JPH0148136B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0148136B2 JPH0148136B2 JP57184451A JP18445182A JPH0148136B2 JP H0148136 B2 JPH0148136 B2 JP H0148136B2 JP 57184451 A JP57184451 A JP 57184451A JP 18445182 A JP18445182 A JP 18445182A JP H0148136 B2 JPH0148136 B2 JP H0148136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- value
- stretched
- stretching
- longitudinal
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2367/00—Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
- C08J2367/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
本発明はポリエステルフイルムの製造法に関す
る。更に詳しくは、フイルムの縦方向のF−1値
(1%伸長時の応力を指す)と横方向のF−1値
とが極めて高い水準にあるポリエステルフイルム
を製造する方法に関するものである。 従来技術ではポリエステルフイルムを二軸延伸
する方法として、未延伸フイルムを縦方向に80℃
〜120℃の温度範囲で3倍以上延伸した後、横方
向に80℃〜120℃の温度で3倍以上延伸するいわ
ゆる縦横逐次延伸法が知られているが、この方法
では高強度二軸延伸フイルムは得られない。即
ち、縦方向の強度を高めるために縦延伸倍率を高
くすると、結晶性のポリエステルでは分子配向お
よび結晶化が促進されるので、次の横延伸工程に
おける円滑な延伸操作が困難となり、高倍率延伸
の条件では製造時のフイルム破断が多発してしま
うから、縦・横両方向のF−1値の高いフイルム
を得ることは至難である。また第1段目に横延伸
し、次いで縦延伸する横縦延伸法では第1段目の
横方向はテンターで把持して延伸するため延伸の
操業安定性が悪く、かつ横方向のみに配向したフ
イルムが得られるので、次いで行う縦延伸時にフ
イルムの横方向が収縮して横方向の分子配向が緩
められる結果横方向の強度が著しく低下し、二軸
方向に高強度を備えたフイルムは得られない。 従来の比較的高いヤング率を呈するポリエステ
ル二軸延伸フイルムの縦および横方向のF−1値
は4.5〜5.0Kg/mm2である。また縦方向のF−1値
が6.0〜8.0Kg/mm2である縦方向強化二軸延伸フイ
ルム(所謂テンシライズドフイルム)が開発され
て以来、フイルムの用途は録音用カセツトテープ
分野に拡がつてきた。更に近年録画用ビデオテー
プの伸展に伴い長時間録画用、薄物化にともなつ
てフイルムの縦方向だけでなく、横方向のF−1
値も高いことが要求されているがまだ十分要求に
応じたフイルムが製造されていないのが実情であ
る。本発明の目的はこれらの用途として特に好適
である縦・横二軸高強度ポリエステルフイルムの
操業安定性の良い製造法を提供することにある。 従来技術から予測できる両方向高強度ポリエス
テルフイルムの製造法として、縦方向に強度を高
めた二軸延伸フイルムを更に横方向に再横延伸す
る方法、均衡のとれた通常のポリエステルフイル
ムを再縦、再横延伸する4段延伸法がある。しか
し、いずれの方法においても再横延伸を実施する
場合に、延伸時におけるフイルムの破断発生傾向
が高く安定に製造する事は困難であつた。 ところが、横方向強化ポリエステルフイルムを
再縦延伸する条件を種々研究している段階で、フ
イルム延伸時に破断の発生がなく、均一厚さのポ
リエステルフイルムが得られる製造条件を知見
し、本発明に到つた。 即ち、本発明は、ポリエステルフイルムを少な
