JPH0153667B2 - - Google Patents

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JPH0153667B2
JPH0153667B2 JP13214981A JP13214981A JPH0153667B2 JP H0153667 B2 JPH0153667 B2 JP H0153667B2 JP 13214981 A JP13214981 A JP 13214981A JP 13214981 A JP13214981 A JP 13214981A JP H0153667 B2 JPH0153667 B2 JP H0153667B2
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JP
Japan
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alcohol
sulfate
ethyl ether
dioxane
Prior art date
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JP13214981A
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English (en)
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JPS5835165A (ja
Inventor
Hachiro Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来製造することができなかつた新
規化合物である特定アルコールの硫酸水素エステ
ル又はその誘導体、及び、それらを製造するため
の新規な方法に関する。 ベンジルアルコール、アリルアルコール、第三
アルコールは、エステル化することが一般に困難
であり、特にその硫酸エステルを合成すること
は、不可能ないし極めて困難であつた。 現在までに合成された唯一の例は、第三アルコ
ールの硫酸エステルであり、その内、t―ブチル
アルコールの硫酸エステル塩のみしか知られてい
ない。ベンジルアルコール、アリルアルコール、
及び、t―ブチルアルコール以外の第三アルコー
ルを硫酸化することは不可能であるとされ、した
がつてこれらのアルコールの硫酸エステルは従来
未知の全くの新規化合物である。 この反応メカニズムについて検討した結果、こ
れらのアルコール類は、その水酸イオンの解離に
よつて生成するカルボニウムイオンは極めて安定
であるために、これらのアルコール類を硫酸化し
て一旦生成した硫酸水素エステルは、その硫酸水
素イオンが水酸イオンよりも更に解離しやすいた
め速やかにカルボニウムイオンに変化する。そし
てこのカルボニウムイオンが、未反応のアルコー
ルと反応してエーテルを生成したり、プロトンを
脱離してアルケンを生成したりして結局、目的と
するアルコールの硫酸エステルを得ることが不可
能ないし極めて困難なものにするということが判
明した。 このような反応メカニズムをふまえてこれらの
アルコール類を硫酸化して硫酸エステルを新規に
製造することを目的とし、硫酸化条件について検
討した結果、単に低温で且つ短時間に処理しただ
けでは所期の目的が達成されないという知見を更
に得た。そこで硫酸エステル化を成功させるには
硫酸化剤を検討する必要があるとの結論に達し、
莫大な数だけ存在する試薬をスクリーニングして
その中から、ジオキサン―三酸化硫黄付加体が適
切であることをつきとめ、これを硫酸化剤として
選択したのである。 硫酸化反応は、溶媒の存在又は不存在下で行な
うが、原料として用いるアルコールの使用量は、
硫酸化剤に対して等モル以上がよく、通常の場
合、等モル〜3倍モル程度とするのが好適であ
る。 本法によれば、t―ブチルアルコールのほかす
べての第三アルコール、ベンジルアルコール、及
びアリルアルコールがすべて容易に硫酸水素化す
ることができ、例えば次のようにそれぞれ対応す
る硫酸エステルとすることができ、特に後の2つ
の化合物は今まで得ることのできなかつた新規な
化合物である。 硫酸水素t―ブチル(t―ブチル硫酸) 硫酸水素ベンジル(ベンジル硫酸) 硫酸水素アリル(アリル硫酸) CH2=CH―CH2―OSO3X (但し、式中Xは、H及びNa+、K+、NH4 +又は
アミニウム(R3NH+)等の陽イオンを示す。) 硫酸化を行なうに当つては、硫酸化剤としてジ
オキサン―三酸化硫黄付加体(例えばジオキサン
溶液に無水硫酸溶液を冷時滴加して製造する)を
用い、できる限り低温でしかも短時間に反応を完
結させるが良い。例えば−20〜0℃で、反応時間
は10分以内とするのが好適である。 このようにして、目的とする硫酸エステルを生
成せしめることができるのであるが、生成した硫
酸エステルは、そのまま取り出してもよいけれど
も、更に安定な形である硫酸エステルの塩類に変
換するのも好適である。この中和反応は、二段階
で行ない、先ず第一段ではピリジニウム塩とし、
第二段でナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩、アミニウム塩に変換するのである。これら
硫酸エステルの塩類を溶液中から取り出すには、
常法によるが、例えば不活性溶媒(例えばエチル
エーテル)を加えて再沈殿させ、熱を加えること
なく目的物の分解を回避しながらこれを回収する
と収率の低下を防止することができる。 本発明に係る硫酸エステルは、各種医薬、工業
