JPH0144814B2 - - Google Patents

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JPH0144814B2
JPH0144814B2 JP56188667A JP18866781A JPH0144814B2 JP H0144814 B2 JPH0144814 B2 JP H0144814B2 JP 56188667 A JP56188667 A JP 56188667A JP 18866781 A JP18866781 A JP 18866781A JP H0144814 B2 JPH0144814 B2 JP H0144814B2
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JP
Japan
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yarn
weft
storage drum
yarn storage
speed
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JP56188667A
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English (en)
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JPS5891849A (ja
Inventor
Senji Mimura
Kazunori Yoshida
Susumu Kawabata
Junzo Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP56188667A priority Critical patent/JPS5891849A/ja
Priority to US06/444,062 priority patent/US4516611A/en
Priority to DE8282110842T priority patent/DE3270486D1/de
Priority to EP82110842A priority patent/EP0080692B1/en
Publication of JPS5891849A publication Critical patent/JPS5891849A/ja
Publication of JPH0144814B2 publication Critical patent/JPH0144814B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • D03D47/36Measuring and cutting the weft
    • D03D47/361Drum-type weft feeding devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無杼織機であるジエツトルームに用い
られるジエツトルーム用緯糸貯留装置に関する。
無杼織機であるジエツトルームでは緯糸を1回
の緯糸挿入に必要な長さだけ測長貯留し、空気、
液体等の流体の噴流で緯入れを間欠的に行うよう
になつている。
このジエツトルームに用いる従来の緯糸貯留装
置は固定した貯糸ドラムの外周へ緯糸を所定回数
巻き付けて測長し貯留するようになつており、こ
の貯留された緯糸が緯入れノズルの噴射空気流で
ドラムの軸方向に引き出されて経糸間へ挿入され
る構成である。
この場合緯入れノズルによつて急激にドラムの
軸方向へ引き出される緯糸はドラムの外周を旋回
しながら引き出されるのでバルーニング現象が生
じて緯糸へ遠心力が働く。この遠心力によつて緯
糸に作用する張力は緯入れの高速化を妨げ、高噴
射圧を必要すると共に糸切れを発生させる原因と
なる。
従来提案されている他の貯留装置としては、貯
糸ドラムが軸回りに回転してこの回転力で緯糸を
糸巻きから引き出して測長、貯留する構造があ
る。この貯留装置では貯糸ドラムが固定されてい
る従来の貯留装置よりは緯糸引き出し時の抵抗は
若干低下するが、貯糸ドラムは糸巻きから緯糸を
引き出すために回転されるので貯糸ドラム周速は
糸巻きからの緯糸引き出し速度と等しくなつてお
