JPH0143687B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0143687B2
JPH0143687B2 JP58046007A JP4600783A JPH0143687B2 JP H0143687 B2 JPH0143687 B2 JP H0143687B2 JP 58046007 A JP58046007 A JP 58046007A JP 4600783 A JP4600783 A JP 4600783A JP H0143687 B2 JPH0143687 B2 JP H0143687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
particles
magnetic
aqueous solution
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58046007A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59174530A (ja
Inventor
Hiroshi Kojima
Choji Myagawa
Takafumi Sato
Shigeo Niitsuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOOKIN KK
Original Assignee
TOOKIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOOKIN KK filed Critical TOOKIN KK
Priority to JP58046007A priority Critical patent/JPS59174530A/ja
Publication of JPS59174530A publication Critical patent/JPS59174530A/ja
Publication of JPH0143687B2 publication Critical patent/JPH0143687B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、酸化物磁性粒子およびその製造方法
に関するもので、特に、W相型六方晶フエライト
粒子の製造方法に関するものである。 近年、磁気デイスクの出現以来、高密度な磁気
記録の技術が要求され、数多くの研究機関で研究
化、実用化がなされている。 この種の磁気記録の一つとして、垂直磁気記録
方式があり、例えば日経エレクトロニクス誌No.
1921978、8、7号100〜111ページなどに開示さ
れている。 垂直磁気記録方式の媒体としては、概略的には
(イ)粒子面に垂直な磁気異方性を有すること、(ロ)中
程度の保磁力( IHcは600〜1500Oe程度)を有す
ること、(ハ)高い飽和磁化(単位量量当りの磁気モ
ーメントσSは50emu/gr以上)を有することなど
が望ましい条件である。 このような条件を満足する酸化物磁性材料とし
ては板状を呈する六方晶のフエライト粉末が好ま
しい。六方晶フエライトとしては、例えば外国書
「Ferrites」(J.Smit、H.P.J.Wijn著John Wiley
and Sons刊1959年)で明らかなように M相 BaFe12O19 W相 BaMe〓2Fe16O27 Y相 Ba2Me〓Fe12O22 Z相 Ba2Me〓2Fe24O41 がある。(但し、Me〓はCu、Zn、Cd、Ni、Co、
Cr、Mn、Mg、Feなどの二価金属)。M相はいわ
ゆるマグネトプランバイト相と呼ばれ、フエライ
ト永久磁石材として実用化されているが、一般に
粒度が数ミクロン殊に単磁区にほぼ等しい1ミク
ロン程度であり、保磁力 IHCは3000Oe以上でエ
ネルギー積も大きく、垂直磁気記録用媒体には不
適である。 W相、Y相、Z相はフエロツクスプレーナと総
称されており、現在のところほとんど実用に供さ
れていない。このうち、Y相、Z相は、 IHC
高高10Oeで軟磁性であるため、垂直磁気記録用
媒体には適していない。しかしながら、W相は、
平板な結晶面に垂直な磁化容易軸を有し、結晶異
方性定数の大きさからも垂直磁気記録用媒体とし
て適していると推定できる。この点を定量的に実
証することによつて、本発明者の一部は、、既に、
特願昭57−216658号において、W相酸化物磁性粒
子を用いた磁気記録媒体を提案している。 ところで、W相フエライト粒子を得るには、粉
末冶金法によるいわゆる固相反応(以下乾式法)
によつて得ることができる。即ち酸化鉄とMe〓の
酸化物及び炭酸バリウムとをその配合ミル比条件
下で秤量、混合し、1000〜1350℃で仮焼し、その
あと鋼球と共に振動ミルなどによつて機械的粉砕
を行つて粒子を得る。しかし乍ら、この方法では
機械歪によつて粒子の IHCは極めて小さくなる。
これを改善するためには1000℃以上の熱処理(焼
鈍)が必要であるが、そうすると粒子自体の粒成
