JPH0151645B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0151645B2 JPH0151645B2 JP57060420A JP6042082A JPH0151645B2 JP H0151645 B2 JPH0151645 B2 JP H0151645B2 JP 57060420 A JP57060420 A JP 57060420A JP 6042082 A JP6042082 A JP 6042082A JP H0151645 B2 JPH0151645 B2 JP H0151645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- lubricating oil
- oil
- crank chamber
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、4サイクル内燃機関に係り、特にク
ランク軸がクランク室内に縦置きされている4サ
イクル内燃機関に関する。
ランク軸がクランク室内に縦置きされている4サ
イクル内燃機関に関する。
[従来の技術]
従来、船外機におけるように、クランク軸が縦
置きされている4サイクル内燃機関においては、
クランク軸の軸受部、および連接棒の大端軸受部
を潤滑した潤滑油が、クランク軸の回転に連れ回
り、もしくはその連れ回り後にクランク室内面に
付着して滞留する傾向がある。
置きされている4サイクル内燃機関においては、
クランク軸の軸受部、および連接棒の大端軸受部
を潤滑した潤滑油が、クランク軸の回転に連れ回
り、もしくはその連れ回り後にクランク室内面に
付着して滞留する傾向がある。
[発明が解決しようとする課題]
したがつて、潤滑後の潤滑油が速やかにオイル
パンに戻らず、その油温が過度に上昇して早期に
劣化したり、循環油量を充分に確保するためにオ
イルパン容量を大容量化する必要を生じている。
パンに戻らず、その油温が過度に上昇して早期に
劣化したり、循環油量を充分に確保するためにオ
イルパン容量を大容量化する必要を生じている。
本発明は、クランク軸がクランク室内に縦置き
されている4サイクル内燃機関において、クラン
ク軸まわりの潤滑油の連れ回り、およびそれにと
もなうクランク室内への潤滑油の滞留をクランク
軸まわりの広い領域にて確実に減少することを目
的とする。
されている4サイクル内燃機関において、クラン
ク軸まわりの潤滑油の連れ回り、およびそれにと
もなうクランク室内への潤滑油の滞留をクランク
軸まわりの広い領域にて確実に減少することを目
的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、クランク軸がクランク室内に縦置き
されている4サイクル内燃機関において、クラン
ク室の内面からクランク軸側に突出し、クランク
軸回転の略接線方向に対して下向きに傾斜するオ
イル案内面を備える複数のリブが、クランク軸の
回転方向に離隔する複数位置に互いに略平行をな
して設けられるようにしたものである。
されている4サイクル内燃機関において、クラン
ク室の内面からクランク軸側に突出し、クランク
軸回転の略接線方向に対して下向きに傾斜するオ
イル案内面を備える複数のリブが、クランク軸の
回転方向に離隔する複数位置に互いに略平行をな
して設けられるようにしたものである。
[作用]
本発明によれば、クランク軸まわりのクランク
室内面で、クランク軸の回転方向に離隔する複数
位置に、互いに略平行をなす複数のリブが並設さ
れる。このため、縦置きクランク軸の回転にとも
ない、該クランク軸まわりの全周域に連れ回る潤
滑油の連れ回り方向速度成分を、各リブの潤滑油
案内面により下向き速度成分に変換せしめ、潤滑
油を速やかに下方に落下させることとなる。
室内面で、クランク軸の回転方向に離隔する複数
位置に、互いに略平行をなす複数のリブが並設さ
れる。このため、縦置きクランク軸の回転にとも
ない、該クランク軸まわりの全周域に連れ回る潤
滑油の連れ回り方向速度成分を、各リブの潤滑油
案内面により下向き速度成分に変換せしめ、潤滑
油を速やかに下方に落下させることとなる。
この時、本発明にあつては、クランク軸の回転
方向に離隔する複数位置に、互いに略平行となる
複数のリブを並設するものであるから、上述の潤
滑油落下作用を潤滑油が連れ回るクランク軸まわ
