JPH0141649Y2 - - Google Patents

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JPH0141649Y2
JPH0141649Y2 JP1983171185U JP17118583U JPH0141649Y2 JP H0141649 Y2 JPH0141649 Y2 JP H0141649Y2 JP 1983171185 U JP1983171185 U JP 1983171185U JP 17118583 U JP17118583 U JP 17118583U JP H0141649 Y2 JPH0141649 Y2 JP H0141649Y2
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JP
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ring
axle
shaft end
seal
collar
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JP1983171185U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄道車輛車軸のころ軸受装置に関す
る。
従来、この種の軸受装置におて、軸受を車軸に
固定するには第1図に示す如く、車軸の軸受装置
部分を、肩部1を有する円筒部2に形成するとと
もにその端面の円周上に等分の3ケ所にねじ穴
3,3,3を設け、内輪を前記円筒部2に締りば
めし、内輪端面には塵よけリング4を介して前蓋
5をボルト6で締付ける構造であつた。
ところが、鉄道車輛車軸用軸受装置の車軸は車
輛の保全と運行の安全性を期するため、定期的に
超音波探傷法によつて、車軸に亀裂が発生してい
るか否かの検査を行つているので、車軸にねじ穴
3があつては正確な探傷検査ができ得ない問題が
あつた。
また、運行によつては摩滅した車輪の踏面を削
正するには、前記3本の締付けボルト6を抜いて
軸受装置の前蓋5を取り外し、車軸のセンタ孔7
を露出させ、削正の際の切粉やゴミの軸受内部へ
の侵入を防止するための特殊カバーを取り付けて
行うなど面倒であつた。
これらの問題や欠陥を除去すべく実公昭46−
20980号や実公昭52−27454号が知られている。し
かしながら、これらの構造はいずれも内輪を車軸
に強固に固定し、内輪の軸端側つば輪がスラスト
荷重を受けられるようにするため部品数が多く、
また、車軸の端部外周面にはねじが必要であるな
ど、複雑で高価であつた。
そこで超音波探傷の容易化と軽量化を計つたも
のが実開昭55−139953号として知られている。と
ころが、この構造は第2図に示すように、軸端側
のシールリング9の抜け止めを軸端に刻設した周
溝に嵌着する止め輪11で行つているので、製作
上、止め輪11の側面とシールリング9の端面と
の間には隙間がある。
従つて、使用中にシールリング9が止め輪11
の方へ弛むことになり、内輪間座12とシールリ
ング9との間隔すなわちみぞ幅aが初期の値より
大きくなり、ころ10の案内が不充分(ころがス
キユーする。)となり、エツジロード等が発生し、
ころ軸受の寿命が著しく低下する。
要するに、内輪みぞ幅寸法に対し、ころ10お
よび内輪間座12は適正値となるよう製作されて
いるため、内輪8の端面とシールリング9の端面
13間に隙間ができることは軸受性能上好ましく
ない。
内輪を軸に固定するために車軸に周溝を形成
し、該周溝に滑動部材を納めたものが知られてい
る。(実開昭56−127423号公報参照) ところが、該周溝は軸端側にテーパ面が形成さ
れているため、該テーパ面に対応すべく内面にテ
ーパ面を有する滑動部材が使用されると共に該滑
動部材には案内部材の内面のテーパ面に対応すべ
く外面にテーパ面が形成され、さらに該滑動部材
の内径は軸端の外径より小さく形成せねばならな
い関係上そのまゝでは嵌込むことが不可能である
ため、複数に分割されると同時に扇形状に形成さ
れ、そして個々の滑動部材の所要箇所にはボルト
に螺合する雌ねじが形成されている。
従つて、周溝内に複数個の滑動部材を納め、軸
端側に嵌合した案内部材の長孔を介してボルトを
それぞれ滑動部材に螺合することはきわめて面倒
であり、該ボルトの締め付けにより滑動部材は上
記テーパ面を滑動し、求心方向および軸方向に移
動する訳であるが、滑動部材の求心方向の移動に
伴いボルトも求心方向に移動するので案内部材の
通し孔は長孔に形成する必要があり、該案内部材