り、ドラム周速が小さいので依然として貯糸ドラ
ムからの緯糸引き出し時にバルーニングが生じ、
解除抵抗を充分小さくすることは不可能である。
さらに従来、織機回転数に同期して回転するフ
イードローラで測長した緯糸を、空気噴射を利用
してU字型に浮遊させ貯留する装置が提案されて
いるが、貯留中の緯糸の姿勢が安定せず、糸が絡
み合ういわゆるスナールが発生し織りきずの原因
となる。またこの貯留装置では織り幅が広くなる
と緯糸の解除抵抗が増加し、緯糸の安定貯留及び
広幅時の高速噴射と糸切れの防止には不適当であ
る。
本発明は上記事実を考慮し、貯糸ドラムからの
緯糸解除時のバルーニングを抑えると同時に緯糸
に運動エネルギを付与することによつて解除抵抗
を著しく少なくし、緯糸の糸切れを防止しつつ緯
糸噴射の高速化を可能とするジエツトルーム用緯
糸貯留装置を得ることが目的である。
本発明は糸巻きと緯入れノズルとの間に設けた
緯入れに必要な緯糸を貯留するためのジエツトル
ーム用緯糸貯留装置において、糸巻きからの緯糸
を周面へ貯留すると共に、緯糸が巻きほぐされる
方向と逆の方向に、糸が巻きほぐされるときに発
生する糸の回転を打ち消すように緯糸噴射速度に
近い周速に制御され連続的に回転する貯糸ドラム
と、この貯糸ドラムと同方向にかつ同軸的に回転
し、前記貯糸ドラムとの相対的な角速度差にもと
づいて糸巻きから糸を引き出して貯糸ドラムへ緯
糸を貯留する差動給糸装置と、を設けたことを特
徴としている。
このため本発明では緯入れ時に貯糸ドラムから
緯糸が巻きほぐされるが、貯糸ドラムが緯糸噴射
速度に近い周速で回転しているので、緯糸の貯糸
ドラムに沿つた回転が少ない。従つてこの回転に
伴う遠心力も小さい。一方、糸巻きから貯糸ドラ
ムへの緯糸貯留は差動給糸装置により、貯糸ドラ
ムとの相対的な角速度差に基いて行なわれ、糸巻
きからの緯糸引き出し時の張力増大を防止する。
以下本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図において本実施例に係る緯糸貯留装置1
0はブラケツト12を介して織機フレーム14へ
固定されており、糸巻き16から緯糸18を引出
して測長、貯留するようになつている。貯留され
た緯糸18は緯入れノズル20の噴射空気流によ
り間欠的に貯留装置10から引出されて図示しな
い経糸間へ矢印A方向に緯入れされるようになつ
ている。
一端がブラケツト12を介して織機フレーム1
4へ固着されるベアリングサポート22の先端部
には第2図に示される如く一対の軸受け24,2
6が同軸的に配置されており、これらの軸受け2
4,26へ中心軸28が軸支されている。この中
心軸28には軸受け24,26間にプーリー30
が固着されており、このプーリー30と図示しな
いモータ等の駆動装置との間には第1図に示され
る如くベルト32が掛け渡されて中心軸28が駆
動装置からの回転力を受けて回転するようになつ
ている。このベルト32は複数個の凹凸を有し、
これらの凹凸がプーリー30の外周へ刻設された
凹凸と噛み合うことによりその回転数が駆動装置
の回転数と同期されている。
中心軸28には軸受け26を介してプーリー3
0と反対側に歯車34が軸支されており、この歯
車34には貯糸ドラム36が固着されて歯車34
と共に中心軸28と同軸状になつている。この貯
糸ドラム36の外周には軸受け24,26に近い
側に平行円筒状部36Aが設けられて緯糸18が
連続的且つ一定速度で巻き掛けられるようになつ
ている。この平行円筒状部36Aの緯入れノズル
20側には段部36Bを介して円錐部36C及び
円錐部36Dが連続して形成されており、これら
の円錐部36C,36Dは緯入れノズル20に向
けて次第にその外径が小となつている。円錐部3
6Cは円錐部36Dよりも急な傾斜を有し、巻き
付けられる緯糸の重なりを防止するようになつて
おり、円錐部36Dは巻き取つた緯糸を貯留する
ようになつている。なお、円錐部36Dの平均直
径は平行円筒状部36Aの直径とほぼ同等になつ
ている。
貯糸ドラム36の外周には給糸アーム38が対
応している。すなわちこの給糸アーム38はその
基部が筒状部38Aとされており、中心軸28へ
半径方向に植設されて中心軸28の軸線上に穿設
された挿通孔40と連通している。この筒状部3
8Aは挿通孔40から緯糸18が挿入し、給糸ア