りの広い領域に及ぼすことができる。
方向に離隔する複数位置に、互いに略平行となる
複数のリブを並設するものであるから、上述の潤
滑油落下作用を潤滑油が連れ回るクランク軸まわ
りの広い領域に及ぼすことができる。
したがつて、クランク軸がクランク室内に縦置
きされている4サイクル内燃機関において、クラ
ンク軸まわりの潤滑油の連れ回り、およびそれに
ともなうクランク室内への潤滑油の滞溜をクラン
ク軸まわりの広い領域にて確実に減少できる。
きされている4サイクル内燃機関において、クラ
ンク軸まわりの潤滑油の連れ回り、およびそれに
ともなうクランク室内への潤滑油の滞溜をクラン
ク軸まわりの広い領域にて確実に減少できる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例に係る内燃機関が適
用されてなる船外機を示す側面図、第2図は同内
燃機関の要部を示す断面図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第2図の−線
に沿う矢視図である。
用されてなる船外機を示す側面図、第2図は同内
燃機関の要部を示す断面図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第2図の−線
に沿う矢視図である。
船体の船尾板11にはクランプブラケツト1
2、スイベルブラケツト13を介してケーシング
14が支持されている。ケーシング14の上部に
は、板状の中間部材15を介して、内燃機関16
が搭載されている。内燃機関16の出力は、ケー
シング14内に垂設されている駆動軸17、前後
進切換機構18を介してプロペラ19に伝達さ
れ、プロペラ19を前進回転もしくは後進回転可
能としている。
2、スイベルブラケツト13を介してケーシング
14が支持されている。ケーシング14の上部に
は、板状の中間部材15を介して、内燃機関16
が搭載されている。内燃機関16の出力は、ケー
シング14内に垂設されている駆動軸17、前後
進切換機構18を介してプロペラ19に伝達さ
れ、プロペラ19を前進回転もしくは後進回転可
能としている。
内燃機関16は、第2図および第3図に示すよ
うに、水冷式4サイクル2気筒内燃機関とされ、
シリンダケース20、クランクケース21、シリ
ンダヘツド22およびヘツドカバー23によつて
その外殻を形成している。シリンダケース20に
は、上下一対の気筒がそれぞれ横置きされ、各気
筒にはそれぞれピストン24が水平方向に往復動
可能に配置されている。
うに、水冷式4サイクル2気筒内燃機関とされ、
シリンダケース20、クランクケース21、シリ
ンダヘツド22およびヘツドカバー23によつて
その外殻を形成している。シリンダケース20に
は、上下一対の気筒がそれぞれ横置きされ、各気
筒にはそれぞれピストン24が水平方向に往復動
可能に配置されている。
上記シリンダケース20およびシリンダヘツド
22がピストン24の頂面側に画成する空間は燃
焼室25とされている。シリンダヘツド22の燃
焼室25を臨む部分には、点火栓、吸気弁26に
よつて開弁される吸気ポート、および排気弁27
によつて開弁される排気ポートが配設されてい
る。また、上記シリンダケース20およびクラン
クケース21がピストン24の背面側に画成する
空間はクランク室28とされている。クランク室
28には、シリンダケース20とクランクケース
21の合面部に形成されている軸受部に支持され
るクランク軸29が縦置きされ、クランク軸29
の下端部には前記駆動軸17の上端部が連結され
ている。クランク軸29はそのウエブ30間にク
ランクピン31を備え、クランクピン31に連接
棒32の大端部33を連結せしめられている。連
接棒32の小端部は、ビストンピン34によつて
ピストン24に連結されている。すなわち、クラ
ンク軸29は、燃焼室25内の爆発力に基づくピ
ストン24の往復動に従つて回転し、駆動軸17
に回転力を付与可能としている。
22がピストン24の頂面側に画成する空間は燃
焼室25とされている。シリンダヘツド22の燃
焼室25を臨む部分には、点火栓、吸気弁26に
よつて開弁される吸気ポート、および排気弁27
によつて開弁される排気ポートが配設されてい
る。また、上記シリンダケース20およびクラン
クケース21がピストン24の背面側に画成する
空間はクランク室28とされている。クランク室
