JPH0144915B2 - - Google Patents
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- JPH0144915B2 JPH0144915B2 JP10516683A JP10516683A JPH0144915B2 JP H0144915 B2 JPH0144915 B2 JP H0144915B2 JP 10516683 A JP10516683 A JP 10516683A JP 10516683 A JP10516683 A JP 10516683A JP H0144915 B2 JPH0144915 B2 JP H0144915B2
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- oil
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- sealing device
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Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動車空調用圧縮機などに用いられる
開放形気体圧縮機に関するもので、特にその軸封
装置のシール性能と耐久性の改善に関するもので
ある。
開放形気体圧縮機に関するもので、特にその軸封
装置のシール性能と耐久性の改善に関するもので
ある。
従来の構成とその問題点
従来、自動車空調用圧縮機などに用いられてい
る差圧給油方式の開放形冷媒圧縮機について、例
えば、特開昭51−133811号公報、特開昭55−
78190号公報、実開昭56−109686号公報などで
種々の提案がなされている。しかし、このような
提案も含めて従来の第1図に示すような、摺動各
部への給油を圧縮機本体内の高圧側と低圧と低圧
側との差圧を利用して行う。いわゆる差圧給油方
式のローリングピストン・ロータリ圧縮機におい
ては、軸封装置の気密摺動面の油膜確保に関して
充分な配慮がなされていない。すなわち、高圧側
の油溜14と低圧側の軸封装置空間26とを、油
吸込通路11、スラストベアリング5の隙間、ニ
ードルベアリング4,4aの隙間を介して連通
し、さらに、軸封装置空間26と吸入冷媒ガス通
路27とをバイパス通路28aを介して連通する
給油通路を形成していた。
る差圧給油方式の開放形冷媒圧縮機について、例
えば、特開昭51−133811号公報、特開昭55−
78190号公報、実開昭56−109686号公報などで
種々の提案がなされている。しかし、このような
提案も含めて従来の第1図に示すような、摺動各
部への給油を圧縮機本体内の高圧側と低圧と低圧
側との差圧を利用して行う。いわゆる差圧給油方
式のローリングピストン・ロータリ圧縮機におい
ては、軸封装置の気密摺動面の油膜確保に関して
充分な配慮がなされていない。すなわち、高圧側
の油溜14と低圧側の軸封装置空間26とを、油
吸込通路11、スラストベアリング5の隙間、ニ
ードルベアリング4,4aの隙間を介して連通
し、さらに、軸封装置空間26と吸入冷媒ガス通
路27とをバイパス通路28aを介して連通する
給油通路を形成していた。
また、軸封装置22から冷凍機油、冷媒ガスも
れ量を少なくするために、油溜14と軸封装置空
間26との間の給油通路途中に減圧装置15(例
えばオイルシールのようなもの)を駆動軸8bと
フロントプレート2aに取りつけて軸封装置空間
26を低圧雰囲気にする工夫がなされていた。
れ量を少なくするために、油溜14と軸封装置空
間26との間の給油通路途中に減圧装置15(例
えばオイルシールのようなもの)を駆動軸8bと
フロントプレート2aに取りつけて軸封装置空間
26を低圧雰囲気にする工夫がなされていた。
しかし、このような給油通路の構成だけでは、
圧縮機起動初期の数分間は吐出圧力が適値に達し
ないため。油溜14からの給油は減圧装置15ま
