JPH0142485B2 - - Google Patents
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- JPH0142485B2 JPH0142485B2 JP11293982A JP11293982A JPH0142485B2 JP H0142485 B2 JPH0142485 B2 JP H0142485B2 JP 11293982 A JP11293982 A JP 11293982A JP 11293982 A JP11293982 A JP 11293982A JP H0142485 B2 JPH0142485 B2 JP H0142485B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、F種絶縁に適合する電気機器巻線に
係り、特に巻線部に施す絶縁ワニス処理として、
水溶性絶縁ワニスを使用した場合のワニス中に含
まれる溶剤分と乾燥温度、時間の組合せで生ずる
化学作用(加水分解、結晶化等)について考慮し
た電気機器巻線に関するものである。
係り、特に巻線部に施す絶縁ワニス処理として、
水溶性絶縁ワニスを使用した場合のワニス中に含
まれる溶剤分と乾燥温度、時間の組合せで生ずる
化学作用(加水分解、結晶化等)について考慮し
た電気機器巻線に関するものである。
鉄心スロツト内に乱巻巻線が収納される回転電
機の従来の巻線構造のうちF種絶縁に適合するも
のの一例について説明する。第1図に示すよう
に、鉄心1の半閉スロツト2内に例えば耐熱アラ
ミツド紙単体またはポリエステルフイルムの両面
または片面に耐熱アラミツド紙を貼合せた絶縁材
等を用いて構成された断面ほぼU字形をなすスロ
ツト絶縁物3を設け、このスロツト絶縁物3の中
に、エステルイミド線等の合成樹脂エナメル線を
用いて構成された乱巻の巻線4を収納せしめ、こ
の上から耐熱アラミツド紙等を断面ほぼ円弧状に
成形した絶縁楔5を打ち込み、巻線4の固定と、
鉄心1との間の絶縁をする。
機の従来の巻線構造のうちF種絶縁に適合するも
のの一例について説明する。第1図に示すよう
に、鉄心1の半閉スロツト2内に例えば耐熱アラ
ミツド紙単体またはポリエステルフイルムの両面
または片面に耐熱アラミツド紙を貼合せた絶縁材
等を用いて構成された断面ほぼU字形をなすスロ
ツト絶縁物3を設け、このスロツト絶縁物3の中
に、エステルイミド線等の合成樹脂エナメル線を
用いて構成された乱巻の巻線4を収納せしめ、こ
の上から耐熱アラミツド紙等を断面ほぼ円弧状に
成形した絶縁楔5を打ち込み、巻線4の固定と、
鉄心1との間の絶縁をする。
このように構成した巻線4は、トルエン、キシ
レン、スチレン等の有機溶剤を含むポリエステル
系絶縁ワニス等の浸漬含浸処理によつて、スロツ
ト2の内部および図示していない巻線端部分に熱
硬化性樹脂6を含浸させ加熱硬化させて一体に固
着形成している。
レン、スチレン等の有機溶剤を含むポリエステル
系絶縁ワニス等の浸漬含浸処理によつて、スロツ
ト2の内部および図示していない巻線端部分に熱
硬化性樹脂6を含浸させ加熱硬化させて一体に固
着形成している。
上述した絶縁構成では、水溶性絶縁ワニスを組
合せた場合にもワニス中に含まれる水、ジメチル
エタノールアミン等の溶剤分とワニス処理時の乾
燥温度と時間の組合せによる化学作用を受けるこ
とはないが、このような構成のスロツト絶縁物で
は絶縁厚さが厚くなるため機器設計上スロツト内
占積率(巻線の断面積とスロツト断面積の比)が
悪くなるとともに表面のすべり性が悪いこと、片
面貼合せ構造の場合には曲り(そり)が生ずるこ
となどにより、機械挿入作業性が著しく悪いとい
う問題があつた。
合せた場合にもワニス中に含まれる水、ジメチル
エタノールアミン等の溶剤分とワニス処理時の乾
燥温度と時間の組合せによる化学作用を受けるこ
とはないが、このような構成のスロツト絶縁物で
は絶縁厚さが厚くなるため機器設計上スロツト内
占積率(巻線の断面積とスロツト断面積の比)が
悪くなるとともに表面のすべり性が悪いこと、片
面貼合せ構造の場合には曲り(そり)が生ずるこ
となどにより、機械挿入作業性が著しく悪いとい
う問題があつた。
本発明は水溶性絶縁ワニスとの組合せで生ずる