くとも3段階の延伸工程によつて縦方向及び横方
向に二軸延伸する製造法において、まずポリエス
テル未延伸フイルムを縦方向次いで横方向に延伸
して延伸フイルムの縦方向のF−1値(1%伸長
時の応力)が3.13Kg/mm2〜4Kg/mm2であり、横方
向のF−1値が縦方向のF−1値の1.7倍以上で
ありかつ横方向の該F−1値が6.3Kg/mm2〜9.5
Kg/mm2である横方向強化二軸延伸フイルムとな
し、 次いで該二軸延伸フイルムを90℃〜200℃の温
度域で縦方向に1.4〜1.7倍再延伸することを特徴
とする高強度ポリエステルフイルムの製造方法で
ある。 本発明を説明する。 本発明の適用できるポリエステルとは、酸成分
としてテレフタル酸を主たる対象とするが、テレ
フタル酸90(好ましくは95)モル%以上と、例え
ばイソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、セバチ
ン酸、コハク酸、シユウ酸、マロン酸、p−ヒド
ロキシ安息香酸、ω−ヒドロキシカプロン酸等の
ような二官能性の酸の一種、または二種以上の10
(好ましくは5)モル%以下からなるものであつ
てもよい。またグリコール成分として、エチレン
グリコールを主たる対象とするが、エチレングリ
コール90(好ましくは95)モル%以上と、例えば
トリメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、シクロヘキサンジメタノール(1,4)
2,2,4,4,−テトラメチルシクロブタンジ
オール(2,4)やハイドロキノン等のようなジ
オール化合物の一種または二種以上の10モル%
(好ましくは5モル%)以下を用いたものであつ
てもよく、またこれら重合体の混合等でもよい。
更にこのようなポリエステルに10重量%(好まし
くは5重量%)以下の他の重合体が混合されてい
てもよい。 前記ポリエステル中には、例えばリン酸、亜リ
ン酸およびそれらのエステル等の安定剤、二酸化
チタン、微粒子状シリカ、カオリン等の艶消剤、
滑剤などが含まれていてもよい。 以上のように、実質的にポリエチレンテレフタ
レートフイルムの性質を失なわない二軸延伸フイ
ルムを形成し得るものであれば、いかなるポリエ
ステル重合体組成物も用いることができる。 本発明のポリエステルは通常の方法によつて未
延伸フイルムに製膜される。製膜条件は、よく乾
燥したポリエステルペレツトを融点以上の温度
(例えば280℃〜310℃)で溶融し、細いスリツト
から押出し、急冷用のキヤステイングドラムの上
で速やかに冷却固化する。このキヤステイングに
際し、エア−ナイフ、静電気などの手段を用いて
ピンニングを施す公知方法を採ることができる。
このようにして、未延伸ポリエステルフイルムを
得ることができる。 本発明では、先ず未延伸フイルムを縦方向及び
横方向に延伸して、横方向のF−1値が6.3Kg/
mm2以上でありかつ横方向のF−1値が縦方向のF
−1値の1.7倍以上である二軸延伸フイルム(横
方向強化タイプ)を得る必要がある。さらに、該
二軸延伸フイルムは縦方向のF−1値が3.13Kg/
mm2〜4Kg/mm2、好ましくは3.6Kg/mm2〜4Kg/mm2
となるようにする。 本発明において横方向F−1値/縦方向F−1
値が1.7(倍)以上で、かつ横方向のF−1値が
6.3Kg/mm2以上となるフイルムを中間工程で得る
必要性は、もし、横方向F−1値/縦方向F−1
値が1.7倍より低い場合又は横方向のF−1値が
6.3Kg/mm2よりも低い場合には、次の再縦延伸工
程で横方向の強度を保持することが不可能となり
或は困難となり、均衡のとれた二軸延伸フイルム
はできい。 横方向F−1値が6.3Kg/mm2〜9.5Kg/mm2好まし
くは6.3Kg/mm2〜7.6Kg/mm2の横方向強化フイルム
を製造する場合は縦方向の延伸倍率を小さくし、
横方向の延伸倍率を大きくすることが望ましい。
縦方向延伸倍率を小さくしすぎると厚み斑が悪く
なり磁気テープとしての価値を失う。逆に縦方向
