JPH0144760B2 - - Google Patents

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JPH0144760B2
JPH0144760B2 JP55013481A JP1348180A JPH0144760B2 JP H0144760 B2 JPH0144760 B2 JP H0144760B2 JP 55013481 A JP55013481 A JP 55013481A JP 1348180 A JP1348180 A JP 1348180A JP H0144760 B2 JPH0144760 B2 JP H0144760B2
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JP
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soap
potassium
bar
sodium
ammonium
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JP55013481A
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Koruneri Ratsuse Jakobyu
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 種々の固形石けん及びその製造方法が文献に知
られている。米国特許第2686761号明細書及び米
国特許第2970116号明細書(両者を参照文献とす
る)に記載されているような多くの石けん製造法
は加工助剤として電解質、例えば塩化ナトリウム
及び塩化カリウムを利用する。従つて、この種の
石けんは屡々著量の塩化イオンを含む。更に、石
けん組成物の少なくとも一部にカリウム石けんを
利用するのが有利であることが判つている。カリ
ウム石けんが存在すると透明度が向上するので、
カリウム石けんを上記のように使用することは、
透明な石けんを製造したい場合に特に有利であ
る。 しかしながら固形石けん中にカリウム石けんと
塩素イオンとが両方相当な濃度で存在すると、使
用後又は貯蔵後、特に暑くて湿度の高い条件下で
は、固形石けんの表面又は内部に結晶が形成する
ことが判つた。このような結晶はこれらの石けん
の外観及び消費者の要望を損なう。ところで、こ
のような固形石けんに特定の電解質を使用するこ
とによつて、この結果の問題を解消しかつ石けん
に更に性能上の利点を付与しうることが判明し
た。 従つて、本発明の目的は、相当濃度のカリウム
石けん及び塩素イオンを含み、使用又は貯蔵して
も結晶を形成しない透明な固形石けんを提供する
ことである。 本発明は更に、常用の電解質を用いて製造した
同様の固形石けんより良好な起泡性及び低減した
スカム形成性を示す固形石けんを提供することを
目的とする。 従来の電解質を用いて製造した同様の石けんよ
り良好な透明性を有する透明固形石けんを提供す
ることもまた本発明の目的である。 詳細な説明 本発明の対象は、使用又は貯蔵しても不所望な
結晶を形成しない透明な固形石けんであり、これ
はカリウム石けんを約4〜20%含み、但し石けん
成分の残りはナトリウム、アンモニウム又はアル
カノールアミン石けんを含んでおり、及び塩素イ
オンを少なくとも約0.2%含み、更に水分約4%
〜約25%及び炭酸カリウム、ギ酸ナトリウム、ギ
酸カリウム、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、クエン酸カリウム、クエン酸ナトリウム、酢
酸カリウム、酢酸ナトリウム、酒石酸アンモニウ
ムカリウム、酢酸アンモニウム、炭酸アンモニウ
ム、ギ酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、
乳酸アンモニウム、重硫酸アンモニウム及びその
混合物から成る群から選択した電解質約0.2%〜
約5%、好ましくは約0.5%〜約3%を含む固形
石けんである。好ましい組成物は炭酸カリウムを