ーム38の先端部付近へと緯糸を案内するように
なつている。
給糸アーム38の先端部及びこの先端部から筒
状部38A寄りの部分には一対の糸道42,44
が設けられており、糸道44は筒状部38Aから
の緯糸を受け取つて折り返すようになつている。
糸道42は糸道44から出て貯糸ドラム36の平
行円筒状部36Aを巻回した糸を受け取つて折り
返すようになつており、折り返された緯糸は貯糸
ドラム36の円錐部36Cへ巻き掛けられるよう
になつている。
貯糸ドラム36は中心軸28の回転を遊星歯車
列を介して受け取つて中心軸28と同方向へ中心
軸28よりも速い速度で回転するようになつてい
る。この歯車列は中心軸28の外周へ刻設された
歯車46、この歯車46と噛み合うと共に中心軸
28から半径方向へ突出したレバー48へ軸支さ
れた歯車50、歯車50と同軸上に固着された歯
車52、レバー48へ軸支されて歯車52と噛み
合う方向転換用小歯車54、この小歯車54と噛
み合う前記歯車34とによつて遊星歯車機構が構
成されている。中心軸28の回転はこの遊星歯車
機構によつて増速され方向転換用小歯車54で回
転方向が逆転され貯糸ドラム36へ伝達され、こ
の貯糸ドラム36が中心軸28よりも、すなわち
給糸アーム38よりも速い回転数で中心軸28及
び給糸アーム38と同方向へ回転するようになつ
ている。
ここに貯糸ドラム36の回転方向は巻き付けら
れた緯糸を緯入れノズル20側へ巻き出す方向、
すなわち緯糸を緯入れノズル20側へ巻きほぐす
場合に貯糸ドラム36からの巻きほぐし部が貯糸
ドラム30の円周上を移動してバルーニング発生
の原因となるが、この巻きほぐし方向と逆の方向
(第3図矢印A方向)であり、これによつてバル
ーニングを打ち消すようになつている。
貯糸ドラム36には円錐部36Dの外周へ係止
ピン56が突出して貯留される緯糸が緯入れノズ
ル20方向へ引き出されるのを阻止するようにな
つている。この係止ピン56は貯糸ドラム36の
中空部に配置される基部が貯糸ドラム36へ固着
されたガイド58へ軸支されて貯糸ドラム36の
半径方向へ移動可能とされ、先端部が貯糸ドラム
36の外周へ出没可能となつている。この係止ピ
ン56にはガイド58との間に圧縮コイルばね6
0が介在されて先端部が貯糸ドラム36の内部へ
入り込む方向に付勢力を受けている。
係止ピン56の中心軸28に近い端部にはロー
ラ62が軸支されており、中心軸28へ回転自在
に軸支されたカム64と接触している。このカム
64は突部64A及び凹部64Bを有しており、
突部64Aがローラ62に対応すると係止ピン5
6を貯糸ドラム36の外周へ突出させて緯糸貯留
を可能とするが、ローラ62が凹部64Bへ接触
すると係止ピン56は圧縮コイルばね60の付勢
力で貯糸ドラム36内へ入り込んで貯留された緯
糸を緯入れノズル20方向へ引き出し可能とする
ようになつている。
このカム64には中心軸28と同軸的に歯車6
6が固着されており、貯糸ドラム36へ中心軸2
8と平行に軸支された小歯車68と噛合つてい
る。この小歯車68に固着された大歯車70は中
心軸28の外周へ固着された同軸的小歯車72と
噛み合つている。従つて歯車68,70は貯糸ド
ラム36の回転時に貯糸ドラム36と中心軸28
との相対回転力を受けて歯車66を回転させ係止
ピン56の出没を制御するようになつている。こ
の歯車列は緯入れノズル20の緯入れ時にカム6
4の凹部64Bをローラ62と対応させるように
歯車数が決定されている。
なお貯糸ドラム36と緯入れノズル20との間
には第1図に示される如く糸道74、グリツパ7
6が配置されており、糸道74は貯糸ドラム36
から引き出された緯糸をグリツパ76を介して緯
入れノズル20へ送るようになつている。グリツ
パ76は緯入れノズル20の緯入れ時に緯糸18
を開放し、緯入れが終了すると緯糸18を把持す
るようになつている。また貯糸ドラム36、給糸
アーム38を覆うカバー77がベアリングサポー
ト22へ固着されており、このカバー77の先端
部77Aは貯糸ドラム36の円錐部36Dへ接近
してバルーニング発生を防止する機能も有してい
る。
次に本実施例の作動を説明する。
図示しない駆動装置の駆動力を受けたベルト3
2はプーリー30を介して中心軸28を回転させ
るので、給糸アーム38は中心軸28と同回転で
