JPH0149336B2 - - Google Patents
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- JPH0149336B2 JPH0149336B2 JP59081151A JP8115184A JPH0149336B2 JP H0149336 B2 JPH0149336 B2 JP H0149336B2 JP 59081151 A JP59081151 A JP 59081151A JP 8115184 A JP8115184 A JP 8115184A JP H0149336 B2 JPH0149336 B2 JP H0149336B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzene
- type zeolite
- reaction
- bromobenzene
- present
- Prior art date
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はパラジブロムベンゼンの製造法に関す
るものである。 さらに詳しくは、ベンゼン、ブロムベンゼン又
はその両者を臭素、臭化水素又はその両者と酸素
を用いて酸化的にパラジブロムベンゼンを製造す
る際に、触媒として銅イオンをイオン交換容量の
50%以上含むY型ゼオライトを用いる事を特徴と
するパラジブロムベンゼンの製造法に関するもの
である。 〔従来の技術〕 パラジブロムベンゼンは、アラミド系繊維の原
料であるパラフエニレンジアミンの中間原料とし
てや、各種耐熱性樹脂の原料として有用なもので
ある。 このパラジブロムベンゼンは、現在ベンゼン又
はブロムベンゼンを、臭化鉄、臭化アルミニウム
等のルイス酸触媒の存在下、液相で臭素化する事
によつて製造する方法、及びベンゼンまたはブロ
ムベンゼンを液相において酸触媒と酸化触媒を用
いて臭素と酸素から酸化的にジブロムベンゼンに
する方法が提案されている。 〔問題点〕 しかしながら、上記ルイス酸触媒の存在下でパ
ラジブロムベンゼンを製造する方法では、ジブロ
ムベンゼン中のパラ体の割合は60〜70%であり、
各種中間原料として有用なパラジブロムベンゼン
の製法としては満足できるものではなく、また、
反応によつて原料の臭素の半分が臭化水素となる
ため、臭素基準で50%でしかジブロムベンゼンが
得られないという欠点があつた。また、酸触媒と
酸化触媒を用いる方法もパラ体の割合は60〜70%
と満足のいくものではなかつた。 そこで、本発明者は、これらの問題を解決すべ
く鋭意検討を重ねた結果銅イオンをイオン交換容
量の50%以上含むY型ゼオライトを触媒として用
いて気相で反応を行うと、ジブロムベンゼン中の
パラ体の割合が80%以上と高くなる事を見い出
し、本発明を完成するに至つた。 〔構成〕 すなわち、本発明は、ベンゼン、ブロムベンゼ
ン又はその両者を臭素、臭化水素又はその両者と
酸素を用いて酸化的に臭素化してパラジブロムベ
ンゼンを製造する際に、触媒として銅イオンをイ
オン交換容量の50%以上含有するY型ゼオライト
を用いる事を特徴とするパラジブロムベンゼンの
製造法である。 本発明に用いられるY型ゼオライトとは、一般
にフオージヤサイトと呼ばれる結晶構造をもち、
SiO2/Al2O3(モル比)が4〜6のゼオライトで
ある。そして、本発明の方法における触媒として
用いられるY型ゼオライトは、銅イオンをイオン
交換容量の50%以上、好ましくは70%以上含む必
要がある。 ここで言うイオン交換容量とは、ゼオライトの
アニオンサイトであるアルミニウムと当量関係に
あるカチオンサイトの数を表わす量であり、ゼオ
ライトのSiO2/Al2O3比によつて決まる量であ
る。銅イオンの含有量が50%以下ではパラ体の割
合が60〜70%程度となる。 この様な銅イオンを含むY型ゼオライトの製造
方法としては、通常の金属塩水溶液によるイオン
交換法、含浸法が用いられるがイオン交換法が特
に好ましい。又、その場合に用いられる金属塩と
しては、塩化第1銅、硝酸第1銅等の1価の銅
塩、塩化第2銅、硝酸第2銅、硫酸銅等の2価の
銅塩等が用いられるが、好ましいのは2価の銅塩
である。 本発明の臭素化剤としては、臭素、臭化水素が
用いられる。 本発明におけるベンゼン及び又はブロムベンゼ
