JPH0143687Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143687Y2 JPH0143687Y2 JP1981116391U JP11639181U JPH0143687Y2 JP H0143687 Y2 JPH0143687 Y2 JP H0143687Y2 JP 1981116391 U JP1981116391 U JP 1981116391U JP 11639181 U JP11639181 U JP 11639181U JP H0143687 Y2 JPH0143687 Y2 JP H0143687Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- optical system
- endoscope
- ultraviolet rays
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内視鏡光学系に関し、特に硝子素子と
プラスチツク素子との組合せからなる光学系にお
けるプラスチツク素子の劣化を防止した内視鏡光
学系に関する。
プラスチツク素子との組合せからなる光学系にお
けるプラスチツク素子の劣化を防止した内視鏡光
学系に関する。
従来より、像又は光を伝達する手段として、光
学繊維束等を具備した内視鏡を人体等に挿入使用
し、診断治療の目的で使用されている。
学繊維束等を具備した内視鏡を人体等に挿入使用
し、診断治療の目的で使用されている。
この使用後は内視鏡を医者又は補助者が水洗後
アルコール等で消毒をし、更にこの内視鏡を殺菌
ケースに納めて紫外線照射による殺菌を行なつて
いる。
アルコール等で消毒をし、更にこの内視鏡を殺菌
ケースに納めて紫外線照射による殺菌を行なつて
いる。
ここで、近年内視鏡光学系素子としてアアクリ
ル等のプラスチツク素子が使用され、前記紫外線
照射等によりこのプラスチツク素子が劣化すると
いう現象が発生した。
ル等のプラスチツク素子が使用され、前記紫外線
照射等によりこのプラスチツク素子が劣化すると
いう現象が発生した。
すなわち、前記殺菌ケースで使用される紫外線
の波長域すなわち殺菌作用を及ぼす波長域は第1
図に示すように波長λ=253.7nmを中心波長とす
る比較的狭い範囲の波長域が紫外線照射による殺
菌効果として一番望ましい。
の波長域すなわち殺菌作用を及ぼす波長域は第1
図に示すように波長λ=253.7nmを中心波長とす
る比較的狭い範囲の波長域が紫外線照射による殺
菌効果として一番望ましい。
このことは第1図に示すように、波長λ=
253.7nmの殺菌効果を1とすれば、波長λ=
200nm以下及び310nm以上の波長においては殺菌
効果は1/100以下に減少し、可視光域の波長λ=
400nm以上においては殺菌効果は実に1/1000以下
に減少することから明らかである。
253.7nmの殺菌効果を1とすれば、波長λ=
200nm以下及び310nm以上の波長においては殺菌
効果は1/100以下に減少し、可視光域の波長λ=
400nm以上においては殺菌効果は実に1/1000以下
に減少することから明らかである。
さらに前記プラスチツク素子の分光透過特性
は、第2図に示すように、紫外域の波長λ=
250nm近辺より赤外域の波長λ=2200nm近辺ま
で広い範囲を透過する。
は、第2図に示すように、紫外域の波長λ=
250nm近辺より赤外域の波長λ=2200nm近辺ま
で広い範囲を透過する。
ここで前記プラスチツク素子は前記紫外線の照
射を受けると茶褐色に変色しかつヒビ割れを生
じ、光学性能上好ましくない現象を生ずる。
射を受けると茶褐色に変色しかつヒビ割れを生
じ、光学性能上好ましくない現象を生ずる。
一例として、前記紫外線を連続120時間照射後
のプラスチツク板(厚さ1mm)の分光透過特性を
第3図に示す。
のプラスチツク板(厚さ1mm)の分光透過特性を
第3図に示す。
第3図の分光透過特性によれば、可視域の短波
長側がプラスチツクに吸収され、色温度の低い不
自然な色特性となり微細な色変化から病気の診断
を行なく内視鏡にとつて、この変色現象は非常に
好ましくない。
長側がプラスチツクに吸収され、色温度の低い不
自然な色特性となり微細な色変化から病気の診断
を行なく内視鏡にとつて、この変色現象は非常に
好ましくない。
一方、ヒビ割れ現象により、一様な性質の光線
を乱し、特に結像系においては結像性能を著しく
劣化させ正確な診断を必要とする内視鏡にとつて
非常に好ましくない。
を乱し、特に結像系においては結像性能を著しく
劣化させ正確な診断を必要とする内視鏡にとつて
非常に好ましくない。
この紫外線による変色及びヒビ割れ等の劣化を
防止する方法として、プラスチツク素子そのもの
に紫外線反射(又は吸収)膜を付着するこことが
挙げられる。しかしながら、この反射(又は吸
収)膜付着法は一般に非常に高温度(300℃以上)
の状態で行なわれるため、プラスチツクそのもの
が溶融してしまい前記膜を直接プラスチツク素子
に付着することは極めて因難である。
防止する方法として、プラスチツク素子そのもの
に紫外線反射(又は吸収)膜を付着するこことが
挙げられる。しかしながら、この反射(又は吸
収)膜付着法は一般に非常に高温度(300℃以上)