長、粗大化が進み、溶剤に分散した塗付型の磁気
媒体を得るためには問題となる。 一方、このような乾式法に対し、微粒子を製造
する方法として、液相反応を利用する湿式法がM
相フエライトについて良く知られている。しかし
ながら、W相の六方晶フエライト粒子について
は、このような湿式法が適用可能か否かは、今ま
でのところ、充分明らかにされてはいない。 以上に鑑み、本発明は、湿式法により、粒度が
好ましい範囲にあり、従来の乾式法によるものに
比して粒子の分散性が良く磁場配向容量で、沈澱
物へのアルカリ等の巻き込みが少なく、水との分
離が容易なW相型六方晶フエライト粒子を製造す
る方法を提供することを目的とする。 本発明の方法は、R2+(但しRはBa、Srおよび
Pbの少なくとも一種あるいはその一部をCaで置
換したもの)の塩、Me2+(但し、MeはNi、Co、
Cu、Cd、Zn、Mg、および鉄の少なくとも一種)
の塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一
種からなる混合水溶液からアルカリまたはシユウ
酸塩の存在下で共沈物を得、該共沈物を分離・洗
浄・過・乾燥後、焼成してW相単相あるいはW
相を含む複合相のフエライト粒子を得ることを特
徴とするW相型酸化物磁性粒子の製造方法であ
る。 本発明によれば、W相型六方晶フエライト粉末
は、制御された条件の液相下で共沈物を生成する
工程と、このようにして得られた共沈物を比較的
低い温度で焼成してフエライト化反応に行わせる
工程とを経て得られる。この際の焼成条件は、温
度、時間共従来の乾式法における場合に比し、は
るかに低温、短時間で良く、しかも、適正かつ粒
度分布のせまい粒子径を有し、粉砕歪がなく、溶
剤に均一に分散しやすく、σSIHCの適正な値の
磁性を有し、磁気配向のしやすいフエライト粉末
を容易に得ることができる。 以下、本発明の実施例について説明する。 実施例 1 A液として、水(H2O)300c.c.にFeCl3
0.0125mol、BaCl2及びCaCl2が合計で0.0125/
18molとなるように50℃で溶解混合した水溶液
と、B液として600c.c.のH2OにNaOH100grと
Na2CO312.5grを溶解したアルカリ水溶液を用意
し、A液にB液を室温中で滴下し、沈澱物を得
た。この後、この沈澱物を分離、水洗、過、乾
燥後、酸素分圧Po2が10-6atm.のN2ガス中で1200
℃および1250℃で夫々1時間焼成を行つた。この
時の反応式を示せば次のとおりである。 このようにして、W相が生成されるものと考え
られる。 xを0から1迄種々かえて得られた試料粉末に
ついて、σSおよび IHCを測定したその結果を第1
表に示す。
【表】 垂直磁気記録用磁性粒子としては、前述の条件
(ロ)、(ハ)に照して、1200℃の場合には試料No.2およ
び3が好適であり、1250℃の時には試料No.1およ
び2が好適と言える。 次に、各試料についてX線回折によつてW相、
M相(マグネツトプランバイト相)、H相(ヘマ
タイト相)、S相(スピネル相)の量を調べた。
1250℃焼成した。各試料について、それぞれの相
量の大小関係を第2表に示す。
【表】 なお第2表での試料2は上記のように同定した
時、S相の量は40.0%、W相の量は33.9%、H相
は26.1%であり、また試料3ではW相は55.5%、
S相は27.3%、H相は17.2%であつた。 なお上記の組成の場合、Caの置換量の少ない
組成ではさらに高い温度での焼成あるいは酸洗に
よりσSを高め、 IHCを最適にすることができる。
一方Ca置換量の多いものは酸素分圧PO2を多め
にして低い温度で焼成することにより、垂直磁気
記録に好適なものが得られることが確認できた。 実施例 2 実施例1で得た試料1及び2の沈澱物をさらに
ビーカに入れて水に懸だくし、さらに塩酸を加え
て酸洗いし、デカンテーシヨン後、1300℃×1時
間、酸素分圧PO2が10-6atm.のN2ガス中で焼成
し、磁気特性を測定した。その結果を第3表に示
した。
【表】 X線回折によりフエライト相の割合を測定する
と、試料1はW相単相となり、試料2はW相が85
%であつた。 実施例 3 実施例1で得た試料5、6の沈澱物をPO2
10-2atmのN2ガス中で焼成した。
【表】 この結果を第4表に示す。X線回折によれば、
W相の他にS(スピネル相)、H(ヘマタイト)相
の複合組織のフエライト粒子であつた。 実施例 4 FeCl30.0125mol、ZnCl2とCuCl2の合計で(2
×0.0125/18)mol、BaCl2(0.0125/18)molの
出発原料を適量の水に混ぜた水溶液Aと(3×
0.0125/18)molのNa2CO3と(54×0.0125/18)
molのNaOHを適量の水に溶解したアルカリ水溶
液Bを用意し、前記B液にA液を室温で滴下し、
80℃に加熱して沈澱物を得、水洗後乾燥し、大気
中にて1200℃、1時間焼成した。こうして得た試
料粉末は化学式Ba・Zn2-XCuXFe18O27となるW相
フエライトであつた。xが0.4、0.6の場合の試料