回転する。一方貯糸ドラム36は差動歯車起構の
回転力を受けて中心軸28よりも速い回転数で給
糸アーム38と同方向に回転する。
これによつて給糸アーム38から引き出された
緯糸18は糸道44を通つて貯糸ドラム36の平
行円筒状部36Aへ数回巻き掛けられた後に糸道
42を通つて円錐部36C,36Dへ巻き掛けら
れる。この状態では緯入れノズル20は停止状態
にあり、貯糸ドラム36内のカム64は突部64
Aがローラ62に対応しているため係止ピン56
は貯糸ドラム36の外周へ突出しており、巻き付
けられた緯糸の引き出しを阻止している。
緯糸18が貯糸ドラム36へ所定量貯留される
とカム64の凹部64Bがローラ62へ対応する
ので係止ピン56は貯糸ドラム36内へ引き込ま
れ、貯留された緯糸18の引き出しを可能とす
る。これと同時にグリツパ76は緯糸中間部の把
持を解除し、緯入れノズル20が図示しない圧力
源からの空気を矢印A方向に噴射する。この空気
噴射力で緯糸18は貯糸ドラム36の円錐部36
Dから順次引き出されて既に用意されている図示
しない経糸の開口(杼口)へ挿入される。
この貯糸ドラム36からの緯糸引き出し時にも
貯糸ドラム36は緯糸18の巻きほぐし方向と逆
の方向へ連続的に回転しているので引き出される
緯糸18に生ずる遠心力は著しく小さく、従つて
緯糸の張力が低いため解除抵抗が小さくなり、緯
入れノズル20を高速で空気噴射させた場合にも
緯糸18が破断することはなく糸強力の低い糸も
使用可能となる。また同一噴射速度であれば緯入
れノズル20の噴射圧力を下げることができる。
緯入れが終了すると貯糸ドラム36内のカム6
4は再び突部64Aがローラ62に対応するので
係止ピン56は貯糸ドラム36の外周へ突出して
緯糸の引き出しを停止する。これによつて再び緯
糸の貯留が開始されるが、給糸アーム38は連続
的に貯糸ドラム36よりも遅い速度で回転してい
るので緯入れ時のインターバル間に緯入れに必要
なだけの長さを貯糸ドラム36の外周へ連続的に
巻き付けることができる。
次に貯糸ドラム36(平行円筒状部36A)の
周速と緯入れノズル20の緯入れ噴射速度との関
係について説明すると、第4図は緯入れノズル2
0の緯糸噴射速度vに対する貯糸ドラム36の周
速vDの割合vD/v(貯糸ドラム周速は0〜32m/
sの範囲で変化)に対する緯糸解除張力Tの関係
が示されている。緯糸張力Tは緯入れノズル20
と貯糸ドラム36(直径240mm)との間に張力計
を介して計測してある。(Ne=16′sの緯糸を使用)
これによれば速度比の増大に伴つて緯糸張力が減
少していることが判明し、本実施例では速度比が
45%以上(好ましくは50%以上)となつており、
緯糸張力が13g以下である。貯糸ドラムが回転し
ていた従来例においては、給糸アームが停止して
おり、貯糸ドラムの周速が糸巻きからの糸引き出
し速度と同一であつたために速度比vD/vは0.4
以下であり、張力は15g以上となつていた。
また織機タイミングを第5A図に従い説明する
と、本実施例では貯糸ドラムが緯入れノズル20
の噴射速度の45%以上の周速で回転するにもかか
わらず、給糸アーム38が差動歯車機構によつて
貯糸ドラム36よりも遅い速度で同方向へ回転す
るので貯糸ドラム36への緯糸過剰貯留を生ずる
ことなく、給糸アーム38を連続的に回転させる
ことができる。第5B図は従来例における差動給
糸装置を有しない貯糸ドラムを本実施例と同様に
緯入れノズルの噴射速度の45%以上の周速で回転
すると仮定した場合を示しており、差動給糸装置
を有しない貯糸ドラムの周速は糸巻きからの糸引
き出し速度と同一となるため貯糸ドラムへの緯糸
過剰貯留が生じ、貯糸ドラムを間欠的に回転させ
て緯糸貯留量を時間tだけ停止させる必要が生
じ、この結果糸切れの原因となる。
なお第5A、第5B図における織機噴射時間は
織機1回転の約3分の1(回転角120゜)の時間で
あり、その他の時間は経糸開口、おさ打ち等の時
間であり、この時間で緯糸の貯留が行われてい
る。
次に第6図乃至第8図には本発明の第2実施例
が示されている。この実施例では貯糸ドラム36
は給糸アーム38に近い側が平行部36E、緯入
れノズルに近い側が段部36Bを介した円錐部3
6Fとなつている。
また給糸アーム38の先端部には揺動軸78が