でしか達せず減圧装置15より下流側の軸封装置
空間26などへの給油がなされていない。また、
逆に、減圧装置15の減圧能力を小さくすると、
通常運転時は軸封装置空間26への給油が過大に
なり軸封装置空間26の圧力が高くなり冷凍機
油、冷媒ガスの漏洩が多くなる問題があつた。ま
た、最も重要な問題は、圧縮機停止後の軸封装置
空間26の圧力と軸封装置22からの冷媒もれ量
との関係を第2図(横軸が圧縮機停止後の経過時
間、縦軸が雰囲気圧力と冷媒もれ量)に示すと、
軸封装置空間26は冷凍サイクルの圧力バランス
によりバイパス通路28aを経て冷媒ガスが流入
し高圧と低圧の中間圧力になり、その後、冷媒ガ
スが冷却されて漸次、圧力が低下するが、軸封装
置空間26内の冷凍機油がバイパス通路28aを
経て吸入冷媒ガス通路27へ流出し、残留油が少
なくなるため軸封装置22の摺動面の油膜形成が
漸次欠落し、冷媒もれ量が圧縮機運転時に比べ激
増するという難点があり、特に、自動車空調用圧
縮機のように圧縮機停止中に原動機から振動が伝
わる場合などは、さらに冷媒もれ量が増加する欠
点があつた。
圧縮機起動初期の数分間は吐出圧力が適値に達し
ないため。油溜14からの給油は減圧装置15ま
でしか達せず減圧装置15より下流側の軸封装置
空間26などへの給油がなされていない。また、
逆に、減圧装置15の減圧能力を小さくすると、
通常運転時は軸封装置空間26への給油が過大に
なり軸封装置空間26の圧力が高くなり冷凍機
油、冷媒ガスの漏洩が多くなる問題があつた。ま
た、最も重要な問題は、圧縮機停止後の軸封装置
空間26の圧力と軸封装置22からの冷媒もれ量
との関係を第2図(横軸が圧縮機停止後の経過時
間、縦軸が雰囲気圧力と冷媒もれ量)に示すと、
軸封装置空間26は冷凍サイクルの圧力バランス
によりバイパス通路28aを経て冷媒ガスが流入
し高圧と低圧の中間圧力になり、その後、冷媒ガ
スが冷却されて漸次、圧力が低下するが、軸封装
置空間26内の冷凍機油がバイパス通路28aを
経て吸入冷媒ガス通路27へ流出し、残留油が少
なくなるため軸封装置22の摺動面の油膜形成が
漸次欠落し、冷媒もれ量が圧縮機運転時に比べ激
増するという難点があり、特に、自動車空調用圧
縮機のように圧縮機停止中に原動機から振動が伝
わる場合などは、さらに冷媒もれ量が増加する欠
点があつた。
発明の目的
本発明は、特に、圧縮機停止時の軸封装置の油
膜切れをなくし軸封装置のシール性能、耐久性を
改善するものである。
膜切れをなくし軸封装置のシール性能、耐久性を
改善するものである。
発明の構成
そのための構成として、本発明は、圧縮機本体
内の気体と潤滑油の気密確保のための軸封装置
と、吐出側の油溜から軸封装置空間に給油すべき
減圧装置を備えた給油通路と、前記軸封装置空間
から前記圧縮機本体の吸入気体通路へ連通するバ
イパス通路を設け、前記給油通路の上流側には圧
縮の駆動軸により駆動される通路を有した回転体
の回転時のみ間欠給油し、圧縮機本体停止時は前
記駆動軸がその停止角度を規制されることにより
前記回転体が前記給油通路を遮断する給油装置を
備え、前記バイパス通路には前記軸封装置空間か
ら前記吸入気体通路への一方向にのみ設定差圧以
上時に連通する逆止弁装置を設けたものである。
内の気体と潤滑油の気密確保のための軸封装置
と、吐出側の油溜から軸封装置空間に給油すべき
減圧装置を備えた給油通路と、前記軸封装置空間
から前記圧縮機本体の吸入気体通路へ連通するバ
イパス通路を設け、前記給油通路の上流側には圧
縮の駆動軸により駆動される通路を有した回転体
の回転時のみ間欠給油し、圧縮機本体停止時は前
記駆動軸がその停止角度を規制されることにより
前記回転体が前記給油通路を遮断する給油装置を
備え、前記バイパス通路には前記軸封装置空間か
ら前記吸入気体通路への一方向にのみ設定差圧以
上時に連通する逆止弁装置を設けたものである。
実施例の説明
以下本発明をその一実施例を示す第3図、第4
図および第5図を参考に説明する。
図および第5図を参考に説明する。
