JPH0143257B2 - - Google Patents
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- JPH0143257B2 JPH0143257B2 JP55006204A JP620480A JPH0143257B2 JP H0143257 B2 JPH0143257 B2 JP H0143257B2 JP 55006204 A JP55006204 A JP 55006204A JP 620480 A JP620480 A JP 620480A JP H0143257 B2 JPH0143257 B2 JP H0143257B2
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- JP
- Japan
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- detector
- micropores
- blood cells
- red blood
- particles
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/10—Investigating individual particles
- G01N15/1031—Investigating individual particles by measuring electrical or magnetic effects
- G01N15/12—Investigating individual particles by measuring electrical or magnetic effects by observing changes in resistance or impedance across apertures when traversed by individual particles, e.g. by using the Coulter principle
- G01N15/131—Details
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液体中に懸濁する血球などの粒子を
検出する粒子検出装置に関するもので、赤血球と
血小板のように2種以上の粒子が混在する粒子懸
濁液中の粒子、とくに血小板のような小さい方の
粒子を効果的に検出することができる粒子検出装
置を提供せんとするものである。
検出する粒子検出装置に関するもので、赤血球と
血小板のように2種以上の粒子が混在する粒子懸
濁液中の粒子、とくに血小板のような小さい方の
粒子を効果的に検出することができる粒子検出装
置を提供せんとするものである。
従来、赤血球や血小板などの微小粒子を検出し
計数する場合、粒子の懸濁液を液面以下に設けら
れた微細孔に通過させ、液と粒子との電気インピ
ーダンスの差異に基づいて検出し、これを電気パ
ルス信号に変換して計数している。通常、赤血球
や血小板を検出、計数する場合、数十ミクロンか
ら百ミクロン程度の微細孔が用いられ、予め血液
を希釈して血球が1個づつ微細孔を通過できる濃
度にしてから計数測定を行なつている。赤血球の
みを計数する場合、あるいは血小板を分離して血
小板のみを計数する場合には、検出装置における
ノイズ信号を除去するだけで比較的容易に計数測
定を実施することができるが、血小板については
赤血球という大きい粒子からの分離作業が必要で
あり、この分離作業に伴う原血液中の血小板数へ
の換算などを行なわなければならず、比較的面倒
で時間がかかりしかも誤差が大きいなどの欠点が
あつた。
計数する場合、粒子の懸濁液を液面以下に設けら
れた微細孔に通過させ、液と粒子との電気インピ
ーダンスの差異に基づいて検出し、これを電気パ
ルス信号に変換して計数している。通常、赤血球
や血小板を検出、計数する場合、数十ミクロンか
ら百ミクロン程度の微細孔が用いられ、予め血液
を希釈して血球が1個づつ微細孔を通過できる濃
度にしてから計数測定を行なつている。赤血球の
みを計数する場合、あるいは血小板を分離して血
小板のみを計数する場合には、検出装置における
ノイズ信号を除去するだけで比較的容易に計数測
定を実施することができるが、血小板については
赤血球という大きい粒子からの分離作業が必要で
あり、この分離作業に伴う原血液中の血小板数へ
の換算などを行なわなければならず、比較的面倒
で時間がかかりしかも誤差が大きいなどの欠点が
あつた。
また血液を単に希釈して検出、計数する方法で
