JPH0149183B2 - - Google Patents

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JPH0149183B2
JPH0149183B2 JP57056678A JP5667882A JPH0149183B2 JP H0149183 B2 JPH0149183 B2 JP H0149183B2 JP 57056678 A JP57056678 A JP 57056678A JP 5667882 A JP5667882 A JP 5667882A JP H0149183 B2 JPH0149183 B2 JP H0149183B2
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JP
Japan
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acrylic polymer
phosphite
plasticizer
phosphoric acid
melt
Prior art date
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JP57056678A
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English (en)
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JPS58174433A (ja
Inventor
Shigemitsu Muraoka
Yoshiaki Hanada
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル系重合体組成物の溶融成形法
に関するものである。さらに詳しくはアクリル系
重合体組成物に、特定のリン成分含有化合物を配
合することで、溶融成形時に好適な熱安定性を有
するアクリル系重合体組成物の溶融成形法に関す
るものである。 アクリロニトリルを主成分とするアクリル系重
合体は、加熱して溶融することが困難な重合体で
あり、その成形法は溶媒に溶解して湿式又は乾式
によるのが一般的である。 従来からアクリル系重合体を溶融成形しようと
する試みは数多くなされており、アクリル系重
合体の溶剤又は高い誘電恒数を有する有機化合物
を可塑剤として混合する方法(特公昭31−7065号
公報、U.S.P.2585499、U.S.P.33820)、水を可
塑剤とする方法(U.S.P.2585444、特開昭48−
49839号公報、特開昭54−93122号公報)等が提案
されている。しかしながら上記の方法は工業的に
応用する上で次の様な欠点を有している。 即ち上記の方法では、実質的に成形可能な状
態にする為には、多量の(例えば重合体と等量程
度の)可塑剤を用いなければならず、物性の優れ
た成形品を得る為には、可塑剤の抽出回収工程が
不可欠となる。又可塑剤量を少なくして高温で成
形することも可能ではあるが、アクリル系重合体
の分解着色が著しく実用的でない。の方法では
可塑剤抽出工程は不要であるが、水の沸点以上の
温度で加熱溶融する必要がある為、常圧帯域に開
放したり、押し出した場合発泡が起る。又発泡を
少なくする為に水の量を少なくして高温で成形す
ることも可能ではあるが、これもアクリル系重合
体の分解着色が著しく実用的でない。 一方アクリル系重合体に水を可塑剤及び発泡剤
として兼用し、発泡繊維を製造する方法が、近年
盛んに提案されている。(特開昭54−93122号公
報)しかしこの方法では、発泡させる為の水の量
を多くすると、水蒸気の吹出しによる切断等が多
くなり、又水の量を少なくすると溶融物の粘度が
高く成形が困難になる。又溶融物を高温にして、
高発泡度の繊維を得ることも可能ではあるが、こ
の方法でもアクリル系重合体の分解着色が著しく
実用的ではなかつた。本発明者等は前述のアクリ
ル系重合体の分解着色に関する問題点を解決すべ
く、鋭意研究を重ねた結果、特定のリン成分含有
化合物を配合することによつて溶融成形時に、優
れた熱安定性を示すものであることを見出し本発
明に到達した。即ち、本発明は、アクリルニトリ
ルを少なくとも40重量%含むアクリルニトリル系
重合体と可塑剤からなる組成物にアクリル系重合
体に対して0.1〜5重量%のリン酸又はリン酸エ
ステルを含有せしめて溶融することを特徴とする
アクリル系重合体の溶融成形法である。 以下本発明を更に詳しく説明する。 本発明でいうアクリル系重合体とは、アクリロ
ニトリル単独又はアクリロニトリルを少なくとも
40重量%以上、より好ましくは60重量%以上結合
含有し、残部が少なくとも1種のエチレン系不飽