この実施例は開放形ローリングピストン、ロー
タリ冷媒圧縮機を示し、シリンダブロツク1の両
端にはフロントプレート2とリアプレート3が配
置され、アプレート3にはニートルベアリング4
とスラストベアリング5が装着され、その端部に
は固定通路6を有するスラストベアリング押え板
7、駆動軸8によつて駆動せられ固定通路6と間
欠的に連通する回転通路9を有した回転体10、
狭細な油吸込通路11を有するオイルケース12
が配置されている。圧縮機の底部は吐出空間13
に通じた油溜14である。また、フロントプレー
ト2にはニードルベアリング4aと簡易型の軸封
装置(例えばオイルシールのようなもの)からな
る減圧装置15が装着されている。そして、ニー
ドルベアリング4,4aとスラストベアリング5
に支えられた駆動軸8の偏心部8aには、シリン
ダ16の内部で回転するピストン17が遊嵌合
し、仕切ベーン18がピストン17に常時接触す
るようにバネ19によつて押接されている。リア
プレート3には吐出弁装置(図示せず)が取付ら
れ吐出カバー20がそれを覆つている。さらに、
フロントプレート2には外筒21が溶接固定され
圧縮機能部品を包囲して吐出空間13を形成して
いる。また、動力駆動側のフロントプレート2の
端部には軸封装置22と電磁クラツチ23の本体
部分24が取付られ、駆動軸8の動力伝達側端部
には電磁クラツチ23のアマチユア部分25が取
付られている。軸封装置22の軸封装置空間26
とシリンダ16に隣接する吸入冷媒ガス通路27
とはバイパス通路28により連通している。バイ
パス通路28には、第5図のように、絞り通路A
29aを有する弁体30を装着し、この弁体30
と絞り通路B29bとの間に鋼球31を装着し、
弁座A32aと鋼球31とが密着した場合のみシ
ールが可能で弁座B32bと鋼球31との間では
密着シールが不能な逆止弁33が装着されてい
る。また、油溜14と吸入冷媒ガス通路27と
は、仕切ベーン18がシリンダ側に対して最も後
退する位置に来るような駆動軸8の回転角度にの
み固定通路6と開閉通路9が連通して軸受・摺動
各部の隙間を経由する給油装置34により連通し
ている。
タリ冷媒圧縮機を示し、シリンダブロツク1の両
端にはフロントプレート2とリアプレート3が配
置され、アプレート3にはニートルベアリング4
とスラストベアリング5が装着され、その端部に
は固定通路6を有するスラストベアリング押え板
7、駆動軸8によつて駆動せられ固定通路6と間
欠的に連通する回転通路9を有した回転体10、
狭細な油吸込通路11を有するオイルケース12
が配置されている。圧縮機の底部は吐出空間13
に通じた油溜14である。また、フロントプレー
ト2にはニードルベアリング4aと簡易型の軸封
装置(例えばオイルシールのようなもの)からな
る減圧装置15が装着されている。そして、ニー
ドルベアリング4,4aとスラストベアリング5
に支えられた駆動軸8の偏心部8aには、シリン
ダ16の内部で回転するピストン17が遊嵌合
し、仕切ベーン18がピストン17に常時接触す
るようにバネ19によつて押接されている。リア
プレート3には吐出弁装置(図示せず)が取付ら
れ吐出カバー20がそれを覆つている。さらに、
フロントプレート2には外筒21が溶接固定され
圧縮機能部品を包囲して吐出空間13を形成して
いる。また、動力駆動側のフロントプレート2の
端部には軸封装置22と電磁クラツチ23の本体
部分24が取付られ、駆動軸8の動力伝達側端部
には電磁クラツチ23のアマチユア部分25が取
付られている。軸封装置22の軸封装置空間26
とシリンダ16に隣接する吸入冷媒ガス通路27
とはバイパス通路28により連通している。バイ
パス通路28には、第5図のように、絞り通路A
29aを有する弁体30を装着し、この弁体30
と絞り通路B29bとの間に鋼球31を装着し、
弁座A32aと鋼球31とが密着した場合のみシ
ールが可能で弁座B32bと鋼球31との間では
密着シールが不能な逆止弁33が装着されてい