含む。別の好ましい電解質には、ギ酸、クエン
酸、酢酸及び酒石酸のナトリウム塩及び(また
は)カリウム塩がある。 本明細書において、「%」、「比」及び「部」は
特に断わらない限り、「重量%」、「重量比」及び
「重量部」を表わし、完成石けんの組成に対する
ものである。 本発明の固形石けんは主として石けん成分から
成る。この成分は一般に完成石けんの約60%〜約
95%、好ましくは約65%〜約85%の量で存在す
る。本発明に有用な石けんとしては、炭素原子数
約8〜24、好ましくは10〜20の脂肪酸アルカリ金
属塩、アンモニウム塩及びアルカノールアミン塩
がある。本発明の組成物は約4〜20%のカリウム
石けんを含まなければならない。一実施態様にお
いては、本発明の固形石けんはカリウム石けんを
少なくとも約7%、好ましくは約7%〜約20%、
特に約10%〜約17%含む。カリウム石けんを組成
物にそのまま添加するか、又は加工中にその場で
形成させてもよい(例えばナトリウム石けん及び
カリウム電解質を固形石けん中に加えることによ
つて)。このような成分の存在は本発明が解決課
題とする結晶の問題の一因となる重要なフアクタ
ーである。カリウム石けんの利用は、特に透明石
けんの製造に極めて望ましいので、本発明はこの
問題の解決を提供するものであり、この解決法は
これらのカリウム石けんを排除することより好ま
しい。 本発明に使用するのに適当な脂肪酸は、天然産
の、例えば値物又は動物のエステル(例えばパー
ム油、ヤシ油、ババスーヤシ油、大豆油、ひまし
油、獣脂、鯨油又は魚油、グリース、ラード及び
その混合物)から得られる。脂肪酸は合成された
ものであつてもよい(例えば石油の酸化によつ
て、又はフイツシヤー・トロプシユ法による一酸
化炭素の水素添加によつて合成する)。トール油
中に存在するような樹脂酸を使用することもでき
る。ナフタリン酸も適当である。 脂肪及び油を直接けん化するか、又は別の製造
法で製造された遊離脂肪酸を中和することによつ
てナトリウム石けん及びカリウム石けんを製造す
ることができる。ヤシ油及び獣脂から誘導される
脂肪酸の混合物のナトリウム石けん及びカリウム
石けん、即ちナトリウム獣脂石けん、ナトリウム
ヤシ石けん、カリウム獣脂石けん及びカリウムヤ
シ石けんは、本発明は特に有用である。 本明細書において用語「獣脂」とは、2.5%の
C14、29%のC16、23%のC18、パルミトレイン酸
2%、オレイン酸41.5%及びリノール酸3%(初
めの3種の脂肪酸は飽和脂肪酸)の概算炭素連鎖
長分布を有する脂肪酸混合物である。種々の動物
の獣脂及びラードから誘導された脂肪酸のように
同様の分布を有する他の混合物も用語「獣脂」に
包含される。 本明細書に使用する用語「ヤシ油」は、8%の
C8、7%のC10、17%のC14、8%のC16、2%の
C18、オレイン酸7%及びリノール酸2%(初め
の6種の脂肪酸は飽和脂肪酸)の概算炭素連鎖長
分布を有する脂肪酸混合物である。パーム核油及
びババスー核油のように、同様の炭素連鎖長分布
を有する他の資源も用語「ヤシ油」内に包含され
る。ヤシ油脂肪酸は、通常更に処理することなく
申し分ない保存性を有する程充分に低い含有率で
不飽和脂肪酸を含む。しかし一般に、脂肪酸を水
素添加して脂肪酸混合物の不飽和度(特にポリ不
飽和)を低減させる。 好ましい固形石けんにおいては、石けん成分は
炭素原子数8〜14個の石けんを含む混合物約20〜
80%及び炭素原子数約16〜20個石けん約20〜80%
より成る。このような好ましい鎖長分布特性を有
する石けんは、獣脂及びヤシ脂肪酸の混合物を
90:10〜50:50、好ましくは約80:20〜60:40の
獣脂:ヤシ重量比で使用することによつて得るこ
とができる。獣脂とヤシ脂肪酸との混合物がヤシ
脂肪酸成分を少なくとも約15%、好ましくは少な
くとも約20%含む場合には、本発明の組成物は結
晶の成長を抑制するのに特に有効である。 前記の石けん混合物を含む好ましい固形石けん
並びにその製法は、米国特許第3576749号明細書、
米国特許第3835058号明細書及び米国特許第
