JPH0143687B2 - - Google Patents
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- JPH0143687B2 JPH0143687B2 JP58046007A JP4600783A JPH0143687B2 JP H0143687 B2 JPH0143687 B2 JP H0143687B2 JP 58046007 A JP58046007 A JP 58046007A JP 4600783 A JP4600783 A JP 4600783A JP H0143687 B2 JPH0143687 B2 JP H0143687B2
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- phase
- particles
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- Compounds Of Iron (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
本発明は、酸化物磁性粒子およびその製造方法
に関するもので、特に、W相型六方晶フエライト
粒子の製造方法に関するものである。 近年、磁気デイスクの出現以来、高密度な磁気
記録の技術が要求され、数多くの研究機関で研究
化、実用化がなされている。 この種の磁気記録の一つとして、垂直磁気記録
方式があり、例えば日経エレクトロニクス誌No.
1921978、8、7号100〜111ページなどに開示さ
れている。 垂直磁気記録方式の媒体としては、概略的には
(イ)粒子面に垂直な磁気異方性を有すること、(ロ)中
程度の保磁力( IHcは600〜1500Oe程度)を有す
ること、(ハ)高い飽和磁化(単位量量当りの磁気モ
ーメントσSは50emu/gr以上)を有することなど
が望ましい条件である。 このような条件を満足する酸化物磁性材料とし
ては板状を呈する六方晶のフエライト粉末が好ま
しい。六方晶フエライトとしては、例えば外国書
「Ferrites」(J.Smit、H.P.J.Wijn著John Wiley
and Sons刊1959年)で明らかなように M相 BaFe12O19 W相 BaMe〓2Fe16O27 Y相 Ba2Me〓Fe12O22 Z相 Ba2Me〓2Fe24O41 がある。(但し、Me〓はCu、Zn、Cd、Ni、Co、
Cr、Mn、Mg、Feなどの二価金属)。M相はいわ
ゆるマグネトプランバイト相と呼ばれ、フエライ
ト永久磁石材として実用化されているが、一般に
粒度が数ミクロン殊に単磁区にほぼ等しい1ミク
ロン程度であり、保磁力 IHCは3000Oe以上でエ
ネルギー積も大きく、垂直磁気記録用媒体には不
適である。 W相、Y相、Z相はフエロツクスプレーナと総
称されており、現在のところほとんど実用に供さ
れていない。このうち、Y相、Z相は、 IHCは
高高10Oeで軟磁性であるため、垂直磁気記録用
媒体には適していない。しかしながら、W相は、
平板な結晶面に垂直な磁化容易軸を有し、結晶異
方性定数の大きさからも垂直磁気記録用媒体とし
て適していると推定できる。この点を定量的に実
証することによつて、本発明者の一部は、、既に、
特願昭57−216658号において、W相酸化物磁性粒
子を用いた磁気記録媒体を提案している。 ところで、W相フエライト粒子を得るには、粉
末冶金法によるいわゆる固相反応(以下乾式法)
によつて得ることができる。即ち酸化鉄とMe〓の
酸化物及び炭酸バリウムとをその配合ミル比条件
下で秤量、混合し、1000〜1350℃で仮焼し、その
あと鋼球と共に振動ミルなどによつて機械的粉砕
を行つて粒子を得る。しかし乍ら、この方法では
機械歪によつて粒子の IHCは極めて小さくなる。
これを改善するためには1000℃以上の熱処理(焼
鈍)が必要であるが、そうすると粒子自体の粒成
長、粗大化が進み、溶剤に分散した塗付型の磁気
媒体を得るためには問題となる。 一方、このような乾式法に対し、微粒子を製造
する方法として、液相反応を利用する湿式法がM
相フエライトについて良く知られている。しかし
ながら、W相の六方晶フエライト粒子について
は、このような湿式法が適用可能か否かは、今ま
でのところ、充分明らかにされてはいない。 以上に鑑み、本発明は、湿式法により、粒度が
好ましい範囲にあり、従来の乾式法によるものに
比して粒子の分散性が良く磁場配向容量で、沈澱