の延伸倍率を大きくすると横方向の延伸倍率も大
きくする必要があり製膜安定性が悪化する。 横F−1値/縦F−1値を1.7倍以上とする理
由は再縦延伸を実施する場合縦方向のF−1値の
増大が大きく、横方向F−1値の減少が少ないか
らである。 横方向F−1値/縦方向F−1値が1.7倍以上
で横方向F−1値が6.3Kg/mm29.5Kg/mm2好ましく
は6.3Kg/mm2〜7.6Kg/mm2である横方向強化二軸延
伸フイルムの製造方法は、初めに縦方向に延伸
し、次いで横方向に延伸する方法あげられる。 本発明方法においては前記横方向強化二軸延伸
フイルムを90℃〜200℃で1.4倍〜1.7倍再縦延伸
する。また再縦延伸をした後で寸法安定性向上の
ために熱処理を実施することができる。再縦延伸
温度が90℃未満の場合は冷延伸となり破断が生じ
やすく、200℃を超える場合は幅方向収縮力が増
大し、横方向強度の減少が大きい。また再縦延伸
倍率が1.4倍未満であるとフイルムの厚み斑が大
きく、一方1.7倍を超えるとフイルム破断が多く
なり、好ましくない。 以下、実施例及び比較例をあげて本発明を更に
具体的に説明する。尚、例中のF−1値は次の測
定方法によつて求た。 F−1値 フイルムを試料幅10mm、長さ150mmに切りチヤ
ツク間100mmにして引張速度10mm/分、チヤート
速度50mm/分にてインストロンタイプの万能引張
試験装置にて引張つた。得られた荷重−伸び曲線
の1%伸長時応力より算出した。 フイルムの厚み斑 ポリエステルフイルムを縦方向、横方向にそれ
ぞれ幅5cm、長さ1mの大きさに切り、この厚み
を連続厚み測定器(安立電気(株)製:K−312A型)
にかけて測定し、測定長1mでの厚い部分、薄い
部分の最大差R(μm)を求める。縦方向、横方向
のRのうち大きい方を代表値として示す。 Rが5μmより大きいもの:× Rが5μm以下のもの:〇 として示す。 実施例1 個有粘度0.65ポリエチレンテレフタレートを
290℃で溶融し口金より押出し急冷し、170μの実
質的無配向非晶性の未延伸フイルムを得た。これ
を縦方向に80℃で2倍延伸し次いで100℃横方向
に4倍延伸し更に170℃で熱固定した。この結果
縦方向F−1値が3.76Kg/mm2、横方向F−1値が
6.47Kg/mm2のフイルムを得た。次に再延伸を140
℃で縦方向に1.2〜1.6倍再縦延伸し220℃で熱固
定した。結果を表1に示す。
る。更に詳しくは、フイルムの縦方向のF−1値
(1%伸長時の応力を指す)と横方向のF−1値
とが極めて高い水準にあるポリエステルフイルム
を製造する方法に関するものである。 従来技術ではポリエステルフイルムを二軸延伸
する方法として、未延伸フイルムを縦方向に80℃
〜120℃の温度範囲で3倍以上延伸した後、横方
向に80℃〜120℃の温度で3倍以上延伸するいわ
ゆる縦横逐次延伸法が知られているが、この方法
では高強度二軸延伸フイルムは得られない。即
ち、縦方向の強度を高めるために縦延伸倍率を高
くすると、結晶性のポリエステルでは分子配向お
よび結晶化が促進されるので、次の横延伸工程に
おける円滑な延伸操作が困難となり、高倍率延伸
の条件では製造時のフイルム破断が多発してしま
うから、縦・横両方向のF−1値の高いフイルム
を得ることは至難である。また第1段目に横延伸
し、次いで縦延伸する横縦延伸法では第1段目の
横方向はテンターで把持して延伸するため延伸の
操業安定性が悪く、かつ横方向のみに配向したフ
イルムが得られるので、次いで行う縦延伸時にフ
イルムの横方向が収縮して横方向の分子配向が緩
められる結果横方向の強度が著しく低下し、二軸
方向に高強度を備えたフイルムは得られない。 従来の比較的高いヤング率を呈するポリエステ
ル二軸延伸フイルムの縦および横方向のF−1値
は4.5〜5.0Kg/mm2である。また縦方向のF−1値
が6.0〜8.0Kg/mm2である縦方向強化二軸延伸フイ
ルム(所謂テンシライズドフイルム)が開発され
て以来、フイルムの用途は録音用カセツトテープ