薬品の合成原料ないし合成中間体として極めて有
用な化合物である。 以下本発明の実施例について述べる。 実施例 1 100mlの1,2―ジクロロエタン中、300mlのジ
オキサンに三酸化硫黄16.6gを−7℃で加えてジ
オキサン―三酸化硫黄付加体を生成させ、これに
−7℃でt―ブチルアルコール32.3gを加えて4
分間かきまぜて反応させる。これにピリジン40ml
を滴下した後アンモニアガスを吹込み、温度上昇
がとまつてからよく冷却し、エチルエーテルを加
えて析出した結晶をドライボツクス中で吸引過
し、エチルエーテルで洗い減圧乾燥した。 得られた粗結晶を、30mlのピリジンを加えた
300mlのt―ブチルアルコール中にとかし、アン
モニアガスを吹込み不純物を除いた溶液にエチル
エーテルを加えて析出した結晶をドライボツクス
中で吸引過し、エチルエーテルで洗い減圧乾燥
して硫酸アンモニウム(t―ブチル)の無色結晶
28.6gを得た。収率80.9%。分解点116〜121℃ C% H% N% S% 分析値 27.81 7.71 8.55 18.0 計算値(C4H13O4NSとして)
28.06 7.65 8.18 18.7 1H―NMRおよびIRは文献の記載と一致し
た。 実施例 2 100mlの1,2―ジクロロエタンを加えたジオ
キサン300mlに、100mlの1,2―ジクロロエタン
に24.7gの三酸化硫黄をとかした溶液を−10℃で
滴下してジオキサン―三酸化硫黄付加体を生成さ
せた後、これに50.4gのベンジルアルコールを加
え、−10℃で4分間かきまぜて反応させた。 反応液に40mlのピリジンを滴下し、温度上昇が
とまつたところで乾燥アンモニアガスを吹込み、
一度析出した結晶が再びとけるまで吹込みを続
け、−10℃に冷却して500mlのエチルエーテルを加
え析出した結晶をドライボツクス中で吸引過
し、エチルエーテルで洗つた後減圧乾燥し粗結晶
69.9gを得た。 粗結晶を少量のピリジンを添加した200mlのベ
ンジルアルコールにとかし、乾燥アンモニアガス
を吹込み、不溶物を除いた溶液にエチルエーテル
を加えて析出した結晶をドライボツクス中で吸引
過し、エチルエーテルで洗つた後減圧乾燥して
硫酸アンモニウム(ベンジル)の無色結晶50.5g
を得た。収率80.0%。分解点161〜163℃ C% H% N% S% 分析値 40.24 5.43 7.73 15.1 計算値(C7H11NO4Sとして)
40.96 5.40 6.83 15.6 1H―NMR(DMSO δ(ppm) CH2 NH4 4.78(S、2H) 7.10(bs、4H) Ar―H 7.32(S、5H) IR(cm-1) NuJol δNH4 νasymSO2 νsymSO2 1420 1380 1200 実施例 3 100mlの1,2―ジクロロエタンを加えたジオ
キサン300mlに、100mlの1,2―ジクロロエタン
に20.8gの三酸化硫黄をとかした溶液を−15℃で
滴下してジオキサン―三酸化硫黄付加体を生成さ
せた後、これにアリルアルコール59.0gを加え、
−15℃で4分間かきまぜて反応させた。 反応熱に発熱がとまるまで乾燥アンモニアガス
を吹込み、この反応液を泥状となるまで減圧濃縮
した後、エチルエーテルを加えて結晶を吸引過
し、エチルエーテルで洗い減圧乾燥して40.0gの
粗結晶を得た。 粗結晶を100mlのアリルアルコールに少量のピ
リジンを添加した溶媒にとかし、乾燥アンモニア
ガスを吹込み、不純物を除いた溶液を泥状となる
まで減圧濃縮し、エチルエーテルを加えて結晶を
吸引過し、エチルエーテルで洗い減圧乾燥して
硫酸アンモニウム(アリル)の無色結晶36.5gを
得た。収率90.5%。分解点64〜71℃ C% H% N% S% 分析値 24.30 5.71 8.90 20.3 計算値(C3H9NO4Sとして)23.32 5.86 9.03 20.6 1H―NMR(DMSO δ(ppm) 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式で示される硫酸水素エステル。 A―OSO2OX (但し式中、Aはベンジル基又はアリル基を表わ
    し、Xは水素又は陽イオンを表わす。) 2 対応するアルコールをジオキサン―三酸化硫
    黄付加体によつて硫酸化することを特徴とする 一般式 A―OSO2OX (但し式中、Aはベンジル基又はアリル基を表わ
    し、Xは水素又は陽イオンを表わす。) で示される硫酸水素エステルの製造方法。
JP13214981A 1981-08-25 1981-08-25 硫酸水素エステル及びその製法 Granted JPS5835165A (ja)

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JPS5835165A JPS5835165A (ja) 1983-03-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102008004044A1 (de) 2008-01-11 2009-07-16 Evonik Goldschmidt Gmbh Verfahren zur Herstellung von sulfatierten α-Alkenylpolyethern

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JPS5835165A (ja) 1983-03-01

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