物へのアルカリ等の巻き込みが少なく、水との分
離が容易なW相型六方晶フエライト粒子を製造す
る方法を提供することを目的とする。 本発明の方法は、R2+(但しRはBa、Srおよび
Pbの少なくとも一種あるいはその一部をCaで置
換したもの)の塩、Me2+(但し、MeはNi、Co、
Cu、Cd、Zn、Mg、および鉄の少なくとも一種)
の塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一
種からなる混合水溶液からアルカリまたはシユウ
酸塩の存在下で共沈物を得、該共沈物を分離・洗
浄・過・乾燥後、焼成してW相単相あるいはW
相を含む複合相のフエライト粒子を得ることを特
徴とするW相型酸化物磁性粒子の製造方法であ
る。 本発明によれば、W相型六方晶フエライト粉末
は、制御された条件の液相下で共沈物を生成する
工程と、このようにして得られた共沈物を比較的
低い温度で焼成してフエライト化反応に行わせる
工程とを経て得られる。この際の焼成条件は、温
度、時間共従来の乾式法における場合に比し、は
るかに低温、短時間で良く、しかも、適正かつ粒
度分布のせまい粒子径を有し、粉砕歪がなく、溶
剤に均一に分散しやすく、σS、 IHCの適正な値の
磁性を有し、磁気配向のしやすいフエライト粉末
を容易に得ることができる。 以下、本発明の実施例について説明する。 実施例 1 A液として、水(H2O)300c.c.にFeCl3が
0.0125mol、BaCl2及びCaCl2が合計で0.0125/
18molとなるように50℃で溶解混合した水溶液
と、B液として600c.c.のH2OにNaOH100grと
Na2CO312.5grを溶解したアルカリ水溶液を用意
し、A液にB液を室温中で滴下し、沈澱物を得
た。この後、この沈澱物を分離、水洗、過、乾
燥後、酸素分圧Po2が10-6atm.のN2ガス中で1200
℃および1250℃で夫々1時間焼成を行つた。この
時の反応式を示せば次のとおりである。 このようにして、W相が生成されるものと考え
られる。 xを0から1迄種々かえて得られた試料粉末に
ついて、σSおよび IHCを測定したその結果を第1
表に示す。
に関するもので、特に、W相型六方晶フエライト
粒子の製造方法に関するものである。 近年、磁気デイスクの出現以来、高密度な磁気
記録の技術が要求され、数多くの研究機関で研究
化、実用化がなされている。 この種の磁気記録の一つとして、垂直磁気記録
方式があり、例えば日経エレクトロニクス誌No.
1921978、8、7号100〜111ページなどに開示さ
れている。 垂直磁気記録方式の媒体としては、概略的には
(イ)粒子面に垂直な磁気異方性を有すること、(ロ)中
程度の保磁力( IHcは600〜1500Oe程度)を有す
ること、(ハ)高い飽和磁化(単位量量当りの磁気モ
ーメントσSは50emu/gr以上)を有することなど
が望ましい条件である。 このような条件を満足する酸化物磁性材料とし
ては板状を呈する六方晶のフエライト粉末が好ま
しい。六方晶フエライトとしては、例えば外国書
「Ferrites」(J.Smit、H.P.J.Wijn著John Wiley
and Sons刊1959年)で明らかなように M相 BaFe12O19 W相 BaMe〓2Fe16O27 Y相 Ba2Me〓Fe12O22 Z相 Ba2Me〓2Fe24O41 がある。(但し、Me〓はCu、Zn、Cd、Ni、Co、
Cr、Mn、Mg、Feなどの二価金属)。M相はいわ
ゆるマグネトプランバイト相と呼ばれ、フエライ
ト永久磁石材として実用化されているが、一般に
粒度が数ミクロン殊に単磁区にほぼ等しい1ミク
ロン程度であり、保磁力 IHCは3000Oe以上でエ
ネルギー積も大きく、垂直磁気記録用媒体には不
適である。 W相、Y相、Z相はフエロツクスプレーナと総
称されており、現在のところほとんど実用に供さ
れていない。このうち、Y相、Z相は、 IHCは
高高10Oeで軟磁性であるため、垂直磁気記録用
媒体には適していない。しかしながら、W相は、
平板な結晶面に垂直な磁化容易軸を有し、結晶異
方性定数の大きさからも垂直磁気記録用媒体とし
て適していると推定できる。この点を定量的に実
証することによつて、本発明者の一部は、、既に、
特願昭57−216658号において、W相酸化物磁性粒
子を用いた磁気記録媒体を提案している。 ところで、W相フエライト粒子を得るには、粉
末冶金法によるいわゆる固相反応(以下乾式法)