る。また、油溜14と吸入冷媒ガス通路27と
は、仕切ベーン18がシリンダ側に対して最も後
退する位置に来るような駆動軸8の回転角度にの
み固定通路6と開閉通路9が連通して軸受・摺動
各部の隙間を経由する給油装置34により連通し
ている。
このような構成において、電磁クラツチ23に
通電後、アマチユア部分25が本体部分24に吸
着され、原動機(図示なし)から動力が伝達され
て駆動軸8が回転し冷媒ガスの圧縮を始めると、
吐出空間13の圧力が上昇し吸入冷媒ガス通路2
7の圧力が低下して両者の間に差圧が生じる。そ
して、油溜14の冷凍機油は油吸込通路11、固
定通路6、スラストベアリング5の隙間、ニード
ルベアリング4の隙間、ピストン17の内側と駆
動軸8の偏心部8aの隙間、ニードルベアリング
4aの隙間、軸封装置空間26、バイパス通路2
8を経て吸入冷媒ガス通路27およびシリンダ1
6に流入する。冷凍機油はこの給油経路途中にて
摺動各部を潤滑する。
通電後、アマチユア部分25が本体部分24に吸
着され、原動機(図示なし)から動力が伝達され
て駆動軸8が回転し冷媒ガスの圧縮を始めると、
吐出空間13の圧力が上昇し吸入冷媒ガス通路2
7の圧力が低下して両者の間に差圧が生じる。そ
して、油溜14の冷凍機油は油吸込通路11、固
定通路6、スラストベアリング5の隙間、ニード
ルベアリング4の隙間、ピストン17の内側と駆
動軸8の偏心部8aの隙間、ニードルベアリング
4aの隙間、軸封装置空間26、バイパス通路2
8を経て吸入冷媒ガス通路27およびシリンダ1
6に流入する。冷凍機油はこの給油経路途中にて
摺動各部を潤滑する。
通常運転時の油溜14から吸入冷媒ガス通路2
7までの給油通路34の圧力状態は、吐出圧力か
ら吸入圧力までに順次減圧して分布する。すなわ
ち、油溜14から流入した冷媒ガスを含んだ冷凍
機油は狭細な油吸込通路11を通過する時に一次
減圧され、駆動軸8の回転により間欠給油される
回転通路9と固定通路6との間を通過する時に二
次減圧され、簡易型軸封装置の減圧装置15を通
過する時に三次減圧され、バイパス通路28を通
過する時に最終減圧されている。そして、固定通
路6と簡易型軸封装置の減圧装置15との間の給
油通路34の圧力は吐出圧力と吸入圧力との中間
圧力にまで減圧しており、軸封装置空間26の圧
力は吸入圧力に近い状態まで減圧している。
7までの給油通路34の圧力状態は、吐出圧力か
ら吸入圧力までに順次減圧して分布する。すなわ
ち、油溜14から流入した冷媒ガスを含んだ冷凍
機油は狭細な油吸込通路11を通過する時に一次
減圧され、駆動軸8の回転により間欠給油される
回転通路9と固定通路6との間を通過する時に二
次減圧され、簡易型軸封装置の減圧装置15を通
過する時に三次減圧され、バイパス通路28を通
過する時に最終減圧されている。そして、固定通
路6と簡易型軸封装置の減圧装置15との間の給
油通路34の圧力は吐出圧力と吸入圧力との中間
圧力にまで減圧しており、軸封装置空間26の圧
力は吸入圧力に近い状態まで減圧している。
また、電磁クラツチ23の通電が断たれて圧縮
機が停止すると、駆動軸8は仕切ベーン18をピ
ストン17に押接するバネ力と仕切ベーン18の
背端面に作用する圧力荷重との合成荷重が働き、
ピストン17と仕切ベーン18との間の偏心カム
機構の作用により、ピストン17の上死点角度と
吸入開始点角度との間の角度(この角度範囲のシ
リンダ内空間はピストン17が逆回転する察、圧
縮空間に変化する)以外の回転角度で停止する。
そして、固定通路6と回転通路9とは連通しない
状態を保つ。また、冷凍サイクルの圧力バランス
が進行して吸入冷媒ガス通路27は昇圧し、冷媒
ガスがバイパス通路28を経て軸封装置空間26
に流入しようとするが逆止弁33の働きにより吸
入冷媒ガス通路27から軸封装置空間26への連
絡が断たれる。一方、簡易型軸封装置の減圧装置
15から固定通路6までの給油通路34に閉じ込
められた冷媒ガスを含んだ冷凍機油は簡易型軸封