ある全血法においては、赤血球の1mm3当りの個
数が5百万前後、血小板数が20万前後であり、血
小板数の25倍もの赤血球を同時に測定して引算を
しなければならない上に、血小板の計数に重大な
影響を与える要因がある。これは微細孔通過後の
血球が再び検出領域に巻き込まれて、あたかも微
細孔を通過したかのように検出され計数測定値に
誤差を与える現象である。この現象により、主と
して既に微細孔を通過した赤血球が巻き込まれ
て、血小板信号と同じような高さのパルスを発す
る。このため、いわゆるウインドタイプの閾値回
路で赤血球による大きいパルスを除去し血小板サ
イズの信号のみを通過させても、赤血球の巻込み
によるパルスが加算されて、従来の血小板のみを
分離して測定し原血液へ換算した血小板数より
も、はるかに大きい測定値が得られてしまうとい
う欠点があつた。
ある全血法においては、赤血球の1mm3当りの個
数が5百万前後、血小板数が20万前後であり、血
小板数の25倍もの赤血球を同時に測定して引算を
しなければならない上に、血小板の計数に重大な
影響を与える要因がある。これは微細孔通過後の
血球が再び検出領域に巻き込まれて、あたかも微
細孔を通過したかのように検出され計数測定値に
誤差を与える現象である。この現象により、主と
して既に微細孔を通過した赤血球が巻き込まれ
て、血小板信号と同じような高さのパルスを発す
る。このため、いわゆるウインドタイプの閾値回
路で赤血球による大きいパルスを除去し血小板サ
イズの信号のみを通過させても、赤血球の巻込み
によるパルスが加算されて、従来の血小板のみを
分離して測定し原血液へ換算した血小板数より
も、はるかに大きい測定値が得られてしまうとい
う欠点があつた。
この欠点を解消する方法として、(1)検出領域を
狭くして巻き込まれた粒子を検出しないようにす
る方法、(2)微細孔を通過した粒子が再び微細孔の
近傍に近づかないようにする方法、がある。(1)の
方法としては、微細孔の近傍に電極を配設するこ
とにより検出するための電界分布をごく限られた
微細孔の付近とし、たとえば微細孔付近まで蒸着
や鍍金により電極を設ける方法があり、実際には
電極として耐蝕性に優れた白金などの金属が用い
られ、これらを蒸着や鍍金によつて検出器の表面
に設けても、容易に剥れたりあるいは電気分解な
どによつて腐蝕されたりして実用的ではない。因
に白金は化学的に安定であるが機械的強度が小さ
い。また(2)の方法としては、微細孔通過後の粒子
の懸濁液をすべて吸引する手段を設けたり、粒子
を含まない液で粒子の懸濁液を吹き飛ばしてしま
う方法などが考えられるが、構造が複雑となり微
細孔を通過した粒子懸濁液の定量が不可能となる
ために、従来のように単に液体定量装置を検出器
内部に接続する方式をとることができず、たとえ
ば流量を一定とし単位時間当りの通過粒子数を単
位体積当りの粒子数に変換するなどの複雑でかつ
誤差要因の多い方式を採用しなければならないと
いう欠点があつた。
狭くして巻き込まれた粒子を検出しないようにす
る方法、(2)微細孔を通過した粒子が再び微細孔の
近傍に近づかないようにする方法、がある。(1)の
方法としては、微細孔の近傍に電極を配設するこ
とにより検出するための電界分布をごく限られた
微細孔の付近とし、たとえば微細孔付近まで蒸着
や鍍金により電極を設ける方法があり、実際には
電極として耐蝕性に優れた白金などの金属が用い
られ、これらを蒸着や鍍金によつて検出器の表面
に設けても、容易に剥れたりあるいは電気分解な
どによつて腐蝕されたりして実用的ではない。因
に白金は化学的に安定であるが機械的強度が小さ
い。また(2)の方法としては、微細孔通過後の粒子
の懸濁液をすべて吸引する手段を設けたり、粒子
を含まない液で粒子の懸濁液を吹き飛ばしてしま
う方法などが考えられるが、構造が複雑となり微
細孔を通過した粒子懸濁液の定量が不可能となる
ために、従来のように単に液体定量装置を検出器
内部に接続する方式をとることができず、たとえ
ば流量を一定とし単位時間当りの通過粒子数を単
位体積当りの粒子数に変換するなどの複雑でかつ
誤差要因の多い方式を採用しなければならないと
いう欠点があつた。
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、簡
単で安価に製作できる構造で、赤血球などの粒子
の舞い戻りが防止され補正が簡単に実施でき、赤
血球、血小板のような大小2種の粒子を容易に検
出して分類計数することができる粒子検出装置の
提供を目的とするものである。