によつて得ることができる。即ち酸化鉄とMe〓の
酸化物及び炭酸バリウムとをその配合ミル比条件
下で秤量、混合し、1000〜1350℃で仮焼し、その
あと鋼球と共に振動ミルなどによつて機械的粉砕
を行つて粒子を得る。しかし乍ら、この方法では
機械歪によつて粒子の IHCは極めて小さくなる。
これを改善するためには1000℃以上の熱処理(焼
鈍)が必要であるが、そうすると粒子自体の粒成
長、粗大化が進み、溶剤に分散した塗付型の磁気
媒体を得るためには問題となる。 一方、このような乾式法に対し、微粒子を製造
する方法として、液相反応を利用する湿式法がM
相フエライトについて良く知られている。しかし
ながら、W相の六方晶フエライト粒子について
は、このような湿式法が適用可能か否かは、今ま
でのところ、充分明らかにされてはいない。 以上に鑑み、本発明は、湿式法により、粒度が
好ましい範囲にあり、従来の乾式法によるものに
比して粒子の分散性が良く磁場配向容量で、沈澱
物へのアルカリ等の巻き込みが少なく、水との分
離が容易なW相型六方晶フエライト粒子を製造す
る方法を提供することを目的とする。 本発明の方法は、R2+(但しRはBa、Srおよび
Pbの少なくとも一種あるいはその一部をCaで置
換したもの)の塩、Me2+(但し、MeはNi、Co、
Cu、Cd、Zn、Mg、および鉄の少なくとも一種)
の塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一
種からなる混合水溶液からアルカリまたはシユウ
酸塩の存在下で共沈物を得、該共沈物を分離・洗
浄・過・乾燥後、焼成してW相単相あるいはW
相を含む複合相のフエライト粒子を得ることを特
徴とするW相型酸化物磁性粒子の製造方法であ
る。 本発明によれば、W相型六方晶フエライト粉末
は、制御された条件の液相下で共沈物を生成する
工程と、このようにして得られた共沈物を比較的
低い温度で焼成してフエライト化反応に行わせる
工程とを経て得られる。この際の焼成条件は、温
度、時間共従来の乾式法における場合に比し、は
るかに低温、短時間で良く、しかも、適正かつ粒
度分布のせまい粒子径を有し、粉砕歪がなく、溶
剤に均一に分散しやすく、σS、 IHCの適正な値の
磁性を有し、磁気配向のしやすいフエライト粉末
を容易に得ることができる。 以下、本発明の実施例について説明する。 実施例 1 A液として、水(H2O)300c.c.にFeCl3が
0.0125mol、BaCl2及びCaCl2が合計で0.0125/
18molとなるように50℃で溶解混合した水溶液
と、B液として600c.c.のH2OにNaOH100grと
Na2CO312.5grを溶解したアルカリ水溶液を用意
し、A液にB液を室温中で滴下し、沈澱物を得
た。この後、この沈澱物を分離、水洗、過、乾
燥後、酸素分圧Po2が10-6atm.のN2ガス中で1200
℃および1250℃で夫々1時間焼成を行つた。この
時の反応式を示せば次のとおりである。 このようにして、W相が生成されるものと考え
られる。 xを0から1迄種々かえて得られた試料粉末に
ついて、σSおよび IHCを測定したその結果を第1
表に示す。
【表】
垂直磁気記録用磁性粒子としては、前述の条件
(ロ)、(ハ)に照して、1200℃の場合には試料No.2およ
び3が好適であり、1250℃の時には試料No.1およ
び2が好適と言える。 次に、各試料についてX線回折によつてW相、
M相(マグネツトプランバイト相)、H相(ヘマ
タイト相)、S相(スピネル相)の量を調べた。
1250℃焼成した。各試料について、それぞれの相
量の大小関係を第2表に示す。
(ロ)、(ハ)に照して、1200℃の場合には試料No.2およ
び3が好適であり、1250℃の時には試料No.1およ
び2が好適と言える。 次に、各試料についてX線回折によつてW相、
M相(マグネツトプランバイト相)、H相(ヘマ
タイト相)、S相(スピネル相)の量を調べた。
1250℃焼成した。各試料について、それぞれの相
量の大小関係を第2表に示す。
【表】
なお第2表での試料2は上記のように同定した
時、S相の量は40.0%、W相の量は33.9%、H相
は26.1%であり、また試料3ではW相は55.5%、
S相は27.3%、H相は17.2%であつた。 なお上記の組成の場合、Caの置換量の少ない
組成ではさらに高い温度での焼成あるいは酸洗に
よりσSを高め、 IHCを最適にすることができる。
一方Ca置換量の多いものは酸素分圧PO2を多め
