ことを防止している。 斯る塩化ビニル系シーラは、加熱硬化型で、一
旦硬化した後は雰囲気温度に対して硬度変化が少
ないという利点があるが、このシーラは主要成分
が一般にプラスチゾルと呼ばれる粉末状のPVC
と可塑剤(主としてDOC)とからなつているた
め接着性が悪く、更に濡れ性、貯蔵安定性、耐候
性にも劣るため、ボールハウジングの溶接部の如
く、走行中に車輪の振動を常に受ける箇所におい
ては、塩ビ系シーラは容易に剥離し、特に凍結防
止のために路上に塩をまくような寒冷地或いは海
岸沿いを走行する場合などには、塩害によつて、
シーラの剥離箇所に錆が発生し、このためロアー
アームが腐食するという問題がある。 本発明者は斯る従来の問題点に鑑みこれを有効
に解決すべく本発明を成したものであり、その目
的とする処は接着性、熱安定性及び耐候性に優れ
たシーリング剤をボールハウジングとの溶接部又
はブツシユとの溶接部等に塗布してなるロアーア
ームを提供するにある。 斯る目的を達成すべく本発明に係るシーリング
剤はアスフアルト30〜50重量%、APP20〜35重
量%及びC―9溜分タツキフアイヤ15〜40重量%
からなる混合物に、ノルマルブテン、架橋ポリプ
ロピレン(E.P.T)或いは酸化防止剤等を添加し
たことをその要旨とし、更に本発明に係るロアー
アームは、耐熱性、接着性等に優れた上記シーリ
ング剤によつて少くともボールハウジングのロア
ーアームに対する溶接部等を被覆したことをその
要旨としている。 以下に本発明の実施の一例を添付図面に基いて
詳述する。 第2図は本発明に係るシーリング剤をロアーア
ームとボールハウジングとの溶接部表面に塗布し
た接合構造を示すものである。 即ち、中間部と後端部にブツシユ6a,6aを
形成したロアーアーム6の先端部に、第3図にも
示す如く取付孔9を形成し、この取付孔9に、上
端部を内方への膨出部8aによつて小径孔とし、
中間部と段部8bによつて連続する下部8cを薄
肉の大径孔とした筒状のボールハウジング8が挿
着され、上記取付孔9の上端周と下端周の全周に
亘つてボールハウジング8と取付孔9とを電気溶
接によて溶着している。 そして取付孔9の上端周と下端周の全周に溶接
によつて形成された溶着金属10の表面に熱可塑
性のシーリング剤11の層を形成している。 このシーリング剤11の成分としては例えば以
下のものが考えられる。 (シーリング剤 A) アスフアルトピツチ ……40〜50重量% アタクチツクポリプロピレン(APP)
……25〜35重量% ノルマルブテン ……5〜10重量% C―9溜分タツキフアイヤ ……15〜20重量% 酸化防止剤 ……200ppm (シーリング剤 B) アスフアルトピツチ ……30〜40重量% アタクチツクポリプロピレン(APP)
…20〜30重量% 架橋ポリプロピレン(E.P.T)
……5〜15重量% C―9溜分タツキフアイヤ ……30〜40重量% そして、これらシーリング剤の性状は下表の通
りである。
【表】
本発明に係るシーリング剤を上記した例の如き
成分からなるようにしたのは以下の理由による。 先ずアスフアルトピツチを成分の1つとしたの
は耐水性を向上せしめるためと後述するタツキフ
アイヤの増量剤としての役目をもたせるためであ
り、APPを成分の1つとしたのはその性状とし
て粘度が600cps(190℃)と低く、熱安定性が良く
焼けがないからであり、タツキフアイヤを添加し
たのは粘着性或いは接着性を向上せしめるためで
あり、また選択的に添加するノルマルブテン及び
EPTは弾性を付与するためであり、更に酸化防
止剤は連続加熱による酸化を防止するためであ
る。 次に上記ボールハウジング8にボールジヨイン
ト7を嵌合するまでの手順を具体的に述べる。 先ず、ロアーアーム6の取付孔9にボールハウ
ジング8を挿通し電気溶接により一体化する。次
いでボールハウジング8内をマスキングした後、
全体に30μのメラニン系焼付塗装を施す。この
後、溶接箇所に上記シーリング剤11の溶融状態
のものを充填する。 而る後、ボールジヨイント7を連結ピン7aを
上方、ボール部7bを下方にして、ボールハウジ
ング8に下方から差し込み、ボールハウジング8
内に差し込まれたボール部7bの周囲にボールシ
ート12を圧入し、更にボトムプレート13をボ
ールハウジング8の段部8bに当たるまで押し込
み、ボールハウジング8の薄肉下部8cを内方に
加締めつけ、ボールジヨイント7をボールハウジ
ング8によつて保持するようにしている。 そして斯る状態のボールジヨイント7のピン7