単で安価に製作できる構造で、赤血球などの粒子
の舞い戻りが防止され補正が簡単に実施でき、赤
血球、血小板のような大小2種の粒子を容易に検
出して分類計数することができる粒子検出装置の
提供を目的とするものである。
本発明の粒子検出装置は、下部に微細孔2を穿
設したペレツト1を有し、内部にこの微細孔2の
上方5〜15mmまで球状物質5、繊維状物質24、
多孔物質25またはこれらの組合せ体からなる緩
衝材料を充填して粒子の舞い戻り部を形成した検
出器と、この検出器の下部が粒子懸濁液7中に浸
漬するように設けられた試料室6と、検出器の上
部に接続され微細孔2を通じて吸引された粒子懸
濁液の定量を行う液体定量装置17と、この液体
定量装置に接続された吸引圧力源20と、検出器
内と試料室内とに配設された粒子検出用電極2
1,22とを包含してなることを特徴としてい
る。
設したペレツト1を有し、内部にこの微細孔2の
上方5〜15mmまで球状物質5、繊維状物質24、
多孔物質25またはこれらの組合せ体からなる緩
衝材料を充填して粒子の舞い戻り部を形成した検
出器と、この検出器の下部が粒子懸濁液7中に浸
漬するように設けられた試料室6と、検出器の上
部に接続され微細孔2を通じて吸引された粒子懸
濁液の定量を行う液体定量装置17と、この液体
定量装置に接続された吸引圧力源20と、検出器
内と試料室内とに配設された粒子検出用電極2
1,22とを包含してなることを特徴としてい
る。
以下、本発明の構成を図面に示す実施態様に基
づいて説明する。第1図および第2図は本発明の
粒子検出装置に用いる検出器の一例を示してい
る。1は直径50〜100μ程度の微細孔2を有する
ペレツトで、このペレツト1はルビーまたはサフ
アイアなどで厚み数十〜百μ程度の円板状に形成
され、ガラス、合成樹脂またはセラミツクなどか
らなり下端が封止された円筒状の検出器本体3の
下部側面または底部に嵌設、固定されている。4
は検出器本体3の上部に設けられた固定用の膨大
部である。また検出器本体3の内部の底部から微
細孔2の上方5〜15mmまで、直径1mm程度または
1mm以下のガラスビーズ、ステンレススチール玉
または合成樹脂製ボールなどの球状物質5乃至は
略球状物質が充填されている。したがつて微細孔
2から球状物質5の上面に至るまでは多数の入り
組んだ数十〜数百μ程度の通路が形成されてお
り、これらの通路により微細孔2を通過した後の
試料は順次移送され、かつ海岸線の消波用のテト
ラポツドのような緩衝効果を発揮して、微細孔通
過後の噴出流が緩やかな流れとなつて移動し、し
たがつて粒子の舞い戻りや巻込み現象が非常に緩
和される。これは後述の第3図に示す粒子検出装
置によつて得られた第4図に示すデータからも明
らかである。
づいて説明する。第1図および第2図は本発明の
粒子検出装置に用いる検出器の一例を示してい
る。1は直径50〜100μ程度の微細孔2を有する
ペレツトで、このペレツト1はルビーまたはサフ
アイアなどで厚み数十〜百μ程度の円板状に形成
され、ガラス、合成樹脂またはセラミツクなどか
らなり下端が封止された円筒状の検出器本体3の
下部側面または底部に嵌設、固定されている。4
は検出器本体3の上部に設けられた固定用の膨大
部である。また検出器本体3の内部の底部から微
細孔2の上方5〜15mmまで、直径1mm程度または
1mm以下のガラスビーズ、ステンレススチール玉
または合成樹脂製ボールなどの球状物質5乃至は
略球状物質が充填されている。したがつて微細孔
2から球状物質5の上面に至るまでは多数の入り
組んだ数十〜数百μ程度の通路が形成されてお
り、これらの通路により微細孔2を通過した後の
試料は順次移送され、かつ海岸線の消波用のテト
ラポツドのような緩衝効果を発揮して、微細孔通
過後の噴出流が緩やかな流れとなつて移動し、し
たがつて粒子の舞い戻りや巻込み現象が非常に緩
和される。これは後述の第3図に示す粒子検出装
置によつて得られた第4図に示すデータからも明
らかである。
つぎに上記のように構成された検出器を用いた
粒子検出装置の一実施態様を第3図に基づいて説
明する。6は粒子懸濁液、たとえば血球の懸濁液
を収容するための試料室で、血球の懸濁液7は試
料導入口8から試料室6内に導入され、試料排出
口10から排出される。前記検出器本体3はその
下部が懸濁液7中に浸漬するように固定される。
検出器本体3の上部は、可撓性を有するダイアフ
ラム11を介して上下に隣接する2つの液溜め用
の空間12,13(下方の空間を12、上方の空
間を13とする)を有する検出器本体上部14