3988255号明細書に詳細に記載されているから、
これらをすべて参照文献とする。 本発明の解決課題とする結晶の問題を惹起する
別のフアクターは、石けん組成物中に相当量の塩
素イオンが存在することである。即ち、本発明の
固形石けんは塩素イオンを少なくとも約0.2%、
殊に約0.2%〜約0.7%含む。塩素イオンは一般に
石けん組成物中に、石けん組成物の加工性(即ち
アルカリ性物質からの石けんの分離)又は透明度
の改良のために使用される塩化ナトリウム又は塩
化カリウム電解質の形で配合される。 本発明において最も重要なことは、前記の石け
ん組成物に特定の電解質を約0.2%〜約5%、好
ましくは約0.5%〜約3%、最も好ましくは約1
%〜約3%添加することである。特定の電解質を
選択し、配合することによつて、固形石けん組成
物から前記の結晶の問題は排除されるのである。
一般に、電解質は比較的に嵩張つた陰イオンを有
しかつ塩化ナトリウムの水に対する溶解度より著
しく高い溶解度(即ち、25℃の水中に少なくとも
約100g/100ml以上)を有するものを選択する。
本発明に有用な電解質としては、炭酸カリウム、
ギ酸カリウム、ギ酸ナトリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウム、クエン酸ナトリウム、クエ
ン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、
酒石酸アンモニウムカリウム、酢酸アンモニウ
ム、炭酸アンモニウム、ギ酸アンモニウム、クエ
ン酸アンモニウム、乳酸アンモニウム、重硫酸ア
ンモニウム及びこれらの成分の混合物がある。好
ましい組成物は炭酸カリウムを利用した組成物で
ある。更に、利用した電解質、特に炭酸塩電解質
は、常用の電解質を利用した固形石けんと比較し
て優れた起泡特性及び低いスカム(即ちカルシウ
ム及びマグネシウム石けん)形成性を有する本発
明の固形石けんを提供する。 組成物の好ましい群は更に、ナトリウム及び
(または)カリウム(特にカリウム)のギ酸塩、
クエン酸塩、酢酸塩及び酒石酸塩を含むもの(特
にクエン酸カリウムを含むもの)である。これら
の組成物は炭酸カリウムを含む組成物より下記の
点で利点を生ずる:即ち (a) 固形石けんの内部での結晶の形成を排除する
(特に透明固形石けんにおいて特に重要であ
る)。 (b) 硬水中での起泡性が改善されている。 (c) 半透明性が改良されている。 (d) 半透明性を達成するための機械作業は少なく
てすむ及び (e) これらの好ましい電解質は重金属イオンと錯
体を形成して成分の酸化を低減するので、成分
(特に香料及び着色料)の安定性が改良される。 本発明は、米国特許第2686761号明細書(参照
文献とする)に記載されている固形石けんよう
に、ミリングされた透明固形石けんに使用する場
合に、特に有効である。このような固形石けんは
以下に記載されているようにベータ相材料(beta
−phase material)を、高濃度、例えば少なく
とも約70%含むのが有利である。 ここにベータ相材料について若干説明する。市
販の固形石けんはベータ、デルタ、オムガと呼ば
れ互に交換しうる少くとも三つの結晶相で存在し
ていることは公知である。これらの相は最終生成
物、又は製造工程中のある段階のいずれかに表わ
れ、時に単独で、時に他の相との混合物の形で存
在する。一般的に云えばベータ相は適当な温度で
普通の処方の比較的低水分の石けんの機械的な作
用によつて促進(favor)され、又オメガ相はか
かる石けんを撹拌なしで溶融状況からしずかに冷
却することによつて促進され、又デルタ相はたと
えば石けんニグルが固化するときなど高水分と低
温によつて、そして高分子量によつて促進される
と言うことができる。 結晶構造の相違は相の物性の相違に反映され
る。フアーガソンら(Ind.Eng.Chcm.35、1005
(1943))は同じ石けんの三つの試料(各試料は別
異の結晶相を与えるように順に別異に加工されて
いる)についてこれを説明するためのデータを与
えている。かれらのデータはミリンダとプロデイ
