JPH0141396B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141396B2 JPH0141396B2 JP9190282A JP9190282A JPH0141396B2 JP H0141396 B2 JPH0141396 B2 JP H0141396B2 JP 9190282 A JP9190282 A JP 9190282A JP 9190282 A JP9190282 A JP 9190282A JP H0141396 B2 JPH0141396 B2 JP H0141396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion exchange
- water
- temperature
- exchange resin
- treated
- Prior art date
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、重金属およびキレート剤を含む水
のイオン交換方法に関する。
のイオン交換方法に関する。
金属表面処理排水やボイラの化学洗浄排水等に
は、溶出した金属、キレート剤および金属とキレ
ート剤との錯体が含まれており、これらの排水は
イオン交換樹脂で脱塩処理され、処理水は回収し
て再使用されるか、河川や海に放流されている。
は、溶出した金属、キレート剤および金属とキレ
ート剤との錯体が含まれており、これらの排水は
イオン交換樹脂で脱塩処理され、処理水は回収し
て再使用されるか、河川や海に放流されている。
イオン交換樹脂は、通常、再生して繰り返し使
用されるけれども、原子力発電所における発電プ
ラントの化学洗浄排水の処理に使用されたものは
放射能で汚染されるため、再生せずに使い捨てと
なる。
用されるけれども、原子力発電所における発電プ
ラントの化学洗浄排水の処理に使用されたものは
放射能で汚染されるため、再生せずに使い捨てと
なる。
従来、常温でイオン交換樹脂を充填したイオン
交換装置により重金属およびキレート剤を含む水
を処理していたが、イオン交換装置の貫流交換容
量(以下B.T.C.と略記する。)が小さく、イオン
交換樹脂が有効に利用されていなかつた。
交換装置により重金属およびキレート剤を含む水
を処理していたが、イオン交換装置の貫流交換容
量(以下B.T.C.と略記する。)が小さく、イオン
交換樹脂が有効に利用されていなかつた。
本発明は、このような現状において、B.T.C.
を増大させることのできるイオン交換方法を提供
することを目的とするものである。
を増大させることのできるイオン交換方法を提供
することを目的とするものである。
すなわち、本発明は、重金属およびキレート剤
を含む被処理水をイオン交換装置によりイオン交
換するに際し、被処理水を50〜70℃に温度調節す
ることを特徴とする重金属およびキレート剤を含
む水のイオン交換方法である。重金属およびキレ
ート剤を含む被処理水をイオン交換装置に通すと
重金属はカチオン交換樹脂に吸着され、重金属と
キレート剤との錯体はアニオン交換樹脂に吸着さ
れ、遊離のキレート剤があればこれもアニオン交
換樹脂に吸着される。重金属としては鉄、コバル
ト、ニツケル、銅などが挙げられ、キレート剤と
してはEDTA、NTAのようなアミノポリカルボ
ン酸、クエン酸、シユウ酸のようなポリカルボン
酸などが挙げられる。
を含む被処理水をイオン交換装置によりイオン交
換するに際し、被処理水を50〜70℃に温度調節す
ることを特徴とする重金属およびキレート剤を含
む水のイオン交換方法である。重金属およびキレ
ート剤を含む被処理水をイオン交換装置に通すと
重金属はカチオン交換樹脂に吸着され、重金属と
キレート剤との錯体はアニオン交換樹脂に吸着さ
れ、遊離のキレート剤があればこれもアニオン交
換樹脂に吸着される。重金属としては鉄、コバル
ト、ニツケル、銅などが挙げられ、キレート剤と
してはEDTA、NTAのようなアミノポリカルボ
ン酸、クエン酸、シユウ酸のようなポリカルボン
酸などが挙げられる。
被処理水を50〜70℃に温度調節するという極く
簡単な操作ののち、イオン交換を行うと、イオン
交換樹脂のB.T.C.を増大させることができるが、
被処理水の温度が50℃より低いと、B.T.C.を増