にして低い温度で焼成することにより、垂直磁気
記録に好適なものが得られることが確認できた。 実施例 2 実施例1で得た試料1及び2の沈澱物をさらに
ビーカに入れて水に懸だくし、さらに塩酸を加え
て酸洗いし、デカンテーシヨン後、1300℃×1時
間、酸素分圧PO2が10-6atm.のN2ガス中で焼成
し、磁気特性を測定した。その結果を第3表に示
した。
時、S相の量は40.0%、W相の量は33.9%、H相
は26.1%であり、また試料3ではW相は55.5%、
S相は27.3%、H相は17.2%であつた。 なお上記の組成の場合、Caの置換量の少ない
組成ではさらに高い温度での焼成あるいは酸洗に
よりσSを高め、 IHCを最適にすることができる。
一方Ca置換量の多いものは酸素分圧PO2を多め
にして低い温度で焼成することにより、垂直磁気
記録に好適なものが得られることが確認できた。 実施例 2 実施例1で得た試料1及び2の沈澱物をさらに
ビーカに入れて水に懸だくし、さらに塩酸を加え
て酸洗いし、デカンテーシヨン後、1300℃×1時
間、酸素分圧PO2が10-6atm.のN2ガス中で焼成
し、磁気特性を測定した。その結果を第3表に示
した。
【表】
X線回折によりフエライト相の割合を測定する
と、試料1はW相単相となり、試料2はW相が85
%であつた。 実施例 3 実施例1で得た試料5、6の沈澱物をPO2を
10-2atmのN2ガス中で焼成した。
と、試料1はW相単相となり、試料2はW相が85
%であつた。 実施例 3 実施例1で得た試料5、6の沈澱物をPO2を
10-2atmのN2ガス中で焼成した。
【表】
この結果を第4表に示す。X線回折によれば、
W相の他にS(スピネル相)、H(ヘマタイト)相
の複合組織のフエライト粒子であつた。 実施例 4 FeCl30.0125mol、ZnCl2とCuCl2の合計で(2
×0.0125/18)mol、BaCl2(0.0125/18)molの
出発原料を適量の水に混ぜた水溶液Aと(3×
0.0125/18)molのNa2CO3と(54×0.0125/18)
molのNaOHを適量の水に溶解したアルカリ水溶
液Bを用意し、前記B液にA液を室温で滴下し、
80℃に加熱して沈澱物を得、水洗後乾燥し、大気
中にて1200℃、1時間焼成した。こうして得た試
料粉末は化学式Ba・Zn2-XCuXFe18O27となるW相
フエライトであつた。xが0.4、0.6の場合の試料
の磁気特性を第5表に示す。
W相の他にS(スピネル相)、H(ヘマタイト)相
の複合組織のフエライト粒子であつた。 実施例 4 FeCl30.0125mol、ZnCl2とCuCl2の合計で(2
×0.0125/18)mol、BaCl2(0.0125/18)molの
出発原料を適量の水に混ぜた水溶液Aと(3×
0.0125/18)molのNa2CO3と(54×0.0125/18)
molのNaOHを適量の水に溶解したアルカリ水溶
液Bを用意し、前記B液にA液を室温で滴下し、
80℃に加熱して沈澱物を得、水洗後乾燥し、大気
中にて1200℃、1時間焼成した。こうして得た試
料粉末は化学式Ba・Zn2-XCuXFe18O27となるW相
フエライトであつた。xが0.4、0.6の場合の試料
の磁気特性を第5表に示す。
【表】
実施例 5
BaCl2、FeCl3、FeSO4とを出発原料にして、
【表】
第6表に示すように、原料とを溶解するに
充分な量の水(H2O)に混ぜたA水溶液、原料
とをそれらの溶解するに充分な量の水
(H2O)に混ぜたB水溶液を夫々50℃に温めて得
た。 また、第6表のに当量モル量より10%多い
molのNa2CO3と、、、の総和の当モル量
より10%多いmol量のNaOHを含むアルカリ水溶
液を作つた。 このアルカリ水溶液を80℃に温め、前記のA液
を滴下した後、B液を滴下した。こうして沈澱物
を得、水洗、乾燥後、節分けをして1200℃で
1.1ppmの酸素を有するN2ガス中で3時間焼成し
た。 この間の反応式を試料No.1について示せば次の
とおりと考えられる。 BaCl2+Na2CO3→BaCO3+2NaCL 12FeCl3+36NaOH→12Fe(OH)3+36NaCl 4FeCl3+12NaOH→4Fe(OH)3+12NaCl 2FeSO4+4NaOH→2Fe(OH)2+2NaSO4 従つて全体としては となる。 こうして得られた試料粉末を振動型磁力計にて
σSおよび IHCを測定した。その結果を第7表に示
す。
充分な量の水(H2O)に混ぜたA水溶液、原料