28には、シリンダケース20とクランクケース
21の合面部に形成されている軸受部に支持され
るクランク軸29が縦置きされ、クランク軸29
の下端部には前記駆動軸17の上端部が連結され
ている。クランク軸29はそのウエブ30間にク
ランクピン31を備え、クランクピン31に連接
棒32の大端部33を連結せしめられている。連
接棒32の小端部は、ビストンピン34によつて
ピストン24に連結されている。すなわち、クラ
ンク軸29は、燃焼室25内の爆発力に基づくピ
ストン24の往復動に従つて回転し、駆動軸17
に回転力を付与可能としている。
前記シリンダヘツド22とヘツドカバー23が
画成する空間はカム室35とされている。カム室
35には、カム軸36が縦置きされ、カム軸36
は、その上端側をシリンダヘツド22に直接支持
され、その下端部を、後述する潤滑油ポンプ37
のハウジング38を介して、シリンダヘツド22
に間接支持されている。カム軸36には、吸気カ
ム39および排気カム40が形成されている。吸
気カム39および排気カム40は、それぞれ各ロ
ツカー軸41に支持されている各ロツカーアーム
42を介して、前記吸気弁26および排気弁27
を開弁可能としている。なお、カム軸36のカム
室35から突出する上端部には従動車43が固定
され、クランク軸29のクランク室28から突出
する上端部には駆動車44が固定されるととも
に、従動車43と駆動車44にはベルト45が巻
き回され、クランク軸29の1/2回転でカム軸
36を1回転駆動可能としている。
画成する空間はカム室35とされている。カム室
35には、カム軸36が縦置きされ、カム軸36
は、その上端側をシリンダヘツド22に直接支持
され、その下端部を、後述する潤滑油ポンプ37
のハウジング38を介して、シリンダヘツド22
に間接支持されている。カム軸36には、吸気カ
ム39および排気カム40が形成されている。吸
気カム39および排気カム40は、それぞれ各ロ
ツカー軸41に支持されている各ロツカーアーム
42を介して、前記吸気弁26および排気弁27
を開弁可能としている。なお、カム軸36のカム
室35から突出する上端部には従動車43が固定
され、クランク軸29のクランク室28から突出
する上端部には駆動車44が固定されるととも
に、従動車43と駆動車44にはベルト45が巻
き回され、クランク軸29の1/2回転でカム軸
36を1回転駆動可能としている。
前記シリンダヘツド22の下面には、前述のよ
うに潤滑油ポンプ37のハウジング38が、カム
軸36と同軸上に固定配置されている。潤滑油ポ
ンプ37にはポンプ室46が形成され、ポンプ室
46にはカム軸36の下端部から垂下されている
連結軸47に一体化されているインペラ48が配
設されている。ポンプ室46の下部には吸込路4
9が開口されるとともに、その上部には吐出路5
0が開口されている。
うに潤滑油ポンプ37のハウジング38が、カム
軸36と同軸上に固定配置されている。潤滑油ポ
ンプ37にはポンプ室46が形成され、ポンプ室
46にはカム軸36の下端部から垂下されている
連結軸47に一体化されているインペラ48が配
設されている。ポンプ室46の下部には吸込路4
9が開口されるとともに、その上部には吐出路5
0が開口されている。
前記中間部材15の下面略中央にはオイルパン
51が吊支固定されている。上記潤滑油ポンプ3
7の吸込路49は、シリンダヘツド22およびシ
リンダケース20に形成されている油路52、油
路52に連通し中間部材15に垂設されている吸
込管53を介して、オイルパン51の潤滑油中に
連通可能とされている。すなわち、内燃機関16
の運転時、潤滑油ポンプ37はカム軸36の回転
とともに駆動され、オイルパン51内の潤滑油を
吐出路50側に圧送可能としている。
51が吊支固定されている。上記潤滑油ポンプ3
7の吸込路49は、シリンダヘツド22およびシ
リンダケース20に形成されている油路52、油
路52に連通し中間部材15に垂設されている吸
込管53を介して、オイルパン51の潤滑油中に
連通可能とされている。すなわち、内燃機関16
の運転時、潤滑油ポンプ37はカム軸36の回転
とともに駆動され、オイルパン51内の潤滑油を
吐出路50側に圧送可能としている。
上記潤滑油ポンプ37によつて圧送された潤滑
油は、吐出路50から、シリンダヘツド22およ
びシリンダケース20の下面側においてクランク