ナツト80で取り付けられており、この揺動軸7
8の先端部に固着された支持プレート82にはロ
ーラ84が軸支されて貯糸ドラム36の軸心と平
行とされると共に平行部36Eの外周と対応して
いる。揺動軸78と給糸アーム38との間にはね
じりコイルばね86が介在されてローラ84が貯
糸ドラム36の平行部36Eへ圧接するように揺
動軸78が付勢力を受けている。
支持プレート82にはローラ84と給糸アーム
38との間に糸道88が、この糸道88とローラ
84を介した反対側の支持プレート先端部には一
対の糸道90,92がそれぞれ取り付けられてい
る。糸道88は給糸アーム38から引き出された
緯糸18を方向転換してローラ84の軸心と直角
に屈曲させ緯糸をローラ84と給糸アーム38と
の間へ案内し、糸道90はローラ84と貯糸ドラ
ム36の間から送り出される緯糸を受けて給糸ア
ーム38の軸心とほぼ平行に屈曲させ、糸道92
は糸道90からの緯糸を貯糸ドラム36の円錐部
36Fへ巻き付ける方向へ案内するようになつて
いる。この糸道92から引き出された緯糸は円錐
部36Fへ巻き付けられて係止ピン56を経た後
に緯入れノズルへ至るようになつている。
その他の構成については前記第1実施例と同様
である。従つてこの実施例でも貯糸ドラム36は
糸巻きからの緯糸引き出し速度よりも速い周速で
回転して高速噴射を可能とすると共に給糸アーム
38が貯糸ドラム36よりも遅い速度で同方向に
回転するので貯留時の糸切れ及びもつれを防止で
きる。特にこの実施例では緯糸18がローラ84
と貯糸ドラム36の間に挾持されながら貯糸ドラ
ム36の外周へ巻き付けられるので貯留時の緯糸
もつれを確実に防止すると共に測長が確実とな
る。
次に第9図には本発明の第3実施例が示されて
いる。この実施例ではベアリングサポート22へ
中空軸94が軸支されており、さらにこの中空軸
94内へ同軸的に中心軸28が軸支されている。
中空軸94には貯糸ドラム36が固着されて中
空軸94と一体的に回転するようになつている
が、貯糸ドラム36の外周は緯入れノズル20
(第9図右方向)に向けて次第に直径が増大する
テーパー形状となつている。
中空軸94の貯糸ドラム36と反対側の端部は
プーリ96を構成しており、図示しないモータ等
の駆動装置との間にベルトが掛け渡されて駆動力
を受けるようになつている。またこのプーリ96
部分から突出した中心軸28の一端にもプーリ9
8が固着されて図示しない駆動装置からの駆動力
を受けるようになつている。
中心軸28の他端は貯糸ドラム36を貫通して
おり、この貫通部に給糸アームを兼用する円板1
00が固着されている。この円板100の外周に
は貯糸ドラム36のテーパー外周部を被う筒部1
02が延長されている。円板100及び筒部10
2には円孔104が穿設されて中心軸28の挿通
孔40と連通し糸巻きからの緯糸を貯糸ドラム3
6の外周へ案内するようになつている。
貯糸ドラム36は第1実施例と同様に係止ピン
56を有しており、巻き付けられた緯糸を貯留
し、緯入れ時に貯糸ドラム36内へ入り込んで緯
糸の引き出しを可能としている。貯糸ドラム36
から引き出された緯糸は筒部102を迂回して緯
入れノズル方向へ引き出される構成である。
この実施例では変速装置を有していないので、
プーリ96,98へは既に変速した後の回転、又
は異なる駆動装置からの異なる回転力を直接与え
て貯糸ドラム36及び円板100を回転する必要
がある。この実施例においても貯糸ドラム36と
円板100の回転速度は前記各実施例と同様であ
り、同様に緯糸の高速噴射を可能にすると共に連
続回転によつて貯留時の緯糸切れを防止してい
る。
またこの実施例では給糸アームが貯糸ドラム3
6よりも緯入れノズル20側に設けられる構造の
緯糸貯留装置へ本発明を適用する場合に最適であ
り、テーパ形状は第1実施例と逆向きであり緯糸
の重なりを防止している。特にこの実施例では緯
糸を第1実施例と異なり緯入れノズル側から巻き
付ける場合に、緯糸を中心軸の軸心を貫通した後
に半径方向へ導き出して貯糸ドラムの外周へ巻き
付けているので中心軸28と中空軸94へ共に動
力伝達が可能となつている。すなわち緯糸を前記
第1実施例と同様な貯糸ドラム36の糸巻き側
(第9図左方向)に固着された給糸アームを通し
て貯糸ドラム36へ巻き付けると給糸アーム及び