装置の減圧装置15によつて減圧されながら漸
次、軸封装置空間26へほぼ圧力バランスするま
で流入する。そして、軸封装置空間26は冷凍機
油で充満し、冷凍サイクルの中で最も低い圧力を
保持する。
機が停止すると、駆動軸8は仕切ベーン18をピ
ストン17に押接するバネ力と仕切ベーン18の
背端面に作用する圧力荷重との合成荷重が働き、
ピストン17と仕切ベーン18との間の偏心カム
機構の作用により、ピストン17の上死点角度と
吸入開始点角度との間の角度(この角度範囲のシ
リンダ内空間はピストン17が逆回転する察、圧
縮空間に変化する)以外の回転角度で停止する。
そして、固定通路6と回転通路9とは連通しない
状態を保つ。また、冷凍サイクルの圧力バランス
が進行して吸入冷媒ガス通路27は昇圧し、冷媒
ガスがバイパス通路28を経て軸封装置空間26
に流入しようとするが逆止弁33の働きにより吸
入冷媒ガス通路27から軸封装置空間26への連
絡が断たれる。一方、簡易型軸封装置の減圧装置
15から固定通路6までの給油通路34に閉じ込
められた冷媒ガスを含んだ冷凍機油は簡易型軸封
装置の減圧装置15によつて減圧されながら漸
次、軸封装置空間26へほぼ圧力バランスするま
で流入する。そして、軸封装置空間26は冷凍機
油で充満し、冷凍サイクルの中で最も低い圧力を
保持する。
また、回転通路9を有する回転体10は差圧に
よつてスラストベアリング押え板7へ押圧され油
溜14からピストン17への冷凍機油の流入を防
ぐ。
よつてスラストベアリング押え板7へ押圧され油
溜14からピストン17への冷凍機油の流入を防
ぐ。
なお、上記実施例では、仕切ベーン18が最も
後退した時のみ、回転通路9と固定通路6とが連
通する位置に回転通路9を回転体10に設けた
が、上述のように、回転体10を駆動する駆動軸
8の停止角度が、ピストン17の上死点角度と吸
入口通過角度との間の角度範囲(一般的には90
度)以外の回転角度であるとの理由から仕切ベー
ン18が少なくとも半分以後退した時、回転通路
9と固定通路6とが連通する位置に、回転通路9
を回転体10に設けてもよい。
後退した時のみ、回転通路9と固定通路6とが連
通する位置に回転通路9を回転体10に設けた
が、上述のように、回転体10を駆動する駆動軸
8の停止角度が、ピストン17の上死点角度と吸
入口通過角度との間の角度範囲(一般的には90
度)以外の回転角度であるとの理由から仕切ベー
ン18が少なくとも半分以後退した時、回転通路
9と固定通路6とが連通する位置に、回転通路9
を回転体10に設けてもよい。
また、上記実施例では油溜と吸入冷媒ガス通路
との差圧を利用した給油方式について説明した
が、駆動軸の端部にポンプ装置を設けて給油する
場合も同様に作用する。
との差圧を利用した給油方式について説明した
が、駆動軸の端部にポンプ装置を設けて給油する
場合も同様に作用する。
また、上記実施例では、ローリングピストン・
ロータリ圧縮機について説明したが、スライドベ
ーン・ロータリ圧縮機、あるいは、他の圧縮機に
ついても同様の作用をする。すなわち、スライド
ベーン・ロータリ圧縮機の場合は、圧縮機停止時
に駆動軸の停止角度が任意であつてもシリンダ内
で高圧空間の冷媒ガスが低圧空間へ流入すること
による駆動軸の逆転を利用して適当な角度位置決
め装置を有する回転体を逆回転せしめ、油吸込通
路を含めた給油装置の開閉通路を閉じることがで
きる。
ロータリ圧縮機について説明したが、スライドベ
ーン・ロータリ圧縮機、あるいは、他の圧縮機に
ついても同様の作用をする。すなわち、スライド
ベーン・ロータリ圧縮機の場合は、圧縮機停止時
に駆動軸の停止角度が任意であつてもシリンダ内
で高圧空間の冷媒ガスが低圧空間へ流入すること
による駆動軸の逆転を利用して適当な角度位置決
め装置を有する回転体を逆回転せしめ、油吸込通
路を含めた給油装置の開閉通路を閉じることがで
きる。
発明の効果
以上のように、本発明の開放形冷媒圧縮機によ
れば、開閉通路を有した給油装置を給油通路の上
