JPH0143283Y2 - - Google Patents

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JPH0143283Y2
JPH0143283Y2 JP10112384U JP10112384U JPH0143283Y2 JP H0143283 Y2 JPH0143283 Y2 JP H0143283Y2 JP 10112384 U JP10112384 U JP 10112384U JP 10112384 U JP10112384 U JP 10112384U JP H0143283 Y2 JPH0143283 Y2 JP H0143283Y2
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JP
Japan
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shim
vehicle body
shaft
wheel
type arm
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JP10112384U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のホイールアライアメント、
特にキヤンバ及びキヤスタの調整装置に関するも
のである。
〔従来技術〕
一般に自動車のホイールアライアメントは、車
輪と車体又は路面との角度的関係を総称したもの
であり、このホイールアライアメントは主として
キヤンバ、キヤスタ、及びトーインなどの要素か
らなる。キヤンバは、車輪の前方から見て上部が
わずかに外方に開いている角度をいい、これは主
にかじ取り操作を軽快にするためのものであり、
キヤスタは、キングピン中心線が側方から見て少
し後方に傾いている角度をいい、これは直進性及
びハンドルを切つた場合の復元力を向上するため
のものであり、またトーインは車輪を上方から見
たとき前側が後側より狭くなつていることをい
い、これは上記キヤンバ角による車輪の外側への
ころがりを修正するためのものである。
ところで、上記キヤンバ角等はいずれも自動車
の走行上重要な要素であり、従つて正確な角度に
調整する必要があり、そのため従来からこのホイ
ールアライアメントの調整装置については各種の
ものが考案されており、その1例として、従来、
特開昭50−12713号公報に記載されているものが
あつた。これは、ダブルウイツシユボーン型の懸
架装置において、アツパーアームの基部に支持さ
れたシヤフトの車体前後方向の2箇所の連結部と
車体との間にシムを挿入し、2本の取付ボルトで
固定するように構成し、このシムの厚さ、あるい
は枚数を適宜変えることによつてキヤンバ及びキ
ヤスタを調整するようにしたものであつた。
ところが、上記従来装置では、ホイールアライ
アメントの調整時に取付ボルトの回転によつてシ
ムが脱落してしまい易いという問題があり、これ
を防止するためには片手でシムを押さえ、この状
態で上記取付ボルトを締付ける必要があり、その
ためこの従来装置ではホイールアライアメントの
調整作業が煩雑で、作業能率が悪いという問題が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、ホイールアライアメントの調整時
に取付ボルトが回転してもシムが脱落するのを防
止でき、調整作業が容易で、作業能率を向上でき
る自動車のホイールアライアメント調整装置を提
供することを目的としている。
〔考案の構成〕
本考案は、自動車のホイールアライアメント調
整装置において、A型アームの基部間に支持され
たシヤフトを2本のボルト部材で車体に取付け、
該シヤフトと車体との間に帯状の板材からなる第
1シムを挿入し、該第1シムの前後端部に上記ボ
ルト部材と係合する開口凹部を形成し、さらに該
第1シムの開口凹部の上方に、上記各ボルト部材
に各々独立して係合する第2シムの係合部と係合
し得る係止部を設けたものであり、これにより調
整時にボルト部材が回転してもシムが脱落するこ
とがないようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、1は上下方向に延びたホイール支持部材であ
り、これの中心部にはスピンドル2が形成され、
該スピンドル2により車輪3が回転自在に支持さ
れている。そして上記ホイール支持部材1の下端
部1aには、ロアアーム4の車体外側の先端部4
aがボールジヨイント5により枢支されており、
該ロアアーム4の車体内側の基部4bにはトーシ
ヨンバー6の前端6aが固定され、また図示して
いないが該ロアアーム4の基部4bはトーシヨン