に、検出器本体3内部が下方の空間12に連通す
るように固定されている。この下方の空間12は
電磁弁などを有する排出パイプ15を介して排液
溜めおよび吸引圧力源16に接続され、検出器内
部および液溜め用空間12の不要の試料を排出す
るように構成されている。一方、上部の空間13
は液体定量装置17に接続され、さらにこの液体
定量装置17は空気圧などを制御するための制御
弁18を介して吸引圧力源20に接続されてい
る。液体定量装置17は一例として液面の移動を
光学的に検知して所定体積の定量を行なう形式の
ものが用いられる。なおダイアフラム11は、液
体定量装置17と検出器内部とを隔離し、液体定
量装置17内に試料が混入して汚れが生ずるのを
防止する効果を発揮する。また液溜め用空間12
内に内部電極21が、試料室6の懸濁液中に外部
電極22が配設され、これらの電極21,22が
検出回路23に接続されて、微細孔2を通過する
粒子を液と粒子との電気インピーダンスの差異に
基づいて検出するように構成されている。なお液
体定量装置17へは制御弁18を切り替えること
により大気圧をも導入できるようになつている。
粒子検出装置の一実施態様を第3図に基づいて説
明する。6は粒子懸濁液、たとえば血球の懸濁液
を収容するための試料室で、血球の懸濁液7は試
料導入口8から試料室6内に導入され、試料排出
口10から排出される。前記検出器本体3はその
下部が懸濁液7中に浸漬するように固定される。
検出器本体3の上部は、可撓性を有するダイアフ
ラム11を介して上下に隣接する2つの液溜め用
の空間12,13(下方の空間を12、上方の空
間を13とする)を有する検出器本体上部14
に、検出器本体3内部が下方の空間12に連通す
るように固定されている。この下方の空間12は
電磁弁などを有する排出パイプ15を介して排液
溜めおよび吸引圧力源16に接続され、検出器内
部および液溜め用空間12の不要の試料を排出す
るように構成されている。一方、上部の空間13
は液体定量装置17に接続され、さらにこの液体
定量装置17は空気圧などを制御するための制御
弁18を介して吸引圧力源20に接続されてい
る。液体定量装置17は一例として液面の移動を
光学的に検知して所定体積の定量を行なう形式の
ものが用いられる。なおダイアフラム11は、液
体定量装置17と検出器内部とを隔離し、液体定
量装置17内に試料が混入して汚れが生ずるのを
防止する効果を発揮する。また液溜め用空間12
内に内部電極21が、試料室6の懸濁液中に外部
電極22が配設され、これらの電極21,22が
検出回路23に接続されて、微細孔2を通過する
粒子を液と粒子との電気インピーダンスの差異に
基づいて検出するように構成されている。なお液
体定量装置17へは制御弁18を切り替えること
により大気圧をも導入できるようになつている。
上記のように構成された粒子検出装置におい
て、試料(粒子懸濁液)を試料導入口8から試料
室6内に導入し、液面が検出器本体3の微細孔2
よりも上方に達するまで満たす。このとき、排出
パイプ15の電磁弁は閉となつて遮断状態にあ
り、制御弁18が開いて吸引圧力が液体定量装置
17に導入され、液体定量装置17内の液面が上
昇すると同時にダイアフラム11が上方に湾曲し
て微細孔2を通じて試料が検出器内部に導入され
る。このとき、内部電極21と外部電極22との
間に電気的な変化が生じ粒子信号として検出され
る。液体定量装置17の液面を検知し、計数装置
にスタート・ストツプ信号を送り、その間に計数
されたパルス数が単位体積当りの粒子数として計
数表示される。計数が終了すると、制御弁18が
切り替わり液体定量装置17に大気圧が導入され
ダイアフラム11が元位置に復帰する。一方、排
出パイプ15に吸引圧が導入されて液溜め用空間
12内に試料が排出パイプ15を通じて排出され
る。
て、試料(粒子懸濁液)を試料導入口8から試料
室6内に導入し、液面が検出器本体3の微細孔2
よりも上方に達するまで満たす。このとき、排出
パイプ15の電磁弁は閉となつて遮断状態にあ
り、制御弁18が開いて吸引圧力が液体定量装置
17に導入され、液体定量装置17内の液面が上
昇すると同時にダイアフラム11が上方に湾曲し
て微細孔2を通じて試料が検出器内部に導入され
る。このとき、内部電極21と外部電極22との
間に電気的な変化が生じ粒子信号として検出され
る。液体定量装置17の液面を検知し、計数装置
にスタート・ストツプ信号を送り、その間に計数
されたパルス数が単位体積当りの粒子数として計
数表示される。計数が終了すると、制御弁18が