絶縁材の加水分解、結晶化等の化学作用による問
題を発生せず、水溶性絶縁ワニスを用いてしかも
良好な特性が得られ、さらにF種絶縁にも適合す
る電気機器巻線を提供することが目的としてい
る。
絶縁材の加水分解、結晶化等の化学作用による問
題を発生せず、水溶性絶縁ワニスを用いてしかも
良好な特性が得られ、さらにF種絶縁にも適合す
る電気機器巻線を提供することが目的としてい
る。
本発明の特徴とするところは、巻線部の対地間
絶縁物、相間絶縁物として、厚さほぼ0.075mm〜
0.350mmのポリエステルフイルム基材に厚さほぼ
0.010mm〜0.100mmの四ふつ化エチレン樹脂フイル
ム保護材を貼着して貼合せ構造とした絶縁材を用
い且つ巻線材として耐加水分解性、耐薬品性、耐
溶剤性にすぐれた合成樹脂エナメル線を用いて巻
線を構成し、これに水溶性絶縁ワニスを含浸、加
熱硬化させ、水溶性絶縁ワニスを使用してしかも
充分な特性を得ることを可能とするとともにF種
絶縁にも適合し得るようにしたことにある。
絶縁物、相間絶縁物として、厚さほぼ0.075mm〜
0.350mmのポリエステルフイルム基材に厚さほぼ
0.010mm〜0.100mmの四ふつ化エチレン樹脂フイル
ム保護材を貼着して貼合せ構造とした絶縁材を用
い且つ巻線材として耐加水分解性、耐薬品性、耐
溶剤性にすぐれた合成樹脂エナメル線を用いて巻
線を構成し、これに水溶性絶縁ワニスを含浸、加
熱硬化させ、水溶性絶縁ワニスを使用してしかも
充分な特性を得ることを可能とするとともにF種
絶縁にも適合し得るようにしたことにある。
第2図は、本発明の一実施例のスロツト部断面
を示したものである。この場合第3図に示す
0.075mm〜0.350mmの厚さのポリエステルフイルム
を基材71としその両面に0.010mm〜0.100mmの厚
さの四ふつ化エチレン樹脂フイルムからなる保護
材72を貼着し3層の貼合せ構造とした絶縁材7
を断面ほぼU字形に成形してなるスロツト絶縁物
8をスロツト2内に設ける。このスロツト絶縁物
8の内部に、エステルイミド線、アミドイミド
線、セイツクタイプポリエステル線等耐加水分解
性、耐薬品性、耐溶剤性等にすぐれた合成樹脂エ
ナメル線からなる巻線9を設ける。この場合セイ
ツクとは、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアレートの略称である。またセイツクタイプと
は、前記セイツクを他の成分に併用させることを
言い、例えば前記セイツクと他の成分である多価
カルボン酸との反応によりポリエステル線が生成
される場合、セイツクタイプのポリエステル線と
いう。そしてさらに、やはり前記絶縁材7を断面
ほぼ円弧状に成形してなる絶縁楔10を打ち込み
巻線9の固定と、鉄心1との間の絶縁を施した上
で水溶性絶縁ワニスによる浸漬含浸処理によるス
ロツト2内部および巻線端部分への熱硬化性樹脂
11の含浸処理を行い、130℃〜160℃の乾燥温度
にて加熱硬化させて一体に固着して巻線部を完成
する。
を示したものである。この場合第3図に示す
0.075mm〜0.350mmの厚さのポリエステルフイルム
を基材71としその両面に0.010mm〜0.100mmの厚
さの四ふつ化エチレン樹脂フイルムからなる保護
材72を貼着し3層の貼合せ構造とした絶縁材7
を断面ほぼU字形に成形してなるスロツト絶縁物
8をスロツト2内に設ける。このスロツト絶縁物
8の内部に、エステルイミド線、アミドイミド
線、セイツクタイプポリエステル線等耐加水分解
性、耐薬品性、耐溶剤性等にすぐれた合成樹脂エ
ナメル線からなる巻線9を設ける。この場合セイ
ツクとは、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアレートの略称である。またセイツクタイプと
は、前記セイツクを他の成分に併用させることを
言い、例えば前記セイツクと他の成分である多価
カルボン酸との反応によりポリエステル線が生成
される場合、セイツクタイプのポリエステル線と
いう。そしてさらに、やはり前記絶縁材7を断面
ほぼ円弧状に成形してなる絶縁楔10を打ち込み
巻線9の固定と、鉄心1との間の絶縁を施した上
で水溶性絶縁ワニスによる浸漬含浸処理によるス
ロツト2内部および巻線端部分への熱硬化性樹脂