も軸方向に移動することから、その移動量を管理
するために特に上記テーパ面の位置及びそれに対
応するその他の諸寸法の管理が要求されるため面
倒である。
本考案の技術的課題は、超短波探傷検査を容易
ならしむるべく軸端に締付け用ボルト孔を形成し
ないことと、内輪端面とシールリングの端面との
隙間を生ぜしめないことにある。
上記技術的課題を解決するための本考案の構成
すなわち技術的手段は次のとおりである。
外輪、内輪および複列のころ列を有し、前記外
輪はその両端部に軸受をシールするシール体およ
び該シール体がその外周面を摺接するシールリン
グを備え、前記内輪およびシールリングが車軸に
嵌着してなる鉄道車輛用のころ軸受装置におい
て、前記車軸の軸端に該車軸に対し直角な面を左
右に有する周溝を刻設し、該周溝に嵌着した止め
輪を挾んで軸端側にインナーカバーを挿入し、反
軸端側のシールリングとの間にはカラーを嵌挿
し、続いて、該インナーカバーに通し穴を形成す
るとともに該カラーには複数個のねじ穴を形成
し、しかるのちインナーカバーの通し穴およびカ
ラーのねじ穴にボルトを通し、該ボルトの回転に
より前記インナーカバーの垂直壁面がシールリン
グを反軸端側に押圧せしむることにある。
上記技術的手段によりカラーの後端面が、止め
輪に受止されるので、さらにボルトの回転により
インナーカバーの垂直壁面がシールリングを反軸
端側へ押圧する。
これにより、内輪の端面とシールリングの前端
面間に隙間がなく、すなわちころの軸方向すきま
が初期のままであり、ころ軸受の寿命を縮める欠
陥が生じない。
また、軸端にはねじ穴が形成されていないの
で、超音波探傷法による検査に何等支障をもたら
すことがない。
次に、第3図に基いて本考案の実施例を説明す
ると、101はその両端部内面に軸受をシールす
るシール体102,103が固定された外輪、1
04は車軸105にしまりばめにより固定されて
いる内輪、106,107はそれぞれ保持器10
61,1071に保持案内される円筒ころ、10
8は前記外輪101に座乗するくらである。
外輪101は、その内周面の中央部にのみ円筒
ころ106,107を案内し、同時にスラスト負
荷を受ける固定つば111を有し、両端側にはつ
ばは形成されていない。
また、内輪104は反軸端側に前記円筒ころ1
07を案内しスラスト負荷を受ける前記内輪10
4と一体の固定つば113を備え、軸端側にシー
ルリング110を有し、前記外輪101の固定つ
ば111と対向する位置にころ案内用リング11
2を備える。
そして、軸端に向つて内輪104に加わるスラ
スト荷重は、前記外輪の固定つば111と前記内
輪104の固定つば113との間のころ列のみぞ
幅を軸端側のころ列のみぞ幅よりも小さくして、
反軸端側のころ列の円筒ころ107によつて受け
る。
前記外輪101に固定されたシール体102,
103のうち反軸端側シール体102は、内輪1
04の反軸端側の端面側に位置して車軸105に
嵌合され、該車軸105の段部1051と前記内
輪104の固定つば113側端面とに接して軸端
に向つて前記車軸105に加わるスラスト荷重を
前記内輪104に伝えるシールリング109の外
周面に接触しており、前記シール体102,10
3のうち軸端側のシール体103は、内輪104
の軸端側に位置して車軸105に嵌挿されたシー
ルリング110の外周面に接触している。
該前記車軸105の縮径部1053に遊嵌した
カラー114はねじ穴1141が形成されてお
り、該カラー114が車軸105の端部の周溝1
052に装着された止め輪116により受止され
る。
また、車軸105の縮径部1053に遊嵌され
るインナーカバー117は該インナーカバー11
7の基部の反軸端側環状突出部1171と軸端側
環状円筒壁1172とからなり、該インナーカバ
ー117の基部の反軸端側環状突出部1171の
端面はカラー114の裏面との間に隙間を有し、
その内周面1173は止め輪116の外径に略一
致する環状の切欠きが形成され、その外周面11
74は前記シールリング110の内周面111に
ゆるく嵌合されており、更に該外周面1174の
軸端側半径方向に垂直壁面1176が形成されて
いる。
そして該基部の反軸端側突出部1171の周囲
には締付けボルト115挿通用の通し穴1175
が形成されるとともに、該通し穴1175は前記
カラー114のねじ穴1141に一致する個所に
形成されている。
前記環状円筒壁1172の外周にバンド118
を介してアウターカバー119が固定される。
作用について説明する。
締付けボルト115は回り止め120を介して