ングの結果としてベータ相にある石けんが、はる
かにかたく、容易に溶解すること、上述の相のど
れよりも容易に泡立つこと、水につけたときより
多く膨脹する傾向があることによつて区別しうる
ことを示している。このミリングとプロデイング
は結晶を一緒に配向しプレスしがちな傾向の条件
下にベータ相を生ずる。もしデータ相を生ずる条
件が、その結晶が(例えばペースト状の軟度の状
態にあるとき半溶融状の石けんを冷却し機械的に
加工することによつて)パツクされず、凝集接合
され、又は平行状態で配向されるようなものなら
ば、泡立ちの容易さは保持されるが特徴あるワキ
シーミル性は失われ、棒は水中で崩壊し、一般に
柔軟になる傾向がある。種々の石けんの結晶相は
ある特性のX線回析リングによつて互に区別さ
れ、同定される。このリングは一定の相では脂肪
の一般式、水の含量、電解質の含量の変動によつ
ても事実上不変のままである。ただ上記変動は生
成する相を定めるものでありうる。簡単な同定の
シシステムは上記フアーガソンの論文からとつた
下記の表に示される特徴あるシヨートスペーシン
グにもとづくものである。 リング直径(cm) 格子間隔(dm) ベータ 6.35 2.75 デルタ 6.05と4.65 2.85と3.55 オメガ 5.85 2.95 (アルフア相の固定リングは省略) 一つ又は数ケの同定リングの存在又は不存在に
よつて相の存在又は不存在ばかりでなく、共存す
る二つ又は数ケの相に存在する石けんの相対的割
合を、同定リングの相対的強度から未知の試料に
ついて見積りすることができる。たとえば、もし
オメガ相が漸次ベータ相に変るならば、その変換
が進行するにつれて5.85cmリングの相対的強度は
低下し、6.35cmリングの相対的強度は上昇する。
かかる見積りをよりこまかくするために、各々で
きるだけ純枠な形の相の既知を混合物をまず標準
とし、その特性リングの相対的強度を記録する。
ついで未知の試料の回析パターンのリングの相対
強度をこれらの標準と比較する。たとえば6.35cm
リングと5.85cmのリングの強度がほぼ等しいベー
タとオメガの混合物は実際に約75%のベータと25
%のオメガ相を含むものであろう。殆どがベータ
であるが約5%以下のオメガを含む石けんは明ら
かにベータリングを示すであろうが、オメガリン
グは殆どみえないであろう。他方、殆どがオメガ
である石けんに検出しうるベータリングを得るた
めには、15%又は20%ものベータ石けんをそれに
加えねばならないであう。 さて、本発明の固形石けんは必然的に若干の水分
(水)を含む。水分は固形石けんの加工を補助し、
最適な加工条件を得るため必要である。一般に、
本発明の完成固形石けんは水分を約4〜25重量
%、好ましくは約10〜23重量%含む。 本発明の固形石けんは、前記成分の他に、種々
の任意の物質を含むことができる。これらの任意
の物質としては、例えば皮膚コンデイシヨニング
成分、遊離脂肪酸、加工助剤、抗菌剤及び消毒
剤、染料、香料及び着色剤がある。 本発明の固形石けんは、実際の石けん成分を形
成する中和された脂肪酸の他に、場合により遊離
脂肪酸を含んでいてよい。遊離脂肪酸は固形石け
んからの泡の体積及び特に品質を改良する。遊離
脂肪酸は比較的小さい空気泡を含む泡を一層安定
にする傾向があり、該空気泡は使用者に、“豊か
さ”そして“クリーム状”である点で特異な泡を
与える。更に、多量の塩を含む固形石けん中にお
いて遊離脂肪酸は可塑剤として作用する。遊離脂
肪酸を含まない場合には、若干の固形石けんは湿
めつた亀裂を形成する傾向が大きい。 本発明に有用な遊離脂肪酸は石けん成分を形成
するため使用される脂肪酸と同種のものである。
このような脂肪酸は一般に8〜20個、特に8〜14
個の炭素原子を含む。好ましい固形石けんにおい
ては、少なくとも約25%の遊離脂肪酸成分は炭素
原子数12個の脂肪酸である。遊離脂肪酸は存在す
る場合には、一般に固形石けんの約1〜15重量%
である。固形石けんに遊離脂肪酸を使用すること
は、米国特許第3576749号明細書及び米国特許第
3835058号明細書(両明細書を参照文献とする)