流側に配置して、通常運転時は吐出側の油溜から
吸入側の軸封装置空間までの摺動各部に冷凍機油
が簡易型軸封装置の減圧装置バイパス通路で順次
減圧されながら間欠給油され、圧縮機停止時は油
溜からの給油路を断つと共に、冷凍サイクルの圧
力バランスが進行して吸入ガス通路の昇圧と吸入
ガス通路に液冷媒が帰還してバイパス通路に設け
た逆止弁の逆止作用により、吸入ガス通路から軸
封装置空間への液冷媒の流入を断つことにより、
軸封装置空間内の冷凍機油の粘性低下を防止し、
それにより、軸封装置の気密摺動面からの冷媒漏
れを防ぐ。また、軸封装置空間内の冷凍機油の流
出を防ぐので、圧縮機停止中でも軸封装置の摺動
面が油中にあり、気密摺動面の油膜形成が充分
で、冷媒漏れや、冷凍機油漏れが運転時よりも極
めて少なくなる。また、圧縮機再起動時でも軸封
装置は起動初期から充分な潤滑がなされ良好なシ
ール性能を持続でき耐久性も向上する。また、圧
縮機停止中に吐出側の油溜から吸入側のシリンダ
への冷凍機油の流入がないので、圧縮機再起動時
の液圧縮が生ぜず、冷凍サイクルへの冷凍機油の
流出による運転効率の低下もない。
れば、開閉通路を有した給油装置を給油通路の上
流側に配置して、通常運転時は吐出側の油溜から
吸入側の軸封装置空間までの摺動各部に冷凍機油
が簡易型軸封装置の減圧装置バイパス通路で順次
減圧されながら間欠給油され、圧縮機停止時は油
溜からの給油路を断つと共に、冷凍サイクルの圧
力バランスが進行して吸入ガス通路の昇圧と吸入
ガス通路に液冷媒が帰還してバイパス通路に設け
た逆止弁の逆止作用により、吸入ガス通路から軸
封装置空間への液冷媒の流入を断つことにより、
軸封装置空間内の冷凍機油の粘性低下を防止し、
それにより、軸封装置の気密摺動面からの冷媒漏
れを防ぐ。また、軸封装置空間内の冷凍機油の流
出を防ぐので、圧縮機停止中でも軸封装置の摺動
面が油中にあり、気密摺動面の油膜形成が充分
で、冷媒漏れや、冷凍機油漏れが運転時よりも極
めて少なくなる。また、圧縮機再起動時でも軸封
装置は起動初期から充分な潤滑がなされ良好なシ
ール性能を持続でき耐久性も向上する。また、圧
縮機停止中に吐出側の油溜から吸入側のシリンダ
への冷凍機油の流入がないので、圧縮機再起動時
の液圧縮が生ぜず、冷凍サイクルへの冷凍機油の
流出による運転効率の低下もない。
また、給油装置と軸封装置空間との間の給油通
路にも充分な冷凍機油が残つており、圧縮機再起
動初期から摺動各部へ充分な給油ができ再起動時
の焼付もない。また、バイパス通路は設定差圧以
上時に開通するような通路であるため、圧縮機再
起動時に軸封装置空間から吸入ガス通路への冷凍
機油の飛び出しが少なくシリンダ内での液圧縮防
止、軸封装置空間の冷凍機油が一時的に無くなる
ことによる軸封装置からの冷媒漏れも気密摺動面
の摩耗を防ぐことができるなど数多くの優れた効
果を奏するものである。
路にも充分な冷凍機油が残つており、圧縮機再起
動初期から摺動各部へ充分な給油ができ再起動時
の焼付もない。また、バイパス通路は設定差圧以
上時に開通するような通路であるため、圧縮機再
起動時に軸封装置空間から吸入ガス通路への冷凍
機油の飛び出しが少なくシリンダ内での液圧縮防
止、軸封装置空間の冷凍機油が一時的に無くなる
ことによる軸封装置からの冷媒漏れも気密摺動面
の摩耗を防ぐことができるなど数多くの優れた効
果を奏するものである。
第1図は従来の冷媒圧縮機の縦断面図、第2図
は同冷媒圧縮機の停止後の時間経過と軸封装置の
雰囲気圧力ならびに冷媒もれ量を表したグラフ、
第3図は本発明の一実施例を示す開放形圧縮機の
縦断面図、第4図は第3図の―線断面図、第
5図は第3図の圧縮機における逆止弁部の拡大図
である。 1……シリンダブロツク、2……フロントプレ
ート、3……リアプレート、8……駆動軸、9…
…回転通路、11……油吸込通路、12……オイ
ルケース(給油装置)、14……油溜、15……
減圧装置、17……ピストン、18……仕切ベー
ン、22……軸封装置、26……軸封装置空間、