給糸アームから貯糸ドラム外周へ巻き付けられる
緯糸が中心軸回りに回転するため貯糸ドラム36
への動力伝達が不可能となる不具合を解消してい
る。
次に第10,11図には本発明の第4実施例が
示されている。この実施例では貯糸ドラムの内周
面へ緯糸を貯留するようになつている。
すなわち貯糸ドラム36は第10図に示される
如く緯入れノズル(第10図右方向)に向けて次
第に内径の増大した円周円錐部36Gを有してお
り、貯糸ドラム36から緯入れノズル方向に向け
て突出した中空軸部106がベアリングサポート
22へ軸支されている。このベアリングサポート
22を貫通した中空軸部106の端部にはプーリ
96が固着されて駆動力を受けるようになつてい
る。
ベアリングサポート22より糸巻き側(第10
図左方向)へ所定間隔離間して配置されると共に
一部がこのベアリングサポート22へ固着された
ベアリングサポート22Aへは給糸アーム38が
軸支されて貯糸ドラム36と同軸上となつてい
る。この給糸アーム38にはプーリ98が固着さ
れて駆動力を受けるようになつており、また反対
側の端部には前記第2実施例(第6図から第8
図)と同様に支持プレート82、ローラ84が取
り付けられている。このローラ84はその軸心が
貯糸ドラム36の円錐部36Gの傾斜とほぼ平行
となつている。従つてこの実施例では給糸アーム
38からの緯糸をローラ84と内周円錐部36G
との間へ挾持させるようになつており、挾持前後
の緯糸が糸道108,110で案内されるように
なつている。
この実施例では係止ピンに代えて緯入れノズル
との間に設けられるグリツパ(第1図符号76参
照)を用いて緯糸の引き出しを制御するようにな
つており、前記各実施例に示した貯糸ドラム内の
カム、ピン等が不用となり構造が簡単となつてい
る。
この実施例においても貯糸ドラム36と給糸ア
ーム38の回転数は前記各実施例と同様とされて
いる。従つて給糸アーム38から引き出される緯
糸18はローラ84と円錐部36Gとの間に挾持
され、給糸アーム38と貯糸ドラム36との回転
差によつて糸道110の方向へ引き出される。引
き出された緯糸18は遠心力で円錐部36Gへ押
し付けられて貯留される。この貯留された緯糸は
さらに遠心力で内周面上を滑つて内径の大きな方
向、すなわち緯入れノズル方向へ順次移動して緯
糸の重なりが防止されると共に緯糸の高速噴射が
可能で糸切れが解消される。
この実施例では遠心力を利用して貯糸ドラム内
周へ緯糸を貯留するので緯糸に無理な外力が作用
せず貯留時における糸切れをさらに確実に防止す
ることができる。
次に第12,13図には本発明の第5実施例が
示されており、前記第1実施例の係止ピン56に
代えて旋回空気流で緯糸18の貯糸ドラム36か
らの巻き出しを制御するようになつている。
すなわち前記第1実施例の貯糸ドラム36の緯
入れノズルに近い端部に円錐部36Dよりも小形
の平行部36Hが形成されており、カバー73へ
固着されるフード122との間に断面が矩形でド
ラム軸心回りにリング状となる空気室124を形
成している。この空気室124には第13図に示
される如く送風機126が連通されており、送風
機126から空気室124へ貯糸ドラム36の回
転方向へ空気流が送られるようになつている。
(矢印C参照)。この空気流は空気室124内を旋
回するが、その速度は貯糸ドラム36の周速より
も大きくなつている。貯糸ドラム36と給糸アー
ム36の速度関係については前記各実施例と同様
である。
従つてこの実施例では前記各実施例と同様に緯
糸の高速噴射、糸切れ防止を達成するほか、空気
室124内の空気流がドラム外周へ貯留された緯
糸の巻き出しを阻止しており、緯入れノズルの噴
射時にのみこの噴射力で緯糸が貯糸ドラムの外周
から引き出されるので第1実施例における係止ピ
ン56及びカム等の駆動機構及びそのタイミング
調整が不用となつている。なお引き出された緯糸
はフード122の先端部と貯糸ドラム平行部36
Hの先端部との間の隙間128を通つて図示しな
い緯入れノズル方向へ引き出されるようになつて
いる。
次に第14図には本発明の第6実施例が示され
ている。この実施例では前記第1実施例の貯糸ド
ラム36の緯入れノズル側に緯糸把持板130が
対応しており、この緯糸把持板130が貯糸ドラ
ム36の円錐部36Dと接離して巻き付けられた