切り替わり液体定量装置17に大気圧が導入され
ダイアフラム11が元位置に復帰する。一方、排
出パイプ15に吸引圧が導入されて液溜め用空間
12内に試料が排出パイプ15を通じて排出され
る。
前記電極21,22で検出される粒子信号は、
2つのレベルを持つウインドタイプの閾値回路で
パルスの高さに応じて3つの領域に分割され、下
限レベル以下はノイズなどの不要な信号として除
去され、上限レベル以上のパルス信号を赤血球な
どの大きい粒子の信号、上限と下限の中間のレベ
ル信号を血小板などの小さい粒子の信号として分
類されそれぞれが計数される。なおウインドタイ
プのコンパレータなどを用い、上限を越えるパル
スを中間レベルでも検知しこれを計数しないよう
にするために、ワンシヨツトマルチバイブレータ
や遅延回路などと組み合わせ、禁止信号を発生さ
せるなどの回路構成が、回路の実施例として挙げ
られる。
2つのレベルを持つウインドタイプの閾値回路で
パルスの高さに応じて3つの領域に分割され、下
限レベル以下はノイズなどの不要な信号として除
去され、上限レベル以上のパルス信号を赤血球な
どの大きい粒子の信号、上限と下限の中間のレベ
ル信号を血小板などの小さい粒子の信号として分
類されそれぞれが計数される。なおウインドタイ
プのコンパレータなどを用い、上限を越えるパル
スを中間レベルでも検知しこれを計数しないよう
にするために、ワンシヨツトマルチバイブレータ
や遅延回路などと組み合わせ、禁止信号を発生さ
せるなどの回路構成が、回路の実施例として挙げ
られる。
上記の構成の粒子検出装置を用いた粒子計数装
置において、赤血球の巻込みによる影響を調べる
ために、検出器本体3内の球状物質5の粒径を
色々変えて以下の条件で測定を行なつた。結果は
第4図の如くであつた。
置において、赤血球の巻込みによる影響を調べる
ために、検出器本体3内の球状物質5の粒径を
色々変えて以下の条件で測定を行なつた。結果は
第4図の如くであつた。
球状物質5として、直径4mmのガラスビーズ、
直径3mmのガラスビーズ、直径2mmのガラスビー
ズ、直径1mmのガラスビーズを用いる場合、およ
びガラスビーズを全く用いない場合について実験
した。試料としては、赤血球の計数測定値が1500
万個/mm3の計数値を示すように、通常の試料の
3倍程度濃い目の試料を用いた。また計数時間
は、セツトタイム約1秒、計数時間約12秒、リセ
ツトタイム約2秒、計15秒の繰返しとした。微細
孔の直径は80μ、液体定量装置に接続された吸引
圧力源の吸引圧力は約130mmHg/cm2であつた。測
定方法は、上記のそれぞれのガラスビーズを微細
孔より上方約1cm以上まで充填し、まず血液の希
釈試料を検出器内に吸引させた。続いて血液が含
まれていないブランク液(希釈液のみで血球が懸
濁していない液)を繰り返して検出器内に吸引さ
せ、血小板感度(閾値レベル)での計数測定を行
なつた。すなわち、 第0回目の測定時には通常の計数測定、 第1回目の測定時にはブランク液の計数測定、 〓 第10回目の測定時にはブランク液の計数測定、 を行なつた。
直径3mmのガラスビーズ、直径2mmのガラスビー
ズ、直径1mmのガラスビーズを用いる場合、およ
びガラスビーズを全く用いない場合について実験
した。試料としては、赤血球の計数測定値が1500
万個/mm3の計数値を示すように、通常の試料の
3倍程度濃い目の試料を用いた。また計数時間
は、セツトタイム約1秒、計数時間約12秒、リセ
ツトタイム約2秒、計15秒の繰返しとした。微細
孔の直径は80μ、液体定量装置に接続された吸引
圧力源の吸引圧力は約130mmHg/cm2であつた。測
定方法は、上記のそれぞれのガラスビーズを微細
孔より上方約1cm以上まで充填し、まず血液の希
釈試料を検出器内に吸引させた。続いて血液が含
まれていないブランク液(希釈液のみで血球が懸
濁していない液)を繰り返して検出器内に吸引さ
せ、血小板感度(閾値レベル)での計数測定を行
なつた。すなわち、 第0回目の測定時には通常の計数測定、 第1回目の測定時にはブランク液の計数測定、 〓 第10回目の測定時にはブランク液の計数測定、 を行なつた。
以上のようにすることにより、第0回目の測定
によつて検出器内部に吸引された赤血球が、第1
回目の測定からブランク液によつて次々と希釈さ
れ、次第に巻き込まれなくなる様子を見ることが
できる。すなわち、第4図において舞い戻り(巻
込み)によつて血小板として計数される(このと
きには微細孔を液のみが通過し粒子は通過しな
い)赤血球数は、第1回目ではガラスビーズな