27……吸入冷媒ガス通路、28……バイパス通
路、33……逆止弁、34……給油通路。
は同冷媒圧縮機の停止後の時間経過と軸封装置の
雰囲気圧力ならびに冷媒もれ量を表したグラフ、
第3図は本発明の一実施例を示す開放形圧縮機の
縦断面図、第4図は第3図の―線断面図、第
5図は第3図の圧縮機における逆止弁部の拡大図
である。 1……シリンダブロツク、2……フロントプレ
ート、3……リアプレート、8……駆動軸、9…
…回転通路、11……油吸込通路、12……オイ
ルケース(給油装置)、14……油溜、15……
減圧装置、17……ピストン、18……仕切ベー
ン、22……軸封装置、26……軸封装置空間、
27……吸入冷媒ガス通路、28……バイパス通
路、33……逆止弁、34……給油通路。
Claims (1)
- 1 圧縮機本体内の冷媒と潤滑油の気密確保のた
めの軸封装置と、吐出側の油溜から軸封装置空間
に給油すべき減圧装置を備えた給油通路と、前記
軸封装置空間から前記圧縮機本体の吸入ガス通路
へ連通するバイパス通路を設け、前記給油通路の
上流側には、圧縮機の駆動軸により駆動される通
路を有した回転体の回転時のみ開通給油し、圧縮
機停止時は、前記駆動軸がその停止角度を規制さ
れることにより、前記回転体が前記給油通路を遮
断する給油装置を備え、前記バイパス通路には、
前記軸封装置空間から前記吸入ガス通路への一方
向にのみ設定差圧以上時に連通する逆止弁装置を
設けた開放形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58105166A JPS59231191A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 開放形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58105166A JPS59231191A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 開放形圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59231191A JPS59231191A (ja) | 1984-12-25 |
| JPH0144915B2 true JPH0144915B2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=14400096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58105166A Granted JPS59231191A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 開放形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59231191A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102249793B1 (ko) * | 2014-06-18 | 2021-05-07 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 운전방법 |
| JP2018071459A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 開放型圧縮機 |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP58105166A patent/JPS59231191A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59231191A (ja) | 1984-12-25 |
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