緯糸の巻き出しを制御するようになつている。
詳述するとこの緯糸把持板130は貯糸ドラム
36の軸心と同軸上に配置される移動軸132へ
軸受け134を介して軸支されて回転自在となつ
ており、移動軸132が支持ブラケツト136へ
支持されて軸方向へ、すなわち貯糸ドラム36の
軸心上を貯糸ドラム36へ接離する方向に移動可
能となつている。この支持ブラケツト136は図
示しない織機フレームへ固着されるベアリングサ
ポート22へ取り付けられている。
支持ブラケツト136を貫通した移動軸132
の端部にはピン138が固着されており、支持ブ
ラケツト136へ軸支されるカムフオロアー14
0の一端に形成されるフオーク部へ挿入されてい
る。このカムフオロアー140の他端には従動ロ
ーラ142が軸支されてカム144と対応してい
る。このカムフオロアー140は移動軸132と
支持ブラケツト136との間に介在される圧縮コ
イルばね146の付勢力でカム144の外周へ接
触している。カム144は織機タイミングと同期
されており、緯入れ時にその凹部が従動ローラ1
42と対応して緯糸把持板130を貯糸ドラム3
6から離間して緯糸の引き出しを可能とし、貯留
時にはその突部が従動ローラ142を押し上げて
緯糸把持板130を貯糸ドラム36の外周へ当接
することにより緯糸18を貯糸ドラム36の外周
へ貯留するようになつている。
貯糸ドラム36の外周端部と緯糸把持板130
の内周との間にはそれぞれ永久磁石148,15
0が埋め込まれており、これらの永久磁石の吸引
力で緯糸把持板130が高速で回転する貯糸ドラ
ム36に追従して回転するようになつている。ま
たこの永久磁石に代えて特別の駆動力を緯糸把持
板130へ伝達させることも可能である。
なお貯糸ドラム36から引き出された緯糸は移
動軸132の軸心部に穿設される中空孔152を
通つて図示しない緯入れノズル方向へ移動するよ
うになつている。
この実施例においても貯糸ドラム36と給糸ア
ーム38の回転速度は第1実施例と同様であり、
給糸アーム38は糸切れを生ずることなく緯糸1
8を貯糸ドラム36の外周へ巻き付けることがで
き、貯留時にはカム144が従動ローラ142を
押し上げているので緯糸把持板130が貯糸ドラ
ム36の外周へ接触して緯糸18を挾持し緯糸の
貯留を可能とする。緯入れ時には緯糸把持板13
0が貯糸ドラム36の外周と離間すると共に図示
しない緯入れノズルの噴射圧力で緯糸18が貯糸
ドラム36から引き出されて経糸間へと送り込ま
れる。
従つてこの実施例でも貯糸ドラム36は緯糸の
高速噴射を可能とし、且つ糸切れを防止している
が、特に貯糸ドラムからの緯糸引き出しを緯糸把
持板130の軸方向移動で制御しているので、第
1実施例で開示された貯糸ドラム内のカム装置等
を省略して高速回転するドラムの構造を簡単にす
ることができる効果を有する。なお、緯糸把持板
130は貯糸ドラム36の回転を伝えて、貯糸ド
ラムと同一回転させてもよい。
次に第15,16図には本発明の第7実施例が
示されている。この実施例における給糸アーム3
8、中心軸28の回転は第1実施例と同様である
が貯糸ドラム36は中心軸28の外周へ自由に回
転可能に支持されており中心軸28との間に歯車
変速機構が設けられていない。この貯糸ドラム3
6の外周には永久磁石154が埋設されており、
カバー73へ固着される前記第5実施例と同様の
フード156には電磁石158が埋設されて永久
磁石154と対応している。この電磁石158へ
通電することにより電磁石158が永久磁石15
4との間に磁力を生じてモータを形成し貯糸ドラ
ム36がこのモータの駆動力で中心軸28回りに
回転するようになつている。
この実施例においても前記第5実施例と同様に
フード156と貯糸ドラム36との間には空気室
124が設けられて図示しない送風機からの旋回
気流で貯留した緯糸の巻き出しを制御するように
なつている。
なお電磁石158と永久磁石154との間には
若干の隙間が形成されて緯糸が通過可能となつて
いる。
この実施例でも電磁石158への通電量は貯糸
ドラム36が給糸アーム38の回転よりも早い周
速で回転するよう調整されており、前記各実施例
と同様な緯糸の高送噴射及び糸切れを防止してい
る。特にこの実施例では貯糸ドラムが永久磁石1
54と電磁石158との組み合わせで駆動される