軸29に向けて形成されている下油路54に送油
されるとともに、シリンダヘツド22およびシリ
ンダケース20の上面側においてクランク軸29
とカム軸36を結ぶ方向に形成されている上油路
55に送油されるようになつている。なお、下油
路54と上油路55とは、下油路54の中間部か
ら分岐し、シリンダケース20の側面を上下方向
に延設されている図示されない連絡油路によつて
連通されている。
油は、吐出路50から、シリンダヘツド22およ
びシリンダケース20の下面側においてクランク
軸29に向けて形成されている下油路54に送油
されるとともに、シリンダヘツド22およびシリ
ンダケース20の上面側においてクランク軸29
とカム軸36を結ぶ方向に形成されている上油路
55に送油されるようになつている。なお、下油
路54と上油路55とは、下油路54の中間部か
ら分岐し、シリンダケース20の側面を上下方向
に延設されている図示されない連絡油路によつて
連通されている。
上記下油路54に送油された潤滑油は、クラン
ク軸29の下端側でオイルシール56によつてシ
ールされている軸受部に供給され、上記軸受部を
潤滑するとともに、クランク軸29に穿設されて
いる油路58を経てクランクピン31と連接棒3
2の大端部33とのなす大端軸受部を潤滑した
後、クランク室28に飛散するようになつてい
る。また、上油路55のクランク軸29側に向か
う潤滑油は、クランク軸29の上端側でオイルシ
ール59によつてシールされている軸受部に供給
され、上記軸受部を潤滑するとともに、クランク
軸29に穿設されている油路61を経てクランク
ピン31と連接棒32の大端部33とのなす大端
軸受部を潤滑した後、クランク室28に飛散す
る。上記のようにクランク室28内に飛散した潤
滑油は、クランク室28内を下方に移動し、シリ
ンダケース20と中間部材15とによつて形成さ
れている戻し油路62を経てオイルパン51内に
戻るようになつている。また、上油路55のカム
軸36に向かう潤滑油は、カム軸36の上端側で
オイルシール63によつてシールされている軸受
部を潤滑し、その後カム軸36の外周面に沿つて
下方に流下し、吸気カム39、排気カム40のカ
ム面を潤滑する。カム軸36を潤滑した後の潤滑
油は、カム室35内を下方に移動し、シリンダケ
ース20およびシリンダヘツド22に形成されて
いる戻し油路65を経てオイルパン51内に戻る
ようになつている。
ク軸29の下端側でオイルシール56によつてシ
ールされている軸受部に供給され、上記軸受部を
潤滑するとともに、クランク軸29に穿設されて
いる油路58を経てクランクピン31と連接棒3
2の大端部33とのなす大端軸受部を潤滑した
後、クランク室28に飛散するようになつてい
る。また、上油路55のクランク軸29側に向か
う潤滑油は、クランク軸29の上端側でオイルシ
ール59によつてシールされている軸受部に供給
され、上記軸受部を潤滑するとともに、クランク
軸29に穿設されている油路61を経てクランク
ピン31と連接棒32の大端部33とのなす大端
軸受部を潤滑した後、クランク室28に飛散す
る。上記のようにクランク室28内に飛散した潤
滑油は、クランク室28内を下方に移動し、シリ
ンダケース20と中間部材15とによつて形成さ
れている戻し油路62を経てオイルパン51内に
戻るようになつている。また、上油路55のカム
軸36に向かう潤滑油は、カム軸36の上端側で
オイルシール63によつてシールされている軸受
部を潤滑し、その後カム軸36の外周面に沿つて
下方に流下し、吸気カム39、排気カム40のカ
ム面を潤滑する。カム軸36を潤滑した後の潤滑
油は、カム室35内を下方に移動し、シリンダケ
ース20およびシリンダヘツド22に形成されて
いる戻し油路65を経てオイルパン51内に戻る
ようになつている。
ここで、クランク室28を画成しているクラン
クケース21の上下方向略中間部の内面2位置に
は、該内面の両隅部からクランク軸29側に突出
し、上下のクランクピン31に挾まれるウエブ3
0を囲むようにリブ66が配設されている。各リ
ブ66は、クランク軸29の回転方向に離隔する
2位置に互いに略平行をなして設けられる。各リ
ブ66には、クランク軸29の回転の略接線方向
に対して下向きに傾斜する潤滑油案内面67が備
えられている。すなわち、クランク軸29の回転
に連れ回る潤滑油は、リブ66の潤滑油案内面6