に詳細に記載されている。 本発明の固形石けんの製造を容易にする物質が
存在してもよい。即ち、固形石けんの加工を容易
にするため、例えば食塩(塩化ナトリウム)及び
好ましくはグリセリンをクラツチヤー又はアマル
ガメイター(amalgamator)に加えることがで
きる。この種の物質は、存在する場合には、一般
に完成固形石けんの約0.2〜10重量%である。更
に、乳化剤、例えばポリグリセロールエステル
(例えばポリグリセロールモノステアレート)、プ
ロピレングリコールエステル及びその他の化学的
に安定な非イオン性物質を固形石けんに添加して
種々の成分、特にソルビタンエステルのような皮
膚コンデイシヨニング剤の可溶化を補助してもよ
い。 常用の抗菌剤及び消毒剤を、結晶抑制作用を損
なうことなく、本発明の固形石けんに添加するこ
とができる。代表的抗菌性消毒剤としては、3,
4−ジ−及び3,4′,5−トリ−プロムサリチル
−アニリド、4,4′−ジクロル−3−(トリフル
オルメチル)カルバニリド、3,4,4′−トリク
ロルカルバニリド及びこれらの物質の混合物があ
る。固形石けんにこれらの物質を使用すること
は、米国特許第3256200号明細書(参照文献とす
る)に詳細に記載されている。抗菌剤及び消毒剤
は、存在する場合には、一般に完成固形石けんの
約0.5〜4重量%である。 本発明の固形石けんは場合により種々の刺激緩
和剤(emolliens)及び皮膚コンデイシヨニング
剤を含んでいてよい。この種の物質は、例えばソ
ルビタンエステル、米国特許第3988255号明細書
(参照文献とする)に記載されているもの、ラノ
リン、コールドクリーム、鉱油、ミリスチン酸イ
ソプロピル、及び同様な物質である。このような
刺激緩和剤及び皮膚コンデイシヨニング剤は、一
般に固形石けんの約0.5〜5重量%である。 固形石けんはこのような生成物の特性を改良す
るため、市販の固形石けんに一般に利用される常
用の香料、染料及び着色剤を含んでいてもよい。
このような香料、染料及び着色剤は、存在する場
合には、固形石けんの約0.2〜5重量%である。 本発明の固形石けんは常法で製造される。必要
なカリウム石けん及び塩素イオン含有率を有する
前記種類の水分含有石けんベースを前記電解質成
分及び香料のような他の任意成分とクラツチヤー
又はアマルガメイター中で混合し、通常の条件下
で常法でミリングし、打抜いて固形石けんにする
ため棒状体に押出す。透明固形石けんを製造する
ため常用の方法を利用することもできる。本発明
の固形石けんを製造する方法は、米国特許第
3835058号明細書、米国特許第3576749号明細書及
び米国特許第3523909号明細書に詳細に記載され
ているから、これらの特許明細書をすべて参考文
献とする。 本発明の固形石けん、その結晶成長抑制に関す
する利点及び通常の手及び身体洗浄における有用
性を下記の実施例により説明するが、本発明は下
記の実施例に限定されるものではない。 例 1 A 下記の組成を有する固形石けんを下記の方法
で製造する。 乾燥した獣脂/ヤシ(80/20)ナトリウム石
けんをアマルガメイター中で下記の表に示す成
分の1種、数種又は全部と混合した;トリエタ
ノールアミン(TEA)、グリセリン、カリウム
ヤシ石けん及び塩化カリウム。次に混合物をミ
ル処理して最高透明度になるようにした。最高
透明度は通常3本ロールミルに4回通した後に
得られた。固形石けんにカリウムヤシ石けんを
添加した場合には、低温ミル処理前にホツトミ
ル上で乾燥する必要があつた。ナトリウム石け
ん及びカリウム石けんをクラツチヤー中で混合
し、混合物を真空フラツシユ乾燥機中で所望の
水分に乾燥し、残りの成分をアマルガメイター
中で混合することによつて、本発明の石けんを
製造することもできる。
【表】 次に、これらの固形石けんを、下記の方法を
使用して透明性、起泡性及び結晶成長について
試験した。 これらの固形石けんの透明性は、米国特許第
2970116号明細書(参考文献とする)に記載さ
れているように、各固形石けんを通る光の透過
度を測定することによつて決定した。この方法