大させることができず、また70℃を越え、例えば
80℃以上にすると、処理水の水質が低下し、所定
の純度が得られないので好ましくない。
簡単な操作ののち、イオン交換を行うと、イオン
交換樹脂のB.T.C.を増大させることができるが、
被処理水の温度が50℃より低いと、B.T.C.を増
大させることができず、また70℃を越え、例えば
80℃以上にすると、処理水の水質が低下し、所定
の純度が得られないので好ましくない。
温度調節は、被処理水を熱交換器により加熱ま
たは冷却するなど公知の手段により行うことがで
きる。
たは冷却するなど公知の手段により行うことがで
きる。
イオン交換装置としては、カチオン交換樹脂を
充填したカチオン交換塔とアニオン交換樹脂を充
填したアニオン交換塔とをこの順に通液する二塔
式やアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂とを混
合状態で充填した混床式など任意のものが採用で
きるが、混床式を採用するとPH変化が少なく不溶
性の金属水酸化物の生成する虞れがなく好まし
い。イオン交換樹脂としては、アニオン交換樹脂
として強塩基性または弱塩基性アニオン交換樹
脂、カチオン交換樹脂として強酸性または弱酸性
カチオン交換樹脂のすべてのタイプが使用でき
る。
充填したカチオン交換塔とアニオン交換樹脂を充
填したアニオン交換塔とをこの順に通液する二塔
式やアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂とを混
合状態で充填した混床式など任意のものが採用で
きるが、混床式を採用するとPH変化が少なく不溶
性の金属水酸化物の生成する虞れがなく好まし
い。イオン交換樹脂としては、アニオン交換樹脂
として強塩基性または弱塩基性アニオン交換樹
脂、カチオン交換樹脂として強酸性または弱酸性
カチオン交換樹脂のすべてのタイプが使用でき
る。
本発明法が、常温の従来法よりもB.T.C.が増
大する理由は定かではないが、おそらく次のとお
りであると思われる。
大する理由は定かではないが、おそらく次のとお
りであると思われる。
常温の従来法では、金属とキレート剤との錯体
をアニオン交換樹脂で吸着する反応において、フ
リーの水酸基が錯体中の金属と反応して不溶性の
金属水酸化物が生成し、これがイオン交換樹脂表
面に付着し、イオン交換反応を阻むため、B.T.
C.が小さくなるが、高温の本発明法では、析出し
た金属水酸化物と新らしいキレート剤との反応に
より、生成された金属錯体の再キレート化の速度
が速いため金属水酸化物によるイオン交換反応の
阻害が少ない。そのためB.T.C.が大きくなる。
をアニオン交換樹脂で吸着する反応において、フ
リーの水酸基が錯体中の金属と反応して不溶性の
金属水酸化物が生成し、これがイオン交換樹脂表
面に付着し、イオン交換反応を阻むため、B.T.
C.が小さくなるが、高温の本発明法では、析出し
た金属水酸化物と新らしいキレート剤との反応に
より、生成された金属錯体の再キレート化の速度
が速いため金属水酸化物によるイオン交換反応の
阻害が少ない。そのためB.T.C.が大きくなる。
本発明によれば、B.T.C.が大きくなるので従
来法に比らべイオン交換装置を小型化することが
できる。また、使用済のイオン交換樹脂を廃棄す
る場合は、その廃棄物量を少なくすることができ
る。
来法に比らべイオン交換装置を小型化することが
できる。また、使用済のイオン交換樹脂を廃棄す
る場合は、その廃棄物量を少なくすることができ
る。
実施例
内径25mm、高さ1000mmのカラムにH形カチオン
交換樹脂ダイヤイオンSKN−1(三菱化成工業株
式会社商標)の220mlとOH形アニオン交換樹脂
ダイヤイオンSAN−1の180mlとを混合して充填
し、これに50〜70℃に温度調整した原水を空間速
度12.5hr-1で通液した。原水はエチレンジアミン
四酢酸を1000mg/、第二鉄イオンを130mg/、
アンモニアを200mg/含有するボイラの化学洗
浄排液を用いた。温度調整は、60〜80℃に調整し
た恒温水槽中に浸漬したガラス製舵管中に原水を
通すことにより行い、カラム出口の液温が50℃〜
60℃になるようにした。通液後、B.T.C.を測定
したところ、アニオン交換樹脂1当りのB.T.