の状態で行なわれるため、プラスチツクそのもの
が溶融してしまい前記膜を直接プラスチツク素子
に付着することは極めて因難である。
一方プラスチツクが溶融しない低温度で、前記
膜を付着する方法もあるが、この方法では膜の強
度が弱く、耐久性がないため実用的でない。
膜を付着する方法もあるが、この方法では膜の強
度が弱く、耐久性がないため実用的でない。
これらの点に鑑み、本考案においては、硝子素
子とプラスチツク素子との組合せからなる内視鏡
光学系において、硝子素子に紫外線反射(又は吸
収)膜を付着し、この素子を前記プラスチツク素
子に入射する紫外線を阻止するように配置するこ
とにより前記プラスチツクの劣化を防止した内視
鏡光学系を提供することを目的とする。
子とプラスチツク素子との組合せからなる内視鏡
光学系において、硝子素子に紫外線反射(又は吸
収)膜を付着し、この素子を前記プラスチツク素
子に入射する紫外線を阻止するように配置するこ
とにより前記プラスチツクの劣化を防止した内視
鏡光学系を提供することを目的とする。
以下、本考案を添付図面の実施例に基づいて説
明する。
明する。
第4図は本考案光学系に使用される紫外線を反
射する薄膜の分光透過特性図の一例であつて、前
記殺菌のための紫外線(中心波長λ=253.7nm及
びその近傍)をカツトし可視光を有効に透過する
ものである。
射する薄膜の分光透過特性図の一例であつて、前
記殺菌のための紫外線(中心波長λ=253.7nm及
びその近傍)をカツトし可視光を有効に透過する
ものである。
第5図及び第6図は第4図に示す分光透過特性
を有する薄膜Cを付着させた光学系を用いた本考
案光学系の要部構成図で、同一符号は同一作用物
を示すものとし、斜線で示した光学素子がプラス
チツク素子を示す。
を有する薄膜Cを付着させた光学系を用いた本考
案光学系の要部構成図で、同一符号は同一作用物
を示すものとし、斜線で示した光学素子がプラス
チツク素子を示す。
第5図イは内視鏡先端対物光学系の実施例を示
し、イメージガイド1端面に結像させるための対
物レンズの一要素であるレンズ3をプラスチツク
レンズとして用いて、被写体側の対物レンズ4の
結像面側に前記薄膜Cが付着されこのレンズ3を
紫外線から防止している。
し、イメージガイド1端面に結像させるための対
物レンズの一要素であるレンズ3をプラスチツク
レンズとして用いて、被写体側の対物レンズ4の
結像面側に前記薄膜Cが付着されこのレンズ3を
紫外線から防止している。
第5図イは前記レンズ4がカバーガラスとなつ
た場合の例および第5図ハは側方視内視鏡対物レ
ンズ系において光路変換のためのプリズム6をプ
ラスチツクプリズムとして用いた例をそれぞれ示
す。
た場合の例および第5図ハは側方視内視鏡対物レ
ンズ系において光路変換のためのプリズム6をプ
ラスチツクプリズムとして用いた例をそれぞれ示
す。
第5図ニは内視鏡先端照明光学系の実施例を示
し、ライトガイド10からの光束を発散させるた
めのレンズ11にプラスチツクレンズを用いカバ
ーガラス5に前記薄膜Cが付着され、このレンズ
11を紫外線から防止している。
し、ライトガイド10からの光束を発散させるた
めのレンズ11にプラスチツクレンズを用いカバ
ーガラス5に前記薄膜Cが付着され、このレンズ
11を紫外線から防止している。
第5図ホは側方視内視鏡照明光学系の光路変更
のためのプリズム13をプラスチツクプリズムと
して用いた例および第5図ヘはプラスチツクフア
イバーを用いたライトガイド10の例で、カバー
ガラス5に前記薄膜Cが付着され、このライトガ
イド10を紫外線から防止している。
のためのプリズム13をプラスチツクプリズムと
して用いた例および第5図ヘはプラスチツクフア
イバーを用いたライトガイド10の例で、カバー
ガラス5に前記薄膜Cが付着され、このライトガ
イド10を紫外線から防止している。
第6図イおよびロは内視鏡接眼光学系の実施例
を示し、イメージガイド1からの像を観察のため
の接眼レンズ8および7の一部にプラスチツクレ
ンズを用い、観察側のレンズ8および平行平面ガ
ラス9に前記薄膜Cを付着し観察側からの紫外線
を防止した例を示す。
を示し、イメージガイド1からの像を観察のため
の接眼レンズ8および7の一部にプラスチツクレ
ンズを用い、観察側のレンズ8および平行平面ガ
ラス9に前記薄膜Cを付着し観察側からの紫外線
を防止した例を示す。
第5図および第6図のいずれかの実施例でも、
光学系の比較的前方すなわち、紫外線の入射方向
にプラスチツク素子が位置した場合に本考案は著
しく効果を示す。第5図及び第6図の実施例で
は、プラスチツク素子が単数から成るが、複数に
構成される場合もある。
光学系の比較的前方すなわち、紫外線の入射方向
にプラスチツク素子が位置した場合に本考案は著
しく効果を示す。第5図及び第6図の実施例で
は、プラスチツク素子が単数から成るが、複数に
構成される場合もある。
この効果は光学系中に紫外線カツトフイルター
を配置させてもよい。例えば第5図中のカバーガ
ラス5及び第6図中の平行平面ガラス9を紫外線
カツトフイルターに置換えることが可能である。
を配置させてもよい。例えば第5図中のカバーガ
ラス5及び第6図中の平行平面ガラス9を紫外線
カツトフイルターに置換えることが可能である。
ここで、本考案は前記殺菌ケースの紫外線のみ