和化合物からなるものである。ここでエチレン系
不飽和化合物とは、塩化ビニル、臭化ビニル、弗
化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニル
及びハロゲン化ビニリデン類;アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸等の不飽和カ
ルボン酸及びこれ等の塩類;アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸オクチル、アクリル酸メトキシエチル、アクリ
ル酸フエニル、アクリル酸シクロヘキシル等のア
クリル酸エステル類;メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸オクチル、メタクリル酸メトキシエチ
ル、メタクリル酸フエニル、メタクリル酸シクロ
ヘキシル等のメタクリル酸エステル類;メチルビ
ニルケトン類;蟻酸ビニル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル等の
ビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル等のビニルエーテル類;アクリ
ルアミド及びそのアルキル置換体;ビニルスルホ
ン酸、p−スチレンスルホン酸等の不飽和スルホ
ン酸及びそれ等の塩類;スチレン、α−メチルス
チレン、クロロスチレン等のスチレン及びそのア
ルキル又はハロゲン置換体;アリルアルコール及
びそのエステル又はエーテル類;ビニルピリジ
ン、ビニルイミダゾール、ジメチルアミノエチル
メタクリレート等の塩基性ビニル化合物類;アク
ロレイン、メタクロレイン、シアン化ビニリデ
ン、グリシジルメタクリレート、メタクリロニト
リル等のビニル化合物等であり、これ等の混合物
をも含む。 可塑剤の効果は、アクリル系重合体と可塑化溶
融する為のもので、本発明でいう可塑剤とは一般
に知られているもので、水、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホオキ
シド、γ−ブチロラクトン、エチレンカーボネー
ト、スルホラン等が用いられるが、特に水、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホオキシド、エ
チレンカーボネートが、アクリル系重合体の可塑
性に優れており、その量は使用方法目的によつて
任意に選ばれる。 本発明の目的を達成する為には、このアクリル
系重合体と可塑剤にリン酸又はリン酸エステルを
含有せしめることで、溶融成形時に優れた熱安定
性を有することができることにある。 本発明でいうリン酸とは、一般に知られている
もので、具体的には、メタリン酸、オルトリン
酸、三リン酸、四リン酸、ポリリン酸等である。
又リン酸エステルとは、トリフエニルホスフエー
ト、ブチルアシツドホスフエート、ブトキシエチ
ルアシツドホスフエート、2−エチルヘキシルア
シツドホスフエート、β−クロロエチルアシツド
ホスフエート、ジ(2−エチルヘキシル)ホスフ
エート、エチレングリコールアシツドホスフエー
ト、(2−ヒドロキシエチル)メタクリレートア
シツドホスフエート等の酸性リン酸エステル類;
トリエチルホスフアイト、トリn−ブチルホスフ
アイト、トリフエニルホスフアイト、トリステア
リルホスフアイト、トリデシルホスフアイト、ジ
フエニルデシルホスフアイト、ジステアリルペン
タエリスリチルジホスフアイト、テトラフエニル
ジプロピレングリコールジホスフアイト、ジラウ
リルハイドロゲンホスフアイト、トリス(2−エ
チルヘキシル)ホスフアイト、トリス(ノニルフ
エニル)ホスフアイト、ジフエニルモノ(トリデ
シル)ホスフアイト、ビスフエノールAペンタエ
リスリトルホスフアイト等の亜リン酸エステル化
合物等であり、これ等の混合物をも含む。これ等
の中でも特に、トリデシルホスフアイト、ジラウ
リルハイドロゲンホスフアイト、ジフエニルデシ
ルホスフアイト、トリフエニルホスフエーイト
が、溶融成形時の熱安定性に優れている。次にこ
れらのリン酸又はリン酸エステルの配合比率につ
いて述べる。 リン酸又はリン酸エステルの量は、アクリル系
重合体と可塑剤からなる組成物にアクリル系重合
体に対して0.1〜5重量%好ましくは0.2〜2重量
%である。リン酸又はリン酸エステルが0.1重量
%に満たない場合は熱安定性が不十分となるし、
また5重量%を越える場合は、経時的に最終製品
の表面に吐出、漏出がおこるいわゆるブルーミン
グが発生し、また加工中、金型などの表面に固着
して、はく離しなくなるいわゆるプレートアウト
等が発生するので好ましくない。 本発明は、上記組成物を、アクリル系重合体の
一般的な溶融成形温度で溶融成形する際に非常に