インナーカバー117の通し穴1175に挿通す
るとともにカラー114のねじ穴1141に螺合
する。
さらに該締付けボルト115の回転に比例して
カラー114は後退し、該カラー114の後端面
が止め輪116に受け止められると、該締付けボ
ルト115はインナーカバー117を押圧前進さ
せることになり、該インナーカバー117の垂直
壁面1176がシールリング110の端面を反転
端側へ押圧し、内輪104の端面とシールリング
110との隙間を皆無ならしむる。
また、止め輪116の外周とインナーカバー1
17の内周面1173との間の隙間は殆んどない
ので、円周一ケ所が切れている止め輪の拡径を防
止する。
第4図は本考案軸受装置の他の実施例であつ
て、前記実施例と相違する点は複列円筒ころ軸受
に代つて円錐ころ121を用いた複列ころ軸受
と、アウターカバーの取付け手段がバンド118
に代えて取付けボルト122を用いる。
その他は前記実施例と同一であるので、同符号
を付しその説明を省略する。
特に本考案の車軸の軸端に形成される周溝が軸
に対して直角の面を有する角溝であるから、該角
溝に嵌合される止め輪は普通の一ケ所切断されて
いる一般的なものでよく、そしてカラーは周溝に
嵌合する必要がないから環状の一体物を用いるこ
とができ、しかも、インナーカバーの通し孔に挿
通したボルトを介しての組立てがきわめて容易に
できると共に上記公知例(実開昭56−127423号公
報)の如き細かい寸法管理を必要としないので作
業能率を一段とアツプせしむることができるなど
の本考案特有の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は従来の車輛用円筒ころ軸受
装置の縦断面図、第3図は本考案装置の一実施例
を示す縦断面図、第4図は本考案装置の他の実施
例を示す縦断面図である。 110:シールリング、114:カラー、11
6:止め輪、117:インナーカバー、119:
アウターカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外輪、内輪および複列のころ列を有し、前記外
    輪はその両端部に軸受をシールするシール体を備
    え、該シール体の内周面に摺接するシールリング
    を前記内輪の両端面に配設すると共に、該内輪及
    びシールリングが車軸に嵌着してなる鉄道車輛用
    ころ軸受装置において、前記車軸の軸端に該車軸
    に対し直角な面を左右に有する周溝を刻設し、該
    周溝に嵌着した止め輪を挟んで軸端側にインナー
    カバーを挿入し、反軸端側のシールリングとの間
    にはカラーを嵌挿し、該インナーカバーに通し
    穴、該カラーにはねじを形成し、これら通し穴を
    へてねじ穴に螺合するボルトにより、該インナー
    カバーの垂直壁面が前記シールリングを反軸端側
    に押圧せしむることを特徴とする鉄道車輛車軸の
    ころ軸受装置。
JP17118583U 1983-11-07 1983-11-07 鉄道車輛車軸のころ軸受装置 Granted JPS6078664U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17118583U JPS6078664U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 鉄道車輛車軸のころ軸受装置

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JP17118583U JPS6078664U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 鉄道車輛車軸のころ軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078664U JPS6078664U (ja) 1985-06-01
JPH0141649Y2 true JPH0141649Y2 (ja) 1989-12-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127423U (ja) * 1980-02-29 1981-09-28

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JPS6078664U (ja) 1985-06-01

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