7に案内され、その連れ回り方向の速度成分を下
向き速度成分に変換せしめられるようになつてい
る。
クケース21の上下方向略中間部の内面2位置に
は、該内面の両隅部からクランク軸29側に突出
し、上下のクランクピン31に挾まれるウエブ3
0を囲むようにリブ66が配設されている。各リ
ブ66は、クランク軸29の回転方向に離隔する
2位置に互いに略平行をなして設けられる。各リ
ブ66には、クランク軸29の回転の略接線方向
に対して下向きに傾斜する潤滑油案内面67が備
えられている。すなわち、クランク軸29の回転
に連れ回る潤滑油は、リブ66の潤滑油案内面6
7に案内され、その連れ回り方向の速度成分を下
向き速度成分に変換せしめられるようになつてい
る。
なお、上記内燃機関16においては、シリンダ
ケース20およびシリンダヘツド22に、クラン
ク室28とカム室35とを相互に連通する圧力連
通路68が形成されている。圧力連通路68は、
ピストン24の往復動によるクランク室28内の
圧力変動を緩和し、かつ燃焼室25からクランク
室28へのブローバイガスをカム室35に連通さ
れている図示されないブリーザを介して気化器側
に排出可能とするとともに、クランク室28とカ
ム室35との圧力バランスを良好に保つてカム室
35からオイルパン51への潤滑油の戻りを円滑
化可能としている。
ケース20およびシリンダヘツド22に、クラン
ク室28とカム室35とを相互に連通する圧力連
通路68が形成されている。圧力連通路68は、
ピストン24の往復動によるクランク室28内の
圧力変動を緩和し、かつ燃焼室25からクランク
室28へのブローバイガスをカム室35に連通さ
れている図示されないブリーザを介して気化器側
に排出可能とするとともに、クランク室28とカ
ム室35との圧力バランスを良好に保つてカム室
35からオイルパン51への潤滑油の戻りを円滑
化可能としている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
内燃機関16の運転時、クランク軸29の回転
により、カム軸36を介して、潤滑油ポンプ37
が駆動されると、オイルパン51内の潤滑油は、
上記潤滑油ポンプ37の駆動によつて、下油路5
4および上油路55に圧送される。下油路54に
圧送された潤滑油は、クランク軸29の下部軸受
を潤滑するとともに、油路58を経てクランクピ
ン32と大端部33とのなす大端軸受部を潤滑し
た後、クランク室28内に飛散する。また、上油
路55に圧送された潤滑油の一部は、クランク軸
29の上部軸受を潤滑するとともに、油路61を
経てクランクピン31と大端部33とのなす大端
軸受部を潤滑した後、クランク室28内に飛散す
る。上記クランク室28内に飛散した潤滑油は、
クランク軸29の回転方向に向けて連れ回る。
により、カム軸36を介して、潤滑油ポンプ37
が駆動されると、オイルパン51内の潤滑油は、
上記潤滑油ポンプ37の駆動によつて、下油路5
4および上油路55に圧送される。下油路54に
圧送された潤滑油は、クランク軸29の下部軸受
を潤滑するとともに、油路58を経てクランクピ
ン32と大端部33とのなす大端軸受部を潤滑し
た後、クランク室28内に飛散する。また、上油
路55に圧送された潤滑油の一部は、クランク軸
29の上部軸受を潤滑するとともに、油路61を
経てクランクピン31と大端部33とのなす大端
軸受部を潤滑した後、クランク室28内に飛散す
る。上記クランク室28内に飛散した潤滑油は、
クランク軸29の回転方向に向けて連れ回る。
然して、上記クランク軸29の回転に連れ回る
潤滑油は、リブ66の潤滑油案内面67に案内さ
れることにより、その連れ回り方向の速度成分を
下向き速度成分に変えられ、強制的に下方に落下
せしめられる。また、上記クランク軸29の回転
に連れ回つた後に下方に落下せずクランクケース
21の内面に付着した潤滑油は、その付着直前に
上述のように下向き速度成分を与えられているこ
とから、その下向き速度成分に基づいてクランク
ケース21の内面に沿つて速やかに下方に流下す
る。この時、クランク軸29の回転方向に離隔す
る2位置に、互いに略平行となる2つのリブ66
が並設されているから、上述の潤滑油落下作用を
潤滑油が連れ回るクランク軸29まわりの広い領
域に及ぼすことができる。すなわち、クランク室
28内のクランク軸29まわりを潤滑した後の潤