11の含浸処理を行い、130℃〜160℃の乾燥温度
にて加熱硬化させて一体に固着して巻線部を完成
する。
本実施例で用いている3層構造の絶縁材7から
なるスロツト絶縁物8は引張強度、端裂抵抗等の
機械的特性、絶縁耐力等の電気特性等は基材71
である0.075mmの0.350mmの厚さのポリエステルフ
イルムに依存し、水溶性絶縁ワニスと組合せた場
合該ワニス中に含有される水、ジメチルエタノー
ルアミン等の溶剤分と乾燥温度と時間の組合せで
生ずる加水分解、結晶化等の化学作用が基材71
に及ぶことを基材71の両面に貼合せた0.010mm
〜0.100mmの厚さの四ふつ化エチレン樹脂フイル
ムの保護材72によつて保護し、基材71の特性
低下が防止できる。すなわちポリエステルフイル
ムは単体ではF種絶縁物としては使用できず、ま
たこれを水溶性絶縁ワニスと組合せて使用すると
該ワニス中に含まれる水、ジメチルエタノールア
ミン等の化学変化を起し、実用条件での試験結果
では第4図に示す特性Aのごとく引張強度が約50
%以下に低下し且つ折り曲げに対し表皮層が約
0.02mmの深さで壁開(われ)を生じ、実用上問題
となるのに対し、本実施例では第4図の特性Bの
ように基材71の特性低下が著しく改善されるこ
とが確認された。耐熱性に関しても、耐熱性がF
種絶縁に適合する特性を有する保護材72によつ
て、(熱劣化の主因が酸化劣化であることに着目
し、)基材71への酸素の供給を遮断することに
よつて熱劣化を抑制する。すなわち、熱劣化に対
しては試験結果を第5図に示すようにポリエステ
ル単体での特性Cに比較して、本実施例によれば
特性Dのように熱劣化が大幅に抑制され耐熱性が
15〜25゜向上し絶縁材7としてF種絶縁に充分適
合する特性が得られることが確認された。したが
つてこの絶縁材7を使い、水溶性絶縁ワニスを組
合せた場合のワニス中の溶剤分と乾燥温度、時間
の組合せによる化学作用の影響による特性低下が
著しく改善され、且つF種絶縁としても適用でき
ることに加え絶縁材表面のすべり性の著しく向上
によつてポリエステルフイルム単体を用いた場合
と同等またはそれ以上の機械挿入性が得られる。
なるスロツト絶縁物8は引張強度、端裂抵抗等の
機械的特性、絶縁耐力等の電気特性等は基材71
である0.075mmの0.350mmの厚さのポリエステルフ
イルムに依存し、水溶性絶縁ワニスと組合せた場
合該ワニス中に含有される水、ジメチルエタノー
ルアミン等の溶剤分と乾燥温度と時間の組合せで
生ずる加水分解、結晶化等の化学作用が基材71
に及ぶことを基材71の両面に貼合せた0.010mm
〜0.100mmの厚さの四ふつ化エチレン樹脂フイル
ムの保護材72によつて保護し、基材71の特性
低下が防止できる。すなわちポリエステルフイル
ムは単体ではF種絶縁物としては使用できず、ま
たこれを水溶性絶縁ワニスと組合せて使用すると
該ワニス中に含まれる水、ジメチルエタノールア
ミン等の化学変化を起し、実用条件での試験結果
では第4図に示す特性Aのごとく引張強度が約50
%以下に低下し且つ折り曲げに対し表皮層が約
0.02mmの深さで壁開(われ)を生じ、実用上問題
となるのに対し、本実施例では第4図の特性Bの
ように基材71の特性低下が著しく改善されるこ
とが確認された。耐熱性に関しても、耐熱性がF
種絶縁に適合する特性を有する保護材72によつ
て、(熱劣化の主因が酸化劣化であることに着目
し、)基材71への酸素の供給を遮断することに
よつて熱劣化を抑制する。すなわち、熱劣化に対
しては試験結果を第5図に示すようにポリエステ
ル単体での特性Cに比較して、本実施例によれば
特性Dのように熱劣化が大幅に抑制され耐熱性が
15〜25゜向上し絶縁材7としてF種絶縁に充分適
合する特性が得られることが確認された。したが
つてこの絶縁材7を使い、水溶性絶縁ワニスを組
合せた場合のワニス中の溶剤分と乾燥温度、時間
の組合せによる化学作用の影響による特性低下が
著しく改善され、且つF種絶縁としても適用でき
ることに加え絶縁材表面のすべり性の著しく向上
によつてポリエステルフイルム単体を用いた場合
と同等またはそれ以上の機械挿入性が得られる。
すなわち、本実施例に示した巻線絶縁構成は水
溶性絶縁ワニスとの組合せに対し、特性上、コス