ので前記第1実施例に示される歯車列が不用であ
り、構造が簡単になると共に、電磁石158への
通電量を変更して貯糸ドラムの回転数を容易に変
更可能であるため織り幅の変更が簡単である。
本発明は上記各実施例を互いに組み合わせて構
成することも可能であり、また貯糸ドラムの回転
速度を所望の回転速度に維持すると共に貯糸ドラ
ムへ糸巻きからの緯糸引き出し速度で緯糸を貯留
する差動給糸装置を有する構成であればその他の
各種の変形例が適用可能である。
以上説明した如く本発明は糸巻きと緯入れノズ
ルとの間に設けた緯入れに必要な緯糸を貯留する
ためのジエツトルーム用緯糸貯留装置において、
糸巻きからの緯糸を周面へ貯留すると共に、緯糸
が巻きほぐされる方向と逆の方向に、糸が巻きほ
ぐされるときに発生する糸の回転を打ち消すよう
に緯糸噴射速度に近い周速に制御され連続的に回
転する貯糸ドラムと、この貯糸ドラムと同方向に
かつ同軸的に回転し、前記貯糸ドラムとの相対的
な角速度差にもとづいて糸巻きから糸を引き出し
て貯糸ドラムへ緯糸を貯留する差動給糸装置と、
を設けたことを特徴とするので、緯糸を高速で噴
射しつつ糸切れを解消できる優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るジエツトルーム用緯糸貯
留装置の第1実施例を示す正面図、第2図は貯糸
ドラム及び給糸アームの関連を示す縦断面図、第
3図は第2図の側面図、第4図は緯入れノズルに
よる緯糸噴射速度と貯糸ドラム周速の速度比に対
する緯糸張力の関係を示す線図、第5A図は本実
施例に係る織機タイミングを時間と糸長との関係
で示す線図、第5B図は従来の貯留装置を改良し
た場合の織機タイミングを示す線図、第6図は本
発明の第2実施例を示す第2図に相当する要部拡
大図、第7図は第6図右側面図(但しカバーの一
部を省略してある)、第8図は第6図の一部破断
平面図、第9図は本発明の第3実施例を示す第2
図に相当する断面図、第10図は本発明の第4実
施例を示す第2図に相当する断面図、第11図は
第10図の左側面図、第12図は本発明の第5実
施例を示す第2図に相当する断面図、第13図は
第12図の右側面図、第14図は本発明の第6実
施例を示す第2図に相当する断面図、第15図は
本発明の第7実施例を示す第2図に相当する断面
図、第16図は第15図−線断面図であ
る。 10……緯糸貯留装置、16……糸巻き、18
……緯糸、20……緯入れノズル、28……中心
軸、34……歯車、36……貯糸ドラム、38…
…給糸アーム、46……歯車、48……レバー、
50,52……歯車、56……係止ピン、64…
…カム、84……ローラ、94……中空軸、10
0……円板、106……中空軸部、122……フ
ード、124……空気室、126……送風機、1
30……緯糸把持板、154……永久磁石、15
8……電磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 糸巻きと緯入れノズルとの間に設けた緯入れ
    に必要な緯糸を貯留するためのジエツトルーム用
    緯糸貯留装置において、糸巻きからの緯糸を周面
    へ貯留すると共に、緯糸が巻きほぐされる方向と
    逆の方向に、糸が巻きほぐされるときに発生する
    糸の回転を打ち消すように緯糸噴射速度に近い周
    速に制御され連続的に回転する貯糸ドラムと、こ
    の貯糸ドラムと同方向にかつ同軸的に回転し、前
    記貯糸ドラムとの相対的な角速度差にもとづいて
    糸巻きから糸を引き出して貯糸ドラムへ緯糸を貯
    留する差動給糸装置と、を設けたジエツトルーム
    用緯糸貯留装置。 2 前記緯糸ドラムは緯入れノズルによる緯糸噴
    射速度の45%以上の周速で回転することを特徴と
    した前記特許請求の範囲第1項に記載のジエツト
    ルーム用緯糸貯留装置。 3 前記差動給糸装置は貯糸ドラムと同方向へこ
    の貯糸ドラムよりも遅い回転数で回転される給糸
    アームを備えて貯糸ドラムへ糸巻きからの緯糸引
    き出し速度で緯糸を貯留することを特徴とした前
    記特許請求の範囲第1項に記載のジエツトルーム
    用緯糸貯留装置。
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