滑油は、クランク室28内を速やかに下方に落下
せしめられ、戻し油路62を経てオイルパン51
に円滑に返送せしめられる、したがつて、クラン
ク軸29まわりの潤滑油の連れ回り、及びそれに
ともなうクランク室28内への潤滑油の滞溜をク
ランク軸29まわりの広い領域にて確実に減少で
きる。これにより、潤滑後の潤滑油の冷却が促進
され、早期劣化が防止可能となるとともに、循環
油量の確保のためにオイルパン51の容量を必要
以上に大容量化する必要が解消される。
潤滑油は、リブ66の潤滑油案内面67に案内さ
れることにより、その連れ回り方向の速度成分を
下向き速度成分に変えられ、強制的に下方に落下
せしめられる。また、上記クランク軸29の回転
に連れ回つた後に下方に落下せずクランクケース
21の内面に付着した潤滑油は、その付着直前に
上述のように下向き速度成分を与えられているこ
とから、その下向き速度成分に基づいてクランク
ケース21の内面に沿つて速やかに下方に流下す
る。この時、クランク軸29の回転方向に離隔す
る2位置に、互いに略平行となる2つのリブ66
が並設されているから、上述の潤滑油落下作用を
潤滑油が連れ回るクランク軸29まわりの広い領
域に及ぼすことができる。すなわち、クランク室
28内のクランク軸29まわりを潤滑した後の潤
滑油は、クランク室28内を速やかに下方に落下
せしめられ、戻し油路62を経てオイルパン51
に円滑に返送せしめられる、したがつて、クラン
ク軸29まわりの潤滑油の連れ回り、及びそれに
ともなうクランク室28内への潤滑油の滞溜をク
ランク軸29まわりの広い領域にて確実に減少で
きる。これにより、潤滑後の潤滑油の冷却が促進
され、早期劣化が防止可能となるとともに、循環
油量の確保のためにオイルパン51の容量を必要
以上に大容量化する必要が解消される。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、クランク軸がク
ランク室内に縦置きされている4サイクル内燃機
関において、クランク軸まわりの潤滑油の連れ回
り、およびそれにともなうクランク室内への潤滑
油の滞溜をクランク軸まわりの広い領域にて確実
に減少できる。
ランク室内に縦置きされている4サイクル内燃機
関において、クランク軸まわりの潤滑油の連れ回
り、およびそれにともなうクランク室内への潤滑
油の滞溜をクランク軸まわりの広い領域にて確実
に減少できる。
第1図は本発明の一実施例に係る内燃機関が適
用されてなる船外機を示す側面図、第2図は同内
燃機関の要部を示す断面図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第2図の−線
に沿う矢視図である。 16…内燃機関、20…シリンダケース、21
…クランクケース、28…クランク室、29…ク
ランク軸、66…リブ、67…潤滑油案内面。
用されてなる船外機を示す側面図、第2図は同内
燃機関の要部を示す断面図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第2図の−線
に沿う矢視図である。 16…内燃機関、20…シリンダケース、21
…クランクケース、28…クランク室、29…ク
ランク軸、66…リブ、67…潤滑油案内面。
Claims (1)
- 1 クランク軸がクランク室内に縦置きされてい
る4サイクル内燃機関において、クランク室の内
面からクランク軸側に突出し、クランク軸回転の
略接線方向に対して下向きに傾斜するオイル案内
面を備える複数のリブが、クランク軸の回転方向
に離隔する複数位置に互いに略平行をなして設け
られることを特徴とする4サイクル内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6042082A JPS58178818A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 4サイクル内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6042082A JPS58178818A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 4サイクル内燃機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178818A JPS58178818A (ja) | 1983-10-19 |