の磁気特性を第5表に示す。
【表】 実施例 5 BaCl2、FeCl3、FeSO4とを出発原料にして、
【表】 第6表に示すように、原料とを溶解するに
充分な量の水(H2O)に混ぜたA水溶液、原料
とをそれらの溶解するに充分な量の水
(H2O)に混ぜたB水溶液を夫々50℃に温めて得
た。 また、第6表のに当量モル量より10%多い
molのNa2CO3と、、、の総和の当モル量
より10%多いmol量のNaOHを含むアルカリ水溶
液を作つた。 このアルカリ水溶液を80℃に温め、前記のA液
を滴下した後、B液を滴下した。こうして沈澱物
を得、水洗、乾燥後、節分けをして1200℃で
1.1ppmの酸素を有するN2ガス中で3時間焼成し
た。 この間の反応式を試料No.1について示せば次の
とおりと考えられる。 BaCl2+Na2CO3→BaCO3+2NaCL 12FeCl3+36NaOH→12Fe(OH)3+36NaCl 4FeCl3+12NaOH→4Fe(OH)3+12NaCl 2FeSO4+4NaOH→2Fe(OH)2+2NaSO4 従つて全体としては となる。 こうして得られた試料粉末を振動型磁力計にて
σSおよび IHCを測定した。その結果を第7表に示
す。
【表】 なお、X線回折によれば、これらの試料はW相
単相あるいはW相を有する複合相であつた。 実施例 6 原料をSrCl2、FeCl3、FeSO4とし、
【表】 第8表のようなmol量となるようにして、実施
例1と同様の方法でフエライト粒子を作製した。 このようにして得られたフエライト粒子の磁気
特性を第9表に示した。
【表】
【表】 第10表に示すように、原料とを溶解するに
充分な量の水に混ぜたA水溶液とし、出発原料
、、、を第10表に示すようなmol量に秤
量し、適量の水を加えB水溶液とした。 上記第10表のに相当する当モル量より10%多
いモル量のNa2CO3と、、、、、の総
和の当モル量より10%多いNaOHを、適量の水
に溶かしてアルカリ水溶液とした。 こうして得られたアルカリ水溶液を80℃に温
め、前記のA液を撹拌しつつ滴下し、この後、B
液を滴下して撹拌した。こうして撹拌後、得られ
た沈澱物を水洗及びデカンテーシヨンを行つた後
乾燥し、大気中にて1200℃で焼成し、夫々の磁気
特性を測定した。その結果を第11表に示す。
【表】 試料1及び2は(CdZn)2W相の六方晶フエラ
イト粒子を主体とし、同3は(CuZn)2W相の六
方晶フエライト粒子が主体であることをX線回折
にて確認できた。 なお、焼成は粒成長がおこらないところで行わ
れたもので、BET法にて粒度を測定し、球形に
換算したところでは、0.2μで、その分布は極めて
狭いものであつた。 以上、本発明について説明したが、湿式法によ
るW相型六方晶フエライトの新しい製造方法を提
供したもので、沈澱物のアルカリ等のまき込みが
ほとんどなく、水との分離が短時間で行なえ、粒
度分布のせまい微細な粒子が得られ、さらには、
垂直磁気方式の磁気媒体用として好適な磁気特性
を有する磁性粒子の製造が可能となつた。 上記実施例から明かなように、垂直磁気記録媒
体としての前述の条件(ロ)と(ハ)を同時に満すもの
は、W相単相か、W相を含む複合相のものである
ことが明である。 なお、本発明の実施例においては、NaOHな
どのアルカリ水溶液を加えての共沈について説明
したが、Fe2+とNa2+とを含む場合、Fe2+の水酸
化物は容易に沈澱するのに対し、Ba2+はBa
(OH)2の溶解度が高いため鉄とバリウムとの組
成比がずれる可能性が高い。このためバリウムの
シユウ酸塩と鉄のシユウ酸塩の溶解度がほぼ等こ
とに着目し、これらシユウ酸塩の熱分解が比較的
低いシユウ酸塩イオンを含む水溶液で共沈を行つ
てW相のフエライト粒子を得ることも可能で、本
発明に含まれる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 R2+(但しRはBa、Sr、PbおよびCaの少なく
    とも一種)の塩、Me2+(但し、MeはNi、Co、
    Cu、Cd、Zn、Mg、および鉄の少なくとも一種)
    の塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一
    種からなる混合水溶液からアルカリまたはシユウ
    酸塩の存在下で共沈物を得、該共沈物を分離・洗
    浄・過・乾燥後、焼成してW相単相あるいはW
    相を含む複合相のフエライト粒子を得ることを特
    徴とするW相型酸化物磁性粒子の製造方法。
JP58046007A 1983-03-22 1983-03-22 W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 Granted JPS59174530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58046007A JPS59174530A (ja) 1983-03-22 1983-03-22 W相型六方晶フエライト粒子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58046007A JPS59174530A (ja) 1983-03-22 1983-03-22 W相型六方晶フエライト粒子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59174530A JPS59174530A (ja) 1984-10-03