とをそれらの溶解するに充分な量の水
(H2O)に混ぜたB水溶液を夫々50℃に温めて得
た。 また、第6表のに当量モル量より10%多い
molのNa2CO3と、、、の総和の当モル量
より10%多いmol量のNaOHを含むアルカリ水溶
液を作つた。 このアルカリ水溶液を80℃に温め、前記のA液
を滴下した後、B液を滴下した。こうして沈澱物
を得、水洗、乾燥後、節分けをして1200℃で
1.1ppmの酸素を有するN2ガス中で3時間焼成し
た。 この間の反応式を試料No.1について示せば次の
とおりと考えられる。 BaCl2+Na2CO3→BaCO3+2NaCL 12FeCl3+36NaOH→12Fe(OH)3+36NaCl 4FeCl3+12NaOH→4Fe(OH)3+12NaCl 2FeSO4+4NaOH→2Fe(OH)2+2NaSO4 従つて全体としては となる。 こうして得られた試料粉末を振動型磁力計にて
σSおよび IHCを測定した。その結果を第7表に示
す。
【表】
なお、X線回折によれば、これらの試料はW相
単相あるいはW相を有する複合相であつた。 実施例 6 原料をSrCl2、FeCl3、FeSO4とし、
単相あるいはW相を有する複合相であつた。 実施例 6 原料をSrCl2、FeCl3、FeSO4とし、
【表】
第8表のようなmol量となるようにして、実施
例1と同様の方法でフエライト粒子を作製した。 このようにして得られたフエライト粒子の磁気
特性を第9表に示した。
例1と同様の方法でフエライト粒子を作製した。 このようにして得られたフエライト粒子の磁気
特性を第9表に示した。
【表】
【表】
第10表に示すように、原料とを溶解するに
充分な量の水に混ぜたA水溶液とし、出発原料
、、、を第10表に示すようなmol量に秤
量し、適量の水を加えB水溶液とした。 上記第10表のに相当する当モル量より10%多
いモル量のNa2CO3と、、、、、の総
和の当モル量より10%多いNaOHを、適量の水
に溶かしてアルカリ水溶液とした。 こうして得られたアルカリ水溶液を80℃に温
め、前記のA液を撹拌しつつ滴下し、この後、B
液を滴下して撹拌した。こうして撹拌後、得られ
た沈澱物を水洗及びデカンテーシヨンを行つた後
乾燥し、大気中にて1200℃で焼成し、夫々の磁気
特性を測定した。その結果を第11表に示す。
充分な量の水に混ぜたA水溶液とし、出発原料
、、、を第10表に示すようなmol量に秤
量し、適量の水を加えB水溶液とした。 上記第10表のに相当する当モル量より10%多
いモル量のNa2CO3と、、、、、の総
和の当モル量より10%多いNaOHを、適量の水
に溶かしてアルカリ水溶液とした。 こうして得られたアルカリ水溶液を80℃に温
め、前記のA液を撹拌しつつ滴下し、この後、B
液を滴下して撹拌した。こうして撹拌後、得られ
た沈澱物を水洗及びデカンテーシヨンを行つた後
乾燥し、大気中にて1200℃で焼成し、夫々の磁気
特性を測定した。その結果を第11表に示す。
【表】
試料1及び2は(CdZn)2W相の六方晶フエラ
イト粒子を主体とし、同3は(CuZn)2W相の六
方晶フエライト粒子が主体であることをX線回折
にて確認できた。 なお、焼成は粒成長がおこらないところで行わ
れたもので、BET法にて粒度を測定し、球形に
換算したところでは、0.2μで、その分布は極めて
狭いものであつた。 以上、本発明について説明したが、湿式法によ
るW相型六方晶フエライトの新しい製造方法を提
供したもので、沈澱物のアルカリ等のまき込みが
ほとんどなく、水との分離が短時間で行なえ、粒
度分布のせまい微細な粒子が得られ、さらには、
垂直磁気方式の磁気媒体用として好適な磁気特性
を有する磁性粒子の製造が可能となつた。 上記実施例から明かなように、垂直磁気記録媒
体としての前述の条件(ロ)と(ハ)を同時に満すもの
は、W相単相か、W相を含む複合相のものである
ことが明である。 なお、本発明の実施例においては、NaOHな
どのアルカリ水溶液を加えての共沈について説明
したが、Fe2+とNa2+とを含む場合、Fe2+の水酸
化物は容易に沈澱するのに対し、Ba2+はBa
(OH)2の溶解度が高いため鉄とバリウムとの組
成比がずれる可能性が高い。このためバリウムの
シユウ酸塩と鉄のシユウ酸塩の溶解度がほぼ等こ
とに着目し、これらシユウ酸塩の熱分解が比較的
低いシユウ酸塩イオンを含む水溶液で共沈を行つ
てW相のフエライト粒子を得ることも可能で、本
発明に含まれる。