では、固形石けんを完全に暗い室中、電圧を変
えうる光源を取囲む円錐体の頂点に置く。円錐
体は頂部で約1.27cm(1/2インチ)の直径を有
し、光源の存在する面を囲む底部では約6.35cm
(2 1/2インチ)の直径を有する。円錐体の頂
点はランプの存在する面より約24.13cm(9 1/
2インチ)より上方にあり、ランプは220V、15
ワツトの澄明ガラス電球を有する顕微鏡用ラン
プである。電球にかかる電圧は、円錐体の頂点
からの光が厚さ2.75cmの固形石けんを通過して
光り、かろうじて認めうる円形画像を形成する
ように調節する。電球にかける電圧は、色と無
関係な透明性の尺度として使用される。即ち、
電圧が低い程、固形石けんはそれだけ透明であ
る。 固形石けんの起泡性は、ベルギー特許第
823776号明細書(参考文献とする)に記載され
ている方法で試験した。使用した試験では、試
験者は固形石けんを起泡させる場合に手袋をは
めず、生じた泡を任意の単位で相対的に等級を
つけた。試験を反復するため少なくとも4人の
試験者を必要とし、結果を関与した試験者の数
で平均する。起泡度が高い程、起泡性が良い。 結晶成長性は、固形石けんを種々の貯蔵及び
使用条件にさらした、固形石けんの表面及び内
部の肉眼による試験で試験した。特に、固形石
けんを下記の時点で観察した: (a) 周囲条件下で貯蔵後、 (b) 老化促進(50℃、相対湿度50%)の条件下
で貯蔵後、 (c) 反復使用し(1日4回1週間)、その後周
囲条件下で貯蔵後。 各試験での固形石けんの性能を下記の表にま
とめる。
【表】 この表は、固形石けん中にカリウム石けんを
含有させると、高度の透明性及び顕著な起泡性
という利点が生じるが、このようなカリウム石
けんの存在により固形石けんに不所望な結晶形
成が起ることを示す。また、トリエタノールア
ミンを含有させて、起泡性の利点を保有しなが
ら、結晶成長の問題を回避することができる
が、TEAを含有させると、石けんの透明性が
急激に低下することも判る。 B 前記の製造方法を使用し、下記の表に示した
ように電解質として塩化ナトリウム又は塩化カ
リウムを使用して、獣脂/ヤシ(65/35)脂肪
酸を水酸化ナトリウムと水酸化カリウムとの
50/50混合物で直接けん化することによつて固
形石けんを作つた。固形石けんは約15%〜18%
の水分を含んでいた。生成した固形石けんの透
明性及び結晶成長性を前記のように試験した。
【表】 これらの試験は、石けん組成物中に電解質を
配合することによつて透明性が明らかに増加す
ることを示す。しかし試験した常用の電解質が
存在すると、固形石けんに望ましくない結晶が
形成する。 C 前記の製造方法を利用して、獣脂/ヤシ
(80/20)ナトリウム石けん62.4%、カリウム
ヤシ石けん10.4%、グリセリン6.0%、及び下
記の表に示す付加的成分、表示した%の最終組
成を有する固形石けんを作つた。固形石けんは
約15%〜約18%の水分を含んでいた。次に、こ
れらの固形石けんを上記方法を使用して透明性
及び結晶成長性について試験した。
【表】 本発明の組成物(組成物15、16、17及び19)
は良好な透明性を有し、結晶を成長しないが、
従来の塩化ナトリウム及び塩化カリウム電解質
だけを利用した石けん組成物は好ましくない結
晶成長を示すことが判る。 組成物15、16、17又は19中の炭酸カリウム電
解質を全部又は一部、ギ酸ナトリウム、ギ酸カ
リウム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリウム、
クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、酢酸
ナトリウム、酢酸カリウム、酒石酸アンモニウ
ムカリウム、酢酸アンモニウム、炭酸アンモニ
ウム、ギ酸アンモニウム、クエン酸アンモニウ
ム、乳酸アンモニウム、重硫酸アンモニウム及
びこれらの成分の混合物によつて代えても、ほ
ぼ同様の結果が得られる。 例 2 本発明の固形石けん組成物の起泡性を、前記の
例1に記載した方法を使用して、文献に周知の塩
化ナトリウム及び塩化カリウム電解質を利用した