ならずプラスチツク素子に有害な他の分光特性の
紫外線にも有効であることは言うまでもない。
ならずプラスチツク素子に有害な他の分光特性の
紫外線にも有効であることは言うまでもない。
以上説明したように、本考案光学系によれば、
内視鏡使用後に施される紫外線照射においてもプ
ラスチツク素子を含む光学系の劣化を防止するこ
とが出来、紫外線反射又は吸収膜付可視光を有効
に透過するため、線の色特性を考慮しても内視鏡
観察光学系や結像系に何ら悪影響を及ぼさない。
内視鏡使用後に施される紫外線照射においてもプ
ラスチツク素子を含む光学系の劣化を防止するこ
とが出来、紫外線反射又は吸収膜付可視光を有効
に透過するため、線の色特性を考慮しても内視鏡
観察光学系や結像系に何ら悪影響を及ぼさない。
またこのプラスチツク素子の劣化防止により内
視鏡光学系のプラスチツク化が容易に計られ安価
に提供することが可能となる等従来にない利用度
の高い内視鏡光学系が提供できる。
視鏡光学系のプラスチツク化が容易に計られ安価
に提供することが可能となる等従来にない利用度
の高い内視鏡光学系が提供できる。
第1図は波長に対する殺菌効果の比率を示す
図、第2図はアクリルプラスチツクの分光透過特
性を示す図、第3図は劣化後の前記プラスチツク
の分光透過特性を示す図、第4図は本考案に用い
る紫外線反射膜の分光透過特性を示す図、ならび
に第5図および第6図は本考案の実施例を示す要
部構成図もそれぞれ示す。 1……イメージガイド、2および3……対物レ
ンズ、4……対物凹レンズ、5……カバーガラ
ス、6および13……光路変換プリズム、7およ
び8……接眼レンズ、9……平行平面ガラス、1
0……ライトガイド、11……凹レンズ、14…
…凹レンズ、C……紫外線反射膜。
図、第2図はアクリルプラスチツクの分光透過特
性を示す図、第3図は劣化後の前記プラスチツク
の分光透過特性を示す図、第4図は本考案に用い
る紫外線反射膜の分光透過特性を示す図、ならび
に第5図および第6図は本考案の実施例を示す要
部構成図もそれぞれ示す。 1……イメージガイド、2および3……対物レ
ンズ、4……対物凹レンズ、5……カバーガラ
ス、6および13……光路変換プリズム、7およ
び8……接眼レンズ、9……平行平面ガラス、1
0……ライトガイド、11……凹レンズ、14…
…凹レンズ、C……紫外線反射膜。
Claims (1)
- 硝子素子とプラスチツク素子との組合せからな
る内視鏡光学系において、前記内視鏡光学系の最
外方に硝子素子を配置し、その硝子素子の光透過
面に紫外線を反射又は吸収する薄膜を付着させた
ことを特徴とする内視鏡光学系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11639181U JPS5823306U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 内視鏡光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11639181U JPS5823306U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 内視鏡光学系 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5823306U JPS5823306U (ja) | 1983-02-14 |
| JPH0143687Y2 true JPH0143687Y2 (ja) | 1989-12-19 |
Family
ID=29910614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11639181U Granted JPS5823306U (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 内視鏡光学系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823306U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2598970Y2 (ja) * | 1991-08-30 | 1999-08-23 | 和泉電気株式会社 | 検出ヘッド |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1028088A (en) * | 1972-10-10 | 1978-03-14 | Charles E. Ring | Striae-free plastic lens of a copolymer of diethylene glycol bis (allyl carbonate) and methacrylate ester |
-
1981
- 1981-08-05 JP JP11639181U patent/JPS5823306U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5823306U (ja) | 1983-02-14 |
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