分野に拡がつてきた。更に近年録画用ビデオテー
プの伸展に伴い長時間録画用、薄物化にともなつ
てフイルムの縦方向だけでなく、横方向のF−1
値も高いことが要求されているがまだ十分要求に
応じたフイルムが製造されていないのが実情であ
る。本発明の目的はこれらの用途として特に好適
である縦・横二軸高強度ポリエステルフイルムの
操業安定性の良い製造法を提供することにある。 従来技術から予測できる両方向高強度ポリエス
テルフイルムの製造法として、縦方向に強度を高
めた二軸延伸フイルムを更に横方向に再横延伸す
る方法、均衡のとれた通常のポリエステルフイル
ムを再縦、再横延伸する4段延伸法がある。しか
し、いずれの方法においても再横延伸を実施する
場合に、延伸時におけるフイルムの破断発生傾向
が高く安定に製造する事は困難であつた。 ところが、横方向強化ポリエステルフイルムを
再縦延伸する条件を種々研究している段階で、フ
イルム延伸時に破断の発生がなく、均一厚さのポ
リエステルフイルムが得られる製造条件を知見
し、本発明に到つた。 即ち、本発明は、ポリエステルフイルムを少な
くとも3段階の延伸工程によつて縦方向及び横方
向に二軸延伸する製造法において、まずポリエス
テル未延伸フイルムを縦方向次いで横方向に延伸
して延伸フイルムの縦方向のF−1値(1%伸長
時の応力)が3.13Kg/mm2〜4Kg/mm2であり、横方
向のF−1値が縦方向のF−1値の1.7倍以上で
ありかつ横方向の該F−1値が6.3Kg/mm2〜9.5
Kg/mm2である横方向強化二軸延伸フイルムとな
し、 次いで該二軸延伸フイルムを90℃〜200℃の温
度域で縦方向に1.4〜1.7倍再延伸することを特徴
とする高強度ポリエステルフイルムの製造方法で
ある。 本発明を説明する。 本発明の適用できるポリエステルとは、酸成分
としてテレフタル酸を主たる対象とするが、テレ
フタル酸90(好ましくは95)モル%以上と、例え
ばイソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、セバチ
ン酸、コハク酸、シユウ酸、マロン酸、p−ヒド
ロキシ安息香酸、ω−ヒドロキシカプロン酸等の
ような二官能性の酸の一種、または二種以上の10
(好ましくは5)モル%以下からなるものであつ
てもよい。またグリコール成分として、エチレン
グリコールを主たる対象とするが、エチレングリ
コール90(好ましくは95)モル%以上と、例えば
トリメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、シクロヘキサンジメタノール(1,4)
2,2,4,4,−テトラメチルシクロブタンジ
オール(2,4)やハイドロキノン等のようなジ
オール化合物の一種または二種以上の10モル%
(好ましくは5モル%)以下を用いたものであつ
てもよく、またこれら重合体の混合等でもよい。
更にこのようなポリエステルに10重量%(好まし
くは5重量%)以下の他の重合体が混合されてい
てもよい。 前記ポリエステル中には、例えばリン酸、亜リ
ン酸およびそれらのエステル等の安定剤、二酸化
チタン、微粒子状シリカ、カオリン等の艶消剤、
滑剤などが含まれていてもよい。 以上のように、実質的にポリエチレンテレフタ
レートフイルムの性質を失なわない二軸延伸フイ
ルムを形成し得るものであれば、いかなるポリエ
ステル重合体組成物も用いることができる。 本発明のポリエステルは通常の方法によつて未
延伸フイルムに製膜される。製膜条件は、よく乾
燥したポリエステルペレツトを融点以上の温度
(例えば280℃〜310℃)で溶融し、細いスリツト
から押出し、急冷用のキヤステイングドラムの上
で速やかに冷却固化する。このキヤステイングに
際し、エア−ナイフ、静電気などの手段を用いて
ピンニングを施す公知方法を採ることができる。
このようにして、未延伸ポリエステルフイルムを
得ることができる。 本発明では、先ず未延伸フイルムを縦方向及び
横方向に延伸して、横方向のF−1値が6.3Kg/
mm2以上でありかつ横方向のF−1値が縦方向のF