ン/Br2及び又はHBrのモル比は0.01〜50の範囲、
好ましくは0.1〜10の範囲で行なわれる。 本発明におけるジブロムベンゼン中のパラ体の
割合は、O2/Br2及び又はHBrのモル比によつて
影響を受け、この比が高くなるにつれてパラ体の
割合が上昇する傾向が見られる。しかしながらあ
まり酸素比を上げると原料の酸化等の副反応が起
るため、O2/Br2及び又はHBrのモル比は、0.5
〜5.0の範囲、好ましくは、0.8〜3.0で行う必要が
ある。 これらの原料ガスは、そのまま導入しても、不
活性ガスで希釈してもよい。 本発明における反応温度は、100〜400℃好まし
くは150〜300℃で行なわれる。 本発明は、常圧または加圧で行なわれ、反応方
式は固定床、流動床等を用いた流通反応方式が好
ましい。 次に、本発明を実施例を用いて説明する。 実施例 1〜3 Na―Y型ゼオライト(Linde社製、商品名;
SK―40)を、10wt%Cu Cl2水溶液中で、60℃、
24時間イオン交換を行つたのち、濾過洗浄及び
120℃で6時間の乾燥をした。イオン交換液中の
銅濃度の原子吸光分析より求めたY型ゼオライト
の銅イオン含有率は80%であつた。 このCu―Y型ゼオライトをブロムベンゼンの
酸化的臭素化反応の触媒として用いた。 反応条件は、下記の様にO2/Br2(モル比)を
変えて行つた。 WHSV(ブロムベンゼン基準)=1.4hr-1 反応温度=170℃ 圧力=常圧 反応開始後、3〜4時間の成績を表1に示す。
るものである。 さらに詳しくは、ベンゼン、ブロムベンゼン又
はその両者を臭素、臭化水素又はその両者と酸素
を用いて酸化的にパラジブロムベンゼンを製造す
る際に、触媒として銅イオンをイオン交換容量の
50%以上含むY型ゼオライトを用いる事を特徴と
するパラジブロムベンゼンの製造法に関するもの
である。 〔従来の技術〕 パラジブロムベンゼンは、アラミド系繊維の原
料であるパラフエニレンジアミンの中間原料とし
てや、各種耐熱性樹脂の原料として有用なもので
ある。 このパラジブロムベンゼンは、現在ベンゼン又
はブロムベンゼンを、臭化鉄、臭化アルミニウム
等のルイス酸触媒の存在下、液相で臭素化する事
によつて製造する方法、及びベンゼンまたはブロ
ムベンゼンを液相において酸触媒と酸化触媒を用
いて臭素と酸素から酸化的にジブロムベンゼンに
する方法が提案されている。 〔問題点〕 しかしながら、上記ルイス酸触媒の存在下でパ
ラジブロムベンゼンを製造する方法では、ジブロ
ムベンゼン中のパラ体の割合は60〜70%であり、
各種中間原料として有用なパラジブロムベンゼン
の製法としては満足できるものではなく、また、
反応によつて原料の臭素の半分が臭化水素となる
ため、臭素基準で50%でしかジブロムベンゼンが
得られないという欠点があつた。また、酸触媒と
酸化触媒を用いる方法もパラ体の割合は60〜70%
と満足のいくものではなかつた。 そこで、本発明者は、これらの問題を解決すべ
く鋭意検討を重ねた結果銅イオンをイオン交換容
量の50%以上含むY型ゼオライトを触媒として用
いて気相で反応を行うと、ジブロムベンゼン中の
パラ体の割合が80%以上と高くなる事を見い出
し、本発明を完成するに至つた。 〔構成〕 すなわち、本発明は、ベンゼン、ブロムベンゼ
ン又はその両者を臭素、臭化水素又はその両者と
酸素を用いて酸化的に臭素化してパラジブロムベ
ンゼンを製造する際に、触媒として銅イオンをイ
オン交換容量の50%以上含有するY型ゼオライト
を用いる事を特徴とするパラジブロムベンゼンの
製造法である。 本発明に用いられるY型ゼオライトとは、一般
にフオージヤサイトと呼ばれる結晶構造をもち、
SiO2/Al2O3(モル比)が4〜6のゼオライトで
ある。そして、本発明の方法における触媒として
用いられるY型ゼオライトは、銅イオンをイオン
交換容量の50%以上、好ましくは70%以上含む必
要がある。 ここで言うイオン交換容量とは、ゼオライトの
アニオンサイトであるアルミニウムと当量関係に
あるカチオンサイトの数を表わす量であり、ゼオ
ライトのSiO2/Al2O3比によつて決まる量であ
る。銅イオンの含有量が50%以下ではパラ体の割
合が60〜70%程度となる。 この様な銅イオンを含むY型ゼオライトの製造
方法としては、通常の金属塩水溶液によるイオン