バー6の前端6aを介して車体に揺動可能に支持
されている。
また、上記ホイール支持部材1の上端部1bに
は、アツパアームであるA型アーム7の先端部7
aがボールジヨイント8により枢支されており、
該A型アーム7は平面大略U字状のもので、その
基部7b間には、シヤフト9が回転自在に支持さ
れている。該シヤフト9は車体前後方向に延びる
棒状体で、該シヤフト9の上記各基部7b近傍に
は取付座9aが形成され、該両取付座9aは所定
距離隔たつており、該各取付座9aには取付穴9
bが貫通形成されている。
また、上記取付座9aは取付穴9bに挿入され
た取付ボルト10により、取付ブラケツト11の
中央付近に締付固定されており、該取付ブラケツ
ト11の下端部は車体フレーム12に固着されて
いる。また該取付ブラケツト11の上端部にはシ
ヨツクアブソーバ17の上端部が固着され、該シ
ヨツクアブソーバ17の下端部は上記ロアアーム
4の先端部4a近傍に揺動自在に取付けられてい
る。
そして本実施例では、上記車体支持部材1、ロ
アアーム4、A型アーム7、シヨツクアブソーバ
17等により車輪3を懸架支持する懸架装置が構
成されている訳であるが、この懸架装置におい
て、キヤンバは車輪3のスピンドル2に直角のホ
イール中心線Aの車体前方から見た場合の鉛直線
Bに対する角度θであり、キヤスタは上記上下の
ボールジヨイント8,5の中心を結ぶキングピン
中心線Cの車体側方から見た場合の鉛直線に対す
る傾きである。
そして上記キヤンバ及びキヤスタを調整するた
めの第1シム13と第2シム14が上記シヤフト
9の取付座9aと取付ブラケツト11との間に挿
入されており、この第1シム13は帯状連結部1
5と、該連結部15の両端部に一体形成された係
合部16とからなる板状体であり、上記各係合部
16には上記取付ボルト10の径より少し幅の広
い開口凹部16aが下向きに開口して切欠き形成
され、また該各係合部16の開口凹部16a上方
には係止部16bが上向きに開口して切欠き形成
されており、この両開口凹部16a及び係止部1
6bの間隔は上記シヤフト9の取付座9aの間隔
と等しくなつている。
また、上記第2シム14は、上記第1シム13
の開口凹部16aと略同一形状の開口凹部14a
と、該凹部14aの上側に形成された係合部14
bとからなり、該係合部14bの上端部には係合
片14cが折り曲げ形成されており、該係合片1
4cは上記第1シム13の係止部16bと係合可
能になつている。
次に作用について説明する。
まず、本実施例調整装置において、キヤンバを
調整するにはA型アーム7を車体外方又は内方に
移動せしめる訳であるが、そのために取付ボルト
10を緩め、シヤフト9の取付座9aと取付ブラ
ケツト11との間に適当な厚さの第1シム13を
上方からその係合凹部16aが取付ボルト10に
係合するよう挿入し、しかる後取付ボルト10を
締付ける。そしてこの場合、第1シム13として
厚いものを挿入すればA型アーム7が車体内方に
移動してキヤンバ角θは小さくなり、逆に薄いも
のを挿入すればキヤンバ角θは大きくなる。そし
てこの第1シム13は2つの係合部16が連結部
15により連結されているため、取付ボルト10
を締付ける際に該ボルト10が回転しても脱落す
ることはない。
次にキヤスタを調整するには、上記A型アーム
7の先端部7a部分を車体前方又は後方に移動せ
しめる訳であるが、そのために取付ボルト10を
緩め、上記第1シム13と取付ブラケツト11と
の間に適当な厚さの第2シム14を上方からその
係合凹部14aが取付ボルト10に係合し、かつ
その係止片14cが第1シム13の係止部16b
と係合するよう挿入し、しかる後取付ボルト10
を締付ける。そしてこの場合車体前側に厚い第2
シム14を、後側に薄い第2シム14を挿入すれ
ば、A型アーム7の先端部7a部分が前方に移動
し、キヤスタ角は小さくなり、逆に前側に薄いも
のを、後側に厚いものを挿入すればキヤスタ角は
大きくなる。そしてこの第2シム14はその係止
片14cが第1シム13の係止部16bに係合し
ているので、取付ボルト10の回転により脱落す
ることはない。
ところで、上記調整作業の説明では、説明の便
宜上キヤンバとキヤスタとを別個に調整する場合
について説明したが、上記キヤンバを調整した後
キヤスタを調整すると、このキヤスタ調整により
キヤンバ角が変わつてしまうから、上記両調整は
別個独立に行うものではなく、同時行うべきこと
はいうまでもない。
このように本実施例では、第1シム13を2つ
の係合部16とこれらを連結する連結部15とか
ら構成し、第2シム14に第1シム13と係合す
る係止片14cを形成したので、これらの第1、