優れた熱安定性を示すものである。 以上述べてきた様な組成物を加熱溶融して成形
する方法としては、種々の手段が用いられる。 即ち、アクリル系重合体と可塑剤にリン酸又は
リン酸エステルを特定比率で配合し、ボールミル
等の適当な混合機にて均一混合せしめて粉粒状、
あるいは溶液状の組成物を調整し、この組成物
を、(イ)オートクレープの如き密閉可能な容器であ
つて、弁を介して紡糸オリフイスに接続する排出
口を有する容器中で密閉下又は加圧雰囲気下で加
熱溶融し、溶融後弁を開けてオリフイスより押出
す方法、(ロ)プランジヤー型押出機のシリンダー中
で密閉下に加熱溶融し、しかる後、プランジヤー
を降下させて押出す方法、(ハ)成形用スクリユー押
出機のホツパーに供給し加熱帯域中を移送しなが
ら加熱溶融し、紡糸オリフイスより押出す方法、
(ニ)前記(イ)(ロ)(ハ)のオリフイスの後に成形用金型を

結し金型に注入し成形する方法等が採用できる。
尚紡糸オリフイスから押出す際は必要に応じてギ
ヤーポンプ等の計量器を用いることができる。ま
た成形物は、延伸操作・熱処理を施すことも必要
に応じて行なうことができる。 以上、詳しく述べた通り、本発明はアクリル系
重合体と可塑剤にリン酸又はリン酸エステルを配
合し、溶融成形することで、溶融成形時に優れた
熱安定性を付与することができ、アクリル系重合
体を溶融成形する方法として注目に値いするもの
であり、今後アクリル系繊維、アクリル系樹脂の
溶融成形の方法として幅広く用いられるものであ
る。 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はこれ等実施例の記載によつて
何等その範囲を限定するものではない。 尚実施例に記載している着色度とは下記の方法
にて測定したものである。 本発明に於ける着色度とは、以下の方法で測定
した可視光線部の波長406nmの吸光度(AS)と
定義する。 吸光度の測定法; 測定すべきサンプルをナイフで削り取り、0.1
gを精密天秤で計り、それを25ml三角フラスコに
入れ、それに濃硝酸を20ml入れ、マグネツトスタ
ーラーで撹拌し、サンプルを溶解した。その溶液
を1cm角形ガラスセルに入れ分光光度計にて濃硝
酸を対象標準液として、波長406nmの吸光度を
測定する。 実施例 1 アクリロニトリル92重量%、アクリル酸メチル
8重量%よりなるアクリル系重合体を用いて、第
1表に示す配合比率で、ボールミルを用いて均一
混合した粉粒状組成物を作製し、それを内径16
mm、長さ50mmのステンレス製の容器に入れ、密栓
した後200℃に保つたウツドメタル浴に入れ溶融
した。 その後、1時間してから容器をウツドメタル浴
より取り出し、水に入れ冷却した後、容器の栓を
開け、中の成形物を取り出した。取り出した成形
物の着色度と外観色を第1表に示す。組成はすべ
てアクリル系重合体に対しての重量%で示した。 実施例 2 実施例1と同じアクリル系重合体を用いて、実
施例1と同じ方法で、第1表に示す配合比率で組
成物を作製し、高化式フローテスターで直径1
mm、L/D=1の細孔を有するオリフイスを用い
溶融押出しを行なつた。尚試料の溶融は試料を
240℃のシリンダーに充填した後、オリフイスに
栓をして、6分間保持して行なつた。その後、手
早くオリフイスの栓をはずして、押出荷重30Kg/
cm2の条件下で押し出した。得られた押出物の着色
度と外観色を第1表に示す。組成はすべて、アク
リル系重合体に対しての重量%で示した。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリロニトリルを少なくとも40重量%含む
    アクリル系重合体と可塑剤からなる組成物に、ア
    クリル系重合体に対して0.1〜5重量%のリン酸
    又はリン酸エステルを含有せしめて溶融すること
    を特徴とするアクリル系重合体組成物の溶融成形
    法。 2 可塑剤が水、ジメチルホルムアミド、ジメチ
    ルスルホキシド、エチレンカーボネート、及びこ
    れ等の混合物である特許請求の範囲第1項記載の
    アクリル系重合体組成物の溶融成形法。 3 リン酸エステルがトリデシルホスフアイト、
    ジラウリルハイドロゲンホスフアイト、ジフエニ
    ルデシルホスフアイト、トリフエニルホスフエー
    ト及びこれ等の混合物である特許請求の範囲第1
    項記載のアクリル系重合体組成物の溶融成形法。
JP5667882A 1982-04-07 1982-04-07 アクリル系重合体組成物の溶融成形法 Granted JPS58174433A (ja)

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