イト粒子を主体とし、同3は(CuZn)2W相の六
方晶フエライト粒子が主体であることをX線回折
にて確認できた。 なお、焼成は粒成長がおこらないところで行わ
れたもので、BET法にて粒度を測定し、球形に
換算したところでは、0.2μで、その分布は極めて
狭いものであつた。 以上、本発明について説明したが、湿式法によ
るW相型六方晶フエライトの新しい製造方法を提
供したもので、沈澱物のアルカリ等のまき込みが
ほとんどなく、水との分離が短時間で行なえ、粒
度分布のせまい微細な粒子が得られ、さらには、
垂直磁気方式の磁気媒体用として好適な磁気特性
を有する磁性粒子の製造が可能となつた。 上記実施例から明かなように、垂直磁気記録媒
体としての前述の条件(ロ)と(ハ)を同時に満すもの
は、W相単相か、W相を含む複合相のものである
ことが明である。 なお、本発明の実施例においては、NaOHな
どのアルカリ水溶液を加えての共沈について説明
したが、Fe2+とNa2+とを含む場合、Fe2+の水酸
化物は容易に沈澱するのに対し、Ba2+はBa
(OH)2の溶解度が高いため鉄とバリウムとの組
成比がずれる可能性が高い。このためバリウムの
シユウ酸塩と鉄のシユウ酸塩の溶解度がほぼ等こ
とに着目し、これらシユウ酸塩の熱分解が比較的
低いシユウ酸塩イオンを含む水溶液で共沈を行つ
てW相のフエライト粒子を得ることも可能で、本
発明に含まれる。
Claims (1)
- 1 R2+(但しRはBa、Sr、PbおよびCaの少なく
とも一種)の塩、Me2+(但し、MeはNi、Co、
Cu、Cd、Zn、Mg、および鉄の少なくとも一種)
の塩、および第1鉄塩と第2鉄塩の少なくとも一
種からなる混合水溶液からアルカリまたはシユウ
酸塩の存在下で共沈物を得、該共沈物を分離・洗
浄・過・乾燥後、焼成してW相単相あるいはW
相を含む複合相のフエライト粒子を得ることを特
徴とするW相型酸化物磁性粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58046007A JPS59174530A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58046007A JPS59174530A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59174530A JPS59174530A (ja) | 1984-10-03 |
| JPH0143687B2 true JPH0143687B2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=12735005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58046007A Granted JPS59174530A (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | W相型六方晶フエライト粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59174530A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2607459B2 (ja) * | 1984-12-26 | 1997-05-07 | 株式会社東芝 | 磁気記録用六方晶フエライト磁性粉及びその製造方法 |
| JPH0692256B2 (ja) * | 1986-12-26 | 1994-11-16 | 宇部興産株式会社 | バリウムフエライト粉末の製造法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039700A (ja) * | 1973-08-15 | 1975-04-11 | ||
| JPS50106900A (ja) * | 1974-02-01 | 1975-08-22 |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP58046007A patent/JPS59174530A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59174530A (ja) | 1984-10-03 |
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