JPH0143687B2 true JPH0143687B2 (ja) 1989-09-22

Family

ID=12735005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58046007A Granted JPS59174530A (ja) 1983-03-22 1983-03-22 W相型六方晶フエライト粒子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59174530A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2607459B2 (ja) * 1984-12-26 1997-05-07 株式会社東芝 磁気記録用六方晶フエライト磁性粉及びその製造方法
JPH0692256B2 (ja) * 1986-12-26 1994-11-16 宇部興産株式会社 バリウムフエライト粉末の製造法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039700A (ja) * 1973-08-15 1975-04-11
JPS50106900A (ja) * 1974-02-01 1975-08-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59174530A (ja) 1984-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5124825B2 (ja) ε酸化鉄系の磁性材料
JP4730905B2 (ja) 磁性材料並びにそれを用いたメモリーおよびセンサ
JPWO2008149785A1 (ja) 磁性酸化鉄粒子、磁性体、および電波吸収体
JP5130534B2 (ja) 磁気特性を改善したε酸化鉄粉末
US4764300A (en) Preparation of finely divided and acicular hexagonal ferrites and their use for the production of magnetic recording media and plastoferrites
Jasrotia et al. Nanohexaferrites for permanent magnet and high-density recording media applications
US4820433A (en) Magnetic powder for magnetic recording
JPS60137002A (ja) 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末の製造法
US4273807A (en) Acicular α-iron particles and recording media employing same
JPH0641374B2 (ja) 高保磁性六方晶系針状結晶フエライト粉末の製造方法
JPS60255628A (ja) 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末及びその製造法
JP3024974B2 (ja) 高保磁力板状マグネトプランバイト型フェライト粒子粉末及びその製造法
JPS59174530A (ja) W相型六方晶フエライト粒子の製造方法
JPS6217841B2 (ja)
JPH07120577B2 (ja) 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末及びその製造法
JPS5841728A (ja) 微細なフエライト粉末の製造方法
JPS6090829A (ja) バリウムフエライトの処理法
JPH0615411B2 (ja) マグネトプランバイト型フエライト微粒子粉末の製造法
JP2019048727A (ja) マグネトプランバイト型フェライトの製造方法
JPH0761874B2 (ja) 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末及びその製造法
JPS62138330A (ja) 磁気記録用磁性粉の製造方法
JPS6245005A (ja) マグネトプランバイト型フエライト微粒子粉末の製造法
JPH0377643B2 (ja)
JPH07126704A (ja) 紡錘状を呈した鉄を主成分とする金属磁性粒子粉末及びその製造法
JPH0377642B2 (ja)