し、あるいは直径4mmのガラスビーズのときは85
万個もあつたものが、繰り返して計数を行なうに
従つて次第に薄められて、10回の測定後には1〜
2万個まで減少した。ガラスビーズの直径を小な
くするに従つてこの傾向は大きくなるとともに、
巻込み現象を生じさせる検出器内部への微細孔か
らの噴出流の緩和も伴つて舞い戻りがなくなり、
直径1mmのガラスビーズの場合には、ガラスビー
ズを用いない場合の第10回目に相当する結果が、
第1回目の測定時から顕著に生じ、非常に大きな
効果を発揮することが判明した。このようにガラ
スビーズの直径を1mm程度のものとすることによ
つて、微細孔を通過した試料は微細孔の裏側で停
滞することなく、かつ舞い戻りや巻込みの現象を
生じないようにしながら、速やかにガラスビーズ
とガラスビーズとの間隙にとらえられ、移送され
ることが明らかとなつた。しかも既に吸引された
前回および前々回の試料中の赤血球による分回の
血小板計数値に対する影響が生じることはない。
ただし今回吸引している試料中の赤血球による影
響(第0回目相当)は、上記実験においては求め
ることはできず、たとえば微細孔を通過直後の赤
血球が微細孔の真後でUターンし巻き込まれる場
合などは、やはり血小板相当のパルスが生じて血
小板数に誤差を与える。しかしこれは従来のもの
と比較してはるかに小さい値である。
によつて検出器内部に吸引された赤血球が、第1
回目の測定からブランク液によつて次々と希釈さ
れ、次第に巻き込まれなくなる様子を見ることが
できる。すなわち、第4図において舞い戻り(巻
込み)によつて血小板として計数される(このと
きには微細孔を液のみが通過し粒子は通過しな
い)赤血球数は、第1回目ではガラスビーズな
し、あるいは直径4mmのガラスビーズのときは85
万個もあつたものが、繰り返して計数を行なうに
従つて次第に薄められて、10回の測定後には1〜
2万個まで減少した。ガラスビーズの直径を小な
くするに従つてこの傾向は大きくなるとともに、
巻込み現象を生じさせる検出器内部への微細孔か
らの噴出流の緩和も伴つて舞い戻りがなくなり、
直径1mmのガラスビーズの場合には、ガラスビー
ズを用いない場合の第10回目に相当する結果が、
第1回目の測定時から顕著に生じ、非常に大きな
効果を発揮することが判明した。このようにガラ
スビーズの直径を1mm程度のものとすることによ
つて、微細孔を通過した試料は微細孔の裏側で停
滞することなく、かつ舞い戻りや巻込みの現象を
生じないようにしながら、速やかにガラスビーズ
とガラスビーズとの間隙にとらえられ、移送され
ることが明らかとなつた。しかも既に吸引された
前回および前々回の試料中の赤血球による分回の
血小板計数値に対する影響が生じることはない。
ただし今回吸引している試料中の赤血球による影
響(第0回目相当)は、上記実験においては求め
ることはできず、たとえば微細孔を通過直後の赤
血球が微細孔の真後でUターンし巻き込まれる場
合などは、やはり血小板相当のパルスが生じて血
小板数に誤差を与える。しかしこれは従来のもの
と比較してはるかに小さい値である。
以上の現象を数式で表わした場合は次のように
なる。
なる。
PL(血小板数)=PL0(血小板相当の計数値)−{a
0+a1×RBC1(今回の赤血球数) PL(血小板数)=PL0(血小板相当の計数値)−{a
0+a1×RBC1(今回の赤血球数) +a2×RBC2(前回の赤血球数)+…+ao×
RBCo(n−1回前の赤血球数)} なおa0、a1、a2…aoは定数である。
0+a1×RBC1(今回の赤血球数) PL(血小板数)=PL0(血小板相当の計数値)−{a
0+a1×RBC1(今回の赤血球数) +a2×RBC2(前回の赤血球数)+…+ao×
RBCo(n−1回前の赤血球数)} なおa0、a1、a2…aoは定数である。
第4図から明らかなように、n=11位までの値
が必要であつたものが、ガラスビーズを検出器内
の底部に充填することによつて、定数の値も小さ
くなると同時に、補正を行なう項目を減らすこと
ができ、ガラスビーズの直径を1mm程度とすれ
ば、もはや今回の赤血球数および所定の定数で補
正したものでよく、上式は次式のように簡略化す
ることができる。
が必要であつたものが、ガラスビーズを検出器内
の底部に充填することによつて、定数の値も小さ
くなると同時に、補正を行なう項目を減らすこと
ができ、ガラスビーズの直径を1mm程度とすれ
ば、もはや今回の赤血球数および所定の定数で補
正したものでよく、上式は次式のように簡略化す
ることができる。