−1値の1.7倍以上である二軸延伸フイルム(横
方向強化タイプ)を得る必要がある。さらに、該
二軸延伸フイルムは縦方向のF−1値が3.13Kg/
mm2〜4Kg/mm2、好ましくは3.6Kg/mm2〜4Kg/mm2
となるようにする。 本発明において横方向F−1値/縦方向F−1
値が1.7(倍)以上で、かつ横方向のF−1値が
6.3Kg/mm2以上となるフイルムを中間工程で得る
必要性は、もし、横方向F−1値/縦方向F−1
値が1.7倍より低い場合又は横方向のF−1値が
6.3Kg/mm2よりも低い場合には、次の再縦延伸工
程で横方向の強度を保持することが不可能となり
或は困難となり、均衡のとれた二軸延伸フイルム
はできい。 横方向F−1値が6.3Kg/mm2〜9.5Kg/mm2好まし
くは6.3Kg/mm2〜7.6Kg/mm2の横方向強化フイルム
を製造する場合は縦方向の延伸倍率を小さくし、
横方向の延伸倍率を大きくすることが望ましい。
縦方向延伸倍率を小さくしすぎると厚み斑が悪く
なり磁気テープとしての価値を失う。逆に縦方向
の延伸倍率を大きくすると横方向の延伸倍率も大
きくする必要があり製膜安定性が悪化する。 横F−1値/縦F−1値を1.7倍以上とする理
由は再縦延伸を実施する場合縦方向のF−1値の
増大が大きく、横方向F−1値の減少が少ないか
らである。 横方向F−1値/縦方向F−1値が1.7倍以上
で横方向F−1値が6.3Kg/mm29.5Kg/mm2好ましく
は6.3Kg/mm2〜7.6Kg/mm2である横方向強化二軸延
伸フイルムの製造方法は、初めに縦方向に延伸
し、次いで横方向に延伸する方法あげられる。 本発明方法においては前記横方向強化二軸延伸
フイルムを90℃〜200℃で1.4倍〜1.7倍再縦延伸
する。また再縦延伸をした後で寸法安定性向上の
ために熱処理を実施することができる。再縦延伸
温度が90℃未満の場合は冷延伸となり破断が生じ
やすく、200℃を超える場合は幅方向収縮力が増
大し、横方向強度の減少が大きい。また再縦延伸
倍率が1.4倍未満であるとフイルムの厚み斑が大
きく、一方1.7倍を超えるとフイルム破断が多く
なり、好ましくない。 以下、実施例及び比較例をあげて本発明を更に
具体的に説明する。尚、例中のF−1値は次の測
定方法によつて求た。 F−1値 フイルムを試料幅10mm、長さ150mmに切りチヤ
ツク間100mmにして引張速度10mm/分、チヤート
速度50mm/分にてインストロンタイプの万能引張
試験装置にて引張つた。得られた荷重−伸び曲線
の1%伸長時応力より算出した。 フイルムの厚み斑 ポリエステルフイルムを縦方向、横方向にそれ
ぞれ幅5cm、長さ1mの大きさに切り、この厚み
を連続厚み測定器(安立電気(株)製:K−312A型)
にかけて測定し、測定長1mでの厚い部分、薄い
部分の最大差R(μm)を求める。縦方向、横方向
のRのうち大きい方を代表値として示す。 Rが5μmより大きいもの:× Rが5μm以下のもの:〇 として示す。 実施例1 個有粘度0.65ポリエチレンテレフタレートを
290℃で溶融し口金より押出し急冷し、170μの実
質的無配向非晶性の未延伸フイルムを得た。これ
を縦方向に80℃で2倍延伸し次いで100℃横方向
に4倍延伸し更に170℃で熱固定した。この結果
縦方向F−1値が3.76Kg/mm2、横方向F−1値が
6.47Kg/mm2のフイルムを得た。次に再延伸を140
℃で縦方向に1.2〜1.6倍再縦延伸し220℃で熱固
定した。結果を表1に示す。
【表】
実施例2
実施例1で得たと同一の未延伸フイルムを90℃
で縦方向に1.5倍延伸し、引続いて横方向に92℃
において4.5倍延伸し、更に200℃で熱固定した。
この二軸延伸フイルムの縦方向F−1値は3.13
Kg/mm2、縦方向F−1値は7.61Kg/mm2であつた。
次に180℃において縦方向に1.4倍〜1.8倍再延伸
した後225℃で熱固定した。結果を表2に示す。
で縦方向に1.5倍延伸し、引続いて横方向に92℃
において4.5倍延伸し、更に200℃で熱固定した。