aにキヤツプ状のゴム製シール14を被せ、この
シール14の下端部をボールハウジング8の上端
外周に形成した溝15に嵌め込み、サークリツプ
16で締付け保持するようにしている。 尚、以上は本発明の実施の一例に過ぎず、シー
リング剤を充填する箇所はボールハウジングとロ
アーアームの溶接部に限らずロアーアームとブツ
シユ6aの溶接部に充填してもよく、またロアー
アーム全体を溶融状態のシーリング剤中にどぶづ
けし、ロアーアーム全体にシーリング剤を被覆せ
しめるようにしてもよい。 以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、
シーリング剤を、アスフアルトピツチ30〜50重量
%、APP20〜35重量%、及びタツキフアイヤ15
〜40重量%からなる混合物にノルマルブテン、
EPT或いは酸化防止剤などを添加することで得
るようにしたので、200℃で300cps以下で且つB
&Rも100℃以上であるようなシーリング剤とす
ることができ、したがつてロアーアームの溶接部
等に充填しても、実車走行時のロアーアーム近傍
の温度は60℃前後であるので、シーリング剤が溶
融して落下することがなく、また適当な粘度があ
るため振動や小石等の飛散による剥離も減少す
る。更にシーリング剤の塗布中どぶづけ等の簡単
な方法でよいため、200〜500μ程度のシーリング
剤の塗膜を容易に形成することができる等多大の
利点を有する。
成分からなるようにしたのは以下の理由による。 先ずアスフアルトピツチを成分の1つとしたの
は耐水性を向上せしめるためと後述するタツキフ
アイヤの増量剤としての役目をもたせるためであ
り、APPを成分の1つとしたのはその性状とし
て粘度が600cps(190℃)と低く、熱安定性が良く
焼けがないからであり、タツキフアイヤを添加し
たのは粘着性或いは接着性を向上せしめるためで
あり、また選択的に添加するノルマルブテン及び
EPTは弾性を付与するためであり、更に酸化防
止剤は連続加熱による酸化を防止するためであ
る。 次に上記ボールハウジング8にボールジヨイン
ト7を嵌合するまでの手順を具体的に述べる。 先ず、ロアーアーム6の取付孔9にボールハウ
ジング8を挿通し電気溶接により一体化する。次
いでボールハウジング8内をマスキングした後、
全体に30μのメラニン系焼付塗装を施す。この
後、溶接箇所に上記シーリング剤11の溶融状態
のものを充填する。 而る後、ボールジヨイント7を連結ピン7aを
上方、ボール部7bを下方にして、ボールハウジ
ング8に下方から差し込み、ボールハウジング8
内に差し込まれたボール部7bの周囲にボールシ
ート12を圧入し、更にボトムプレート13をボ
ールハウジング8の段部8bに当たるまで押し込
み、ボールハウジング8の薄肉下部8cを内方に
加締めつけ、ボールジヨイント7をボールハウジ
ング8によつて保持するようにしている。 そして斯る状態のボールジヨイント7のピン7
aにキヤツプ状のゴム製シール14を被せ、この
シール14の下端部をボールハウジング8の上端
外周に形成した溝15に嵌め込み、サークリツプ
16で締付け保持するようにしている。 尚、以上は本発明の実施の一例に過ぎず、シー
リング剤を充填する箇所はボールハウジングとロ
アーアームの溶接部に限らずロアーアームとブツ
シユ6aの溶接部に充填してもよく、またロアー
アーム全体を溶融状態のシーリング剤中にどぶづ
けし、ロアーアーム全体にシーリング剤を被覆せ
しめるようにしてもよい。 以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、
シーリング剤を、アスフアルトピツチ30〜50重量
%、APP20〜35重量%、及びタツキフアイヤ15
〜40重量%からなる混合物にノルマルブテン、
EPT或いは酸化防止剤などを添加することで得
るようにしたので、200℃で300cps以下で且つB
&Rも100℃以上であるようなシーリング剤とす
ることができ、したがつてロアーアームの溶接部
等に充填しても、実車走行時のロアーアーム近傍
の温度は60℃前後であるので、シーリング剤が溶
融して落下することがなく、また適当な粘度があ
るため振動や小石等の飛散による剥離も減少す
る。更にシーリング剤の塗布中どぶづけ等の簡単
な方法でよいため、200〜500μ程度のシーリング
剤の塗膜を容易に形成することができる等多大の
利点を有する。
図面は本発明の実施の一例を示すものであり、