| JPH0151645B2 true JPH0151645B2 (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=13141692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6042082A Granted JPS58178818A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 4サイクル内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58178818A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61150596U (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-17 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6025466B2 (ja) * | 1976-07-29 | 1985-06-18 | 日石三菱株式会社 | 陰極析出型電着塗料組成物の製造方法 |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP6042082A patent/JPS58178818A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58178818A (ja) | 1983-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100216246B1 (ko) | 4 사이클 엔진의 윤활장치 | |
| US4545332A (en) | Water-cooled, four-cycle internal combustion engine for outboard motors | |
| US4452194A (en) | Outboard motor | |
| US4856486A (en) | Internal combustion engine | |
| US5511523A (en) | Lubricating system for engine | |
| US4828519A (en) | Outboard motors | |
| JPH07109951A (ja) | 多気筒2サイクルエンジンの冷却構造 | |
| US6561154B2 (en) | Engine head cover structure | |
| JP2002266614A (ja) | オーバヘッドカム型v型エンジン | |
| JPH1162545A (ja) | 船外機用dohc型エンジンのブローバイガス還元装置 | |
| JPS6047812A (ja) | 船舶推進機用4サイクル内燃機関のカム面潤滑構造 | |
| US6012421A (en) | Internal combustion engine with improved lubrication system | |
| JPH0874551A (ja) | エンジンにおけるブリーザ装置 | |
| JPH04295166A (ja) | 船外機 | |
| JPH08177441A (ja) | Ohc型エンジンの潤滑装置 | |
| JPH0151645B2 (ja) | ||
| CN101086228B (zh) | 设置有带驱动式传动机构的立式内燃机 | |
| JPH11107734A (ja) | 船外機用エンジンのブローバイガス還元装置 | |
| JPS58178819A (ja) | 4サイクル内燃機関 | |
| JPS58178817A (ja) | 4サイクル内燃機関 | |
| JP4467916B2 (ja) | 内燃機関のブリーザ装置 | |
| JPH0245457Y2 (ja) | ||
| JPH11117806A (ja) | バランサシャフト付きエンジン | |
| JPS58183807A (ja) | 4サイクル内燃機関 | |
| JPS5851411Y2 (ja) | 頭上カム軸型デイ−ゼルエンジン |