この二軸延伸フイルムの縦方向F−1値は3.13
Kg/mm2、縦方向F−1値は7.61Kg/mm2であつた。
次に180℃において縦方向に1.4倍〜1.8倍再延伸
した後225℃で熱固定した。結果を表2に示す。
【表】
比較例1
実施例1で得られた未延伸フイルムを80℃で縦
方向に2.5倍延伸し次いで横方向に4.5倍延伸し更
に181℃で熱固定した。次に160℃で1.2倍〜1.6倍
再縦延伸した後220℃で熱固定した。結果を表3
に示す。
方向に2.5倍延伸し次いで横方向に4.5倍延伸し更
に181℃で熱固定した。次に160℃で1.2倍〜1.6倍
再縦延伸した後220℃で熱固定した。結果を表3
に示す。
Claims (1)
- 1 ポリエステルフイルムを少なくとも3段階の
延伸工程によつて縦方向及び横方向に二軸延伸す
る製造法において、まずポリエステル未延伸フイ
ルムを縦方向、次いで横方向に延伸して延伸フイ
ルムの縦方向のF−1値(1%伸長時の応力)が
3.13Kg/mm2〜4Kg/mm2であり、横方向のF−1値
が縦方向のF−1値の1.7倍以上でありかつ横方
向の該F−1値が6.3Kg/mm2〜9.5Kg/mm2である横
方向強化二軸延伸フイルムとなし、次いで該二軸
延伸フイルムを90℃〜200℃の温度域で縦方向に
1.4〜1.7倍再延伸することを特徴とする高強度ポ
リエステルフイルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18445182A JPS5973921A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18445182A JPS5973921A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5973921A JPS5973921A (ja) | 1984-04-26 |
| JPH0148136B2 true JPH0148136B2 (ja) | 1989-10-18 |
Family
ID=16153375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18445182A Granted JPS5973921A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5973921A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2682915B1 (fr) * | 1991-10-24 | 1997-09-19 | Rhone Poulenc Films | Films en polyester semi-cristallins orientes, leur procede d'obtention et leur emploi comme support de revetement magnetique |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51115571A (en) * | 1975-04-04 | 1976-10-12 | Asahi Chemical Ind | Method of manufacturing polyester film |
| JPS5842820B2 (ja) * | 1975-06-17 | 1983-09-22 | 旭化成株式会社 | 一方向高強力フイルムの製造法 |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP18445182A patent/JPS5973921A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5973921A (ja) | 1984-04-26 |
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