第1図は自動車の足廻り部を示す一部断面図、第
2図はロアーアームの斜視図、第3図はロアーア
ームとボールハウジングとの接合状態を示す断面
図、第4図はボールハウジングにボールジヨイン
トを嵌め込んだ状態を示す一部断面図である。 尚、図面中6はロアーアーム、6aはブツシ
ユ、8はボールハウジング、10は溶接部、11
はシーリング剤である。
第1図は自動車の足廻り部を示す一部断面図、第
2図はロアーアームの斜視図、第3図はロアーア
ームとボールハウジングとの接合状態を示す断面
図、第4図はボールハウジングにボールジヨイン
トを嵌め込んだ状態を示す一部断面図である。 尚、図面中6はロアーアーム、6aはブツシ
ユ、8はボールハウジング、10は溶接部、11
はシーリング剤である。
Claims (1)
- 1 車体を支持するロアーアームにおいて、少く
ともこのロアーアームとボールハウジングとの溶
接部又はロアーアームとブツシユとの溶接部など
の錆が発生しやすい箇所に、アスフアルト30〜50
重量%、アタクチツクポリプロピレン20〜35重量
%及びC―9溜分タツキフアイヤ15〜40重量%を
含み、更にノルマルブテン、架橋ポリプロピレン
及び酸化防止剤のうちの少くとも1つを添加して
なるシーリング剤の被膜を形成したことを特徴と
するロアーアーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795682A JPS58183780A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | ロアーアーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795682A JPS58183780A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | ロアーアーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183780A JPS58183780A (ja) | 1983-10-27 |
| JPH0140869B2 true JPH0140869B2 (ja) | 1989-08-31 |
Family
ID=13359911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6795682A Granted JPS58183780A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | ロアーアーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183780A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60243150A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-03 | Tadashi Doi | 目地材 |
| JPH02127816U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-22 | ||
| GB2492099B8 (en) * | 2011-06-21 | 2015-09-09 | Jaguar Land Rover Ltd | Vehicle components |
| US9764984B2 (en) * | 2014-02-07 | 2017-09-19 | Honeywell International Inc. | Plastomer-modified asphalt binders meeting MSCR specifications, asphalt paving materials with such asphalt binders, and methods for fabricating such asphalt binders |
-
1982
- 1982-04-21 JP JP6795682A patent/JPS58183780A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183780A (ja) | 1983-10-27 |
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