第2シム13,14がホイールアライアメント調
整作業中に取付ボルト10の回転により脱落して
しまうのを防止でき、従来のような片手でシムを
押さえておく必要はなく、上記調整作業を能率よ
く行うことができる。
なお、上記実施例では、適当な厚さのシムを挿
入するようにしたが、これは勿論薄いシムを適当
な枚数挿入するようにしてもよい。また上記実施
例では、第1シム13に凹状の係止部16bを、
第2シム14に凸状の係止片14cを設けたが、
これとは逆に第1シム13に凸部を、第2シム1
4に凹部を設けて両者を係合せしめるようにして
もよいのは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る自動車のホイールア
ライアメント調整装置によれば、A型アームに支
持されたシヤフトと車体との間に車体前後方向に
延びる第1シムを挿入し、該第1シムの両端部に
2つの開口凹部を形成するとともに、該第1シム
の開口凹部上方に第2シムの係合部と係合する係
止部を形成したので、取付ボルトの回転によりシ
ムが脱落するのを防止でき、ホイールアライアメ
ントの調整作業の能率を大きく向上できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による自動車のホイ
ールアライアメント調整装置の平面図、第2図は
その正面図、第3図はその第1シムの正面図、第
4図はその第2シムを示し、第4図aはその側面
図、第4図bはその正面図である。 1……ホイール支持部材、3……車輪、7……
A型アーム、7a……先端部、7b……基部、9
……シヤフト、9b……取付穴、10……ボルト
部材、12……車体、13……第1シム、14…
…第2シム、14a……第2シムの開口凹部、1
4b……第2シムの係合部、16a……第1シム
の開口凹部、16b……第1シムの係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪を支持するホイール支持部材にA型アーム
    の先端部が枢支され、該A型アームの基部が車体
    に揺動自在に取付けられてなる自動車の懸架装置
    において、ホイールアライアメントを調整するた
    めの装置であつて、上記A型アームの基部間には
    車体前後方向に延びるシヤフトが回転自在に支持
    され、該シヤフトは該シヤフトに所定距離隔てて
    設けられた取付穴を介してボルト部材により車体
    に取付けられ、上記シヤフトと車体との間には車
    体前後方向に延びる帯状の板材からなる第1シム
    が挿入され、該第1シムの前後端部には上記各ボ
    ルト部材に係合する開口凹部が下方に向いて形成
    され、該第1シムの各開口凹部の上方には係止部
    が設けられ、該係止部は上記各ボルト部材に各々
    独立して係合する第2シムの開口凹部の上方に形
    成された係合部と係合するようになつていること
    を特徴とする自動車のホイールアライアメント調
    整装置。
JP10112384U 1984-07-04 1984-07-04 自動車のホイ−ルアライアメント調整装置 Granted JPS6115611U (ja)

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JP10112384U JPS6115611U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 自動車のホイ−ルアライアメント調整装置

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JP10112384U JPS6115611U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 自動車のホイ−ルアライアメント調整装置

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JPS6115611U JPS6115611U (ja) 1986-01-29
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JP5464977B2 (ja) * 2009-11-16 2014-04-09 ユニキャリア株式会社 産業用車両における換向装置のトー角調整機構

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JPS6115611U (ja) 1986-01-29

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