PL=PL0−(a0+a1×RBC1)
多数検体について通常の5万倍の希釈濃度で測
定した結果、従来法と相関が良かつたのは、a0=
8.5、a1=0.027とした場合であつた。なおPL、
PL0、a0、RBC1の単位はいずれも万個/mm3であ
る。このa0、a1の値は検出器の微細孔の直径や検
出器本体の形状によつて多少変更しなければなら
ないし、さらに血小板と赤血球相互間の同時通過
の補正を必要とする。すなわち血小板と赤血球の
それぞれの濃度が上昇するにつれ、血小板と血小
板、血小板と赤血球がほぼ同時に微細孔を通過
し、1個の粒子として計数されるので、測定値の
補正を必要とする。
定した結果、従来法と相関が良かつたのは、a0=
8.5、a1=0.027とした場合であつた。なおPL、
PL0、a0、RBC1の単位はいずれも万個/mm3であ
る。このa0、a1の値は検出器の微細孔の直径や検
出器本体の形状によつて多少変更しなければなら
ないし、さらに血小板と赤血球相互間の同時通過
の補正を必要とする。すなわち血小板と赤血球の
それぞれの濃度が上昇するにつれ、血小板と血小
板、血小板と赤血球がほぼ同時に微細孔を通過
し、1個の粒子として計数されるので、測定値の
補正を必要とする。
上記の実施態様は、吸引された試料の噴流を抑
えるための緩衝材料として球状物質5を用いる場
合であるが、球状物質の代りに第5図に示すよう
に、数十ミクロンの径の通路を多数構成するよう
なフイルタ状の繊維状物質24を用いることがで
きる。繊維状物質としてはセルローズ、ガラス繊
維、フツ素繊維、炭素繊維、その他の合成樹脂繊
維が適している。
えるための緩衝材料として球状物質5を用いる場
合であるが、球状物質の代りに第5図に示すよう
に、数十ミクロンの径の通路を多数構成するよう
なフイルタ状の繊維状物質24を用いることがで
きる。繊維状物質としてはセルローズ、ガラス繊
維、フツ素繊維、炭素繊維、その他の合成樹脂繊
維が適している。
また第6図に示すように、比較的目の粗いスポ
ンジ、または合成樹脂を発泡させたものなどから
なる多孔物質25を用いることができる。
ンジ、または合成樹脂を発泡させたものなどから
なる多孔物質25を用いることができる。
さらに第7図に示すように、検出器本体3内の
下部に直径1mm以下の球状物質5を充填し、この
球状物質5の上側を前記繊維状物質24や多孔物
質25で蓋をするようにしてもよく、ほぼ良好な
結果が得られた。なお第5図、第6図、第7図に
示す検出器を用いる場合、定数についても第1図
の検出器を用いる場合とほぼ同様の結果が得られ
た。またこれらの緩衝材料を充填する位置が、微
細孔の位置から上方に3mm程度よりも低い場合に
は舞い戻りの現象が生ずるが、微細孔から3mmよ
りも高い位置、すなわち5mm〜10mm、または安全
を見込んで15mm程度にするのが好ましい。
下部に直径1mm以下の球状物質5を充填し、この
球状物質5の上側を前記繊維状物質24や多孔物
質25で蓋をするようにしてもよく、ほぼ良好な
結果が得られた。なお第5図、第6図、第7図に
示す検出器を用いる場合、定数についても第1図
の検出器を用いる場合とほぼ同様の結果が得られ
た。またこれらの緩衝材料を充填する位置が、微
細孔の位置から上方に3mm程度よりも低い場合に
は舞い戻りの現象が生ずるが、微細孔から3mmよ
りも高い位置、すなわち5mm〜10mm、または安全
を見込んで15mm程度にするのが好ましい。
以上説明したように、本発明の粒子検出装置は
赤血球などの粒子の舞い戻りが防止され、補正が
簡単に実施され、かつ構造が簡単で低コストで製
作することができ、赤血球、血小板のような大小
2種の粒子を容易に検出して分類計数を行なうこ
とができるという効果を有している。
赤血球などの粒子の舞い戻りが防止され、補正が
簡単に実施され、かつ構造が簡単で低コストで製
作することができ、赤血球、血小板のような大小
2種の粒子を容易に検出して分類計数を行なうこ
とができるという効果を有している。
第1図は本発明の粒子検出装置に用いる検出器
の一例を示す正面図、第2図は第1図におけるA
−A線断面図、第3図は本発明の粒子検出装置の
一実施態様を示す説明図、第4図は球状物質の粒
径を4mm、3mm、2mm、1mmとした場合、および
球状物質を用いない場合の実験結果を示すグラ
フ、第5図〜第7図は本発明の粒子検出装置を用
いる検出器の他の例を示す断面説明図である。 1……ペレツト、2……微細孔、3……検出器
本体、4……膨大部、5……球状物質、6……試
料室、7……懸濁液、8……試料導入口、10…