交換法、含浸法が用いられるがイオン交換法が特
に好ましい。又、その場合に用いられる金属塩と
しては、塩化第1銅、硝酸第1銅等の1価の銅
塩、塩化第2銅、硝酸第2銅、硫酸銅等の2価の
銅塩等が用いられるが、好ましいのは2価の銅塩
である。 本発明の臭素化剤としては、臭素、臭化水素が
用いられる。 本発明におけるベンゼン及び又はブロムベンゼ
ン/Br2及び又はHBrのモル比は0.01〜50の範囲、
好ましくは0.1〜10の範囲で行なわれる。 本発明におけるジブロムベンゼン中のパラ体の
割合は、O2/Br2及び又はHBrのモル比によつて
影響を受け、この比が高くなるにつれてパラ体の
割合が上昇する傾向が見られる。しかしながらあ
まり酸素比を上げると原料の酸化等の副反応が起
るため、O2/Br2及び又はHBrのモル比は、0.5
〜5.0の範囲、好ましくは、0.8〜3.0で行う必要が
ある。 これらの原料ガスは、そのまま導入しても、不
活性ガスで希釈してもよい。 本発明における反応温度は、100〜400℃好まし
くは150〜300℃で行なわれる。 本発明は、常圧または加圧で行なわれ、反応方
式は固定床、流動床等を用いた流通反応方式が好
ましい。 次に、本発明を実施例を用いて説明する。 実施例 1〜3 Na―Y型ゼオライト(Linde社製、商品名;
SK―40)を、10wt%Cu Cl2水溶液中で、60℃、
24時間イオン交換を行つたのち、濾過洗浄及び
120℃で6時間の乾燥をした。イオン交換液中の
銅濃度の原子吸光分析より求めたY型ゼオライト
の銅イオン含有率は80%であつた。 このCu―Y型ゼオライトをブロムベンゼンの
酸化的臭素化反応の触媒として用いた。 反応条件は、下記の様にO2/Br2(モル比)を
変えて行つた。 WHSV(ブロムベンゼン基準)=1.4hr-1 反応温度=170℃ 圧力=常圧 反応開始後、3〜4時間の成績を表1に示す。
【表】
実施例 4
実施例1〜3で用いたのと同じCu―Y型ゼオ
ライトを用いて、ベンゼンの酸化的臭素化反応を
下記の条件で行つた。 Br2/C6H6/O2/N2(モル比)=1/1/1/
8 WHSV(ベンゼン基準)=2.0hr-1 反応温度=200℃ 圧力=常圧 反応開始後、2〜3時間の成績は、ベンゼン転
化率=40%、臭素化ベンゼン選択率=98%、臭素
化ベンゼン中の生成物の分布は、表2の通りであ
つた。
ライトを用いて、ベンゼンの酸化的臭素化反応を
下記の条件で行つた。 Br2/C6H6/O2/N2(モル比)=1/1/1/
8 WHSV(ベンゼン基準)=2.0hr-1 反応温度=200℃ 圧力=常圧 反応開始後、2〜3時間の成績は、ベンゼン転
化率=40%、臭素化ベンゼン選択率=98%、臭素
化ベンゼン中の生成物の分布は、表2の通りであ
つた。
【表】
実施例 5
実施例1〜3で用いたのと同じCu―Y型ゼオ
ライトを用いて臭化水素によるブロムベンゼンの
酸化的臭素化反応を下記の条件で行つた。 HBr/C6H5Br/O2/N2(モル比)=1/1/
1.5/7 WHSV(ブロムベンゼン基準)=3.0hr-1 反応温度=250℃、圧力=常圧 反応開始後、4〜5時間の成績は、ブロムベン
ゼン転化率=66%、ジブロムベンゼン選択率=90
%、1,2,4―トリブロムベンゼン選択率=7
%、ジブロムベンゼン中の異性体組成=O−9
%、m−4%、p−87%であつた。 実施例 6 Na―Y型ゼオライト(Linde社製SK―40)を、
10wt%CuCl2水溶液中で60℃、10時間撹拌した
後、濾過洗浄及び120℃で5時間の乾燥をして、
銅イオン含有率=60%のY型ゼオライトを調製し
た。 このCu―Y型ゼオライトを用いて臭化水素に
よるベンゼンの酸化的臭素化反応を下記の条件で
行つた。 HBr/C6H6/O2/N2(モル比)=1/0.5/
1/6 WHSV(ベンゼン基準)=1.5hr-1 反応温度=280℃ 圧力=常圧 反応開始後、2〜3時間の成績は、ベンゼン転
化率=40%、臭素化ベンゼン選択率=98%、 臭素化ベンゼン中の生成物の分布は表3の通り
であつた。
ライトを用いて臭化水素によるブロムベンゼンの
酸化的臭素化反応を下記の条件で行つた。 HBr/C6H5Br/O2/N2(モル比)=1/1/
1.5/7 WHSV(ブロムベンゼン基準)=3.0hr-1 反応温度=250℃、圧力=常圧 反応開始後、4〜5時間の成績は、ブロムベン