C.は炭酸カルシウム換算で、カラム出口の液温を
50℃に調整した場合は47g、60℃の場合(カラム
内最高温度は67℃)は53gであつた。なお、比較
のため原水を常温(20℃)で通液した場合のB.
T.C.は24g−CaCO3/−アニオン樹脂であつ
た。
交換樹脂ダイヤイオンSKN−1(三菱化成工業株
式会社商標)の220mlとOH形アニオン交換樹脂
ダイヤイオンSAN−1の180mlとを混合して充填
し、これに50〜70℃に温度調整した原水を空間速
度12.5hr-1で通液した。原水はエチレンジアミン
四酢酸を1000mg/、第二鉄イオンを130mg/、
アンモニアを200mg/含有するボイラの化学洗
浄排液を用いた。温度調整は、60〜80℃に調整し
た恒温水槽中に浸漬したガラス製舵管中に原水を
通すことにより行い、カラム出口の液温が50℃〜
60℃になるようにした。通液後、B.T.C.を測定
したところ、アニオン交換樹脂1当りのB.T.
C.は炭酸カルシウム換算で、カラム出口の液温を
50℃に調整した場合は47g、60℃の場合(カラム
内最高温度は67℃)は53gであつた。なお、比較
のため原水を常温(20℃)で通液した場合のB.
T.C.は24g−CaCO3/−アニオン樹脂であつ
た。
処理水の水質は、いずれの場合も、導電率は
0.07μS/cmであつた。
0.07μS/cmであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重金属およびキレート剤を含む被処理水をイ
オン交換装置によりイオン交換するに際し、被処
理水を50〜70℃に温度調整することを特徴とする
重金属およびキレート剤を含む水のイオン交換方
法。 2 イオン交換装置はアニオン交換樹脂とカチオ
ン交換樹脂とが混合状態で充填されている混床塔
である特許請求の範囲第1項記載のイオン交換方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190282A JPS58216775A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 重金属およびキレ−ト剤を含む水のイオン交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190282A JPS58216775A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 重金属およびキレ−ト剤を含む水のイオン交換方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58216775A JPS58216775A (ja) | 1983-12-16 |
| JPH0141396B2 true JPH0141396B2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=14039498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9190282A Granted JPS58216775A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 重金属およびキレ−ト剤を含む水のイオン交換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58216775A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4770788A (en) * | 1985-04-25 | 1988-09-13 | Kollmorgen Technologies Corp. | Process for removing metal complexes from waste solutions |
| US4789475A (en) * | 1987-06-23 | 1988-12-06 | Environmental Concerns, Inc. | Water purification material, process therefor, and device for the removal of heavy metal toxins |
| JP4294253B2 (ja) * | 2002-03-18 | 2009-07-08 | オルガノ株式会社 | 陰イオン性金属錯体の除去方法 |
| KR101422876B1 (ko) | 2006-12-04 | 2014-07-23 | 노무라마이크로사이엔스가부시키가이샤 | 킬레이트제 첨가 약액의 정제 방법 |
| CA2760188C (en) * | 2009-04-27 | 2018-05-15 | Watts Water Quality And Conditioning Products, Inc. | Resin for precipitation of minerals and salts, methods of manufacture and uses thereof |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP9190282A patent/JPS58216775A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58216775A (ja) | 1983-12-16 |
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