固形石けんの起泡性と比較した。 例1に記載した方法を使用して、獣脂/ヤシ
(80/20)ナトリウム石けん62.4%、カリウムヤ
シ石けん10.4%、グリセリン6.0%及び前記の量
の付加的成分を含む固形石けんを作つた。この固
形石けんを水道水(硬度=17グレン/ガロン)及
び蒸留水中での起泡性について試験した。この固
形石けんは約15%〜18%の水分を含んでいた。
【表】 例 3 下記の表に記載した組成物は、本発明の固形石
けんの種々の実施態様を例示するものである。こ
れらの固形石けん組成物は、本明細書に記載した
任意の従来法で製造することができ、特に前記の
例1に記載した方法を使用して製造することがで
きる。下記の塩化ナトリウムの代わりに塩化カリ
ウムのような他の常用の電解質を使用するか、又
は下記のヤシ脂肪酸の代わりに他の脂肪酸を使用
するか、又は下記の炭素カリウム若しくはクエン
酸カリウム電解質の全部或いは一部の代わりにギ
酸ナトリウム、ギ酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウム、クエン酸ナトリウム、酢酸
ナトリウム、酢酸カリウム、酒石酸アンモニウム
カリウム、酢酸アンモニウム、炭酸アンモニウ
ム、ギ酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、
乳酸アンモニウム、重硫酸アンモニウム又はこれ
らの化合物の混合物を使用しても、同様の組成物
を作ることができる。 下記の表において、A、B、C、D、E等と示
した成分は下記のものを表わす: A−獣脂脂肪酸ナトリウム(Sodium tallowate) B−ヤシ脂肪酸ナトリウム(Sodium cocoate) C−獣脂脂肪酸カリウム D−ヤシ脂肪酸カリウム E−塩化ナトリウム F−炭酸カリウム G−クエン酸カリウム H−ヤシ脂肪酸 I−グリセリン J−ポリアクリルアミド K−水 L−微量成分、例えば香料、着色料等。 次の表の中組成物番号30〜32は比較のためのも
のである。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本質的にカリウム石けん約4〜20%(石けん
    成分の残りはナトリウム、アンモニウム又はアル
    カノールアミン石けんを含む)、塩素陰イオン少
    なくとも約0.2%、水分約4%〜約25%、及び炭
    酸カリウム、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリウム、酒
    石酸ナトリウム、酒石酸カリウム、クエン酸ナト
    リウム、クエン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢
    酸カリウム、酒石酸アンモニウムカリウム、酢酸
    アンモニウム、炭酸アンモニウム、ギ酸アンモニ
    ウム、クエン酸アンモニウム、乳酸アンモニウ
    ム、重硫酸アンモニウム及びその混合物から成る
    群から選択した電解質約0.2%〜約5%からなる
    ことを特徴とする透明な固形石けん。 2 前記電解質を約0.5%〜約3%含む特許請求
    の範囲第1項記載の固形石けん。 3 前記電解質が、ギ酸カリウム、クエン酸カリ
    ウム、酢酸カリウム、酒石酸カリウム、ギ酸ナト
    リウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、
    酒石酸ナトリウム及びその混合物から成る群から
    選択されたものである特許請求の範囲第2項記載
    の固形石けん。 4 前記電解質がクエン酸カリウムである特許請
    求の範囲第3項記載の固形石けん。 5 ミル処理されそして少なくとも約70%のベー
    タ相材料を含む特許請求の範囲第1項記載の固形
    石けん。 6 付加的に約0.2%〜約10%のグリセリンを含
    む特許請求の範囲第1項記載の固形石けん。
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