ゼン転化率=66%、ジブロムベンゼン選択率=90
%、1,2,4―トリブロムベンゼン選択率=7
%、ジブロムベンゼン中の異性体組成=O−9
%、m−4%、p−87%であつた。 実施例 6 Na―Y型ゼオライト(Linde社製SK―40)を、
10wt%CuCl2水溶液中で60℃、10時間撹拌した
後、濾過洗浄及び120℃で5時間の乾燥をして、
銅イオン含有率=60%のY型ゼオライトを調製し
た。 このCu―Y型ゼオライトを用いて臭化水素に
よるベンゼンの酸化的臭素化反応を下記の条件で
行つた。 HBr/C6H6/O2/N2(モル比)=1/0.5/
1/6 WHSV(ベンゼン基準)=1.5hr-1 反応温度=280℃ 圧力=常圧 反応開始後、2〜3時間の成績は、ベンゼン転
化率=40%、臭素化ベンゼン選択率=98%、 臭素化ベンゼン中の生成物の分布は表3の通り
であつた。
本発明方法は、製造されるジブロムベンゼン中
のパラ体の割合が85%以上と非常に高いことであ
る。
のパラ体の割合が85%以上と非常に高いことであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベンゼン、ブロムベンゼン又はその両者を、
臭素、臭化水素又はその両者と酸素を用いて酸化
的に臭素化してパラジブロムベンゼンを製造する
際に、触媒として銅イオンをイオン交換容量の50
%以上含むY型ゼオライトを用いる事を特徴とす
るパラジブロムベンゼンの製造法。 2 酸素/臭素及び又は臭化水素(モル比)が
0.5〜5.0である事を特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59081151A JPS60224645A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | パラジブロムベンゼンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59081151A JPS60224645A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | パラジブロムベンゼンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224645A JPS60224645A (ja) | 1985-11-09 |
| JPH0149336B2 true JPH0149336B2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=13738431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59081151A Granted JPS60224645A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | パラジブロムベンゼンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224645A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0780798B2 (ja) * | 1985-11-06 | 1995-08-30 | 東ソー株式会社 | 改良ゼオライト触媒によるハロゲン化ベンゼン誘導体の製造法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3789261A (en) * | 1972-04-06 | 1974-01-29 | North American Rockwell | Radar sweep generator |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP59081151A patent/JPS60224645A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60224645A (ja) | 1985-11-09 |
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