ト上最適のものであるということができるが、絶
縁材7の基材71、保護材72の値はおおむね上
述の値を満足すれば若干の相違があつてもほぼ同
等の効果が得られる。
溶性絶縁ワニスとの組合せに対し、特性上、コス
ト上最適のものであるということができるが、絶
縁材7の基材71、保護材72の値はおおむね上
述の値を満足すれば若干の相違があつてもほぼ同
等の効果が得られる。
なお、上記絶縁材7はスロツト絶縁物、絶縁楔
に限らず巻線部に使用する対地間絶縁物、相間絶
縁物のうち水溶性絶縁ワニスに接するものが他に
もあればそれらすべてに用いることはいうまでも
ない。
に限らず巻線部に使用する対地間絶縁物、相間絶
縁物のうち水溶性絶縁ワニスに接するものが他に
もあればそれらすべてに用いることはいうまでも
ない。
本発明は上述し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されることなく、その要旨を変更しない範囲内
で種々変形して実施することができる。
定されることなく、その要旨を変更しない範囲内
で種々変形して実施することができる。
例えば、絶縁物として適用する機器の種類と使
用方法によつては、絶縁材の片面にのみ水溶性絶
縁ワニスが接する場合があり、このような場合保
護材を基材の片面にのみ貼着した2層構成の絶縁
材でも同様の効果が期待できる。
用方法によつては、絶縁材の片面にのみ水溶性絶
縁ワニスが接する場合があり、このような場合保
護材を基材の片面にのみ貼着した2層構成の絶縁
材でも同様の効果が期待できる。
また、以上においては、応用機器の一事例とし
て回転電機巻線について説明したが、同様にして
変圧巻線、制御器巻線にも応用もできる。
て回転電機巻線について説明したが、同様にして
変圧巻線、制御器巻線にも応用もできる。
本発明によれば、水溶性絶縁ワニスと電気機器
巻線のF種絶縁構成として、対地間絶縁物、相間
絶縁物として、ポリエステルフイルムを基材と
し、これに直接ワニス中の溶剤分が接触すること
を防止し、且つこの溶剤と乾燥温度、時間の組合
せで生ずる加水分解、結晶化等の化学作用を遮断
するための四ふつ化エチレン樹脂フイルム保護材
を貼着した絶縁材を用いることにより、水、ジメ
チルエタノールアミン等を溶剤分として含む水溶
性絶縁ワニスとの組合せにおける特性低下がな
く、良好な特性が得られ、しかも絶縁材が保護材
によつて、基材が直接空気にふれないため、熱劣
化の主因である酸化劣化が抑制され、F種絶縁に
適合し、その上表面のすべり性が著しく改良され
るため、回転電機巻線等の場合、鉄心スロツト内
への機械挿入がポリエステルフイルム単体を絶縁
材に用いた場合と同等もしくはそれ以上に容易に
行なえる効果をもち、水溶性絶縁ワニスとの組合
せによる特性低下のない安価で製造も容易なF種
絶縁の電気機器巻線を提供することができる。
巻線のF種絶縁構成として、対地間絶縁物、相間
絶縁物として、ポリエステルフイルムを基材と
し、これに直接ワニス中の溶剤分が接触すること
を防止し、且つこの溶剤と乾燥温度、時間の組合
せで生ずる加水分解、結晶化等の化学作用を遮断
するための四ふつ化エチレン樹脂フイルム保護材
を貼着した絶縁材を用いることにより、水、ジメ
チルエタノールアミン等を溶剤分として含む水溶
性絶縁ワニスとの組合せにおける特性低下がな
く、良好な特性が得られ、しかも絶縁材が保護材
によつて、基材が直接空気にふれないため、熱劣
化の主因である酸化劣化が抑制され、F種絶縁に
適合し、その上表面のすべり性が著しく改良され
るため、回転電機巻線等の場合、鉄心スロツト内
への機械挿入がポリエステルフイルム単体を絶縁
材に用いた場合と同等もしくはそれ以上に容易に
行なえる効果をもち、水溶性絶縁ワニスとの組合
せによる特性低下のない安価で製造も容易なF種
絶縁の電気機器巻線を提供することができる。
第1図は従来装置の構成を示すスロツト断面
図、第2図は本発明の一実施例の構成を示す回転
電機巻線部のスロツト断面図、第3図は同実施例
に用いる絶縁材を示す断面図、第4図および第5
図は同実施例の作用効果を説明するための特性図
である。 1……鉄心、2……スロツト、8……スロツト
絶縁物、9……巻線、10……絶縁楔、11……
熱硬化性樹脂。
図、第2図は本発明の一実施例の構成を示す回転