…試料排出口、11……ダイアフラム、12,1
3……空間、14……検出器本体上部、15……
排出パイプ、16……吸引圧力源、17……液体
定量装置、18……制御弁、20……吸引圧力
源、21……内部電極、22……外部電極、23
……検出回路、24……繊維状物質、25……多
孔物質。
の一例を示す正面図、第2図は第1図におけるA
−A線断面図、第3図は本発明の粒子検出装置の
一実施態様を示す説明図、第4図は球状物質の粒
径を4mm、3mm、2mm、1mmとした場合、および
球状物質を用いない場合の実験結果を示すグラ
フ、第5図〜第7図は本発明の粒子検出装置を用
いる検出器の他の例を示す断面説明図である。 1……ペレツト、2……微細孔、3……検出器
本体、4……膨大部、5……球状物質、6……試
料室、7……懸濁液、8……試料導入口、10…
…試料排出口、11……ダイアフラム、12,1
3……空間、14……検出器本体上部、15……
排出パイプ、16……吸引圧力源、17……液体
定量装置、18……制御弁、20……吸引圧力
源、21……内部電極、22……外部電極、23
……検出回路、24……繊維状物質、25……多
孔物質。
Claims (1)
- 1 下部に微細孔を穿設したペレツトを有し、内
部にこの微細孔の上方5〜15mmまで球状物質、繊
維状物質、多孔物質またはこれらの組合せ体から
なる緩衝材料を充填して粒子の舞い戻り部を形成
した検出器と、この検出器の下部が粒子懸濁液中
に浸漬するように設けられた試料室と、検出器の
上部に接続され微細孔を通じて吸引された粒子懸
濁液の定量を行う液体定量装置と、この液体定量
装置に接続された吸引圧力源と、検出器内と試料
室内とに配設された粒子検出用電極とを包含して
なることを特徴とする粒子検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP620480A JPS56103349A (en) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Particle detector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP620480A JPS56103349A (en) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Particle detector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56103349A JPS56103349A (en) | 1981-08-18 |
| JPH0143257B2 true JPH0143257B2 (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=11631999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP620480A Granted JPS56103349A (en) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Particle detector |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56103349A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2885096B1 (fr) * | 2005-04-27 | 2007-06-08 | Renault Sas | Agencement d'un dispositif d'absorption de chocs pour vehicule automobile |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924385B2 (ja) * | 1977-11-01 | 1984-06-08 | 東亜医用電子株式会社 | 血小板粘着機能測定装置 |
-
1980
- 1980-01-21 JP JP620480A patent/JPS56103349A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56103349A (en) | 1981-08-18 |
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