電機巻線部のスロツト断面図、第3図は同実施例
に用いる絶縁材を示す断面図、第4図および第5
図は同実施例の作用効果を説明するための特性図
である。 1……鉄心、2……スロツト、8……スロツト
絶縁物、9……巻線、10……絶縁楔、11……
熱硬化性樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻線部の対地間絶縁物、相間絶縁物として、
厚さほぼ0.075mm〜0.350mmのポリエステルフイル
ム基材に厚さほぼ0.010mm〜0.100mmの四ふつ化エ
チレン樹脂フイルム保護材を貼着して貼合せ構造
とした絶縁材を用い且つ巻線材として耐加水分解
性、耐薬品性、耐溶剤性にすぐれた合成樹脂エナ
メル線を用いて巻線を構成し、これに水溶性絶縁
ワニスを含浸、加熱硬化させたことを特徴とする
電気機器巻線。 2 合成樹脂エナメル線はエステルイミド線であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
電気機器巻線。 3 合成樹脂エナメル線はポリエステルアミドイ
ミド線であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の電気機器巻線。 4 合成樹脂エナメル線はセイツクタイプポリエ
ステル線であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の電気機器巻線。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11293982A JPS594002A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 電気機器巻線 |
| US06/434,370 US4486506A (en) | 1981-10-16 | 1982-10-14 | Solid insulator and electric equipment coil using the same |
| CA000413583A CA1201337A (en) | 1981-10-16 | 1982-10-15 | Solid insulator and electric equipment coil using the same |
| GB8229476A GB2112321B (en) | 1981-10-16 | 1982-10-15 | Solid insulator and electric equipment coil using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11293982A JPS594002A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 電気機器巻線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS594002A JPS594002A (ja) | 1984-01-10 |
| JPH0142485B2 true JPH0142485B2 (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=14599275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11293982A Granted JPS594002A (ja) | 1981-10-16 | 1982-06-30 | 電気機器巻線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594002A (ja) |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11293982A patent/JPS594002A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS594002A (ja) | 1984-01-10 |
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